JPH0426794Y2 - - Google Patents

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JPH0426794Y2
JPH0426794Y2 JP6287587U JP6287587U JPH0426794Y2 JP H0426794 Y2 JPH0426794 Y2 JP H0426794Y2 JP 6287587 U JP6287587 U JP 6287587U JP 6287587 U JP6287587 U JP 6287587U JP H0426794 Y2 JPH0426794 Y2 JP H0426794Y2
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pipe
support frame
pipes
opening
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、粉粒物等の搬送装置の切替装置構造
に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、粉粒物は、製造機から搬送機に送り、同
搬送機より連通した複数の搬送パイプを介して、
トラツクあるいは船中に積載される搬送ラインを
形成しており、さらに、かかる搬送ラインは、途
中部より多方向に搬送パイプを連結し、その連結
部に切替装置を介して、トラツクあるいは船中に
粉粒物の積載作業を切替可能としている。
また、この切替装置は、二又状に形成された搬
送パイプの連結部において、各パイプを選択的に
閉塞可能とした仕切板を枢支連結し、同仕切板を
枢支部を中心として、左右に移動させることによ
り、いずれか一方の搬送パイプを閉塞して、各搬
送パイプによる粉粒物の搬送作業の切替を行つて
いる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、搬送パイプ中における切替装置の仕
切板には、搬送する粉粒物が付着しやすく、その
付着物が塊状となつて、この塊により仕切板が円
滑に作動しなくなる欠点があつた。
さらに、搬送パイプ中に付着した粉粒物は、同
パイプの外周より容易に取り去ることができず、
搬送パイプを分解して同パイプ中の粉粒物を取り
去らなければならず、その付着物の取去り作業
は、非常に煩雑なものである。
しかも、切替装置を有した搬送パイプの連結部
は、特に粉粒物の付着が著しいものであつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、複数の一側パイプと一つの他側パ
イプとの接合を切替え可能とした搬送装置におい
て、一側パイプの開口基端部を固定支持枠に並設
状態に取付けると共に、同固定支持枠の開口基端
部の開口側面に屈曲自在な四節平行リンク基端を
取付け、同四節平行リンク先端に同固定支持枠に
沿つて平行移動する移動支持枠を形成し、さら
に、移動支持枠に他側パイプの開口先端部を、一
側パイプの開口基端部と対向する状態で取付け、
同四節平行リンクの作動により、一側パイプと他
側パイプとの接合を切替え可能に構成してなる搬
送装置の切替装置構造を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作用 本考案では、搬送装置より搬送パイプを介し
て、粉粒物を搬送する際に、固定支持枠のいずれ
か一方の一側パイプ開口基端部に、四節平行リン
クにより移動支持枠の搬送装置より連通された他
側パイプの開口先端部を接合させて、その作業を
行う。
また、搬送作業の切替えを行うには、四節平行
リンクにより、固定支持枠に対して他側パイプを
取付けた移動支持枠を移動させて、他方のパイプ
との接合を行う。
そして、搬送機により他方のパイプを介して、
粉粒物の搬送積載作業を行う。
その際に、他側パイプは、四節平行リンクによ
り、円弧状に作動する為に、各搬送パイプとの接
合が確実かつ容易に行える。
さらに、各パイプの開口部は、四節平行リンク
により、着脱自在である為に、開放状態になり、
そのパイプ内に付着した粉粒物の除去作業が容易
に行え、円滑な搬送作業を行うことができる。
(ヘ) 効果 従つて、本考案によれば、四節平行リンクによ
り他側パイプを移動させて、複数の一側パイプと
の連結を容易に切替えることができ、さらに、搬
送パイプ内に粉粒物が付着しても、何ら支障な
く、かかる切替装置を円滑に行うことができる。
また、四節平行リンクにて他側パイプを円弧状
に作動させることにより、各パイプの開口部が開
放する為に、各開口部に付着した粉粒物の除去作
業が容易に行え、搬送作業を円滑に行うことがで
きる。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図は、本考案における搬送装置の実施例であ
り、Aは例えば製氷工場を示しており、1はその
工場Aの製氷機からの移送コンベア、2は移送コ
ンベア1から移送された粉粒物aとしての粒氷の
搬送を行う搬送機、3は同搬送機2より連通した
搬送ラインである。
そして、かかる搬送ライン3は、第1図に示す
ように、複数の搬送パイプにより形成され、しか
も、その中途部より例えば2方向に搬送可能と
し、トラツクbあるいは船体c等に粉粒物aを搬
送積載する。また、その搬送ライン3には、切替
装置Mが介設されており、同切替装置Mにより各
搬送パイプにおける搬送作業の切替操作を行うこ
とができる。
そこで、第2図に示すように、かかる切替装置
Mの構造を詳説すれば、次のとおりである。
すなわち、製氷工場Aの壁面A−1には一定の
幅を有し、かつ、縦長尺の固定支持枠4が立設さ
れており、同固定支持枠4には、2方向に配した
複数の一側パイプとした搬送パイプ5,6の開口
基端部5a,6aを縦方向に並設している。
さらに、固定支持枠4に並設した搬送パイプ
5,6の開口基端部5a,6aには、搬送機2と
連通状の他側パイプとした供給パイプ7の開口先
端部7aがそれぞれ着脱自在に連結されており、
供給パイプ7は、各搬送パイプ5,6の搬送作業
を切替えることができる。
かかる供給パイプ7は、その開口先端部7aを
