JPH04265053A - 事象通知システム - Google Patents

事象通知システム

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Publication number
JPH04265053A
JPH04265053A JP2586191A JP2586191A JPH04265053A JP H04265053 A JPH04265053 A JP H04265053A JP 2586191 A JP2586191 A JP 2586191A JP 2586191 A JP2586191 A JP 2586191A JP H04265053 A JPH04265053 A JP H04265053A
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JP
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event
processing device
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occurrence
exchange
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Application number
JP2586191A
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English (en)
Inventor
Tokumitsu Tsumura
津村 徳光
Noboru Mizuhara
水原 登
Kazuhiko Omachi
大町 一彦
Yukito Maejima
前島 幸仁
Yoshinori Misaki
三崎 良典
Toshihiko Matsumoto
俊彦 松本
Toko Otsubo
大坪 東光
Keiko Yamakawa
山川 恵子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04265053A publication Critical patent/JPH04265053A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事象通知システムに関
し、さらに詳しくは、所定の事象が自動処理装置で発生
したことを遠隔の利用者に通知する事象通知システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ,ワードプロセッサ,プリ
ンタ,ワークステーション等の自動処理装置は、ある事
象が発生した時にその旨をブザーやランプで報知するよ
うになっている(例えば、ファクシミリで受信を終了す
ると、ブザーが鳴る)。
【0003】関連する他の従来技術としては、電話発信
時に相手電話機が話中あるいは回線がビジーの場合に空
きに変るのを検出して呼び返しを行なう特開昭62−2
92051号公報記載の「キャンプオン方式」や特開昭
63−202168号公報記載の「複数登録コールバッ
クサービス方式」の技術がある。また、交換機とコンピ
ュータとを通信インタフェースで接続しコンピュータか
ら交換機の端末接続機能を制御する特開昭64−659
95号公報記載の「電子交換機」や特開昭64−827
92号公報記載の「ホストコンピュータ接続方式」の技
術がある。また、端末の表示情報をコンピュータから通
知する特開平1−256892号公報記載の「端末表示
制御方式」の技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワークステーション,
ファクシミリ,ワードプロセッサ,プリンタ等の自動処
理装置は、一般に複数利用者に共用される。このため、
ある利用者が使用したいときに、他人が既に使用してお
り、すぐには使用できない場合がある。また、例えばワ
ードプロセッサでプリントアウトしているときに、その
ワードプロセッサにスプール機能がないと、プリントア
ウトが終るまでワードプロセッサを使用できなくなる場
合がある。このような場合、自動処理装置の近傍に利用
者がいると、ブザー等の報知により先の処理の終了を知
ることが出来るので、直ちに自動処理装置を使用できる
【0005】しかし、利用者が遠隔にいると、ブザー等
の報知が分からないため、ときどき自動処理装置を利用
者が見に行って先の処理が終了したかをチェックしなけ
ればならず、そのチェックの手間や,実際の処理の終了
からチェックにかかるまでの時間のズレなどの点で非能
率となる問題点がある。
【0006】上記他の関連する従来技術は、このような
問題点を解決するものではない。
【0007】そこで、本発明の目的は、処理の終了のよ
うな自動処理装置における事象の発生を、遠隔にいる利
用者に、自動処理装置の側から通知することが出来るよ
うにした事象通知システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、自動処理装置と,その自動処理装置が接続された交
換機と,その交換機に接続された加入端末とを具備し、
前記自動処理装置は、前記加入端末の電話番号を入力す
る通知先電話番号入力手段と,自動処理装置における事
象発生を検出する事象発生検出手段と,事象発生を検出
したときに前記交換機に前記電話番号の加入端末に事象
発生を通知するように指示する事象発生通知指示手段と
を含み、前記交換機は、前記事象発生通知指示を受け取
ったときに前記電話番号の加入端末に発呼して前記自動
処理装置における事象発生を通知する事象発生通知実行
手段を含むことを特徴とする事象通知システムを提供す
る。
【0009】第2の観点では、本発明は、自動処理装置
と,その自動処理装置がISDNインタフェースにより
接続された交換機と,その交換機にISDNインタフェ
ースにより接続された加入端末とを具備し、前記自動処
理装置は、前記加入端末の電話番号を入力する通知先電
話番号入力手段と,自動処理装置における事象発生を検
出する事象発生検出手段と,事象発生を検出したときに
前記交換機を介して前記電話番号の加入端末に対しIS
DNインタフェース内Dチャネルのユーザ間情報を用い
て事象発生を通知する事象発生通知手段とを含むことを
特徴とする事象通知システムを提供する。
【0010】第3の観点では、本発明は、自動処理装置
と,その自動処理装置が接続されたローカルエリアネッ
トワークまたはホームバスと,そのローカルエリアネッ
トワークまたはホームバスに接続された端末とを具備し
、前記自動処理装置は、前記端末のアドレスを入力する
通知先アドレス入力手段と,自動処理装置における事象
