JPH0427093B2 - - Google Patents

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JPH0427093B2
JPH0427093B2 JP27541287A JP27541287A JPH0427093B2 JP H0427093 B2 JPH0427093 B2 JP H0427093B2 JP 27541287 A JP27541287 A JP 27541287A JP 27541287 A JP27541287 A JP 27541287A JP H0427093 B2 JPH0427093 B2 JP H0427093B2
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container body
heat
stretched
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parison
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Kohei Shimojima
Tooru Suzuki
Koji Sato
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/48Moulds
    • B29C49/4823Moulds with incorporated heating or cooling means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば果汁飲料等が充填される樹
脂製の容器に関し、特に内容物の加熱殺菌時の耐
熱性を高めた容器及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来の耐熱容器としては、たとえば第11図に
示すようなものがある。すなわち、100は内部
中空に成形された樹脂製の容器本体を示してい
る。この容器本体100の底部101は中央部を
凹ませて周辺部が載置面上に当接するようになつ
ており、容器本体100正立時の安定性を確保し
ていた。ところで、果汁飲料等については、65℃
で10分以上加熱殺菌処理を行なう方法や80℃以上
で熱間充填する方法が採用されている。このよう
な加熱殺菌が必要な内容物の容器本体100とし
て用いる場合には、加熱殺菌時の熱に耐え得るよ
うに耐熱性が要求される。
通常、容器本体100は第12図に示すような
熱可塑性樹脂より成る有底筒状のパリソン102
を予備成形しておき、このパリソン102を二軸
延伸ブロー成形することにより成形されており、
この二軸延伸によつて樹脂材料内部に結晶配向を
生じさせ、容器本体100に耐圧、耐熱性を付与
していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし斯かる従来技術にあつては、容器本体1
00を二軸延伸ブロー成形することにより、樹脂
材料が延伸され、強度および耐熱性を備えるに至
るが、容器本体100の底部101の中央付近
は、パリソン102を射出成形した際、ブロー成
形時に十分延伸されず、延伸による結晶配向の効
果が小さい。そのため強度が弱くなりがちで落下
等の衝撃によつて破損するおそれがある。また加
熱殺菌時の熱によつて容器の底部101中央付近
が軟化してしまい、底部101が部分的に突出し
て容器本体100を立て置きすることができなく
なり、また商品価値が無くなつてしまうという問
題があつた。第13図には樹脂のヤング率が延伸
状態と未延伸状態で温度によつて変化する状態が
示されており、未延伸部分では、65℃付近で強度
が急激に低下することがわかる。65℃付近は法規
制の温度でもあり、容器本体100底部101の
強化が要請されている。
そこで第14図に示すようにパリソン102の
底壁部102A′を予め部分的に加熱して熱結晶
化させておき、ブロー成形後の容器本体100の
底部101中央を強化するものも提案されている
(特開昭60−148441号公報参照)。しかし単にパリ
ソン102をブロー成形すると、容器本体100
の底部101は、第15図に示すようにパリソン
102の底壁部102A′の結晶化領域αと延伸
領域βとの境界部において肉厚が連続的に薄くな
り、境界部に十分延伸されない低延伸領域γが存
在することになる。そのため加熱殺菌時に低延伸
領域γが膨んでしまうおそれがあり、依然として
耐熱性に限界があつた。
また、高延伸領域βにおいても、ブロー成形時
の二軸延伸のみでは結晶化率が低く、加熱時に歪
が生じて変形する場合がある。特に容器本体10
0内に内圧が加わらないような場合には、容器本
