JPH04269971A - 改良蒸発装置 - Google Patents

改良蒸発装置

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JPH04269971A
JPH04269971A JP3001035A JP103591A JPH04269971A JP H04269971 A JPH04269971 A JP H04269971A JP 3001035 A JP3001035 A JP 3001035A JP 103591 A JP103591 A JP 103591A JP H04269971 A JPH04269971 A JP H04269971A
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anesthetic
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anesthetic agent
evaporation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は麻酔剤蒸発装置に関する
。
【０００２】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】英国特
許１２２４４７８号はバイパス型の麻酔剤蒸発装置を述
べており、この装置では、酸素、空気又は亜酸化窒素の
ようなキャリヤガスを蒸発装置への入口で初めに分割し
て、含まれる揮発性の液状麻酔剤から蒸気を同伴するた
めに蒸発装置の溜め部すなわち蒸発室へ差し向けられる
第１の流れと、第２のバイパス流れとにし、次いでこれ
らの第１および第２の流れは患者への送給のために蒸発
装置を去る前に再び合流する。
【０００３】この公知な蒸発装置はハロセイン、トリク
ロロエチレン、およびエンフルラン、フルオロキセン、
メトキシフルランおよびイソフルランを含むエーテル誘
導体のような麻酔剤を送給するために多年にわたって首
尾よく使用されてきた。上記麻酔剤すべては大気圧で４
０℃より十分に高い沸点を有している。
【０００４】ところが、新規な麻酔剤、すなわち、大気
圧で２０℃と２５℃との間の沸点を有する２−（ジフル
オロメトキシ）−１，１，１，２−テトラフルオロエタ
ンが開発された。この２−（ジフルオロメトキシ）−１
，１，１，２−テトラフルオロエタンの物理により、既
存の麻酔剤蒸発装置はこの麻酔剤を患者に送給するのに
不適当になった。
【０００５】本発明の目的は大気圧でほぼ２０℃の沸点
を有する所定濃度の麻酔剤を患者に送給することができ
る麻酔剤蒸発装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、麻酔剤
蒸発装置は、キャリヤガス用の入口と、キャリヤガスお
よびガス状麻酔剤を患者に送給するための出口と、入口
と出口との間に延び、流れ制限装置を位置決めした第１
通路と、流れ制限装置の上流の位置における第１通路と
調整器との間に延びる第２通路とを備え、調整器は、麻
酔剤を収容する蒸発室から流れ制限器の下流の位置にお
ける第１通路まで延びる第３通路を通って流れるときに
ガス状麻酔剤の圧力を制御するようになっており、第３
通路には、流量制御弁が位置決めされていることを特徴
とする。
【０００７】
【実施例】添付図面を参照して本発明の実施例を以下に
説明する。
【０００８】まず図１および図２を参照すると、麻酔剤
蒸発装置１はキャリヤガス用の入口２と、キャリヤガス
およびガス状麻酔剤用の出口４とを有している。入口２
と出口４との間には、通路６が延びており、この通路６
には、層流バイパス制限装置８が位置決めされている。 この制限装置８はその作動流れ範囲にわたって層流特性
を示す。
【０００９】通路６からは、第２通路１０が制限装置８
の上流の位置から延びており、この第２通路１０は平衡
調整器１４の第１室１６と連通している。平衡調整器１
４はダイヤフラム２０により第１室１６から分離されて
いる第２室１８を有している。ダイヤフラム２０には、
弁座２４と協働する弁ガサ２２がダイヤフラム２０とと
もに移動可能に連結されている。弁ガサ２２および弁座
