JPH04267803A - トラクタ−の油圧昇降制御装置 - Google Patents

トラクタ−の油圧昇降制御装置

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Publication number
JPH04267803A
JPH04267803A JP3031491A JP3031491A JPH04267803A JP H04267803 A JPH04267803 A JP H04267803A JP 3031491 A JP3031491 A JP 3031491A JP 3031491 A JP3031491 A JP 3031491A JP H04267803 A JPH04267803 A JP H04267803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
time
tractor
control
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3031491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ−の油圧昇
降制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタ−の油圧昇降機構を比例
流量制御弁を用いて制御する場合、偏差に基づくパルス
信号を制御弁のソレノイドに流して流量制御を行なわせ
ている。例えば、設定値と検出値との差、言い換えると
偏差が大きい場合には1パルスの1周期当たりの通電時
間(ONタイム)を長くし、逆に偏差が小さい場合には
通電時間を短くした所謂デュ−ティ制御を行なわせて作
業機の昇降速度をコントロ−ルしている。
【0003】従来、こうしたデュ−ティ制御では駆動初
期の動きが悪いために、その応答性を向上させるべく1
パルス目の信号だけ2パルス目の信号よりも大きなパル
ス信号を流すことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来装置における1パルス目の信号は、上昇側、下降
側共に同一の大きさのONタイムを設定したものであっ
たため、作業機を動かすときのショックが下降側の出力
時に大きくなる欠点があった。これは、重量の大きい作
業機を重力に打ち勝って上昇させるときよりも、重力が
加算された下降側の方がスピ−ドが増し易いことに起因
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記した問
題点に鑑みて提案するものであって、次のような技術的
手段を講じた。即ち、トラクタ−1に連結された対地作
業機14を制御する比例流量制御弁46、47に対して
1パルス目は固定されたONタイムで制御し、2パルス
目以降は、設定値と検出値との差に基づいてONタイム
を変更するデュ−ティ制御を行なわせるものにおいて、
1パルス目の下降側ONタイムを上昇側ONタイムより
も小としたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。まず、構成から説明すると、1はトラクタ−で
機体の前後部に夫々前輪2、2と後輪3、3とを備え、
ミッションケ−ス4の後上部には油圧シリンダケ−ス5
を固着して設けている。油圧シリンダケ−ス5内には単
動式の油圧シリンダ6を設け、この油圧シリンダケ−ス
5の左右両側にはリフトア−ム7、7を回動自由に枢着
している。なお、ここでは油圧シリンダ6、リフトア−
ム7、7等をまとめて油圧昇降機構8と総称するが、後
述する制御弁を適宜切り換えてこの油圧シリンダ6内に
作動油が給排され、リフトア−ム7、7が上下方向に回
動する。
【0007】トップリンク10、ロワ−リンク11、1
1からなる3点リンク機構12の後端部には、対地作業
機としてのロ−タリ耕耘装置14が昇降自在に連結され
、リフトア−ム7、7とロワ−リンク11、11との間
にはリフトロッド15、15が介装連結されている。 20はポジションコントロ−ル用の油圧操作レバ−で、
この油圧操作レバ−20の回動基部にはトラクタ−1の
後部に連結されているロ−タリ耕耘装置14の対地高さ
を設定するためのポテンショメ−タからなる対地高さ設
定器21が取り付けられている。一方、片側リフトア−
ム7の基部にもそれの回動角度、即ち、ロ−タリ耕耘装
置14の高さを検出する対地高さ検出器23が取り付け
られ、油圧操作レバ−20にて設定された位置にリフト
ア−ム7、7が回動してその設定位置で停止するように
構成している。
【0008】トラクタ−1後部に連結されたロ−タリ耕
耘装置14は、耕耘部34と、耕耘部34の上方を覆う
主カバ−35と、主カバ−35の後部に枢着されたリヤ
カバ−36等を備え、リヤカバ−36の下端部を地面に
摺接させて耕起土壌面を均平にすべく弾性押圧するよう
に構成し、また、主カバ−35の上部後端にはリヤカバ
−36の回動角度を検出する耕深検出器37を設けてい
る。耕深を設定する耕深設定器40はトラクタ−1の操
縦席近傍に設けられている。
【0009】図2は制御系を示すブロック図であり、こ
のブロック図を説明すると、ロ−タリ耕耘装置14の高
さを設定する対地高さ設定器21と、耕深を設定する耕
深設定器40及び対地高さ検出器23と、耕深検出器3
7はA/D変換器25を介してCPUからなる制御装置
