JPH04274943A - 車両用電気配索構造 - Google Patents

車両用電気配索構造

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JPH04274943A
JPH04274943A JP3034139A JP3413991A JPH04274943A JP H04274943 A JPH04274943 A JP H04274943A JP 3034139 A JP3034139 A JP 3034139A JP 3413991 A JP3413991 A JP 3413991A JP H04274943 A JPH04274943 A JP H04274943A
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JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
connector
control unit
vehicle
wiring structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3034139A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Shiraki
白木 俊幸
Tomomi Izumi
知示 和泉
Harunori Tanida
谷田 晴紀
Seiji Hirano
誠治 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に装備される各
種電装品の制御ユニット間を基幹伝送ラインで連絡する
ようにした車両用電気配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両の電気配索構
造として、車両に装備される各種電装品を電気的に結ぶ
基幹伝送ラインを設けておき、車内各所に配置された各
電装品の制御ユニットを上記基幹伝送ラインにそれぞれ
接続するようにしたものは、一般に良く知られている。
【0003】また、かかる基幹伝送ラインを、一つの通
信ラインで多数の機器への送受信を行うことができる、
所謂、多重伝送ラインで構成することが考えられており
、例えば特開昭63−107327号公報では、この多
重伝送ラインに用いられる多重伝送装置が開示されてい
る。車両の基幹伝送ラインを上記多重伝送ラインで構成
することにより、各電装品の制御ユニット間および各制
御ユニット廻りのハーネスの配索構造を大幅に簡略化し
、電装品の種類・数量の増加に伴う車両全体としてのハ
ーネス使用量の増大および配索構造の複雑化に有効に対
応することができる。
【0004】ところで、上記基幹伝送ラインに各電装品
の制御ユニットを接続する場合、従来では、予め基幹伝
送ラインの所定箇所に接続点を設けておき、この接続点
から分岐ハーネスを引き出して制御ユニットをつなぎ込
むようにしている。すなわち、多重伝送ラインの場合を
例にとって説明すれば、例えば図7に示すように、多重
伝送を行うバスラインLa’,La’で構成された基幹
伝送ライン52の所定箇所に、制御ユニットU’をつな
ぎ込むための接続機器54,54(ジャンクションボッ
クス)を予め配設しておき、各ジャンクションボックス
54から分岐ハーネス53,53を引き出し、この分岐
ハーネス53,53によって各制御ユニットU’を上記
基幹伝送ライン52につなぎ込むようにしている。尚、
上記2本のバスラインLa’のうち1本は予備用のもの
である。また、各制御ユニットU’には、電源ラインL
b’及び接地ラインLc’がそれぞれ接続されている。 更に、具体的には図示しなかったが、上記各制御ユニッ
トU’には、該制御ユニットU’によって制御されるべ
き電装品の他、その制御に必要とされる各種センサ類及
びスイッチ類あるいはアクチュエータ類などが、ハーネ
スを介して接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特に近年、
車両に装備される電装品の種類・数量はますます増加す
る傾向にあり、しかも、車種に応じて、あるいは同一車
種でもグレードが異なると、電装品の種類や数量が変化
する。そして、この変化に対応しつつ各電装品をその使
用目的等に応じた好適な位置にレイアウトするには、車
種あるいは同一車種でもグレード毎に仕様の異なる基幹
伝送ラインを設ける必要があり、その共通化を図ること
が難しいという問題がある。すなわち、上記従来の電気
配索構造では、基幹伝送ライン52に各制御ユニットU
’を接続する場合、基幹伝送ライン52の所定箇所に予
め設けられた接続機器54,…,54にしかつなぎ込み
