JPH04272745A - 睡眠検出装置 - Google Patents

睡眠検出装置

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Publication number
JPH04272745A
JPH04272745A JP3032673A JP3267391A JPH04272745A JP H04272745 A JPH04272745 A JP H04272745A JP 3032673 A JP3032673 A JP 3032673A JP 3267391 A JP3267391 A JP 3267391A JP H04272745 A JPH04272745 A JP H04272745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
integrator
amplifier
bedding
human body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3032673A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3032673A priority Critical patent/JPH04272745A/ja
Publication of JPH04272745A publication Critical patent/JPH04272745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は睡眠を検出する睡眠検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の睡眠検出装置は、例えば人
体の脳波や眼球運動を検出して検出信号の波形処理を行
なって入眠を判定するもの(特開昭62−253034
号公報)や、人体の脈波を検出して検出信号の波形処理
を行なって入眠を判定するもの(特開昭63−1500
47号公報)であり、いずれも脳波や眼球運動、脈波等
の生体信号を検出する検出手段を直接人体の頭皮または
皮膚に装着する構成であるため、装着による違和感があ
り睡眠が乱されるといった課題があった。この点に鑑み
て、本発明者らは寝具に配設した圧電素子により人体に
非接触で体動を検出し、体動の静止時間がある設定時間
以上になった場合に入眠したと判定する睡眠検出装置を
先に提案した。
【0003】図5は上記従来の睡眠検出装置のブロック
図である。同図よりこの装置は寝具に配設された圧電素
子1、圧電素子の信号のある特定の周波数成分をろ波す
るフィルター2、増幅器3、整流器4、積分器5、不在
判定手段6、在床判定手段7、体動判定手段8、タイマ
ー9、入眠判定手段10とから構成され、以下のように
作用する。ここで、寝具上に人体が存在する場合の人体
の体動を次の2つに分けて定義する。人体の心臓の活動
や呼吸活動により伝搬される身体の微小な体動を細体動
と呼び、入床・起床・寝返りといった身体の大きな体動
を粗体動と呼ぶ。さて、上記のような人体の細体動と粗
体動により寝具に配設された圧電素子1が変形を受ける
と、その変形の程度に応じて圧電素子1より電圧が発生
する。この出力信号はフィルター2によりろ波され、さ
らに増幅器3による増幅、整流器4による整流、積分器
5により積分される。図6に積分器5の出力信号の波形
図を示す。図より入床・起床・寝返りといった粗体動に
対応してレベルの高い出力が得られる一方、在床してい
て安静状態であれば心拍や呼吸といった細体動に対応し
てレベルの低い出力が得られる。この事実に基づき、積
分器5の信号レベルに応じて以下の判定がなされる。積
分器5の信号レベルがあらかじめ定められた第3の設定
値Va未満である場合は不在判定手段6により寝具上に
人体が存在しないと判定される。積分器5の信号レベル
が第3の設定値Va以上でありかつあらかじめ定められ
た第4の設定値Vb未満である場合は在床判定手段7に
より寝具上に人体が安静状態で存在すると判定される。 積分器5の信号レベルが第4の設定値Vb以上である場
合は体動判定手段8により寝具上で人体が粗体動を生起
したと判定される。次に、在床判定手段7の信号がある
場合にはタイマー9により計時動作が開始される。ただ
し、この計時動作は不在判定手段7または体動判定手段
9の信号によりリセットされる。そして、入眠判定手段
10ではタイマー9により計時される計時時間があらか
じめ定められた設定時間を越えれば寝具上で人体が入眠
したと判定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術の睡眠検出装置では、細体動が確実に検出されるよう
増幅器3の増幅度を高く設定してあるため、図6に示す
ように寝床近傍で就寝者以外の他人が歩行したり、ドア
を開閉したり、あるいは他の寝床で他人が寝返りを行な
った場合、他人の行為による振動が圧電素子1に伝搬し
てしまい、就寝者が実際には粗体動を起こしていないの
にあたかも粗体動を起こしたように動作してしまい(図
6中のM部)、入眠判定に誤動作が生じるといった課題
があった。本発明は上記課題を解決するもので、その目
的は、就寝者本人の体動と他人の動作による振動伝搬と
区別して入眠判定に誤動作のない睡眠検出装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、寝具に配設された圧電素子と、前記圧電素
子の信号のある特定の周波数成分をろ波するフィルター
と、前記フィルターの信号を増幅する第1の増幅器と、
前記第1の増幅器より増幅度が小さく前記フィルターの
信号を増幅する第2の増幅器と、前記第1の増幅器の信
号を整流する第1の整流器と、前記第2の増幅器の信号
を整流する第2の整流器と、前記第1の整流器の信号を
積分する第1の積分器と、前記第2の整流器の信号を積
分する第2の積分器と、前記第1の積分器の信号レベル
があらかじめ定められた第1の設定値未満である場合は
前記寝具上に人体が存在しないと判定する不在判定手段
と、前記第1の積分器の信号レベルが前記第1の設定値
