JPH04268160A - 風向調整装置 - Google Patents

風向調整装置

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Publication number
JPH04268160A
JPH04268160A JP2737591A JP2737591A JPH04268160A JP H04268160 A JPH04268160 A JP H04268160A JP 2737591 A JP2737591 A JP 2737591A JP 2737591 A JP2737591 A JP 2737591A JP H04268160 A JPH04268160 A JP H04268160A
Authority
JP
Japan
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fins
fin
vertical
horizontal
central
Prior art date
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Pending
Application number
JP2737591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouichirou Uezono
幸一郎 上薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は風向調整装置に係り、詳
細には、自動車等の空調用あるいは換気用の空気吹出し
口に設けられ、縦方向および横方向の風向きを調整する
風向調整装置に関する。
【0003】
【従来の技術】例えば、自動車のインストルメントパネ
ル等には冷房装置や暖房装置からの冷暖気をダンパを通
して車内に吹き出すための吹出口が設けられ、この吹出
口には風向きを必要に応じて自在に調整するための風向
調整装置が設けられている。
【0004】このような風向調整装置として、実公平1
ー16992号公報に示されたものがある。この公報に
示された風向調整装置は、連結バーを介して並行に複数
連結された縦フィンのそれぞれを吹出口に軸支し、同様
に構成された横フィンをその下流側に軸支する。一方、
縦横フィンの角度を調整する操作レバーを、その先端に
互いに対向した一対の突起を有する溝を配設し、中央部
に横穴を穿設した構造とする。そしてこの操作レバーの
横穴に横フィンを遊挿すると共に、一対の突起間に縦フ
ィンを配置させる。
【0005】このような風向調整装置において、操作レ
バーを上下方向に回動することによって連結バーで連結
された横フィンの角度が各支軸を支点として回動し調整
され、上下方向の風向きが調整される。また、操作レバ
ーを横フィンにそって左右にスライドすると、縦フィン
が操作レバー先端の突起に押されて左右方向の角度が調
整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような風
向調整装置では、回動時に縦フィンと点接触する操作レ
バーの突起部が縦フィンの角度調整の際の摺動によって
長期使用されると磨耗し易いという問題がある。そして
、磨耗が大きくなると、突起間隔が大きくなり、縦フィ
ンを所望の角度に調整しにくくなる。
【0007】また、角度調整した各フィンが風圧によっ
て元の位置に戻らないようにする必要があるが、そのた
めに一般にフィンの軸支部分に抵抗を持たせて回動を制
限しているためフィン軸と軸受けの制作精度を高くしな
ければならなかった。この場合、支軸部分もまた磨耗し
易く、長期使用によって磨耗すると、風圧により元の位
置に戻ってしまい、フィンの角度調整が不能となる。操
作レバーの横穴と横フィンとの摩擦力によって風圧に対
向して縦フィン角度を調整することも可能であるが、や
はり横フィンと横穴との制作精度を高くする必要があり
、また、横フィン自体の角度調整をすることはできない
【0008】そこで、本発明は、厳密な制作精度が要求
されず、また風圧に対向するための機構部分の磨耗によ
り角度調整が不能になることのない風向調整装置を提供
することを目的とする。
【0009】〔発明の構成〕
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の風向調整装置は
、互いに連動して水平方向に回動する複数の縦フィン6
と、互いに連動して垂直方向に回動する複数の横フィン
10と、これら縦フィン6と横フィン10の一方を風路
における上流側に軸支し他方を下流側に軸支する支持体
1と、この支持体1の下流側に軸支された縦フィン6ま
たは横フィン10の一つのフィン10A に摺動自在に
挿入される操作ノブ14と、コ字状に形成され、前記支
持体1の上流側に軸支された縦フィン6または横フィン
10の一つのフィン6Aの両側面にコ字状の内側面を対
向して配置した連接部材18と、この連接部材18のコ
字状の内側面の少なくとも一方に配置されて、前記コ字
状の内側面内に配置される一つのフィン6Aを常時挟持
する挟持部材20と、前記連接部材18と前記操作ノブ
14とを前記操作ノブ14の摺動方向に回動自在に係合
するヒンジ機構23とを具備したものである。
【0011】
