JPH04274012A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JPH04274012A JPH04274012A JP5552491A JP5552491A JPH04274012A JP H04274012 A JPH04274012 A JP H04274012A JP 5552491 A JP5552491 A JP 5552491A JP 5552491 A JP5552491 A JP 5552491A JP H04274012 A JPH04274012 A JP H04274012A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 3
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号等の記録再生
を行う記録再生装置に関し、特に、映像信号にトラッキ
ング制御用パイロット信号を重畳した信号の記録再生を
行う記録再生装置に関するものである。
を行う記録再生装置に関し、特に、映像信号にトラッキ
ング制御用パイロット信号を重畳した信号の記録再生を
行う記録再生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、磁気テープ上の隣接する斜め
記録トラック間で互いに異なる周波数を有するトラッキ
ング制御用パイロット信号を、映像信号に周波数多重し
て記録するフォーマットとして、例えばいわゆる８ｍｍ
ＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）が存在する。
記録トラック間で互いに異なる周波数を有するトラッキ
ング制御用パイロット信号を、映像信号に周波数多重し
て記録するフォーマットとして、例えばいわゆる８ｍｍ
ＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）が存在する。
【０００３】この８ｍＶＴＲフォーマットの周波数チャ
ートは、図４に示すように、低域変換されたクロマ信号
（Ｃ信号）と、輝度信号（Ｙ信号）と、これら映像信号
に重畳されたトラッキング制御用パイロット信号と、Ｐ
ＦＭ変調されたオーディオ信号（ＡＦＭ信号）等からな
っている。また、上記８ｍｍＶＴＲフォーマットでは、
１つの斜め記録トラックに、１フィールド分の映像信号
が記録されるようになっている。
ートは、図４に示すように、低域変換されたクロマ信号
（Ｃ信号）と、輝度信号（Ｙ信号）と、これら映像信号
に重畳されたトラッキング制御用パイロット信号と、Ｐ
ＦＭ変調されたオーディオ信号（ＡＦＭ信号）等からな
っている。また、上記８ｍｍＶＴＲフォーマットでは、
１つの斜め記録トラックに、１フィールド分の映像信号
が記録されるようになっている。
【０００４】ここで、上記トラッキング制御用パイロッ
ト信号Ｐには、互いに周波数の異なる４種類のパイロッ
ト信号（周波数ｆ１ ，ｆ２ ，ｆ３ ，ｆ４ ）があ
り、当該８ｍｍビデオテープ上の隣合う斜め記録トラッ
ク間で周波数が同じにならないように１トラックに１種
類のパイロット信号が記録されるようになっている。こ
れにより、再生時に各トラック毎に再生されるパイロッ
ト信号に基づいたトラッキング制御が可能となっている
。
ト信号Ｐには、互いに周波数の異なる４種類のパイロッ
ト信号（周波数ｆ１ ，ｆ２ ，ｆ３ ，ｆ４ ）があ
り、当該８ｍｍビデオテープ上の隣合う斜め記録トラッ
ク間で周波数が同じにならないように１トラックに１種
類のパイロット信号が記録されるようになっている。こ
れにより、再生時に各トラック毎に再生されるパイロッ
ト信号に基づいたトラッキング制御が可能となっている
。
【０００５】更に、上述した８ｍｍＶＴＲでは、通常、
記録用と再生用のヘッドを１つのヘッドで共用している
と共に、この共用ヘッドを２つ（Ａヘッド，Ｂヘッド）
用いてそれぞれ回転ドラム上の１８０°対向する位置に
配置し、当該回転ドラムの一回転で、走行するテープ上
の２つの斜め記録トラックをトレースして２フィールド
分（１フレーム）の映像信号を記録再生できるようにな
されている。
記録用と再生用のヘッドを１つのヘッドで共用している
と共に、この共用ヘッドを２つ（Ａヘッド，Ｂヘッド）
用いてそれぞれ回転ドラム上の１８０°対向する位置に
配置し、当該回転ドラムの一回転で、走行するテープ上
の２つの斜め記録トラックをトレースして２フィールド
分（１フレーム）の映像信号を記録再生できるようにな
されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した８
ｍｍＶＴＲ等の磁気記録再生装置において、当該磁気記
録の周波数特性を決定する各種損失の内には、例えば磁
気ヘッドのギャップによる損失がある。例えば、テープ
から信号を再生するときのヘッドのギャップ長（間隔）
は、当該再生帯域を決める最も重要な要因である。すな
わち、信号再生時において、図５に示すように、記録波
長λが上記ギャップ長に近くなる（ギャップ長が拡がる
