JPH04268544A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH04268544A
JPH04268544A JP5071991A JP5071991A JPH04268544A JP H04268544 A JPH04268544 A JP H04268544A JP 5071991 A JP5071991 A JP 5071991A JP 5071991 A JP5071991 A JP 5071991A JP H04268544 A JPH04268544 A JP H04268544A
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JP
Japan
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light
illuminated
area
light beam
scanning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5071991A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Araki
荒木敬介
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5071991A priority Critical patent/JPH04268544A/ja
Publication of JPH04268544A publication Critical patent/JPH04268544A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光源からの光を平行光束
にし、これを反射笠系を移動させて被照明領域を光学的
に走査する照明装置に関し、特に、複写機等の光学機器
において原稿を照明するために用いられる照明装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、固定された光源に対して反射笠だ
けを移動して被照明領域を走査する照明装置としては特
公昭53−41976号公報に開示されるものがある。 図5は、このような従来の照明装置の一構成例を示す図
である。同図に示すように、光源51からの光は、その
光源51を焦点とする回転放物面鏡52やコリメート用
レンズを用いて平行光束に変換され、その平行光束は被
照明領域にほぼ焦点を有する放物筒面の反射笠53を用
いて集光するという構成になっており、反射笠53を移
動させることにより、被照明領域(ここでは、複写機の
原稿台ガラス54及び読取り原稿55)を走査する。 尚、図中の56は遮光板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、固定光源が完全な点や線でなく大きさ
、太さを持つ場合、或は平行光束変換用の回転放物面の
焦点やコリメート用のレンズの焦点からわずかにずれて
配置された場合、或は、上記放物面の製作誤差や、コリ
メートレンズの収差等がある場合、その3つのどれか1
つでもあると、光源から出た光束が回転放物面鏡で反射
された後、或はコリメートレンズより射出した後では、
完全な平行光束とはなりえない。このため、集光用の放
物筒面鏡が走査を始める最近接点のスタートポジション
に対して、走査終了地点のエンドポジションでは光束の
広がりによる光量低下が起きるという課題を有していた
。また、そうした光量低下を最小に押えるための光学調
整が大変面倒になる課題も有していた。
【0004】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、光
学走査の開始地点に対する終了地点での光量低下を防止
し、均等な光量をもって被照明領域を走査することので
きる照明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、光源と、前記光源からの光をほ
ぼ平行光束に変換する変換手段と、前記平行光束を被照
明領域へスリット状に集光する集光手段と、前記集光手
段を移動することにより被照明領域を走査する走査手段
とを有する照明装置において、前記平行光束の領域の上
下に配置され、前記平行光束からずれた光束を前記平行
光束内へ反射する反射手段を設けたことを特徴とする。
【0006】好適な実施態様として、前記反射手段は、
前記集光手段によって被照明領域へ集光される平行光束
を通す光路部と、被照明領域からの拡散光を他の光学系
へ伝達する光路部とを形成するスリットを有する。
【0007】更に、前記スリットは、前記集光手段の移
動速度と同一速度で走査される。
【0008】
【作用】而して本発明によれば、平行光束領域を上下に
反射手段を配置させることにより、平行光束からわずか
にずれた光束を平行光束幅の内部に封じ込めることがで
き、これによって、走査終了地点での光量分布を走査開
始地点に比べて減少させることを極力押さえることがで
きる。
【0009】そして、平行光束が集光手段によって被照
明領域に集光される光路部分及び、被照明領域からの拡
散光がレンズ等の拡散光の伝達光学系に到るまでの光路
部分についてはスリットを設けて開き、そのスリットを
集光手段と同一速度で移動させることにより、走査され
ている被照明領域を効率よく照明し、しかもそこからの
拡散光をスリット状に結像レンズ等の光学系へ伝えるこ
とができるようにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例に係る照明装
置の構成を示す概略断面図であり、複写機に適用したも
のを示す。
【0012】同図において、1は複写機本体に固定され
たハロゲンランプの様な点状光源である。2は光源1か
らの光をほぼ平行光に変換する回転放物面鏡であり、3
は光源1の前方に出た光束をほぼ平行光束に集光する集
光レンズである。4は回転放物面鏡2及び収光レンズ3
からの平行光束を原稿台ガラス5上に載置された原稿6
の被照明領域に集光させるための反射鏡であり、図中の
矢印のように水平方向に移動することにより、被照明領
域の走査を行うものである。5は複写機の原稿台ガラス
、6は原稿台ガラス5上に載置される読取対象の原稿で
ある。
【0013】本実施例では、更に、アルミニウムを蒸着
したマイラーなどで構成されるシート状の反射部材7A
,7Bにより照明系全体を上下から挟み込み、光源1が
有限の大きさを持つこと、レンズ,ミラーの精度誤差,
収差等によって平行光束からずれた光束を有効光束幅の
内部に封じ込めるようになっている。8A,8Bは反射
部材7A,7Bを巻き取る巻取り装置で、ローラなどに
より構成される。9A,9Bは反射部材7A,7Bと回
転放物面鏡(固定反射笠)2と反射鏡(移動反射笠)4
で囲まれた照明系に形成されるスリットである。
【0014】次に、本実施例の動作について説明する。
【0015】光源1からの光は、回転放物面鏡2及び集
光レンズ3を介して平行光束に変換され、この平行光束
は反射鏡4によって被照明領域である原稿台ガラス5及
び原稿6へ反射され、走査が行われる。ここで、平行光
束からずれた光束は、反射部材7A,7Bによって内部
に封じ込まれるため、この反射部材7A,7Bの働きで
、走査開始地点Sの時の光量に比して走査終了地点Eで
の光量の低下を押さえることができる。
【0016】また、照明系に形成されたスリット9A,