発生を検出する事象発生検出手段と,事象発生を検出し
たときに前記ローカルエリアネットワークまたはホーム
バスを介して前記アドレスの端末に対し事象発生を通知
する事象発生通知手段とを含むことを特徴とする事象通
知システムを提供する。
【0011】
【作用】上記第1の観点による事象通知システムでは、
利用者は、自動処理装置の電話番号入力手段を用いて予
め通知先電話番号を入力しておく。自動処理装置におい
て利用者の介在を必要とする事象が発生したとき、自動
処理装置の事象発生検出手段が、それを検出する。そし
て、自動処理装置の事象発生通知指示手段が、前記通知
先電話番号の加入端末へ事象発生を通知するように、交
換機に指示する。交換機は、この指示に従って、記通知
先電話番号の加入端末へ事象発生を通知する。これによ
り、利用者が遠隔にいても、事象の発生を直ちに知るこ
とが出来る。従って、手間と時間の無駄がなくなり、能
率的になる。また、自動処理装置の利用効率を高められ
るようになる。
【0012】上記第2の観点による事象通知システムで
は、自動処理装置が事象発生通知手段を含み、その事象
発生通知手段が、ISDNインタフェースを介して、直
接的に端末へ事象発生を通知する。これにより、利用者
が遠隔にいても、事象の発生を直ちに知ることが出来る
。従って、手間と時間の無駄がなくなり、能率的になる
。また、自動処理装置の利用効率を高められるようにな
る。さらに、特別の交換機が不要になる。
【0013】上記第3の観点による事象通知システムで
は、自動処理装置が事象発生通知手段を含み、その事象
発生通知手段が、ローカルエリアネットワーク/ホーム
バスを介して、直接的に端末へ事象発生を通知する。こ
れにより、利用者が遠隔にいても、事象の発生を直ちに
知ることが出来る。従って、手間と時間の無駄がなくな
り、能率的になる。また、自動処理装置の利用効率を高
められるようになる。さらに、ローカルエリアネットワ
ーク内での利用や家庭内での利用が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例の事象通知シス
テム1の構成図である。この事象通知システム1は、自
動処理装置101と,その自動処理装置101に通信イ
ンタフェース102で接続された交換機105と,その
交換機105に加入者回線103で接続された加入端末
104とから構成される。
【0015】自動処理装置101は、例えばワークステ
ーション,プリンタ,ファクシミリ,ワードプロセッサ
等であり、自動処理装置特有機能部112と,自動処理
装置プロセッサ113と,自動処理装置メモリ110と
,通知先電話番号入力装置106と,通信制御装置11
1とから構成される。
【0016】自動処理装置特有機能部112は、自動処
理装置特有の機能を実行する部分であり、例えばプリン
タの場合は印刷部や自動給紙部であり、ファクシミリの
場合は原稿の読み取り部や受信データのプリント部であ
る。
【0017】自動処理装置プロセッサ113は、自動処
理装置全体の制御を行う部分であり、従来と同様に前記
自動処理装置特有機能部112を制御して自動処理装置
特有の機能を実行させる。さらに、その電話番号管理部
116は、前記通知先電話番号入力装置106を制御し
て、操作者の入力した通知先電話番号を受け付け、自動
処理装置メモリ110に記録し、管理する。また、その
事象検出および通知指示部117は、自動処理装置10
1で発生した事象を検出すると共に、検出した時には前
記自動処理装置メモリ110に記録した通知先電話番号
と,予め登録した通知方法パラメータと,予め登録した
自己の名称(自動処理装置名称)とを、前記通信装置1
11から前記通信インタフェース102を介して前記交
換機105へ送信する。
【0018】検出する事象としては、例えば、自動処理
装置101がファクシミリならば、ファクシミリの送信
終了や受信終了,用紙切れ,送信不良による回線切断,
紙づまり等である。また、自動処理装置101がプリン
タならば、出力終了,用紙切れやインク切れ,紙づまり
等である。また、自動処理装置101が、メイルボック
スならば、メイル受信時の個人用ファイルの満杯等であ
る。また、オフィス等でワークステーション等の端末を
共有している場合には、端末の空き状態(フリー状態)
である。一般的には、自動処理装置101に操作者(運
用管理者を含む)の手を必要とする事態を事象として考
えることが出来る。
【0019】交換機105は、スイッチ128と,加入
者回路127と,中継線回路115と,交換機プロセッ
サ129と,交換機メモリ124と,音声装置126と
,I/O装置125と,交換機通信装置118とから構
成されている。
【0020】加入者回路127は、前記加入端末104
を加入者回線103を介して交換機105に収容し、加
入端末104からの発呼番号を受信したり、前記音声装
置126に予め登録している音声パターンの音声アナウ
ンスを加入端末104へ流す。
【0021】スイッチ128は、加入者回路127や,
中継線回路115や,音声装置126などを互いに接続
する。
【0022】交換機プロセッサ129は、交換機全体の
制御を行う部分であり、従来と同様に前記スイッチ12
8等を制御して交換機としての機能を実行させる。さら
に、その通知実行部130は、前記交換機通信装置11
8を介して前記自動処理装置101から通知先電話番号
と通知方法パラメータと自動処理装置名称とを受信する
と共に、受信した通知先電話番号に基づく通知先の加入
端末104に電話して、前記受信した通知方法パラメー
タに基づくベル信号/ランプ点灯/メッセージ表示/音
声アナウンス等によって、前記受信した自動処理装置名
称の自動処理装置101で事象が発生したことを通知す
る。
【0023】交換機メモリ124は、前記通知先電話番
号に基づいて通知先を決定するために参照する電話番号
分析表や端末種別表を予め記憶している。また、前記通
知方法パラメータに基づくベル信号/ランプ点灯/メッ
セージ表示を生成するために参照するランプパターン,
ベルパターン,表示パターンを予め記憶している。
【0024】I/O装置125は、交換機メモリ124
へのデータの入出力を行うためのインタフェースである
【0025】音声装置126は、音声パターンを記憶し
ており、交換機プロセッサ129に指定された音声パタ
ーンを再生するにより音声アナウンスを行う。
【0026】図2は、加入者回線103と加入端末10
4の種別を示した図である。アナログ加入者回線202
にはアナログ電話機201が接続される。アナログ電話
機201のベル音は、交換機105からアナログ電話機
201への電流により鳴動させられ、その電流のオン/
オフ時間を変えることで変化させられる。通常呼出し用
