JPH04270921A - ガスメーターカバーの製造方法 - Google Patents

ガスメーターカバーの製造方法

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Publication number
JPH04270921A
JPH04270921A JP5602591A JP5602591A JPH04270921A JP H04270921 A JPH04270921 A JP H04270921A JP 5602591 A JP5602591 A JP 5602591A JP 5602591 A JP5602591 A JP 5602591A JP H04270921 A JPH04270921 A JP H04270921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas meter
aluminum
meter cover
blank
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5602591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Ishida
石田 洋治
Kunihiko Kishino
邦彦 岸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Aluminum Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Aluminum Co Ltd filed Critical Furukawa Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウムまたはア
ルミニウム合金製のガスメーターカバーの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】一般に、ガスメーターカ
バーの製造方法は、鋼板からなる成形素材に成形加工を
施してあるいは鋼を鋳造して所望形状のガスメーターカ
バー本体を作製し、このガスメーターカバー本体に脱脂
および前処理を順次施した後に塗装することにより行わ
れる。この方法において、ガスメーターカバー本体を加
工する工程までは比較的効率よく行われるが、塗装工程
は加工されたガスメーターカバー本体をバッチ式に処理
しなければならないので、この塗装工程で処理の効率が
非常に悪くなってしまう。このため、製造が塗装工程に
律速され、製造効率が悪い。
【0003】塗装工程では、所望形状に成形されたガス
メーターカバー本体に塗装を施すため、すべての部分に
同一条件で塗装を施す、すなわちすべての部分に均一な
厚さで塗装を施すことが困難である。このため、塗装の
仕上り状態にむらができ易くなり、塗膜が薄い部分は必
然的に耐食性が悪くなるという問題がある。
【0004】一方、ガスメーターカバーの耐食性を向上
させるために、鋼製のガスメーターカバー本体に亜鉛メ
ッキを施すことにより耐食性層を形成し、その上に塗装
により塗膜を形成してなる防錆効果を高めたガスメータ
ーカバーが製品化されている。しかしながら、このガス
メーターカバーは、亜鉛メッキと鋼との密着性が悪いた
め、雨、露にあたりやすい屋外に暴露されている状態で
長期間使用すると、水分が塗膜の傷やピンホール等を通
り鋼を腐食する。このため、塗膜の傷やピンホールから
赤錆、糸錆が現れたり、塗膜にふくれが発生する。した
がって、ガスメーターカバーの寿命を短くするとともに
、外観が非常に悪くなる。このように、従来のガスメー
ターカバーは、期待される耐食性を満足していない。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、優れた耐食性を発揮するガスメーターカバーを簡
易にしかも効率よく製造することができるガスメーター
カバーの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウム
またはアルミニウム合金素材からなりその表面に塗装が
施されたカラーアルミニウムに成形加工を施して所望形
状のガスメーターカバーを得ることを特徴とするガスメ
ーターカバーの製造方法を提供する。
【0007】ここで、ガスメーターカバーの材料として
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金を使用する。 これは、アルミニウム系金属が優れた耐食性を発揮し、
鋼を用いた場合のように塗膜の傷やピンホールから浸入
した水分により鋼が腐食して発生する赤錆等を発生する
ことがない。たとえ塗膜の傷やピンホールから浸入した
水分によりアルミニウム系金属が腐食したとしても、ア
ルミニウムが白色に変色だけで錆等を発生しないので、
塗膜のふくれの発生を防止して良好な外観を維持するこ
とができるからである。
【0008】アルミニウムまたはアルミニウム合金素材
からなりその表面に塗装が施された、いわゆるカラーア
ルミニウムとしては、コイル状体のアルミニウム素材を
引き出して塗装して巻き取る、いわゆる連続塗装処理し
たもの、またはあらかじめ所定形状の板状体に切断した
ものに塗装を施したものを使用することができる。なお
、この塗装を施す際に、耐食性を向上させるために下地
処理としてリン酸クロメートやクロム酸クロメート等の
化成処理を施してもよい。
【0009】カラーアルミニウムにプレス等の成形加工
を施す場合、ポリエチレンフィルム等の薄いフィルムを
カラーアルミニウムに貼り付けて行うことによりプレス
加工における損傷を防止することができる。
【0010】
【作用】本発明のガスメーターカバーの製造方法によれ
ば、アルミニウムまたはアルミニウム合金素材からなり
その表面に塗装が施されたカラーアルミニウムに成形加
工を施して所望形状のガスメーターカバーを得る。
【0011】カラーアルミニウムは、コイル状体のアル
ミニウム素材または板状のアルミニウム素材、すなわち
フラットな表面を有する幅広条体のアルミニウム素材に
塗装が施されているので、素材両面に均一に塗膜が形成
されている。特に、コイル状体のアルミニウム素材を用
いた場合は、同一条件で連続的に塗装が施されるので、
塗膜の厚みの制御等に適する。このため、このようなカ
ラーアルミニウムから成形されたガスメーターカバーは
、全体にわたって均一な厚さの塗膜を有することになる
【0012】また、このようなカラーアルミニウムに成
形加工を施すだけであるので、化学処理を用いないで極
めて簡易にガスメーターカバーを得ることができ、しか
