JPH04271054A - テープレコーダ装置 - Google Patents
テープレコーダ装置Info
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- JPH04271054A JPH04271054A JP3031158A JP3115891A JPH04271054A JP H04271054 A JPH04271054 A JP H04271054A JP 3031158 A JP3031158 A JP 3031158A JP 3115891 A JP3115891 A JP 3115891A JP H04271054 A JPH04271054 A JP H04271054A
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- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
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- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトカセット・
テープレコーダ、VTR(ビデオ・テープレコーダ)、
DAT(ディジタルオーディオ・テープレコーダ)等の
テープレコーダ装置に関する。
テープレコーダ、VTR(ビデオ・テープレコーダ)、
DAT(ディジタルオーディオ・テープレコーダ)等の
テープレコーダ装置に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、オーディオ・ビジュアル用のビデ
オカセットを用いて信号記録・再生を行うテープレコー
ダ装置が普及しており、最近ではDATカセットを用い
てディジタル信号の記録・再生が可能なテープレコーダ
装置も商品化されている。
オカセットを用いて信号記録・再生を行うテープレコー
ダ装置が普及しており、最近ではDATカセットを用い
てディジタル信号の記録・再生が可能なテープレコーダ
装置も商品化されている。
【0004】このようなテープレコーダ装置において、
DATカセット内のテープは、テープガイド機構によっ
てDATカセット内より引き出され、回転ヘッドドラム
に所定の角度で巻き付けたうえで信号記録・再生が行わ
れるようになっている。その際、回転ヘッドドラムに対
するテープの高精度の位置決めが要求されるため、従来
のテープレコーダ装置では、テープガイド機構をバネ等
の力によりテープの引き出し方向に沿って比較的大きな
力でガイドキャッチャに押し当てて、テープテンション
の変動や外部からの振動等に対処するようにしている。
DATカセット内のテープは、テープガイド機構によっ
てDATカセット内より引き出され、回転ヘッドドラム
に所定の角度で巻き付けたうえで信号記録・再生が行わ
れるようになっている。その際、回転ヘッドドラムに対
するテープの高精度の位置決めが要求されるため、従来
のテープレコーダ装置では、テープガイド機構をバネ等
の力によりテープの引き出し方向に沿って比較的大きな
力でガイドキャッチャに押し当てて、テープテンション
の変動や外部からの振動等に対処するようにしている。
【0005】しかしながら、このように大きな押圧力を
テープガイド機構に与えておくと、テープ早送り・早戻
し状態からテープエンドに達したときに過大なテープテ
ンションによる衝撃が発生し、最悪の場合、テープやテ
ープガイド機構が破壊される等、深刻な事態が発生する
恐れがある。
テープガイド機構に与えておくと、テープ早送り・早戻
し状態からテープエンドに達したときに過大なテープテ
ンションによる衝撃が発生し、最悪の場合、テープやテ
ープガイド機構が破壊される等、深刻な事態が発生する
恐れがある。
【0006】そこで一般には、センサを用いてテープエ
ンドの接近を検出することにより、テープエンドの直前
にテープリールの回転速度を落す方法が用いられている
。しかし、テープやテープガイド機構の破損と言う極め
て深刻な事態発生に対する防止策としては、これで万全
であるとは言い難い。
ンドの接近を検出することにより、テープエンドの直前
にテープリールの回転速度を落す方法が用いられている
。しかし、テープやテープガイド機構の破損と言う極め
て深刻な事態発生に対する防止策としては、これで万全
であるとは言い難い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のテ
ープレコーダ装置では、万が一、テープエンドセンサが
正常に機能しなかった場合に、テープやテープガイド機
構の破損事故等が発生する危険性が高いと言う問題があ
った。
ープレコーダ装置では、万が一、テープエンドセンサが
