JPH0426381Y2 - - Google Patents

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JPH0426381Y2
JPH0426381Y2 JP1984011340U JP1134084U JPH0426381Y2 JP H0426381 Y2 JPH0426381 Y2 JP H0426381Y2 JP 1984011340 U JP1984011340 U JP 1984011340U JP 1134084 U JP1134084 U JP 1134084U JP H0426381 Y2 JPH0426381 Y2 JP H0426381Y2
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JP
Japan
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shaped glass
main body
storage case
glass substrate
width
Prior art date
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JP1984011340U
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JPS60123381U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は円盤状ガラス基板の取出装置に関
し、詳しくはフオトマスクブランク用透明基板、
フオトマスクブランク、フオトマスク、ガラスウ
エハ等の取り扱いに使用する円盤状ガラス基板の
取出装置を提供しようとするものである。
[従来の技術] 従来、上述のようなガラスウエハを代表とする
円盤状ガラス基板は、各種の加工あるいは処理に
際し、その前後に必ず表面状態の改善を図る目的
で純水等により洗浄している。洗浄にあたつては
運搬用の収納ケースから洗浄かごに入れ換える
が、このとき円盤状ガラス基板をその表面に触れ
ずに取り出すために、第1図に示すように収納ケ
ース1を片方の手2′で持つて傾け、円盤状ガラ
ス基板3が自重で出てくるところをもう一方の手
2″で掴むようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] この場合、1度にたくさんの円盤状ガラス基
板3が出てきてしまうので、1枚づつ円盤状ガラ
ス基板3を取り出すたびごとに収納ケース1を繰
り返して傾ける操作が必要であり、また、それ
によつて取り出し損ね、あるいは受け損ねてしま
うことがあり、しかも上記の傾ける操作の繰り
返しによつて円盤状ガラス基板3の端部がこす
れ、以上の点を原因として、円盤状ガラス基板3
の落下や円盤状ガラス基板3の欠け、こすれによ
るキズ等が多発して不良品発生の大きな原因とな
つていた。
[問題点を解決するための手段] そのためこの考案の円盤状ガラス基板の取出装
置は、基台上に、開口部を有するほぼ箱状体から
なり、その内部に複数の円盤状ガラス基板を収納
する収納ケースと、平面ほぼ矩形からなり、かつ
対向したスライド面と裏面とを有するとともに、
前記スライド面に前記収納ケースの開口部を対向
させた状態で、前記収納ケースをスライド面上を
摺動自在となるように保持する本体とを備え、前
記収納ケースはその内部に前記複数の円盤状ガラ
ス基板をその幅方向が前記摺動方向に実質的に垂
直になるように配列し、前記基台の主表面には支
持部材と係止部材とが立設され、前記本体はその
長手方向の一端部が前記支持部材に回動自在に支
持され、かつ、裏面を前記係止部材の先端部に当
接させることにより係止され、前記本体はそのス
ライド面の所定の位置に、前記収納ケース内に摺
動方向に配列された複数の円盤状ガラス基板のう
ちの1つを選択的に取り出す取出口が穿設され、
この取出口の形状は摺動方向に沿つて次第に幅が
拡大し、最大幅が前記ガラス基板の幅より大とな
ることを特徴とする。
しかして、ガラスウエハ等を取り扱う工程にお
いて、円盤状ガラス基板を1枚ずつ確実に取り出
すとともに、円盤状ガラス基板に接触するキズ等
を付けることのないようにした円盤状ガラス基板
の取出装置を提供することを目的としている。
[実施例] 以下この考案の円盤状ガラス基板の取出装置の
1実施例を図面に基いて説明する。
第2図および第3図において、11は適当な基
台上に設置した支持部材たる軸受10に一端を軸
着した本体である。この本体11は他端を垂直線
の両側にわたり、すなわち第1象限と第2象限に
またがつて、首振り可能に保持されている。また
本体11は、首振りの一端または両端において所
定の角度で上記基台上に立設したストツパ21,
21′により、傾斜したまま係止することができ
る。このストツパ21,21′の先端部が本体1
1の裏面に当接することにより本体11は係止す
る。ストツパ21は第1象限において、ストツパ
21′は第2象限において本体11を保持してい
る。本体11の保持角度は上記ストツパ21,2
1′を伸縮可能とすることにより簡単に調節する
ことができる。
上記本体11は片面に収納ケース1の幅に等し
い幅を有し、両側にほぼ全長にわたつてガイド2
2が立設されている。ガイド22は上端をさらに
内方へ折り返されており、このガイド22へ収納
ケース1の開口面両外側に張り出したフランジ2
3を嵌挿することにより、収納ケース1を上記ス
ライド面12に沿つて摺動することができる。も
ちろん、ガイド22、フランジ23なくてもよ
い。
また本体11はその適所に所定のサイズの取出
口13が形成されている。この取出口13は、収
納ケース1の摺動する方向に沿つて次第に幅が拡
大し、最大幅lが円盤状ガラス基板3の幅より大
となる切欠き14を形成している。したがつて、
取り出そうとするガラスウエハ等の円盤状ガラス
基板3は、前後の円盤状ガラス基板3がこの取出
口13の切欠き14の傾斜部分によつて脱落を防
止されるので、1枚ずつ確実に取り出すことがで
きる。
この考案における上記取出口13の形状として
は、第4図および第5図に示すように、長軸の長
さlがほぼ円盤状ガラス基板3の長さに等しい長
円形からなる取出口13′、あるいは四辺形から
なる取出口13″が望ましい。切欠き14のV字
状部分の角度θは、円盤状ガラス基板3を取り出
すペースを勘案して適宜決定することができる。
次にこの考案の円盤状ガラス基板の取出装置の
動作について説明する。
