JPH04265167A - シャワ−ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はシャワ−ヘッドに関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のシャワ−ヘッドは、単に湯水を噴
出させるためだけのものが一般的であり、前記湯水の供
給，停止は湯水供給管の元栓の開閉によっているのが通
常であるが、これでは例えば洗髪中湯水を出したり止め
たりするにはいちいち前記元栓を開閉しなければならず
、面倒な場合が多い。従って、シャワ−ヘッドを握持し
たまま、手動で湯水の供給，停止をヘッド本体で行なう
ことが出来るシャワ−ヘッドがあれば極めて便利である
。

【０００３】また、洗髪に際して、シャンプ−はシャン
プ−容器から頭部に供給しなければならないが、洗髪中
に更にシャンプ−を必要とする場合、再度シャンプ−容
器からシャンプ−を供給しなければならないので、上記
同様面倒なことが多い。従って、上記と同様、シャワ−
ヘッドを握持したまま、手動でシャンプ−の供給，停止
を行なうことが出来るシャワ−ヘッドがあれば極めて便
利である。

【０００４】更に、湯水とシャンプ−等の他の液体を、
必要に応じて手動によって、個々に噴出させたり、両者
を同時に一緒に噴出させたりするものは知られていない
が、このようなシャワ−ヘッドが出現すれば、洗髪や洗
浄に有用されるものと考えられる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、■
湯水の供給，停止をヘッド本体で手動で行なうことが出
来るシャワ−ヘッド、■シャンプ−等の供給，停止をヘ
ッド本体で手動で行なうことが出来るシャワ−ヘッド、
■湯水及びシャンプ−等の液体の供給，停止をヘッド本
体で手動で行なうことが出来るシャワ−ヘッド、及び、
■前記■〜■のシャワ−ヘッドの機能に付加された別の
機能を有するシャワ−ヘッドを提供することを、その課
題とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決することを目的とするもので、上記■のものの構成は
、ヘッド本体内に隔壁を設けて二室Ａ，Ｂを形成し、一
方の室Ａを湯水供給に連通させると共に、前記隔壁に両
室Ａ，Ｂを連通させる連通孔を設け、前記連通孔をヘッ
ド本体に設けたレバ−等の操作により開閉するバルブを
いずれか一方の室に内装し、且つヘッド本体に湯水噴出
用の小孔を多数設けたノズル板を装着して成り、レバ−
等を操作してバルブを開けば、湯水が前記小孔から噴出
されるようにしたことを特徴とし、上記■のものの構成
は、湯水供給管に連通され、且つ湯水噴出用の小孔を多
数設けると共にシャンプ−等の噴出孔を設けたノズル板
を具備するヘッド本体の湯水供給室にシャンプ−等の供
給管を導入し、該供給管の先端と前記シャンプ−等の噴
出孔とを、ヘッド本体に設けた押しボタン等の操作によ
り開閉するバルブを介して連通させて成り、前記押しボ
タン等の操作によりバルブを開けば、シャンプ−等が噴
出孔から噴出されるようにしたことを特徴とするもので
あり、更に、上記■のものの構成は、ヘッド本体に隔壁
を設けて二室を形成し、一方の室Ａを湯水供給管に連通
させると共に他方の室Ｂにシャンプ−等の供給管を導入
し、前記室Ａにレバ−等の操作により開閉するバルブを
前記レバ−等を突出させて内装する一方、前記室Ｂに押
しボタン等の操作により開閉するバルブを前記シャンプ
−等の供給管の先端に連結し且つ前記ボタン等を突出さ
せて内装し、ヘッド本体に、湯水噴出用の小孔を多数設
けると共にシャンプ−等の噴出孔を設けたノズル板を、
前記噴出孔を室Ｂに内装したバルブに連結させて装着し
て成り、室Ａに内装したバルブを開けば湯水が小孔から
噴出され、室Ｂに内装したバルブを開けばシャンプ−等
が噴出孔から噴出されるようにしたことを特徴とするも
のである。

