JPH04266758A - 入浴用リフト - Google Patents
入浴用リフトInfo
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- JPH04266758A JPH04266758A JP3299321A JP29932191A JPH04266758A JP H04266758 A JPH04266758 A JP H04266758A JP 3299321 A JP3299321 A JP 3299321A JP 29932191 A JP29932191 A JP 29932191A JP H04266758 A JPH04266758 A JP H04266758A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 7
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims 1
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- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G7/00—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1001—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto specially adapted for specific applications
- A61G7/1003—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto specially adapted for specific applications mounted on or in combination with a bath-tub
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1013—Lifting of patients by
- A61G7/1015—Cables, chains or cords
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
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- A61G7/104—Devices carried or supported by
- A61G7/1044—Stationary fixed means, e.g. fixed to a surface or bed
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G7/00—Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
- A61G7/10—Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
- A61G7/1049—Attachment, suspending or supporting means for patients
- A61G7/1059—Seats
Landscapes
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、病人や身体の不自由な
人などの使用者を浴槽から上げたり又は浴槽へ降したり
するための入浴用リフトに関する。とくに本発明は、浴
槽の縁部に載置される枠体とその枠体に支持されるシー
ト部材とを有し、使用者を座着のまま昇降させる如く動
作する入浴用リフトに関する。
人などの使用者を浴槽から上げたり又は浴槽へ降したり
するための入浴用リフトに関する。とくに本発明は、浴
槽の縁部に載置される枠体とその枠体に支持されるシー
ト部材とを有し、使用者を座着のまま昇降させる如く動
作する入浴用リフトに関する。
【0002】
【従来の技術】枠体から可撓性支持ケーブルにより吊下
げられたシート部材を有する入浴用リフトが知られてい
る。そのシート部材は、ねじ・ナット操作機構によって
昇降され、その機構のねじは浴槽端部において横方向に
延在して手動操作を可能とし、その機構のナットからの
滑車によってケーブルが案内される。