体100の材料自体による形状保持性が要求され
る。すなわち容器本体100に内圧が加わる場合
には、容器本体100自体の歪によつて変形して
いても、内圧によつて容器本体100が均一に膨
らんで形状が保持されるが、内圧が加わらない
と、内容物を充填しても容器本体100の変形は
解消されない。
本発明は上記した従来の技術を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、耐熱
性をより向上させて加熱殺菌時等の温度条件の制
約を解消でき、汎用性の高い耐熱容器およびその
製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る耐熱
容器は、容器本体を二軸延伸ブロー成形によつて
内部中空に構成したものであつて、少なくとも容
器本体の底部中央に、熱結晶化させた厚肉の熱結
晶化部を設けると共に、該熱結晶化部以外の領域
に、高延伸倍率によつて熱結晶化部付近から急激
に延伸され、かつ熱結晶化によつて二重に硬化処
理した高延伸部を設けたことを特徴とする。
一方、本発明に係る耐熱容器の製造方法は、有
底筒状のパリソンを成形し、該パリソンの底部を
部分的に熱結晶化させ、その後パリソンの熱結晶
化領域以外の領域を全て高延伸倍率によつて延伸
することにより、底部中央に熱結晶化部を有し、
該熱結晶化部以外の領域に高延伸部を有する容器
本体を成形し、さらに高延伸部を加熱処理して結
晶化を促進させるようにした。
(作用) 上記耐熱容器にあつては、十分に延伸されない
容器本体の底部中央に設けた熱結晶化部は、熱結
晶化により強度が高められている。また熱結晶化
部以外の高延伸部は、高延伸倍率で十分延伸さ
れ、熱結晶化部との境界に段差が形成されると同
時に、その延伸作用によつて結晶配向が生じる。
更に高延伸部はその後の加熱処理による熱結晶化
によつて二重に硬化処理されて強度が高まつてい
るので、耐熱性が高く、加熱殺菌時の高温雰囲気
下においても容器本体の形状は保持される。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図乃至第4図には本発明の耐熱容器の一
実施例を示している。図において、1はポリエス
テル樹脂等の熱可塑性樹脂製の容器本体であり、
二軸延伸ブロー成形によつて内部中空に構成され
ている。この容器本体1は円筒状の胴部1Aと、
胴部1A上方に連続して成形される肩部1Cおよ
び口頚部1Dと、胴部1A下端に連続して設けら
れ下方に向つて球殻状に突出する底部1Bとから
構成されている。容器本体1の底部1Bの中央部
には断面円弧状の凹部2が設けられており、この
凹部2を取囲む底部1Bの周辺部3が容器正立時
において載置面に環状に当接するようになつてい
る。そしてこの底部1B中央の凹部2内周面には
加熱によつて部分的に結晶化された熱結晶化部4
となつている。
また、本実施例にあつては口頚部1Dも熱結晶
化されていて、強度、耐熱性を高めてある。すな
わち、口頚部1Dは厚肉の円筒状で、その下端面
の外側縁に胴部1Aから連続して高延伸された肩
部1C上端縁が結合されている。
一方、上記した底部1Bの熱結晶化部4および
口頚部1D以外の領域、すなわち底部1Bの周辺
部3から胴部1A、および肩部1Cは全て高延伸
倍率によつて薄肉に延伸されると共に、熱結晶化
によつて熱硬化処理が施されている。
上記容器本体1の底部1Bに設けた熱結晶化部
4は底部1Bの中心点O(容器本体の中心軸線X
が底部1Bと交わる点)を中心として描いた平面
円形状で、肉厚t1は高延伸部5の肉厚t2に比べて
厚肉になつている。熱結晶化部4は延伸されない
無配向の結晶状態で、強度が高く、安定した形態
を保持する。通常材料は約100℃以上、特に140℃
程度で結晶化して球晶を生じ乳白色を呈する。
また高延伸部5においては、材料の延伸作用に
よつて材料内部に結晶配向が生じ、強度を強く形
状保持性も優れている。通常70℃〜140℃、好ま
しくは90〜110℃に加熱した状態で延伸すること
により結晶配向を生じさせるようになつている。
本実施例にあつては熱結晶化部4の厚さt1
3.5〔mm〕、高延伸部5の厚さt2が0.35〔mm〕程度と
なつている。そして高延伸部5は胴部1Aに連続
しており、その厚みは胴部1Aより若干厚く形成
されている。
上記熱結晶化部4と高延伸部5との境界部にお
いては、高延伸部5は熱結晶化部4の側端面から
延びており、結合位置は熱結晶化部4の厚さ方向
の外端位置となつている。したがつて熱結晶化部
4は容器本体1の底部1B内周面側に熱結晶化部
4の厚さ分だけ突出することになり、熱結晶化部
4と高延伸部5の境界部に段差6が形成されてい
る。
さらに、高延伸された容器本体1の胴部1A、
