JPH04264535A - 保持金具とプリズムとの接合体 - Google Patents

保持金具とプリズムとの接合体

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JPH04264535A
JPH04264535A JP2648091A JP2648091A JPH04264535A JP H04264535 A JPH04264535 A JP H04264535A JP 2648091 A JP2648091 A JP 2648091A JP 2648091 A JP2648091 A JP 2648091A JP H04264535 A JPH04264535 A JP H04264535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
glass
holding
inner circumferential
holding fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2648091A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kojima
孝夫 小島
Nobuo Kawai
伸夫 川合
Katsuyoshi Mizumoto
克芳 水元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2648091A priority Critical patent/JPH04264535A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に混合燃料のガソリ
ンとアルコールとの混合比を光学的に検出するための液
体混合比センサに用いる保持金具とプリズムとの接合体
に関する。
【0002】
【従来の技術】混合燃料の液体混合比センサに用いる保
持金具とプリズムとの接合体は、従来より、内周縁を有
する筒状の保持金具の縁開口に、ガラスリング、プリズ
ムを同軸的に嵌め込み、ガラスリングの軟化温度以上の
雰囲気中でガラスリングを加圧することにより製造され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の技術
は以下のような欠点がある。光学ガラス系のガラスリン
グで封着を行うと、流動性に劣るため、各部材の寸法、
加圧力、温度等の封着条件を厳密に管理する必要があり
、封着作業にコストがかかる。ガラスリングにハンダ系
のガラスを用いると上記の欠点は解決されるが、耐蝕性
に劣るハンダ系のガラスが混合燃料に冒され、接合体の
耐久性に支障が出る。
【0004】本発明の目的は、接合体の耐久性を低下さ
せることなく、封着作業のコストを低減した保持金具と
プリズムとの接合体の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため、
本発明は内周縁を有する筒状の保持金具と、前記内周縁
内の開口を塞ぐように固着される光学ガラス製のプリズ
ムとの接合体において、前記内周縁は、先端側が狭く、
後端側が広い内周壁を有し、前記プリズムは、後端側か
ら前記開口を塞ぐように前記内周壁に設置され、前記プ
リズムの先端部外周と前記内周壁の後部との間をハンダ
系のガラスで融着した構成を採用した。
【0006】
【作用および発明の効果】流動性が良いハンダ系のガラ
スリングで封着を行っているので、プリズム、ハンダ系
のガラス、保持金具の各寸法、封着温度等の封着条件を
厳密に管理しなくても良く、封着作業にコストがかから
ない。なお、プリズムが保持金具の後端側から内周縁内
の開口を塞ぐように内周壁に設置され、ハンダ系のガラ
スは、プリズムの先端部外周と内周壁の後部との間に存
在し、ハンダ系のガラスが被測定液体に直接晒されない
構造を呈するので接合体の耐久性は高い。
【0007】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1および図2
に基づいて説明する。図1に示すように、保持金具とプ
リズムとの接合体Aは、先端側が狭く後端側が広い内周
壁11を持つ内周縁12を有する筒状の保持金具1と、
保持金具1の後端側から内周縁12内の開口13を塞ぐ
ように光学ガラス系のプリズム2を配し、プリズム2の
先端部外周21と内周壁12の後部14との間をハンダ
系のガラス3で融着している。
【0008】略円筒状を呈する保持金具1は、50Ni
− 50Feからなる材料で形成され、内周壁11の後
部14の内径が10.2mm、後部14の高さが1mm
に設定されている。プリズム2は、BaF系のガラス材
料で形成され、直径8mm、高さ8mmの円柱状を呈す
る。ガラス3は、ハンダ系のIWF7570(商品名)
である。
【0009】次に、接合体Aの製造方法を図2に基づい
て説明する。 (1)溶融したガラス3(ガラスリング30が溶融した
もの)との濡れ性向上のため、封着前に保持金具1に予
備酸化処理(大気中、400℃×1.5時間)を行う(
第2〜第10実施例の保持金具1にも同様に行う)。 (2)保持金具1の後端側から開口13を塞ぐようにプ
リズム2を内周壁11に載置し、プリズム2の先端部外
周21と内周壁11の後部14との間に、内径8.2m
m、外径10mm、高さ1.2mmのリング状を呈する
ガラスリング30を遊嵌する。 (3)ガラスリング30のみ溶融する熱(中性雰囲気、
550℃×10分)を加え、保持金具1にプリズム2を
接合する。
【0010】この接合体Aは、保持金具1内側のプリズ
ム2の近傍に発光ダイオード4、ホトダイオード5、6
