JPH0427331Y2 - - Google Patents

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JPH0427331Y2
JPH0427331Y2 JP1989098610U JP9861089U JPH0427331Y2 JP H0427331 Y2 JPH0427331 Y2 JP H0427331Y2 JP 1989098610 U JP1989098610 U JP 1989098610U JP 9861089 U JP9861089 U JP 9861089U JP H0427331 Y2 JPH0427331 Y2 JP H0427331Y2
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rods
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swinging
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JP1989098610U
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JPH0337860U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は養殖籠内にて養殖した貝を養殖籠内
から篩い出す装置に関する。
(考案の背景) 従来、帆立貝等の養殖は養殖籠内に小貝を収容
し、この養殖籠を海中に1年半から2年程吊下げ
て行なつている。上記した養殖籠は、円形の枠を
一定の間隔を置いて配設し、略円柱状に展開する
様に形成した籠本体の内部を多数の部屋に仕切つ
て構成し、養殖する子貝は上記各部屋に小分けし
て収容している。
1年半から2年の養殖期間が終えて上記養殖籠
の中から成長した貝を取手す際には、養殖籠の閉
じ紐を解いて籠周面を開口させ、籠内の貝を人手
によつて取手している。しかし、成長した帆立貝
が収容される養殖籠は40Kg〜50Kgの重さを有し、
さらに、その養殖籠から微生物がからむ様に付着
した帆立貝を取手す作業は非常に大変な作業であ
り、多大な労力と時間を必要としていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案の課題は、養殖籠内に収容される貝の取
手しを自動化することである。
(課題を解決する為の手段) 上記した課題を解決する為に本考案の養殖貝の
篩い出し装置は、クランク状に屈曲形成した複数
本の払い杆の基端部を略水平な桁状フレームの上
に沿つて所定の間隔を置いて回動自在に取付ける
と共に、該払い杆の先端部を桁状フレームの一側
へ向けて水平に突出させ、該払い杆と同数の揺動
杆の一端を払い杆の基端に夫々接続し、それら揺
動杆の他端同士を1本の往復動杆に枢着して連結
し、上記往復動杆と駆動モータにより回転する回
転盤の偏心部位とをリンク杆で連結したものであ
る。
(作用) 以上の手段によれば、各払い杆は桁状フレーム
上にて基端部を回動自在に支持され、それらの基
端に固定した揺動杆の他端同士が一本の往復動杆
に対して枢着されることにより、各篩い杆の回動
が往復動杆を介して連動される。
また、駆動モータにより回転する回転盤のクラ
ンクピンと上記した往復動杆とはリンク杆によつ
て連結され、上記回転盤と共に偏心部位が円軌道
を描いて回転すると、偏心部位とリンク杆を介し
て連結される往復動杆は偏心部位の円軌道の直径
と略同じストロークにて往復動し、これによつて
クランク状の各払い杆の先端側が同時に往復回動
する。
そして、上記した各払い杆先端部上にわたつて
養殖籠を載置すると、この養殖籠が各払い杆先端
側の回動によつて水平及び上下方向に振り動かさ
れ、これにより養殖籠内の貝が同籠の開口部より
篩い出されて落下する。
(考案の効果) 本考案は以上の様に、回転盤の回転を往復動杆
の往復動として変換し、この往復動杆の往復動に
より各揺動杆を連動せしめてクランク状の各払い
杆を同期させながら切れ良く往復回動させるもの
であるから、各払い杆の先端側にわたつて載置さ
せた養殖籠を水平及び上下方向に振り切る様に振
動させて、養殖籠内に付着する貝を効果的に篩い
落すことができる。
従つて、従来多くの時間と労力を必要としてい
