JPH04274427A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPH04274427A
JPH04274427A JP3630991A JP3630991A JPH04274427A JP H04274427 A JPH04274427 A JP H04274427A JP 3630991 A JP3630991 A JP 3630991A JP 3630991 A JP3630991 A JP 3630991A JP H04274427 A JPH04274427 A JP H04274427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
image
photosensitive material
image recording
heating drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3630991A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagao Ogiwara
永夫 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3630991A priority Critical patent/JPH04274427A/ja
Publication of JPH04274427A publication Critical patent/JPH04274427A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる二枚の画像記録
材料を回転ドラムの回転に伴って回転ドラムの外周に巻
き付けて画像記録処理を行う画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録材料を回転ドラムの外周に密着
して巻き付けて画像記録処理を行う画像記録装置が知ら
れている。
【0003】この種の画像記録装置では、例えば画像記
録材料として感光材料と受像材料とが用いられ、また、
回転ドラムは加熱ドラムとされている。この加熱ドラム
の外周には、貼合せローラ及び無端圧接ベルトの外周一
部が圧接されている。画像が露光された後の感光材料に
は水等の画像形成用溶媒が塗布され、さらに挟持搬送ロ
ーラによって搬送されて加熱ドラムと貼合せローラとの
間へ送り込まれる。ここで感光材料は、加熱ドラムと貼
合せローラとによって順次挟持され、同様に搬送ローラ
によって送り込まれた受像材料と重ね合わされ、さらに
この状態で加熱ドラムの外周へ密着して巻き付けられる
。ここで両材料は、加熱ドラムと無端圧接ベルトとの間
で挟持搬送されながら感光材料が熱現像されると共に受
像材料へ画像が転写される構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光材料あ
るいは受像材料は、加熱ドラムと貼合せローラとの間へ
送り込まれて貼り合わされる際に、貼合せローラへ不均
一に食い込み所謂しわが発生する場合があった。特に、
感光材料は、前述の如く加熱ドラムと貼合せローラとの
間へ送り込まれる直前に水等の画像形成用溶媒が塗布さ
れるため撓み易く(剛性が低く)、このため貼合せロー
ラの直前では感光材料の先端部がカールし、不均一に食
い込みしわが発生する傾向が顕著であった。また、従来
の画像記録装置では、画像形成用溶媒の塗布位置から貼
合せローラまでの間が比較的長く設定されており、この
点も不均一に食い込みしわが発生する原因であるが、部
品レイアウトの関係で無闇にこの間の寸法を短縮するこ
とはできない。
【0005】したがって、このようなしわが発生した状
態で感光材料と受像材料が貼り合わされて現像転写処理
されると、転写ずれや濃度むらあるいは泡むら等の画像
むらが発生する。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、感光材料をし
わが発生することなく受像材料と均一に貼り合わせるこ
とができ、画像むらが発生することが無い画像記録装置
を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像記録装置は、回転ドラムと、前記回転ドラムの外周に
圧接する貼合せローラと、を備え、異なる二枚の画像記