ベル音の電流のオン/オフ時間のパターンの外に、それ
と異なるオン/オフ時間のパターンを交換機メモリ12
4のベルパターンに登録しておき、それを事象発生報知
用ベル音として使用する。また、アナログ電話機201
のユーザがハンドセットを持ち上げて応答すると、交換
機105の音声装置126からの音声アナウンスにより
事象通知を受けることが出来る。
【0027】アウトバンド信号加入者回線230には高
機能電話機205が接続される。アウトバンド信号加入
者回線230は、情報チャネル(音声等を通す)と信号
チャネル(情報チャネル接続/切断制御等の制御信号を
通す)が区別された加入者回線であり、代表的なものに
ISDNがある。高機能電話機205は、表示部206
,ランプ207,ベル208を有している。信号チャネ
ルを介して交換機105が制御メッセージを高機能電話
機205に送信すると、制御メッセージ内の表示メッセ
ージ,ランプパターン,ベルパターンを高機能電話機2
05が解釈し、メッセージ表示,ランプ点灯,ベル音に
より事象発生を通知する。高機能電話機205のユーザ
がハンドセット209を持ち上げて応答すると、音声装
置126からの音声アナウンスにより事象通知を受ける
ことが出来る。
【0028】スピーカ(ページング装置)211は、交
換機105の音声装置126からの音声アナウンスを流
すことにより、多数の人に対してまたは大勢の中にいる
特定の人に対してまたは近辺を移動中の者に対して事象
発生を通知する。ポケットベル212は、ブザー音機能
,電話番号表示機能,メッセージ表示機能により移動中
の者に対して事象発生を通知する。コードレス電話機2
16は、前記アナログ電話機201または高機能電話機
205と同様の方法で事象発生を通知する。
【0029】図3は、自動処理装置101における自動
処理装置プロセッサ113の電話番号管理部116の動
作を示すフロー図である。操作者が電話番号入力装置1
06に通知先電話番号を入力したことを検出し(ステッ
プ301)、その入力された通知先電話番号を自動処理
装置メモリ110に記憶する(ステップ302)。また
、操作者が通知方法パラメータも指定した場合には、通
知先電話番号と対にして自動処理装置メモリ110に記
録する。なお、通知先電話番号として、通常の電話番号
の外、交換機105で定義されている特番を用いても良
い。例えば、パーソナルコードを用いた個人宛の発信で
は「パーソナルコード発信特番+パーソナルコード」を
用いてもよい。また、同報通信コードを使用した同報発
信では「同報通信特番+同報通信コード」を使用しても
よい。また、パーソナルコードとして、オペレータの氏
名やIDを用いてもよい。
【0030】図4は、自動処理装置101における自動
処理装置プロセッサ113の事象検出および通知指示部
117の動作を示すフロー図である。自動処理装置特有
機能部112で発生した事象を検出し(ステップ401
)、交換機105へ事象通知指示メッセージ(図5参照
)を送出する(ステップ402)。その後、通知指示済
の通知先電話番号や通知方法パラメータを自動処理装置
メモリ110から削除する(ステップ403)。
【0031】図5は、事象通知指示メッセージの一例の
要部を示す説明図である。この事象通知メッセージ50
1は、事象通知指示502,通知先電話番号503,通
知方法パラメータ504,通信元名称505,事象内容
506から構成される。事象通知指示502は、本メッ
セージが事象通知指示メッセージであることを示す。通
信元名称505は、自動処理装置メモリ110に記憶し
ていた自動処理装置名称またはこれに対応する交換機1
05での「自動処理装置アドレス」である。事象内容5
06は、自動処理装置101で発生した事象の内容を示
す。図6は、交換機105における交換機プロセッサ1
29の通知実行部130の動作を示すフロー図である。 ステップ601では、自動処理装置101からのメッセ
ージが事象通知指示メッセージ501であることを検出
する。
【0032】ステップ602では、電話番号分析表70
1を用いて通知先電話番号503の分析を行う。通知先
電話番号503に特番がない場合は、その通知先電話番
号503を通常電話番号とみなし(ステップ603)、
ステップ608へ進む。パーソナルコード発信特番があ
る場合(ステップ604)は、その特番の後の電話番号
をパーソナルコードとみなし、それを通常電話番号に翻
訳し(ステップ605)、ステップ608へ進む。同報
通信特番がある場合(ステップ606)は、その特番の
後の電話番号を同報通信コードとみなし、それを同報者
の通常電話番号に翻訳し(ステップ607)、ステップ
608へ進む。ステップ608では、通常電話番号から
その電話番号を有する加入端末104の種別を判定する
。この判定のために、端末種別表123を参照する。
【0033】通知先の加入端末104がアナログ電話機
201の場合(ステップ609)、アナログ電話機20
1のベルを事象通知ベル音で鳴動させる(ステップ61
0)。また、アナログ電話機201のユーザがハンドセ
ットを持ち上げて応答すると、音声アナウンスを流す(
ステップ611)。ハンドセットが持ち上げられたか否
かを監視し、事象通知ベル音の鳴動開始から一定時間内
にハンドセットが持ち上げられない場合、事象通知ベル
音の鳴動を中止し、無応答であることを自動処理装置1
01に対して返信する(ステップ617)。
【0034】音声アナウンスには、事象の発生した自動
処理装置101や事象の内容に関係なく一定の内容をア
ナウンスする内容固定アナウンスと,事象の発生した自
動処理装置や事象の内容によりアナウンスする内容を変
える内容可変アナウンスとがある。内容固定アナウンス
は、例えば、「自動処理装置で、オペレータ操作を必要
としています。」等である。内容可変アナウンスは、例
えば、「(プリンタ)で、(紙補給)を必要としていま
す。」等である。(プリンタ)および(紙補給)が可変
部分である。いくつかの通信元名称および事象内容を予
め音声装置126に音声パターンとして記録しておき、
事象通知指示メッセージ501の通信元名称505およ
び事象内容506に対応するものを取り出して再生する
ことで実現できる。
【0035】通知先の加入端末104が高機能電話機2
05の場合(ステップ612)、アウトバンド信号加入
者回線230の信号チャネルを利用し、ベル鳴動(ステ
ップ613),音声アナウンス(ステップ614),ラ
ンプ点灯(ステップ615),メッセージ表示(ステッ
プ616)により事象の発生を通知する。ハンドセット
が持ち上げられたか否かを監視し、事象通知ベル音の鳴
動開始から一定時間内にハンドセットが持ち上げられな
い場合、事象通知ベル音の鳴動を中止し、無応答である
