JPH04275475A - 第二高調波発生装置 - Google Patents

第二高調波発生装置

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JPH04275475A
JPH04275475A JP6101491A JP6101491A JPH04275475A JP H04275475 A JPH04275475 A JP H04275475A JP 6101491 A JP6101491 A JP 6101491A JP 6101491 A JP6101491 A JP 6101491A JP H04275475 A JPH04275475 A JP H04275475A
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JP
Japan
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mirror
laser
harmonic
laser beam
resonator
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JP6101491A
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Takamichi Kobayashi
尊道 小林
Naoya Hamada
直也 浜田
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共振器内に配置した非
線形光学結晶によってレーザ光を波長変換するようにし
た第二高調波発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非線形光学結晶に基本波レーザ光を入射
すると、この基本波の半分の波長を持つレーザ光が発生
する現象は第二高調波発生装置として知られている。し
かし、基本波レーザ光の第二高調波レーザ光への変換効
率は基本波レーザ光のパワー密度に依存するため基本波
レーザ光を非線形光学結晶に入射させるだけではレーザ
光のパワー密度が小さく、第二高調波レーザ光の発生効
率が低下するという問題点があった。また、一般に行わ
れている共振器外部における波長変換では、偏光面制御
素子、非線形光学結晶等を配置することによる第二高調
波発生装置の大型化、変換効率の低下などの問題点があ
った。
【0003】この問題を解決する手段として、例えば、
雑誌“Appl.phys.”Lett.7.1965
 p256−258に示されるように共振器内部に非線
形光学結晶を配置することにより、第二高調波発生装置
を小型化し、高効率にて第二高調波を発生させる技術が
公知となっている。具体的には、図8に示すように、固
体レーザロッド6、励起用ランプ7、集光反射鏡8から
成るレーザ励起部5と、このレーザ励起部5の両側に対
向して設けられた2枚の曲率を持ったミラー、すなわち
基本波、第二高調波レーザ光を全反射するミラー13及
び基本波レーザ光を全反射し第二高調波レーザ光を透過
する出力ミラー14と、出力ミラー14とレーザ励起部
5との間に設けられた非線形光学結晶12と、ブリュー
スタープレート15とで構成される。
【0004】さらに、特開平1−130582号公報に
おいては、互いに直行する光学軸を持つ非線形光学結晶
を2つ隣接させてレーザー光軸上に配置することにより
、非線形光学結晶の有する複屈折性に起因する第二高調
波への変換効率の低下を補正する手段が考案されている
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、固体レーザ
ロッドを有する第二高調波発生装置においては、レーザ
ロッドの熱的な複屈折性に起因する基本波レーザ光の偏
光面の乱れが第二高調波への変換効率を著しく低下させ
るという重要な問題点がある。
【0006】ランプ励起を用いる固体レーザ装置に於い
ては、レーザロッドが熱応力によって破損することを防
ぐ目的で、通常レーザロッドの周辺を水などの冷媒で冷
却する必要がある。これが円柱状のレーザロッドの半径
方向に温度勾配及び応力勾配を招き、光学的な複屈折性
を発生せしめる。その結果、直線偏光面を有したレーザ
光がレーザロッドに入射する場合、レーザロッドの半径
方向成分の電界ベクトルと、前記成分と垂直な成分の電
