JPH04272293A - 撓み制御可能なロ−ル - Google Patents
撓み制御可能なロ−ルInfo
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- JPH04272293A JPH04272293A JP3302694A JP30269491A JPH04272293A JP H04272293 A JPH04272293 A JP H04272293A JP 3302694 A JP3302694 A JP 3302694A JP 30269491 A JP30269491 A JP 30269491A JP H04272293 A JPH04272293 A JP H04272293A
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- roll
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Links
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/0006—Driving arrangements
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】撓み制御可能なロ−ルは、主とし
て紙、不織布、プラスチックフィルム及び繊維製ウェブ
の加圧及び温度処理のために用いられる。但し、該ロ−
ルの能力は上記用途に限定されない。撓み制御可能なロ
−ルは、回転しないクロスヘッドと、該クロスヘッドを
軸に回転する中空ロ−ルとにより構成され、該中空ロ−
ルは内側から適切な液圧式手段によって、中空ロ−ルの
内側で撓むことができるクロスヘッドから自らを離すよ
うにして支持される。かみこみ部における線圧によって
生起される線荷重に対する反力は、通常の中実ロ−ルで
は、線荷重に対応する中実ロ−ルの撓みによって生起さ
れる。撓み制御可能なロ−ルでは、この撓みはクロスヘ
ッドに伝わるので、中空ロ−ルは撓みと無関係であり、
所望の撓み曲線を受け入れることができ、特に直線状に
維持することができる。
て紙、不織布、プラスチックフィルム及び繊維製ウェブ
の加圧及び温度処理のために用いられる。但し、該ロ−
ルの能力は上記用途に限定されない。撓み制御可能なロ
−ルは、回転しないクロスヘッドと、該クロスヘッドを
軸に回転する中空ロ−ルとにより構成され、該中空ロ−
ルは内側から適切な液圧式手段によって、中空ロ−ルの
内側で撓むことができるクロスヘッドから自らを離すよ
うにして支持される。かみこみ部における線圧によって
生起される線荷重に対する反力は、通常の中実ロ−ルで
は、線荷重に対応する中実ロ−ルの撓みによって生起さ
れる。撓み制御可能なロ−ルでは、この撓みはクロスヘ
ッドに伝わるので、中空ロ−ルは撓みと無関係であり、
所望の撓み曲線を受け入れることができ、特に直線状に
維持することができる。
【0002】一連の使用例を論じる場合には、中空ロ−
ルを駆動した場合の考察が必要である。この駆動は重大
な構造的な問題を引き起こす。その問題とは、中空ロ−
ルはそのときの駆動条件に対応して半径方向に移動し、
よって生じた撓みのため、ケ−シングの軸線が駆動しな
い場合に比べて変形するからである。駆動装置が中空ロ
−ルに接触する接触領域は、機台に対しても荷重が掛か
る度に撓むクロスヘッドに対しても同じ位置を有しない
。この場合に注意すべきことは、製紙業界で用いられか
つ最大限10mの長さと1mの直径を有するロ−ルでは
、駆動装置が、毎分1000m及びそれ以上の相当の周
速で、同様に相当の製造能力を伝達しなければならない
ことである。この場合、中空ロ−ルを回転させる歯車装
置の歯合が不正確であると、該装置に過度な磨耗が生ず
るからである。
ルを駆動した場合の考察が必要である。この駆動は重大
な構造的な問題を引き起こす。その問題とは、中空ロ−
ルはそのときの駆動条件に対応して半径方向に移動し、
よって生じた撓みのため、ケ−シングの軸線が駆動しな
い場合に比べて変形するからである。駆動装置が中空ロ
−ルに接触する接触領域は、機台に対しても荷重が掛か
る度に撓むクロスヘッドに対しても同じ位置を有しない
。この場合に注意すべきことは、製紙業界で用いられか
つ最大限10mの長さと1mの直径を有するロ−ルでは
、駆動装置が、毎分1000m及びそれ以上の相当の周
速で、同様に相当の製造能力を伝達しなければならない
ことである。この場合、中空ロ−ルを回転させる歯車装
置の歯合が不正確であると、該装置に過度な磨耗が生ず
るからである。
【0003】中空ロ−ルの両端が同一線上に並ばないこ
とが駆動ピニオンの歯合に及ぼす作用を防止するため、
ピニオンを伝動装置ケ−ス内に配置された中空ロ−ルと
共軸の延長部で支承する。伝動装置ケ−ス及びピニオン
は中空ロ−ルの端部の動きに追従するが、相互の位置及
び正確な歯合は維持される。
とが駆動ピニオンの歯合に及ぼす作用を防止するため、
ピニオンを伝動装置ケ−ス内に配置された中空ロ−ルと
共軸の延長部で支承する。伝動装置ケ−ス及びピニオン
は中空ロ−ルの端部の動きに追従するが、相互の位置及
び正確な歯合は維持される。
【0004】このことの一例は米国特許公報第3766
