JPH0426371Y2 - - Google Patents
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- JPH0426371Y2 JPH0426371Y2 JP1985186892U JP18689285U JPH0426371Y2 JP H0426371 Y2 JPH0426371 Y2 JP H0426371Y2 JP 1985186892 U JP1985186892 U JP 1985186892U JP 18689285 U JP18689285 U JP 18689285U JP H0426371 Y2 JPH0426371 Y2 JP H0426371Y2
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 19
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 239000002304 perfume Substances 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
この考案は香水など液体を収容するスポイト付
容器に関するものである。
容器に関するものである。
(2) 従来の技術、考案が解決しようとする問題点
従来のこの種容器は、液体を収容した容器と、
スポイトとが別々となつており、容器内の液体を
取出すには容器本体の口部からキヤツプを取外し
たうえ、スポイトと容器本体内に口部から挿し込
み、スポイトのゴム栓を押圧により圧縮させると
ともに、押圧をやめてゴム栓を弾性復元させるこ
とにより吸い上げていた。
スポイトとが別々となつており、容器内の液体を
取出すには容器本体の口部からキヤツプを取外し
たうえ、スポイトと容器本体内に口部から挿し込
み、スポイトのゴム栓を押圧により圧縮させると
ともに、押圧をやめてゴム栓を弾性復元させるこ
とにより吸い上げていた。
そのため、液体の取出作業が面倒で能率が悪い
とともに、スポイトを容器とは別に保管しなけれ
ばならないので紛失し易いという問題点があつ
た。
とともに、スポイトを容器とは別に保管しなけれ
ばならないので紛失し易いという問題点があつ
た。
そこで、この考案は液体の取出しを能率よく行
なうことができるとともに、スポイトの紛失事故
を確実に防止できるスポイト付容器を提供するこ
とを目的とする。
なうことができるとともに、スポイトの紛失事故
を確実に防止できるスポイト付容器を提供するこ
とを目的とする。
(3) 問題点を解決するための手段
前記問題点を解決するため、この考案のスポイ
ト付容器は次のような技術的手段を採用したこと
を特徴とする。すなわち、上部に口部を有する容
器本体と、この容器本体の口部に嵌合されるキヤ
ツプからなり、このキヤツプが、上下端が開口
し、かつ開口部をもつた頂壁が軸方向中間位置に
形成された円筒体を有し、この円筒体の開口部の
口縁に上下端が開口したスポイトの管体の上端を
固着してスポイトを垂下させた内キヤツプと、こ
の内キヤツプに外嵌され、頂壁に内キヤツプの上
端開口部より小径の開口部を有する外キヤツプ
と、この外キヤツプの開口部から突出する押圧
部、及び該押圧部の下部から外向きに張り出し、
外キヤツプの開口部の口縁に係合する係合部を有
し、外キヤツプに対して上下に摺動自在、かつ回
動自在に配置された押圧部材と、この押圧部材と
スポイトの管体の上端との間に、下端開口部が管
体の上端開口部に嵌着されて配置され、圧縮及び
弾性復元可能な弾性ゴム栓とを具え、内キヤツプ
の頂壁より上方の内面に底部の深さが円周方向に
順次階段状に異なる溝部が連接して切欠形成さ
れ、この溝部のそれぞれに嵌入する嵌入部が押圧
部材の係合部の外面に突設され、さらにこの嵌入