界ベクトルを有するレーザ光に関しては互いに直交する
電界ベクトルの伝搬速度に違いが生じ、位相差が発生す
る。それゆえ偏光プリズムやブリュースタープレートの
ような偏光素子を含んだレーザー発生装置においては、
偏光素子によって直線偏光とされたレーザー光がレーザ
ロッドに入射すると、その大部分はレーザーロッドを通
過する際に楕円偏光面を有するレーザ光となる。
【0007】ところで、非線形光学結晶を用いて第二高
調波を発生させる場合、直線偏光した基本波レーザー光
を、位相整合条件を満足せしめる入射角度を持って非線
形光学結晶に入射される必要がある。それゆえレーザー
ロッドの熱的な複屈折性に起因して生じた偏光面の乱れ
た基本波レーザ光を第二高調波レーザ光に変換する場合
、偏光面制御素子を使用して基本波レーザ光成分の大部
分を共振器外に除去しなければならず、その結果第二高
調波レーザ光の出力及び効率は非常に低下するという問
題点があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、レーザロッドの熱的な複屈折性に
起因して生じる基本波レーザ光の偏光面の乱れを共振器
外部へ除去する事なく共振器内で制御し、2枚の集光レ
ンズでテレスコープを形成し、その共焦点位置に非線形
光学結晶を配置することにより、高出力かつ高効率で第
二高調波を発生せしめる第二高調波発生装置を得ること
を目的とする。
【0009】
【発明の構成】上記目的を達成するために本発明の第二
高調波発生装置は、ミラー(A)と、レーザロッド、励
起用ランプ、集光反射鏡からなるレーザ励起部と、レー
ザ励起部とミラー(A)との間に配置した45°偏光面
回転素子と、レーザ励起部をはさんでミラー(A)と対
向するように配置されたミラー(C)と、ミラー(C)
とレーザ励起部の間に偏光ビームスプリッターを配置し
、偏光ビームスプリッターを透過するP偏光に対してミ
ラー(A)とミラー(C)で共振器を構成し、更に概偏
光ビームスプリッターで反射されるS偏光に対してミラ
ー(A)と対向する位置に配置されたミラー(B)とで
共振器を構成することにより、ミラー(A)とミラー(
B)とミラー(C)との間で複合共振器を構成すること
によって、レーザーロッドの熱的な複屈折性に起因する
基本波レーザー光の偏光面の乱れを補正し、共振器内部
で単一直線偏光面に制御し、高出力かつ高効率での第二
高調波発生を可能にしたものである。
【0010】
【作用】以下に本発明を詳細に説明する。図2に示すよ
うにY軸方向に平行な直線偏光を有する基本波レーザ光
がレーザロッドを通過する際に、例えば点PのようにY
軸上からずれた場所を通過する基本波レーザ光は円柱状
のレーザロッドの半径方向に生じた温度勾配及び応力勾
配に起因する光学的な複屈折性により、レーザロッドの
半径方向成分の屈折率nr とnr に垂直な方向の屈
折率nが異なるためレーザロッドの半径方向成分の電界
ベクトルErとEr 成分に垂直な電界ベクトル成分E
とでは伝搬速度に違いが生じ、レーザロッド通過後には
位相差が発生することによって楕円偏光面を有する基本
波レーザ光となる。X、Y軸上を通過する基本波レーザ
光に関しては電界ベクトルはEr 成分のみであるので
伝搬速度は一定であり、位相差が生じないため、レーザ
ロッド通過後も直線偏光を有する基本波レーザ光となる
。次に、楕円偏光面の制御方法について説明する。図3
に示すように、レーザロッド6に入射するレーザ光の特
性は下記の数1で示されるベクトルAで記述され、レー
ザロッド6内での複屈折性、及び45°偏光面回転素子
4の特性マトリクスはそれぞれ下記の数2、数3で記述
される。
【0011】
【数1】
【0012】
【数2】
【0013】
【数3】
【0014】すると、レーザロッド6に入射した基本波
レーザ光のベクトルAが45°偏光面回転素子4を通過
してミラー(A)1で反射され、再び45°偏光面回転
素子4を通過し、レーザロッド6を通過することによっ
て、ベクトルA’で記述される基本波レーザ光となり、
入射光と直行する直線偏光面を有する基本波レーザ光と
なることが下記の数4よりわかる。
【0015】
【数4】
【0016】本発明の作用を模式的に示した図が図4で
ある。直線偏光面(P偏光)を有する基本波レーザ光が
レーザロッド6を通過する際に楕円偏光面を有する基本
波レーザ光となり、45°偏光面回転素子4を通過し、
基本波レーザ光を全反射せしめるミラー(A)1で反射