ことを自動処理装置101に対して返信する(ステップ
617)。なお、メッセージ表示には、音声アナウンス
の場合と同様に、内容固定表示と内容可変表示とがある
【0036】通知先の加入端末104がスピーカ211
の場合(ステップ618)、音声アナウンスにより事象
発生を通知する(ステップ619)。通知先の加入端末
104が、ポケットベル212の場合(ステップ620
)、ベル鳴動(ステップ621),ランプ点灯(ステッ
プ622),メッセージ表示(ステップ623)により
事象の発生を通知する。
【0037】図7は、電話番号分析表701の一例であ
る。通知先電話番号503に特番がない場合(702)
、その通知先電話番号503を通常電話番号とみなす。 通知先電話番号503にパーソナルコード発信特番があ
る場合(703)、表(a)の翻訳表アドレスから翻訳
表(b)を参照し、特番の後の電話番号をパーソナルコ
ードとみなし、そのパーソナルコードに対応する通常電
話番号を取り出す。通知先電話番号503に同報通信特
番がある場合(704)、表(a)の同報名簿アドレス
から同報名簿(c)を参照し、特番の後の電話番号を同
報通信コードとみなし、その同報通信コードに対応する
同報者表アドレスを見つける。次に、その同報者表(d
)を参照し、一群の通常電話番号を取り出す。なお、パ
ーソナルコード発信特番や同報通信特番から通常電話番
号への翻訳は、上記と同様にして自動処理装置101側
で予め行うことも可能である。
【0038】図8は、端末種別表123の一例である。 「通常電話番号」に、「アナログ電話機」,「高機能電
話機」,「スピーカ」,「ポケットベル」等の加入端末
の種別が対応している。
【0039】図3,図4のフロー図に示す動作を、図9
,図10のフロー図の動作により置換することが出来る
。図9の動作では、自動処理装置プロセッサ113の電
話番号管理部116は、操作者が電話番号入力装置10
6に通知先電話番号を入力するのを検出すると(ステッ
プ301)、以前に入力された通知先電話番号をリセッ
トする(ステップ901)。そして、今回入力された通
知先電話番号を自動処理装置メモリ110にセットする
(ステップ902)。これにより、自動処理装置101
での事象発生に関係なく,通知先電話番号を変更できる
ようになる。図10の動作では、自動処理装置プロセッ
サ113の事象検出および通知指示部117は、自動処
理装置101で発生した事象を検出し(ステップ401
)、交換機105へ事象通知指示メッセージを送信する
(402)。通知先電話番号のリセットは行わないので
、自動処理装置101で事象が発生する毎に同じ通知先
に通知を行うことが出来るようになる。特に、自動処理
装置101の保守・運用・管理を行っているオペレータ
の電話番号をセットしておけば、同じオペレータが常に
呼びだされることになり、自動処理装置101の運用効
率が高まる。
【0040】図11は、交換機105からの無応答返信
を受け取った時の自動処理装置101の動作のフロー図
である。無応答返信を検出する(ステップ1101)と
、タイマを起動してタイムアウトを待つ(1102)。 次に、事象がまだ継続しているか否かをチェックする(
ステップ1103)。事象が継続している場合、再度、
事象通知指示メッセージを交換機105に送信する(ス
テップ1105)。一方、事象が終了している場合は、
処理を終了する。図11の動作により、事象が継続して
いるかぎり事象通知指示を繰り返し行うので、事象発生
を通知できる確率が高くなる。なお、交換機105が無
応答返信を自動処理装置101に送る代りに、加入端末
104で応答があったときのみ応答返信を自動処理装置
101に送るようにし、自動処理装置101は、事象発
生通知指示から所定期間内に応答返信があると通知先電
話番号をリセットし,応答返信がないと事象発生通知指
示を再び交換機105に送信するようにしてもよい。
【0041】図12は、本発明の他の実施例の事象通知
システム2の構成図である。この事象通知システム2は
、上述の事象通知システム1と基本的に同様の構成であ
るが、通知先電話番号を入力する手段が異なっている。 すなわち、操作者は、通知先電話番号を加入端末104
から入力することが出来る。また、自動処理装置特有機
能部112の入力装置(例えば、ファクシミリの送信原
稿の入力装置,光学読取装置等)から入力することが出
来る。また、自動処理装置101の端末通信装置120
8,通信回線1202,通信網1201を介して接続さ
れた端末1203から入力することが出来る。
【0042】図13は、通知先電話番号を加入端末10
4からの発呼により入力する場合の発呼電話番号130
1を示している。発呼電話番号1301は、通知先電話
番号の登録を要求する特番1302と,どの自動処理装
置101に通知先電話番号を登録するかを示す通信元名
称505と,通知先電話番号503とから構成される。
【0043】図14は、図13の発呼電話番号1301
を交換機105が受信した場合の交換機プロセッサ12
9の通知先電話番号登録処理部1209の動作のフロー
図である。発呼電話番号1301を検出すると、特番1
302があるか否かをチェックする(ステップ1401
)。特番1302がない場合は、本発明に直接関係ない
処理を行う。特番1302がある場合は、通信元名称5
05で示される自動処理装置101に対して電話番号登
録メッセージ1501を送信する(ステップ1404)
。この電話番号登録メッセージ1501は、図15に示
すように、電話番号登録指示1502と,通知先電話番
号503とから構成される。自動処理装置101の自動
処理装置プロセッサ113は、電話番号登録メッセージ
1501を受け取ると、図3または図9と同様の処理に
より、自動処理装置メモリ110に通知先電話番号50
3を登録する。
【0044】次に、通知先電話番号を自動処理装置特有
機能部112の入力装置から入力する場合は、通常の入
力と区別するために、通知先電話番号の入力であること
を示す特殊コードを付加して入力する。自動処理装置特
有機能部112は、前記特殊コードを検出すると、その
後に続くコードを通知先電話番号とみなし、図3または
図9と同様の処理により、自動処理装置メモリ110に
通知先電話番号を登録する。この方式による通知先電話
番号入力は、1枚の用紙の形式で入力するため、通知先
電話番号の複数記入が可能となり、複数箇所へ事象通知
を行うときに便利である。
【0045】次に、通知先電話番号を端末1203から
入力する場合、操作者は、通知先電話番号の入力である
ことを示す指示と,通知先電話番号と,通信網1201
での自動処理装置101のアドレスとを端末1203に
打ち込む。端末1203は、図16に示す如き電話番号
