JPH0426946B2 - - Google Patents

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JPH0426946B2
JPH0426946B2 JP24576687A JP24576687A JPH0426946B2 JP H0426946 B2 JPH0426946 B2 JP H0426946B2 JP 24576687 A JP24576687 A JP 24576687A JP 24576687 A JP24576687 A JP 24576687A JP H0426946 B2 JPH0426946 B2 JP H0426946B2
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Juji Sugitani
Masao Kobayashi
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Nippon Kokan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、高速回転アーク溶接方法に関する
ものである。
[従来の技術] 溶接ワイヤを回転軸芯まわりに高速回転するこ
とにより、アークを回転する高速回転アーク溶接
方法によれば、アークの物理的効果が周辺に分散
され、溶込の周辺分散、扁平ビード(わん曲ビー
ド)の形成あるいは回転遠心力によるワイヤ溶融
速度の向上などの利点が得られ、特に厚板の狭開
先溶接に用いられて大きな効果を発揮する。
この高速回転アーク溶接方法は、一般に高速度
溶接により施工されるため、アークのねらい位置
が開先線からわずかでもずれると溶接欠陥が広範
囲に発生することになる。このため溶接トーチの
自動ならい、即ち開先ならい制御が不可欠であ
る。従来、この種の開先ならい制御としては例え
ば出願人が特願昭61−94905号(特開昭62−
248571号公報)において提案した「高速回転アー
ク隅肉溶接の開先ならい制御方法」があつた。以
下、この従来の開先ならい制御方法について説明
する。尚、以下の説明では、この開先ならい制御
方法を狭開先溶接に適用した場合について説明す
る。
第4図は高速回転アーク溶接を行なうときの電
極1先端部のワイヤ2と開先11の側面図であ
り、図において溶接方向は紙面と垂直で紙面裏面
から表面に向う方向であつて、laはアーク長、
Cf,R,Lは回転しているときのワイヤ2の位置
を示し、Cfは溶接方向前方のワイヤ2の位置、R
は溶接方向に向つて時計方向に90度右側、Lは溶
接方向に向つて反時計方向に左側のワイヤ2の位
置を示す。
第5図は第4図の示した溶接部を回転軸心O方
向から見た図であり、Crは溶接方向Zに対して後
方のワイヤ2の位置、30はワイヤ2の回転方向
を示す。またφは溶接方向Zに対するワイヤ2の
回転角、θはワイヤ2の位置が開先の中心線31
と一致したときの回転角を示す。
第4図、第5図に示すようにワイヤ2が、ワイ
ヤ送給速度を一定のもとで回転軸心Oを中心にし
て回転すると、回転時のワイヤ2の位置によりワ
イヤ2と開先壁間の距離δが異なり、アーク長la
が変化する。アーク長laが変化すると負荷特性が
変化して溶接電流Iや電極1と開先間の電圧E
(以下、アーク電圧という。)も変化する。
この溶接電流I、アーク電圧Eの変化はワイヤ
2の位置に対応して正弦波を基準とした変化を示
す。何故ならば、ワイヤ2が回転するとワイヤ2
の位置に応じて距離δは正弦波を基準として変化
するからである。
尚、この関係は消耗電極のみならず、非消耗電
極でも成立する。また、この関係は溶接対象の開
先形状がV字開先でもナローギヤツプ開先でも成
立する。
第6図a,bは回転するワイヤ2、即ちアーク
の位置に対応して変化するアーク電圧Eおよび溶
接電流Iの波形を示す。図においてaはアーク電
圧Eの波形、bは溶接電流Iの波形であり、それ
ぞれの波形は上下逆転した形状となる。