正常に機能しなかった場合に、テープやテープガイド機
構の破損事故等が発生する危険性が高いと言う問題があ
った。
【0008】本発明はこのような課題を解決するための
もので、簡単な構成で、テープ高速走行状態からテープ
が急停止した場合のテープおよびテープガイド機構の破
損を防止することのできるテープレコーダ装置の提供を
目的としている。
もので、簡単な構成で、テープ高速走行状態からテープ
が急停止した場合のテープおよびテープガイド機構の破
損を防止することのできるテープレコーダ装置の提供を
目的としている。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のテープレコーダ
装置は上記の目的を達成するために、テープカセット内
に収納されたテープに対する信号記録・再生を行う回転
ヘッドと、前記テープカセットよりテープを前記回転ヘ
ッドと接触する位置まで引き出して所定のテープ走行路
を形成するテープガイド機構と、このテープガイド機構
のテープ引き出し方向への移動終端位置を規制するガイ
ドキャッチャと、前記テープガイド機構を前記ガイドキ
ャッチャに弾性的に押し当てるガイド押圧手段と、テー
プ早送り・早戻し時の前記ガイド押圧手段による押圧力
が記録・再生時の押圧力より小さくなるよう前記ガイド
押圧手段の押圧力を制御する押圧力制御手段とを具備し
ている。
装置は上記の目的を達成するために、テープカセット内
に収納されたテープに対する信号記録・再生を行う回転
ヘッドと、前記テープカセットよりテープを前記回転ヘ
ッドと接触する位置まで引き出して所定のテープ走行路
を形成するテープガイド機構と、このテープガイド機構
のテープ引き出し方向への移動終端位置を規制するガイ
ドキャッチャと、前記テープガイド機構を前記ガイドキ
ャッチャに弾性的に押し当てるガイド押圧手段と、テー
プ早送り・早戻し時の前記ガイド押圧手段による押圧力
が記録・再生時の押圧力より小さくなるよう前記ガイド
押圧手段の押圧力を制御する押圧力制御手段とを具備し
ている。
【0011】
【作 用】本発明のテープレコーダ装置では、押圧力
制御手段により、テープ早送り・早戻し時のガイド押圧
手段による押圧力が記録・再生時の押圧力より小さくな
るよう、ガイド押圧手段の押圧力を制御することにより
、テープ高速走行状態からテープエンドでテープが急停
止した場合の過大なテープテンションによる衝撃をガイ
ド押圧手段で吸収することができ、この結果、テープや
テープガイド機構を破壊から守ることが可能となる。
制御手段により、テープ早送り・早戻し時のガイド押圧
手段による押圧力が記録・再生時の押圧力より小さくな
るよう、ガイド押圧手段の押圧力を制御することにより
、テープ高速走行状態からテープエンドでテープが急停
止した場合の過大なテープテンションによる衝撃をガイ
ド押圧手段で吸収することができ、この結果、テープや
テープガイド機構を破壊から守ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。まず本発明に係る一実施例のテープレコーダ装置の
構成を図1および図2を用いて説明する。各図において
、1はメインシャーシを示している。このメインシャー
シ1上にはDATカセット(図示せず)内に収納された
テープ2に対してディジタル信号の記録・再生を行う回
転ヘッドドラム3と、キャプスタン軸4と、2つのガイ
ドローラ5A、5Bと、DATカセットよりテープ2を
回転ヘッドドラム3の周面と所定の角度と長さで接触す
る位置まで引き出し、以降テープ2の走行路を維持する
各種ローラ群を搭載したテープガイド機構とがそれぞれ
支持されている。
る。まず本発明に係る一実施例のテープレコーダ装置の
構成を図1および図2を用いて説明する。各図において
、1はメインシャーシを示している。このメインシャー
シ1上にはDATカセット(図示せず)内に収納された
テープ2に対してディジタル信号の記録・再生を行う回
転ヘッドドラム3と、キャプスタン軸4と、2つのガイ
ドローラ5A、5Bと、DATカセットよりテープ2を
回転ヘッドドラム3の周面と所定の角度と長さで接触す
る位置まで引き出し、以降テープ2の走行路を維持する
各種ローラ群を搭載したテープガイド機構とがそれぞれ
支持されている。
【0013】テープガイド機構は、大きく分けて第1お
よび第2の可動メカ部と、これら各可動メカ部を制御す
る制御メカ部とからなっている。
よび第2の可動メカ部と、これら各可動メカ部を制御す
る制御メカ部とからなっている。
【0014】第1の可動メカ部は、一端部にキャプスタ
ン軸4と圧着されるピンチローラ6を備えメインシャー
シ1に固定された軸7を中心に回転自在なピンチローラ
支持レバー8と、前記軸7を中心に回転可能とされ、コ