入力メッセージ1601を通信網1201に送り出す。 この電話番号入力メッセージ1601は、通信網での自
動処理装置アドレス1602と,電話番号登録指示15
02および通知先電話番号503からなる電話番号登録
メッセージ1501とから構成される。自動処理装置ア
ドレス1602に対応する自動処理装置101の端末通
信装置1208は、電話番号登録メッセージ1501の
電話番号登録指示1502を検出すると、通知先電話番
号503を取り出す。そして、図3または図9と同様の
処理により、自動処理装置メモリ110に通知先電話番
号を登録する。この方式による通知先電話番号入力は、
遠隔から入力できるため、例えば、自動処理装置101
がプリンタで、そのプリンタを複数の端末1203が通
信網1201を介して共有している場合に有用である。
【0046】図17は、交換機105と自動処理装置1
01間の通信インタフェース102を共通線信号網17
01で構成した例を示している。交換機105は、共通
線機能を有する交換機通信装置1702を備えている。 それ以外は図1の構成と同じである。自動処理装置10
1は、共通線機能を有する通信装置1703を備えてい
る。それ以外は図1の構成と同じである。自動処理装置
101の自動処理装置プロセッサ113は、事象が発生
すると、共通線信号網1701上のメッセージに図5の
事象通知指示メッセージ501をのせて交換機105へ
送り出す。共通線信号網1701上のメッセージは、例
えば国際標準 No.7信号方式ならSCCP(Sig
nalling Connection Contro
l Part)機能が提供するコネクションレス通信メ
ッセージである。このコネクションレス通信メッセージ
の宛先は、通知先電話番号に対応する加入端末104を
収容している交換機105の共通線信号網1701上で
のアドレスで、例えば国際標準No.7信号方式ならD
PC(Destination Point code
)である。交換機105の交換機プロセッサ129の通
知実行部130は、共通線信号網1701から前記事象
通知指示メッセージ501を受信すると、図6の手順に
従って処理する。
【0047】図18は、交換機105と自動処理装置1
01間の通信インタフェース102をLAN(Loca
l Area Network)1801で構成した例
を示している。交換機105は、LAN機能を有する交
換機通信装置1802を備えている。それ以外は図1の
構成と同じである。 自動処理装置101は、LAN機能を有する通信装置1
803を備えている。それ以外は図1の構成と同じであ
る。自動処理装置101の自動処理装置プロセッサ11
3は、事象が発生すると、LAN1801上のメッセー
ジに図5の事象通知指示メッセージ501をのせて送り
出す。宛先は、通知先電話番号に対応する加入端末10
4を収容している交換機105のLAN1801上での
アドレスである。交換機105の交換機プロセッサ12
9の通知実行部130は、LAN1801から前記事象
通知指示メッセージ501を受信すると、図6の手順に
従って処理する。
【0048】図19は、交換機105と自動処理装置1
01間の通信インタフェース102を無線ネットワーク
1901で構成した例を示している。交換機105は、
交換機無線装置1902を備えている。それ以外は図1
の構成と同じである。自動処理装置101は、無線装置
1903を備えている。それ以外は図1の構成と同じで
ある。自動処理装置101の自動処理装置プロセッサ1
13は、事象が発生すると、無線ネットワーク1901
上のメッセージに図5の事象通知指示メッセージ501
をのせて送り出す。宛先は、通知先電話番号に対応する
加入端末104を収容している交換機105の無線ネッ
トワーク1901上でのアドレスである。交換機105
の交換機プロセッサ129の通知実行部130は、無線
ネットワーク1901から前記事象通知指示メッセージ
501を受信すると、図6の手順に従って処理する。
【0049】図20は、本発明のさらに他の実施例の事
象通知システム3の構成図である。この事象通知システ
ム3は、自動処理装置101と交換機105とが加入者
回線2004により接続されている例である。自動処理
装置101は、自動ダイヤル機能を有する自動処理装置
加入者回路2001を備えている。それ以外の構成は図
1の構成と同じである。交換機105は、交換機通信装
置118を備えていない。一方、交換機プロセッサ12
9に加入者回線利用事象通知の検出部2005を備えて
いる。また、加入者回路2003は、加入者回線200
4を介して自動処理装置101を収容している。それら
以外は図1の構成と同じある。
【0050】自動処理装置プロセッサ113は、事象が
発生すると、自動処理装置加入者回路2001の自動ダ
イヤル機能を利用して、図21に示す事象発生通知を指
示する電話番号2101を交換機105に対して発呼す
る。この事象発生通知を指示する電話番号2101は、
事象通知指示であることを示す特番2102と,事象通
知メッセージ501とから構成される。事象通知メッセ
ージ501は、加入者回線2004がアナログ電話回線
の場合、全て数字で表現される。一方、アウトバンド信
号加入者回線の場合、数字,文字のどちらの表現も可能
である。
【0051】図22は、前記事象発生通知を指示する電
話番号2101の発呼を交換機105が受けた場合の交
換機プロセッサ129の加入者回路利用事象通知の検出
部2005の動作を示すフロー図である。まず、事象通
知指示の特番2102か否を判定する(ステップ220
1)。特番2102でない場合、本発明と関係ない処理
を行う。特番2102である場合、通知実行部130を
起動する(ステップ2204)。通知実行部130の処
理は、図6で示した通りである。
【0052】図23は、本発明のさらにまた他の実施例
の事象通知システム4の構成図である。この事象通知シ
ステム4は、自動処理装置101と,その自動処理装置
101にISDNインタフェース2304で接続された
ISDN交換機2303と,そのISDN交換機230
3にISDNインタフェース2305で接続されたIS
DN電話機2301とから構成される。この事象通知シ
ステム4では、自動処理装置101が、交換機プロセッ
サの機能を利用せずに、直接的にISDN電話機230
1に事象発生を通知する。
【0053】自動処理装置101は、図1での通信装置
111の代わりに、自動処理装置ISDN加入者回路2
302を備えている。それ以外の構成は、図1の構成と
同じである。ISDN交換機2303は、通常のISD
N交換機である。ISDNインタフェース2304,2
305上では、CCITTで決められたISDNメッセ