尚、図bに示した溶接電流Iの波形は定電圧特
性の溶接電源のみで得ることができ、アーク電圧
Eの波形は定電圧特性、定電流特性のいずれの溶
接電源においても得られる。
第6図a,bに於て、実線で示した波形は第4
図、第5図に示すように開先の中心線31と回転
軸芯Oとが△Xずれている場合、破線で示した波
形はずれていない場合、即ちワイヤ2の位置Cf
位置Crを結んだ線が開先の中心線31と一致した
場合を示す。
第6図a,bの破線に示すように、開先の中心
線31と回転軸芯Oがずれていないときは、ワイ
ヤ2の位置Cfを中心として波形は左右対象である
が、回転軸芯Oが開先の中心線31からずれてい
るワイヤの位置Cfを中心とした波形は非対象とな
る。この波形の非対象を検出し、修正することに
よりX軸方向のずれ量△xを修正することができ
る。すなわち波形をCf点を中心として溶接方向に
対して左右に分割し、分割した波形を各々Cf点か
ら一定角度φ0の間だけ取出し、この角度φ0間で
作る波形の面積(積分値)SL,SRが等しくなるよ
うに溶接トーチをX軸方向に修正することにより
回転軸芯Oを開先の中心線31と一致させること
ができる。
尚、角度φ0は5°未満となると波形にのるノイズ
の影響を受易くなるため、波形の範囲は5°から
180°とする。
上記のようにして溶接トーチのX軸方向の位置
を修正することによりならい制御が可能となる。
一方、Y軸方向(上下方向)に関しても同様
に、溶接トーチが一回転する間のアーク電圧波形
E又は溶接電流波形Iを積分し、基準値と比較す
ることにより、溶接トーチのY軸方向の位置を修
正できる。即ち、X軸方向のならいと同様の方法
により、面積SLとSRとの和に対応した値Sを求
め、この面積の和Sと基準値S0とを比較して、こ
の差S−S0が零となるよう溶接トーチの高さを制
御する。基準値S0は、溶接トーチ高さが適正値の
時の上記面積和Sを予め設定しておく。また面積
の和Sの値はアークの回転1回もしくは整数n回
の値、即ち、 S=on=1 (SL+SR) とする。この整数nの最大値は、一般にはアーク
の毎秒の回転数以下が適当である。
上記のようにして溶接トーチのX軸方向及びY
軸方向の位置を修正することにより自動ならいが
できる。
上記開先ならい制御方法を第7図に示した制御
ブロツク図に基いて説明する。
尚、この制御系においては説明を簡単にするた
め、波形の作る面積はX軸方向制御、Y軸方向制
御ともに同一のSLとSRとするが、必ずしも同一の
回転角度φ0における積分値に限られるものでな
い。
図に於て、電圧検出器32でアーク電圧Eを検
出し、このアーク電圧Eと基準電圧設定器33に
予め設定してある基準電圧E0(アーク電圧の平均
値)との差E−E0を差動増幅器34で演算する。
この演算した値E−E0がスイツチ35で溶接方
向に対して左側(L側)と右側(R側)に分割さ
れる。スイツチ35による分割のタイミングはス
イツチング論理回路36からの指令信号で行な
う。スイツチング論理回路36は回転位置検出器
37で検出したワイヤ2の回転角φと、一定の角
度φ0(5〜180°の範囲)を予め設定した設定器3
8の出力φ0(例えば45°とする)を比較演算し、ワ
イヤ2の回転角が−45°から0°までの区間をL区
間とし、この区間の波形がスイツチ35のL側か
ら出力されて積分器39で積分される。同様にし
て回転角が0°から45°までのR区間の波形がスイ
ツチ35のR側から出力されて積分器40で積分
される。n設定器41は、これらの積分の処理回
数nが設定されており、積分器39,40はスイ
ツチング論理回路36を介して出力されるn回分
のアークの回転に対して波形積分を行ない、その
出力SL及びSRを記憶器42,43に出力する。記
憶器42,43は積分器39,40から入力した
信号SL及びSRをn回毎に記憶保持を繰り返しなが
らSL,SRを差動増幅器44及び加算器45に出力
する。差動増幅器44では、この信号の差SL−SR
を求め、この値をX軸制御器46に入力してX軸