２４は蒸発室１２に収容されたガス状麻酔剤の流れを制
御する。
【００１０】通路２６が第２室１８から制限装置８の下
流の通路６まで延びている。通路２６には、層流制御弁
２８が位置決めされている。蒸発装置１はヒータ３２を
有しており、このヒータ３２は温度検知装置（図示せず
）により制御される。しかし、変更例では、ヒータ３２
は蒸発室１２内の麻酔剤の圧力を検知するための装置に
より制御することができる。
【００１１】使用に際、エネルギをヒータ３２に供給し
、それにより麻酔剤を液体から蒸発室１２の上部（図示
の如く）に収容されるガス状態へ転化する。次いで、キ
ャリヤガスが入口２に入り、制限装置８を通って出口４
に向けて通路６に沿って流れ続ける。制限装置８の上流
の圧力は入口２に入るキャリヤガスの流量により決まる
。平衡調整器１４の第１室１６内の圧力は第２通路１０
のため、制限装置８の上流の圧力と同じである。これに
より、ダイヤフラム２０は弁ガサ２２とともに上方（図
示の如く）に移動する。かくして、弁ガサ２２は弁座か
ら離れ、それによりガス状麻酔剤は蒸発室１２を去り、
第２室１８を通って通路２６に入ることができ、ついに
は通路２６内の圧力が室１６内の圧力と同じになる。制
限装置８の上流の通路６内の圧力と制御弁２８の上流の
通路２６内の圧力とは同じである。制御弁２８のいずれ
の位置でも、ガス状麻酔剤の流量は上記圧力により、従
って入口２でのキャリヤガスの流量により決まる。これ
により、キャリヤガスの流量が増大すると、麻酔剤の流
量が増大し、また、その逆もまた同様であり、従って患
者に送られるガス中の麻酔剤の重量％濃度は一定のまま
である。
【００１２】次いで、ガス状麻酔剤は蒸発装置の出口４
を去る前に通路６内のキャリヤビスと合流する。
【００１３】当業界で知られているように、上記のよう
に出口４を去るキャリヤガス中のガス状麻酔剤の濃度は
層流制御弁２８の設定により制御される。
【００１４】弁ガサ２２および協働弁座２４の外形は、
１５リットル／分までのキャリヤガスの流量で通路２６
内のガス状麻酔剤の圧力が入口２に入るキャリヤガスの
圧力に等しくなるような形状になっている。
【００１５】図３乃至図６を参照して説明するが、同一
参照番号は図１および図２を参照して説明した部分と同
じ部分を示している。
【００１６】特に図３を参照して説明すると、−３２℃
の沸点を有するシクロプロパンのような非常に低い沸点
の麻酔剤の場合、２２℃での蒸発室１２内の麻酔剤の圧
力は７５　ｐｓｉ位に非常に高い。この高い圧力に対処
するために、蒸発室１２と平衡調整器１４との間には、
第２減圧調整器３０が位置決めされている。
【００１７】特に図４を参照して説明すると、蒸発室１
２内の圧力を確保するために麻酔剤の沸点が約周囲温度
であるとき、麻酔剤の温度をその沸点より上まで上昇さ
せるためにヒータ３２が設けられている。図４に示す実
施例では、ヒータ３２は、蒸発室１２同様、通路６、１
０、２６および調整器も加熱されて蒸発室より冷たい蒸
発装置の壁部への麻酔剤の凝縮を止めように蒸発装置内
に位置決めされている。
【００１８】ヒータ３２は温度検知装置（図示せず）に
より制御される。
【００１９】図５には、変更例が示されており、この変
更例は、第２調整器１４′を調整器１４と直列に設けて
あるという点で、調整器１４が万一機能不全になった場
合に追加の安全性をもたらす。図示のように、通路６か
らは、通路１０が調整器１４まで延びており、別の通路
１０′が調整器１４′まで延びている。
【００２０】更に追加の安全手段として、圧力装置（図
示せず）が設けられ、この圧力装置は通路６、２６間に
配置され、調整器１４の性能を監視するように構成され
ている。この圧力装置は、例えば、調整器の弁ガサ２２
が開いて動かなくなり、設定値より高い濃度の麻酔剤が
出口４へ送られている状態を自動的に検出する。
【００２１】最後に、図６を参照すると、蒸発装置１は
入口２に隣接して通路６から蒸発室１２まで延びている
バイパス通路４０を有している。この通路４０には、一
方向弁４２が位置決めされている。更らに、通路６には
、図示のように定背圧調整器４４が位置決めされている
。１５℃〜３５℃ほどの通常の作動温度範囲内で沸点が