ージが送受信される。
【0054】自動処理装置101は、事象が発生すると
、ISDN電話機2301に対して一時信号コネクショ
ンを設定する。一時信号コネクションとは、ISDNの
信号チャネルを利用して設定されるパケット転送用の論
理チャネルコネクションである。そして、ISDNメッ
セージの一つであるユーザ情報メッセージを使用して、
事象発生を通知する。
【0055】ユーザ情報メッセージ2401は、図24
に示すように、ユーザ情報メッセージ・ヘッダ2402
と,ユーザ・ユーザ情報要素2403から構成される。 ユーザ情報メッセージ・ヘッダ2402は、プロトコル
識別子,呼番号,メッセージ種別から構成される。ユー
ザ・ユーザ情報要素2403には、事象通知メッセージ
をのせる。事象通知メッセージは、図5の事象通知指示
メッセージ501と同じ構成である。
【0056】図25は、事象通知システム4における自
動処理装置101の自動処理装置プロセッサ113の動
作を示すフロー図である。事象発生を検出すると(ステ
ップ401)、通知先電話番号が示すISDN電話機2
301に対して一時信号コネクションを設定する(ステ
ップ2501)。次に、ユーザ情報メッセージ2401
に事象通知メッセージをのせて、ISDN電話機230
1へ事象発生を通知する(ステップ2502)。その後
、通知先電話番号をリセットする(ステップ403)。 更に、一時信号コネクションをISDNの手順に従って
解放する(ステップ2503)。
【0057】図26は、ISDN電話機2301の動作
を示すフロー図である。自動処理装置101から一時信
号コネクション接続要求を受け応答する(ステップ26
01)。次に、ユーザ情報メッセージ2401を受ける
と(ステップ2602)、ユーザ・ユーザ情報要素24
03が事象通知メッセージか否かを判定する(ステップ
2603)。事象通知メッセージでない場合、本発明と
関係ない処理を行う。事象通知メッセージである場合、
事象通知メッセージに含まれる情報に従って、ベル信号
/ランプ点灯/メッセージ表示/音声アナウンス(IS
DN電話機内に音声装置を設け、これにより事象通知内
容を再生)等により、事象発生を報知する(ステップ2
606)。更に、一時信号コネクションをISDNの手
順に従って解放する(ステップ2607)。
【0058】次に、事象通知システム4において、IS
DNのユーザ・ユーザ情報要素を用いた別の事象通知例
を示す。自動処理装置101は、事象が発生すると、I
SDN電話機(または端末)2301に対して発呼する
。発呼には、ISDNメッセージの一つである呼設定メ
ッセージを使用する。そして、この呼設定メッセージを
使用して、事象発生を通知する。呼設定メッセージの例
を図32に示す。この呼設定メッセージ3211は、通
常の呼設定用情報要素群3212と,事象通知メッセー
ジを載せたユーザ・ユーザ情報要素3213とから構成
される。通常の呼設定用情報要素群3212は、プロト
コル識別子,呼番号,メッセージ識別,伝達能力,着番
号,チャネル識別子等から構成される。着番号には、通
知先電話番号503が設定される。事象通知メッセージ
は、図5の事象通知指示メッセージ501と同様の構成
である。
【0059】図33は、前記事象通知例における自動処
理装置101の自動処理装置プロセッサ113の動作を
示すフロー図である。事象発生を検出すると(ステップ
3321)、通知先電話番号が示すISDN電話機23
01に対して呼設定メッセージ3211を使用して発呼
する。その際、呼設定メッセージ3211には、事象通
知メッセージを載せたユーザ・ユーザ情報要素3213
を付加する(ステップ3322)。次に、通知先電話番
号をリセットする(ステップ3323)。その後、通常
のISDNの発呼時の手順に従う(ステップ3324)
【0060】図34は、前記事象通知例におけるISD
N電話機2301の動作を示すフロー図である。ISD
N電話機2301は、自動処理装置101からの呼設定
メッセージを受ける(ステップ3431)。次に、呼設
定メッセージ内にユーザ・ユーザ情報要素3213があ
るか否か、また、ユーザ・ユーザ情報要素3213があ
る場合にはそれが事象通知メッセージか否かを判断する
(ステップ3432)。ユーザ・ユーザ情報要素321
3がない場合および事象通知メッセージでない場合は、
本発明と関係のない処理を行う。ユーザ・ユーザ情報要
素3213があり且つそれが事象通知メッセージである
場合は、事象通知メッセージに含まれる情報に従ってベ
ル制御/ランプ点灯/メッセージ表示/音声アナウンス
等により、事象発生を報知する(ステップ3433)。 事象報知後、呼設定メッセージをキャンセルするために
、ISDNメッセージの一つである解放完了メッセージ
をISDN交換機2303へ送信する(ステップ343
4)。
【0061】図27は、本発明のさらに他の実施例の事
象通知システム5の構成図である。この事象通知システ
ム5は、自動処理装置101と,LAN2702と,端
末2701とから構成される。この事象通知システム5
では、自動処理装置101が、直接的に端末2701に
事象発生を通知する。
【0062】自動処理装置101は、LAN機能を有す
る通信装置2703(通信装置111に対応)を備えて
いる。それ以外は図1の自動処理装置101の構成と同
じである。端末2701は、LAN機能と,自動処理装
置101からの事象発生通知に従って事象発生を報知す
る機能を有している。
【0063】自動処理装置101は、事象が発生すると
、端末2701に対して、図28に示すごときLANメ
ッセージ2801を送信する。LANメッセージ280
1は、LAN上での端末アドレス2802と,事象通知
メッセージ2803とから構成される。LAN上での端
末アドレス2802は、LAN2702上での端末27
01のアドレスであり、LAN2702にてLANメッ
セージ2801をルーティングするのに使用される。 事象通知メッセージ2803は、図5の事象通知指示メ
ッセージ501から通知先電話番号503を省いた構成
である。
【0064】図29は、端末2701の動作を示すフロ
ー図である。自動処理装置101からLANメッセージ
2801を受信すると(ステップ2901)、そのLA
Nメッセージに事象通知メッセージ2803が含まれる
か否かをチェックする(ステップ2902)。事象通知
メッセージ2803が含まれない場合、本発明と関係な
い処理を行う。事象通知メッセージ2803が含まれる
場合、事象通知メッセージ2803に含まれる情報に従
って、ブザー音/メッセージ表示/音声出力等により、
事象発生を報知する(ステップ2905)。
【0065】図30は、本発明のまたさらに他の実施例