9Bにより、反射鏡4から被照明領域に向かう光束はス
リット9Bを通って原稿6に到達し、更に原稿6からの
拡散光はこのスリット9A,9Bを通って他の結像レン
ズ系へと伝えられる。
【0017】また、走査に伴い移動反射笠の反射鏡4及
びスリット9A,9BはポジションSからポジションE
へと移動するので、その際反射部材7A,7Bが撓んだ
り、切れたりしないように巻取り装置8A,8Bのロー
ラによって反射部材7A,7Bを巻取ったり、あるいは
引き出す。
【0018】次に、本発明の第2の実施例について図2
を参照して説明する。
【0019】第1の実施例の場合、集光用の反射鏡4は
1枚の鏡であり上下のスリット9A,9Bは、片側が上
下の反射面の端部に形成され他方が反射鏡4の端部又は
その支持部で構成されていた。本実施例では、反射鏡4
を反射鏡4A,4Bの2つに分け、原稿照明を左右均等
になるような系とし、下側スリット9Aをその分けた反
射鏡4A,4Bの中間に設けたものである。こうした系
にすることにより、切り貼り原稿の影の出ない光源固定
型の照明系を作りあげることができる。
【0020】次に、本発明の第3の実施例を図3を参照
して説明する。
【0021】本実施例においては、上下シート状の反射
部材7A,7Bは、互いに平行ではなく、ポジションE
に近づくにつれて、間隔を狭くする方向に傾けたもので
あり、その他の構成は第2の実施例の場合と同様である
。本実施例によれば、光線の非平行性からくるロスの出
やすいポジションEにおいてもポジションSよりも集光
性を上げることによって光束を高密度化し、その低下を
効率良く防ぐようにしたものである。
【0022】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
上述の実施例は、上下の反射部材7A,7Bをシート状
の反射部材にし、巻取り装置8A,8Bの巻き取り方式
によってスリット9A,9Bの移動を行なう方式である
。しかしながら、上下の反射部材は走査に従って反射部
材の長さが変わり、上下のスリットが走査速度と同速度
で移動する方式ならば別の方式であってもよい。例えば
、図4(A), (B)に示すように上下反射板を、小
さなストリップ状の反射板で構成し、引き伸ばした時に
は図4(A)のようになり、縮めた時には図4(B)の
ように積重なるような機械的構成にすることもできる。
【0023】以上、ほぼ平行光束の上下方向への広がり
を封じ込める方法について示してきたが、同様に左右方
向にもわずかに拡がる場合には、スタートポジションか
らエンドポジションまでをカバーするように、サイドリ
フレクターを左右に平行に設置しておくことは容易に拡
張可能である。なおこの場合左右方向にはスリットを設
ける必要はないので据えつけ型のサイドリフターで十分
である。
【0024】こうした左右に固定サイドリフレクターを
積極的に利用できる場合には、左右方向の光束の広がり
は大きくてもかまわないので、光源1としては点状の光
源ではなく線状のものでも可であり、2の回転放物面鏡
も、放物筒面鏡におきかえることは可能である。その際
には3の集光レンズは、シリンドリカルレンズでは収差
が大きいので、トーリックレンズ(アレイ)にして収差
を補正するか、そうした光線をカットするように遮光板
におきかえればよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の構成及び作用から成るも
ので、平行光束領域を上下から反射手段で平行に挾み込
むことによって、平行光束からずれた光を有効光束幅の
内部に封じ込めることができ、この結果、走査のエンド
ポジションにおいてもスタートポジションとほぼ同等の
光量を得るようにすることができるという効果がある。 そして、その反射手段の反射面端部にスリットを設け、
集光手段の走査速度と同じ速度で移動させることにより
、上下に反射面があるにも拘らず被照明領域への集束光
をけることがなく、しかも、被照明領域からの拡散光を
結像レンズ等への光学系へスリットによりフレア光等除
去した上で、必要量だけ取り込むことができるようにな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る照明装置の構成を
示す概略断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る照明装置の構成を
示す概略断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係る照明装置の構成を
示す概略断面図である。
【図4】図1に示す反射部材の他の構成例を示す図であ
る。
【図5】従来の照明装置の一構成例を示す図である。
【符号の説明】
1  光源 2  回転放物面鏡 3  集光レンズ 4,4A,4B  反射鏡 5  原稿台ガラス 6  原稿 7A,7B  反射部材 8A,8B  巻取り装置 9A,9B  スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光源と、前記光源からの光をほぼ平行
    光束に変換する変換手段と、前記平行光束を被照明領域
    へスリット状に集光する集光手段と、前記集光手段を移
    動することにより被照明領域を走査する走査手段とを有
    する照明装置において、前記平行光束の領域の上下に配
    置され、前記平行光束からずれた光束を前記平行光束内
    へ反射する反射手段を設けたことを特徴とする照明装置
  2. 【請求項2】  前記反射手段は、前記集光手段によっ
    て被照明領域へ集光される平行光束を通す光路部と、被
    照明領域からの拡散光を他の光学系へ伝達する光路部と
    を形成するスリットを有することを特徴とする請求項第
    1項記載の照明装置。
  3. 【請求項3】  前記スリットは、前記集光手段の移動
    速度と同一速度で走査されることを特徴とする請求項第
    2項記載の照明装置。
JP5071991A 1991-02-22 1991-02-22 照明装置 Withdrawn JPH04268544A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5071991A JPH04268544A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 照明装置

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JP5071991A JPH04268544A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 照明装置

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JPH04268544A true JPH04268544A (ja) 1992-09-24

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JP5071991A Withdrawn JPH04268544A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 照明装置

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Effective date: 19980514