JPH04269281A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH04269281A
JPH04269281A JP5034291A JP5034291A JPH04269281A JP H04269281 A JPH04269281 A JP H04269281A JP 5034291 A JP5034291 A JP 5034291A JP 5034291 A JP5034291 A JP 5034291A JP H04269281 A JPH04269281 A JP H04269281A
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JP
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bag
rotating piece
engagement
lock
piece
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JP5034291A
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JP3072859B2 (ja
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Mitsuhiro Yasuda
安田 三浩
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カバン等に使用される
ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ロック装置111を設けた従来
より知られるカバン100の一例を示したものである。 図5において、カバン100は、互いに開閉可能な2つ
の半体101,102とでなり、この2つの半体101
,102との間に解除可能なロック装置111が設けら
れている。このロック装置111は、図6および図7で
詳細に示すように、大きくはカバン100の一方の半体
101側に固定して設けられた固定プレート112と、
この固定プレート112に対応してカバン100の他方
の半体102側に固定して設けられた可動プレート11
3とで構成されている。また、固定プレート112側に
は、係合ロック用孔114(図7参照)と、固定プレー
ト112内で係合ロック用孔114を横切ったロック位
置と、係合用ロック孔114より退避されたアンロック
位置とへスライド変移可能なスライドロック爪部材11
5と、このスライドロック爪部材115をスライド操作
可能なロック解除操作ツマミ116と、図示せぬキーが
差し込まれてキーロック操作するためのキー穴117等
が設けられている。そして、スライドロック爪部材11
5は、図示せぬ付勢ばねでロック位置方向に付勢されて
おり、ロック解除操作ツマミ116を図6中で矢印U方
向へ移動させるとアンロック位置へ強制移動させること
ができる状態になっている。これに対して、可動プレー
ト113側には、ヒンジ部材120が設けられている。 このヒンジ部材120は、支軸124を介して互いに回
動可能に連結された固定片118および回動片119と
でなり、固定片118を可動プレート113に図示せぬ
ビスで固定するとともに回動片119は自由に回動でき
る状態にしている。また、固定片118と回動片119
との間には支軸124に巻装された図示せぬコイルばね
が介装されており、このコイルばねで回動片119を常
に図7中の矢印E方向に付勢している。加えて、回動片
119には、固定プレート112側の係合ロック用孔1
14内に挿入可能な突起部126が、この係合ロック用
孔114に対応して設けられている。さらに、この突起
部126には、係合ロック用孔114内に挿入された状
態において、スライドロック爪部材115がロック位置
に配置されると、このスライドロック爪部材115の先
端が挿入係合されて閉ロックされる係合孔127が、左
右に貫通して設けられている。なお、図6に示す状態は
、そのようにスライドロック爪部材115が係合孔12
7に挿入係合された状態を示している。また、このロッ
ク状態からロック解除操作ツマミ116を図6中で矢印
U方向へ移動させ、係合孔127からスライドロック爪
部材115の先端を引き出すとロックが解除される。す
ると、コイルばねの付勢力により、回動片119が図7
中の矢印E方向に、同図中一点鎖線で示す位置まで瞬時
に回動し、これによって半体101と半体102間のロ
ックが解除される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のロック装置111では、スライドロック爪部材
125による係止が解除されると、回動片119は瞬時
に回動終端まで回動するので、この回動終端では回動片
119の背面が固定片118の背面に激しくぶつかり、
大きな衝撃音を発生させる。この音は静かなオフィス内
等では意外と気ざわりになる。また、回動終端に指を置
いていたりすると回動片119が打ちつけられて痛いお
もいをしたり、あるいは回動片119が回動途中で他の
物に激しくぶつかり破損させたりする虞があるなどの問
題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされても
のであり、その目的はロックの開閉操作時における回動
部材の衝撃力を緩和し、開閉ロック動作を静かに行うこ
とができるロック装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、2つの半体間の移動を解除可能にロックする
