JPH04275422A - ドライエッチング装置におけるモニタリング方法 - Google Patents

ドライエッチング装置におけるモニタリング方法

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JPH04275422A
JPH04275422A JP3738291A JP3738291A JPH04275422A JP H04275422 A JPH04275422 A JP H04275422A JP 3738291 A JP3738291 A JP 3738291A JP 3738291 A JP3738291 A JP 3738291A JP H04275422 A JPH04275422 A JP H04275422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
dry etching
plasma
conductive thin
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3738291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Tomita
和之 富田
Riyuuzou Houchin
隆三 宝珍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマを用いて基板上
の導電性薄膜にドライエッチングを行うドライエッチン
グ装置におけるモニタリング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりプラズマを用いたドライエッチ
ングにおいて、プラズマが正規な状態にあるか異常な状
態にあるかを判断する方法として、陰極降下電圧を測定
する方法と、プラズマの発光分光を測定する方法とが用
いられていた。
【0003】また、エッチングの終点検出においてはプ
ラズマの発光分光を測定し、その変化により終点を見出
していた。
【0004】図4に陰極降下電圧ならびにプラズマ発光
分光の測定を行なうための構成を示す。同図において、
真空容器40に反応性ガスが導入され、高周波電源42
、整合器43およびプロッキングコンデンサ44が電気
的に接続された基板電極45と、接地電極41との間で
プラズマの放電が発生する。被エッチング物である薄膜
を形成した基板46は基板電極45上に載置され、反応
性ガスプラズマにより基板表面の薄膜がエッチングされ
る。プラズマにより発生する陰極降下電圧はローパスフ
ィルター47を介して測定される。これにより基板電極
上の電位が正規な状態にあるか否かが確認できる。また
プラズマ発光を採光用窓50を介して干渉フィタ45に
よりある特定波長の光を分光し、増幅器49を通して電
圧を測定することにより、プラズマ状態が正規な状態に
あるか否かが確認されるだけでなく、発光強度の変化に
よりエッチングの終点が検出できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドライエッチング方法で用いられてきた陰極降下電圧の
測定は、図5に示すように基板電極45が基板46によ
ってプラズマから遮蔽されたり、図6に示すように基板
電極45が、基板46の周辺をクランプする絶縁物51
によって覆われ、プラズマから隔離された場合、不可能
になるという課題を有していた。
【0006】一方、プラズマ発光分光の測定においては
採光用窓50の汚れによる強度変化が生じるため、プラ
ズマが正規の状態にあるか否かの判断がつきにくいとい
う課題を有していた。またエッチングの終点検出におい
ては、プラズマの発光分光が放電内の比較的広い領域を
採用しているため、実際のエッチング終点より遅れてし
まうという課題も有していた。
【0007】そこで本発明は、上記課題を解決するため
、プラズマ状態が正規の状態であるか否かを正しく判別
するためのモニタリング方法を提供することを目的とす
る。
【0008】また本発明は、プラズマ状態を正しく判別
するとともに、プローブの接触によって導電性薄膜を損
失することを防止することができるモニタリング方法を
提供することを他の目的とする。
【0009】更に、本発明は、エッチングの終点を正確
に検出することのできるモニタリング方法を提供するこ
とを更に別の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、プラ
ズマを用いて基板上の導電性薄膜にドライエッチングを
行うドライエッチング装置において、導電性薄膜の表面
にプローブを接触させてエッチング中の前記導電性薄膜
の電位を測定し、この測定結果に基いてプラズマの状態
が正常であるか否かを判別することを特徴とする。
【0011】また、本願の第2発明は、第1発明の構成
に加え、プローブが基板の周辺をクランプする絶縁物内
に組み込まれていることを特徴とする。
【0012】更に、本願の第3発明は、プラズマを用い
て基板上の導電性薄膜にドライエッチングを行うドライ
エッチング装置において、導電性薄膜の表面にプローブ
を接触させてエッチング中の前記導電性薄膜の電位を測
定し、この測定結果に基いてドライエッチングの終点を
検出することを特徴とする。
【0013】
【作用】本願の第1発明によれば、導電性薄膜表面に発
生する電位を、これに接触させたプローブにより直接測
定することができるため、基板電極の構造や採光用窓の
汚れに関係することなく、エッチングの状態が正常であ
るか否かの判別を正しくできる。
【0014】また、本願の第2発明によれば、第1発明
の作用に加え、導電性薄膜表面をクランプする絶縁物内
にプローブが組み込まれているため、プローブによる薄
膜素子の損失を防止することができる。
【0015】更に、本願の第3発明によれば、前記導電
性膜のエッチングが終了した際に、プラズマに晒される
導電性膜の表面積が減少するため、プローブを通して読
みとられる電位も減少するという現象を利用し、エッチ
ングの終点検出を行なうことで、プラズマ発光分光によ
る終点検出より正確に終点を知ることができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について以下、図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例に用いられる
ドライエッチング装置の構成を示している。図面におい
て、真空容器10に反応性ガスが導入され、高周波電源
12、整合器13およびブロッキングコンデンサ14が
電気的に接続された基板電極15と、接地電極11との
間でプラズマの放電が発生する。16はSiウエハやガ
ラス等の基板で、その表面にはアルミニウムや、ポリシ