）と、該ヘッドからの出力電圧が急激に低下するように
なり、例えば記録波長λと上記ギャップ長とが等しくな
ると当該出力は略ゼロとなってしまう。このため、当該
図５に示すヘッドの相対出力とギャップ長との関係にお
ける信号再生時のヘッドの特性曲線ｐｂから、該ヘッド
のギャップ長は、記録波長λに対してあまり長くするこ
とは好ましくない。
ｍｍＶＴＲ等の磁気記録再生装置において、当該磁気記
録の周波数特性を決定する各種損失の内には、例えば磁
気ヘッドのギャップによる損失がある。例えば、テープ
から信号を再生するときのヘッドのギャップ長（間隔）
は、当該再生帯域を決める最も重要な要因である。すな
わち、信号再生時において、図５に示すように、記録波
長λが上記ギャップ長に近くなる（ギャップ長が拡がる
）と、該ヘッドからの出力電圧が急激に低下するように
なり、例えば記録波長λと上記ギャップ長とが等しくな
ると当該出力は略ゼロとなってしまう。このため、当該
図５に示すヘッドの相対出力とギャップ長との関係にお
ける信号再生時のヘッドの特性曲線ｐｂから、該ヘッド
のギャップ長は、記録波長λに対してあまり長くするこ
とは好ましくない。
【０００７】これに対し、テープへの信号記録時のヘッ
ドのギャップについては、図５に示す特性曲線ｒｅから
、ギャップ長をあまり狭くしないことが望まれる。すな
わち、記録時のヘッドのギャップ長が狭いと、このヘッ
ドで記録された信号を再生した再生信号は、低域の出力
レベルが低いものとなる虞れがある。このため、信号記
録時のヘッドのギャップ長は、長い方が好ましい。なお
、この図５の特性曲線ｒｅを測定する際の再生ヘッドの
ギャップ長は一定としている。
ドのギャップについては、図５に示す特性曲線ｒｅから
、ギャップ長をあまり狭くしないことが望まれる。すな
わち、記録時のヘッドのギャップ長が狭いと、このヘッ
ドで記録された信号を再生した再生信号は、低域の出力
レベルが低いものとなる虞れがある。このため、信号記
録時のヘッドのギャップ長は、長い方が好ましい。なお
、この図５の特性曲線ｒｅを測定する際の再生ヘッドの
ギャップ長は一定としている。
【０００８】しかし、上記従来の８ｍｍＶＴＲに用いら
れる共用ヘッドは、通常、上記ヘッドギャップを、再生
側の条件（再生特性）によって決定している。この場合
、記録特性の方からみると、ギャップ長が狭くなるため
好ましくない。
れる共用ヘッドは、通常、上記ヘッドギャップを、再生
側の条件（再生特性）によって決定している。この場合
、記録特性の方からみると、ギャップ長が狭くなるため
好ましくない。
【０００９】また、上記従来の８ｍｍＶＴＲフォーマッ
トにおいては、例えば、既に映像信号が記録された斜め
記録トラックに対して別の映像信号をインサートするよ
うな編集を行う場合、トラッキングが取れなくなるとい
う問題がある。すなわち、上記従来の８ｍｍＶＴＲにお
いては、記録用と再生用のヘッドが共用ヘッドとなって
いるため、信号記録時には、上記トラッキング制御用パ
イロット信号を読み取ることができず、トラッキングを
取ることができない。
トにおいては、例えば、既に映像信号が記録された斜め
記録トラックに対して別の映像信号をインサートするよ
うな編集を行う場合、トラッキングが取れなくなるとい
う問題がある。すなわち、上記従来の８ｍｍＶＴＲにお
いては、記録用と再生用のヘッドが共用ヘッドとなって
いるため、信号記録時には、上記トラッキング制御用パ
イロット信号を読み取ることができず、トラッキングを
取ることができない。
【００１０】このようなことから、例えば、トラッキン
グ用の信号をテープ上の上記斜め記録トラックに記録せ
ず、例えばテープ長手方向にトラッキング制御用のトラ
ック（いわゆるコントロールトラック）を別に設け、こ
のトラックにトラッキング用の信号を記録するようにな
すことも考えられるが、この場合は、該コントロールト
ラック用の固定ヘッドが必要となり、従来の８ｍｍＶＴ
Ｒのフォーマットからは外れることになる。
グ用の信号をテープ上の上記斜め記録トラックに記録せ
ず、例えばテープ長手方向にトラッキング制御用のトラ
ック（いわゆるコントロールトラック）を別に設け、こ
のトラックにトラッキング用の信号を記録するようにな
すことも考えられるが、この場合は、該コントロールト
ラック用の固定ヘッドが必要となり、従来の８ｍｍＶＴ
Ｒのフォーマットからは外れることになる。
【００１１】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みて提案されたものであり、斜め記録トラックへの信号
記録の特性と、再生時の特性とを最適なものとすること
ができると共に、８ｍｍＶＴＲフォーマットから外れる
ことなく、インサート等を行う編集時にトラッキングを
取ることが可能な記録再生装置を提供することを目的と
するものである。
みて提案されたものであり、斜め記録トラックへの信号
記録の特性と、再生時の特性とを最適なものとすること
ができると共に、８ｍｍＶＴＲフォーマットから外れる
ことなく、インサート等を行う編集時にトラッキングを