以上でありかつ前記第2の積分器の信号レベルがあらか
じめ定められた第2の設定値未満である場合は前記寝具
上に人体が安静状態で存在すると判定する在床判定手段
と、前記第2の積分器の信号レベルが前記第2の設定値
以上である場合は前記寝具上で人体が体動を生起したと
判定する体動判定手段と、前記在床判定手段の信号によ
り計時動作を開始するとともに前記不在判定手段または
前記体動判定手段の信号により計時動作をリセットする
タイマーと、前記タイマーにより計時される計時時間が
あらかじめ定められた設定時間を越えれば前記寝具上で
人体が入眠したと判定する入眠判定手段とから構成され
る。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって以下のように作用す
る。寝具上に人体が存在する場合、人体の細体動または
粗体動により寝具に配設された圧電素子が変形を受ける
と、その変形の程度に応じて圧電素子より電圧が発生す
る。この出力信号はフィルターによりろ波され、その信
号は第1の増幅器による増幅、第1の整流器による整流
、第1の積分器による積分の処理が行なわれるとともに
、第2の増幅器による増幅、第2の整流器による整流、
第2の積分器による積分の処理が行なわれる。ここで、
第2の増幅器は第1の増幅器よりも増幅度が小さく設定
してあり、2つの整流器、2つの積分器はそれぞれ同じ
特性を持っている。次に第1の積分器と第2の積分器の
信号レベルに応じて以下の判定がなされる。すなわち、
第1の積分器の信号レベルがあらかじめ定められた第1
の設定値未満である場合は不在判定手段により寝具上に
人体が存在しないと判定される。第1の積分器の信号レ
ベルが前記第1の設定値以上でありかつ第2の積分器の
信号レベルがあらかじめ定められた第2の設定値未満で
ある場合は在床判定手段により寝具上に人体が安静状態
で存在する(細体動がある)と判定される。第2の積分
器の信号レベルが前記第2の設定値以上である場合は体
動判定手段により寝具上で人体が体動を生起した(粗体
動がある)と判定される。次に、在床判定手段の信号が
ある場合にはタイマーにより計時動作が開始される。た
だし、この計時動作は不在判定手段または体動判定手段
の信号によりリセットされる。そして、入眠判定手段で
はタイマーにより計時される計時時間があらかじめ定め
られた設定時間を越えれば寝具上で人体が入眠したと判
定される。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本実施例をベッドに装着した際の斜視
図、図2はブロック図である。図1および図2において
、1は圧電素子でポリフッ化ビニリデン(PVDF)等
の高分子圧電材料を薄膜状にし両面に可とう性の電極膜
を付着させテープ状に成形されたもので、図1のように
マットレス17の表面に固定されてある。18は回路ユ
ニットで、フィルター2、第1の増幅器11、第2の増
幅器12、第1の整流器13、第2の整流器14、第1
の積分器15、第2の積分器16、不在判定手段6、在
床判定手段7、体動判定手段8、タイマー9および入眠
判定手段10(図1では図示せず)を内蔵している。 圧電素子1と回路ユニット18とはシールド線19で接
続されている。
【0008】この実施例の構成によれば、本発明は以下
のように作用する。寝具上に人体が存在する場合、人体
の細体動または粗体動により寝具に配設された圧電素子
1が変形を受けると、その変形の程度に応じて圧電素子
より電圧が発生する。この出力信号はフィルター2によ
りろ波され、その信号は第1の増幅器11による増幅、
第1の整流器13による整流、第1の積分器15による
積分の処理が行なわれるとともに、第2の増幅器12に
よる増幅、第2の整流器14による整流、第2の積分器
16による積分の処理が行なわれる。ここで、第1の増
幅器はさきに説明した従来例の増幅器と同じ特性を有し
、第2の増幅器12は第1の増幅器11よりも増幅度が
小さく設定してある。また、2つの整流器、2つの積分
器はそれぞれ先に説明した従来例における整流器、積分
器と同じ特性を持っている。図3に実際の就寝の際の第
1の積分器15の信号波形を、図4に第2の積分器16
の信号波形を示す。ここで、就寝者本人の粗体動と他人
の動きとの双方が圧電素子1へ付加する変形の強度は当
然のように前者の方が大きいが、第1の増幅器11は先
に説明した従来例における増幅器と同一の高い増幅特性
を有しているので、図3のように入床、寝返り、離床等
の粗体動による信号レベルと他人の動きによる信号レベ
ルは両者とも先に説明した従来例での第3の設定値Vb
以上となり、就寝者本人の粗体動と他人の動きとの区別
がつかない。しかしながら、第2の増幅器12は第1の
増幅器11よりも増幅度が小さく設定してあるので、図
4のように他人の動きは就寝者本人の粗体動に比して信
号レベルが低くなり、第2の設定値Vcを図のように設
ければ、就寝者本人の粗体動と他人の動きとの区別が可
能となる。
【0009】このことより第1の積分器15と第2の積
分器16の信号レベルに応じて以下の判定がなされる。 第1の積分器の信号レベルがあらかじめ定められた第1
の設定値Va未満である場合は不在判定手段6により寝
具上に人体が存在しないと判定される。第1の積分器1
5の信号レベルが第1の設定値Va以上でありかつ第2
の積分器16の信号レベルがあらかじめ定められた第2
の設定値Vc未満である場合は在床判定手段7により寝
具上に人体が安静状態で存在する(細体動がある)と判
定される。第2の積分器16の信号レベルが第2の設定
値Vc以上である場合は体動判定手段8により寝具上で
人体が体動を生起した(粗体動がある)と判定される。 次に、在床判定手段7の信号がある場合にはタイマー9
により計時動作が開始される。ただし、この計時動作は
不在判定手段6または体動判定手段8の信号によりリセ
ットされる。そして、入眠判定手段10ではタイマー9
により計時される計時時間があらかじめ定められた設定
時間を越えれば寝具上で人体が入眠したと判定される。 前記設定時間に関しては、発明者らが行なった睡眠実験