の事象通知システム6の構成図である。この事象通知シ
ステム6は、自動処理装置101と,ホームバス300
2と,端末3001とから構成される。この事象通知シ
ステム6では、自動処理装置101が、直接的に端末3
001に事象発生を通知する。
【0066】自動処理装置101は、ホームバス機能を
有する通信装置3003(通信装置111に対応)を備
えている。それ以外は図1の自動処理装置101の構成
と同じである。端末3001は、ホームバス機能と,自
動処理装置101からの事象発生通知に従って事象発生
を報知する機能を有している。
【0067】自動処理装置101は、事象が発生すると
、端末3001に対して、図31に示すごときホームバ
ス・メッセージ3101を送信する。ホームバス・メッ
セージ3101は、ホームバス上での端末アドレス31
02と,事象通知メッセージ3103とから構成される
。ホームバス上での端末アドレス3102は、ホームバ
ス3002上での端末3001のアドレスであり、ホー
ムバス3002にてホームバス・メッセージ3101を
ルーティングするのに使用される。事象通知メッセージ
3103は、図5の事象通知指示メッセージ501から
通知先電話番号503を省いた構成である。端末300
1がホームバス・メッセージ3101を受信したときの
処理は、図29に示す処理と同様である。
【0068】この事象通知システム6の利用例としては
、家電製品の各種事象(ビデオテープレコーダのテープ
切れや録画終了,風呂の湯沸かし終了,パソコン通信で
の電子メイルの受信等)を、テレビや電話機等に通知す
るものが挙げられる。
【0069】
【発明の効果】自動処理装置において所定の事象が発生
した際、そのことを遠隔にいる利用者に迅速に自動処理
装置側から通知できるようになる。従って、利用者が自
動処理装置を監視する手間と時間の無駄がなくなり、能
率的になる。また、自動処理装置を効率的に使用できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の事象通知システムの一実施例の構成図
【図2】加入端末を例示する説明図。
【図3】電話番号管理部の動作のフロー図。
【図4】事象検出および通知指示部の動作のフロー図。
【図5】事象通知指示メッセージの構成図。
【図6】通知実行部の動作のフロー図。
【図7】電話番号分析表の説明図。
【図8】端末種別表の説明図。
【図9】電話番号管理部の動作の他のフロー図。
【図10】事象検出および通知指示部の動作の他のフロ
ー図。
【図11】無応答返信に対する自動処理装置の動作のフ
ロー図。
【図12】本発明の事象通知システムの他の実施例の構
成図。
【図13】発呼電話番号の説明図。
【図14】通知先電話番号登録処理部の動作のフロー図
【図15】電話番号登録メッセージの説明図。
【図16】電話番号入力メッセージの説明図。
【図17】通信インタフェースが共通線信号網である変
形実施例の構成図。
【図18】通信インタフェースがLANである変形実施
例の構成図。
【図19】通信インタフェースが無線ネットワークであ
る変形実施例の構成図。
【図20】本発明の事象通知システムのさらに他の実施
例の構成図。
【図21】事象発生通知を指示する電話番号の説明図。
【図22】加入者回路利用事象通知の検出部の動作のフ
ロー図。
【図23】本発明の事象通知システムのさらにまた他の
実施例の構成図。
【図24】ユーザ情報メッセージの説明図。
【図25】図23の自動処理装置プロセッサの動作のフ
ロー図。
【図26】図23のISDN電話機の動作のフロー図。
【図27】本発明の事象通知システムのさらに他の実施
例の構成図。
【図28】LANメッセージの説明図。
【図29】図27に示す端末の動作のフロー図。
【図30】本発明の事象通知システムのまたさらに他の
実施例の構成図。
【図31】ホームバス・メッセージの説明図。
【図32】呼設定メッセージの説明図。
【図33】図23の自動処理装置プロセッサの動作のフ
ロー図。
【図34】図23のISDN電話機の動作のフロー図。
【符号の説明】
101  自動処理装置 104  加入端末 105  交換機 106  電話番号入力装置 117  事象検出および通知指示部 122  電話番号分析表 123  端末種別表 126  音声装置 130  通知実行部。 2004  加入者回線 2304,2305  ISDNインタフェース270
2  ローカルエリアネットワーク3002  ホーム
バス

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  自動処理装置と,その自動処理装置が
    接続された交換機と,その交換機に接続された加入端末
    とを具備し、前記自動処理装置は、前記加入端末の電話
    番号を入力する通知先電話番号入力手段と,自動処理装
    置における事象発生を検出する事象発生検出手段と,事
    象発生を検出したときに前記交換機に前記電話番号の加
    入端末に事象発生を通知するように指示する事象発生通
    知指示手段とを含み、前記交換機は、前記事象発生通知
    指示を受け取ったときに前記電話番号の加入端末に発呼
    して前記自動処理装置における事象発生を通知する事象
    発生通知実行手段を含むことを特徴とする事象通知シス
    テム。
  2. 【請求項2】  請求項1の事象通知システムにおいて
    、通知先電話番号入力手段は同報番号の入力を受け付け
    、自動処理装置または交換機は、前記同報番号を電話番
    号に翻訳する同報番号電話番号翻訳手段を含むことを特
    徴とする事象通知システム。
  3. 【請求項3】  請求項1または請求項2の事象通知シ
    ステムにおいて、自動処理装置は、事象発生通知指示を
    行った後で当該電話番号のリセットを行う電話番号リセ
    ット手段をさらに含むことを特徴とする事象通知システ
    ム。
  4. 【請求項4】  請求項1または請求項2の事象通知シ
    ステムにおいて、自動処理装置は、新たな電話番号が入
    力された時に先の電話番号を更新する電話番号更新手段
    をさらに含むことを特徴とする事象通知システム。
  5. 【請求項5】  請求項1から請求項4のいずれかの事
    象通知システムにおいて、交換機は、加入端末に対して
    音声で事象発生を通知する音声通知手段を含むことを特
    徴とする事象通知システム。
  6. 【請求項6】  請求項5の事象通知システムにおいて
    、交換機に接続された音声放送装置をさらに具備し、交
    換機は、前記音声放送装置に音声通知手段を接続し、放
    送によって事象発生を通知することを特徴とする事象通
