JPH04266151A - 信号処理用集積回路 - Google Patents

信号処理用集積回路

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Publication number
JPH04266151A
JPH04266151A JP3027032A JP2703291A JPH04266151A JP H04266151 A JPH04266151 A JP H04266151A JP 3027032 A JP3027032 A JP 3027032A JP 2703291 A JP2703291 A JP 2703291A JP H04266151 A JPH04266151 A JP H04266151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
signal processing
integrated circuit
processing integrated
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP3027032A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yazawa
矢沢 晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3027032A priority Critical patent/JPH04266151A/ja
Publication of JPH04266151A publication Critical patent/JPH04266151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号処理用集積回路に
関し、特に処理ステップ数を増加させることができる信
号処理用集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、信号処理用集積回路(以下DS
Pという)は高速で乗算、加算ができることを特徴とし
ており、その高速動作によりアナログ技術で行なわれて
いた処理をディジタル処理に置き換える傾向が近年高ま
っている。
【0003】初期の頃のDSPの一例を図5に示す。こ
こでは、係数を蓄える係数メモリ11a,演算データを
蓄えるデータメモリ12a,プログラムを蓄えるプログ
ラムメモリ13a,外部のマイコンとデータのやりとり
を行なうマイコンインターフェイス14,データの入出
力を行なうデータ入出力部15及びALU21,乗算器
22からなる演算部(ブロック)16から構成されてい
る。
【0004】通常、DSPに入力される信号は、アナロ
グディジタル変換器(以後ADコンバータという)によ
りアナログ信号からディジタル信号に変換され、この変
換周波数(サンプリング周波数fS )周期の単位とな
る。そのためDSP10bも周波数fS 単位での処理
が基本となり、図6に示すように、周波数fS を示す
信号LPCK(ここではオーディオ信号を想定しており
、LchとPchとを含むこの信号が丁度1fS とな
る)に同期して動作している。また、ここで演算ブロッ
ク16にA,Bと示されているのはA処理とB処理を示
している。近年このDSPで処理したい内容が増加する
傾向にあり、このサンプリング周期fS で演算しなけ
ればならないということが制約となってきている。
【0005】そこでこの問題に対応するように考えられ
たのが、図7に示すDSP10cである。この従来例は
、図5に比べて2つの演算ブロック16,17を用意し
た点に特徴があり、図8のタイミングチャートに示され
るように、演算ブロック16でA処理を、演算ブロック
17でB処理というように、処理を並列に行なうことが
でき、演算能力としては2倍となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のDSPでは
、一連の処理を2分割して行なっているが、Lch,R
chのように完全に分離しできる処理は問題無いが、分
離が難かしく、平行処理ができず連続して行なわなけれ
ばならない場合に問題となる。
【0007】例えば、オーディオ信号処理の場合には、
サラウンド処理を行なってからイコライジング処理を行
なおうとすると、これらは並行には処理が出来ず、必ず
サラウンド処理を行なってからイコライジング処理、又
はその逆というようにA処理、B処理をどうしても順番
に行なう必要がある。このような場合には図7の従来例
のような対応では無理となる。また一連の処理が分離で
きず、かつ長い場合も問題となる。
【0008】つまり、図7のような構成では、1fS 
周期内としては、従来例の2倍の処理能力はあるが、こ
れは処理が分離できて初めて可能なのであり、一連の長
い処理の場合は演算ブロック(1)または(2)どちら
か一つしか使えず、図5と同じ処理能力しかない。そこ
で内部のスピードアップをしなければならないが、それ
ぞれのブロックのスピードはデバイスのスピードで決ま
っており、簡単にはスピードアップできない。
【0009】一方、たとえ処理が分割出来たとしても、
その2つの処理ステップが大きく異なっている場合には
、演算ブロック  (1)早く終了しているのに演算ブ
ロック(2)はまだ終了しない、またはステップが入り
きらない等で、演算ブロックを2つ持っている特徴を生
かせない場合が多い。
【0010】本発明の目的は、このような問題を解決し
、複数の演算ブロックを時間差を設けて動作させ、長い
処理を可能にした信号処理用集積回路を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理用集積
回路の構成は、演算器、乗算器を含む複数の演算ブロッ
クと、係数メモリ、データメモリ、プログラムメモリ、
マイコンインターフェイス、データ入出力部を含む周辺
ブロックとから構成され、前記複数の演算ブロックがそ
れぞれ時間差をもって動作するように複数のサンプリン
グ周期をもつクロックがそれぞれ供給されるようにした
ことを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の信号処理用集積回
路のブロック図、図2はその動作を説明するタイミング
チャートである。本実施例は、ALU21、乗算器22
からなる複数の演算ブロック16,17及び係数メモリ
11、データメモリ12、プログラムメモリ13、マイ
コンインターフェイス14、データ入出力部15から構
成され、複数の演算ブロック16,17が各々時間差を
持って動作する。
【0013】外部から入力されたサンプリング周期fS
 を示す信号LRCKは、入力されると分周器19によ
り2分周され、この2分周信号の立上りにより演算ブロ
ック16が動作を開始し、その立下りにより演算ブロッ
ク17が動作を開始する。また、従来例と異なる大きな
点は、演算ブロック16,17が時間差を設けて動作す
るだけでなく、その処理時間を1サンプリング周期内(
1fS )ではなく複数サンプリング周期かけて行なう
ことにある。
【0014】また、この複数サンプリング周期の数は、
通常演算ブロックの数と同じになる。つまり、n個の演