ができないので、制御ユニットのレイアウトの自由度が
低く、車種やグレードの違いにより、接続すべき制御ユ
ニットの数量及び取付位置が変化した場合について、基
幹伝送ラインの共通化を図ることが困難であった。
【0006】もっとも、基幹伝送ライン52に配設する
接続機器54,…,54の数量を、全車種及び全グレー
ドに適応することができるように増やすことにより、基
幹伝送ラインの共通化を図ることも考えられるが、この
場合には、上記接続機器54,…,54を極めて多数設
ける必要があり、その配置スペースの確保が難しく、ま
た、電装品の数量が少ない車種・グレードの車両につい
ては、多くの接続機器54,…,54が無駄になり、あ
まり実際的ではない。
【0007】また、上記従来の電気配索構造では、基幹
伝送ラインの各接続部から分岐ハーネスを引き出して各
制御ユニットをつなぎ込むので、電装品の数量が多くな
るほど、分岐部分が多くしかもハーネスの配索構造が複
雑化するので、制御ユニットを車両に対して自動的に組
み付ける自動組付を行う上で、極めて不利になるという
問題があった。
【0008】この発明は、上記諸問題に鑑みてなされた
もので、各種電装品の制御ユニットを基幹伝送ラインに
接続するに際して、制御ユニットのレイアウトの自由度
を向上させるとともに、基幹伝送ラインからの分岐ハー
ネスによる配索作業を無くすることができる車両用電気
配索構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、この発明は、
制御ユニット間を連絡する基幹伝送ラインを車両内に配
索してなる車両用電気配索構造において、上記基幹伝送
ラインを両側から挟み込むことにより、内面に形成され
た導電部と上記基幹伝送ラインとを通電させるコネクタ
を設け、該コネクタに上記制御ユニットを連結するよう
にしたものである。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、上記基幹伝送ライン
を両側から挟み込むことにより、内面に形成された導電
部と上記基幹伝送ラインとを通電させるコネクタを設け
たので、上記基幹伝送ラインの何処にでも上記コネクタ
を接続して、該コネクタと基幹伝送ラインとを通電させ
ることができる。そして、このコネクタに制御ユニット
を連結するようにしたので、各制御ユニットは基幹伝送
ラインの何処にでも連結することができ、そのレイアウ
トの自由度を大幅に向上させることができる。従って、
車種やグレードの差異により接続されるべき制御ユニッ
トの数量あるいは取付位置が変化する場合においても、
同一仕様の基幹伝送ラインで対応することができ、該基
幹伝送ラインの共通化を図ることができる。また、上記
制御ユニットは、基幹伝送ライン上に直接に接続された
上記コネクタに連結されるので、つなぎ込み用のハーネ
スを基幹伝送ラインから分岐させる必要は無くなり、制
御ユニットの車体への自動組付に対して容易に対応する
ことができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を、添付図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本実施例に係る車両1の
電気配索構造の全体構成を模式的に表した平面説明図で
あるが、この図に示すように、上記車両1には、各種電
装品(不図示)の制御ユニットU,…,U間を連絡する
基幹伝送ライン2が配索されている。該基幹伝送ライン
2は、より好ましくは、一つの通信ラインで多数の機器
への送受信を行うことができる、所謂、多重伝送ライン
で構成されており、この多重伝送ライン(基幹伝送ライ
ン2)により、各制御ユニットU間の信号授受などが行
なわれるようになっている。
【0012】尚、具体的には図示しなかったが、上記各
制御ユニットUには、該制御ユニットUによって制御さ
れるべき電装品の他、その制御に必要とされる各種セン
サ類及びスイッチ類あるいはアクチュエータ類などが、
ハーネスを介して接続されている。そして、例えばセン
サ類からのデータ伝送の場合を例にとって説明すれば、
あるセンサからのデータ信号は、当該センサが接続され
た制御ユニットUを介して基幹伝送ライン2に取り込ま
れ、該基幹伝送ライン2を介して、当該センサのデータ
信号を必要とする他の電装品の制御ユニットUに伝送さ
れるようになっている。従って、従来のように、各セン
サから、そのデータ信号を必要とする種々の制御ユニッ
トの各々にデータ送信用のハーネスを配索する必要はな
く、ハーネスの配索構造を大幅に簡略化することができ
る。
【0013】本実施例では、上記基幹伝送ライン2は、
例えば図2に示すように、多重伝送を行うバスラインL