620号に開示され、該例では、中空ロ−ルの端部は、
クロスヘッドに設けられたころがり軸受に支承され、ク
ロスヘッドに対する中空ロ−ルの端部のずれは芯合せに
基づいて生じる誤差の範囲にに限られる。伝動装置ケ−
スは、中空ロ−ルに比べて外径が狭い延長部を囲繞して
いる。伝動装置ケ−スと接続した軸方向フランジは、外
側から延長部に係合する。軸方向フランジの外周面と延
長部の内周面の間には、ダブル・ロ−ラ・ベアリングが
設けられ、該ダブル・ロ−ラ・ベアリングによって、共
に回転しない伝動装置ケ−スが、回転する延長部に支持
されている。該延長部の半径方向外側には、伝動装置ケ
−スで支持されかつ軸線に平行な駆動ジャ−ナルが設け
られている。該駆動ジャ−ナルに取着された駆動ピニオ
ンは、伝動装置ケ−スの内側の軸受の高さで延長部の外
面に形成された歯に歯合する。
620号に開示され、該例では、中空ロ−ルの端部は、
クロスヘッドに設けられたころがり軸受に支承され、ク
ロスヘッドに対する中空ロ−ルの端部のずれは芯合せに
基づいて生じる誤差の範囲にに限られる。伝動装置ケ−
スは、中空ロ−ルに比べて外径が狭い延長部を囲繞して
いる。伝動装置ケ−スと接続した軸方向フランジは、外
側から延長部に係合する。軸方向フランジの外周面と延
長部の内周面の間には、ダブル・ロ−ラ・ベアリングが
設けられ、該ダブル・ロ−ラ・ベアリングによって、共
に回転しない伝動装置ケ−スが、回転する延長部に支持
されている。該延長部の半径方向外側には、伝動装置ケ
−スで支持されかつ軸線に平行な駆動ジャ−ナルが設け
られている。該駆動ジャ−ナルに取着された駆動ピニオ
ンは、伝動装置ケ−スの内側の軸受の高さで延長部の外
面に形成された歯に歯合する。
【0005】伝動装置ケ−スによる支持をなくすことは
、特に好ましい訳ではない。何故ならば、支持長はダブ
ル・ロ−ラ・ベアリングの幅に限られるからであり、力
が中空ロ−ルに対する伝動装置ケ−スの傾斜に作用する
とき、相当な力のモ−メントがダブル・ロ−ラ・ベアリ
ングに印加されるからである。
、特に好ましい訳ではない。何故ならば、支持長はダブ
ル・ロ−ラ・ベアリングの幅に限られるからであり、力
が中空ロ−ルに対する伝動装置ケ−スの傾斜に作用する
とき、相当な力のモ−メントがダブル・ロ−ラ・ベアリ
ングに印加されるからである。
【0006】ドイツ特許公報第2507677号及び第
3623028号に開示された撓み制御可能なロ−ルで
は、中空ロ−ルの両端がクロスヘッドに支持されるので
なく、中空ロ−ルは全体として該中空ロ−ル用のガイド
に沿ってクロスヘッドの方へ半径方向に移動する。駆動
装置が接触する中空ロ−ルの両端の全移動は、上記半径
方向の移動よりもはるかに大きい。何故ならば、全移動
は単なる角度変化以外に、並進運動成分を含むからであ
る。ドイツ特許公報第2507677号では、ピニオン
を有する伝動装置ケ−スは、ピニオンの両側において、
中空ロ−ルの延長部の外面で支持されている。この種の
構造的に異なった実施例は、ドイツ特許公報第3623
028号の内容であり、該内容の特徴は、ピニオンを有
する駆動ジャ−ナルが、内側に一方の斜歯を有する中空
ジャ−ナルとして形成され、他方の斜歯が駆動シャフト
の端部で一方の斜歯に歯合することである。上記公報す
なわちドイツ特許公報第2507677号及び第362
3028号では、伝動装置ケ−スの移動は、自在継手の
軸で駆動することにより調整され、ドイツ特許公報第3
623028号の実施例では、斜歯を有する駆動シャフ
トによる移動の調整が行なわれている。
3623028号に開示された撓み制御可能なロ−ルで
は、中空ロ−ルの両端がクロスヘッドに支持されるので
なく、中空ロ−ルは全体として該中空ロ−ル用のガイド
に沿ってクロスヘッドの方へ半径方向に移動する。駆動
装置が接触する中空ロ−ルの両端の全移動は、上記半径
方向の移動よりもはるかに大きい。何故ならば、全移動
は単なる角度変化以外に、並進運動成分を含むからであ
る。ドイツ特許公報第2507677号では、ピニオン
を有する伝動装置ケ−スは、ピニオンの両側において、
中空ロ−ルの延長部の外面で支持されている。この種の
構造的に異なった実施例は、ドイツ特許公報第3623
028号の内容であり、該内容の特徴は、ピニオンを有
する駆動ジャ−ナルが、内側に一方の斜歯を有する中空
ジャ−ナルとして形成され、他方の斜歯が駆動シャフト
の端部で一方の斜歯に歯合することである。上記公報す
なわちドイツ特許公報第2507677号及び第362
3028号では、伝動装置ケ−スの移動は、自在継手の
軸で駆動することにより調整され、ドイツ特許公報第3
623028号の実施例では、斜歯を有する駆動シャフ
トによる移動の調整が行なわれている。
【0007】ドイツ特許公報第2507677号及び第
3623028号に共通する点は、伝動装置ケ−スが中
空ロ−ルの延長部にのみ支持され、中空ロ−ルが、その
内側に設置されかつクロスヘッドに接触する軸受又はガ
イドによって案内されることである。
3623028号に共通する点は、伝動装置ケ−スが中
空ロ−ルの延長部にのみ支持され、中空ロ−ルが、その
内側に設置されかつクロスヘッドに接触する軸受又はガ
イドによって案内されることである。
【0008】ドイツ特許公報第3645034号の実施