短尺状とした移動支持枠8に固定されており、し
かも、同移動支持枠8は四節平行リンク9を介し
て固定支持枠4の開口基端部5a,6aを設けた
側面に、かつ供給パイプ7の開口先端部7aを搬
送パイプ5,6の開口基端部5a,6aに対向状
態に取付けられている。
この四節平行リンク9は、一定の長さを有した
リンク杆10の両端を各固定支持枠4及び移動支
持枠8の左右側面上下部に枢支ピン11により枢
支連結されている。
そして、かかるリンク杆10の回動により、移
動支持枠8は、固定支持枠4に対して供給パイプ
7開口先端部7aが円弧を描きながら、上下に移
動可能に形成しており、かかる移動支持枠8の作
動により、各搬送パイプ5,6との連結を確実に
行うことができる。なお、11aは枢支ピン11
の枢支支持体、11bはリンク杆10両端の枢支
ピン11のボス部を示す。
また、移動支持枠8の作動は、油圧シリンダー
12を介して行うものであり、固定支持枠4の上
部に油圧シリンダー12の基端部を枢支し、また
油圧シリンダー12のロツド13先端を移動支持
枠8の上端にブラケツト13bを介して取付けて
いる。
さらに、供給パイプ7は、折曲可能としたフレ
キシブルパイプを利用しており、搬送パイプ5,
6との連結を円滑に行うことができる。
かかる構造により、切替装置Mは、四節平行リ
ンク9を介して、供給パイプ7と各搬送パイプ
5,6との連結を切替えて、各搬送作業を円滑に
行うことができる。
しかも、搬送パイプ5,6と供給パイプ7の連
結部を、四節平行リンク9の作動にて着脱自在に
形成している為に、各パイプ5,6,7が容易に
開口状態となり、各パイプ5,6,7内に付着し
た粉粒物aの除去作業を行うことができる。
また、かかる切替装置Mにおける搬送パイプ
5,6と供給パイプ7との接合を第2図及び第3
図により詳説すれば、次のとおりである。
すなわち、搬送パイプ5,6の開口基端部5
a,6a及び供給パイプ7の開口先端部7aに
は、それぞれ接合フランジ14,15を取り付
け、さらに、供給パイプ7の接合フランジ15外
周面には、ラバー16を張設して油圧シリンダー
12により各接合フランジ14,15を密着状に
接合することができる。
さらに、本考案のたの実施例として、第4図に
示すように、各搬送パイプ5,6及び供給パイプ
7との連結を確実に形成すべく供給パイプ7が各
搬送パイプ5,6の開口基端部5a,6aに嵌合
すべく構成されており、その構造を詳説すれば次
のとおりである。
すなわち、供給パイプ7の接合フランジ15先
端に同供給パイプ7の延設した嵌合部17を突設
すると共に、各搬送パイプ5,6の開口基端部5
a,6aをやや外方に拡開させて、同嵌合部17
を開口基端部5a,6aの拡開部5−1,6−1
に嵌合する。
しかも、かかる嵌合部17の周面は、テーパー
状に形成されており、開口基端部5a,6aとの
嵌合を容易にすると共に、供給パイプ7の四節平
行リンク9による円弧状の作動を円滑に行つて、
各搬送パイプ5,6の連結を行うことができる。
本考案の実施例は、粒氷を搬送積載する場合に
ついて説明したものであるが、粒氷の別に他の粒
成物にも利用でき、また、他の実施例として本考
案の切替装置Mを多数組合せて、数箇所の搬送ラ
インを形成し、その搬送切替にも利用することが
できる。
なお、切替装置Mは供給パイプ7を上下方向に
移動可能にしたものであるが、他の実施例とし
て、左右方向に移動可能としてもよく、また供給
パイプ7を上下左右方向に移動可能としてもよい
ものである。
さらに、かかる切替装置Mの他の実施例とし
て、供給パイプ7の先端部7aに1対のリンク杆
を枢支し、その他端のリンク杆を搬送パイプ5,
6間に取り付けて、切替え作業を行うことも可能
として、また、供給パイプ7を固定支持枠4上に
沿つてスライド自在に設けて、かかる構造により
搬送切替えを行うこともできる。
また、本考案の他の実施例として、複数の供給
パイプと一つの搬送パイプとを組合せて、多数の
個所より一個所に搬送自在に形成することも可能
としている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の切替装置を利用した説明図、
第2図は一部切欠した切替装置の側面図、第3図
は切替装置の断面図、第4図は本考案の切替装置
の他の実施例を示す説明図である。 4……固定支持枠、5,6……搬送パイプ、5
a,6a……開口基端部、7……供給パイプ、7
a……開口先端部、8……移動支持枠、9……四
節平行リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の一側パイプと一つの他側パイプとの接合
    を切替え可能とした搬送装置において、一側パイ
    プの開口基端部5a,6aを固定支持枠4に並設
    状態に取付けると共に、同固定支持枠4の開口基
    端部5a,6aの開口側面に屈曲自在な四節平行
    リンク9基端を取付け、同四節平行リンク9先端
    に同固定支持枠4に沿つて平行移動する移動支持
    枠8を形成し、さらに、移動支持枠8に他側パイ
    プの開口先端部を、一側パイプの開口基端部5
    a,6aと対向する状態で取付け、同四節平行リ
    ンク9の作動により、一側パイプと他側パイプと
    の接合を切替え可能に構成してなる搬送装置の切
    替装置構造。
JP6287587U 1987-04-24 1987-04-24 Expired JPH0426794Y2 (ja)

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JP6287587U JPH0426794Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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JPS63170681U JPS63170681U (ja) 1988-11-07
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