【作用】本発明の風向調整装置では、操作ノブ14に挿
入されたフィン10A に沿って操作ノブ14を摺動す
ると、この方向に回動自在なヒンジ機構23により連接
部材18の角度が傾斜し、上流側に軸支された複数のフ
ィン6が連動して回動する。この際、連接部材18が上
流側のフィン6Aの幅方向に移動し、これによって挟持
部材20と上流側フィン6Aとの間で摩擦力を生じ、風
圧によるフィン6の回動を防止する。
【0012】また、操作ノブ14に挿入されたフィン1
0A を回動すると、下流側に軸支された複数のフィン
10が互いに連動して回動する。この際、操作ノブ14
に挿入された下流側フィン10A の横フィン軸11,
12を中心に連接部材18も上下方向に回動し、これに
よって挟持部材20と上流側フィン6Aとの間で摩擦力
を生じ、風圧によるフィン10の回動を防止する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の風向調整装置の一実施例を図
1ないし図3を参照して詳細に説明する。
【0014】1はABS樹脂(アクリロニトリル・ブタ
ジェン、スチレン共重合樹脂)やPP樹脂(ポリプロピ
レン樹脂)等の合成樹脂から成る支持体である。この支
持体1は、前面および後面を開口した断面矩形の筒状に
形成されており、その相対向した上下の水平な壁部には
、それぞれ5つの縦フィン穴2,3が左右方向に所定間
隔をおいて上下に同軸状で対向して垂直方向に配設され
ている。また、支持体1の相対向した左右の垂直な壁部
で、各縦フィン穴2を通る断面位置よりも下流側(図面
手前側)には、それぞれ3つの横フィン穴4,5が配設
されている。
【0015】6は左右方向の風向きを調整するための合
成樹脂で形成された縦フィンである。この縦フィン6の
上下端部には、支持体1の縦フィン穴2,3に遊挿され
た状態で軸支される縦フィン軸7,8が設けられている
。また、縦フィン6の後端部には縦フィン連結板9が5
枚の縦フィン6と一体形成されており、各縦フィン6を
互いに連結している。
【0016】10は上下方向の風向きを調整するための
合成樹脂で形成された横フィンである。この横フィン1
0の左右端部には、支持体1の横フィン穴4,5に遊挿
された状態で軸支される横フィン軸11,12が設けら
れている。また縦フィン6の側端部には横フィン連結板
13が3枚の横フィン10と一体形成されており、各横
フィン10を互いに連結している。
【0017】14は縦フィン6および横フィン10の角
度を調整するための操作ノブで、この操作ノブ14には
横フィン10が遊嵌される貫通穴15が穿孔されている
。操作ノブ14の側面には突起部16が一体形成され、
この突起部16にはピン穴17が穿孔されている。
【0018】18はコ字状に形成された連接部材として
の連接棒で、この連接棒18の互いに対向するコ字状の
内面壁19には、フェルト製の挟持部材としての摩擦板
20が対抗配置されている。また、連接棒18解放端の
反対側端部には切込部21とピン穴22が設けられてお
り、操作ノブ14の突起部16とヒンジ機構を構成する
ピン23で結合されるようになっている。
【0019】これら風向調整装置の各部品は次のように
組み立てられる。すなわち、5枚の縦フィン6のそれぞ
れを支持体1の対応する縦フィン穴2,3に軸支させる
。そして操作ノブ14の貫通穴15に、中央横フィン1
0A を遊嵌すると共に、操作ノブ14にピン結合され
た連接棒18の摩擦板20の間に中央縦フィン6Aを挿
入して挟持した状態で3枚の横フィン10を支持体1の
対応する横フィン穴4,5に軸支させる。
【0020】このように組み立てられた風向調整装置は
、図示しない自動車のインストルメントパネル等に取り
付けられ、この縦フィン6と横フィン10の取り付けて
いない支持体1の上流側開口部を空調用あるいは換気用
のダクト等に連結すると共に、ケースの下流側開口部を
インストルメントパネル等の表面に臨ませるようになっ
ている。
【0021】次に、このように構成された実施例の動作
について図2および図3を用いて説明する。
【0022】図2は縦フィン6の角度を調整する状態を
表したものである。風向調整装置の上流側に接続された
ダクトから送り込まれた空調用あるいは換気用の空気の
向きを左右方向に調整する場合、操作ノブ14を中央横
フィン10A にそって左右に移動させる。いま、図2
の2点鎖で示すように操作ノブ14を図面右方向に移動
させると、連接棒18を接続しているピン23も並行し
て右方向に移動する。しかし、連接棒18は一対の摩擦
板20が面接触した状態で中央縦フィン6Aを挟持して
いるため、ピン23を中心に反時計方向に回動する。こ
れに伴って、連接棒18の摩擦板20に挟持された中央
縦フィン6Aも縦フィン軸7,8を中心に回動する。
【0023】この際、中央縦フィン6Aと面接触してい
る連接棒18の摩擦板20が前後方向に摺動して風圧に
対抗する抵抗力を生じるため、任意の位置で中央縦フィ
ン6Aの角度を調整することができる。
【0024】なお、図2では、中央縦フィン6Aのみ回
動した状態を表したが、中央縦フィン6Aの回動により
縦フィン連結板9が操作ノブ14の移動方向と反対側に
押されるため、他の縦フィン6を連動して回動する。