取ることが可能な記録再生装置を提供することを目的と
するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生装置は
、上述の目的を達成するために提案されたものであり、
映像信号にトラッキング制御用パイロット信号が重畳さ
れた信号を磁気テープ上の斜め記録トラックに記録する
記録ヘッドと、上記磁気テープ上の斜め記録トラックに
記録されている映像信号とトラッキング制御用パイロッ
ト信号を再生する再生ヘッドとを有し、上記再生ヘッド
を先行ヘッドとし上記記録ヘッドを後行ヘッドとするこ
とにより、上記再生ヘッドで上記トラッキング制御用パ
イロット信号を読み出し、当該読み出されたトラッキン
グ制御用パイロット信号に基づいて上記記録ヘッドのト
ラッキング制御を行うと共に、上記記録ヘッドのギャッ
プ長は上記再生ヘッドのギャップ長（間隔）よりも長く
（広く）なすようにしたものである。ここで、記録ヘッ
ドのギャップ長は略最短記録波長とし、再生ヘッドのギ
ャップ長は最短記録波長の１／２以下とすることが好ま
しい。更に、記録ヘッドに先行する消去ヘッドを設ける
ことが望ましい。
、上述の目的を達成するために提案されたものであり、
映像信号にトラッキング制御用パイロット信号が重畳さ
れた信号を磁気テープ上の斜め記録トラックに記録する
記録ヘッドと、上記磁気テープ上の斜め記録トラックに
記録されている映像信号とトラッキング制御用パイロッ
ト信号を再生する再生ヘッドとを有し、上記再生ヘッド
を先行ヘッドとし上記記録ヘッドを後行ヘッドとするこ
とにより、上記再生ヘッドで上記トラッキング制御用パ
イロット信号を読み出し、当該読み出されたトラッキン
グ制御用パイロット信号に基づいて上記記録ヘッドのト
ラッキング制御を行うと共に、上記記録ヘッドのギャッ
プ長は上記再生ヘッドのギャップ長（間隔）よりも長く
（広く）なすようにしたものである。ここで、記録ヘッ
ドのギャップ長は略最短記録波長とし、再生ヘッドのギ
ャップ長は最短記録波長の１／２以下とすることが好ま
しい。更に、記録ヘッドに先行する消去ヘッドを設ける
ことが望ましい。
【００１３】
【作用】本発明の記録再生装置によれば、ヘッドを記録
用と再生用に分けているため、それぞれ特性の最適なも
のを用いることができ、また、再生ヘッドを先行ヘッド
とし記録ヘッドを後行ヘッドとしているため、再生ヘッ
ドで読み出したトラッキング制御用パイロット信号に基
づいて記録ヘッドのトラッキング制御を行うことができ
、更に、インサート編集時でもトラッキングを取ること
ができる。
用と再生用に分けているため、それぞれ特性の最適なも
のを用いることができ、また、再生ヘッドを先行ヘッド
とし記録ヘッドを後行ヘッドとしているため、再生ヘッ
ドで読み出したトラッキング制御用パイロット信号に基
づいて記録ヘッドのトラッキング制御を行うことができ
、更に、インサート編集時でもトラッキングを取ること
ができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の記録再生装置の実施例を図面
を参照しながら説明する。図１は、本発明実施例の記録
再生装置の要部である回転ヘッドの概略構成を示してい
る。この図１の回転ヘッドは、映像信号にトラッキング
制御用パイロット信号が重畳された信号を磁気テープ上
の斜め記録トラックに記録する記録ヘッドＲＥＡ ，Ｒ
ＥＢ （Ａ，Ｂチャンネル用の２つのヘッド）と、上記
磁気テープ上の斜め記録トラックに記録されている映像
信号及びトラッキング制御用パイロット信号を再生する
再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ（Ａ，Ｂチャンネル用の２
つのヘッド）とを有しており、これら記録，再生ヘッド
ＲＥＡ ，ＲＥＢ ，ＰＢＡ ，ＰＢＢ が当該回転ヘ
ッドの回転ドラムＤＲ上に配されている。該回転ドラム
ＤＲは、回転軸Ｃで図中矢印ｒ方向に回転するものであ
る。
を参照しながら説明する。図１は、本発明実施例の記録
再生装置の要部である回転ヘッドの概略構成を示してい
る。この図１の回転ヘッドは、映像信号にトラッキング
制御用パイロット信号が重畳された信号を磁気テープ上
の斜め記録トラックに記録する記録ヘッドＲＥＡ ，Ｒ
ＥＢ （Ａ，Ｂチャンネル用の２つのヘッド）と、上記
磁気テープ上の斜め記録トラックに記録されている映像
信号及びトラッキング制御用パイロット信号を再生する
再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ（Ａ，Ｂチャンネル用の２
つのヘッド）とを有しており、これら記録，再生ヘッド
ＲＥＡ ，ＲＥＢ ，ＰＢＡ ，ＰＢＢ が当該回転ヘ
ッドの回転ドラムＤＲ上に配されている。該回転ドラム
ＤＲは、回転軸Ｃで図中矢印ｒ方向に回転するものであ
る。
【００１５】ここで、上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ
のギャップ長（間隔）ＧＲ は、上記再生ヘッドＰＢ