により約15分が適当との知見を得ている。また、Va
、Vcは睡眠実験により設定することができる。
【0010】上記作用により本実施例によれば、従来例
の入眠判定の信号処理経路に従来例よりも増幅度の小さ
な増幅器を付加することにより、就寝者本人の体動と他
人の動作による振動伝搬とを区別することが可能となり
入眠判定に誤動作のない睡眠検出装置を提供することが
できるといった効果がある。
【0011】上記実施例では圧電素子1をマットレス1
7に配設したが、上記細体動が検出できる範囲内であれ
ば、マットレス17内部に内蔵したりベッドフレームに
配設する構成としてもよいし、さらにふとんやシーツ、
まくら等に内蔵あるいは配設できるような構成としても
よい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の睡眠検出装
置によれば、従来例の入眠判定の信号処理経路に従来例
よりも増幅度の小さな増幅器を付加することにより、就
寝者本人の体動と他人の動作による振動伝搬とを区別す
ることが可能となり入眠判定に誤動作のない睡眠検出装
置を提供することができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における睡眠検出装置の外観
斜視図
【図2】本発明の一の実施例における睡眠判定装置のブ
ロック図
【図3】本発明の一実施例における第1の積分器からの
出力を示す波形図
【図4】本発明の一実施例における第2の積分器からの
出力を示す波形図
【図5】従来の睡眠検出装置のブロック図
【図6】従来
の睡眠検出装置の積分器からの出力を示す波形図
【符号の説明】
1  圧電素子 2  フィルター 6  不在判定手段 7  在床判定手段 8  体動判定手段 9  タイマー 10  入眠判定手段 11  第1の増幅器 12  第2の増幅器 13  第1の整流器 14  第2の整流器 15  第1の積分器 16  第2の積分器 18  回路ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  寝具に配設された圧電素子と、前記圧
    電素子の信号のある特定の周波数成分をろ波するフィル
    ターと、前記フィルターの信号を増幅する第1の増幅器
    と、前記第1の増幅器より増幅度が小さく前記フィルタ
    ーの信号を増幅する第2の増幅器と、前記第1の増幅器
    の信号を整流する第1の整流器と、前記第2の増幅器の
    信号を整流する第2の整流器と、前記第1の整流器の信
    号を積分する第1の積分器と、前記第2の整流器の信号
    を積分する第2の積分器と、前記第1の積分器の信号レ
    ベルがあらかじめ定められた第1の設定値未満である場
    合は前記寝具上に人体が存在しないと判定する不在判定
    手段と、前記第1の積分器の信号レベルが前記第1の設
    定値以上でありかつ前記第2の積分器の信号レベルがあ
    らかじめ定められた第2の設定値未満である場合は前記
    寝具上に人体が安静状態で存在すると判定する在床判定
    手段と、前記第2の積分器の信号レベルが前記第2の設
    定値以上である場合は前記寝具上で人体が体動を生起し
    たと判定する体動判定手段と、前記在床判定手段の信号
    により計時動作を開始するとともに前記不在判定手段ま
    たは前記体動判定手段の信号により計時動作をリセット
    するタイマーと、前記タイマーにより計時される計時時
    間があらかじめ定められた設定時間を越えれば前記寝具
    上で人体が入眠したと判定する入眠判定手段とからなる
    睡眠検出装置。
JP3032673A 1991-02-27 1991-02-27 睡眠検出装置 Pending JPH04272745A (ja)

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JP3032673A JPH04272745A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 睡眠検出装置

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JP3032673A JPH04272745A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 睡眠検出装置

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JPH04272745A true JPH04272745A (ja) 1992-09-29

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JP3032673A Pending JPH04272745A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 睡眠検出装置

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JP (1) JPH04272745A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034979A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Paramount Bed Co Ltd ベッド装置
JP2013220295A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Tanita Corp 生体信号処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034979A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Paramount Bed Co Ltd ベッド装置
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