た養殖籠からの貝の取手し作業を少人数にて能率
的に行なうことができるものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第4図にて示す養殖貝の取手し装置
は、梯子状に構成したフレーム枠8上で水平に支
持される桁状フレーム1に沿つて所要本数の払い
杆2を所定の間隔を置いて配設してある。
払い杆2は棒状部材の一端側をクランク状に屈
曲させて形成し、上記桁状フレーム1に沿つて所
定の間隔を置きながら複数本例えば10本程配置す
ると共に、それら払い杆2の基端部を夫々支持金
具10に対して回動自在に挿嵌し、この支持金具
10を桁状フレーム1上に対して取付固定してあ
る。これにより、各払い杆2を同杆2の先端側が
桁状フレーム1の一側へ向けて水平に突出する様
に支持し、上記支持金具10にて支持される基端
部を支軸として回動した際に、クランクする先端
側が振られる様に回動する。
上記した様に、桁状フレーム1に沿つて並列さ
れる各払い杆2は、第1図及び第3図にて示すよ
うに貝の取出し作業時において帆立貝が収容され
た養殖籠aを水平状に載置する為のものであり、
各払い杆2同士の間隔は養殖籠aを下から無理な
く支える為に、養殖籠aの外周に沿つて一定の間
隔で取付けられる円形枠の位置に略一致する様に
配置してある。
尚、フレーム枠8の上面に設けた8aは作業中
に養殖籠aを載置する為の載置板8aである。
上記した各払い杆2の基端は夫々支持金具10
を貫通させて桁状フレームの他側へ突出させると
共に、揺動杆5の上端を取付固定してある。
揺動杆5は払い杆2を回動させるものであつ
て、帯状の鋼板を用いて形成し、クランク状に形
成される払い杆2の先端側が真下に下がつた状態
において同杆5の下端が真下に向く様に取付固定
され、さらに、各揺動杆5の下端部は1本の往復
動杆6に対して枢着してある。
これによつて各揺動杆5同士は往復動杆6を介
して連結され、往復動杆6を水平方向へ往復動さ
せることにより各揺動杆5が連動して揺動し、さ
らに各払い杆2が揃つて往復回動する。
図中7は駆動モータであり、フレーム枠8の略
中央に設けられたモータベツト11の上に取付固
定され、その出力軸に取付けた駆動プーリ7aと
減速プーリ12との間をVベルト13によつて連
絡している。
減速プーリ12は駆動モータ7の一側にて軸支
される第1軸14の一側に固定して取付けられ、
そして、第1軸14の他側に設けた第1減速スプ
ロケツト15と、駆動モータ7を挟んで反対側に
軸支される第2軸16の第2減速スプロケツト1
6との間をチエーン18によつて連絡している。
上記第2軸16の桁状フレーム1側の端部に取
付けられた3は回転盤であり、第2軸16を支軸
として回転する。上記回転盤3は支軸から所定の
距離を置いた個所にクランクピン3aが設けてあ
り、このクランクピン3aと往復動杆6の側面に
突設させた受けピン6aとの間をリンク杆4によ
つて連結してある。
リンク杆4は両端部に上記クランクピン3aと
受けピン6aに対して回動自在に嵌着る嵌合孔部
4a,4bを備えると共に、略中央から二分割し
て螺合接続することによつて長さ調整自在に構成
されている。
以上の如く構成した養殖貝の取手し装置は、駆
動モータ7を作動させると減速プーリ12及び第
1、第2両減速スプロケツト15,16を介して
回転盤3が回転し、これにより該回転盤3のクラ
ンクピン3aが円軌道を描きながらリンク杆4を
繰り返し押動及び引動する。
従つて、リンク杆4を介して上記クランクピン
3aと連結される往復動杆6はクランクピン3a
が描く円軌道の半径と略同じストロークにて往復
動し、これによつて往復動杆6を介して相互に連
結される各揺動杆5が連動して揺動し、さらに、
それら揺動杆5と一体化する各払い杆2が同期し
て切れ良く往復回動する。
尚、上記した回転盤3の側面には半円形のバラ
ンスウエイト3bが取付けてあり、回転盤3が回
転した時に上記バランスウエイト3bに生じる慣
性力でもつて各払い杆2、揺動杆5及び往復動杆
6が往復動する際に周期的に生じる負荷力を打ち
消して装置の作動を円滑に行なうものである。
上記した装置を用いて養殖籠aから貝の取手し
作業を行なう際には、貝の収容された養殖篭5a
の閉じ紐を解いて同籠a側面を開口a1した上で、
その養殖籠aを各払い杆2の上に開口a1を下に向
けた状態で載置した後、装置を作動させる。