例では、中空ロ−ルはクロスヘッドに支持されているが
、米国特許公報第3766629号の実施例と異なって
、軸受は延長部の外面に設置され、鐘形の軸承部材の内
周面に支持される。鐘形の軸承部材の縮径部は、クロス
ヘッドの外端部の支持長に遊びなしに設けられている。 上記実施例では、中空ロ−ルの駆動は、該中空ロ−ルの
端面に接続された鎖歯車のリムを介して行なわれる。こ
のような「開放型の」駆動装置は、多くの使用例では少
しも考慮されない。何故ならば、この駆動装置では不都
合は機台の間の、ロ−ルの作動領域で生じるからである
。
例では、中空ロ−ルはクロスヘッドに支持されているが
、米国特許公報第3766629号の実施例と異なって
、軸受は延長部の外面に設置され、鐘形の軸承部材の内
周面に支持される。鐘形の軸承部材の縮径部は、クロス
ヘッドの外端部の支持長に遊びなしに設けられている。 上記実施例では、中空ロ−ルの駆動は、該中空ロ−ルの
端面に接続された鎖歯車のリムを介して行なわれる。こ
のような「開放型の」駆動装置は、多くの使用例では少
しも考慮されない。何故ならば、この駆動装置では不都
合は機台の間の、ロ−ルの作動領域で生じるからである
。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ドイ
ツ特許公報第3645034号の種類のロ−ルに、閉鎖
型のケ−スを有するピニオン駆動装置を備えることであ
る。
ツ特許公報第3645034号の種類のロ−ルに、閉鎖
型のケ−スを有するピニオン駆動装置を備えることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、作動するロ
−ル周面を形成する回転形の中空ロ−ルと、該中空ロ−
ルを周囲に間隔をあけて長手方向に貫通し、自らの端部
が中空ロ−ルの端部から突出しかつ該端部で支持される
回転しないクロスヘッドと、中空ロ−ルの内部でクロス
ヘッドの表面に沿って支持され、中空ロ−ルの内周面に
作用する液圧式の支持手段を備えたロ−ルであって、中
空ロ−ルの端部の外側に設けられ、大径の部分とロ−ル
の端部に対し軸方向に隣接し、かつクロスヘッドが貫通
している小径の領域を有し、該小径の領域に設けられた
支持長の部分でクロスヘッドの端部を遊びなしに包摂し
て支持し、自らの外周面で支持部材の外力の作用を受け
る鐘形の軸承部材と、中空ロ−ルの端部に設けられ、該
中空ロ−ルの直径に対し縮径した部分を有するとともに
、半径方向の遊びをもって軸方向に鐘形の軸承部材の大
径の領域に挿入され、前記部分の外面と鐘形の軸承部材
の大径の部分の内周面との間の前記挿入領域に、鐘形の
軸承部材に対し中空ロ−ルを回転自在に支持する軸受を
嵌込む軸方向の延長部と、鐘形の軸承部材と中空ロ−ル
の間で延長部とともに回転自在に接続された外歯と、該
外歯に歯合し、かつ中空ロ−ルの軸線に対し平行な軸線
を有する駆動ピニオンと、延長部の部分を囲繞し、駆動
ピニオンを支承する伝動装置ケ−スと、駆動ピニオンの
、中空ロ−ルに向いた側に設けられ、伝動装置ケ−スを
延長部の一側で支持する軸受と、駆動ピニオンの他側で
軸方向に軸受の中心の高さに設けられ、伝動装置ケ−ス
を他側で鐘形の軸承部材の大径の部分の外面で支持する
自動調心軸受を具備するロ−ルを形成することにより解
決される。
−ル周面を形成する回転形の中空ロ−ルと、該中空ロ−
ルを周囲に間隔をあけて長手方向に貫通し、自らの端部
が中空ロ−ルの端部から突出しかつ該端部で支持される
回転しないクロスヘッドと、中空ロ−ルの内部でクロス
ヘッドの表面に沿って支持され、中空ロ−ルの内周面に
作用する液圧式の支持手段を備えたロ−ルであって、中
空ロ−ルの端部の外側に設けられ、大径の部分とロ−ル
の端部に対し軸方向に隣接し、かつクロスヘッドが貫通
している小径の領域を有し、該小径の領域に設けられた
支持長の部分でクロスヘッドの端部を遊びなしに包摂し
て支持し、自らの外周面で支持部材の外力の作用を受け
る鐘形の軸承部材と、中空ロ−ルの端部に設けられ、該
中空ロ−ルの直径に対し縮径した部分を有するとともに
、半径方向の遊びをもって軸方向に鐘形の軸承部材の大
径の領域に挿入され、前記部分の外面と鐘形の軸承部材
の大径の部分の内周面との間の前記挿入領域に、鐘形の
軸承部材に対し中空ロ−ルを回転自在に支持する軸受を
嵌込む軸方向の延長部と、鐘形の軸承部材と中空ロ−ル
の間で延長部とともに回転自在に接続された外歯と、該
外歯に歯合し、かつ中空ロ−ルの軸線に対し平行な軸線
を有する駆動ピニオンと、延長部の部分を囲繞し、駆動
ピニオンを支承する伝動装置ケ−スと、駆動ピニオンの
、中空ロ−ルに向いた側に設けられ、伝動装置ケ−スを
延長部の一側で支持する軸受と、駆動ピニオンの他側で
軸方向に軸受の中心の高さに設けられ、伝動装置ケ−ス
を他側で鐘形の軸承部材の大径の部分の外面で支持する
自動調心軸受を具備するロ−ルを形成することにより解
決される。
【0011】
【作用及び効果】上記ロ−ルを本発明に基づいて構成す
ることによって、特に次の問題、すなわち従来の伝動装
置ケ−スはピニオンと結合された延長部に支承され、そ
の外側が例えばドイツ特許公報第3645034号の発
明のように、鐘形の軸承部材によって覆われているため
に、外側からはもはやアクセスできないという問題が解