録材料を前記回転ドラムと貼合せローラとの間で順次挟
持して貼り合わせかつ貼り合わせた状態で前記回転ドラ
ムの外周に密着して巻き付けて画像記録処理を行う画像
記録装置において、前記回転ドラムと貼合せローラとに
よる前記二枚の画像記録材料の挟持貼り合わせ位置の直
前に、一方の画像記録材料に係合してそのカールを矯正
し前記回転ドラムと貼合せローラとの間へ送り込むカー
ル矯正ローラを設けたことを特徴としている。
【0008】請求項2に係る発明の画像記録装置は、請
求項1記載の画像記録装置において、前記カール矯正ロ
ーラは、前記貼合せローラよりも小径とされると共に、
前記一方の画像記録材料の搬送経路に対しカール方向と
反対側に位置しかつ前記搬送経路に外周一部が若干進入
した状態で配置されることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の画像記録装置では、回転ドラム
と貼合せローラとの間へ送り込まれる一方の画像記録材
料は、カール矯正ローラによってカールが矯正され、均
一な状態で貼合せローラに食い込む。このため、しわが
発生することがなく、回転ドラムと貼合せローラとによ
って順次挟持されて均一な状態のままで他方の画像記録
材料と貼り合わされ、回転ドラムの外周に密着して巻き
付けられる。したがって、画像むらが発生することが無
い。
【0010】請求項2記載の画像記録装置では、一方の
画像記録材料は貼合せローラとカール矯正ローラとの間
へ搬送されこの間においてカールが矯正される。カール
矯正後は直ちに貼合せローラに食い込む。このため、一
旦矯正したカールが再発することがなく、均一に食い込
みしわが発生することもない。したがって、この場合に
も均一な状態で他方の画像記録材料と貼り合わされ、画
像むらが発生することが無い。
【0011】
【実施例】第2図には、本発明の実施例に係る画像記録
装置10の概略全体構成図が示されている。
【0012】画像記録装置10の機台12には感材マガ
ジン14が配置されており、一方の画像記録材料として
の感光材料16がロール状に巻き取られて収納されてい
る。感光材料16は、支持体上に感光性ハロゲン化銀、
バインダー、色素供与性物質、還元剤を有するものであ
り、その感光(露光)面が装置の下方へ向いて巻き取ら
れている。感材マガジン14の側方には、感光材料16
を感材マガジン14から引き出し所定長さに切断するた
めのニツプローラ18及びカツタ20が配置されている
【0013】カツタ20の側方には露光部22が配置さ
れている。露光部22には搬送ローラ24および搬送ロ
ーラ26が配置されており、これらの搬送ローラ間が露
光部(露光点)とされて感光材料16が通過する。また
、これらの搬送ローラ間にはガイド板28が配置される
と共に、感光材料16の搬送経路上側には露光面ガラス
30が配置され、これによって感光材料16は平面状と
なって(変形を矯正されながら)両搬送ローラ間(露光
部)を通過する。露光部22の側方(感材マガジン14
と反対側)には、フラツパー36が配置されて反転部3
4が構成されており、感光材料16は一旦露光部22を
通過した後に反転部34で反転し再度露光部22へ案内
される。
【0014】露光部22の直上には露光装置38が設け
られている。露光装置38には、光源40、移動ミラー
42A、42B、複数の固定ミラー44、反射ミラー4
6およびレンズユニツト48が配置されており、さらに
これらの部品の上方の機台12上部にはガラス製の原稿
載置板50が設けられている。またレンズユニツト48
の前方側(移動ミラー42A、42B側)には、所定の
間隔をおいて絞りスリツト板52が配置されている。こ
れらの光源40、移動ミラー42A、42Bおよびレン
ズユニツト48は原稿載置板50に沿って移動可能とな
っており、原稿載置板50上に載置された原稿54へ光
を照射しその反射像光(画像光)を複数の固定ミラー4
4を介して露光部22に位置する感光材料16へ走査露
光するようになっている。
【0015】反射ミラー46は、前述の移動ミラー42
A、42Bや固定ミラー44を介して露光部22へ照射
される画像光の光路内に侵入または離脱可能に配置され
ている。この反射ミラー46が画像光の光路内に侵入し
た状態となった場合には、反射された光は光検出センサ
56へ入射される。光検出センサ56は、原稿54の画