され、再び45°偏光面回転素子4を通過することによ
って楕円偏光面を90°回転した基本波レーザ光となり
、その結果、基本波レーザ光がレーザロッド6を再び通
過する際に、レーザロッド6の熱的な複屈折性に起因す
る偏光面の楕円性を相殺し、入射レーザ光と直交する直
線偏光(S偏光)を有する基本波レーザ光となる。
【0017】入射レーザ光と直交する直線偏光(S偏光
)を有する基本波レーザ光が偏光ビームスプリッター9
で反射され、基本波レーザ光を全反射するミラー(B)
2で反射され、さらに偏光ビームスプリッター9で反射
されることにより、再びレーザロッド6を通過する。
【0018】すると、レーザロッド6の熱的な複屈折性
により楕円偏光面を有する基本波レーザ光となり、45
°偏光面回転素子4を通過してミラー(A)1で反射さ
れ、再び45°偏光面回転素子4を通過することによっ
て楕円偏光面を90°回転し、レーザロッド6を再び通
過する際に、レーザロッド6の熱的な複屈折性に起因す
る偏光面の楕円性を相殺し、最終的に入射レーザ光と平
行な直線偏光(P偏光)を有する基本波レーザ光となり
、偏光ビームスプリッター9を通過する。
【0019】この際、偏光ビームスプリッター9とミラ
ー(C)3の間に設置された2枚の集光レンズ10、1
1からなるテレスコープにより、入射レーザ光に平行な
直線偏光(P偏光)を有する基本波レーザ光が共焦点位
置において最もビーム直径が小さく成るよう絞り込まれ
、パワー密度が増加し、テレスコープの共焦点位置に配
置された非線形光学結晶12に位相整合条件を満足せし
める入射角度を持って入射されることによって、第二高
調波に変換され、基本波レーザ光を全反射し、第二高調
波レーザ光を透過するミラー(C)3より、第二高調波
として取り出される。
【0020】また、偏光ビームスプリッター9とミラー
(B)2の間及び偏光ビームスプリッター9とミラー(
C)3の間の双方に2枚の集光レンズ10、11からな
るテレスコープを配置し、その共焦点位置に非線形光学
結晶12を設置することにより、互いに直交する基本波
レーザ光(P偏光及びS偏光)を第二高調波レーザ光に
変換し、ミラー(B)2、ミラー(C)3より取り出す
ことも可能である。
【0021】非線形光学結晶の位相整合条件としてはT
ype I位相整合とTypeII位相整合の2種類が
あり、TypeII位相整合に関しては、直線偏光した
基本波レーザ光を非線形光学結晶の常光成分とそれに直
交する異常成分として入射し、第二高調波レーザ光を異
常光成分として取り出されるので、レーザロッド6と偏
光ビームスプリッター9の間に2枚の集光レンズ10、
11を設けテレスコープを形成し、その共焦点位置に非
線形光学結晶12を設置することにより、互いに直交す
る基本波レーザ光(P偏光及びS偏光)双方を同時に第
二高調波レーザ光に変換し、ミラー(A)1、ミラー(
B)2、ミラー(C)3より取り出すことも可能である
【0022】上記の作用は、励起用ランプとしてアーク
ランプを用いたCWレーザでもフラッシュランプを用い
たパルスレーザでも同様である。また、偏光面回転素子
として、ファラデーローテーター、45°偏光回転素子
などの使用が可能であり、偏光ビームスプリッターとし
て、ガラス製あるいは石英製薄膜ポラライザ、ウオラス
トンプリズム、グラントンプソンプリズムなどの使用が
可能である。また、非線形光学結晶としては、KTP、
LBO等に代表される無機非線形光学結晶、DAN、P
RA等に代表される有機非線形光学結晶などが適用可能
である。
【0023】
【実施例】図1に本発明にかかわる第二高調波発生装置
の一実施例を示す。レーザ励起部5はYAGロッド6、
2本の励起用アークランプ(3kW〜10kW入力)7
、2重楕円集光反射鏡8から構成されており、YAGロ
ッド6は水冷されている。ミラー(A)1、(B)2は
基本波及び第二高調波レーザ光が反射されるようにコー
ティングが施されており、特に基本波レーザ光の反射率
は99%以上となっている。ミラー(C)3は、基本波
レーザ光の反射率が99%以上となり、第二高調波レー
ザ光が透過するようにコーティングが施されている。レ
ーザ励起部と出力ミラー(A)1の間に光軸に垂直に4
5°偏光面回転素子4が配置され、レーザ励起部5と出
力ミラー(C)3の間に偏光ビームスプリッター9とし
て、石英製の薄膜ポラライザーが配置されている。偏光