イルバネ(図示せず)の力によってピンチローラ支持レ
バー8に矢印A1方向の与圧を付与するピンチローラ与
圧レバー10と、一端部にガイドローラ11を備えかつ
メインシャーシ1に固定された軸12を中心にピンチロ
ーラ支持レバー8の回動に伴って回転するガイドローラ
支持レバー13とから構成されている。
ン軸4と圧着されるピンチローラ6を備えメインシャー
シ1に固定された軸7を中心に回転自在なピンチローラ
支持レバー8と、前記軸7を中心に回転可能とされ、コ
イルバネ(図示せず)の力によってピンチローラ支持レ
バー8に矢印A1方向の与圧を付与するピンチローラ与
圧レバー10と、一端部にガイドローラ11を備えかつ
メインシャーシ1に固定された軸12を中心にピンチロ
ーラ支持レバー8の回動に伴って回転するガイドローラ
支持レバー13とから構成されている。
【0015】そしてこの第1の可動メカ部において、ピ
ンチローラ与圧レバー10の一端部にはガイド軸10a
が固着されている。このガイド軸10aは図示しないメ
カシャーシ上にて矢印B1、B2方向にスライド移動可
能に支持された制御スライダ22のカム溝22aと係合
している。これによりピンチローラ与圧レバー10は制
御スライダ22の移動により軸7を中心に回転されるよ
うになっている。
ンチローラ与圧レバー10の一端部にはガイド軸10a
が固着されている。このガイド軸10aは図示しないメ
カシャーシ上にて矢印B1、B2方向にスライド移動可
能に支持された制御スライダ22のカム溝22aと係合
している。これによりピンチローラ与圧レバー10は制
御スライダ22の移動により軸7を中心に回転されるよ
うになっている。
【0016】第2の可動メカ部は、メインシャーシ1の
裏側にて互いに歯合する一対のローディングギア31A
、31Bをそれぞれ一端部に支持したローディングアー
ム32A、32Bと、メインシャーシ1に設けられたガ
イド溝1A、1Bに沿ってスライド移動可能とされ、か
つ表面上にガイドローラ33A、33Bおよび傾斜ガイ
ドピン34A、34Bを搭載してなるスライドベース3
5A、35Bと、ローディングアーム32A、32Bと
スライドベース35A、35Bとをそれぞれ連結するロ
ーディングリンク36A、36Bとから構成されている
。
裏側にて互いに歯合する一対のローディングギア31A
、31Bをそれぞれ一端部に支持したローディングアー
ム32A、32Bと、メインシャーシ1に設けられたガ
イド溝1A、1Bに沿ってスライド移動可能とされ、か
つ表面上にガイドローラ33A、33Bおよび傾斜ガイ
ドピン34A、34Bを搭載してなるスライドベース3
5A、35Bと、ローディングアーム32A、32Bと
スライドベース35A、35Bとをそれぞれ連結するロ
ーディングリンク36A、36Bとから構成されている
。
【0017】また上述のローディングギア31A、31
Bとローディングアーム32A、32Bとの間にはそれ
ぞれバネ37A、37Bが係止されている。そしてテー
プローディングを終えた状態において、各バネ37A、
37Bの力はローディングアーム32A、32Bおよび
ローディングリンク36A、36Bを介してスライドベ
ース35A、35Bに伝達され、これによりスライドベ
ース35A、35Bはメインシャーシ1上に固定された
ガイドキャッチャ38A、38Bに弾性的に押し当てら
れて位置決めされるようになっている。
Bとローディングアーム32A、32Bとの間にはそれ
ぞれバネ37A、37Bが係止されている。そしてテー
プローディングを終えた状態において、各バネ37A、
37Bの力はローディングアーム32A、32Bおよび
ローディングリンク36A、36Bを介してスライドベ
ース35A、35Bに伝達され、これによりスライドベ
ース35A、35Bはメインシャーシ1上に固定された
ガイドキャッチャ38A、38Bに弾性的に押し当てら
れて位置決めされるようになっている。
【0018】また前記一対のローディングギア31A、
31Bのうちの一方(31B)には図示しないメカシャ
ーシ上にて軸41を中心に回動自在に支持されたローデ
ィングレバー42のギアが歯合されている。そしてこの
ローディングレバー42および前記の制御スライダ22
は、図示しないメカシャーシ上にて軸43を中心に回転
自在に支持されたモード切替カム44によってそれぞれ
回転、スライド移動するようになっている。
31Bのうちの一方(31B)には図示しないメカシャ
ーシ上にて軸41を中心に回動自在に支持されたローデ
ィングレバー42のギアが歯合されている。そしてこの
ローディングレバー42および前記の制御スライダ22
は、図示しないメカシャーシ上にて軸43を中心に回転
自在に支持されたモード切替カム44によってそれぞれ
回転、スライド移動するようになっている。