を取り付けて混合比センサとして組み付けられ、混合燃
料7にプリズム2の端面22が晒されるように燃料パイ
プ8に配設され、ガソリンとアルコールの混合比を光学
的に検出する。
【0011】次に、本発明の第2〜第5実施例を図3と
ともに説明する。第2〜第5実施例の保持金具とプリズ
ムとの接合体においては、内周縁12(後部14の内径
は10.2mm、後部14の高さは1mm)の開口13
側の内周壁11にガラス係止段111(高さ0.5mm
、幅0.5mm)を形成している。なお、プリズム2の
大きさ及び材質、ガラスリング30の大きさは第1実施
例品と同じにされている。また、保持金具1は第3実施
例(保持金具1に12Co− 50Fe− 38Niか
らなる材料を用いた)を除き、第1実施例品と同じ組成
のものが使用されている。さらに、第2〜第5実施例の
ガラスリング30(融着は、中性雰囲気中、550℃×
10分)は、それぞれIWF7575(商品名)、IW
F7583(商品名)、IWF7590(商品名)、A
SF1304(商品名)である。
【0012】次に、本発明の第6、第7実施例を図4と
ともに説明する。第6〜第7実施例の保持金具とプリズ
ムとの接合体においては、内周壁11の後部14をテー
パにしている。また、これらの実施例でも同様のガラス
係止段111が形成され、プリズム2の大きさ及び材質
、ガラスリング30の大きさは第1実施例品と同じにさ
れている。さらに、第6〜第7実施例のガラスリング3
0(封着は、中性雰囲気中、550℃×10分)は、そ
れぞれIWF7570、IWF7575である。
【0013】次に、本発明の第8実施例を図5とともに
説明する。本実施例の保持金具とプリズムとの接合体に
おいては、内周壁11はテーパ状に形成され、同様のガ
ラス係止段111が形成されている。また、プリズム2
の大きさ及び材質、ガラスリング30の大きさは第1実
施例品と同じにされている。さらに、ガラスリング30
(封着は、中性雰囲気中、550℃×10分)はIWF
7583である。
【0014】次に、本発明の第9、第10実施例を図6
とともに説明する。これらの実施例においても、同様の
ガラス係止段111が形成され、プリズム2の大きさ及
び材質は第1実施例ものと同じであり、保持金具1は第
2〜第5実施例のものと同じとし、ガラスリング30は
外径φ10.1、内径φ8.5、高さ1.5mmのリン
グ状である。これにより、ガラスリング30とプリズム
2との間に若干の隙間が得られ、封着時にプリズム側へ
ガラスリングが融着しやすいという影響を防ぐことがで
き、作業が安定する。ここでは、ガラスリング30(封
着は、中性雰囲気中、550℃×10分)は、IWF7
575(第9実施例)、ASF1304(第10実施例
)である。
【0015】以下、上記第1〜第10実施例の効果を述
べる。 (あ)第1〜第10実施例の接合体(実施例毎に10個
ずつ製造した)にHeリークテストを行ったところ、全
て、10−8atm・cc/sec以下であり、かつ同
一実施例内におけるリーク量のばらつきは少なかった。 これは、治具等を用いずに封着しているのでガラスリン
グ30が溶融する際、不純物が混じらず、気泡の発生が
少ないためであると考えられる。 (い)第1〜第10実施例の接合体は、封着性に優れる
が耐蝕性に劣るハンダ系のガラス3が直接混合燃料に晒
されない構造であり、アルコールやガソリンによりガラ
ス3(ガラスリング30が溶融後、固化したもの)が冒
され難いので、耐久性に優れた液体混合比センサが製造
できる。 (う)第1〜第10実施例の接合体の保持金具1にニッ
ケルメッキを行う際(メッキ時には蓋をする)、ガラス
3がメッキ液に晒されない。 (え)ガラスリング30は、全てハンダ系のガラスであ
り流動性が良いため、プリズム2、保持金具1との隙間
は、仮に、プリズム2、保持金具1、ガラスリング30
に多少の寸法公差があっても、封着時に埋まる。このた
め、厳格な寸法公差が要求されず作業管理コストを低く
できる。 (お)ガラス係止段111の存在(第2実施例〜第10
実施例)により、プリズム2の位置決めが容易に行える
。また、このガラス係止段111により、ガラス3から
混合燃料7までの距離が稼げるので混合燃料7によるガ
ラス3の腐蝕は起こり難い。
【0016】本発明は、上記実施例以外に、次の実施態
様を含む。a.図7に示すように、隙間15の容積がガ
ラスリング30の容積の1/3を越えるとガラス3中に
気泡が多く残存するようになるので、隙間15はガラス
リング30の容積の1/3以下、好ましくは1/5以下
が望ましい。b.ガラスリング30がハンダ系のガラス
であるので低い温度でガラスリング30が溶融し、かつ
保持金具1との接合性も良いので、必ずしも、保持金具
1に予備酸化処理を施す必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る液体混合比センサの
断面図である。
【図2】そのセンサに用いる保持金具とプリズムとの接
合体に関する説明図である。
【図3】本発明の第2〜第5実施例に係る保持金具とプ
リズムとの接合体に関する説明図である。
【図4】本発明の第6、第7実施例に係る保持金具とプ
リズムとの接合体に関する説明図である。
【図5】本発明の第8実施例に係る保持金具とプリズム
との接合体に関する説明図である。
【図6】本発明の第9、第10実施例に係る保持金具と
プリズムとの接合体に関する説明図である。
【図7】隙間の限界を説明するための説明図である。
【符号の説明】
A  保持金具とプリズムとの接合体 1  保持金具 2  プリズム 3  ガラス 11  内周壁 12  内周縁 13  開口 14  後部 21  先端部外周

