JPS6116184A - 底開き船の鎖錠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液圧シリンダにより開閉可能な底開き船を不
意に開かないようにする鎖錠装置が、揺動可能な船体部
分に揺動可能に支持されるかきと、他方の船体部分にあ
る横ピンとをもち、横ピンにかぎが係合可能である、底
開き船の鎖錠装置に関する。

底開き船を開閉するため、一般に船体の両端範囲に横置
きに設けられる液圧シリンダが使用されて、そのピスト
ン棒と同様に揺動可能な同船体部分にピン継手を介して
作用する。これらのシリンダには、関節状導管結合部ま
たは可撓導管を介して液圧を供給せねばならない。これ
らの導管やシリンダ内部の密封片も漏れを生ずることが
あり、それによりたとえわずかでも底開き船が不意に開
いて、ばら積材料の形で存在する荷物が失われるおそれ
がある。この理由から液圧操作装置のほかに櫻械鎖錠装
置が設けられて、液圧操作装置の完全または部分的な故
”障の場合底開き船を閉じた状態に保つことができる。

従来の技術 このような機械鎖錠装置は、一般に揺動運動用液圧シリ
ンダの下に設けられた腕にあるかぎ支持体および横ピン
が船のほぼ中央範囲に現われる形で公知である。これら
の腕は船体への充分強力な取付けを必要とし、そのため
原理的には液圧シリンダの作用点に対するのと同じよう
に、補強組込み片が必要となる。それらを液圧シリンダ
の下に設けるため、船に荷がない場合も一般に鎖錠手段
は特に水浸しになっているので、それらに近づくことば
困鼎である。

発明が解決しようとする問題点 本発明の基礎になっている課題は、ここに対策を講じ、
すなわち液圧シリンダの作用点のため鎖錠装置に付加さ
れる補強片が固有の腕と共に省略され、鎖錠装置に少な
くとも時々近づくことができ、そのために特別な手段を
必要としないように、最初にあげた種類の鎖錠装置を構
成することである。

８題点を解決するための手段 この課題を解決するため本発明によれば、横ピンおよび
かぎ支持体が液圧シリンダおよびピストン棒の外端の範
囲に設けられている。

液圧シリンダに直接鎖錠装置を設けることにより、付加
的なＭ値組込み片および腕等なしですませることができ
る。さらに液圧シリンダをもつ鎖錠装置は、船が荷おろ
しされているとき水面より上に来るようなレベルに現わ
れる。もちろん鎖錠装置は液圧シリンダにより隠されな
いので、容易に監視して保守することができる。

特許請求の範囲の従属項はさらに本発明の好ましい構成
の可能性を示している。

実施例 図面に基いて本発明の実施例を以下に説明す図示した底
開き船の互いに揺動可能な２つの船体部分２および４は
、甲板間６より上でピン継手８により互いに結合されて
いる。底開き船は、揺動可能な同船体部分２および４の
それぞれにあって向き合うように傾斜した底面Ｉ２と１
４により下方を区画される積荷空間１０をもっている。

同船体部分２および４が両方向矢印１６の方向に開くよ
うに揺動すると、積荷空間１０にあるばら積材料は底面
１２と１４の間を下方へ出ることができる。

同船体部分２および４の相互揺動による底開き船の開閉
は、横置き配置されてそれ自身およびピストン棒２０を
介して同船体部分２，４に作用する液圧シリンダ１８に
よって行なわれる。

もつと詳細にいうと、この目的のため同船体部分２およ
び４は支持体台２２および２４をもち、これらの支持体
台が作用点としてのピン継手２６および２８を形成して
いる。力の導入のため船体は支持体台の個所に補強組込
み片３０および３２をもっている。ピン継手２６にはピ
ストン棒２０がその上にはまあ頭部３４を介して作用し
てピストン棒およびピン継手の軸線が互いに交差するよ
うになってい゛る。シリンダ１８への液圧供給は高圧ホ
ース３６を介して行なわれる。ここまでは装置は従来の
ものである。

さてピン継手２６は、シリンダ１８の自由端４０に直径
上で対向して設けられる横ピン４２へ上から落下できる
かぎ３８の支持体を同時に形成している。シリンダ端部
４０、ピストン棒２０および頭部３４を受入れるため、
かぎ３８は二又跋に分割されている。各かぎ３８はその
外端４４に斜めに延びるカム面４６をもち、ピストン棒
２０の引込みの際かぎのカム面４６が横ピン４２上を滑
ることができる。