げられたシート部材を有する入浴用リフトが知られてい
る。そのシート部材は、ねじ・ナット操作機構によって
昇降され、その機構のねじは浴槽端部において横方向に
延在して手動操作を可能とし、その機構のナットからの
滑車によってケーブルが案内される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知リフトには
数多くの重大な欠点があり、その一つは、シートを浴槽
の頂部まで上昇させることができないため使用者のリフ
トへの出入りが困難である点である。ほかの欠点として
は、上昇させたときのリフトが自由に揺動するので上記
問題がさらに深刻になっている点である。さらなる欠点
として、手動操作機構が使用者の後方に位置しているた
めリフトの自己操作が不可能になるという問題がある。
数多くの重大な欠点があり、その一つは、シートを浴槽
の頂部まで上昇させることができないため使用者のリフ
トへの出入りが困難である点である。ほかの欠点として
は、上昇させたときのリフトが自由に揺動するので上記
問題がさらに深刻になっている点である。さらなる欠点
として、手動操作機構が使用者の後方に位置しているた
めリフトの自己操作が不可能になるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、従来よりも有利な構造の
入浴用リフトを提供するにある。
入浴用リフトを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による入浴用リフ
トでは、シート部材が可撓性支持ケーブル又はテープに
吊着され、折畳み自在の部材を介して支持されており、
その折畳み自在の部材は、少なくともシート部材が上昇
終端位置にあるときにはシート部材から下方に延在し、
シート部材が下降終端位置にあるときにはシート部材の
下方に畳み込まれる。ただし上記用語「ケーブル又はテ
ープ」は、本発明の目的のためシート部材の吊着に使用
できる可撓性の長い部材を全て包含するように広く解釈
するものとする。
トでは、シート部材が可撓性支持ケーブル又はテープに
吊着され、折畳み自在の部材を介して支持されており、
その折畳み自在の部材は、少なくともシート部材が上昇
終端位置にあるときにはシート部材から下方に延在し、
シート部材が下降終端位置にあるときにはシート部材の
下方に畳み込まれる。ただし上記用語「ケーブル又はテ
ープ」は、本発明の目的のためシート部材の吊着に使用
できる可撓性の長い部材を全て包含するように広く解釈
するものとする。
【0006】
【作用】折畳み自在の部材は、好ましくは、シート部材
が浴槽の底部に達するときシート部材の下に折れ込み、
上昇動作のときに浴槽底から離れると自動的に立下がる
ような蝶番止め又は枢支された支持材の形態をとる。折
畳み自在の部材を、シート部材の側縁に枢支した側板と
し、シート部材が下降終端位置に到達したとき浴槽の側
壁との係合により自動的に折畳まれる構造とすることが
できる。可撓性ケーブル又はテープを、側板に結合し、
さらにシート部材の下へ延ばしてシート部材の下面に固
定し、上記結合と上記固定との間の長さを適当にしてシ
ート部材に対する側板の立下がりを僅かに内方向に傾斜
した位置に制限することができる。
が浴槽の底部に達するときシート部材の下に折れ込み、
上昇動作のときに浴槽底から離れると自動的に立下がる
ような蝶番止め又は枢支された支持材の形態をとる。折
畳み自在の部材を、シート部材の側縁に枢支した側板と
し、シート部材が下降終端位置に到達したとき浴槽の側
壁との係合により自動的に折畳まれる構造とすることが
できる。可撓性ケーブル又はテープを、側板に結合し、
さらにシート部材の下へ延ばしてシート部材の下面に固
定し、上記結合と上記固定との間の長さを適当にしてシ
ート部材に対する側板の立下がりを僅かに内方向に傾斜
した位置に制限することができる。
【0007】各支持ケーブル又はテープを、好ましくは
対の一方のものとし、その対の他方のものをシート部材
に固定し且つシート部材の上昇終端位置以外の全ての位
置において弛緩させる。かくして、リフトが上昇終端位
置に到達するとき、各対の両テープは、緊張し且つそれ
ぞれ関連する折畳み自在の部材(この時立下がっている
)及びシート部材上の異なるレベルに作用するので、こ
れらのテープは三角形の張力支持構造を形成してシート
部材を浴槽の高さ方向だけでなくその横手方向と長手方
向にも確実に位置決めするように保持する。このことは