モータ47を駆動し、上記差SL−SRが零になるよ
うにする。一方、加算器45では信号SLとSRが加
算され、その加算値SL+SRは差動増幅器48の一
方の入力端に入力する。また記憶器49には、SL
+SRの初期値、即ち適正溶接トーチ高さに相当す
る値S0が記憶保持され、この値が差動増幅器48
の他方の入力端に入力し、差動増幅器48で(SL
+SR)−S0が求められ、Y軸制御器50に与えら
れて、Y軸駆動モータ51を駆動して溶接トーチ
高さを制御する。
尚、上記説明においては、アーク電圧波形を検
出して開先ならい制御を行なう場合について説明
したが、定電圧特性の溶接電源を使用した場合に
は第6図bに示す溶接電流波形を検出しても上記
説明と同様に開先ならい制御を行なうことができ
る。
従来の高速回転アーク溶接における開先ならい
制御方法は上記のように構成され、回転アークの
電圧波形あるいは溶接電流波形を検出し、この検
出した波形に基いて溶接トーチの開先ならい制御
を行なえるようになつている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の高速回転アーク溶接の開先
ならい制御方法では、アークの回転直径は一定
で、単にねらい位置の修正のみを行つており、ビ
ード幅の制御については何等考慮されていない。
従つて、アークのねらい位置が適正であつたと
しても、開先幅が狭くなるとアークの回転径が過
剰となるから、アークが母材上に拡がつてカツト
が生じる恐れがある。逆に開先幅が広くなるとア
ークの回転径が不足となり、ビード幅不足を生じ
るという問題点がある。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたものであり、高速回転アーク溶接におい
て、開先ならい制御とともに、アークの回転直径
を制御することにより、開先幅に応じた適正な幅
の溶接ビードを形成しうる高速回転アーク溶接方
法を得ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る高速回転アーク溶接方法は、溶
接ワイヤを回転軸芯まわりに回転させることによ
り、アークを高速回転させながら溶接を行なうに
際し、 (イ) 前記回転アークの回転角位置に対するアーク
電圧または溶接電流を検出し、 (ロ) 前記検出電圧または電流を前記回転における
溶接進行方向前方の前記溶接ワイヤの位置Cf
中心として左右に5°以上180°以下の範囲で一定
の回転角度φ0ずつについて各々積分し、中心
位置Cfから左右の回転角範囲(−φ0〜0)での
積分値SL及び中心位置Cfから右方の回転角範囲
(0〜φ0)での積分値SRを求め、 (ハ) 前記積分値SLとSRとの差に対応した値△Sを
演算し、 (ニ) この差△Sが零になるように溶接トーチ位置
を開先の幅方向に修正する、 各々ステツプ(イ)〜(ニ)を含む高速回転アーク溶接
方法に於て、 (ホ) 前記積分値の和SL+SRに対応する値Sを演算
し、この和と予め設定された直径基準値S1との
偏差が無くなるように、前記回転するアークの
回転直径Dの大きさを修正することにより上記
問題点を解決したものである。
[作用] この発明においては、回転するアークの電圧ま
たは電流を溶接進行方向に対して左右に所定角
φ0だけ等分して積分し、この積分値の和に基い
て開先ならい制御を行うに際し、この積分値の和
の値が開先幅の大きさに対応することに着目し、
この積分値の和に応じてアークの回転直径を同時
に制御するとともに、このアークの回転直径また
は上記積分値の和に基いて溶接速度やワイヤ突出
長さをも同時に制御する。例えば、積分値として
電圧を用いた場合には、この積分値の和が大きく
(開先幅が広く)なれば、アーク回転直径を対応
して大きくするとともに溶接速度を小にするか、
ワイヤ突出長さを大にする。面積和が小さく(開
先幅が狭く)なれば、アーク回転直径を対応して
小さくするとともに溶接速度を大にするか、ワイ
ヤ突出長さを小にすることにより、溶接進行中の
