JPH0427260Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427260Y2 JPH0427260Y2 JP1984126513U JP12651384U JPH0427260Y2 JP H0427260 Y2 JPH0427260 Y2 JP H0427260Y2 JP 1984126513 U JP1984126513 U JP 1984126513U JP 12651384 U JP12651384 U JP 12651384U JP H0427260 Y2 JPH0427260 Y2 JP H0427260Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- agc
- gain
- data
- memory
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 4
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
Description
この考案はテレビジヨン受像器のRF・AGC装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来、この種の装置としては第1図に示す回路
のものが知られている。図において、符号1はフ
ロントエンド、2はSAWフイルタ、3は映像中
間周波増幅部(以下VIF部とする。)、4はPLLシ
ンセサイザシステム、5は不揮発性メモリで、各
チヤンネルごとの周波数を記憶して、それぞれの
チヤンネル切換えごとに、PLLシンセサイザシ
ステム4の読出しに応じて、フロントエンド1へ
同調電圧を入力する、一方、このフロントエンド
1へはVIF部の出力段より、図に示す可変抵抗R
によつて立上り電界が設定されたRF・AGC装置
がフイードバツクされている。 次に作用について説明する。各チヤンネル中の
特定の1チヤンネルについて、可変抵抗Rによつ
てRF・AGCの立上り電界を設定すると、この特
定のチヤンネル以外のチヤンネルに切換えると、
フロントエンド1のゲインのバラツキによつて、
AGCの作用時点が早まつたり、遅くなつたりす
る。例えば、第2図の混変調特性およびS/N特
性を示す線図において、第8チヤンネルのフロン
トエンド1のゲイン30dBで、AGC立上り入力
電界を60dBμに設定したとする。第12チヤンネ
ルの場合のフロントエンド1の35dBであると、
VIF部3への入力レベルは5dBだけ高くなるの
で、RF・AGCの立上りは55dBμとなり、映像
S/N比が劣化する。また、例えば第6チヤンネ
ルの場合のフロントエンド1のゲインが25dB
とすると、RF・AGCの立上りは65dBμとなつ
て、混変調特性は劣化する。 従来のテレビジヨン受像器のAGC装置は以上
のように構成されているので、フロントエンドの
各チヤンネル別のゲイン差が上記の混変調特性の
劣化およびS/N比の上昇等の起因にならない範
囲であればよいが、最近に至つてCATVに対応
するフロントエンド等、周波数カバーレンジの広
いものが要求されるようになつてからは、フロン
トエンドのチヤンネル間のゲイン差が増し、上記
の混変調特性の劣化、S/N比の上昇とを避ける
ことができない欠点があつた。
のものが知られている。図において、符号1はフ
ロントエンド、2はSAWフイルタ、3は映像中
間周波増幅部(以下VIF部とする。)、4はPLLシ
ンセサイザシステム、5は不揮発性メモリで、各
チヤンネルごとの周波数を記憶して、それぞれの
チヤンネル切換えごとに、PLLシンセサイザシ
ステム4の読出しに応じて、フロントエンド1へ
同調電圧を入力する、一方、このフロントエンド
1へはVIF部の出力段より、図に示す可変抵抗R
によつて立上り電界が設定されたRF・AGC装置
がフイードバツクされている。 次に作用について説明する。各チヤンネル中の
特定の1チヤンネルについて、可変抵抗Rによつ
てRF・AGCの立上り電界を設定すると、この特
定のチヤンネル以外のチヤンネルに切換えると、
フロントエンド1のゲインのバラツキによつて、
AGCの作用時点が早まつたり、遅くなつたりす
る。例えば、第2図の混変調特性およびS/N特
性を示す線図において、第8チヤンネルのフロン
トエンド1のゲイン30dBで、AGC立上り入力
電界を60dBμに設定したとする。第12チヤンネ
ルの場合のフロントエンド1の35dBであると、
VIF部3への入力レベルは5dBだけ高くなるの
で、RF・AGCの立上りは55dBμとなり、映像
S/N比が劣化する。また、例えば第6チヤンネ
ルの場合のフロントエンド1のゲインが25dB
とすると、RF・AGCの立上りは65dBμとなつ
て、混変調特性は劣化する。 従来のテレビジヨン受像器のAGC装置は以上
のように構成されているので、フロントエンドの
各チヤンネル別のゲイン差が上記の混変調特性の
劣化およびS/N比の上昇等の起因にならない範
囲であればよいが、最近に至つてCATVに対応
するフロントエンド等、周波数カバーレンジの広
いものが要求されるようになつてからは、フロン
トエンドのチヤンネル間のゲイン差が増し、上記