、シート部材が浴槽の高さより上位にあるという事実と
共に、使用者が滑り動作によりシート部材上に出入りす
るのを容易にする。側方翼板をシート部材の側縁に取付
け、シート部材の上昇終端位置において側方翼板が浴槽
の縁部上に延在するようにし、使用者の滑り動作による
シート部材への出入りを一層容易にするこもできる。
対の一方のものとし、その対の他方のものをシート部材
に固定し且つシート部材の上昇終端位置以外の全ての位
置において弛緩させる。かくして、リフトが上昇終端位
置に到達するとき、各対の両テープは、緊張し且つそれ
ぞれ関連する折畳み自在の部材(この時立下がっている
)及びシート部材上の異なるレベルに作用するので、こ
れらのテープは三角形の張力支持構造を形成してシート
部材を浴槽の高さ方向だけでなくその横手方向と長手方
向にも確実に位置決めするように保持する。このことは
、シート部材が浴槽の高さより上位にあるという事実と
共に、使用者が滑り動作によりシート部材上に出入りす
るのを容易にする。側方翼板をシート部材の側縁に取付
け、シート部材の上昇終端位置において側方翼板が浴槽
の縁部上に延在するようにし、使用者の滑り動作による
シート部材への出入りを一層容易にするこもできる。
【0008】
【実施例】以下、図示実施例を参照して本発明による入
浴用リフトをさらに詳細に説明する。
浴用リフトをさらに詳細に説明する。
【0009】図示例の入浴用リフトは、平らな方形シー
ト部材2の含まれるシート装置1を有するが、実用にお
いては通常、使用者の着座を一層快適にするような輪郭
の形状とするのが普通である。シート部材2を、浴槽5
上端の縁部4上に座着するU字型の枠体3の側腕部から
懸吊する。枠体3は2個のL字形セクション6及び7か
らなり、枠体3のU字形の基部において両セクション6
及び7を摺動自在に差込み式に嵌合させて枠体3の幅を
調節可能とすることにより、使用時にリフトが嵌合すべ
き浴槽5に枠体3を適合させる。各セクション6又は7
は、図4に示すように浴槽の縁部4内に嵌入して枠体3
の横方向位置決めをする2個の離隔位置決め板8を有す
る。
ト部材2の含まれるシート装置1を有するが、実用にお
いては通常、使用者の着座を一層快適にするような輪郭
の形状とするのが普通である。シート部材2を、浴槽5
上端の縁部4上に座着するU字型の枠体3の側腕部から
懸吊する。枠体3は2個のL字形セクション6及び7か
らなり、枠体3のU字形の基部において両セクション6
及び7を摺動自在に差込み式に嵌合させて枠体3の幅を
調節可能とすることにより、使用時にリフトが嵌合すべ
き浴槽5に枠体3を適合させる。各セクション6又は7
は、図4に示すように浴槽の縁部4内に嵌入して枠体3
の横方向位置決めをする2個の離隔位置決め板8を有す
る。
【0010】調整後の枠体3におけるセクション6と7
の結合を鎖錠するため、ロック手段(図示せず)を設け
る。各セクション6又は7には、それぞれ離隔支持ブラ
ケット11、12及び13、14内の軸受によって回転
自在に支承される平行巻取り軸9又は10を設け、両軸
9,10を枠体3のU字形の平行脚部に沿って延在させ
る。シート装置1は、側方巻取り軸9及び10からの網
状テープによりシート部材2の四隅で懸吊される。これ
らのテープのうち、テープ15、16及び17、18を
対として軸9上に、テープ19、20及び21、22を
対として軸10上に巻取り、各軸を逆転自在の電動機2
3と24により個別駆動してシート装置1を捲上機のよ
うに上げ下げする。セクション6及び7は、テープを通
すと共にテープの重ね合わせ対関係を保たせる案内スロ
ットが穿たれたテープ案内部6a及び6bを有する。
の結合を鎖錠するため、ロック手段(図示せず)を設け
る。各セクション6又は7には、それぞれ離隔支持ブラ
ケット11、12及び13、14内の軸受によって回転
自在に支承される平行巻取り軸9又は10を設け、両軸
9,10を枠体3のU字形の平行脚部に沿って延在させ
る。シート装置1は、側方巻取り軸9及び10からの網
状テープによりシート部材2の四隅で懸吊される。これ
らのテープのうち、テープ15、16及び17、18を
対として軸9上に、テープ19、20及び21、22を
対として軸10上に巻取り、各軸を逆転自在の電動機2
3と24により個別駆動してシート装置1を捲上機のよ
うに上げ下げする。セクション6及び7は、テープを通
すと共にテープの重ね合わせ対関係を保たせる案内スロ