27に接続されている。28は作業機を昇降させるスイ
ッチである。
【0010】制御装置27の出力側には、リフトア−ム
7、7を昇降させる上昇用比例流量制御弁46と、下降
用比例流量制御弁47が接続されている。これらの制御
弁46、47に対して制御装置27側から偏差に比例し
たパルス信号が送られると、電流量に略比例した流量制
御がなされ、油圧昇降機構8を作動させてロ−タリ耕耘
装置14を昇降動させる。
【0011】次に図3、図4に示すフロ−チャ−トにし
たがってこの実施例の作用を説明する。図3はメイン回
路のフロ−チャ−トを示すものであり、オペレ−タが所
望とするモ−ドを設定することによりポジション制御又
は耕深制御(デプス制御)が実行される。図4は制御装
置27から出力指令が出されて制御弁46、47に所定
のパルス信号が与えられるまでの作用を詳細に示すもの
である。
【0012】出力の要求があって、1パルス目の信号が
出される場合には、モ−ドがポジション制御でしかも上
昇側出力要求であれば、85%のデュ−ティ比に固定さ
れたパルス信号が与えられ、これに対して下降側出力要
求であれば、50%のデュ−ティ比に固定されたパルス
信号が与えられる。即ち、偏差の大きさに拘らず、1パ
ルス目の下降側のパルス信号のデュ−ティ比が上昇側よ
りも小さく設定されているのである。2パルス目以降の
パルス信号に対しては、設定値と検出値との差、即ち偏
差に基づいてパルス信号のデュ−ティ比が決定される。
【0013】以上説明した例はモ−ドがポジションモ−
ドの場合であるが、このモ−ド設定が耕深制御(デプス
制御)の場合には、上昇側、下降側共に、ポジションモ
−ドの場合よりも1パルス当たりのデュ−ティ比が僅か
に大きくなるように設定されている。この実施例では上
昇側では、90%のデュ−ティ比に固定されたパルス信
号が与えられ、下降側では70%のデュ−ティ比に固定
されたパルス信号が与えられるように構成している。こ
の耕深制御(デプス制御)の場合も、2パルス目以降の
信号のデュ−ティ比は固定値ではなく偏差に比例した値
である。
【0014】このように、ポジションモ−ドに比較して
耕深制御モ−ドの場合のONタイムを大きくしたのは、
ロ−タリ耕耘装置14が土中で作業しているときの応答
追従性を良くしたからである。これに対してロ−タリ耕
耘装置14を空中で移動させるときには、ONタイム時
間を必要以上に大きく取るとショックが発生し易くなる
。このため、ポジション制御モ−ドで作業機を上下動さ
せる場合には、同じ偏差でも耕深制御モ−ドの場合より
もONタイム時間を僅かに小さくなる値に設定している
。このようにすることにより、耕深制御性能は著しく向
上し、又ポジションフィ−リングも大幅に向上する。
【0015】
【発明の作用効果】以上説明したようにこの発明は、ト
ラクタ−1に連結された対地作業機14を制御する比例
流量制御弁46、47に対して1パルス目は固定された
ONタイムで制御し、2パルス目以降は、設定値と検出
値との差に基づいてONタイムを変更するデュ−ティ制
御を行なわせるものにおいて、1パルス目の下降側ON
タイムを上昇側ONタイムよりも小としたものであるか
ら、特にポジション制御モ−ドで作業機を下降させると
き、動き始める際のショックが少なくなる特徴を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタ−とロ−タリ耕耘装置の側面図である
【図2】ブロック図である。
【図3】メインのフロ−チャ−トである。
【図4】サブル−チンのフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1    トラクタ− 4    ミッションケ−ス 14  対地作業機(ロ−タリ耕耘装置)20  油圧
操作レバ− 21  対地高さ設定器 23  対地高さ検出器 37  耕深検出器 40  耕深設定器 46  上昇用比例流量制御弁 47  下降用比例流量制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタ−1に連結された対地作業機14
    を制御する比例流量制御弁46、47に対して1パルス
    目は固定されたONタイムで制御し、2パルス目以降は
    、設定値と検出値との差に基づいてONタイムを変更す
    るデュ−ティ制御を行なわせるものにおいて、1パルス
    目の下降側ONタイムを上昇側ONタイムよりも小とし
    たことを特徴とするトラクタ−の油圧昇降制御装置。
JP3031491A 1991-02-25 1991-02-25 トラクタ−の油圧昇降制御装置 Pending JPH04267803A (ja)

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JP3031491A JPH04267803A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 トラクタ−の油圧昇降制御装置

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JPH04267803A true JPH04267803A (ja) 1992-09-24

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