像の画像濃度を測定し、この測定値を基に前述の色調整
フイルター(CCフイルター)および絞りスリツト板5
2の露光条件を設定している。
【0016】露光部22の側方(光検出センサ56と反
対側)には冷却フアン58が配置されており、露光部2
2の温度が40℃(好ましくは35℃以下)となるよう
に冷却すると共に、原稿面温度の上昇を防止している。
【0017】露光部22の搬送ローラ24の側方(感材
マガジン14側)にはフラツパー37が配置されており
、さらに、フラツパー37の下方には反転部60が構成
されている。また、反転部60の側方(感材マガジン1
4と反対側)の反転部34の下方には、水塗布部62が
配置されている。露光部22で画像が露光された感光材
料16は、フラツパー37が上方へ切替わることによっ
て反転部60へ搬送され、反転部60で反転された後に
搬送ローラ29、31、33、35によって水塗布部6
2へ送り込まれるようになっている。水塗布部62には
、送り込まれた感光材料16の余分な水を除去するため
のスクイズローラ68が配置されている。
【0018】水塗布部62の側方には熱現像転写部10
4が配置されており、水塗布された後の(スクイズロー
ラ68通過後の)感光材料16が送り込まれる。
【0019】一方、感材マガジン14の直下の機台12
には受材マガジン106が配置されており、他方の画像
記録材料としての受像材料108がロール状に巻き取ら
れて収納されている。受像材料108の幅方向寸法は感
光材料16よりも小さくなっており、また、画像形成面
には媒染剤を有する色素固定材料が塗布されている。受
材マガジン106の側方には、受像材料108を受材マ
ガジン106から引き出し所定長さに切断するためのニ
ツプローラ110及びカツタ112が配置されており、
さらにカツタ112の側方には、切断後の受像材料10
8を熱現像転写部104へ搬送する複数の搬送ローラ1
14が配置されている。この受像材料108の搬送は感
光材料16の搬送に同期して行なわれる。
【0020】熱現像転写部104は、第1図に詳細に示
す如く加熱ドラム116と無端圧接ベルト118とによ
って構成されており、さらに、水塗布部62側の加熱ド
ラム116外周には貼合せローラ120が配置されてい
る。
【0021】加熱ドラム116は、薄肉のアルミパイプ
によって製作されており、本実施例においては、肉厚寸
法2mm、外径寸法156mm、軸線方向有効幅350
mmに形成されている。加熱ドラム116の表面にはテ
フロンコーテイングが施されており、また、内周面には
耐熱黒色塗装が施されている。
【0022】加熱ドラム116の内部には、一対のハロ
ゲンランプ132A、132Bが配置されている。ハロ
ゲンランプ132A、132Bはそれぞれ800Wおよ
び400Wの出力となっており、加熱ドラム116の表
面を約78℃に昇温できるようになっている。この場合
、昇温開始時には二つのハロゲンランプ132A、13
2Bが共に用いられ、その後の通常運転時には800W
のハロゲンランプ132Aのみが用いられるようになっ
ている。
【0023】貼合せローラ120は、軸線方向中央部の
外径が20〜30mmの所謂クラウンローラで、外周面
はシリコンゴムで被覆されている。また、この貼合せロ
ーラ120は、長手方向両端部においてそれぞれ15k
gの加圧力が加えられて加熱ドラム116の外周に圧接
されている。ここで、貼合せローラ120は、加熱ドラ
ム116との圧接位置と水塗布部62のスクイズローラ
68との間が70mmとなるように設定されている。
【0024】貼合せローラ120の近傍(加熱ドラム1
16から2〜3mm程度離間した位置)には、カール矯
正ローラ121が配置されている。カール矯正ローラ1
21は外径が8mmのフリーローラで、ステンレス鋼製
とされている。このカール矯正ローラ121は、水塗布
部62のスクイズローラ68から貼合せローラ120へ
送り込まれる感光材料16の本来直線状とされる搬送経
路に対して下方(すなわち、カール方向と反対側)に位
置すると共に、この搬送経路に外周一部が若干進入した
状態で配置されている。したがって、カール矯正ローラ
121は、スクイズローラ68から送り込まれる感光材
料16に係合してそのカールを矯正する役目を有してい
る。
【0025】また、貼合せローラ120と水塗布部62
のスクイズローラ68との間には、感光材料16の搬送