    知システム。
  7. 【請求項7】  請求項1から請求項6のいずれかの事
    象通知システムにおいて、交換機と加入端末がアナログ
    回線により接続され、加入端末がアナログ電話機であり
    、交換機は、ベル信号によって事象発生を通知すること
    を特徴とする事象通知システム。
  8. 【請求項8】  請求項7の事象通知システムにおいて
    、交換機は、通常呼出し用ベル信号とは異なるパターン
    の事象通知用ベル信号を用いることを特徴とする事象通
    知システム。
  9. 【請求項9】  請求項1から請求項6のいずれかの事
    象通知システムにおいて、交換機と加入端末がアウトバ
    ンド信号方式のディジタル回線により接続され、交換機
    は、アウトバンド信号によって事象発生を通知すること
    を特徴とする事象通知システム。
  10. 【請求項10】  請求項9の事象通知システムにおい
    て、交換機は、事象発生通知用メッセージ表示制御情報
    または事象発生通知用ランプ点燈制御情報の少なくとも
    一方をアウトバンド信号にのせることを特徴とする事象
    通知システム。
  11. 【請求項11】  請求項1から請求項6のいずれかの
    事象通知システムにおいて、交換機と加入端末が無線に
    より接続されていることを特徴とする事象通知システム
  12. 【請求項12】  請求項11の事象通知システムにお
    いて、加入端末がポケットベルであることを特徴とする
    事象通知システム。
  13. 【請求項13】  請求項1から請求項12のいずれか
    の事象通知システムにおいて、通知先電話番号入力手段
    はパーソナルコードの入力を受け付け、自動処理装置ま
    たは交換機は、前記パーソナルコードを電話番号に翻訳
    するパーソナルコード電話番号翻訳手段を含むことを特
    徴とする事象通知システム。
  14. 【請求項14】  請求項1から請求項13のいずれか
    の事象通知システムにおいて、交換機は、加入端末への
    事象発生通知実行時の所定期間に加入端末からの応答が
    あるか否かを検出する応答検出手段と,前記応答がない
    ときには自動処理装置に無応答である旨の返信を行う無
    応答返信手段を含み、自動処理装置は、前記無応答返信
    を受け取った時に事象が継続しているか否かを確認する
    事象継続確認手段と,事象が継続しているときには前記
    交換機に前記加入端末に事象発生を通知するように指示
    する事象発生通知再指示手段とを含むことを特徴とする
    事象通知システム。
  15. 【請求項15】  請求項1から請求項14のいずれか
    の事象通知システムにおいて、自動処理装置がその本来
    の機能のためのデータ読み取り手段を含み、そのデータ
    読み取り手段が通知先電話番号入力手段を兼用すること
    を特徴とする事象通知システム。
  16. 【請求項16】  請求項1から請求項15のいずれか
    の事象通知システムにおいて、自動処理装置と交換機と
    が共通線信号網により接続されていることを特徴とする
    事象通知システム。
  17. 【請求項17】  請求項1から請求項15のいずれか
    の事象通知システムにおいて、自動処理装置と交換機と
    がローカルエリアネットワークにより接続されているこ
    とを特徴とする事象通知システム。
  18. 【請求項18】  請求項1から請求項15のいずれか
    の事象通知システムにおいて、自動処理装置と交換機と
    が無線ネットワークにより接続されていることを特徴と
    する事象通知システム。
  19. 【請求項19】  請求項1から請求項15のいずれか
    の事象通知システムにおいて、自動処理装置と交換機と
    が加入者回線によって接続され、自動処理装置は、発呼
    手順を用いて交換機への事象通知指示を行うことを特徴
    とする事象通知システム。
  20. 【請求項20】  自動処理装置と,その自動処理装置
    がISDNインタフェースにより接続された交換機と,
    その交換機にISDNインタフェースにより接続された
    加入端末とを具備し、前記自動処理装置は、前記加入端
    末の電話番号を入力する通知先電話番号入力手段と,自
    動処理装置における事象発生を検出する事象発生検出手
    段と,事象発生を検出したときに前記交換機を介して前
    記電話番号の加入端末に対しISDNインタフェース内
    Dチャネルのユーザ間情報を用いて事象発生を通知する
    事象発生通知手段とを含むことを特徴とする事象通知シ
    ステム。
  21. 【請求項21】  自動処理装置と,その自動処理装置
    が接続されたローカルエリアネットワークと,そのロー
    カルエリアネットワークに接続された端末とを具備し、
    前記自動処理装置は、前記端末のアドレスを入力する通
    知先アドレス入力手段と,自動処理装置における事象発
    生を検出する事象発生検出手段と,事象発生を検出した
    ときに前記ローカルエリアネットワークを介して前記ア
    ドレスの端末に対しLANメッセージを用いて事象発生
    を通知する事象発生通知手段とを含むことを特徴とする
    事象通知システム。
  22. 【請求項22】  自動処理装置と,その自動処理装置
    が接続されたホームバス,そのホームバスに接続された
    端末とを具備し、前記自動処理装置は、前記端末のアド
    レスを入力する通知先アドレス入力手段と,自動処理装
    置における事象発生を検出する事象発生検出手段と,事
    象発生を検出したときに前記ホームバスを介して前記ア
    ドレスの端末に対しホームバス・メッセージを用いて事
    象発生を通知する事象発生通知手段とを含むことを特徴
    とする事象通知システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198610A (ja) * 1996-11-26 1998-07-31 Lucent Technol Inc データをダウンロードする方法

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JPH10198610A (ja) * 1996-11-26 1998-07-31 Lucent Technol Inc データをダウンロードする方法

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