部が押圧部材の回動により各溝部に嵌入したと
き、内キヤツプに対する押圧部材の回動位置を位
置決める係止部が内キヤツプと押圧部材の相対向
する部分に押圧部材の移動方向を向いて摺動可能
に設けられていることである。
ト付容器は次のような技術的手段を採用したこと
を特徴とする。すなわち、上部に口部を有する容
器本体と、この容器本体の口部に嵌合されるキヤ
ツプからなり、このキヤツプが、上下端が開口
し、かつ開口部をもつた頂壁が軸方向中間位置に
形成された円筒体を有し、この円筒体の開口部の
口縁に上下端が開口したスポイトの管体の上端を
固着してスポイトを垂下させた内キヤツプと、こ
の内キヤツプに外嵌され、頂壁に内キヤツプの上
端開口部より小径の開口部を有する外キヤツプ
と、この外キヤツプの開口部から突出する押圧
部、及び該押圧部の下部から外向きに張り出し、
外キヤツプの開口部の口縁に係合する係合部を有
し、外キヤツプに対して上下に摺動自在、かつ回
動自在に配置された押圧部材と、この押圧部材と
スポイトの管体の上端との間に、下端開口部が管
体の上端開口部に嵌着されて配置され、圧縮及び
弾性復元可能な弾性ゴム栓とを具え、内キヤツプ
の頂壁より上方の内面に底部の深さが円周方向に
順次階段状に異なる溝部が連接して切欠形成さ
れ、この溝部のそれぞれに嵌入する嵌入部が押圧
部材の係合部の外面に突設され、さらにこの嵌入
部が押圧部材の回動により各溝部に嵌入したと
き、内キヤツプに対する押圧部材の回動位置を位
置決める係止部が内キヤツプと押圧部材の相対向
する部分に押圧部材の移動方向を向いて摺動可能
に設けられていることである。
(4) 実施例
第1〜3図において1はスポイト付容器で、こ
の容器1は上部にねじ2付円筒状口部3を有する
容器本体4と、容器本体4の口部3に嵌合される
キヤツプ5とからなつている。
の容器1は上部にねじ2付円筒状口部3を有する
容器本体4と、容器本体4の口部3に嵌合される
キヤツプ5とからなつている。
キヤツプ5は第4図に詳示するように、内キヤ
ツプ7と、外キヤツプ8と、押圧部材10と、弾
性ゴム栓11と、パツキン12とからなつてい
る。
ツプ7と、外キヤツプ8と、押圧部材10と、弾
性ゴム栓11と、パツキン12とからなつてい
る。
内キヤツプ7は上下端が開口し、かつ軸方向中
間位置に頂壁14が形成された円筒体15を有
し、この円筒体15の頂壁14より下方の内面に
は容器本体4の口部3に螺合により嵌合されるね
じ16が設けられている。円筒体15の頂壁14
には、ゴム栓11とスポイト18を構成し、上下
端が開口した管体19の上端が、頂壁14を貫通
して一体に固着され、スポイト18を同心状に垂
下させている。管体19の下端は図示省略した
が、容器本体4の底部近くまで延出されている。
円筒体15の頂壁14より上方の相対向する内面
には、上部が開口し、かつ底部が階段状になつて
その深さが円周方向に順次異なるように形成され
た溝部20a,20b,20c、及び21a,2
1b,21cが連接して切欠形成されている。溝
部20a,20b,20c、及び21a,21
b,21cと直交する向きの円筒体15の頂壁1
4より上方の相対向する内面には、円筒体15の
内外面にわたり切欠された切欠部23,24によ
つて、内面と面一となつた弾性壁25,26が形
成され、弾性壁25,26の内面には押圧部材1
0の回動位置決め用の係止突条28,29が縦向
きに突設されている。内キヤツプ7の管体19の
上端部内周には下端が開口した弾性ゴム栓11の
下方小径部11aが嵌着されている。また、内キ
ヤツプ7の管体19の上端部外周にはパツキン1
2が嵌挿により固着され、容器本体4の口部3と
の水密を保つようになつている。
間位置に頂壁14が形成された円筒体15を有
し、この円筒体15の頂壁14より下方の内面に