決された。鐘形の軸承部材と中空ロ−ルの端部との間に
すべての駆動装置を配置することは基本的には可能であ
るが、ロ−ルの全長が余りに拡張してしまうという欠点
がある。ドイツ特許公報第3645034号の発明の構
造では、主軸受を中空ロ−ルの軸方向外側に設けたこと
によって、クロスヘッドの支持長が拡張される結果とな
った。クロスヘッドの撓みが過大となるのを制限のため
従って伝達可能な線圧を適切に保持するため、又設置す
るスペ−スには制限があるとの理由から、クロスヘッド
及びロ−ルが長いことは好ましくない。
ることによって、特に次の問題、すなわち従来の伝動装
置ケ−スはピニオンと結合された延長部に支承され、そ
の外側が例えばドイツ特許公報第3645034号の発
明のように、鐘形の軸承部材によって覆われているため
に、外側からはもはやアクセスできないという問題が解
決された。鐘形の軸承部材と中空ロ−ルの端部との間に
すべての駆動装置を配置することは基本的には可能であ
るが、ロ−ルの全長が余りに拡張してしまうという欠点
がある。ドイツ特許公報第3645034号の発明の構
造では、主軸受を中空ロ−ルの軸方向外側に設けたこと
によって、クロスヘッドの支持長が拡張される結果とな
った。クロスヘッドの撓みが過大となるのを制限のため
従って伝達可能な線圧を適切に保持するため、又設置す
るスペ−スには制限があるとの理由から、クロスヘッド
及びロ−ルが長いことは好ましくない。
【0012】本発明によれば、駆動装置は軸方向に最小
限の所要スペ−スで伝動装置ケ−スとピニオンとから一
体に形成することができ、その際、伝動装置ケ−スはロ
−ルの該伝動装置ケ−スに向いた端部で、鐘形の軸承部
材の外側に支持されるので、該端部で伝動装置ケ−スを
支持するのに追加の軸方向スペ−スが不要であるという
好結果を得ることができる。伝動装置ケ−スは最適と考
えられる支持、すなわち駆動ピニオンの両側での支持を
受けるので、ロ−ルの隣接する端部に向いた軸受を外側
から結合するように収容するスペ−スは必要ない。
限の所要スペ−スで伝動装置ケ−スとピニオンとから一
体に形成することができ、その際、伝動装置ケ−スはロ
−ルの該伝動装置ケ−スに向いた端部で、鐘形の軸承部
材の外側に支持されるので、該端部で伝動装置ケ−スを
支持するのに追加の軸方向スペ−スが不要であるという
好結果を得ることができる。伝動装置ケ−スは最適と考
えられる支持、すなわち駆動ピニオンの両側での支持を
受けるので、ロ−ルの隣接する端部に向いた軸受を外側
から結合するように収容するスペ−スは必要ない。
【0013】外歯を設置するのに適切な方法は、請求項
2に開示されている。この場合延長部に固定される歯車
を該延長部に固定される別個の歯車として形成すること
により、ロ−ルの製造を簡略化するだけでなく、軸受を
取付けるためにできるだけ小さくなければならない延長
部の外径に比べて大きいピッチ円直径の歯車を用いるこ
ともできる。
2に開示されている。この場合延長部に固定される歯車
を該延長部に固定される別個の歯車として形成すること
により、ロ−ルの製造を簡略化するだけでなく、軸受を
取付けるためにできるだけ小さくなければならない延長
部の外径に比べて大きいピッチ円直径の歯車を用いるこ
ともできる。
【0014】請求項3に基いて、中空ロ−ルに向きかつ
伝動装置ケ−スに配置された軸受は個別に形成された歯
車に支持され、このような支持方法により駆動ユニット
全体を延長部から軸方向に容易に取り外すことができる
。
伝動装置ケ−スに配置された軸受は個別に形成された歯
車に支持され、このような支持方法により駆動ユニット
全体を延長部から軸方向に容易に取り外すことができる
。
【0015】請求項4は歯車の支持方法が記載され、請
求項5には、軸方向にできるだけ頑丈な構造を設けると
いう観点から重要な構成が記載されている。
求項5には、軸方向にできるだけ頑丈な構造を設けると
いう観点から重要な構成が記載されている。
【0016】歯車を介して大きな機械的パワ−ガ伝達さ
れるので、歯のブランクに過大な力がかからぬように適
切の幅及び厚さが付与されねばならない。しかし、上記
のような歯の幅及び厚さは、回転モ−メントの伝達にの
み用いられる内歯歯車の例から考えて、歯車の中心部分
は薄くしたり、凹部又は開口を設けてもよい。このよう
に例えば深さが軸受幅の少なくとも一部分をなすような
凹部を形成すれば、伝動装置ケ−スの軸受をある程度歯
車の上記凹部挿入することができる。
れるので、歯のブランクに過大な力がかからぬように適
切の幅及び厚さが付与されねばならない。しかし、上記
のような歯の幅及び厚さは、回転モ−メントの伝達にの
み用いられる内歯歯車の例から考えて、歯車の中心部分
は薄くしたり、凹部又は開口を設けてもよい。このよう
に例えば深さが軸受幅の少なくとも一部分をなすような
凹部を形成すれば、伝動装置ケ−スの軸受をある程度歯
車の上記凹部挿入することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に全体として符号100が付されたロ−ルは
、作用するロ−ル周面2を形成しかつ円筒状の内周面4
を備える回転形の中空ロ−ル1を有する。該中空ロ−ル
1には、回転しないクロスヘッド3が長手方向に貫通し
ている。該クロスヘッド3の端部3´は中空ロ−ル1か