底部1Bの熱結晶化部4以外の領域、さらに肩部
1Cは加熱処理によつて結晶化させてある。この
熱結晶化によつて結晶配向された材料内部の結晶
化率が高められている。
つぎに上記耐熱容器の製造方法について第5図
乃至第10図に基づいて説明する。
まず、第6図に示すような延伸成形用パリソン
10を予備成形する。パリソン10は上記容器本
体1を二軸延伸ブロー成形するために予備的に成
形される素材であり、主として容器本体1の胴部
1Aと成るべき筒状部10Aと、容器本体2の底
部2Bと成るべき底壁部10Bと、筒状部10A
上端に連なる口頚部1Dとから成る有底円筒状部
材により構成されている。
パリソン10の製造は、たとえば第7図に示す
ように射出成形により製造される。すなわち、2
0は成形型であり、型閉めした成形型20のキヤ
ビテイ21内に、ゲート22を介して図示しない
射出ノズルから溶融樹脂を注入し、冷却硬化後型
開きして成形品10′を取出す。
つぎにパリソン10′の口頚部1D′および底壁
部10B′を加熱処理して熱結晶化し、熱結晶化
領域G1,G2を形成する。口頚部1D′に設け
た結晶化領域G1は口頚部1D′全体に及び、底
壁部10Bに設ける結晶化領域G2も底壁部10
Bの略全面にわたつて形成されている。そしてこ
の結晶化領域G1,G2はそれぞれ全厚さにわた
つて加熱処理してある。
次に上記したパリソン10を用いて容器本体1
をブロー成形する成形工程について第8図イ及び
ロに基づいて説明する。図において、11はブロ
ー成形用の金型であり、この金型11は概略容器
本体1の胴部1Aを成形する割型11Aと、容器
本体底部1Bを成形する底型11Bと、容器の口
頚部1Dを成形するネツク型11Cから成つてい
る。そして金型11の割型11Aにはブロー成形
した成形体を加熱処理するためのヒータ14,1
4が埋設されている。このヒータ14,14によ
つて金型11を加熱し、金型11内周面に接触す
る成形体を加熱するものである。一方、12は延
伸棒である。
上記装置においてブロー成形は次のようにして
行なわれる。まず延伸温度(ポリエステルの場合
(本実施例ではPET)70〜140〔℃〕)に加熱され
たパリソン10を、第8図イに示すように延伸棒
12を伸ばして軸方向に延伸させる。この状態で
は主としてパリソン10の筒状部10Aが軸方向
に延伸される。さらに第8図ロに示すように延伸
棒12の流体通路13を通つて圧縮空気が高圧下
で吹込まれてパリソン10の筒状部10Aが半径
方向外方に膨らんで金型11内面に密着する。一
方、底壁部10Bもその中心点O′の近傍から薄
肉化されながら半径方向外方に拡がり、その外面
が底型11B内面に密着する。
この状態ではパリソン10の筒状部10Aは主
として周方向に延伸される。また底壁部10B
は、その結晶化領域G1の部分は温度によつて殆
んど変化せず、結晶化領域G1に連続する非晶質
の部分が延伸される。また口頚部1Dの結晶化領
域も延伸されず、結晶化領域G1に連なる非晶質
部分が延伸される。こうしてパリソン10の結晶
化領域G1,G2以外の非晶質の部分、本実施例
では主として筒状部10Aが加熱延伸されて十分
な結晶配向が生じ、容器本体1の胴部1Aおよび
肩部1C、さらに底部1Bの結晶化部4以外の高
延伸部5を構成する。
第9図イ乃至ハには、ブロー成形時におけるパ
リソン底壁部10Bの延伸状態を示している。す
なわち圧縮空気のガス圧によつて結晶化領域G2
に隣接する非晶質の部分が延伸されていき、非晶
質部分が結晶化領域G2の縁に沿つて外方に流動
して結晶化領域G2の縁に段差6が生じ、非晶質
の部分は全て高延伸倍率でもつて延伸されて薄肉
となる。而して容器本体1の底部1Bにおいて、
結晶化領域G2はブロー成形前のパリソン10の
底壁部10Bの形状のまま残存し、底部1B中央
の結晶化部4となる。そして底部1Bの結晶化部
4以外の部分は容器本体1の胴部1Aと略均一に
高延伸され高延伸部5となる。
一方、パリソン10の口頚部1D下端と筒状部
10Aとの境界部も、ブロー成形時のブロー圧力
によつて筒状部10Aの非晶質部分が結晶化領域
G1の縁に沿つて外方に流動し、結晶化領域G1
の縁に段差が生じて容器本体1の口頚部1Dと連
なる肩部1Cは高延伸されて十分な結晶配向が生
じる。
以上のブロー成形工程にあつては、金型11は
50〜140℃程度に管理されている。
ブロー成形時のブローエアの圧力によつて金型
11内周面に密接したブロー成形体1′がヒータ
14により加熱された金型11の内周面11aを
通して成形体1′表面を加熱して成形体の材料の
結晶化を促進させ材料内部の歪みをなくさせる。
材料の結晶化状態は加熱温度と加熱時間とによつ
て決定される。因みに、135〔℃〕で10〔S〕だけ
加熱すると、結晶化率は35〔%〕程度となつた。