ットが穿たれたテープ案内部6a及び6bを有する。
【0011】シート装置は、シート部材2の対向側縁に
蝶番を介して回動自在に取付けた側板25及び26を有
する。外側網状テープ15及び17を側板25の下端縁
にピン27(図2)等によって結合し、さらに側板25
の下端面に接触させながらシート部材2の中央部28ま
で延ばしその中央部28に固定する。同様に、外側網状
テープ19及び21を側板26の下端縁に結合しさらに
シート部材2の中央部28まで延ばしその中央部28に
固定する。その結果、シート装置1が昇降の中間位置、
即ちやや下降した位置にあるとき、テープ15、17、
19、及び21の下端部は緊張して側板25及び26を
僅かに内向きに傾斜させる。この状況を図2に示す。こ
の時、側板25及び26は支持材として働き、昇降作動
中のシート部材2はその支持材を介して外側テープ15
、17、19及び21により支えられ、その際内側テー
プ16、18、20、及び22は弛緩している。
蝶番を介して回動自在に取付けた側板25及び26を有
する。外側網状テープ15及び17を側板25の下端縁
にピン27(図2)等によって結合し、さらに側板25
の下端面に接触させながらシート部材2の中央部28ま
で延ばしその中央部28に固定する。同様に、外側網状
テープ19及び21を側板26の下端縁に結合しさらに
シート部材2の中央部28まで延ばしその中央部28に
固定する。その結果、シート装置1が昇降の中間位置、
即ちやや下降した位置にあるとき、テープ15、17、
19、及び21の下端部は緊張して側板25及び26を
僅かに内向きに傾斜させる。この状況を図2に示す。こ
の時、側板25及び26は支持材として働き、昇降作動
中のシート部材2はその支持材を介して外側テープ15
、17、19及び21により支えられ、その際内側テー
プ16、18、20、及び22は弛緩している。
【0012】シート部材1が浴槽5の底部に達すると、
側板(支持材)25及び26は浴槽5の側壁5a及び5
bと係合しそのカム作用によってシート部材2の内方に
倒れその下に畳込まれる。図3の下降終端位置おいては
、図4に破線で示すように、側板25及び26は浴槽5
の底壁5cに平らに当接し、使用者は浴槽の水に浸って
入浴するか、又は入浴させてもらう。
側板(支持材)25及び26は浴槽5の側壁5a及び5
bと係合しそのカム作用によってシート部材2の内方に
倒れその下に畳込まれる。図3の下降終端位置おいては
、図4に破線で示すように、側板25及び26は浴槽5
の底壁5cに平らに当接し、使用者は浴槽の水に浸って
入浴するか、又は入浴させてもらう。
【0013】電動機23及び24によって軸9及び10
を適当に逆方向に回転し、シート装置1を上昇させて浴
槽底壁5cから離れさせると、側板は図2の中間位置の
傾斜に復帰する。電動機23及び24は直角減速歯車装
置29及び30により軸9及び10に結合する。両歯車
装置29及び30は、駆動方向について逆転不能であっ
て軸9及び10をシート装置1の任意の高さ位置で確実
にロックし、特に懸吊重量で駆動される「暴走」を起す
ことのない制御された下降操作を行い、制動機構を必要
としない。軸9及び10の駆動の最終段階は、それぞれ
たわみ継手29a及び30aを介して行なわれる。
を適当に逆方向に回転し、シート装置1を上昇させて浴
槽底壁5cから離れさせると、側板は図2の中間位置の
傾斜に復帰する。電動機23及び24は直角減速歯車装
置29及び30により軸9及び10に結合する。両歯車
装置29及び30は、駆動方向について逆転不能であっ
て軸9及び10をシート装置1の任意の高さ位置で確実
にロックし、特に懸吊重量で駆動される「暴走」を起す
ことのない制御された下降操作を行い、制動機構を必要
としない。軸9及び10の駆動の最終段階は、それぞれ
たわみ継手29a及び30aを介して行なわれる。
【0014】側方翼板31及び32もまた、シート部材
2の対向側縁に回動自在の蝶番によって取付けられてい
るので、中間位置及び下降終端位置の両位置において両
翼板はそれぞれ対応する側方テープ上に休止する。しか
し、シート装置1が上昇終端位置に到達すると、シート
部材2は側板25及び26があるためテープ15、17
、19、及び21により浴槽の縁部4より高く上昇し、
翼板31及び32は図1及び図4に示すようにシート部
材2と同じレベルに到達するまで下向きに回転しそれぞ
れ支持ブラケット11及び12、あるいは13及び14