ら突出し、クロスヘッド3は自動調心軸受5を介してロ
−ルハウジング6に支持され、中空ロ−ル1の内周面4
から周囲に間隔を保っている。従ってクロスヘッド3は
上記内周面4と接触することなしに、中空ロ−ル1の内
側で撓むことができる。ロ−ル作用を行なうかみこみ部
が図1に示すように上側にあるときはクロスヘッド3は
湾曲し、その軸線7はほぼ線7´で示した下方位置にず
れる。このずれは図1に誇張して示されているが、実際
の数値も少なからぬものである。すなわち、製紙業で用
いられる長いロ−ルでは、クロスヘッド3の中央位置で
の半径方向のずれは、製紙作業を停止した無荷重状態に
於て、30mm程度になることがある。
する。図1に全体として符号100が付されたロ−ルは
、作用するロ−ル周面2を形成しかつ円筒状の内周面4
を備える回転形の中空ロ−ル1を有する。該中空ロ−ル
1には、回転しないクロスヘッド3が長手方向に貫通し
ている。該クロスヘッド3の端部3´は中空ロ−ル1か
ら突出し、クロスヘッド3は自動調心軸受5を介してロ
−ルハウジング6に支持され、中空ロ−ル1の内周面4
から周囲に間隔を保っている。従ってクロスヘッド3は
上記内周面4と接触することなしに、中空ロ−ル1の内
側で撓むことができる。ロ−ル作用を行なうかみこみ部
が図1に示すように上側にあるときはクロスヘッド3は
湾曲し、その軸線7はほぼ線7´で示した下方位置にず
れる。このずれは図1に誇張して示されているが、実際
の数値も少なからぬものである。すなわち、製紙業で用
いられる長いロ−ルでは、クロスヘッド3の中央位置で
の半径方向のずれは、製紙作業を停止した無荷重状態に
於て、30mm程度になることがある。
【0018】図1に示すようにかみこみ部が中空ロ−ル
の上側にあるときは、クロスヘッド3の上面に液圧式の
支持手段(図示せず)が設けられ、該支持手段は中空ロ
−ル1の内周面4に作用する一連の支持ピストン、内周
面4の方に開放され周囲を密封された液圧式チャンバ、
中空ロ−ル1に沿って延びる突条ピストン等を用いて形
成される。支持手段は単に液圧を内周面4に印加する働
きをなすと言うことができるが、詳細に言えば、かみこ
み部における線圧の作用を受けて撓むクロスヘッド3か
ら得られる反力と上記突条ピストンを用いて中空ロ−ル
1を内側から支持するということである。
の上側にあるときは、クロスヘッド3の上面に液圧式の
支持手段(図示せず)が設けられ、該支持手段は中空ロ
−ル1の内周面4に作用する一連の支持ピストン、内周
面4の方に開放され周囲を密封された液圧式チャンバ、
中空ロ−ル1に沿って延びる突条ピストン等を用いて形
成される。支持手段は単に液圧を内周面4に印加する働
きをなすと言うことができるが、詳細に言えば、かみこ
み部における線圧の作用を受けて撓むクロスヘッド3か
ら得られる反力と上記突条ピストンを用いて中空ロ−ル
1を内側から支持するということである。
【0019】中空ロ−ル1の左側の端部には、中空ロ−
ル1の軸方向左側に延びる延長部20が設けられ、該延
長部20はねじ8によって中空ロ−ル1の端面に直接固
定されている。中空ロ−ル1の左に続く端部領域では、
クロスヘッド3の直径が先細りになっている。延長部2
0はこの縮径に対応するので、中空ロ−ル1の端面に取
着された半径方向の部分20´と、クロスヘッド3の径
より小径の外側の部分3´´をわずかな間隔をもって囲
繞する部分20´´とにより構成される。該部分20´
´は、中空ロ−ル1に比べて遥かに小さく、実施例では
中空ロ−ル1のほぼ半分に縮径された外径を有する。
ル1の軸方向左側に延びる延長部20が設けられ、該延
長部20はねじ8によって中空ロ−ル1の端面に直接固
定されている。中空ロ−ル1の左に続く端部領域では、
クロスヘッド3の直径が先細りになっている。延長部2
0はこの縮径に対応するので、中空ロ−ル1の端面に取
着された半径方向の部分20´と、クロスヘッド3の径
より小径の外側の部分3´´をわずかな間隔をもって囲
繞する部分20´´とにより構成される。該部分20´
´は、中空ロ−ル1に比べて遥かに小さく、実施例では
中空ロ−ル1のほぼ半分に縮径された外径を有する。
【0020】ブシュ形の部分20´´の軸方向左に延び
る外端部の付近には、上記部分20´´の外周面に自動
調心ころ軸受9が設けられ、該自動調心ころ軸受9の外
側は全体として符号30が付された鐘形の軸承部材の拡
径部30´の直径の内周面に支持されている。拡径部3
0´には、軸方向外側に縮径部30´´が接続され、該
縮径部30´´の外周面には自動調心軸受5が設置され
、縮径部30´´の内径はクロスヘッド3の突出端3´
の外径に対応して形成され、縮径部30´´は突出端3
´の長い支持長10の部分に遊びなしに嵌め込まれてい
る。かみこみ部において中空ロ−ル1に印加された線圧
は、延長部20及び自動調心ころ軸受9を介して、鐘形
の軸承部材30に伝達され、該鐘形の軸承部材30は、
自動調心ころ軸受9が縮径部30´´に対し軸方向にに
移動することによって生じる曲げモ−メントに対して、
支持長10の軸方向に延びる部分によって抵抗すること
ができる。
る外端部の付近には、上記部分20´´の外周面に自動
調心ころ軸受9が設けられ、該自動調心ころ軸受9の外
側は全体として符号30が付された鐘形の軸承部材の拡