【0019】つまり、このモード切替カム44にはロー
ディングレバー42および制御スライダ22のそれぞれ
に対応するカム溝44a、44bが設けられており、こ
れらカム溝44a、44bにローディングレバー42お
よび制御スライダ22の各ガイド軸42a、22bがそ
れぞれ係合されている。
ディングレバー42および制御スライダ22のそれぞれ
に対応するカム溝44a、44bが設けられており、こ
れらカム溝44a、44bにローディングレバー42お
よび制御スライダ22の各ガイド軸42a、22bがそ
れぞれ係合されている。
【0020】以上の構成により、制御スライダ22のス
ライド移動を通じて前記第1の可動部が動作し、ピンチ
ローラ支持レバー8上のピンチローラ6がキャプスタン
軸4と圧着される位置まで移動する。また同時に、ロー
ディングレバー42の回転を通じて第2の可動部が動作
して、スライドベース35A、35Bがメインシャーシ
1に設けられたガイド溝1A、1Bに沿って回転ヘッド
ドラム3に向けてスライド移動する。この結果、テープ
2は回転ヘッドドラム3の周面に所定の角度と長さで巻
き付けられて信号記録・再生が可能な状態となる。
ライド移動を通じて前記第1の可動部が動作し、ピンチ
ローラ支持レバー8上のピンチローラ6がキャプスタン
軸4と圧着される位置まで移動する。また同時に、ロー
ディングレバー42の回転を通じて第2の可動部が動作
して、スライドベース35A、35Bがメインシャーシ
1に設けられたガイド溝1A、1Bに沿って回転ヘッド
ドラム3に向けてスライド移動する。この結果、テープ
2は回転ヘッドドラム3の周面に所定の角度と長さで巻
き付けられて信号記録・再生が可能な状態となる。
【0021】なお、モード切替カム44は連結ギア、ウ
ォームギア等の駆動力伝達手段(図示せず)を通じ図示
しないモータによって回転駆動されるようになっている
。
ォームギア等の駆動力伝達手段(図示せず)を通じ図示
しないモータによって回転駆動されるようになっている
。
【0022】さらに、図示は省略したが、メインシャー
シ1と図示しないメカシャーシとの間には、2つのリー
ルモータを搭載したリールモータベースが固定されてい
る。各リールモータには、それぞれリール回転支持軸を
介してテープ供給リール50およびテープ巻取リール5
1が取付けられている。
シ1と図示しないメカシャーシとの間には、2つのリー
ルモータを搭載したリールモータベースが固定されてい
る。各リールモータには、それぞれリール回転支持軸を
介してテープ供給リール50およびテープ巻取リール5
1が取付けられている。
【0023】また60は各リール50、51に制動力を
供与するためのリールブレーキ機構である。このリール
ブレーキ機構60は、各リール50、51のリール台周
面と当接されるゴムパッド61、62をそれぞれ一端部
に有するリールブレーキアーム63、64と、ゴムパッ
ド61、62を各リール台に均等な力で押し当てるため
の付勢力を各リールブレーキアーム63、64に付与す
るためのブレーキバネ65と、このリールブレーキ機構
60による各リール50、51への制動力供与のオン/
オフを切り替えるブレーキ切替レバー66と、ブレーキ
切替レバー66を軸67を中心に回転操作するための駆
動源であるソレノイド68とから構成されている。
供与するためのリールブレーキ機構である。このリール
ブレーキ機構60は、各リール50、51のリール台周
面と当接されるゴムパッド61、62をそれぞれ一端部
に有するリールブレーキアーム63、64と、ゴムパッ
ド61、62を各リール台に均等な力で押し当てるため
の付勢力を各リールブレーキアーム63、64に付与す
るためのブレーキバネ65と、このリールブレーキ機構
60による各リール50、51への制動力供与のオン/
オフを切り替えるブレーキ切替レバー66と、ブレーキ
切替レバー66を軸67を中心に回転操作するための駆
動源であるソレノイド68とから構成されている。
【0024】さらに70はテープ2に対する信号記録・
再生時において、テープ走行路上でのテープ2のテンシ
ョンを検出するためのテンション検出アームを示してい
る。このテンション検出アーム70はメインシャーシ1
に支持された回転軸71により回転自在に支持されてい
る。このテンション検出アーム71の一端部にはテープ
2の表面と圧接されるテンションポール72が回転自在
に支持されている。一方、テンション検出アーム70の
他端には、一端が固定されたテンションバネ73の他端
が係止されており、これによりテンション検出アーム7
0は常に矢印C1の方向に一定の力で付勢されている。 そしてこのテンション検出アーム70の作動オン/オフ
は、制御スライダ22上に突設された制御ピン23によ
って行われる。