経路上側にガイド板122が配置されており、スクイズ
ローラ68から送られる感光材料16の裏面(画像形成
面と反対側)に対応してこれを貼合せローラ120へ案
内している。ガイド板122はエンボシング加工により
表面に凹凸が形成されており、これによって、水塗布後
の感光材料16との摩擦を低減している。一方、貼合せ
ローラ120と受像材料108の搬送ローラ114との
間には、搬送ローラ114から送られる受像材料108
に対応してこれを貼合せローラ120へ案内するガイド
124が配置されている。ガイド124の表面にはテフ
ロン加工が施され(または、テフロンテープが張り付け
られ)、受像材料108の滑りを良くして傷が付くこと
を防止している。
【0026】一方、加熱ドラム116の外周に圧接する
無端圧接ベルト118は、織布材をゴムで被覆した構成
となっている。織布材は、芳香族ポリアミド繊維(例え
ば、ケブラーあるいはノーメツクス:いずれもdu  
Pont社の登録商標)等の耐熱性の繊維によって縫製
されており、さらに、ベルト幅方向にはモノフイラメン
ト繊維が用いられてベルト幅方向の剛性を向上させてい
る。また、被覆用のゴムはカーボンを含有したシリコン
ゴムとされており、導電性を有している。
【0027】この無端圧接ベルト118は、4本の巻き
掛けローラ134、136、138、140に巻き掛け
られており、巻き掛けローラ134と巻き掛けローラ1
40との間の無端状外側が加熱ドラム116の外周に圧
接されている。
【0028】巻き掛けローラ134、136、138は
アルミ製とされており、軸線方向両端部には、ベルト片
寄り防止用のフランジ部が形成されている。また、巻き
掛けローラ136は、その長手方向両端部においてそれ
ぞれ2.5kg(実用範囲は、0.5〜3.0kg)の
加圧力を加熱ドラム116から離間する方向へ加えてお
り、これによって無端圧接ベルト118を所定の張力に
保持している。
【0029】一方、巻き掛けローラ140はゴムローラ
とされており、その回転軸には駆動源としてのモータ(
図示省略)が連結されている。このため、巻き掛けロー
ラ140にはモータの駆動力が直接伝達されてこの巻き
掛けローラ140に巻き掛けられた無端圧接ベルト11
8が回転され、これに伴って、無端圧接ベルト118の
回転力が加熱ドラム116との間の摩擦力によって加熱
ドラム116へ伝達されて加熱ドラム116が従動的に
回転され、さらに、加熱ドラム116が回転すると、こ
の加熱ドラム116外周に圧接して配置された貼合せロ
ーラ120が、同様に摩擦力によって共に回転する構成
である。
【0030】貼合せローラ120によって貼り合わされ
た感光材料16と受像材料108とは、貼り合わせた状
態のままで加熱ドラム116と無端圧接ベルト118と
の間で加熱ドラム116のほぼ1/2周(巻き掛けロー
ラ134と巻き掛けローラ140の間)に渡って挟持搬
送される。感光材料16はこの挟持搬送時において加熱
されると、可動性の色素を放出し、同時にこの色素が受
像材料108の色素固定層に転写されて画像が得られる
【0031】無端圧接ベルト118の材料供給方向下流
側の加熱ドラム116下部には、屈曲案内ローラ142
及び剥離爪154が配置されている。剥離爪154は、
無端圧接ベルト118と加熱ドラム116との間で挟持
搬送される感光材料16と受像材料108のうち、所定
長さ先行した状態で重ね合わされた感光材料16の先端
部のみに係合し、この先端部を加熱ドラム116の外周
から剥離させることができ、また、屈曲案内ローラ14
2は剥離された感光材料16を巻き掛けて案内するよう
になっている。
【0032】剥離爪154の下方には、感光材料16切
断用のカツタ180及び廃棄感光材料収容箱178が配
置されており、加熱ドラム116外周から剥離され受像
材料108から分離された感光材料16を細かく切断し
て廃棄感光材料収容箱178内に集積できる。
【0033】剥離爪154の側方には、受像材料108
へ送風して乾燥させる乾燥フアン182が配置されてい
る。
【0034】剥離爪154上方の加熱ドラム116近傍
には、剥離ローラ174および剥離爪176が配置され
ており、感光材料16と分離し加熱ドラム116と共に
移動する受像材料108を加熱ドラム116の外周から
剥すようになっている。剥離された受像材料108は、
トレイ184上に集積される。