開先幅の変化に応じてアーク回転直径を可変制御
するものである。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
尚、本発明は高速回転アーク溶接に於て、開先
ならい制御とともにアークの回転直径を制御する
ものであるが、開先ならい制御については上記従
来技術のX軸方向の制御方法を用いるものとす
る。
上記従来技術で説明したように、溶接電流Iや
アーク電圧Eは開先壁〜ワイヤ間の距離に対応し
て変化するから、上記従来技術の開先ならい制御
によりアークのねらい位置が適正であつたとして
も、溶接電流Iやアーク電圧Eの検出波形は開先
幅に応じて変化する。従つて、溶接電流I又はア
ーク電圧Eを検出することによつて、開先幅Gの
変化を検知することができる。この場合、開先形
状はV字開先でもナローギヤツプ開先でもよい。
第4図は上記従来技術の開先ならい制御を行つ
た際の、開先幅に応じた回転するアークのアーク
電圧Eの検出波形(平均値)を示す。
図に於て、実線で示した波形は開先幅Gが基準
開先幅G0に等しい(G=G0)場合、破線で示し
た波形は開先幅Gが基準開先幅G0より大なる
(G<G0)場合、点鎖線で示した波形は開先幅G
が基準開先幅G0より小なる(G<G0)場合を示
す。
このように開先ならい制御を行う際の波形検出
により、開先幅Gの変化を検知することができる
から、この検出結果に基きアークの回転直径Dを
制御すれば、開先幅Gに応じた適正なビード幅が
得られる。
例えば、G=G0の場合は、基準開先幅G0に応
じた適正なアークの回転直径(以下、基準直径
D0と称する。)を保つ。また、G>G0の場合は、
回転直径Dを大きくしてビード幅を広げる。逆に
G<G0の場合は、回転直径Dを小さくしてビー
ド幅を狭める。
具体的には、上記従来技術の開先ならい制御と
同様の方法により、波形の作る面積SLとSRの和に
対応した値Sを求め、この面積の和Sと基準値S1
とを比較して、この差S−S1が零となるように回
転直径Dを制御する。
ここで基準値S1は基準開先幅G0に応じた基準
回転直径D0により予め設定しておく。
上記のようにして回転直径Dを制御することに
より、開先幅Gに応じた適正なビード幅を得るこ
とができる。また、この回転直径Dまたは上記面
積和Sの値により開先幅の大きさを検知できるか
ら、これら回転直径Dまたは面積和Sに基いて溶
接速度やワイヤ突出長さを制御すれば、溶接進行
に伴う開先幅Gの変化によらず適正な高さの溶接
ビードを形成できる。
第1図a,bは本発明に使用する装置の一例を
示し、回転アーク溶接装置断面の概略側面図及び
回転アーク溶接装置の回転機構の平面図である 図に於て、回転モータ3のシヤフト4にはギヤ
5が取り付けられ、このギヤ5の回転の電極1の
ギヤ6に伝達される。電極1を支持する自動調心
ベアリング7は、ギヤ6の回転により電極1が高
速回転するようにギヤ6の中心から所定の距離d
だけ偏心して設けられている。また、自動調心ベ
アリング8は回転する電極1の支点を成し、ギヤ
5,6はベアリング9に支持される。
回転モータ3の駆動よりギヤ5及びギヤ6を介
して電極1の下端部が自動調心ベアリング8を支
点として回転運動し、これにより電極1の下端か
ら送り出されるワイヤ2の先端及び溶接アーク1
0は回転円運動を行う。ギヤボツクス12と上部
支持体13とは摺動可能となつており、回転する
溶接ワイヤ2先端の回転直径Dは、上部支持体1
3のラツク部14aに噛みあうピニオン14bを
支持体駆動モータ15により駆動して、上部支持
体13を上下動させて自動調心ベアリンク7〜自
動調心ベアリング8間の距離を変化させることに
より可変制御することができる。
電極1の下端が回転運動をしているとき電極1
自体は回転しないので、図示のように給電ケーブ
ル16及び給電端子17によつて電極1に直接給
電することが可能になつている。
尚、電極1の支点となる自動調心ベアリング8
は、電極1のその部分の動きは小さいので、球面
軸受に置き換えてもよい。