再生時において、テープ走行路上でのテープ2のテンシ
ョンを検出するためのテンション検出アームを示してい
る。このテンション検出アーム70はメインシャーシ1
に支持された回転軸71により回転自在に支持されてい
る。このテンション検出アーム71の一端部にはテープ
2の表面と圧接されるテンションポール72が回転自在
に支持されている。一方、テンション検出アーム70の
他端には、一端が固定されたテンションバネ73の他端
が係止されており、これによりテンション検出アーム7
0は常に矢印C1の方向に一定の力で付勢されている。 そしてこのテンション検出アーム70の作動オン/オフ
は、制御スライダ22上に突設された制御ピン23によ
って行われる。
【0025】次にこのテープレコーダ装置の動作を図1
および図3乃至図5を用いて説明する。なお、図1はテ
ープレコーダ装置の信号記録・再生時の状態、図3はテ
ープローディング前の状態、図4はDATカセットを装
着した状態、図5は停止時およびテープ早送り・早戻し
時の状態をそれぞれ示している。
および図3乃至図5を用いて説明する。なお、図1はテ
ープレコーダ装置の信号記録・再生時の状態、図3はテ
ープローディング前の状態、図4はDATカセットを装
着した状態、図5は停止時およびテープ早送り・早戻し
時の状態をそれぞれ示している。
【0026】まず図4に示すように、テープレコーダ装
置にDATカセット80を装着した状態においては、各
スライドベース35A、35B上のガイドローラ33A
、33Bおよび傾斜ガイドピン34A、34B、ピンチ
ローラ6、およびガイドローラ11は、すべてDATカ
セット80内の位置にある。
置にDATカセット80を装着した状態においては、各
スライドベース35A、35B上のガイドローラ33A
、33Bおよび傾斜ガイドピン34A、34B、ピンチ
ローラ6、およびガイドローラ11は、すべてDATカ
セット80内の位置にある。
【0027】この後、図示しないモータの駆動によって
モード切替カム44が矢印E1方向に回転すると、ロー
ディングレバー42が矢印F1方向に回動して各ローデ
ィングギア31A、31Bがそれぞれ歯合しながら回転
することで、スライドベース35A、35Bは、それぞ
れガイド溝1A、1Bに沿ってガイドキャッチャ38A
、38Bと当接する位置まで移動する。なおこのときス
ライドベース35A、35Bは、バネ37A、37Bの
力により僅かながらガイドキャッチャ38A、38Bに
弾性的に押し当てられている。
モード切替カム44が矢印E1方向に回転すると、ロー
ディングレバー42が矢印F1方向に回動して各ローデ
ィングギア31A、31Bがそれぞれ歯合しながら回転
することで、スライドベース35A、35Bは、それぞ
れガイド溝1A、1Bに沿ってガイドキャッチャ38A
、38Bと当接する位置まで移動する。なおこのときス
ライドベース35A、35Bは、バネ37A、37Bの
力により僅かながらガイドキャッチャ38A、38Bに
弾性的に押し当てられている。
【0028】また、この動作と並行して制御スライダ2
2が矢印B1方向に移動し、この結果、ピンチローラ支
持レバー8は矢印A1方向に回転して、ピンチローラ6
がテープ2を挟んでキャプスタン軸4と圧接される直前
の位置まで到達する。
2が矢印B1方向に移動し、この結果、ピンチローラ支
持レバー8は矢印A1方向に回転して、ピンチローラ6
がテープ2を挟んでキャプスタン軸4と圧接される直前
の位置まで到達する。
【0029】これにより図5に示すように、テープ2は
回転ヘッドドラム3の周面に所定の角度と長さで巻き付
けられるとともに、テープ2の走行路が、テープ供給リ
ール50側より、ガイドローラ5B、スライドベース3
5B上のガイドローラ33Bおよび傾斜ガイドピン34
B、スライドベース35A上の傾斜ガイドピン33Aお
よびガイドローラ34A、ガイドローラ5A、キャプス
タン軸4、ガイドローラ11によって形成される。なお
、このときスライドベース35A、35Bは、バネ37
A、37Bの力により僅かながらガイドキャッチャ38
A、38Bに弾性的に押し当てられている。
回転ヘッドドラム3の周面に所定の角度と長さで巻き付
けられるとともに、テープ2の走行路が、テープ供給リ
ール50側より、ガイドローラ5B、スライドベース3
5B上のガイドローラ33Bおよび傾斜ガイドピン34
B、スライドベース35A上の傾斜ガイドピン33Aお
よびガイドローラ34A、ガイドローラ5A、キャプス
タン軸4、ガイドローラ11によって形成される。なお
、このときスライドベース35A、35Bは、バネ37
A、37Bの力により僅かながらガイドキャッチャ38
A、38Bに弾性的に押し当てられている。
【0030】その後、信号記録・再生の指示があると、
図1に示すように、モード切替カム44はさらに矢印E