【0035】次に本実施例の作用を説明する。感材マガ
ジン14からニツプローラ18によって引き出された感
光材料16は、カツタ20によって所定長さに切断され
る。切断後の感光材料16は、搬送ローラ24および搬
送ローラ26によって搬送されて一旦露光部22を通過
し、フラツパー36に至る。ここで、フラツパー36が
、二股に分岐された感光材料16の搬送経路のうち装置
下方側に位置する搬送経路に入り込んでこれを遮断し、
これによって感光材料16を、フラツパー36の装置上
方側に位置する搬送経路へ案内する。さらに、案内され
た感光材料16は反転部34において反転されてその感
光(露光)面を上方へ向けた後に、再びフラツパー36
から露光部22へ搬送される。
【0036】露光部22では、原稿載置板50上に載置
された原稿54へ光を照射しその反射像光(画像光)が
複数の固定ミラー44を介して露光部22に位置する感
光材料16へ走査露光される。
【0037】露光の開始すなわち搬送ローラ24、26
の駆動が再開されると、フラツパー37が上方へ切替わ
り、これによって露光後の感光材料16は順次反転部6
0へ搬送される。さらに、感光材料16は反転部60で
反転され(すなわち、画像露光面が下方へ向けられ)た
後に搬送ローラ29、31、33、35によって水塗布
部62へ送り込まれる。
【0038】水塗布部62では、感光材料16に水が塗
布され、さらに、スクイズローラ68によって余分な水
が除去されながら水塗布部62を通過する。水塗布部6
2において画像形成用溶媒としての水が塗布された感光
材料16は、スクイズローラ68によって余分な水が除
去された後に、熱現像転写部104の貼合せローラ12
0へ送り込まれる。
【0039】この場合、この貼合せローラ120と水塗
布部62のスクイズローラ68との間にはガイド板70
が配置されており、スクイズローラ68から送られる感
光材料16は確実に貼合せローラ120へ案内される。
【0040】さらに、スクイズローラ68から貼合せロ
ーラ120へ送り込まれる感光材料16は、貼合せロー
ラ120とカール矯正ローラ121との間へ搬送されこ
の間においてカールが矯正される。カール矯正後の感光
材料16は直ちに貼合せローラ120に食い込む。した
がって、均一な状態で貼合せローラ120に食い込み、
しわが発生することがない。
【0041】一方、受像材料108も受材マガジン10
6からニツプローラ110によって引き出され、さらに
カツタ112によって感光材料16よりも短い長さに切
断された後に、感光材料16の搬送にタイミングを合わ
せて搬送ローラ114によって熱現像転写部104へ搬
送され、感光材料16が所定長さ(本実施例においては
20mm)先行した状態で貼合せローラ120と加熱ド
ラム116との間に送り込まれる。この場合、貼り合わ
せローラ120と受像材料108の搬送ローラ114と
の間にはブレードガイド124が配置されており、受像
材料108は確実に貼合せローラ120へ案内される。
【0042】貼合せローラ120へ案内された受像材料
108の先端部が貼合せローラ120と加熱ドラム11
6との圧接点に達すると、感光材料16と順次重ね合わ
される。
【0043】この場合、感光材料16はしわが発生する
ことなく均一な状態で貼合せローラ120と加熱ドラム
116との間に挟持されており、したがって、受像材料
108は加熱ドラム116と貼合せローラ120とによ
って順次挟持されて均一な状態のままで感光材料16と
貼り合わされ、加熱ドラム116の外周に密着して巻き
付けられる。
【0044】さらにこの場合、受像材料108は感光材
料16よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも
小さい寸法となっているため、感光材料16の周辺部は
四辺とも受像材料108の周辺部から突出した状態で重
ね合わされる。
【0045】貼合せローラ120によって重ね合わされ
た感光材料16と受像材料108とは、重ね合わせた状
態のままで加熱ドラム116と無端圧接ベルト118と
の間で加熱ドラム116のほぼ1/2周(巻き掛けロー
ラ134と巻き掛けローラ140の間)に渡って挟持搬
送される。感光材料16はこの挟持搬送時において加熱
されると、可動性の色素を放出し、同時にこの色素が受
像材料108の色素固定層に転写されて画像が得られる