ロック装置において、一方の前記半体に取り付けられた
固定プレートと他方の前記半体に取り付けられた可動プ
レートとを備え、前記固定プレート側に係止部材を設け
るとともに、前記可動プレート上には、支軸を介して互
いに回動可能に連結された固定片と先端に前記係止部材
と脱着係合可能な係合部を有した回動片とでなるヒンジ
部材と、前記回動片を常時開方向に回動付勢しておくば
ね部材と、前記回動片の回動時に前記ばね部材に負荷を
与えて前記回動片の回動時の動作を緩衝するためのダン
パーとを設けたものである。
【0006】
【作用】この構成によれば、回動片が回動するときには
、ダンパーで緩衝されて緩やかに回動するので、回動終
端で大きな音を発生することもなく静かに開閉操作が行
える。また、急激に回動しないので指を痛めたり、物を
破損したりすることもなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1乃至図4は、本発明に係るロック
装置の一実施例を示すもので、図5に示したカバン10
0に従来のロック装置111に代えてそのまま適用でき
るものである。また、図1乃至図4において図5と同一
符号を付したものは図5と同一のものを示している。そ
して、図1乃至図4において、ロック装置11は、大き
くはカバン100の一方の半体101側に固定して設け
られた固定プレート12と、この固定プレート12に対
応してカバン100の他方の半体102側に固定して設
けられた可動プレート13とで構成されている。
【0008】また、固定プレート12側には、係合ロッ
ク用孔14(図4参照)と、固定プレート12内で係合
ロック用孔14を横切ったロック位置および係合用ロッ
ク孔14より退避されたアンロック位置とへスライド変
移可能なスライドロック爪部材15と、このスライドロ
ック爪部材15をスライド操作可能なロック解除操作ツ
マミ16と、図示せぬキーが差し込まれてキーロック操
作するためのキー穴17等が設けられている。そして、
スライドロック爪部材15は、図示せぬ付勢ばねでロッ
ク位置方向に付勢されており、ロック解除操作ツマミ1
6を図2中で矢印U方向へ移動させるとアンロック位置
へ強制移動させることができる状態になっている。
【0009】これに対して、可動プレート13側には、
ヒンジ部材20と、ラック21と、ピニオン22と、ダ
ンパー23等が設けられている。そのうち、ヒンジ部材
20は、支軸24を介して互いに回動可能に連結された
固定片18と回動片19とでなり、固定片18を可動プ
レート13に図示せぬビスで固定するとともに回動片1
9は自由に回動できる状態にしている。また、固定片1
8と回動片19との間には支軸24に巻装されたコイル
ばね25が介装されており、このコイルばね25で回動
片19を常に図4および図5中の矢印E方向に付勢して
いる。加えて、回動片19には、固定プレート12側の
係合ロック用孔14内に挿入可能な突起部26が、この
係合ロック用孔14に対応して設けられている。さらに
、この突起部26には、係合ロック用孔14内に挿入さ
れた状態において、スライドロック爪部材15がロック
位置に配置されると、このスライドロック爪部材15の
先端が挿入係合されて閉ロックされる係合孔27が左右
に貫通して設けられている。なお、図2乃至図4に示す
状態は、そのようにスライドロック爪部材15が係合孔
27に挿入係合された状態を示している。次に、ラック
21は、ポリプロピレンやナイロンなど、可撓性材で板
状に形成され、表裏面方向に屈曲可能になっている。 また、一側部には歯28(図3参照)が略等ピッチで設
けられている。そして、一端21a側はビス29で回動
片19の裏面側に固定され、他端21b側は固定片18
の裏面側に形成されたガイド凹部30内にスライド可能
に配置されている。なお、ラック21が凹部30内に配
置された後からは、このラック21の一部を覆うように
してガイド片31がビス32で取り付けられ、このガイ
ド片31により凹部30内からラック21が抜け出さな
いようにされている。上記ピニオン22は、ダンパー2
3の回転軸33上に一体回転可能に取り付けられ、外周
にはラック21の歯28と噛み合う歯(図示せぬ)が略
等ピッチで設けられている。一方、ダンパー23は、カ
バン100の他方の半体102上に図示せぬビスで固定
されており、その位置はラック21にピニオン22が噛
み合い状態におかれた位置である。ここでのダンパー2
3は油圧式ダンパーで、図示しないが内部に粘性を有し
た液体と、この液体内で回転軸33と一体に回転する翼
体等を設けて構成されている。そして、回転軸33と一
体に翼体が回転すると、この翼体が液体の抵抗を受け、
この抵抗で回転軸33を緩やかに定速性を持たせて回転
させることができるようになっている。また、このダン
パー23自体の構造は一般に良く知られたもので、緩衝
性を有したものであればこれ以外の構造であっても差し
支えないものである。なお、上記翼体が液体より受ける
ここでの抵抗は、回動片19がコイルばね25より受け
る回動力よりも小さく、回動片19の回動が緩やかに行
える状態に設定されている。
【0010】次に、このロック装置11の動作を説明す
る。まず、図2乃至図4に示すように、回動片19が固
定プレート12上に配設されて、係合ロック用孔14内
に突起26が挿入され、かつ係合孔27内にスライドロ
ック爪部材15が係合されているときはロック状態にあ
り、両半体101,102間、すなわちカバン100は
閉じられている。そして、この状態において、ロック解
除操作ツマミ16を図2中の矢印U方向にスライドさせ