1方向へ僅かに回転される。これによりローディングレ
バー42も僅かに矢印F1方向へ回転してローディング
ギア31A、31Bにその回転を伝える。ここで、スラ
イドベース35A、35Bのテープ引き出し方向への移
動は既にガイドキャッチャ38A、38Bにより規制さ
れているため、ローディングギア31A、31Bの回転
は、バネ37A、37Bによる付勢力を増大させること
のみに働き、この結果、スライドベース35A、35B
はガイドキャッチャ38A、38Bに安定した状態で位
置決めされる。
図1に示すように、モード切替カム44はさらに矢印E
1方向へ僅かに回転される。これによりローディングレ
バー42も僅かに矢印F1方向へ回転してローディング
ギア31A、31Bにその回転を伝える。ここで、スラ
イドベース35A、35Bのテープ引き出し方向への移
動は既にガイドキャッチャ38A、38Bにより規制さ
れているため、ローディングギア31A、31Bの回転
は、バネ37A、37Bによる付勢力を増大させること
のみに働き、この結果、スライドベース35A、35B
はガイドキャッチャ38A、38Bに安定した状態で位
置決めされる。
【0031】またこのモード切替カム44の回転により
、制御スライダ22もさらに矢印B1方向へ移動する。 すると制御スライダ22上に設けた制御ピン23との係
合により、テンション検出アーム70は矢印C1方向に
回転し、この結果、テンション検出アーム70上のテン
ションポール72がテープ2の表面に圧接されてテンシ
ョンサーボ機能が作動を開始する。
、制御スライダ22もさらに矢印B1方向へ移動する。 すると制御スライダ22上に設けた制御ピン23との係
合により、テンション検出アーム70は矢印C1方向に
回転し、この結果、テンション検出アーム70上のテン
ションポール72がテープ2の表面に圧接されてテンシ
ョンサーボ機能が作動を開始する。
【0032】そしてこの後、テープ供給リール50、テ
ープ巻取リール51、およびキャプスタン軸4をそれぞ
れ回転駆動することによってテープ定速走行が開始され
、テープ2に対する信号記録・再生が行われる。なお、
この間、テープ2のテンションはテンション検出アーム
70により検出され、検出したテンションに応じた制動
力がテープ供給リール50に付与されることにより、テ
ープテンションのサーボ制御が行われる。
ープ巻取リール51、およびキャプスタン軸4をそれぞ
れ回転駆動することによってテープ定速走行が開始され
、テープ2に対する信号記録・再生が行われる。なお、
この間、テープ2のテンションはテンション検出アーム
70により検出され、検出したテンションに応じた制動
力がテープ供給リール50に付与されることにより、テ
ープテンションのサーボ制御が行われる。
【0033】この後、テープ早送り・戻しの指示がある
と、モード切替カム44は停止時の回転位置へ向けて逆
回転する。この結果、図5に示すように、ピンチローラ
6およびテンションポール72は、それぞれキャプスタ
ン軸4およびテープ2との接触状態から解除されると共
に、ローディングギア31A、31Bも僅かに逆回転し
、バネ37A、37Bによるスライドベース35A、3
5Bのガイドキャッチャ38A、38Bへの押圧力が弱
められる。
と、モード切替カム44は停止時の回転位置へ向けて逆
回転する。この結果、図5に示すように、ピンチローラ
6およびテンションポール72は、それぞれキャプスタ
ン軸4およびテープ2との接触状態から解除されると共
に、ローディングギア31A、31Bも僅かに逆回転し
、バネ37A、37Bによるスライドベース35A、3
5Bのガイドキャッチャ38A、38Bへの押圧力が弱
められる。
【0034】このように、テープ早送り・早戻し時は、
バネ37A、37Bによるスライドベース35A、35
Bのガイドキャッチャ38A、38Bへの押圧力を弱め
ることにより、テープ高速走行状態からテープエンドへ
の到達時に瞬間的に生じる過大なテープテンションをバ
ネ37A、37Bの弾性で吸収することができる。した
がって、テープエンドセンサと併用により、テープ2や
メカニズムが破壊される懸念はほぼ完全に解消され、信
頼性の高い製品を実現することができる。
バネ37A、37Bによるスライドベース35A、35
Bのガイドキャッチャ38A、38Bへの押圧力を弱め
ることにより、テープ高速走行状態からテープエンドへ
の到達時に瞬間的に生じる過大なテープテンションをバ
ネ37A、37Bの弾性で吸収することができる。した
がって、テープエンドセンサと併用により、テープ2や
メカニズムが破壊される懸念はほぼ完全に解消され、信
頼性の高い製品を実現することができる。
【0035】なお、以上の実施例では、DATカセット
を用いたテープレコーダ装置について説明したが、ビデ