の混変調特性の劣化、S/N比の上昇とを避ける
ことができない欠点があつた。
この考案、上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、フロントエンド1
における各チヤンネル別のゲイン差を、フロント
エンド1の後段に設けたアンプによつて上記ゲイ
ン差を補正することによつて、RF・AGCの立上
がり電界強度のバラツキを各チヤンネルごとに一
定にし、混変調特性およびS/N比特性を改善し
たテレビジヨン受像器のAGC装置を提供するこ
とを目的としている。
去するためになされたもので、フロントエンド1
における各チヤンネル別のゲイン差を、フロント
エンド1の後段に設けたアンプによつて上記ゲイ
ン差を補正することによつて、RF・AGCの立上
がり電界強度のバラツキを各チヤンネルごとに一
定にし、混変調特性およびS/N比特性を改善し
たテレビジヨン受像器のAGC装置を提供するこ
とを目的としている。
本考案は、上記目的を達成するために、テレビ
ジヨン受像器におけるフロントエンドのゲインコ
ントロールを行うためのテレビジヨン受像器の
AGC装置において、各チヤンネルの同調データ
及びこれらのチヤンネルに対応したフロントエン
ドのゲインデータとを格納するメモリと、前記フ
ロントエンドの出力を増幅する増幅手段と、チヤ
ンネル切換え時に前記メモリからそれぞれのチヤ
ンネルに対応した同調データ及びゲインデータを
読取り、前記フロントエンドの同調制御及び前記
増幅手段のゲイン制御を行うPLLシンセサイザ
とを具備することを特徴とするものである。
ジヨン受像器におけるフロントエンドのゲインコ
ントロールを行うためのテレビジヨン受像器の
AGC装置において、各チヤンネルの同調データ
及びこれらのチヤンネルに対応したフロントエン
ドのゲインデータとを格納するメモリと、前記フ
ロントエンドの出力を増幅する増幅手段と、チヤ
ンネル切換え時に前記メモリからそれぞれのチヤ
ンネルに対応した同調データ及びゲインデータを
読取り、前記フロントエンドの同調制御及び前記
増幅手段のゲイン制御を行うPLLシンセサイザ
とを具備することを特徴とするものである。
以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明
する。第3図において、符号1,2,3,5は第
1図における同符号と同じ部分である。4はシン
セサイザシステム、5は不揮発性メモリーで、従
来例の機能であつた各チヤンネルごとの周波数に
対応するデータの収納に加えて、各チヤンネルご
とのAGCが起因するフロントエンド1のゲイン
のバラツキに対応するデータ(AGCデータ)を
も収納している。なお、このメモリ5において
は、ゲイン等のデータの書換えが可能とされてい
る。6はこのAGCデータをPLLシンセサイザ4
を介して受信するD/Aコンバータで、この出力
は7で示した増幅器のトランジスタベースに接続
されている。 次に動作について説明する。VIF部3よりフイ
ードバツクされるRF・AGC電圧は、図示の可変
抵抗Rによつてある特定のチヤンネルについての
み最適の立上がり時点になるように設定されてい
るので、他のチヤンネルの場合はフロントエンド
1のAGCによるチヤンネル別のゲインのバラツ
キが起因して、チヤンネルごとにフロントエンド
1出力に差が生じる。このAGCによるフロント
エンド1のゲイン差のデータを、チヤンネルを切
り換えるごとに不揮発性メモリ5から読み出し、
PLLシンセサイザシステム4を介してD/Aコ
ンバータ6に入力させ、その出力のアナログ量に
変換されたAGCデータの電圧を増幅器7のトラ
ンジスタベースに印加する。以上の作用によつ
て、増幅器7がAGCデータで制御され、AGCが
起因するフロントエンド1のチヤンネル別のゲイ
ン差による出力のバラツキを無くして、SAWフ
イルタ2へ入力させる。
する。第3図において、符号1,2,3,5は第
1図における同符号と同じ部分である。4はシン
セサイザシステム、5は不揮発性メモリーで、従
来例の機能であつた各チヤンネルごとの周波数に
対応するデータの収納に加えて、各チヤンネルご
とのAGCが起因するフロントエンド1のゲイン
のバラツキに対応するデータ(AGCデータ)を
も収納している。なお、このメモリ5において
は、ゲイン等のデータの書換えが可能とされてい
る。6はこのAGCデータをPLLシンセサイザ4
を介して受信するD/Aコンバータで、この出力
は7で示した増幅器のトランジスタベースに接続
されている。 次に動作について説明する。VIF部3よりフイ
ードバツクされるRF・AGC電圧は、図示の可変
抵抗Rによつてある特定のチヤンネルについての
み最適の立上がり時点になるように設定されてい
るので、他のチヤンネルの場合はフロントエンド
1のAGCによるチヤンネル別のゲインのバラツ
キが起因して、チヤンネルごとにフロントエンド
1出力に差が生じる。このAGCによるフロント
エンド1のゲイン差のデータを、チヤンネルを切
り換えるごとに不揮発性メモリ5から読み出し、
PLLシンセサイザシステム4を介してD/Aコ
ンバータ6に入力させ、その出力のアナログ量に
変換されたAGCデータの電圧を増幅器7のトラ