装置を作動させると、前記した様に回転盤3の
回転が往復動杆6を水平に往復させる動きに変換
され、この往復動杆6の往復動により各揺動杆5
が連動して揺動して養殖籠aを載せた各払い杆2
の先端側が同期しながら切れ良く往復回動する。
従つて、上記した各払い杆2によつて支えられ
る養殖籠aが水平及び上下方向に振り切る様に振
動し、これにより該籠a内に付着する養殖貝が効
果的に篩い落されて開口a1下に置かれた収容箱1
8内に落下する。
尚、上記した各払い杆は第5図及び第6図にて
示した払い杆2′の様に、杆の先端側を2つ折り
に形成して挟持孔部2′aを形成し、この挟持孔
2′a内に養殖籠aの円形枠を差し込んで保持出
来る様にしてもよく、これによれば、貝の取手し
作業中に各払い杆2′の上で養殖籠aが移動して
しまうのを防止することができる。
また、上記した実施例における各払い杆2は、
先端側が真下に位置する様に支持している為に、
作動時において各払い杆2の先端側が水平方向に
大きく往復回動される。しかし、上記各払い杆2
の先端側を水平方向へ向けた状態で支持すること
によれば、各払い杆の先端側が水平位置から上下
方向に大きく往復回動する様に設定することがで
き、各払い杆2先端側の支持角度の設定は養殖籠
aの振動具合を見ながら適切な角度に設定するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した養殖貝の篩い出し装
置を示す平面図、第2図は同装置を示す一部切欠
正面図、第3図は同装置の側面図、第4図は駆動
部を示す拡大正面図、第5図は挟持孔部を有する
払い杆を備えた装置の部分平面図、第6図は同部
分の正面図である。 図中、a……養殖籠、1……桁状フレーム、2
……払い杆、3……回転盤、3a……クランクピ
ン、4……リンク杆、5……揺動杆、6……往復
動杆、7……駆動モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランク状に屈曲形成した複数本の払い杆の基
    端部を略水平な桁状フレームの上に沿つて所定の
    間隔を置いて回動自在に取付けると共に、該払い
    杆の先端部を桁状フレームの一側へ向けて水平に
    突出させ、該払い杆と同数の揺動杆の一端を払い
    杆の基端に夫々接続し、それら揺動杆の他端同士
    を1本の往復動杆に枢着して連結し、上記往復動
    杆と駆動モータにより回転する回転盤の偏心部位
    とをリンク杆で連結した養殖貝用払い出し装置。
JP1989098610U 1989-08-23 1989-08-23 Expired JPH0427331Y2 (ja)

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JP1989098610U JPH0427331Y2 (ja) 1989-08-23 1989-08-23

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JP1989098610U JPH0427331Y2 (ja) 1989-08-23 1989-08-23

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JPH0337860U JPH0337860U (ja) 1991-04-12
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JP1989098610U Expired JPH0427331Y2 (ja) 1989-08-23 1989-08-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5662727B2 (ja) * 2010-07-30 2015-02-04 株式会社むつ家電特機 貝類取り出し方法と貝類取り出し装置
JP5777560B2 (ja) * 2012-04-25 2015-09-09 エラ機械工業株式会社 養殖貝の自動選別装置

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JPH0337860U (ja) 1991-04-12

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