JPH03129171A - 圧力伝送器の製造方法 - Google Patents

圧力伝送器の製造方法

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JPH03129171A
JPH03129171A JP26495189A JP26495189A JPH03129171A JP H03129171 A JPH03129171 A JP H03129171A JP 26495189 A JP26495189 A JP 26495189A JP 26495189 A JP26495189 A JP 26495189A JP H03129171 A JPH03129171 A JP H03129171A
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Japan
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tantalum
stainless steel
diaphragm
welding
ring
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JP26495189A
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Akira Nagasu
長須 章
Yoshiki Yamamoto
山本 芳己
Tomoyuki Hida
朋之 飛田
Akira Kurosawa
亮 黒沢
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Hitachi High Tech Control Systems Corp
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Hitachi Ltd
Hitachi Naka Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は伝送器におけるタンタルダイアフラムの接合方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来はタンタルダイアフラムはろう付によってステンレ
スのフランジに接合してきた。しかし、タンタルとステ
ンレスの熱膨張係数が大きく違うためにタンタルダイア
フラムがろう何役変形し、たいへん歩留りが悪かった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は歩留りについて配慮されておらず歩留り
が悪いため原価高の問題があった。
本発明は、歩留りを向上されることを目的としており、
さらにタンタルとステンレスの接合方法を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、ステンレスとタンタルの接
合方法に溶接を採用したものである。
しかし、溶接と言ってもタンタルとステンレスを直接溶
接するのではなく、ステンレスのみを溶接によって溶か
し、タンタルと接合したものである。従って、ステンレ
スをろう材とした接合方法である。
〔作用〕
タンタルとステンレスの溶接は、タンタルの融点が約3
000℃、ステンレスの融点が約1450℃と倍以上達
うため直接溶接することは不可である。しかし、融点が
倍以上達うことに着目して、ステンレス部のみを電子ビ
ーム溶接等により溶融させ、ステンレスがろう材として
作用しステンレスとタンタルを接合できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第3図〜第4図により説明す
る。第2図は、タンタルダイアフラムを多く使用する伝
送器の一外観を示す。本伝送器は、プロセス流体に接す
る接液フランジ部6、圧力を伝達するための液7が封入
されているキャピラリーチューブ5、圧力を検出するた
めのセンサが収納されている本体4から構成されている
。接液フランジ部6の詳細を第1図に示す。フランジ1
のプロセス流体に接する側にタンタルリング2を接合し
、さらに、タンタルダイアフラム3を被せて、タンタル
ダイアフラム3とタンタルリング2を溶接する。ステン
レスのフランジ1にタンクルダイアフラム3を溶接する
方法を第3図〜第4図により説明する。フランジlにタ
ンクルリング2と同一寸法の溝を設け、その溝にタンタ
ルリング2を挿入する。タンタルリング2の厚さは0.
5〜1allとする。次にタンタルリング2の外周部の
ステンレスを電子ビーム溶接機により溶かす。このとき
、電子ビームの焦点aはタンタルリング2外周より0.
2〜Q 、 511111とする。タンタルの融点はス
テンレスの約2倍であるのでステンレスを溶かしてもタ
ンタルは溶けることはない。従って、電子ビームによっ
て溶けたステンレスがろう材となり、タンタルリング2
とステンレスのフランジ1はb面にて接合される。この
ようにタンクルリング2を接合したフランジ1に第3図
に示すような形状のタンタルダイアフラム3を被せ第4
図のようにタンタルリング2とタンタルダイアフラム3
を溶接する。タンタルダイアフラム3とタンタルリング
2の溶接は同材質なので容易に溶接することが出来る。
本伝送器で測定流体に接する箇所は、ダイアフラム部C
とフランジパツキン座部dであり、この箇が、腐食性流
体を測定する場合に耐食性が要求される。本実施例によ
れば、測定流体に接する接液部は全てタンタルで覆われ
ている。タンタルリング2とフランジ1の接合部は、タ
ンタルとステンレスの接合となっているがタンタルダイ
アフラム3に覆われているので測定流体に接することは
無い。これらの接合方法により接液部の材質は全てタン
タルとなる。また、これらの溶接は全て電子ビームを用
いて溶接する。電子ビーム溶接は小さい面積に大きなエ
ネルギーが得られるため、溶接による歪がたいへん小さ
い。また、真空中で溶接を行うために最上の不活性雰囲
気のため非常に安定した溶接が得られる。また、歩留り
について、ろう付方法は高温にて行うためステンレスと
タンタルの膨張係数の違いからダイアフラムが変形して
しまうものが多く、歩留りが悪く原価高となっていた。
しかし、本発明によれば安定した溶接が保たれるため、
ダイアフラム変形もなく、歩留りも大巾に向上し、結果
的に原価低減につながった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ステンレスとタンタルの接合、溶接に
て接合が可能になったので、ろう付による接合と比べ歩
留りが向上した。これにより原価低減をはかることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の詳細断面図、第2図は外観
図、第3図、第4図は本発明の説明図である。 工・・・フランジ、2・・・タンクルリング、3・・・
タンタルダイアフラム、4・・・本体、5・・・キャピ
ラリーチ第 1 図 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タンタル材とステンレス材の接合において、ステン
    レス材のみを溶かし、ステンレス材をろう材として、タ
    ンタル材とステンレス材を接合することを特徴とするタ
    ンタルダイアフラムの接合方法。 2、請求項1記載の方法によつて接合したタンタルリン
    グを有するステンレス母材とタンタルリングとタンタル
    ダイアフラムを溶接することによつてタンタルダイアフ
    ラムを取り付けたことを特徴とするタンタルダイアフラ
    ムの伝送器。
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