も、製品の品質管理を容易に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
【0014】実施例1〜3 アルミニウム素材がそれぞれ異なる3種類、すなわち、
素材が1100(実施例1)、5052(実施例2)、
および5182(実施例3)の厚さ1mmの市販のポリ
エステル系塗装カラーアルミニウム板(軟質材)の両面
にそれぞれ厚さ80μmのポリエチレンフィルムを貼り
付けた。次いで、それぞれのカラーアルミニウム板の表
面にプレス油を塗布し、プレス加工を施して図1に示す
形状に成形し、その後、両面に貼り付けたポリエチレン
フィルムを剥離して実施例1〜3のガスメーターカバー
を得た。なお、カラーアルミニウム板には、あらかじめ
塗装前にリン酸クロメートの化成処理が施されたものを
使用した。
【0015】得られた実施例1〜3のガスメーターカバ
ーについて、耐食性試験および密着性試験を行った。こ
の結果を下記表1に示す。なお、耐食性試験は、図1に
示すように、ガスメーターカバー10の塗膜にアルミニ
ウム素地に達する長さ25mmの傷12を2本つけ、J
IS  Z2371に準拠した塩水噴霧試験を1000
時間実施することにより行った。試験後、図2に示すよ
うな傷12をつけた箇所に発生した塗膜のふくれや糸錆
14の発生密度から評価し、発生密度(個/50mm)
が0の場合を◎、発生密度が1〜5の場合を○、発生密
度が6〜20を△、発生密度が21以上の場合を×とし
た。また、密着性試験は、180度曲げにより行い、塗
膜剥離のない場合を○、塗膜剥離が認められた場合を×
とした。
【0016】比較例1,2 冷間圧延鋼板(SPCC)(比較例1)およびあらかじ
め表面に亜鉛メッキを施した鋼板(比較例2)(いずれ
も軟質材)の厚さ1mmのプレートのそれぞれにプレス
油を塗布し、これにプレス加工を施して図1に示す形状
の2つのガスメーターカバー本体を得た。それぞれのガ
スメーターカバー本体に市販のトリクロロエタン溶剤を
用いて常温で1分間の超音波洗浄脱脂処理を施した。
【0017】次いで、それぞれのガスメーターカバー本
体に静電スプレー塗装法によりアクリル系焼付型塗料を
下塗り約20μm、上塗り約25μmで塗装して塗膜を
形成した。その後、この塗膜を160℃20分間焼成し
た。このようにして、比較例1,2のガスメーターカバ
ーを得た。
【0018】得られた比較例1,2のガスメーターカバ
ーについて、耐食性試験および密着性試験を実施例1〜
3と同様にして行った。この結果を下記表1に併記する
【0019】比較例3,4 冷間圧延鋼板(SPCC)(比較例3)およびあらかじ
め表面に亜鉛メッキを施した鋼板(比較例4)の厚さ1
mmのプレートのそれぞれにプレス油を塗布し、これに
プレス加工を施して図1に示す形状の4つのガスメータ
ーカバー本体を得た。
【0020】それぞれのガスメーターカバー本体に市販
の脱脂剤を用いてアルカリ脱脂処理を施し、水洗後アル
カリケイ酸塩により表面調整を行い、市販のリン酸亜鉛
化成溶液中に浸漬してリン酸亜鉛化成処理を施した。そ
の後、これを水洗し乾燥した。
【0021】次いで、それぞれのガスメーターカバー本
体に静電スプレー塗装法によりアクリル系焼付型塗料を
下塗り約20μm、上塗り約25μmで塗装して塗膜を
形成した。その後、この塗膜を160℃20分間焼成し
た。このようにして、比較例3,4のガスメーターカバ
ーを得た。
【0022】得られた比較例3,4のガスメーターカバ
ーについて、耐食性試験および密着性試験を実施例1〜
3と同様にして行った。この結果を下記表1に併記する
【0023】
【表1】 表1から明らかなように、本発明のガスメーターカバー
(実施例1〜3)は、優れた耐食性および密着性を発揮
した。これに対して、従来のガスメーターカバー(比較
例1〜4)は、耐食性および密着性が悪かった。
【0024】
【発明の効果】以上説明した如く本発明のガスメーター
カバーの製造方法によれば、優れた耐食性を発揮するガ
スメーターカバーを簡易にしかも効率よく製造すること
ができる。また、この方法によれば、自動化を実現する
ことができるので、これにより大量生産に対応すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスメーターカバーの一例を示す概略
説明図。
【図2】ガスメーターカバーについて耐食性試験を行っ
た後の状態を示す説明図。
【符号の説明】
10…ガスメーターカバー本体、12…傷、14…糸錆
・ふくれ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アルミニウムまたはアルミニウム合金
    素材からなりその表面に塗装が施されたカラーアルミニ
    ウムに成形加工を施して所望形状のガスメーターカバー
    を得ることを特徴とするガスメーターカバーの製造方法
JP5602591A 1991-02-27 1991-02-27 ガスメーターカバーの製造方法 Pending JPH04270921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5602591A JPH04270921A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ガスメーターカバーの製造方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5602591A JPH04270921A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ガスメーターカバーの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPH04270921A true JPH04270921A (ja) 1992-09-28

Family

ID=13015523

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5602591A Pending JPH04270921A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ガスメーターカバーの製造方法

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JP (1) JPH04270921A (ja)

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