解錠のためかきをもち上げるため、またカム面４６が作
用しかつかきが横ピン４２に係合できる下方終端位置に
かきを固定するため、第１図によれば各かぎ３８の上面
にある輸４８に引張り棒５０が作用し、その他端にねじ
部５２をもっている。引張り棒５０のねじ部５２の貫通
するブシュ５４は、船体部分２の甲板面６にある支持体
台５６に、ピン継手２６の軸線に対して平行な軸線のま
わりに揺動可能に支持されている。ブシュ５４の反対側
でねじ部５２上にハンドル６０をもつナットク８がはま
り、それにより引張り棒５０を短縮してかぎ３８をもち
上げることができるが、かぎ３８は自身で図示した鎖錠
位置から出ることもできる。ピストン棒２０を繰出した
とき、かぎ３８がもはや横ピン４２上を滑ることができ
！Ｊいはと下降しすぎないようにするため、引張り棒５
０はナツト５８より上の適当な個所にストッパ環６２を
もっている。

底開き船が荷おろしされていると、水面６４は図示した
ようにシリンダ１８シたがって鎖錠手段（かぎ３８およ
び横ピン４２）より下にあるので、鎖錠手段を容易に監
視して保守することができる。

第２図による実施例と前述した実施例とは、かぎ３８が
手動でなく／ＩＸさい液圧シリンダ７０により操作可能
な点でのみ相違している。シリンダ７０はその後端を支
持体台２２に枢着され、そのピストン棒７２はピン継手
７４を介してかぎに作用している。かぎ３８をもち上げ
るためシリンダ７０は単動式でよく、かぎはその自重に
より図示した鎖錠位置へ戻り、この位置でピストン棒７
２が完全に繰出されている。

もちろんかぎ３８用の図示しかつ前述した操作手段の代
りに、他の機械、液圧または電気機械操作機構を例えば
ウィンチの形で使用することができる。損傷を防止する
ため鎖錠装置を一時的に外したときはじめて、ピストン
棒２０を繰出すように液圧シリンダ１８が操作可能であ
るように、従来のように検知手段により考慮できること
はもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は手動操作可能な第１の構成の鎖錠装置を備えた
底開き船の両側を欠除した断面図、第２図は液圧操作可
能な第２の構成の鎖錠装置をもつ底開き船の同様な断面
図である。 ２．４・・・船体部分、１８・・・液圧シリンダ、２０
・・・ピストン棒、２６・・・かぎ支持体３８・・・か
ぎ、４２・・・横ピン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　液圧シリンダ（１８）により開閉可能な底開き船を
   不意に開かないようにする鎖錠装置が、揺動可能な船体
   部分（２）に揺動可能に支持されるかぎ（３８）と、他
   方の船体部分（４）にある横ピン（４２）とをもち、横
   ピンにかぎが係合可能であるものにおいて、横ピン（４
   ２）およびかぎ支持体（２６）が液圧シリンダ（１８）
   およびピストン棒（２０）の外端の範囲に設けられてい
   ることを特徴とする、底開き船の鎖錠装置。 ２　かぎ（３８）が二又状に分割されて、二又の間に液
   圧シリンダ（１８）およびピストン棒（２０）用の空間
   を与えることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記
   載の鎖錠装置。 ３　横ピン（４２）およびかぎ支持体（２６）の軸線が
   液圧シリンダ軸線と少なくともほぼ交差していることを
   特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の鎖錠装置。 ４　横ピン（４２）およびかぎ支持体（２６）の軸線が
   水平に延び、かぎ（３８′）が上から横ピン（４２）に
   当たることを特徴とする、特許請求の範囲第１項または
   第３項に記載の鎖錠装置。 ５　横ピン（４２）およびかぎ支持体（２６）が液圧シ
   リンダ（１８）の外端にあることを特徴とする、特許請
   求の範囲第１項または第３項または第４項に記載の鎖錠
   装置。 ６　横ピン（４２）が液圧シリンダ（１８）に設けれ、
   かぎ（３８）がピストン棒端部の範囲に設けられている
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の鎖錠
   装置。 ７　かぎ（３８）が端面に横ピン（４２）上を滑るのを
   可能にするカム面（４６）をもつていることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項または第６項に記載の鎖錠装
   置。 ８　かぎ（３８）が機械、電気機械または液圧操作機構
   （５０、５８；７０）に結合され、この操作機構がかぎ
   を２つの終端位置の少なくとも１つへもたらすことがで
   きることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の
   鎖錠装置。