周囲温度、例えば、２０℃より高い麻酔剤を使用するこ
とが必要である場合、周囲温度がこの沸点より高いとき
、蒸発装置は図１および図２に示す実施例と同様に一方
向弁を閉じた状態で作動する。周囲温度が麻酔剤の沸点
より低いとき、一方向弁４２が開き、蒸発装置は層流制
限器８が温度制御されるバイパス型の通常の蒸発装置と
して働く。かくして、層流制限器８は変化する蒸気圧を
補償する。
【図面の簡単な説明】
【図１】ＩＳＯ／ＢＳＩ符号を使用した本発明による麻
酔剤蒸発装置の概略図である。
【図２】図４に示すようにヒータを追加した場合の図１
の麻酔剤蒸発装置の部分横断面側面図である。
【図３】図１の麻酔剤蒸発装置の変更例の概略図である
。
【図４】図１に示すような更らに変更した麻酔剤蒸発装
置の概略図である。
【図５】図１に示すような更に変更した麻酔剤蒸発装置
の概略図である。
【図６】図１の麻酔剤蒸発装置の更らに他の変更例の概
略図である。
【符号の説明】
１　　麻酔剤蒸発装置 ２　　入口 ４　　出口 ６　　通路 ８　　層流制限装置 １０　　第２通路 １２　　蒸発室 １４　　平衡調整器 ２０　　ダイヤフラム ２２　　弁ガサ ２４　　弁座 ２８　　制御弁 ３２　　ヒータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　キャリヤガス用の入口と、キャリヤガ
    スおよびガス状麻酔剤を患者に送給するための出口と、
    入口と出口との間に延び、流れ制限装置が配置された第
    １通路と、第１通路における前記流れ制限装置の上流側
    の位置と調整器との間に延びる第２通路と、麻酔剤を収
    容する蒸発室と、該蒸発室から前記流れ制限装置の下流
    側の位置の第１通路に延びる第３通路と、ガス状麻酔剤
    が前記第３通路を通って流れるときに該ガス状麻酔剤の
    圧力を制御する調整器とを備え、該第３通路は流量制御
    弁を有することを特徴とする麻酔剤蒸発装置。
  2. 【請求項２】　　流れ制限装置および流量制御弁はそれ
    らの作動流量範囲にわたって実質的に層流装置であるこ
    とを特徴とする請求項１に記載の麻酔剤蒸発装置。
  3. 【請求項３】　　前記調整器と直列に設けられる第２の
    調整器を更に備えたことを特徴とする請求項１に記載の
    麻酔剤蒸発装置。
  4. 【請求項４】　　前記第２の調整器は、前記蒸発室と前
    記第１の調整器との間に配置される減圧調整器であるこ
    とを特徴とする請求項３に記載された麻酔剤蒸発装置。
  5. 【請求項５】　　前記蒸発室、調整器および制御弁を加
    熱するためのヒータを内蔵したことを特徴とする請求項
    １に記載の麻酔剤蒸発装置。
  6. 【請求項６】　　前記ヒータは温度検知装置によって制
    御されることを特徴とする請求項５に記載の麻酔剤蒸発
    装置。
  7. 【請求項７】　　前記ヒータは、前記蒸発室の圧力を監
    視する圧力検知装置によって制御されることを特徴とす
    る請求項５に記載の麻酔剤蒸発装置。
  8. 【請求項８】　　前記調整器の作動を監視する検出装置
    を更に有し、該検出装置は調整器の機能不全を検知した
    とき前記ヒータへの動力を遮断するマイクロスイッチで
    あることを特徴とする請求項５に記載の麻酔剤蒸発装置
    。
  9. 【請求項９】　　前記調整器の作動を監視する検出装置
    を更に有することを特徴とする請求項１に記載の麻酔剤
    蒸発装置。
  10. 【請求項１０】　　入口に隣接した位置の前記第１通路
    と蒸発室の内部との間に更ら通路が延びており、該第４
    通路には、一方向弁がキャリヤガスを第１通路から蒸発
    室のみに向う方向に流すように配置されていることを特
    徴とする請求項１に記載の麻酔剤蒸発装置。
JP00103591A 1990-01-09 1991-01-09 改良蒸発装置 Expired - Lifetime JP3179115B2 (ja)

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