の上に休止する。このようにして、シート部材2の座席
面は浴槽5の高さより上に達し、使用者は滑り動作によ
りシート部材2に出入りすることができる。これにより
、この入浴用リフトはとくに車椅子の使用者が浴槽に出
入りするのに適したものとなっている。既に述べたよう
に、この利点は浴槽5の高さ以上にシート部材2を上昇
させる蝶番利用の側板25、26の存在によってもたら
され、それらの側板25、26はシート部材2の下に畳
込まれるので、浴槽5の使用可能深さを実質的に制限す
ることがない。
2の対向側縁に回動自在の蝶番によって取付けられてい
るので、中間位置及び下降終端位置の両位置において両
翼板はそれぞれ対応する側方テープ上に休止する。しか
し、シート装置1が上昇終端位置に到達すると、シート
部材2は側板25及び26があるためテープ15、17
、19、及び21により浴槽の縁部4より高く上昇し、
翼板31及び32は図1及び図4に示すようにシート部
材2と同じレベルに到達するまで下向きに回転しそれぞ
れ支持ブラケット11及び12、あるいは13及び14
の上に休止する。このようにして、シート部材2の座席
面は浴槽5の高さより上に達し、使用者は滑り動作によ
りシート部材2に出入りすることができる。これにより
、この入浴用リフトはとくに車椅子の使用者が浴槽に出
入りするのに適したものとなっている。既に述べたよう
に、この利点は浴槽5の高さ以上にシート部材2を上昇
させる蝶番利用の側板25、26の存在によってもたら
され、それらの側板25、26はシート部材2の下に畳
込まれるので、浴槽5の使用可能深さを実質的に制限す
ることがない。
【0015】シート部材2が上昇終端位置に接近すると
内側網状テープ16、18、20及び22が緊張し、シ
ート装置1が上昇終端位置に達すると、全てのテープが
緊張してシート装置を軸9及び10の間にしっかりと支
持する。図4から明らかなように、網状テープの対及び
側板25と26の存在によりシート部材2の対向側縁に
は三角形の緊張支持構造が構成される。上述のようにシ
ート装置が,確実且つ堅固に保持されながら浴槽5の中
央に配置され、使用者はそのシート部材2に滑り動作に
より出入りすることができる。
内側網状テープ16、18、20及び22が緊張し、シ
ート装置1が上昇終端位置に達すると、全てのテープが
緊張してシート装置を軸9及び10の間にしっかりと支
持する。図4から明らかなように、網状テープの対及び
側板25と26の存在によりシート部材2の対向側縁に
は三角形の緊張支持構造が構成される。上述のようにシ
ート装置が,確実且つ堅固に保持されながら浴槽5の中
央に配置され、使用者はそのシート部材2に滑り動作に
より出入りすることができる。
【0016】個々の軸駆動電動機23及び24を、使用
者自身が操作できる制御スイッチを設けた低電圧制御回
路(図示せず)により制御する。この制御回路はサーボ
式制御を行なうので2個の電動機は協調しており、4対
の網状テープ全ての緊張状態及び電動機速度の所定最低
値への低下の検知により上昇終端位置を判定することが
できる。この制御回路に、軸の回転を比較する回転測定
手段をも含め、その回転の測定を各動作サイクルで下降
終端位置から開始するようにしてもよい。こうすれば、
各動作サイクルにおいて例えば網状テープの伸長の差異
を補償する等の所要修正操作を行うことができる。
者自身が操作できる制御スイッチを設けた低電圧制御回
路(図示せず)により制御する。この制御回路はサーボ
式制御を行なうので2個の電動機は協調しており、4対
の網状テープ全ての緊張状態及び電動機速度の所定最低
値への低下の検知により上昇終端位置を判定することが
できる。この制御回路に、軸の回転を比較する回転測定
手段をも含め、その回転の測定を各動作サイクルで下降
終端位置から開始するようにしてもよい。こうすれば、
各動作サイクルにおいて例えば網状テープの伸長の差異
を補償する等の所要修正操作を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の成果として、シート部材は、支
持ケーブル又はテープがシート部材の下方の折畳み自在
の部材に作動するので、シート部材を浴槽の縁部の上方
に上昇させることができ、しかも折畳み自在の部材が畳
み込まれるので、浴槽の有効入浴深さを制限することは
ない。このレベルで効果的に作用するケーブル又はテー
プのさらに有利な点は、上昇終端位置においてもケーブ
ル又はテープの張力はかなりの垂直方向成分を有してお