a,Laと電源ラインLbと接地ラインLcとで構成さ
れ、これら4本のラインLa,La,Lb,Lcは、互
いに平行かつフラット状に並べられた上で、各ラインL
a,La,Lb,Lcの芯線Ma,Ma,Mb,Mcを
断面略円状に被覆する被覆樹脂3によって一体的に形成
されている。尚、上記2本のバスラインLaのうちの1
本は予備用のものである。
【0014】また、本実施例では、上記基幹伝送ライン
2に各制御ユニットUを接続するために、図4及び図5
に示すように、雄型コネクタ4と雌型コネクタ5とで構
成される接続コネクタ6が設けられている。上記雄型コ
ネクタ4の接続面側には、基幹伝送ライン2の各ライン
La,La,Lb,Lcの片側の断面形状に対応して、
周縁が半円状に形成された凹状の挟着部4a,4a,4
b,4cが設けられ、上記挟着部4aにはバスラインL
a用のコネクタプレートPaが、挟着部4bには電源ラ
インLb用のコネクタプレートPbが、また挟着部4c
には接地ラインLc用のコネクタプレートPcが、それ
ぞれ接続面側に突出して設けられている。尚、上記コネ
クタプレートPa,Pa,Pb,Pcは、いずれも所定
の硬さ・強度及び剛性を備えた例えば金属材料で形成さ
れている。一方、上記雌型コネクタ5の接続面側には、
上記雄型コネクタ4の各挟着部4a,4a,4b,4c
に対応する挟着部5a,5a,5b,5cが設けられ、
各挟着部5a,5a,5b,5cには、上記各コネクタ
プレートPa,Pa,Pb,Pcと組み合わされる受け
金Sa,Sa,Sb,Scがそれぞれ設けられている。 該受け金Sa,Sa,Sb,Scは、導電性を有すると
ともに所定の硬さ・強度及び剛性を備えた例えば金属材
料で形成され、雌型コネクタ5の背面側に一体的に形成
された連結部7の各コネクタピンSuに電気的に接続さ
れている。 尚、上記連結部7の端末側の外周には、制御ユニットU
を連結した際に両者を互いにロックするロック用の突起
部7f,…,7fが形成されている。
【0015】以上の構成において、上記各制御ユニット
Uを基幹伝送ライン2に接続する際には、図5に示すよ
うに、上記雄型コネクタ4と雌型コネクタ5とを互いに
その接続面どうしが対向するように配置し、両コネクタ
4,5の間に上記基幹伝送ライン2の任意の箇所を位置
させた上で、図6に示すように、該基幹伝送ライン2を
両コネクタ4,5で挟み込むことにより、上記挟着部4
a,5aでバスラインLaを、挟着部4b,5bで電源
ラインLbを、また挟着部4c,5cで接地ラインLc
をそれぞれ挟着することができる(図4参照)。換言す
れば、上記雄型及び雌型コネクタ4及び5で成る接続コ
ネクタ6を、基幹伝送ライン2の任意の箇所に接続する
ことができる。このとき、上記雄型コネクタ4のコネク
タプレートPa,Pa,Pb,Pc及び雌型コネクタ5
の受け金Sa,Sa,Sb,Scは、それぞれ基幹伝送
ライン2の各ラインLa,La,Lb,Lcの被覆樹脂
3を突き破って相互に嵌合される。この結果、各芯線M
a,Ma,Mb,Mcは、上記コネクタプレートPa,
Pa,Pb,Pcで雌型コネクタ5側に押圧され、上記
各芯線Ma,Ma,Mb,Mcが雌型コネクタ5の各受
け金Sa,Sa,Sb,Scに対して接触状態に維持さ
れ、基幹伝送ライン2の各ラインLa,La,Lb,L
cと接続コネクタ6とが通電させられるようになってい
る。 尚、上記雄型及び雌型コネクタ4及び5の下部には、両
コネクタ4,5を互いに挟着させた際に、組み合わされ
て両者4,5を相互にロックするロック用の穴部4hと
突起部5hとが設けられている。
【0016】一方、具体的には図示しなかったが、各電
装品の制御ユニットUには、上記接続コネクタ6に一体
形成された連結部7に接続可能で、かつ、そのコネクタ
ピンSu,…,Suと組み合わされる導電金具を備えた
連結コネクタ部が設けられており、該連結コネクタ部を
上記連結部7に連結することにより、容易に、制御ユニ
ットUを接続コネクタ6に連結することができる(図5
及び図6参照)。すなわち、この接続コネクタ6を介し
て、制御ユニットUを上記基幹伝送ライン2の任意の箇
所に接続状態で設置することができるようになっている
【0017】以上、説明したように、本実施例によれば
、上記雄型コネクタ4と雌型コネクタ5とで構成され、
上記基幹伝送ライン2を両側から挟み込むことにより、
例えば雌型コネクタ5の導電用受け金Sa,Sa,Sb
,Scと上記基幹伝送ライン2の各芯線Ma,Ma,M
b,Mcとを通電させることができる接続コネクタ6を
設けたので、上記基幹伝送ライン2の何処にでも上記コ
ネクタ6を接続して、該コネクタ6と基幹伝送ライン2
とを通電させることができる。そして、この接続コネク