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内周縁を有する筒状の保持金具と、前
    記内周縁内の開口を塞ぐように固着される光学ガラス製
    のプリズムとの接合体において、前記内周縁は、先端側
    が狭く、後端側が広い内周壁を有し、前記プリズムは、
    後端側から前記開口を塞ぐように前記内周壁に設置され
    、前記プリズムの先端部外周と前記内周壁の後部との間
    をハンダ系のガラスで融着したことを特徴とする保持金
    具とプリズムとの接合体。
JP2648091A 1991-02-20 1991-02-20 保持金具とプリズムとの接合体 Pending JPH04264535A (ja)

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JP2648091A JPH04264535A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 保持金具とプリズムとの接合体

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JP2648091A JPH04264535A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 保持金具とプリズムとの接合体

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JP2648091A Pending JPH04264535A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 保持金具とプリズムとの接合体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0872723A2 (de) * 1997-04-18 1998-10-21 ENDRESS + HAUSER CONDUCTA GESELLSCHAFT FÜR MESS UND REGELTECHNIK mbH & Co. Optischer Sensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0872723A2 (de) * 1997-04-18 1998-10-21 ENDRESS + HAUSER CONDUCTA GESELLSCHAFT FÜR MESS UND REGELTECHNIK mbH & Co. Optischer Sensor
EP0872723A3 (de) * 1997-04-18 1999-04-14 ENDRESS + HAUSER CONDUCTA GESELLSCHAFT FÜR MESS UND REGELTECHNIK mbH & Co. Optischer Sensor

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