り、シート部材を浴槽の頂部(好ましくは浴槽の縁部の
上方)に上昇させるための動力が少なくてすむことにあ
る。
持ケーブル又はテープがシート部材の下方の折畳み自在
の部材に作動するので、シート部材を浴槽の縁部の上方
に上昇させることができ、しかも折畳み自在の部材が畳
み込まれるので、浴槽の有効入浴深さを制限することは
ない。このレベルで効果的に作用するケーブル又はテー
プのさらに有利な点は、上昇終端位置においてもケーブ
ル又はテープの張力はかなりの垂直方向成分を有してお
り、シート部材を浴槽の頂部(好ましくは浴槽の縁部の
上方)に上昇させるための動力が少なくてすむことにあ
る。
【図1】上昇終端位置における入浴用リフトの斜視図で
ある。
ある。
【図2】中間位置における入浴用リフトの斜視図である
。
。
【図3】下降終端位置における入浴用リフトの斜視図で
ある。
ある。
【図4】線IV−IVにおける図1の断面図である。
1 シート装置
2 シート部材
3 枠体
4 縁部
5 浴槽
6、7 セクション
9、10 軸
11、12、13、14 ブラケット15、16、1
7、18、19、20、21、22 テープ23、2
4 電動機 25、26 側板 27 ピン 28 中央部 29、30 減速歯車装置 31、32 側方翼板
7、18、19、20、21、22 テープ23、2
4 電動機 25、26 側板 27 ピン 28 中央部 29、30 減速歯車装置 31、32 側方翼板
Claims (8)
- 【請求項1】 浴槽に出入りする患者又は身体不自由
者を昇降させる入浴用リフトにおいて、可撓性支持ケー
ブル又はテープに吊着したシート部材、及び上記シート
部材に設けた折畳み自在の部材を備え、上記折畳み自在
の部材を介して上記シート部材を上記支持ケーブル又は
テープに支持し、少なくともシート部材が上昇終端位置
にあるときに上記折畳み自在の部材を上記シート部材か
ら下方に延在させ且つ上記シート部材が下降終端位置に
あるときに上記折畳み自在の部材を上記シート部材の下
に畳み込んでなる入浴用リフト。 - 【請求項2】 請求項1記載の入浴用リフトにおいて
、上記折畳み自在の部材を、上記シート部材が浴槽の底
に到達したとき上記シート部材の下に畳み込まれ且つ上
記シート部材が上昇して上記浴槽の底から離れると自動
的に下方へ延在する如く枢支された支持材としてなる入
浴用リフト。 - 【請求項3】 請求項2記載の入浴用リフトにおいて
、上記支持材を、上記シート部材が下降終端位置に達す
るとき上記浴槽の側壁及び底部に係合して畳み込まれる
ように上記シート部材の側縁に枢支した側板としてなる
入浴用リフト。 - 【請求項4】 請求項3記載の入浴用リフトにおいて
、上記可撓性支持ケーブル又はテープを上記側板に結合
しさらに上記シート部材の下に延ばして上記シート部材
の下面に固定し、上記側板結合と上記下面固定との間の
長さを適当にして上記シート部材に対する上記側板の枢
動を内向きに僅かに傾斜した位置に制限してなる入浴用
リフト。 - 【請求項5】 上記請求項のいずれかに記載の入浴用
リフトにおいて、上記支持ケーブル又はテープと対とな
り且つ前記シート部材に結合した第2ケーブル又はテー
プを設け、上記シート部材の上昇終端位置以外の全ての
シート部材位置において上記第2ケーブル又はテープを
弛緩させ、上昇終端位置における上記シート部材を、そ
のとき緊張した上記支持及び第2ケーブル又はテープ上
に支持することにより上記浴槽の高さ方向のみでなく横
手方向及び長手方向にも確実に位置決めしてなる入浴用
リフト。 - 【請求項6】 上記請求項のいずれかに記載の入浴用
リフトにおいて、上記浴槽の側部に取付けた2本の回転
軸を含む入浴用リフトの昇降機構を設け、昇降中の上記
シート部材の各側縁を、上記シート部材の前後方向に離
隔し且つ上記両軸中の対応軸へ巻上機状の態様で巻付け
た2組の上記ケーブル又はテープに吊着してなる入浴用
リフト。 - 【請求項7】 上記請求項のいずれかに記載の入浴用
リフトにおいて、上記支持ケーブル又はテープを網状テ
ープとしてなる入浴用リフト。 - 【請求項8】 上記請求項のいずれかに記載の入浴用
リフトにおいて、上記入浴用リフトを、上記浴槽の縁部
への載置による上記浴槽へのユニット的取付け可能とし
且つ不要時に容易に除去可能としてなる入浴用リフト。
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