は容器本体4の口部3に螺合により嵌合されるね
じ16が設けられている。円筒体15の頂壁14
には、ゴム栓11とスポイト18を構成し、上下
端が開口した管体19の上端が、頂壁14を貫通
して一体に固着され、スポイト18を同心状に垂
下させている。管体19の下端は図示省略した
が、容器本体4の底部近くまで延出されている。
円筒体15の頂壁14より上方の相対向する内面
には、上部が開口し、かつ底部が階段状になつて
その深さが円周方向に順次異なるように形成され
た溝部20a,20b,20c、及び21a,2
1b,21cが連接して切欠形成されている。溝
部20a,20b,20c、及び21a,21
b,21cと直交する向きの円筒体15の頂壁1
4より上方の相対向する内面には、円筒体15の
内外面にわたり切欠された切欠部23,24によ
つて、内面と面一となつた弾性壁25,26が形
成され、弾性壁25,26の内面には押圧部材1
0の回動位置決め用の係止突条28,29が縦向
きに突設されている。内キヤツプ7の管体19の
上端部内周には下端が開口した弾性ゴム栓11の
下方小径部11aが嵌着されている。また、内キ
ヤツプ7の管体19の上端部外周にはパツキン1
2が嵌挿により固着され、容器本体4の口部3と
の水密を保つようになつている。
外キヤツプ8は内キヤツプ7に、内キヤツプ7
の円筒体15の上端をその頂壁32の内面に当接
させて外嵌されている。外嵌に際し、下端部の相
対向する内面に設けた凹部34を内キヤツプ7の
対応する外面に設けた突部35に嵌合させ、両キ
ヤツプ7,8が相対的に回動不能となるようにし
ている。前記により、内キヤツプ7のゴム栓11
は外キヤツプ8に覆われるが、外キヤツプ8に圧
縮されることはない。外キヤツプ8の頂壁32に
は中央部に内キヤツプ7の上端開口部より小径の
開口部37が設けられている。
の円筒体15の上端をその頂壁32の内面に当接
させて外嵌されている。外嵌に際し、下端部の相
対向する内面に設けた凹部34を内キヤツプ7の
対応する外面に設けた突部35に嵌合させ、両キ
ヤツプ7,8が相対的に回動不能となるようにし
ている。前記により、内キヤツプ7のゴム栓11
は外キヤツプ8に覆われるが、外キヤツプ8に圧
縮されることはない。外キヤツプ8の頂壁32に
は中央部に内キヤツプ7の上端開口部より小径の
開口部37が設けられている。
押圧部材10は外キヤツプ8の開口部37から
突出した円筒状押圧部40と、押圧部40の下端
から外向きに円筒状に張出し、開口部37の口縁
に係合する係合部42とからなり、内キヤツプ7
内における円筒体15の頂壁14より上方の空間
内に、ゴム栓11の上方大径部11bの上端を嵌
合により保持して、上下に移動自在、かつ回動自
在に配設されている。内キヤツプ7の溝部20
a,20b,20c、及び21a,21b,21
cと対向する係合部42の外面には、溝部20
a,20b,20c、及び21a,21b,21
cの対応する溝部(例えば20bと21b)に嵌
入する嵌入部45,46が突設されている。ま
た、内キヤツプ7の嵌入部45,46と略直交す
る向きの外面には、嵌入部45,46がいずれか
の対応する溝部に嵌入したとき、内キヤツプ7の
弾性壁25,26に設けた係止突条28,29と
弾性係止し、位置決めする係止凹条48a,48
b,48c及び49a,49b,49cが縦向き
に所定間隔で複数個設けられている。
突出した円筒状押圧部40と、押圧部40の下端
から外向きに円筒状に張出し、開口部37の口縁
に係合する係合部42とからなり、内キヤツプ7
内における円筒体15の頂壁14より上方の空間
内に、ゴム栓11の上方大径部11bの上端を嵌
合により保持して、上下に移動自在、かつ回動自
在に配設されている。内キヤツプ7の溝部20
a,20b,20c、及び21a,21b,21