タ6に制御ユニットUを連結するようにしたので、各制
御ユニットUは基幹伝送ライン2の何処にでも連結する
ことができ、そのレイアウトの自由度を大幅に向上させ
ることができる。従って、車種やグレードの差異により
接続されるべき制御ユニットUの数量あるいは取付位置
が変化する場合においても、同一仕様の基幹伝送ライン
2で対応することができ、該基幹伝送ライン2の共通化
を図ることができるのである。また、上記制御ユニット
Uは、基幹伝送ライン2上に直接に接続された上記接続
コネクタ6に一体的に形成された上記連結部7に連結さ
れるので、つなぎ込み用のハーネスを基幹伝送ライン2
から分岐させる必要は無くなり、制御ユニットUの車体
への自動組付に対して容易に対応することができるよう
になる。尚、上記実施例では、基幹伝送ライン2と通電
可能な上記雌型コネクタ5は、制御ユニットUと別体に
設けられていたが、両者5,Uを一体に形成するように
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例に係る車両用電気配索構造
の全体構成を模式的に示す平面説明図である。
【図2】  上記実施例に係る基幹伝送ラインの内部構
造を示す斜視図である。
【図3】  上記実施例に係る接続コネクタの挟着前に
おける縦断面説明図である。
【図4】  上記接続コネクタの挟着後における縦断面
説明図である。
【図5】  上記実施例に係る制御ユニットの基幹伝送
ラインへの接続前における斜視図である。
【図6】  上記制御ユニットの基幹伝送ラインへの接
続状態における斜視図である。
【図7】  従来例に係る基幹伝送ラインと制御ユニッ
トとの接続状態を示す平面説明図である。
【符号の説明】
1…車両 2…基幹伝送ライン 4…雄型コネクタ 5…雌型コネクタ 6…接続コネクタ 7…連結部 Ma,Mb,Mc…芯線 Sa,Sb,Sc…受け金 U…制御ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  制御ユニット間を連絡する基幹伝送ラ
    インを車両内に配索してなる車両用電気配索構造におい
    て、上記基幹伝送ラインを両側から挟み込むことにより
    、内面に形成された導電部と上記基幹伝送ラインとを通
    電させるコネクタを設け、該コネクタに上記制御ユニッ
    トを連結したことを特徴とする車両用電気配索構造。
JP3034139A 1991-02-28 1991-02-28 車両用電気配索構造 Pending JPH04274943A (ja)

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JP3034139A JPH04274943A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 車両用電気配索構造

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JP3034139A JPH04274943A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 車両用電気配索構造

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JPH04274943A true JPH04274943A (ja) 1992-09-30

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JP (1) JPH04274943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020523A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Autonetworks Technologies Ltd 車両の電源供給方法及び車両用電源機器
JP2018074704A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 矢崎総業株式会社 分岐構造及びワイヤハーネス

Cited By (3)

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JP2011020523A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Autonetworks Technologies Ltd 車両の電源供給方法及び車両用電源機器
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