Ａ ，ＰＢＢ のギャップ長ＧＰ よりも長くなされて
いる。また、上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ のギャ
ップ長ＧＲ は、最短記録波長と略同じ長さとされる。 すなわち、前述した図５に示されているように、当該ギ
ャップ長ＧＲ を略最短記録波長にすることにより、こ
の記録ヘッドで信号が記録された斜め記録トラックを再
生した時に、波長の長い信号すなわち低域の出力レベル
を大きくすることができるようになる。例えば上記８ｍ
ｍＶＴＲフォーマットについていえば、当該ギャップ長
ＧＲ を略最短記録波長付近とすることで、この記録ヘ
ッドで記録された信号は、再生時に低域クロマ信号のＳ
／Ｎが改善されるようになると共に、輝度信号の周波数
特性も改善されるようになり、また、トラッキング制御
用パイロット信号や、ＡＦＭ信号等のＣ／Ｎも改善する
ことができるようになる。なお、例えば、最短記録波長
が０．５μｍであるならば、上記記録ヘッドＲＥＡ ，
ＲＥＢ のギャップ長ＧＲ は０．５μｍ付近とされる
。更に、上記再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ のギャップ
長ＧＰ は、上記最短記録波長の１／２以下とされる。 例えば、最短記録波長が０．５μｍであるならば、上記
再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ のギャップ長ＧＰ は、
０．２５μｍ以下とされる。これにより、良好な再生出
力が得られるようになる。
のギャップ長（間隔）ＧＲ は、上記再生ヘッドＰＢ
Ａ ，ＰＢＢ のギャップ長ＧＰ よりも長くなされて
いる。また、上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ のギャ
ップ長ＧＲ は、最短記録波長と略同じ長さとされる。 すなわち、前述した図５に示されているように、当該ギ
ャップ長ＧＲ を略最短記録波長にすることにより、こ
の記録ヘッドで信号が記録された斜め記録トラックを再
生した時に、波長の長い信号すなわち低域の出力レベル
を大きくすることができるようになる。例えば上記８ｍ
ｍＶＴＲフォーマットについていえば、当該ギャップ長
ＧＲ を略最短記録波長付近とすることで、この記録ヘ
ッドで記録された信号は、再生時に低域クロマ信号のＳ
／Ｎが改善されるようになると共に、輝度信号の周波数
特性も改善されるようになり、また、トラッキング制御
用パイロット信号や、ＡＦＭ信号等のＣ／Ｎも改善する
ことができるようになる。なお、例えば、最短記録波長
が０．５μｍであるならば、上記記録ヘッドＲＥＡ ，
ＲＥＢ のギャップ長ＧＲ は０．５μｍ付近とされる
。更に、上記再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ のギャップ
長ＧＰ は、上記最短記録波長の１／２以下とされる。 例えば、最短記録波長が０．５μｍであるならば、上記
再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ のギャップ長ＧＰ は、
０．２５μｍ以下とされる。これにより、良好な再生出
力が得られるようになる。
【００１６】また、本実施例の回転ヘッドにおいては、
上記再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ を先行ヘッドとし、
上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ が後行ヘッドとなる
ように配置されている。すなわち、再生ヘッドＰＢＡ
が記録ヘッドＲＥＡ に先行し、再生ヘッドＰＢＢ が
記録ヘッドＲＥＢ に先行するように配置されている。 これにより、先行の再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ で斜
め記録トラックに記録されたトラッキング制御用パイロ
ット信号（他の映像信号等も含む）を再生し、この読み
出されたトラッキング制御用パイロット信号に基づいて
上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ のトラッキング制御
を行うことができるようになる。例えば、後行の記録ヘ
ッドＲＥＡ ，ＲＥＢ で、上記再生ヘッドＰＢＡ ，
ＰＢＢ がトレースした斜め記録トラックに対して新た
な映像信号，音声信号及びトラッキング制御用パイロッ
ト信号等を記録することができるようになる。また、こ
の後行の記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ によって記録さ
れるトラッキング制御用パイロット信号は、上記先行の
再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ で読み取られたトラッキ
ング制御用パイロット信号に対応するものとなされる。 これにより、各斜め記録トラックに記録されるトラッキ