【０００７】

【実施例】次に、本発明の実施例を、請求項４に記載し
た湯水及びシャンプ−等の液体を個々に手動により噴出
できるシャワ−ヘッドの図により説明する。図１は本発
明の一例の正面図、図２は図１の横断正面図、図３はシ
ャンプ−等の供給管とバルブとの連結部分の断面図であ
る。図において、１はシャワ−ヘッドの本体、２は該本
体１に一体に設け湯水供給管等を接続するための接続管
、３は本体１を室Ａ，Ｂに区画するため該本体１に一体
に設けた隔壁、４は前記接続管２に連結した湯水供給管
、５は該湯水供給管４内に挿入したシャンプ−等の供給
管で、湯水供給管４の湯水は室Ａに流入するようにし、
供給管５は隔壁３を通し水密にシ−ルして室Ｂ内に導入
してある。Ｎは本体１に取付けたノズル板で、湯水噴出
用の小孔Ｎａの多数とシャンプ−等を噴出する噴出孔Ｎ
ｂを設けてある。上記説明において、隔壁３は室Ａをパ
イプで形成した場合には、当該パイプの壁が担当するこ
ととなる。即ち、本体１の内部に、室Ａとなるパイプを
収装し、当該パイプの先端部に、後述する通水孔３ａを
形成すると共にバルブ支持部材６，７、及びバルブ８を
挿装して設けるのである。

【０００８】６，７は室Ａ内に固定させて設けたバルブ
支持部材で、間にバルブ８を介在させ、該バルブ８を水
密且つ回転可能に支持するものであり、支持部材６には
通水孔６ａが設けられている。９はバルブ操作杆で、そ
の一側を支持部材７，バルブ８を貫通させて支持部材６
に支持させると共に、他側に本体１から突出させてレバ
−１０を定着してあり、このバルブ操作杆９は支持部材
６，７には回転自在で、バルブ８とは一体に回転するよ
うになっている。また、バルブ８は半球状の凹部８ａが
設けられていて、レバ−１０の回転によりバルブ８がそ
れと一体に回転し、バルブ８の凹部８ａが通水孔６ａに
連通すれば、湯水が前記凹部６ａに流入し、そこから隔
壁３に設けた通水孔３ａを通ってノズル板Ｎ上に排出さ
れ、小孔Ｎａから噴出されるのである。

【０００９】１１は本体１に固定し、供給管５の外端部
に連結したバルブ、１１ａはその筒体、１１ｂは該筒体
１ａに連通させて設け、先端部をノズル板Ｎの噴射孔Ｎ
ｂに連通させた分岐管、１１ｃは筒体１１ａ内に摺動自
在に嵌装した弁体で、前記分岐管１１ｂに連通可能な通
液孔１１ｄを設けてある。１１ｅは弁体１１ｃに一体に
設けた操作杆、１１ｆは該操作杆１１ｅに被嵌したバネ
、１１ｇは操作杆１１ｅの外端部に取付けたボタンで、
該ボタン１１ｇを押圧しない状態では、弁体１１ｃの通
液孔１１ｄが分岐管１１ｂから離れた位置にあって、両
者は連通しておらず、ボタン１１ｇを押圧すれば、前記
通液孔１１ｄが分岐管１１ｂに連通して、供給管５から
送られてくる液体は通液孔１１ｄ，分岐管１１ｂを通り
、噴出孔Ｎｂから外部へ噴出され、ボタン１１ｇの押圧
を開放すれば、通液孔１１ｄが分岐管１１ｂとの連通状
態から解除され、噴出孔Ｎｂからの液体の噴出は停止す
る。