リコン等の導電性薄膜1が形成されている。導電性薄膜
1の表面にはレジストパターン(図示省略)が被覆され
ている。17は基板冷却効果率を高めるためのクランプ
部材で、基板16の周辺部を基板電極15に押し付けて
いる。クランプ部材17はプラズマの異常集中を防ぐた
めにセラミック等の絶縁物を用いる。基板16上に形成
された導電性薄膜1に接触するようプローブ18が設け
られており、ローパスフィルタ19を介して導電性薄膜
1に発生する直流電圧を電位測定器2で読みとれるよう
になっている。プローブ18は白金等の退蝕性の良い金
属を用いるとともに、導電性薄膜1との接触部以外は、
プラズマ中の荷電粒子の流入を防ぐために石英で覆われ
ている。
【0018】本実施例によればプローブ18より読みと
られる信号は、実際に基板16上に発生する電位である
ため、基板16を連続的にエッチング処理したときのプ
ラズマ状態の正常、異常を正確に把握することができる
【0019】図2は本発明の第2の実施例に用いられる
ドライエッチング装置の要部を示している。同図におい
て15は基板電極、16は基板であり、その周辺を絶縁
物のクランプ部材22により固定されている。クランプ
部材22は導電性部材からなる昇降機構23に接続され
基板搬送時にはクランプ部材22が仮想線で示すように
上昇するようになっている。またクランプ部材22の内
部にはプローブ18が組み込まれており、クランプ部材
22が基板16と固定した時点で、プローブ18の先端
が基板16上に形成された導電性薄膜1に接触するよう
になっている。
【0020】プローブ1の信号はクランプ昇降機構23
を通して真空容器外に取り出せるようになっている。
【0021】本発明の第1の実施例においてはプローブ
18が導電性薄膜1と接触する部分で薄膜素子へ損傷を
得える可能性があるが、本実施例においては、プローブ
18をクランプ部材22の内部に組み込むことで、基板
16のエッチングを行なわない領域にプローブ18を立
てることとなり、第1の実施例の効果に加えて基板16
上の薄膜素子への損傷を発生させないという効果も有す
ることとなる。
【0022】図3は本発明の第1の実施例または第2の
実施例に示した構成のドライエッチング装置を用いたプ
ラズマ放電開始時点からのプローブ電圧の変化を測定し
た結果を示し、縦軸にプローブ電圧、横軸に時間を示し
ている。図中Aは放電開始時点、Bは放電終了時点、C
は導電性薄膜のエッチング終点を示している。
【0023】同図に示すように導電性薄膜1のエッチン
グ終点ではプラズマに晒される導電性薄膜1の表面積が
小さくなる。従ってプラズマからの帯電量も小さくなり
、その結果としてプローブ18から読みとられる電位も
減少するわけである。従って、前記電位の測定結果によ
り、プラズマの状態が正常であるか否かを判断できると
共に、終了時点の前記電位の変化により、エッチング終
点を正確に検出できる。なお、前記電位の測定データを
コンピュータに送り、プラズマの状態が正常であるか否
かの判断、及びエッチング終点の判断を自動的に行わせ
ると、好適である。
【0024】
【発明の効果】本願の第1発明によれば、導電性薄膜表
面に発生する電位をプローブを用いて直接測定すること
により、基板電極の構造や採光用窓の汚れに関係するこ
となく、エッチング状態が正常であるか否かを正しく判
別できる。
【0025】また、本願の第2発明によれば、プローブ
がクランプ内に組み込まれていることにより、第1発明
の上記効果に加えて、薄膜素子の損傷を防止することが
できる。
【0026】更に、本願の第3発明によれば、エッチン
グ中のプローブ電圧変化を測定することにより、エッチ
ングの終点検出を正確に行なえるという効果を有してい
る。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に用いるドライエッチング
装置の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第2実施例に用いるドライエッチング
装置の構成を示す概略図である。
【図3】ドライエッチング時の電位変化の特性を示す図
である。
【図4】従来の方法に用いるドライエッチング装置の構
成を示す概略図である。
【図5】その要部の1例を示す概略図である。
【図6】その要部の1例を示す概略図である。
【符号の説明】
1  導電性薄膜 3  電位測定器 16  基板 18  プローブ 22  クランプ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プラズマを用いて基板上の導電性薄膜
    にドライエッチングを行うドライエッチング装置におい
    て、導電性薄膜の表面にプローブを接触させてエッチン
    グ中の前記導電性薄膜の電位を測定し、この測定結果に
    基いてプラズマの状態が正常であるか否かを判別するこ
    とを特徴とするドライエッチング装置におけるモニタリ
    ング方法。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のプローブが、基板の周
    辺をクランプする絶縁物内に組み込まれていることを特
    徴とするドライエッチング装置におけるモニタリング方
    法。
  3. 【請求項3】  プラズマを用いて基板上の導電性薄膜
    にドライエッチングを行うドライエッチング装置におい
    て、導電性薄膜の表面にプローブを接触させてエッチン
    グ中の前記導電性薄膜の電位を測定し、この測定結果に
    基いてドライエッチングの終点を検出することを特徴と
    するドライエッチング装置におけるモニタリング方法。
JP3738291A 1991-03-04 1991-03-04 ドライエッチング装置におけるモニタリング方法 Pending JPH04275422A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0817256A1 (en) * 1996-06-25 1998-01-07 Xerox Corporation A wafer chuck for inducing an electrical bias across wafer heterojunctions
JP2010199429A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Fujifilm Corp プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置並びに液体吐出ヘッドの製造方法

Cited By (3)

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