ング制御用パイロット信号の、８ｍｍＶＴＲフォーマッ
トで規定される連続性が保たれるようになる。上述のよ
うに、上記先行の再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ が読み
出したトラッキング制御用パイロット信号に基づいて、
後行の記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ のトラッキング制
御用を行うようにしたことにより、例えば、インサート
記録等を行う編集の際に、上記先行の再生ヘッドＰＢＡ
，ＰＢＢ がトレースした記録トラックに対して、正
しくアドレスコントロールされて、後行の記録ヘッドＲ
ＥＡ ，ＲＥＢ によるインサート記録が可能となる。
上記再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ を先行ヘッドとし、
上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ が後行ヘッドとなる
ように配置されている。すなわち、再生ヘッドＰＢＡ
が記録ヘッドＲＥＡ に先行し、再生ヘッドＰＢＢ が
記録ヘッドＲＥＢ に先行するように配置されている。 これにより、先行の再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ で斜
め記録トラックに記録されたトラッキング制御用パイロ
ット信号（他の映像信号等も含む）を再生し、この読み
出されたトラッキング制御用パイロット信号に基づいて
上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ のトラッキング制御
を行うことができるようになる。例えば、後行の記録ヘ
ッドＲＥＡ ，ＲＥＢ で、上記再生ヘッドＰＢＡ ，
ＰＢＢ がトレースした斜め記録トラックに対して新た
な映像信号，音声信号及びトラッキング制御用パイロッ
ト信号等を記録することができるようになる。また、こ
の後行の記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ によって記録さ
れるトラッキング制御用パイロット信号は、上記先行の
再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ で読み取られたトラッキ
ング制御用パイロット信号に対応するものとなされる。 これにより、各斜め記録トラックに記録されるトラッキ
ング制御用パイロット信号の、８ｍｍＶＴＲフォーマッ
トで規定される連続性が保たれるようになる。上述のよ
うに、上記先行の再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ が読み
出したトラッキング制御用パイロット信号に基づいて、
後行の記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ のトラッキング制
御用を行うようにしたことにより、例えば、インサート
記録等を行う編集の際に、上記先行の再生ヘッドＰＢＡ
，ＰＢＢ がトレースした記録トラックに対して、正
しくアドレスコントロールされて、後行の記録ヘッドＲ
ＥＡ ，ＲＥＢ によるインサート記録が可能となる。
【００１７】更に、本実施例では、上記記録ヘッドＲＥ
Ａ ，ＲＥＢ で記録を行う前に、斜め記録トラックに
既に記録されている前の信号を、消去ヘッドＦＥを用い
て消去するようにもしている。すなわち、例えば、上記
インサート記録によって既に信号が記録されている斜め
記録トラックに新たな映像信号をオーバーライトするよ
うな場合には、既に記録されている色信号と新たに記録
しようとする色信号とが干渉する虞れがあるため、消去
ヘッドを用いて、このオーバーライトの前に当該斜め記
録トラックの信号の消去を行うようにしている。
Ａ ，ＲＥＢ で記録を行う前に、斜め記録トラックに
既に記録されている前の信号を、消去ヘッドＦＥを用い
て消去するようにもしている。すなわち、例えば、上記
インサート記録によって既に信号が記録されている斜め
記録トラックに新たな映像信号をオーバーライトするよ
うな場合には、既に記録されている色信号と新たに記録
しようとする色信号とが干渉する虞れがあるため、消去
ヘッドを用いて、このオーバーライトの前に当該斜め記
録トラックの信号の消去を行うようにしている。
【００１８】ここで、本実施例の各ヘッドは、例えば、
図２に示すような高さ関係で上記回転ヘッドの回転ドラ
ムＤＲ上に配されている。すなわち、再生ヘッドＰＢＡ
とＰＢＢ とは同じ高さ関係になされ、消去ヘッドＦ
Ｅはこれら再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ よりも低い位
置に配されている。また、記録ヘッドＲＥＡ とＲＥＢ
とは同じ高さ関係になされ、上記消去ヘッドＦＥより
も低くなるように配されている。更に、消去ヘッドＦＥ
は、２トラック分を一度に消去できるだけの幅を有して
いる。このようなことから、テープを走行させると共に