【００１０】上記バルブ１１は、図４に示す構造として
もよい。即ち、例えば弁体１１ｃが図３の位置にあると
き、筒体１１ａの側面、例えば分岐管１１ｂから９０度
程度ずれた部位に連通孔１１ｈ（図４の破線）を設ける
一方、ボタン１１ｇの外面にレバ−１１ｉを形成するの
である。このようにすると、レバ−１１ｉにより上記弁
体１１ｃを９０度回転させると弁体１１ｃの通液孔１１
ｄが上記孔１１ｈに通じるため、供給管５に供給される
シャンプ−は湯水が供給されている室Ａに供給され、こ
の室Ａにおいて湯水と混合されて、湯水噴出孔Ｎａから
噴出させることが出来る。このようなシャンプ−等の噴
出はいわゆるボデ−シャンプ−を使用するとき有用であ
る。尚、上記孔１１ｈの位置は、筒体１１ａ上において
分岐管１１ｂと同じ周上で９０度程度ずらせて設け、ボ
タン１１ｇを押した上でレバ−１１ｉを回転させるよう
にしてもよい。

【００１１】尚、本発明におけるバルブ８及び１１は、
上記のものに限られず、他の適宜のものでも良い。また
、実施例における本体１の上部に凹部１ａを２個設け、
下部に凹部１ｂを１個設けたのは、この本体１を右手で
握持し、その親指でレバ−１０を、人差指でボタン１１
を操作するようにするためで、本体１の形状がこれに限
られず、他の形状のものでも良い。

【００１２】上記のように構成される本発明シャワ−ヘ
ッドは、洗髪する場合は、供給管５にシャンプ−を流し
、湯水供給管４には湯を流すようにし、まず、レバ−１
０を９０度回転させて湯をノズル板Ｎの小孔Ｎａから噴
出させて頭髪を湿した後、レバ−１０を元に戻し、ボタ
ン１１ｇを押圧してシャンプ−をノズル板Ｎの噴出孔Ｎ
ｂから噴出させて頭髪に供給し、洗髪後、再びレバ−１
０を操作して湯水を噴出させて濯ぎ洗いをするのである
。従って、容器に入ったシャンプ−液をいちいち取り出
すことなく、簡単な操作で容易に洗髪することが出来る
。

【００１３】而して、上記の図において、供給管５の系
統のもの即ち、供給管５、バルブ１１及び押しボタン１
１ｇを設けず、ノズル板Ｎに噴出孔Ｎｂを設けなければ
、■のヘッド本体で手動により湯水のみの供給，停止を
行なうようにしたシャワ−ヘッドとなり、また、上記図
において、隔壁３、室Ａ内の支持部材６，７、バルブ８
、バルブ操作杆９、及びレバ−１０を設けなければ、■
のヘッド本体で手動によりシャンプ−のみの供給，停止
を行なうようにしたシャワ−ヘッドとなる。更に、上記
の図において、前記供給管５を太めに構成し、その中に
湯を、また湯水供給管４に水をそれぞれ流すようにすれ
ば、湯と水をそれぞれ別個に或は両者を一緒に噴出する
ことが出来る。

【００１４】

【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、請求項
１の発明のものは、ヘッド本体を握持したまま、レバ−
等の操作により簡単に湯水の供給，停止を行なうことが
出来、請求項２の発明のものは、上記と同様にヘッド本
体を握持したまま、押しボタン等の操作により簡単にシ
ャンプ−等の液体の供給，停止を行なうことが出来るし
、更に、請求項４，５の発明のものは、湯水とシャンプ
−液等とを、それぞれ個々に又は同時に若しくは混合し
て噴出させることが出来るなど多くの機能を発揮できる
ので、洗髪のみならず、湯水と他の液を必要とする洗浄
等に用いて極めて便利である。

【００１５】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明シャワ−ヘッドの一例をそのノズル側か
ら見た底面図である。