ビームスプリッター9の配置角度としては互いに直交す
る直線偏光面を的確に分離するような配置角度に設定す
る必要があり、本実施例においては、石英製の薄膜ポラ
ライザー9の基本波レーザ光の波長に対する屈折率は1
.45であるから、光軸に対してtan θ=n1/n
2[n1 =薄膜ポラライザーの有する屈折率=1.4
5、n2 =空気の有する屈折率=1.00〕なる角度
θ=55°±3°に傾けて配置されている。なお、45
°偏光面回転素子4と薄膜ポラライザー9には、基本波
及び第二高調波レーザ光が透過するようにコーティング
が施されている。薄膜ポラライザー9とミラー(C)3
の間には、基本波及び第二高調波レーザ光が透過するよ
うにコーティングが施された2枚の集光レンズ10、1
1が共焦点条件で設置されテレスコープとして動作する
。さらに、共焦点位置には非線形光学結晶12としてK
TP結晶が設置され、基本波及び第二高調波レーザ光が
透過するようにコーティングが施されている。この配置
によって紙面に平行な直線偏光を有する基本波レーザ光
が共焦点位置において最もビーム直径が小さくなるよう
に絞り込まれ、パワー密度が増加し、テレスコープの共
焦点位置に配置されたKTP結晶12に位相整合条件を
満足せしめる入射角度を持って入射されることによって
、第二高調波レーザー光に波長変換され、ミラー(C)
3より、第二高調波レーザ光として取り出される。
【0024】図5は本発明の第2の実施例である。ミラ
ー(A)1、(C)3には基本波及び第二高調波レーザ
光が反射されるようにコーティングが施されており、ミ
ラー(B)2には基本波レーザ光の反射率が99%以上
となり、第二高調波レーザ光が透過するようにコーティ
ングが施されている。薄膜ポラライザー9と薄膜ポララ
イザーの法線に対して55°±3°傾けて配置されたミ
ラー(B)2の間に2枚の集光レンズ10、11とKT
P結晶12が設置され、紙面に垂直な直線偏光を有する
基本波レーザ光が共焦点位置において最もビーム直径が
小さくなるように絞り込まれ、パワー密度が増加し、テ
レスコープの共焦点位置に配置されたKTP結晶12に
位相整合条件を満足せしめる入射角度を持って入射され
ることによって、第二高調波レーザ光に波長変換され、
ミラー(B)2より、第二高調波レーザ光として取り出
される。
【0025】図6は本発明の第3の実施例である。2枚
の集光レンズ10、11とKTP結晶12をそれぞれ薄
膜ポラライザー9とミラー(B)2(C)3の間に配置
することにより、紙面に垂直な直線偏光を有する基本波
レーザ光と紙面に平行な直線偏光を有する基本波レーザ
光が、それぞれ共焦点位置において最もビーム直径が小
さくなるように絞り込まれ、パワー密度が増加し、テレ
スコープの共焦点位置に配置されたKTP結晶12に位
相整合条件を満足せしめる入射角度を持って入射される
ことによって、第二高調波レーザ光に波長変換され、ミ
ラー(B)2(C)3の双方から第二高調波レーザ光と
して取り出す事も可能である。なお、この場合、ミラー
(A)1には基本波及び第二高調波レーザ光が反射され
るようにコーティングが施されており、ミラー(B)2
(C)3には基本波レーザ光の反射率が99%以上とな
り、第二高調波レーザ光が透過するようにコーティング
が施されている。
【0026】図7は本発明の第4の実施例である。レー
ザ励起部5と薄膜ポラライザー9の間に2枚の集光レン
ズ10、11とKTP結晶12を設置することにより、
紙面に垂直な直線偏光を有する基本波レーザ光と紙面に
平行な直線偏光を有する基本波レーザ光の双方がレンズ
間の共焦点位置において最もビーム直径が小さくなるよ
うに絞り込まれ、パワー密度が増加し、テレスコープの
共焦点位置に配置されたKTP結晶12に位相整合条件
を満足せしめる入射角度を持って入射されることによっ
て、第二高調波レーザ光に波長変換され、薄膜ポラライ
ザー9を介して基本波レーザ光の反射率が99%以上と
なり、第二高調波レーザ光が透過するようにコーティン
グが施されているミラー(A)1、ミラー(B)2、ミ
ラー(C)3より、第二高調波レーザ光として取り出さ
れる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第二高調
波発生装置によれば、共振器内に偏光面制御素子を配置
し、共振器内に設置されたテレスコープの共焦点位置に
非線形光学結晶を配置するという簡便な構成にて、レー