第2図は本発明に使用する制御ブロツクの一例
を示す。尚、この制御系に於ては、簡単のために
上記従来技術の開先ならい制御に用いた信号SL
SRと同一の信号SL,SRを用いるものとするが、必
ずしも同一の回転角度φ0における積分値に限ら
れるものでない。
図に於て、上記従来技術の開先ならい制御に用
いた信号SL,SRの和SL+SRは差動増幅器18の一
方の入力端に入力する。また、記憶器19にはSL
+SRの初期値、即ち適正なアークの回転直径(基
準開先幅G0に応じた基準回転直径D0)に相当す
る値S1が記憶保持され、この値が差動増幅器18
の他方の入力端に入力し、差動増幅器18で(SL
+SR)−S1が求められ、回転直径制御器20に与
えられる。回転直径制御器20は、(SL+SR)−S1
が零となるように支持体駆動モータ15を駆動し
て回転直径Dを制御する。
以上の制御により、X軸方向の開先ならい制御
を行なうとともに開先幅に応じた適正な幅の溶接
ビードを形成することができる。
尚、上記実施例ではアーク電圧を検出して制御
を行うものとしたが、上記従来技術の開先ならい
制御と同様、定電圧特性の溶接電源を使用した場
合には、溶接電流を検出してもよい。
また、上記実施例では回転直径Dの調整は、一
例として上下の自動調心ベアリング7,8の間隔
距離を変える方式を示したが、勿論、この方式に
限るものではない。
[発明の効果] この発明は以上説明した通り、回転するアーク
の電圧または電流を検出して積分し、この積分値
に基いて開先ならい制御を行うに際し、前記積分
値に基いてアークの回転直径の制御を同時に行う
ようにしたから、溶接線全領域に渡つて開先幅に
応じた適正な幅の溶接ビードを形成できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に使用する溶接装置
の概略側面図及び回転機構の平面図、第2図は本
発明の一実施例に使用する制御回路のブロツク
図、第3図はアーク電圧波形図、第4図は回転ア
ーク溶接による溶接部の側面図、第5図は第4図
のY軸方向から見たワイヤ配置図、第6図aはア
ーク電圧波形図、bは溶接電流波形図、第7図は
従来の回転アーク溶接に使用する制御回路のブロ
ツク図である。 図に於て、1は電極、2はワイヤ、3,15,
はモータ、5,6はギヤ、7,8は自動調心ベア
リング、10はアーク、13は上部支持体、14
a,14bはラツク・ピニオン、18は差動増幅
器、19は記憶器、20は回転直径制御器、Dは
アークの回転直径、SL,SRは面積(積分値)を示
す。尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶接ワイヤを回転軸芯まわりに回転させるこ
    とにより、アークを高速回転させながら溶接を行
    なうに際し、 (イ) 前記回転アークの回転角位置に対するアーク
    電圧または溶接電流を検出し、 (ロ) 前記検出電圧または電流を前記回転における
    溶接進行方向前方の前記溶接ワイヤの位置Cf
    中心として左右に5°以上180°以下の範囲で一定
    の回転角度φ0ずつについて各々積分し、中心
    位置Cfから左方の回転角範囲(−φ0〜0)での
    積分値SL及び中心位置Cfから右方の回転角範囲
    (0〜φ0)での積分値SRを求め、 (ハ) 前記積分値SLとSRとの差に対応した値△Sを
    演算し、 (ニ) この差△Sが零になるように溶接トーチ位置
    を開先の幅方向に修正する、 各ステツプ(イ)〜(ニ)を含む高速回転アーク溶接方
    法に於て、 (ホ) 前記積分値の和SL+SRに対応する値Sを演算
    し、この和と予め設定された直径基準値S1との
    偏差が無くなるように、前記回転するアークの
    回転直径Dの大きさを修正することを特徴とす
    る高速回転アーク溶接方法。
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