各ヘッドで任意のある斜め記録トラックをトレースする
場合、再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ は、上記消去ヘッ
ドＦＥよりも先に当該記録トラックをトレース（Ａ，Ｂ
両ヘッドで２フィールド分の２トラックをトレース）し
、更に、上記消去ヘッドＦＥは、上記記録ヘッドＲＥＡ
，ＲＥＢ よりも先に当該記録トラック（２トラック
）をトレースするようになる。換言すれば、再生ヘッド
ＰＢＡ ，ＰＢＢ が２フィールド分の任意のある２ト
ラックをトレースし、上記消去ヘッドＦＥはこれら再生
ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢが過去にトレースした２トラッ
クを消去し、更に、記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ は上
記消去ヘッドＦＥが過去に消去した２トラックに記録を
行うようになる。
図２に示すような高さ関係で上記回転ヘッドの回転ドラ
ムＤＲ上に配されている。すなわち、再生ヘッドＰＢＡ
とＰＢＢ とは同じ高さ関係になされ、消去ヘッドＦ
Ｅはこれら再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ よりも低い位
置に配されている。また、記録ヘッドＲＥＡ とＲＥＢ
とは同じ高さ関係になされ、上記消去ヘッドＦＥより
も低くなるように配されている。更に、消去ヘッドＦＥ
は、２トラック分を一度に消去できるだけの幅を有して
いる。このようなことから、テープを走行させると共に
各ヘッドで任意のある斜め記録トラックをトレースする
場合、再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ は、上記消去ヘッ
ドＦＥよりも先に当該記録トラックをトレース（Ａ，Ｂ
両ヘッドで２フィールド分の２トラックをトレース）し
、更に、上記消去ヘッドＦＥは、上記記録ヘッドＲＥＡ
，ＲＥＢ よりも先に当該記録トラック（２トラック
）をトレースするようになる。換言すれば、再生ヘッド
ＰＢＡ ，ＰＢＢ が２フィールド分の任意のある２ト
ラックをトレースし、上記消去ヘッドＦＥはこれら再生
ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢが過去にトレースした２トラッ
クを消去し、更に、記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ は上
記消去ヘッドＦＥが過去に消去した２トラックに記録を
行うようになる。
【００１９】なお、上述した各ヘッドは、図２に示した
ように、回転ドラムＤＲの１回転で互いに異なる斜め記
録トラックをトレースするような高さ関係で配置されて
いるが、これら各ヘッドが同一の斜め記録トラックを順
次トレースするような高さに配置することも可能である
。
ように、回転ドラムＤＲの１回転で互いに異なる斜め記
録トラックをトレースするような高さ関係で配置されて
いるが、これら各ヘッドが同一の斜め記録トラックを順
次トレースするような高さに配置することも可能である
。
【００２０】図３には、当該実施例の回転ヘッドにおけ
る各ヘッドの記録と再生のタイミングを示す。すなわち
、この図３において、記録時には、フィールド単位で供
給された映像信号等の入力信号ＩＮ（・・，Ｖｎ−２
，Ｖｎ−１ ，Ｖｎ ，Ｖｎ＋１ ，Ｖｎ＋２ ，Ｖｎ
＋３ ，Ｖｎ＋４ ，・・）は、記録ヘッドＲＥＡ と
ＲＥＢ とによって各フィールド毎に斜め記録トラック
に記録される。ここで、ｎはフィールドの番号を示して
おり、このフィールドの番号と、各フィールドの信号が
記録される記録トラックのアドレスとは対応している。 例えば、記録ヘッドＲＥＡ では上記Ｖｎ−２ ，Ｖｎ
，Ｖｎ＋２ ，Ｖｎ＋４ ，・・の入力信号ＩＮを記
録（記録信号Ｒｎ−２ ，Ｒｎ ，Ｒｎ＋２ ，Ｒｎ＋
４，・・）し、記録ヘッドＲＥＢ では上記Ｖｎ−１
，Ｖｎ＋１ ，Ｖｎ＋３ ，・・の入力信号ＩＮを記録
（記録信号Ｒｎ−１ ，Ｒｎ＋１ ，Ｒｎ＋３ ，・・
）を記録する。
る各ヘッドの記録と再生のタイミングを示す。すなわち
、この図３において、記録時には、フィールド単位で供
給された映像信号等の入力信号ＩＮ（・・，Ｖｎ−２
，Ｖｎ−１ ，Ｖｎ ，Ｖｎ＋１ ，Ｖｎ＋２ ，Ｖｎ
＋３ ，Ｖｎ＋４ ，・・）は、記録ヘッドＲＥＡ と
ＲＥＢ とによって各フィールド毎に斜め記録トラック
に記録される。ここで、ｎはフィールドの番号を示して
おり、このフィールドの番号と、各フィールドの信号が
記録される記録トラックのアドレスとは対応している。 例えば、記録ヘッドＲＥＡ では上記Ｖｎ−２ ，Ｖｎ
，Ｖｎ＋２ ，Ｖｎ＋４ ，・・の入力信号ＩＮを記
録（記録信号Ｒｎ−２ ，Ｒｎ ，Ｒｎ＋２ ，Ｒｎ＋
４，・・）し、記録ヘッドＲＥＢ では上記Ｖｎ−１
，Ｖｎ＋１ ，Ｖｎ＋３ ，・・の入力信号ＩＮを記録
（記録信号Ｒｎ−１ ，Ｒｎ＋１ ，Ｒｎ＋３ ，・・
）を記録する。