先ず本体11をスライド面12が斜め下向きに
なる角度にストツパ21′により保持する。この
スライド面12に収納ケース1をその開口面を当
接するとともに、フランジ23を本体11のガイ
ド22に嵌挿する。次に収納ケース1を保持した
本体11の首を振り、スライド面な斜め上向きで
ストツパ21により保持する。
このフランジ23をガイド22に嵌挿した収納
ケース1を、本体11のスライド面に沿つて徐々
に上昇あるいは下降させる。そして本体11の取
出口13にさしかかつた円盤状ガラス基板3は、
切欠き14の傾斜面に外周面の2点を保持された
状態で、徐々に2点間の幅wを広げつつ下降し、
取出口13から1枚ずつ一定の間隔aを保つたま
まで順次滑りでてくる。
第6図はこの考案の他の実施例を示すもので、
本体11内にほぼ相似形でガイド22内に収納で
きる幅の中枠31を収納できるようにしたもので
ある。中枠31も両側にガイド32と取出口33
が形成されており、この中枠31の取出口33は
筒状本体11の取出口13に比してやや小さい相
似形に形成され、本体11内に収納した状態で取
出口13内に保持される位置に設けられている。
この中枠31を数種用意することにより、円盤状
ガラス基板3の種類が異なつても直ちに対応する
ことができる。34は指がかり用の穴で、この穴
34を利用して壁面等に吊すこともできる。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、円盤状ガラス
基板3が取出口13から1枚ずつ一定の間隔で順
次滑り出てくるので、円盤状ガラス基板3を受け
損ねて落下させてしまうことがない。
また、取出口13が円盤状ガラス基板3の幅方
向にV字状の切欠き14を有しているので、取出
口13の周面に円盤状ガラス基板3の表面が接触
することはなく、円盤状ガラス基板3の表面に接
触によるキズ等を付けることがない。しかも取出
口13はこのような形状に応じ、前後の円盤状ガ
ラス基板3はこの取出口13で脱落が確実に防止
されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の円盤状ガラス基板の取り出し方
を示す斜視図、第2図はこの考案の円盤状ガラス
基板の取出装置の1実施例を示す斜視図、第3図
はその側面図、第4図は取出口13の形状の1例
を示す拡大正面図、第5図は他の例を示す拡大正
面図、第6図はこの考案の円盤状ガラス基板の取
出装置の他の実施例を示す斜視図である。 1……収納ケース、3……円盤状ガラス基板、
11……本体、12……スライド面、、13……
取出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上に、開口部を有するほぼ箱状体からな
    り、その内部に複数の円盤状ガラス基板を収納す
    る収納ケースと、平面ほぼ矩形からなり、かつ対
    向したスライド面と裏面とを有するとともに、前
    記スライド面に前記収納ケースの開口部を対向さ
    せた状態で、前記収納ケースをスライド面上を摺
    動自在となるように保持する本体とを備え、前記
    収納ケースのその内部に前記複数の円盤状ガラス
    基板をその幅方向が前記摺動方向に実質的に垂直
    になるように配列し、前記基台の主表面には支持
    部材と係止部材とが立設され、前記本体はその長
    手方向の一端部が前記支持部材に回動自在に支持
    され、かつ、裏面を前記係止部材の先端部に当接
    させることにより係止され、前記本体はそのスラ
    イド面の所定の位置に、前記収納ケース内に摺動
    方向に配列された複数の円盤状ガラス基板のうち
    の1つを選択的に取り出す取出口が穿設され、こ
    の取出口の形状は摺動方向に沿つて次第に幅が拡
    大し、最大幅が前記ガラス基板の幅より大となる
    ことを特徴とする円盤状ガラス基板の取出装置。
JP1134084U 1984-01-30 1984-01-30 円盤状ガラス基板の取出装置 Granted JPS60123381U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1134084U JPS60123381U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 円盤状ガラス基板の取出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1134084U JPS60123381U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 円盤状ガラス基板の取出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60123381U JPS60123381U (ja) 1985-08-20
JPH0426381Y2 true JPH0426381Y2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=30493370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1134084U Granted JPS60123381U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 円盤状ガラス基板の取出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60123381U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118182A (en) * 1974-04-18 1976-02-13 Keiji Kanai Hijodatsushutsuyo sochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118182A (en) * 1974-04-18 1976-02-13 Keiji Kanai Hijodatsushutsuyo sochi

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Publication number Publication date
JPS60123381U (ja) 1985-08-20

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