径部30´の直径の内周面に支持されている。拡径部3
0´には、軸方向外側に縮径部30´´が接続され、該
縮径部30´´の外周面には自動調心軸受5が設置され
、縮径部30´´の内径はクロスヘッド3の突出端3´
の外径に対応して形成され、縮径部30´´は突出端3
´の長い支持長10の部分に遊びなしに嵌め込まれてい
る。かみこみ部において中空ロ−ル1に印加された線圧
は、延長部20及び自動調心ころ軸受9を介して、鐘形
の軸承部材30に伝達され、該鐘形の軸承部材30は、
自動調心ころ軸受9が縮径部30´´に対し軸方向にに
移動することによって生じる曲げモ−メントに対して、
支持長10の軸方向に延びる部分によって抵抗すること
ができる。
【0021】延長部20の左側の端部には、全体として
符号11が付されたスライドリングパッキングが設けら
れ、該スライドリングパッキング11は圧液がクロスヘ
ッド3と中空ロ−ル1の内周面4との空間12から自動
調心ころ軸受9の領域に浸入することを防止する。自動
調心ころ軸受9は個別に油が差され、かくして、潤滑液
は圧液と別に作用するようになっている。
符号11が付されたスライドリングパッキングが設けら
れ、該スライドリングパッキング11は圧液がクロスヘ
ッド3と中空ロ−ル1の内周面4との空間12から自動
調心ころ軸受9の領域に浸入することを防止する。自動
調心ころ軸受9は個別に油が差され、かくして、潤滑液
は圧液と別に作用するようになっている。
【0022】鐘形の軸承部材30に接続される拡径部3
0´は、鐘形の軸承部材30の右側の端部に確実に接続
された別個の部分として形成され、拡径部30´はブロ
ンズ製軸受により構成され、拡径部30´の外面は球面
13を有する。球面13の中心は、クロスヘッド3の軸
線7上にあり、また自動調心ころ軸受9の図1の軸方向
に延びる中央平面の高さ位置にある。延長部20の縮径
の部分20´を外側で囲繞し複数部分よりなる伝動装置
ケ−ス25は軸方向左側に延びる延長部14を有し、該
延長部14は軸線7に対し直角な面で2部分に区分され
、延長部14の内周面15は球面13に対応して制作さ
れ、該球面13上に支承されている。
0´は、鐘形の軸承部材30の右側の端部に確実に接続
された別個の部分として形成され、拡径部30´はブロ
ンズ製軸受により構成され、拡径部30´の外面は球面
13を有する。球面13の中心は、クロスヘッド3の軸
線7上にあり、また自動調心ころ軸受9の図1の軸方向
に延びる中央平面の高さ位置にある。延長部20の縮径
の部分20´を外側で囲繞し複数部分よりなる伝動装置
ケ−ス25は軸方向左側に延びる延長部14を有し、該
延長部14は軸線7に対し直角な面で2部分に区分され
、延長部14の内周面15は球面13に対応して制作さ
れ、該球面13上に支承されている。
【0023】拡径部30´の、中空ロ−ル1側の端部の
すぐ右側に於ては、外周には歯16を有する歯車18が
延長部20の部分20´´に嵌められ、該歯車18は部
分20´´に対して回転しないようにキ−19によって
固定されている。駆動ピニオン17は駆動ジャ−ナル2
1に取着され、歯車18と歯合している。駆動ジャ−ナ
ル21の左側の端部22は、自在継手の軸を介して駆動
モ−タ又は歯車装置と結合される。駆動ジャ−ナル21
は駆動ピニオン17の両側で軸受23、24を介して伝
動装置ケ−ス25の外側部分に支承されている。
すぐ右側に於ては、外周には歯16を有する歯車18が
延長部20の部分20´´に嵌められ、該歯車18は部
分20´´に対して回転しないようにキ−19によって
固定されている。駆動ピニオン17は駆動ジャ−ナル2
1に取着され、歯車18と歯合している。駆動ジャ−ナ
ル21の左側の端部22は、自在継手の軸を介して駆動
モ−タ又は歯車装置と結合される。駆動ジャ−ナル21
は駆動ピニオン17の両側で軸受23、24を介して伝
動装置ケ−ス25の外側部分に支承されている。
【0024】伝動装置ケ−ス25は、延長部14と歯車
18の双方に対して中空ロ−ル側に設けられ、軸線7と
直角に形成された延長部20部分20´の前方すなわち
左側を半径方向内側に延びるように形成されている。伝
動装置ケ−ス25の壁部25´は円形の開口部26を有
し、該開口部26にはころ軸受27が設けられ、ころ軸
受27のインナ−レ−ス27´は、部分20´´と隣接
し歯車18の構成部分である軸方向の延長部29の、円
筒状の外周面28に支持される。
18の双方に対して中空ロ−ル側に設けられ、軸線7と
直角に形成された延長部20部分20´の前方すなわち
左側を半径方向内側に延びるように形成されている。伝
動装置ケ−ス25の壁部25´は円形の開口部26を有
し、該開口部26にはころ軸受27が設けられ、ころ軸
受27のインナ−レ−ス27´は、部分20´´と隣接
し歯車18の構成部分である軸方向の延長部29の、円
筒状の外周面28に支持される。
【0025】開口部26を囲繞し、伝動装置ケ−ス25
の中空ロ−ル1に向いた壁を構成する内側の部分25´
は、更に外側に、軸線7に対し直角に形成され、伝動装
置ケ−ス25の壁25´の内側の境界面を構成する部分
25´´よりも軸方向左側すなわち外側に突出し、中空
ロ−ル1に向かう歯車18の側面に設けられた環状溝状
の凹部31内に突出する。該凹部31の、軸線7に近い