cと対向する係合部42の外面には、溝部20
a,20b,20c、及び21a,21b,21
cの対応する溝部(例えば20bと21b)に嵌
入する嵌入部45,46が突設されている。ま
た、内キヤツプ7の嵌入部45,46と略直交す
る向きの外面には、嵌入部45,46がいずれか
の対応する溝部に嵌入したとき、内キヤツプ7の
弾性壁25,26に設けた係止突条28,29と
弾性係止し、位置決めする係止凹条48a,48
b,48c及び49a,49b,49cが縦向き
に所定間隔で複数個設けられている。
第4図において50は内キヤツプ7の溝部20
a,20b,20cと対応する外キヤツプ8の頂
壁32の外面に設けられ、各溝部の深さを標示す
る大・中・小なる目印であり、52は押圧部材1
0における嵌入部45と対応する押圧部40の外
面に設けられた矢印であり、この矢印52を、押
圧部材10を回動して前記目印50のいずれかに
合わせることにより、押圧部材10の上下移動ス
トロークを、前記大・中・小の3つに変えること
ができるようになつている。
a,20b,20cと対応する外キヤツプ8の頂
壁32の外面に設けられ、各溝部の深さを標示す
る大・中・小なる目印であり、52は押圧部材1
0における嵌入部45と対応する押圧部40の外
面に設けられた矢印であり、この矢印52を、押
圧部材10を回動して前記目印50のいずれかに
合わせることにより、押圧部材10の上下移動ス
トロークを、前記大・中・小の3つに変えること
ができるようになつている。
次に、前記実施例の作用を説明する。
第1,2図の不使用状態から、容器本体4内に
収容した液体を取出すには、押圧部材10の押圧
部40を押圧する。この押圧により押圧部材10
は係止突条28,29と係止した係止凹条48
a,48bにより位置決められ、回動することな
く下方に移動し、ゴム栓11の大径部11bを圧
縮する。この圧縮は押圧部材10の嵌入部45,
46が溝部20a,21bの底面に当接するまで
続けられ、当接した後、押圧をやめると、ゴム栓
11の大径部11bが弾性復元し、この復元によ
り、スポイト18の管体19を介して容器本体4
内の液体を吸い上げる。復元が終了すると、これ
により押圧部材10は再び係合部42が外キヤツ
プ8の開口部37の口縁に当接し、かつ押圧部4
0が開口部37から外方に突出した第1図の状態
となる。
収容した液体を取出すには、押圧部材10の押圧
部40を押圧する。この押圧により押圧部材10
は係止突条28,29と係止した係止凹条48
a,48bにより位置決められ、回動することな
く下方に移動し、ゴム栓11の大径部11bを圧
縮する。この圧縮は押圧部材10の嵌入部45,
46が溝部20a,21bの底面に当接するまで
続けられ、当接した後、押圧をやめると、ゴム栓
11の大径部11bが弾性復元し、この復元によ
り、スポイト18の管体19を介して容器本体4
内の液体を吸い上げる。復元が終了すると、これ
により押圧部材10は再び係合部42が外キヤツ
プ8の開口部37の口縁に当接し、かつ押圧部4
0が開口部37から外方に突出した第1図の状態
となる。
この状態ではスポイト18の吸い上げ作用によ
り、管体19内には液体が所定量、吸い上げら
れ、満たされている。
り、管体19内には液体が所定量、吸い上げら
れ、満たされている。
次に、容器本体4の口部3からキヤツプ5を取
外し、このキヤツプ5を前記吸い上げた液体を移
し入れる適宜の容器などへ持つていき、スポイト
18の管体19の下端を該容器などに位置させた
うえ、前記と同様に押圧部材10の押圧部40を
押圧する。この押圧により、管体19内の液体が
吐出され、移し終えられる。
外し、このキヤツプ5を前記吸い上げた液体を移
し入れる適宜の容器などへ持つていき、スポイト
18の管体19の下端を該容器などに位置させた