【0025】図3は横フィン10の角度を調整する状態
を表したものである。上下方向に風向きを調整する場合
、操作ノブ14を横フィン軸11,12を軸として中央
横フィン10A と共に回動させる。いま、図3の2点
鎖線で示すように操作ノブ14を反時計方向に回動させ
ると、操作ノブ14の突起部16が連接棒18を同方向
に回動させる。
【0026】この際、中央縦フィン6Aと面接触してい
る連接棒18の摩擦板20が上下方向に摺動して風圧に
対抗する抵抗力を生じるため、任意の位置で中央横フィ
ン10A の角度を調整することができる。
【0027】なお、縦フィン6と同様に中央横フィン1
0A の回動により横フィン連結板13が移動すること
によって他の横フィン10も連動して回動する。
【0028】このように、本実施例によれば、摩擦板2
0としてフェルトを使用しているので、この摩擦板20
が緩衝材として機能し、操作ノブ14の操作時や振動に
対して、ヒンジ部、フィン等の磨耗や破損が防止される
【0029】以上説明した実施例では、挟持部材として
フェルト等からなる摩擦板20を用いたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば中央縦フィン6A
と連接棒18の内面壁19の一方に磁性体を配置し他方
に永久磁石を配置する構成としてもよい。この場合、挟
持部材とフィンの間に緩衝部材を配置することにより、
フィン等の磨耗や破損が防止される。また、連接棒18
の内面壁19にローレット加工や梨地加工等の加工を施
した構成としてもよい。
【0030】また、本実施例では、縦フィンを支持体の
上流側に軸支し、横フィンを下流側に軸支する構成とし
たが、この逆の配置としてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の風向調整装
置によれば、連接部材のコ字状の内側面に配置された挟
持部材で一つのフィンを挟持し、この連接部材を操作ノ
ブの摺動方向に回動自在なヒンジを介して係合したので
、フィン角度の調整に伴い、挟持部材がフィン面を移動
して摩擦力を生じるので、風圧によりフィン角度が変化
することがない。また挟持部材でフィンを挟持するため
、厳密な制作精度が要求されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風向調整装置の一実施例の分解斜視図
である。
【図2】同上実施例の左右方向の風向調整の原理図であ
る。
【図3】同上実施例の上下方向の風向調整の原理図であ
る。
【符号の説明】
1    支持体 6    縦フィン 10    横フィン 14    操作ノブ 18    連接部材としての連接棒 20    挟持部材としての摩擦板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに連動して水平方向に回動する複
    数の縦フィンと、互いに連動して垂直方向に回動する複
    数の横フィンと、これら縦フィンと横フィンの一方を風
    路における上流側に軸支し他方を下流側に軸支する支持
    体と、この支持体の下流側に軸支された縦フィンまたは
    横フィンの一つのフィンに摺動自在に挿入される操作ノ
    ブと、コ字状に形成され、前記支持体の上流側に軸支さ
    れた縦フィンまたは横フィンの一つのフィンの両側面に
    コ字状の内側面を対向して配置した連接部材と、この連
    接部材のコ字状の内側面の少なくとも一方に配置されて
    、前記コ字状の内側面内に配置される一つのフィンを常
    時挟持する挟持部材と、前記連接部材と前記操作ノブと
    を前記操作ノブの摺動方向に回動自在に係合するヒンジ
    機構とを具備することを特徴とする風向調整装置。
JP2737591A 1991-02-21 1991-02-21 風向調整装置 Pending JPH04268160A (ja)

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JP2737591A JPH04268160A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 風向調整装置

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JP2737591A Pending JPH04268160A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 風向調整装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307939A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Howa Kasei Kk レジスタ
JP2004203382A (ja) * 2002-12-23 2004-07-22 Trw Automot Electronics & Components Gmbh & Co Kg 特に、車の空気調和用の空気流出流に対するベーン作動システム

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