【００２１】これに対して再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ
は、上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ よりも先行し
ているため、当該記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ が記録
している記録トラックよりも先行するトラックを再生し
ていることになる。本実施例の再生ヘッドＰＢＡ ，Ｐ
ＢＢ は、上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ よりも例
えば２．４フィールド相当分先行して再生するようにな
されている。例えば、上記再生ヘッドＰＢＡ からは再
生信号Ｐｎ ，Ｐｎ＋２ ，Ｐｎ＋４ ，Ｐｎ＋６ ，
・・が得られ、上記再生ヘッドＰＢＢ からは再生信号
Ｖｎ＋１ ，Ｖｎ＋３ ，Ｖｎ＋５ ，・・が得られる
。
は、上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ よりも先行し
ているため、当該記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ が記録
している記録トラックよりも先行するトラックを再生し
ていることになる。本実施例の再生ヘッドＰＢＡ ，Ｐ
ＢＢ は、上記記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ よりも例
えば２．４フィールド相当分先行して再生するようにな
されている。例えば、上記再生ヘッドＰＢＡ からは再
生信号Ｐｎ ，Ｐｎ＋２ ，Ｐｎ＋４ ，Ｐｎ＋６ ，
・・が得られ、上記再生ヘッドＰＢＢ からは再生信号
Ｖｎ＋１ ，Ｖｎ＋３ ，Ｖｎ＋５ ，・・が得られる
。
【００２２】上述したようなことから、本実施例の回転
ヘッドにおいては、記録用と再生用にヘッドを分けたこ
とにより、各ヘッドのギャップ長やコア材等の最適設計
が可能となる。例えば、記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ
のギャップ長ＧＲ は、最短記録波長と略同じ長さとさ
れているため、この記録ヘッドで信号が記録された斜め
記録トラックを再生した時に、波長の長い信号すなわち
低域の出力レベルを大きくすることができる。例えば、
上記８ｍｍＶＴＲフォーマットについていえば、この記
録ヘッドで記録された信号は、再生時に低域クロマ信号
のＳ／Ｎと輝度信号の周波数特性が改善されるようにな
り、トラッキング制御用パイロット信号や、ＡＦＭ信号
等のＣ／Ｎも改善することができるようになる。また、
上記再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ のギャップ長ＧＰ
は、上記最短記録波長の１／２以下とされているため、
良好な再生出力が得られるようになる。更に、コア材料
としては、再生ヘッドに例えばいわゆるフェライト等を
用い、記録ヘッドにいわゆるセンダストやアモルファス
材等を用いるというように、それぞれに最適の異なるコ
ア材を用いることができる。また更に、再生ヘッドＰＢ
Ａ ，ＰＢＢ を先行ヘッドとし、記録ヘッドＲＥＡ
，ＲＥＢ を後行ヘッドとすることで、例えばインサー
ト記録等を行う編集の際に、上記記録ヘッドＲＥＡ ，
ＲＥＢ のトラッキングを取ることができ、例えば上記
先行の再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ がトレースした記
録トラックに対して正しくアドレスコントロールされて
、後行の記録ヘッドＲＥＡ，ＲＥＢ によるインサート
記録が可能となる。
ヘッドにおいては、記録用と再生用にヘッドを分けたこ
とにより、各ヘッドのギャップ長やコア材等の最適設計
が可能となる。例えば、記録ヘッドＲＥＡ ，ＲＥＢ
のギャップ長ＧＲ は、最短記録波長と略同じ長さとさ
れているため、この記録ヘッドで信号が記録された斜め
記録トラックを再生した時に、波長の長い信号すなわち
低域の出力レベルを大きくすることができる。例えば、
上記８ｍｍＶＴＲフォーマットについていえば、この記
録ヘッドで記録された信号は、再生時に低域クロマ信号
のＳ／Ｎと輝度信号の周波数特性が改善されるようにな
り、トラッキング制御用パイロット信号や、ＡＦＭ信号
等のＣ／Ｎも改善することができるようになる。また、
上記再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ のギャップ長ＧＰ
は、上記最短記録波長の１／２以下とされているため、
良好な再生出力が得られるようになる。更に、コア材料
としては、再生ヘッドに例えばいわゆるフェライト等を
用い、記録ヘッドにいわゆるセンダストやアモルファス
材等を用いるというように、それぞれに最適の異なるコ
ア材を用いることができる。また更に、再生ヘッドＰＢ
Ａ ，ＰＢＢ を先行ヘッドとし、記録ヘッドＲＥＡ