境界面は、延長部29の円筒状の外周面28によって形
成される。こうした位置関係によって、ころ軸受27は
、この発明のロ−ルの全長を短くするため、歯車18の
内側に押し込まれている。歯車18の歯16は十分な幅
を有し、一部分ころ軸受27と重なりあうようになって
いる。
の中空ロ−ル1に向いた壁を構成する内側の部分25´
は、更に外側に、軸線7に対し直角に形成され、伝動装
置ケ−ス25の壁25´の内側の境界面を構成する部分
25´´よりも軸方向左側すなわち外側に突出し、中空
ロ−ル1に向かう歯車18の側面に設けられた環状溝状
の凹部31内に突出する。該凹部31の、軸線7に近い
境界面は、延長部29の円筒状の外周面28によって形
成される。こうした位置関係によって、ころ軸受27は
、この発明のロ−ルの全長を短くするため、歯車18の
内側に押し込まれている。歯車18の歯16は十分な幅
を有し、一部分ころ軸受27と重なりあうようになって
いる。
【0026】伝動装置ケ−ス25は、十分な長さをもっ
て、駆動ピニオン17の両側で支持される。この場合、
伝動装置ケ−ス25を保持する軸受を取着するために、
図1の左側に、追加の長さは不要である。何故ならば、
伝動装置ケ−ス25と確実に結合した延長部14が、外
側から鐘形の軸承部材30に接続するのに必要な拡径部
30´を覆っているからである。中空ロ−ル1に向いた
側では軸方向のわずかな長さしか必要でない。何故なら
ば、軸受27が歯車18の軸方向延長部に一部分入り込
んでいるからである。支持は両方で、すなわち中空ロ−
ル1と接続した延長部20と、クロスヘッド3と接続し
た鐘形の軸承部材30で行なわれ、中空ロ−ル1とクロ
スヘッド3の角変位は、互いに摺動できる球面13及び
内周面15を延長部14に形成することによって緩和さ
れる。
て、駆動ピニオン17の両側で支持される。この場合、
伝動装置ケ−ス25を保持する軸受を取着するために、
図1の左側に、追加の長さは不要である。何故ならば、
伝動装置ケ−ス25と確実に結合した延長部14が、外
側から鐘形の軸承部材30に接続するのに必要な拡径部
30´を覆っているからである。中空ロ−ル1に向いた
側では軸方向のわずかな長さしか必要でない。何故なら
ば、軸受27が歯車18の軸方向延長部に一部分入り込
んでいるからである。支持は両方で、すなわち中空ロ−
ル1と接続した延長部20と、クロスヘッド3と接続し
た鐘形の軸承部材30で行なわれ、中空ロ−ル1とクロ
スヘッド3の角変位は、互いに摺動できる球面13及び
内周面15を延長部14に形成することによって緩和さ
れる。
【図1】図1は撓み制御可能なロ−ルの駆動端の縦断面
図である。
図である。
1…中空ロ−ル、2…ロ−ル周面、3…クロスヘッド、
3´…端部、4…内周面、9…軸受、10…支持長、1
3、14、15…自動調心軸受、16…外歯、17…作
動ピニオン、18…歯車、20…延長部、20´´…部
分、25…伝動装置ケ−ス、27…軸受、27´…軌道
、28…外周面、30…鐘形の軸承部材、30´…部分
、30´´…領域、31…凹部、100…ロ−ル。
3´…端部、4…内周面、9…軸受、10…支持長、1
3、14、15…自動調心軸受、16…外歯、17…作
動ピニオン、18…歯車、20…延長部、20´´…部
分、25…伝動装置ケ−ス、27…軸受、27´…軌道
、28…外周面、30…鐘形の軸承部材、30´…部分
、30´´…領域、31…凹部、100…ロ−ル。
Claims (5)
- 【請求項1】 作動するロ−ル周面(2)を形成する
回転形の中空ロ−ル(1)と、該中空ロ−ル(1)を周
囲に間隔をあけて長手方向に貫通し、自らの端部(3´
)が前記中空ロ−ル(1)の端部から突出しかつ該端部
で支持される回転しないクロスヘッド(3)と、前記中
空ロ−ル(1)の内部で前記クロスヘド(3)の表面に
沿って支持され、前記中空ロ−ル(1)の内周面(4)
に作用する液圧式の支持手段を備えたロ−ル(100)
であって、前記中空ロ−ル(2)の端部の外側に設けら
れ、大径の部分(30´)と前記ロ−ル(100)の端
部に対し軸方向に隣接し、かつ前記クロスヘッド(3)
が貫通している小径の領域(30´´)を有し、該小径
の領域(30´´)に設けられた支持長(10)の部分
で前記クロスヘッド(3)の端部(3´)を遊びなしに
包摂して支持し、自らの外周面で支持部材の外力の作用
を受ける鐘形の軸承部材(30)と、前記中空ロ−ル(
2)の端部に設けられ、該中空ロ−ル(2)の直径に対
し縮径した部分(20´´)を有するとともに、半径方
向の遊びをもって軸方向に前記鐘形の軸承部材(30)
の大径の領域(30´)に挿入され、前記部分(20´
´)の外面と前記鐘形の軸承部材(30)の前記大径の
部分(30´)の内周面との間の前記挿入領域に、前記
鐘形の軸承部材(30)に対し中空ロ−ル(1)を回転
自在に支持する軸受(9)を嵌込む軸方向の延長部(2
0)と、前記鐘形の軸承部材(30)と中空ロ−ル(1
)の間で前記延長部(20)に回転自在に接続された外
歯(16)と、該外歯(16)に歯合し、かつ前記中空
ロ−ル(1)の軸線に対し平行な軸線を有する駆動ピニ
オン(17)と、前記延長部(20)の前記部分(20
´´)を囲繞し、前記駆動ピニオン(17)を支承する
伝動装置ケ−ス(25)と、前記駆動ピニオン(17)