ると、スライドロック爪部材15が係合孔27内より抜
け出て回動片19に対するロックが解除される。すると
、回動片16はコイルばね25の付勢力で図4中の矢印
E方向に、支軸24を支点にして回動する。また、この
回動ではラック21とピニオン22とが噛み合っている
ので回転軸33がピニオン22と一体に回転され、ダン
パー23からの抵抗を受けて回動片16が定速で緩やか
に回動する。この回動は図5に示すように、固定片18
の背面に回動片19の背面が当接するまで行われる。 加えて、このとき、ラック21は回動片19側に引かれ
る。また、屈曲可能になっているので、回動片19が回
動するのに伴ってラック21の一端21a側が屈曲され
、支軸24の外側に順次巻回される。図5は、このよう
に回動片16が矢印E方向端に回動し、ラック21の一
端21a側が支軸24の外側に巻回された状態を示して
いる。したがって、この状態では、両半体101,10
2間のロックが外れ、両半体101,102間、すなわ
ちカバン100を開放させることができる。逆に、図5
の状態より両半体101,102間を閉じて再び閉ロッ
クする場合は、回動片19を図5の矢印F方向に支軸2
4を支点にして回動させる。すると、既に回動片19側
に引き出されていたラック21が、この回動片19の回
動に伴って押し戻され、このとき同時にピニオン22を
介して回転軸33を回転させる。これにより、開放時と
同様にダンパー23からの抵抗を受け、回動片16が定
速で緩やかに回動する。そして、再び突起部26が係合
ロック用孔14内に挿入されると、この挿入に伴ってス
ライドロック爪部材15が図2中の矢印U方向に一度逃
げた後、再び同図中の矢印L方向に復帰され、係合孔2
7内にスライドロック爪部材15が係合されて図2乃至
図4に示す閉ロック状態になる。
【0011】したがって、このロック装置では、回動片
19が回動するときには、ダンパー23で緩衝されて緩
やかに回動するので、音が静かで、カバンのロック装置
として使用した場合には高級感が得られることになる。
【0012】なお、本考案は上記実施例より説明したが
、勿論この実施例の構造に限定されるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲で色々と設計の変更を施し
ても差し支えないものである。例えば上記実施例では、
カバン100のロック装置として使用した場合について
説明したが、カバンに限ることなく、広く一般のロック
装置として適用できるものである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るロッ
ク装置によれば、回動片が回動するときには、ダンパー
で緩衝されて緩やかに回動するので、回動終端で大きな
音を発生することもなく静かに開閉操作が行え、製品価
値を向上させることができる。また、急激に回動しない
ので指を痛めたり、物を破損したりすることもなくなる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロック装置の正面図で
ある。
【図2】図1に示した同上ロック装置のヒンジ部材単体
を示した裏面図である。
【図3】図1に示したロック状態にある同上ロック装置
を図2のX−X線に相当する部分で断面して示す側面図
である。
【図4】図1に示した同上ロック装置をアンロック状態
で断面して示す側面図である。
【図5】従来より知られるカバンの一例を示した概略外
観斜視図である。
【図6】従来におけるロック装置の一例を示す正面図で
ある。
【図7】図6に示したロック状態にある同上ロック装置
を図6のY−Y線に相当する部分で断面して示す側面図
である。
【符号の説明】 11…ロック装置 12…固定プレート 13…可動プレート 15…スライドロック爪部材(係止部材)18…固定片 19…回動片 20…ヒンジ部材 21…ラック 22…ピニオン 23…ダンパー 24…支軸 25…コイルばね(ばね部材) 27…係止孔(係合部) 100…カバン 101…半体 102…半体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2つの半体間の移動を解除可能にロッ
    クするロック装置において、一方の前記半体に取り付け
    られた固定プレートと他方の前記半体に取り付けられた
    可動プレートとを備え、前記固定プレート側に係止部材
    を設けるとともに、前記可動プレート上には、支軸を介
    して互いに回動可能に連結された固定片と先端に前記係
    止部材と脱着係合可能な係合部を有した回動片とでなる
    ヒンジ部材と、前記回動片を常時開方向に回動付勢して
    おくばね部材と、前記ばね部材に負荷を与えて前記回動
    片の回動時の動作を緩衝するためのダンパーとを設けた
    ことを特徴とするロック装置。
JP03050342A 1991-02-23 1991-02-23 ロック装置 Expired - Lifetime JP3072859B2 (ja)

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JP03050342A JP3072859B2 (ja) 1991-02-23 1991-02-23 ロック装置

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JPH04269281A true JPH04269281A (ja) 1992-09-25
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