【0046】この場合、感光材料16と受像材料108
とはしわを生じることなく均一に重ね合わされており、
また、感光材料16の周辺部は四辺とも受像材料108
の周辺部から突出して加熱ドラム116の外周に密着し
ているため搬送の途中で各材料がずれることもなく所定
の圧力を加えることができ、画像むらの無い良質の画像
が得られる。
【0047】その後、感光材料16と受像材料108と
が挟持搬送され加熱ドラム116の下部に達すると、受
像材料108よりも所定長さ先行して搬送される感光材
料16の先端部に剥離爪154が係合し、感光材料16
の先端部を加熱ドラム116の外周から剥離させる。さ
らに、剥離された感光材料16は、屈曲案内ローラ14
2に巻き掛けられて下方へ屈曲され、カツタ180によ
って細かく切断されて廃棄感光材料収容箱178内に集
積される。
【0048】一方、感光材料16と分離し加熱ドラム1
16に密着されたままの状態で移動する受像材料108
は、乾燥フアン182によって乾燥されながら、加熱ド
ラム116とその外周から離間した状態となっている剥
離爪176との間を経て移動し、剥離ローラ174へ送
られる。さらにここで、剥離ローラ174および剥離爪
176によって加熱ドラム116の外周から剥されて、
トレイ184上に集積される。
【0049】このように本実施例においては、貼合せロ
ーラ120の近傍にカール矯正ローラ121を配置し水
塗布後の感光材料16のカールを矯正するので、感光材
料16は加熱ドラム116と貼合せローラ120との間
に均一に食い込みしわが発生することがなく、均一な状
態で受像材料108と貼り合わすことができる。したが
って、画像むらが発生することが無く、良好な画像を得
ることができる。
【0050】なお、前記実施例においては、画像記録材
料として感光材料16と受像材料108とを用い、感光
材料16を受像材料108の外側に位置するようにして
搬送させる構成としたが、これに限らず、感光材料16
が内側に位置して搬送される場合であっても適用可能で
あり、さらに、これらの材料に限らず他のシート状の画
像記録材料であっても適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像記録
装置は、感光材料と受像材料をしわが生じることなく均
一に重ね合わせることができ、画像むらが発生すること
が無いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明に係る画像記録装置の加熱ドラ
ム、貼合せローラ及びカール矯正ローラの対応関係を示
す側面図である。
【図2】本発明に係る画像記録装置の概略全体構成図で
ある。
【符号の説明】
10    画像記録装置 16    感光材料 68    スクイズローラ 104  熱現像転写部 108  受像材料 116  加熱ドラム 118  無端圧接ベルト 120  貼合せローラ 121  カール矯正ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転ドラムと、前記回転ドラムの外周
    に圧接する貼合せローラと、を備え、異なる二枚の画像
    記録材料を前記回転ドラムと貼合せローラとの間で順次
    挟持して貼り合わせかつ貼り合わせた状態で前記回転ド
    ラムの外周に密着して巻き付けて画像記録処理を行う画
    像記録装置において、前記回転ドラムと貼合せローラと
    による前記二枚の画像記録材料の挟持貼り合わせ位置の
    直前に、一方の画像記録材料に係合してそのカールを矯
    正し前記回転ドラムと貼合せローラとの間へ送り込むカ
    ール矯正ローラを設けたことを特徴とする画像記録装置
  2. 【請求項2】  前記カール矯正ローラは、前記貼合せ
    ローラよりも小径とされると共に、前記一方の画像記録
    材料の搬送経路に対しカール方向と反対側に位置しかつ
    前記搬送経路に外周一部が若干進入した状態で配置され
    ることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
JP3630991A 1991-03-01 1991-03-01 画像記録装置 Pending JPH04274427A (ja)

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