オテープを用いたテープレコーダ装置にも本発明を適用
できる。
を用いたテープレコーダ装置について説明したが、ビデ
オテープを用いたテープレコーダ装置にも本発明を適用
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテープレコ
ーダ装置によれば、テープ早送り・早戻し時のガイド押
圧手段による押圧力を記録・再生時の押圧力より小さく
することで、テープ高速走行状態からテープエンドでテ
ープが急停止した場合の過大なテープテンションによる
衝撃を押えることができ、この結果、テープやテープガ
イド機構を破壊から守ることが可能となる。
ーダ装置によれば、テープ早送り・早戻し時のガイド押
圧手段による押圧力を記録・再生時の押圧力より小さく
することで、テープ高速走行状態からテープエンドでテ
ープが急停止した場合の過大なテープテンションによる
衝撃を押えることができ、この結果、テープやテープガ
イド機構を破壊から守ることが可能となる。
【図1】本発明に係る一実施例のテープレコーダ装置に
おける信号記録・再生時の状態を示す平面図である。
おける信号記録・再生時の状態を示す平面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図3】図1のテープレコーダ装置におけるテープロー
ディング前の状態を示す平面図である。
ディング前の状態を示す平面図である。
【図4】図1のテープレコーダ装置にDATカセットを
装着した状態を示す平面図である。
装着した状態を示す平面図である。
【図5】図1のテープレコーダ装置における停止時およ
びテープ早送り・早戻し時の状態を示す平面図ある。
びテープ早送り・早戻し時の状態を示す平面図ある。
2……テープ
3……回転ヘッドドラム
31A、31B……ローディングギア
32A、32B……ローディングアーム35A、35B
……スライドベース 36A、36B……ローディングリンク37A、37B
……バネ 38A、38B……ガイドキャッチャ 42……ローディングレバー 44……モード切替カム 80……DATカセット
……スライドベース 36A、36B……ローディングリンク37A、37B
……バネ 38A、38B……ガイドキャッチャ 42……ローディングレバー 44……モード切替カム 80……DATカセット
Claims (1)
- 【請求項1】 テープカセット内に収納されたテープ
に対する信号記録・再生を行う回転ヘッドと、前記テー
プカセットよりテープを前記回転ヘッドと接触する位置
まで引き出して所定のテープ走行路を形成するテープガ
イド機構と、このテープガイド機構のテープ引き出し方
向への移動終端位置を規制するガイドキャッチャと、前
記テープガイド機構を前記ガイドキャッチャに弾性的に
押し当てるガイド押圧手段と、テープ早送り・早戻し時
の前記ガイド押圧手段による押圧力が記録・再生時の押
圧力より小さくなるよう前記ガイド押圧手段の押圧力を
制御する押圧力制御手段とを具備することを特徴とする
テープレコーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031158A JPH04271054A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | テープレコーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031158A JPH04271054A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | テープレコーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04271054A true JPH04271054A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12323640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3031158A Withdrawn JPH04271054A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | テープレコーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04271054A (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3031158A patent/JPH04271054A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |