JP3189639B2 - 揺動高速回転アーク溶接方法 - Google Patents

揺動高速回転アーク溶接方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アークを高速回転
させながら溶接トーチを開先幅方向に揺動させて溶接を
行う揺動高速回転アーク溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速回転アーク溶接方法は、アークを所
定の半径で高速回転させながら溶接を行う方法であり、
アークが分散されるため、大電流で溶着量を増加させる
ことができる。その結果として、従来のウィービングに
よる溶接方法に比べて、溶接速度を格段に向上させるこ
とができる高能率の溶接方法である。
【0003】ただし、被溶接物の構造や開先加工の制約
等のために開先幅がアークの回転半径の上限より大きく
なった場合には、開先壁部での充分な溶け込みを得るこ
とができなくなるという問題がある。
【0004】そのような開先幅の大きな場合に対処する
方法として、特公平1ー39874号公報に記載された
方法がある。その方法は、同一方向に高速回転するアー
クを開先幅方向に一定の周期と振幅で揺動させるととも
に、アーク電圧または溶接電流の波形を検出し、該波形
を溶接進行方向に対して前記回転の左側半周期と右側半
周期に分割し、開先中心に対して前記揺動の左側半周期
については前記回転の左側分割波形の面積を、前記揺動
の右側半周期については前記回転の右側分割波形の面積
を各々積分して該積分値を比較し、その差が零になるよ
うに前記揺動の中心位置を修正しながら溶接する方法で
ある。つまり、アークを高速回転させながら、開先幅中
心を揺動の中心として所定の振幅で溶接トーチを揺動さ
せるようにすることで、開先幅が広い場合でも開先幅全
体に高速回転アーク溶接方法が適用できるようにしたも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、同一方向にアー
クを高速回転させた場合には、溶接進行方向の右側の開
先壁面と左側で開先壁面とで、それぞれに接するアーク
の向きが異なるため、アークの回転による溶融金属の挙
動への影響に差異が生じ、溶接ビード表面形状や溶込み
形状が開先幅方向で左右非対称となる危険性を内在して
いる。
【0006】図6は、溶接ビードが左右非対称に偏った
現象を図示した断面図で、1および2は被溶接材、3は
開先、4は裏当材であり、5は前述の非対称に偏った溶
接ビードである。アークを右回転で回転させて溶接を行
うと、溶接進行方向の左側においては盛り上がり右側に
おいては押し下げられた形状の溶接ビードが形成され
る。
【0007】前述の特公平1ー39874号公報に記載
された方法においては、同一方向にアークを高速回転さ
せながら、しかも開先幅方向に揺動することから、溶接
進行方向の左右での溶融金属の挙動への影響差が顕著に
なり、前述の溶接ビードが開先幅方向で左右非対称にな
りやすい。
【0008】このような偏ったビードが形成されると、
図6における右側開先底部での融合不良が発生しやすく
なるという問題や、積層溶接においては開先底部が左右
非対称であるために、アーク電圧または溶接電流の波形
が左右対称とはならず、アークセンサーによる開先倣い
が良好に行われない問題がある。
【0009】本発明は、前述のような問題を解決するた
めになされたものであり、開先幅が広い場合でも良好な
溶接ビードの形成ができる揺動高速回転アーク溶接方法
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する第
一番目の手段は、アークを高速回転させながら溶接トー
チを開先幅方向に揺動させて溶接を行うにあたり、該揺
動の右半周期と左半周期でアークの回転方向を逆転させ
て溶接するとともに、アーク電圧または溶接電流を回転
の左側半周期および右側半周期の所定範囲でそれぞれ積
分し、その積分値の差の絶対値があらかじめ設定した基
準値を越えた時に揺動の向きを反転することを特徴とす
る揺動高速回転アーク溶接方法である。
【0011】また、第2番目の手段は、前記の第1番目
の手段の揺動高速回転アーク溶接方法において、揺動を
反転した左右の位置座標に基づいて開先幅を算出し、そ
れに応じて溶接条件を制御することで、たとえ開先幅が
変動していても溶接ビード高さを一定に保つようにする
ことを特徴とする揺動高速回転アーク溶接方法である。
【0012】第一番目の発明においては、揺動の右半周
期と左半周期での回転方向が逆になることから、溶接進
行方向の右側の開先壁面と左側壁面で、それぞれに接す
るアークの進行が、ともに進行方向と同一か、またはと
もに溶接進行方向と逆の向きとなる。その結果、アーク
の回転による溶接金属の挙動への影響が溶接進行方向の
左右で差がなくなるので、溶接ビード表面形状→溶け込
み形状が開先幅方向で左右対称となる。
【0013】そして、揺動によって溶接トーチが開先壁
面に近づくにつれて、開先壁面側のアーク長が短くな
り、アーク電圧および溶接電流が低下するので、それら
をアークの回転の開先中心側で積分した値と開先壁面側
で積分した値の差が大きくなっていく。したがって、そ
の積分値差を観測することで、溶接トーチと開先壁面と
の相対位置が検出できる。そこで、その積分値が所定の
基準値を越えたところで揺動を反転することにすれば、
開先壁面を基準にした所定の位置で揺動を反転すること
になるので、たとえ、開先の加工精度や溶接熱影響等で
開先幅の変動や開先線の曲がりがあっても、自動開先倣
いの実施が可能となる。
【0014】また、開先幅の変動があっても、その変動
量を検知することで、溶接条件の調整により溶接ビード
高さも一定にできる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる揺動高速
回転アーク溶接方法の一実施例を説明する概略図で、
(イ)は平面図を、(ロ)は開先断面図を示したもので
ある。
【0016】図1において、1、2は被溶接材、3は該
被溶接材1、2より形成された開先で、開先壁1a、2
aを有する。
【0017】6は開先3の中心線である。7、8は開先
3の壁縁線である。9は開先3内を揺動する高速回転ア
ークの回転中心の軌跡であり、溶接トーチの軌跡でもあ
る。
【0018】本発明の実施例では、回転アークの中心は
開先3の内を直線部A→B→C→D→E→F→Aの軌跡
となるように揺動する。そして、高速で回転するアーク
の回転方向は、開先3の右側(R)におけるA→B区間
では時計廻り(CW)とし、開先3の左側(L)におけ
るD→Eの区間では反時計廻り(CCW)とする(矢視
方向)。
【0019】なお、アークの回転方向は、前述とは逆に
右側(R)の区間を反時計廻りとし、左側(L)の区間
を時計廻りとしても良く、要は、開先左壁面1a、開先
右壁面2aに対しアークの回転方向が揺動の左右で対称
となればよい。
【0020】図2は、本発明の実施例により得られた溶
接ビードWの断面図で、左右対称な溶接ビードが得られ
ている。
【0021】図3は、本発明の実施例における溶接トー
チの軌跡とアークの回転速度変化およびアーク電圧(ア
ーク電流)の積分区間を図示したものである。ここで、
横軸は時間変化を示すとともに、溶接進行方向位置を表
しており、揺動位置A〜Fを記入してある。
【0022】図3(イ)は、アークの回転中心(溶接ト
ーチ)の軌跡を示した図である。縦軸は溶接トーチの移
動量を示しており、右側移動量を上に、左側移動量を下
に図示している。実施例として揺動パターンは、揺動幅
3mmで、揺動の両端(A→B、D→E)で、所定時間
溶接トーチの揺動を停止させている。
【0023】図3(ロ)は、アークの回転速度変化のタ
イミングチャートである。縦軸はアークの回転数を示し
ており、上に右回転を、下に左回転を表した。開先中心
CおよびF付近でアークの回転方向を逆転し、左、右の
開先壁A→BおよびD→Eではアーク回転速度を50H
z一定にしている。
【0024】図3(ハ)は、アーク電圧または溶接電流
を積分する区間を示しており、ハッチングしている個所
が積分区間である。揺動の右半周期ではF→A間の所定
区間で積分し、揺動の左半周期ではC→D間の所定区間
で積分する。
【0025】図4は、回転アークアーク電圧または溶接
電流の積分区間および積分範囲を示す図である。
【0026】図4(イ)は、開先の概略平面図であり、
回転アークが開先右側壁縁線8に接近していくF→A間
の所定区間で、図4(ロ)にハッチングで示すアークの
回転の左側の所定範囲と右側の所定範囲でアーク電圧を
それぞれ積分し、その積分値(SL)Rと積分値(S
R)Rとの差ΔSR を求める。そして、その積分値の差
ΔSR が所定の基準値を越えれば、揺動を停止して溶接
進行方向に所定距離進行後、左方向に揺動を開始する。
同様に、回転アークが開先左側壁縁線7に接近していく
C→D間の所定区間で、図4(ハ)にハッチングで示す
アークの回転の右側の所定範囲と左側の所定範囲でアー
ク電圧をそれぞれ積分し、その積分値(SR)Lと積分
値(SL)Lとの差ΔSL を求める。そして、その積分
値の差ΔS L が所定の基準値を越えれば、揺動を停止し
て溶接進行方向に所定距離進行後、右方向に揺動を開始
する。ここで、Cf は回転アークの前部中心を、Cr
回転アークの後部中心を示す。Lは左部、Rは右部を示
している。積分範囲は、5°から180°の任意の範囲
で定める。
【0027】なお、上記実施例では、積分値の差ΔSR
およびΔSL がそれぞれ基準値を越えた時に、揺動を停
止して溶接進行方向に所定距離進行させた後に揺動を反
転させているが、基準値を越えたら直ちに揺動を反転さ
せてもよい。
【0028】また、左右の揺動を反転した位置から開先
幅が検出できるので、開先幅が変化した時の溶着断面積
の変化に対応するように溶接条件を調整することで、開
先幅が変動しても溶接ビード高さを一定に保つことがで
きる。
【0029】ここで、開先の変動幅Δwは、揺動幅の変
動ΔGと等しく、Δw=W−Wo=ΔG である。W:
検出開先幅、Wo:標準開先幅 よって、溶着断面積の変化量ΔSDは、溶着ビード高さ
をHoとするとΔSD=Δw×Ho=ΔG×Ho とな
る。
【0030】図5は、前述の本発明の実施例における制
御回路図である。図5において、1、2は被溶接材、3
は開先、4は裏当材、10は溶接電源である。該溶接電
源10からパワーケーブル10aおよびアースケーブル
10bにより溶接トーチ11および被溶接材2への通電
回路が形成されている。なお、11′は溶接ワイヤ、1
2はアークである。
【0031】13はアーク12に高速回転を付与する回
転モータで、回転駆動部14を介して溶接トーチ11等
を高速で偏心回転させることによりアークの高速回転が
得られる。
【0032】15はアーク回転位置検出器でエンコーダ
等が使用される。16は開先幅方向(X軸)に溶接トー
チ11を駆動するためのX軸モータで、溶接トーチ11
の開先幅方向の位置は、X軸位置検出器17でX軸移動
量(Xp)として検出される。
【0033】18はX軸送り機構であり、X軸モータ1
6の駆動によりネジ軸18aおよび該ネジ軸18aに螺
合したアーム19とから構成されている。以上の機構は
図示しない溶接台車に搭載されている。
【0034】溶接トーチ11の溶接ワイヤ11′に溶接
電源10からの通電によりアークを発生させ、X軸モー
タ16と回転モータ13により揺動高速回転アーク溶接
を開始すると、アーク電圧検出器20により、溶接トー
チ11と母材間のアーク電圧は、アーク回転位置検出器
23からアークの回転位置タイミングおよび開先幅方向
のアークの回転中心位置(溶接トーチ11の位置)の値
(Xp)がX軸位置検出器24から出力するタイミング
で、揺動右半周期積分器21および揺動左半周期積分器
22に取り込まれ、各々左右半周期の(SR)Rと(S
L)Rおよび(SL)Lと(SR)Lを得る。
【0035】さらに、該X軸揺動制御回路25には、揺
動の開始および停止の指令、揺動パターン指令(揺動速
度、揺動幅、開先両端停止時間)が与えられる。
【0036】前記揺動右半周期積分器21および揺動左
半周期積分器22に取り込まれたアーク電圧波形値は、
まず、右半周期におけるアーク回転の右側の積分値(S
R)Rと左側の積分値(SL)Rとに分けて出力され
る。
【0037】同じく、左半周期におけるアーク回転の左
側の積分値(SL)Lと右側の積分値(SR)Lとに分
けて出力される。
【0038】前記左右半周期におけるアーク回転の左右
側の積分値は、減算器26、27で(SL)R−(S
R)R=ΔSR および(SR)L−(SL)L=ΔSL
を得る。
【0039】該左右の差積分値ΔSR およびΔSL は、
左右端設定演算器28、29で基準値設定器30からの
基準値と比較され、該基準値を越えたら、X軸揺動制御
装置25で開先幅方向の反転指令としてX軸駆動回路3
1に指令し、X軸モータ16を制御しX軸送り機構18
を駆動して、溶接トーチの揺動の反転が行われる。
【0040】また、X軸揺動制御回路25からの指令
は、トーチ回転制御回路32およびトーチ回転駆動回路
33を制御してアーク回転モータ13に逆転指令を与え
る。なお、前記X軸揺動制御回路25は、溶接トーチ1
1の揺動速度も制御しているので、速度指令としてX軸
駆動回路28に指令される。
【0041】さらに、溶接ビード高さを一定とする方法
として、溶接条件基準設定回路34が設けられ、該溶接
条件基準設定回路34からの基準揺動幅と前記X軸揺動
制御回路25からのX軸揺動幅とが減算器35で減算処
理され、揺動幅変化量ΔGが出力される。揺動幅変化量
ΔGは溶接条件適応制御演算回路36で、基準溶接ビー
ド高さHoを乗じ、溶着断面積の変化量ΔSDを演算す
る。該変化量ΔSDは基準溶接速度の値と比較され、該
溶着断面積の変化量ΔSDに応じた溶接速度になるよう
に溶接制御装置37に指令する。溶接速度の制御として
は、例えば、溶接台車(図示せず)の速度を、ギャップ
が大であれば遅く、また、ギャップが標準より狭くなっ
ていれば、速くして制御する。
【0042】また、開先幅の変動に対する溶接ビードの
高さ制御の方法としては、溶接速度制御と溶接電流制御
と併用する方法と、溶接速度を一定とし溶接電流制御と
溶接ワイヤ送給制御と併用する方法でも可能である。
【0043】なお、以上はアーク電圧を用いた場合につ
いて述べたが、溶接電流を用いても同様の効果を得るこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】高速回転アーク溶接方法で揺動を行うに
際し、開先の左右においてアークの回転方向を逆にする
ことにより、開先壁に対するアークの向きが統一される
ので、左右対称な溶接ビードが形成される。そして、回
転の右半周期と左半周期のアーク電圧の積分値差により
揺動を反転させることで、開先倣いが自動的に高精度に
行うことができる。
【0045】さらに、開先幅の変動を検知して溶接条件
を制御するので、開先幅が変動しても常に一定高さの溶
接ビードで溶接を施工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の揺動高速回転アーク溶接方法の一実施
例を説明する概略図。
【図2】本発明の実施例による溶接ビードの断面図。
【図3】本発明の実施例における溶接トーチの軌跡とア
ークの回転速度およびアーク電圧(溶接電流)の積分区
間を示した図。
【図4】本発明の実施例におけるアーク電圧の積分区間
および積分範囲を示した図。
【図5】本発明の実施例における制御回路図。
【図6】従来技術で形成された溶接ビードを示す図。
【符号の説明】
1 被溶接材 2 被溶接材 3 開先 4 裏当材 5 偏り溶接ビード 6 開先中心 7 開先右側 8 開先左側 9 揺動軌跡 10 溶接電源 11 溶接トーチ 12 アーク 13 回転モータ 14 回転駆動部 15 アーク回転位置検出器 16 X軸モータ 17 X軸位置検出器 18 X軸送り機構 19 アーム 20 アーク電圧検出器 21 揺動右半周期積分器 22 揺動左半周期積分器 23 アーク回転位置検出器 24 X軸位置検出器 25 X軸揺動制御回路 26 減算器 27 減算器 28 左端設定演算器 29 右端設定演算器 31 X軸駆動回路 32 トーチ回転制御回路 33 トーチ回転駆動回路 34 溶接条件基準設定回路 35 減算器 36 溶接条件適応制御演算回路 37 溶接制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/12 B23K 9/127

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アークを高速回転させながら溶接トーチを
    開先幅方向に揺動させて溶接を行うにあたり、該揺動の
    右半周期と左半周期でアークの回転方向を逆転させて溶
    接するとともに、アーク電圧または溶接電流を回転の左
    側半周期および右側半周期の所定範囲でそれぞれ積分
    し、その積分値の差の絶対値があらかじめ設定した基準
    値を越えた時に揺動の向きを反転することを特徴とする
    揺動高速回転アーク溶接方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の揺動高速回転アーク溶接方
    法において、揺動を反転した左右の位置に基づいて開先
    幅を算出し、溶接ビード高さを一定に保つように算出し
    た開先幅に応じて溶接条件を制御することを特徴とする
    揺動高速回転アーク溶接方法。
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