【図２】本発明シャワ−ヘッドの横断平面図である。

【図３】シャンプ−等の供給管とバルブとの連結部分の
一例の縦断面図である。

【図４】シャンプ−等の供給管とバルブとの連結部分の
別例の縦断面図である。

【符号の説明】

１　　シャワ−ヘッドの本体 １ａ　　指掛け用の凹部 １ｂ　　指掛け用の凹部 ２　　接続管 ３　　隔壁 ３ａ　　通水孔 ４　　湯水供給管 ５　　シャンプ−等の供給管 ６　　支持部材 ６ａ　　通水孔 ７　　支持部材 ８　　バルブ ８ａ　　バルブの凹部 ９　　バルブ操作杆 １０　　レバ− １１　　バルブ １１ａ　　筒体 １１ｂ　　分岐管 １１ｃ　　弁体 １１ｄ　　通液孔 １１ｅ　　操作杆 １１ｆ　　バネ １１ｇ　　ボタン Ｎ　　ノズル板 Ｎａ　　小孔 Ｎｂ　　噴出孔

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ヘッド本体内に隔壁を設けて二室Ａ，
   Ｂを形成し、一方の室Ａを湯水供給管に連通させると共
   に、前記隔壁に両室Ａ，Ｂを連通させる連通孔を設け、
   前記連通孔をヘッド本体に設けたレバ−等の操作により
   開閉するバルブをいずれか一方の室に内装し、且つヘッ
   ド本体に湯水噴出用の小孔を多数設けたノズル板を装着
   して成り、レバ−等を操作してバルブを開けば、湯水が
   前記小孔から噴出されるようにしたことを特徴とするシ
   ャワ−ヘッド。
2. 【請求項２】　　湯水供給管に連通され、且つ湯水噴出
   用の小孔を多数設けると共にシャンプ−等の噴出孔を設
   けたノズル板を具備するヘッド本体の湯水供給室にシャ
   ンプ−等の供給管を導入し、該供給管の先端と前記シャ
   ンプ−等の噴出孔とを、ヘッド本体に設けた押しボタン
   等の操作により開閉するバルブを介して連通させて成り
   、前記押しボタン等の操作によりバルブを開けば、シャ
   ンプ−等が噴出孔から噴出されるようにしたことを特徴
   とするシャワ−ヘッド。
3. 【請求項３】　　ノズル板のシャンプ−等の噴出孔，シ
   ャンプ−等の供給管，押しボタン，及びこの押しボタン
   の操作により開閉される前記噴出孔と供給管との間に介
   在させたバルブは、それぞれ２以上配設する請求項２に
   記載のシャワ−ヘッド。
4. 【請求項４】　　ヘッド本体内に隔壁を設けて二室Ａ，
   Ｂを形成し、一方の室Ａを湯水供給管に連通させると共
   に、他方の室Ｂにシャンプ−等の供給管を導入し、前記
   室Ａにレバ−等の操作により開閉するバルブを内装する
   一方、前記室Ｂに押しボタン等の操作により開閉するバ
   ルブを前記シャンプ−等の供給管の先端に連結して内装
   し、ヘッド本体に、湯水噴出用の小孔を多数設けると共
   にシャンプ−等の噴出孔を設けたノズル板を、前記噴出
   孔を室Ｂに内装したバルブに連結させて装着して成り、
   室Ａに内装したバルブを開けば湯水が小孔から噴出され
   、室Ｂに内装したバルブを開けばシャンプ−等が噴出孔
   から噴出されるようにしたことを特徴とするシャワ−ヘ
   ッド。
5. 【請求項５】　　シャンプ−等の供給管の先端には、ノ
   ズル板に設けたシャンプ−等の噴出孔に連通する分岐管
   を設けるほかに、湯水が供給されるＡ室に通じる連通孔
   を前記分岐管と位置を違えて設け、一方、前記先端に装
   設される弁体に、前記分岐管と連通管とに別個に通じる
   通液孔を設けた請求項２又は４のシャワ−ヘッド。
6. 【請求項６】　　ヘッド本体の一側に複数の指掛け用の
   凹部を、同じく他側に親指掛け用の凹部をそれぞれ形成
   し、手で握持するようにした請求項１〜５に記載のシャ
   ワ−ヘッド。