ザロッドの熱的な複屈折性に起因して生じる基本波レー
ザ光の偏光面の乱れを共振器外部に除去する事なく直線
偏光面に制御し、基本波レーザ光を高効率で第二高調波
レーザ光に波長変換することができるので、小型で高性
能な第二高調波発生装置に簡便に構築できる利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第二高調波発生装置の第1の実施
例を示す構成図てある。
【図2】レーザロッドの熱的な複屈折性に起因する基本
波レーザ光の偏光面の乱れを説明するための模式図であ
る。
【図3】基本波レーザ光における楕円偏光面の制御方法
に関する説明図である。
【図4】本発明の作用を説明するための模式図である。
【図5】本発明による第二高調波発生装置の第2の実施
例を示す構成図である。
【図6】本発明による第二高調波発生装置の第3の実施
例を示す構成図である。
【図7】本発明による第二高調波発生装置の第4の実施
例を示す構成図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1    ミラー(A) 2    ミラー(B) 3    ミラー(C) 4    45°偏光面回転素子 5    レーザー励起部 6    固体レーザロッド 7    励起用ランプ 8    集光反射鏡 9    偏光ビームスプリッター(薄膜ポラライザー
)10    集光レンズ 11    集光レンズ 12    非線形光学結晶(KTP結晶)13   
 ミラー 14    ミラー 15    ブリュースタープレート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固体レーザロッドを有する共振器内部
    に、テレスコープと非線形光学結晶を配置した第二高調
    波発生装置に於て、ミラー(A)と、レーザロッド、励
    起用ランプ、及び集光反射鏡からなるレーザ励起部と、
    レーザ励起部とミラー(A)との間に配置した45°偏
    光面回転素子と、レーザ励起部をはさんでミラー(A)
    と対向するように配置されたミラー(C)と、ミラー(
    C)とレーザ励起部の間に偏光ビームスプリッターを配
    置し、偏光ビームスプリッターを透過するP偏光に対し
    てミラー(A)とミラー(C)で共振器を構成し、更に
    該偏光ビームスプリッターで反射されるS偏光に対して
    ミラー(A)と対向する位置に配置されたミラー(B)
    とで共振器を構成することにより、ミラー(A)とミラ
    ー(B)とミラー(C)との間で複合共振器を構成する
    ことによって、レーザーロッドの熱的な複屈折性に起因
    する基本波レーザー光の偏光面の乱れを補正し、共振器
    内部で単一直線偏光面に制御することを特徴とする第二
    高調波発生装置。
  2. 【請求項2】  上記記載の3枚のミラーのうちの1枚
    、あるいは2枚、または3枚のミラーの全てから第二高
    調波レーザ光を取り出すことを特徴とする請求項1記載
    の第二高調波発生装置。
  3. 【請求項3】  偏光ビームスプリッターとミラー(B
    )あるいはミラー(C)の間に2枚の集光レンズを設け
    テレスコープを形成し、レンズ間の共焦点位置に非線形
    光学結晶を配置することを特徴とする請求項1記載の第
    二高調波発生装置。
  4. 【請求項4】  偏光ビームスプリッターとミラー(B
    )の間と、偏光ビームスプリッターとミラー(C)の間
    の双方にそれぞれ2枚の集光レンズを設けテレスコープ
    を形成し、レンズ間の共焦点位置に非線形光学結晶を配
    置することを特徴とする請求項1記載の第二高調波発生
    装置。
  5. 【請求項5】  レーザ励起部と偏光ビームスプリッタ
    ーの間に2枚の集光レンズを設けテレスコープを形成し
    、レンズ間の共焦点位置に非線形光学結晶を配置するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の第二高調波発生装置。
JP6101491A 1991-03-04 1991-03-04 第二高調波発生装置 Withdrawn JPH04275475A (ja)

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