，ＲＥＢ を後行ヘッドとすることで、例えばインサー
ト記録等を行う編集の際に、上記記録ヘッドＲＥＡ ，
ＲＥＢ のトラッキングを取ることができ、例えば上記
先行の再生ヘッドＰＢＡ ，ＰＢＢ がトレースした記
録トラックに対して正しくアドレスコントロールされて
、後行の記録ヘッドＲＥＡ，ＲＥＢ によるインサート
記録が可能となる。
【００２３】
【発明の効果】上述のように、本発明の記録再生装置に
おいては、ヘッドを記録用と再生用に分けているため、
それぞれ特性の最適なものを用いることができる。これ
により、再生時に低域の出力レベルを大きくすることが
でき、８ｍｍＶＴＲフォーマットについていえば、低域
クロマ信号のＳ／Ｎと輝度信号の周波数特性とが改善さ
れ、トラッキング制御用パイロット信号やＡＦＭ信号等
のＣ／Ｎも改善することができ、良好な再生出力を得る
ことができる。また、コア材料も両ヘッドにそれぞれ最
適なものを用いることができる。更に、再生ヘッドを先
行ヘッドとし記録ヘッドを後行ヘッドとしているため、
再生ヘッドで斜め記録トラックのトラッキング制御用パ
イロット信号を読み出し、このトラッキング制御用パイ
ロット信号に基づいて記録ヘッドのトラッキングを取る
ようにすることができ、例えばインサート編集時でもト
ラッキングを取ることができる。
おいては、ヘッドを記録用と再生用に分けているため、
それぞれ特性の最適なものを用いることができる。これ
により、再生時に低域の出力レベルを大きくすることが
でき、８ｍｍＶＴＲフォーマットについていえば、低域
クロマ信号のＳ／Ｎと輝度信号の周波数特性とが改善さ
れ、トラッキング制御用パイロット信号やＡＦＭ信号等
のＣ／Ｎも改善することができ、良好な再生出力を得る
ことができる。また、コア材料も両ヘッドにそれぞれ最
適なものを用いることができる。更に、再生ヘッドを先
行ヘッドとし記録ヘッドを後行ヘッドとしているため、
再生ヘッドで斜め記録トラックのトラッキング制御用パ
イロット信号を読み出し、このトラッキング制御用パイ
ロット信号に基づいて記録ヘッドのトラッキングを取る
ようにすることができ、例えばインサート編集時でもト
ラッキングを取ることができる。
【図１】本発明実施例の記録再生装置の要部である回転
ヘッドの概略構成を示す図である。
ヘッドの概略構成を示す図である。
【図２】実施例の各ヘッドの配置高さの関係を示す図で
ある。
ある。
【図３】実施例の各ヘッドの記録，再生のタイミングを
説明するための図である。
説明するための図である。
【図４】８ｍｍＶＴＲフォーマットの周波数チャートを
示す図である。
示す図である。
【図５】記録ヘッド，再生ヘッドにおける相対出力とギ
ャップ長との関係を示す特性図である。
ャップ長との関係を示す特性図である。
ＰＢＡ ，ＰＢＢ ・・・・・再生ヘッドＲＥＡ ，Ｒ
ＥＢ ・・・・・記録ヘッドＦＥ・・・・・・・・・・
消去ヘッド ＤＲ・・・・・・・・・・回転ドラム
ＥＢ ・・・・・記録ヘッドＦＥ・・・・・・・・・・
消去ヘッド ＤＲ・・・・・・・・・・回転ドラム
Claims (1)
- 【請求項１】 映像信号にトラッキング制御用パイロ
ット信号が重畳された信号を磁気テープ上の斜め記録ト
ラックに記録する記録ヘッドと、上記磁気テープ上の斜
め記録トラックに記録されている映像信号とトラッキン
グ制御用パイロット信号を再生する再生ヘッドとを有し
、上記再生ヘッドを先行ヘッドとし上記記録ヘッドを後
行ヘッドとすることにより、上記再生ヘッドで上記トラ
ッキング制御用パイロット信号を読み出し、当該読み出
されたトラッキング制御用パイロット信号に基づいて上
記記録ヘッドのトラッキング制御を行うと共に、上記記
録ヘッドのギャップ長は上記再生ヘッドのギャップ長よ
りも長くなすことを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5552491A JPH04274012A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5552491A JPH04274012A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04274012A true JPH04274012A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=13001107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5552491A Pending JPH04274012A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04274012A (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP5552491A patent/JPH04274012A/ja active Pending
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