ンジスタベースに印加する。以上の作用によつ
て、増幅器7がAGCデータで制御され、AGCが
起因するフロントエンド1のチヤンネル別のゲイ
ン差による出力のバラツキを無くして、SAWフ
イルタ2へ入力させる。
以上のように、この考案によればチヤンネル別
にAGCが起因するフロントエンドのゲイン差を、
あらかじめこのゲイン差に対応したデータをメモ
リに収納しておき、チヤンネルを切換えるごとに
このデータを読みとり、このデータに対応した電
荷でフロントエンド出力段に接続した増幅器を制
御するように構成したので、チヤンネルに無関係
に常に最適なAGCをかけることができるため、
良質なテレビジヨンの画像が得られる。また、フ
ロントエンドのゲインの変更は、メモリに記憶さ
れているゲインデータの変更によつて行われるた
め、その設定変更を容易に行うことができる。
にAGCが起因するフロントエンドのゲイン差を、
あらかじめこのゲイン差に対応したデータをメモ
リに収納しておき、チヤンネルを切換えるごとに
このデータを読みとり、このデータに対応した電
荷でフロントエンド出力段に接続した増幅器を制
御するように構成したので、チヤンネルに無関係
に常に最適なAGCをかけることができるため、
良質なテレビジヨンの画像が得られる。また、フ
ロントエンドのゲインの変更は、メモリに記憶さ
れているゲインデータの変更によつて行われるた
め、その設定変更を容易に行うことができる。
第1図は従来のAGC装置を示すブロツク図、
第2図は従来のAGC装置による混変調特性およ
びS/N特性を示す線図、第3図はこの考案の一
実施例のAGC装置を示すブロツク図である。 1……フロントエンド、2……SAWフイルタ、
3……VIF部、4……PLLシンセサイザシステ
ム、5……不揮発性メモリ、6……D/Aコンバ
ータ、7……増幅器。
第2図は従来のAGC装置による混変調特性およ
びS/N特性を示す線図、第3図はこの考案の一
実施例のAGC装置を示すブロツク図である。 1……フロントエンド、2……SAWフイルタ、
3……VIF部、4……PLLシンセサイザシステ
ム、5……不揮発性メモリ、6……D/Aコンバ
ータ、7……増幅器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テレビジヨン受像器におけるフロントエンドの
ゲインコントロールを行うためのテレビジヨン受
像器のAGC装置において、 各チヤンネルの同調データ及びこれらのチヤン
ネルに対応したフロントエンドのゲインデータと
を格納するメモリと、 前記フロントエンドの出力を増幅する増幅手段
と、 チヤンネル切換え時に前記メモリからそれぞれ
のチヤンネルに対応した同調データ及びゲインデ
ータを読取り、前記フロントエンドの同調制御及
び前記増幅手段のゲイン制御を行うPLLシンセ
サイザと を具備することを特徴とするテレビジヨン受像器
のAGC装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12651384U JPS6142173U (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | テレビジヨン受像器のagc装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12651384U JPS6142173U (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | テレビジヨン受像器のagc装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142173U JPS6142173U (ja) | 1986-03-18 |
JPH0427260Y2 true JPH0427260Y2 (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=30685188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12651384U Granted JPS6142173U (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | テレビジヨン受像器のagc装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142173U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5871220U (ja) * | 1981-11-07 | 1983-05-14 | 三洋電機株式会社 | テレビジヨン受像機 |
-
1984
- 1984-08-21 JP JP12651384U patent/JPS6142173U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142173U (ja) | 1986-03-18 |
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