の、前記中空ロ−ル(1)に向いた側に設けられ、前記
伝動装置ケ−ス(25)を前記延長部(20)の一側で
支持する軸受(27)と、前記駆動ピニオン(17)の
他側で軸方向に前記軸受(9)の中心の高さに設けられ
、前記伝動装置ケ−ス(25)を他側で前記鐘形の軸承
部材(30)の前記大径の部分(30´)の外面で支持
する自動調心軸受(14;13,15)を具備するロ−
ル。 - 【請求項2】 前記外歯(16)は、前記延長部(2
0)に対し同心に該延長部(20)に取着された歯車(
18)に形成されていること、を特徴とする請求項1に
記載のロ−ル。 - 【請求項3】 前記伝動装置ケ−ス(25)に設けら
れ、かつ前記中空ロ−ル(1)側に向いた軸受(27)
の内側のレ−ス(27´)は前記歯車(18)に支持さ
れていること、を特徴とする請求項2に記載のロ−ル。 - 【請求項4】 前記歯車(18)は、前記中空ロ−ル
(1)に向いた側で、軸方向に突出し軸線に対し共軸に
設けられかつ円筒状の外周面(28)、しかも前記内側
のレ−ス(27´)を表面に設けている外周面(28)
を有する延長部(29)を備えること、を特徴とする請
求項3に記載のロ−ル。 - 【請求項5】 前記歯車(18)は、中空ロ−ル(1
)に向いた側面に、回転する凹部(31)を有し、該凹
部(31)の軸線側の境界面は円筒状の外周面(28)
によって形成されているので、前記伝動装置ケ−ス(2
5)の外周面(28)に隣接した軸受(27)は、軸方
向に少なくとも部分的に前記外歯(16)の幅領域に挿
入されていること、を特徴とする請求項4に記載のロ−
ル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4033638A DE4033638C1 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | |
DE4033638:7 | 1990-10-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272293A true JPH04272293A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=6416856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3302694A Pending JPH04272293A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-23 | 撓み制御可能なロ−ル |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5174002A (ja) |
EP (1) | EP0482318A1 (ja) |
JP (1) | JPH04272293A (ja) |
CA (1) | CA2054002A1 (ja) |
DE (1) | DE4033638C1 (ja) |
FI (1) | FI914960A (ja) |
Cited By (2)
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JP4751396B2 (ja) * | 2004-10-04 | 2011-08-17 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | ロール |
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KR101442192B1 (ko) * | 2008-04-21 | 2014-09-23 | 토탈 루브리케이션 매니저먼트 컴파니 | 자기 정렬 베어링 및 씨일 어셈블리 |
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-
1990
- 1990-10-23 DE DE4033638A patent/DE4033638C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-08-30 EP EP91114596A patent/EP0482318A1/de not_active Withdrawn
- 1991-10-21 US US07/780,256 patent/US5174002A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-22 FI FI914960A patent/FI914960A/fi not_active Application Discontinuation
- 1991-10-22 CA CA002054002A patent/CA2054002A1/en not_active Abandoned
- 1991-10-23 JP JP3302694A patent/JPH04272293A/ja active Pending
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---|---|
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