算ブロックをnfS 周期間で演算することにより、外
部から見た場合あたかも1fS 内で処理されたように
見えることになる。図1では、2つの演算ブロック16
,17を使用し、それぞれの演算ブロックは2fS 周
期で演算することを表わしている。
【0015】この周期fS で処理すれば良いという動
作は、データの入力から出力までの時間が長くなってし
まう欠点もある。ところが、通常オーディオのような処
理ではサンプリング周期は約20〜30μsと非常に短
かく、処理が1fS ,2fS 程度長くなってもほと
んど影響無く、またディジタルアナログ変換器の前段に
設けられるディジタルフィルタのように200fS 程
度の処理時間を要するものもあるため全く問題とならな
い。
【0016】一方、この周期fS で処理すれば良いと
いう動作は、次に示すような多くの利点をもたらす。
【0017】まず第1に、周期fS で処理するので、
DSPの処理スピードをむやみに上げなくとも良い点が
ある。長い処理を従来例のように1fS 内で処理を行
なおうとすると、DSPの処理スピード自体を上げない
と間に合わないが、DSPの処理スピードは既にかなり
高いレベルにあるため、簡単には上げられず、無理に上
げようとするとDSPの規模が数倍にもなってしまうと
同時にその消費電力も膨大となってしまうという問題が
あった。これは、スピードアップのために、現DSPの
各ブロック自体を大きくしてはならないためである。従
ってこの利点は非常に有効である。
【0018】次に第2の利点としては、従来例のように
処理を分割する方法でなく、あくまで連続して処理を行
なうので、分割する作業は不要となるだけでなく、各演
算ブロックは同様の処理を時間差で行なうため、忙しい
演算ブロック、暇な演算ブロックというものが無くなり
処理が平均化される。
【0019】また、このような複数演算ブロックを時間
差を持って動作させることは従来のDSPを複数個使用
しても可能であるが、その時にはスタートタイミングを
作る回路を外部に設けなければならず、またDSP間の
データ転送も必要となるが、本発明のDSPでは不要で
ある。一方、動作(インストラクション)を外部から入
力するタイプのDSPの場合は、複数個使う場合いイン
ストラクションをそれぞれに入力しなくてはならない問
題点があるが、本発明のDSPでは当然1回で良い。
【0020】図3,図4は本発明の第2の実施例DSP
のブロック図及びそのタイミングチャートを示す。本実
施例は、3個の演算ブロック16,17,18を持ち、
その各々は3fS 周期で動作するようになっている。 そのため、図1のDSPに比べて3/2倍の長い処理が
可能となる。このように演算ブロックを増加することに
より、どんな長い処理にも対応可能となっている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の演
算ブロックを時間差を設けて動作させるようにしたので
、従来不可能であった長い処理が可能になるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理用集積回路の一実施例のブロ
ック図。
【図2】図1の動作を説明するタイミングチャート。
【図3】本発明の第2の実施例のブロック図。
【図4】図3の動作説明するタイミングチャート。
【図5】従来の信号処理用集積回路の一例のブロック図
【図6】図5の動作を説明するタイミングチャート。
【図7】従来の信号処理用集積回路の他のブロック図。
【図8】図7の動作を説明するタイミングチャート。
【符号の説明】
10,10a,10b,10c    DSP11,1
1a    係数メモリ 12,12a    データメモリ 13,13a    プログラムメモリ14    マ
イコンインターフェイス15    データ入出力部 16,17,18    演算ブロック(1)〜(3)
19,19a    分周器 21    ALU 22    乗算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  演算器、乗算器を含む複数の演算ブロ
    ックと、係数メモリ、データメモリ、プログラムメモリ
    、マイコンインターフェイス、データ入出力部を含む周
    辺ブロックとから構成され、前記複数の演算ブロックが
    それぞれ時間差をもって動作するように複数のサンプリ
    ング周期をもつクロックがそれぞれ供給されるようにし
    たことを特徴とする信号処理用集積回路。
  2. 【請求項2】  複数のサンプリング周期をもつクロッ
    クが分周器の各分周出力により供給される請求項1記載
    の信号処理用集積回路。
JP3027032A 1991-02-21 1991-02-21 信号処理用集積回路 Pending JPH04266151A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3027032A JPH04266151A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 信号処理用集積回路

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JP3027032A JPH04266151A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 信号処理用集積回路

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JPH04266151A true JPH04266151A (ja) 1992-09-22

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ID=12209732

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JP3027032A Pending JPH04266151A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 信号処理用集積回路

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JP (1) JPH04266151A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522699A (ja) * 2003-12-29 2007-08-09 ザイリンクス インコーポレイテッド カスケード接続するdspスライスを備えた集積回路
JP2016103723A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 オンキヨー株式会社 インターフェース装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522699A (ja) * 2003-12-29 2007-08-09 ザイリンクス インコーポレイテッド カスケード接続するdspスライスを備えた集積回路
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