容器材料を一定時間加熱処理した後、流体通路1
3から容器内部の加熱された圧縮空気を排出しな
がら延伸棒12内の流体通路15の出口16から
冷却された圧縮空気を吹込んで容器を冷却固定さ
せる。以上の加熱硬化処理終了後、型開きして成
形品を取り出し、成形加工が終了する。
つぎに、このようにして成形された容器にあつ
ては、加熱殺菌処理は、たとえば75℃程度の熱湯
のシヤワーによつて容器本体1の外周の全表面を
洗い流すことにより行なう。その際、容器本体1
は高温雰囲気下にさらされるが、容器本体1の底
部1B中央には熱結晶化部4が設けられており、
一方底部1Bの周辺部3は高延伸されると共に加
熱処理によつて耐熱性が高められているので、高
温の熱湯を流しても軟化するようなことはない。
また、容器本体1の胴部1Aおよび肩部1Cは高
延伸による結晶配向と、熱結晶化による硬化処理
を施しているので、耐熱性は高まつて温度による
制約はなくなる。因みに、このように結晶配向と
加熱による熱結晶化処理をした場合には、その耐
熱温度は85〜97〔℃〕となる。したがつて高温雰
囲気下においても容器本体1を所定形状に保持す
ることができ、高温での殺菌処理が可能となつて
用途を拡大することができる。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので
延伸ブロー成形時に十分延伸されない容器本体の
底部中央部を熱結晶化させて熱結晶化部とし、こ
の熱結晶化部以外の部分を全て高延伸倍率によつ
て延伸させて低延伸領域を無くし、さらに延伸化
領域を加熱処理して結晶化率を高めて強度を向上
したので、容器の耐熱性を高めることができ、殺
菌温度の高い種々の内容物の容器として用いるこ
とが可能となつて汎用性の高い耐熱性容器を実現
することができる。また本発明の容器の製造方法
によれば、容器の製造を極めて簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る耐熱容器の容
器本体底部の要部縦断面図、第2図は第1図の容
器の全体構成を示す一部破断正面図、第3図は第
2図の容器底部の一部破断拡大正面図、第4図は
第2図の容器の口頚部の一部破断拡大正面図、第
5図および第6図は第2図の容器本体を成形する
ために予備成形されたパリソンを示しており、第
5図は加熱結晶化処理前のパリソンの一部を破断
して示した正面図、第6図は加熱結晶化処理後の
パリソンの一部破断正面図、第7図は第5図のパ
リソンを射出成形する状態を示す要部縦断面図、
第8図イおよびロは第6図のパリソンを用いて容
器本体をブロー成形する状態を示すブロー成形型
の概略縦断面図、第9図イ乃至ハはブロー成形時
のパリソン底壁部の延伸状態を示す拡大断面図、
第10図はブロー成形した成形体の加熱処理状態
を模式的に示す要部縦断面図、第11図は従来の
容器の全体構成を示す一部破断正面図、第12図
は第10図の容器本体成形用のパリソンの縦断面
図、第13図は樹脂の未延伸部と延伸部の強度の
温度依存性を示すグラフ、第14図は第12図の
パリソンを加熱結晶化処理をした例を示す縦断面
図、第15図は第14図のパリソンの延伸ブロー
後の容器底部の状態の拡大断面図である。 符号の説明、1……容器本体、1A……胴部、
1B……底部、1D……口頚部、4……熱結晶化
部、5……高延伸部、10……パリソン、10A
……筒状部、10B……底壁部、11……金型、
12……延伸棒、14……ヒータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容器本体を二軸延伸ブロー成形によつて内部
    中空に構成した樹脂製の耐熱容器において、 前記容器本体の底部中央に、熱結晶化させた厚
    肉の熱結晶化部を設けると共に、該熱結晶化部以
    外の領域に、高延伸倍率によつて熱結晶化部付近
    から急激に延伸され、かつ熱結晶化によつて二重
    に硬化処理した高延伸部を設けたことを特徴とす
    る耐熱容器。 2 有底円筒状のパリソンを成形し、該パリソン
    の底部を部分的に熱結晶化させ、その後パリソン
    の熱結晶化領域以外の領域を全て高延伸倍率によ
    つて延伸することにより、底部中央に熱結晶化部
    を有し、該熱結晶化部以外の領域に高延伸部を有
    する容器本体を成形し、さらに高延伸部を加熱処
    理して結晶化を促進させることを特徴とする耐熱
    容器の製造方法。
JP62275412A 1987-10-30 1987-10-30 耐熱容器及びその製造方法 Granted JPH01124546A (ja)

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