うえ、前記と同様に押圧部材10の押圧部40を
押圧する。この押圧により、管体19内の液体が
吐出され、移し終えられる。
スポイト18によつて吸い上げる液体の量を加
減するときは、押圧部材10の押圧部40を持つ
て、押圧部材10を回動し、矢印52を目印50
の中から小又は大に合わせる。矢印52を目印5
0の小に合わせると、係止凹条48c,49cに
係止突条28,29が係止して、嵌入部45,4
6が溝部20a,21aに位置決めされ、上下移
動ストロークが小に設定されて液体の吸い上げ量
が減少する。一方、矢印52を目印50の大に合
わせると、係止凹条48a,49aに係止突条2
8,29が係止して、嵌入部45,46が溝部2
0c,21cに位置決めされ、上下移動ストロー
クが大に設定されて液体の吸い上げ量が増加す
る。
減するときは、押圧部材10の押圧部40を持つ
て、押圧部材10を回動し、矢印52を目印50
の中から小又は大に合わせる。矢印52を目印5
0の小に合わせると、係止凹条48c,49cに
係止突条28,29が係止して、嵌入部45,4
6が溝部20a,21aに位置決めされ、上下移
動ストロークが小に設定されて液体の吸い上げ量
が減少する。一方、矢印52を目印50の大に合
わせると、係止凹条48a,49aに係止突条2
8,29が係止して、嵌入部45,46が溝部2
0c,21cに位置決めされ、上下移動ストロー
クが大に設定されて液体の吸い上げ量が増加す
る。
尚、前記実施例は好適な一例を示したにすぎ
ず、細部の設計は考案の要旨を変更しない範囲
で、適宜変更することが可能である。
ず、細部の設計は考案の要旨を変更しない範囲
で、適宜変更することが可能である。
(5) 考案の効果
この考案は前記のように構成したので、容器本
体内に収容した液体をキヤツプが取付けられた状
態で押圧部材の押圧部を押圧し、かつ押圧をやめ
ることによりスポイトの管体に吸い上げることが
でき、吸い上げた後はスポイトをキヤツプを取外
すことにより、容器本体内から抜き出し、押圧部
材の押圧部を押圧することにより吐出することが
でき、液体の取出作業が極めて容易である。ま
た、スポイトがキヤツプと一体となつているた
め、従来のようなスポイトの紛失事故を確実に防
止できる。さらに、押圧部を持つて押圧部材を回
動し、嵌入部を各溝部に嵌入することにより、ス
ポイトで吸い上げる液体の量を加減することがで
きるのに加え、この嵌入部の各溝部への嵌入時に
互いに係止する内キヤツプと押圧部材に設けた両
係止部が、押圧部材の位置決めと、上下移動のガ
イドの役目を果たすので、設定した溝部への嵌入
部の嵌入が円滑、かつ確実にいくという優れた効
果がある。
体内に収容した液体をキヤツプが取付けられた状
態で押圧部材の押圧部を押圧し、かつ押圧をやめ
ることによりスポイトの管体に吸い上げることが
でき、吸い上げた後はスポイトをキヤツプを取外
すことにより、容器本体内から抜き出し、押圧部
材の押圧部を押圧することにより吐出することが
でき、液体の取出作業が極めて容易である。ま
た、スポイトがキヤツプと一体となつているた
め、従来のようなスポイトの紛失事故を確実に防
止できる。さらに、押圧部を持つて押圧部材を回
動し、嵌入部を各溝部に嵌入することにより、ス
ポイトで吸い上げる液体の量を加減することがで
きるのに加え、この嵌入部の各溝部への嵌入時に
互いに係止する内キヤツプと押圧部材に設けた両
係止部が、押圧部材の位置決めと、上下移動のガ
イドの役目を果たすので、設定した溝部への嵌入
部の嵌入が円滑、かつ確実にいくという優れた効
果がある。
第1図はこの考案の実施例を示し、第2図の
−線に沿う要部の縦断正面図、第2図は第1図
の−線に沿う横断平面図、第3図は第2図の
−線に沿う部分断面図、第4図A〜Eは同上
の各構成部材を示す斜視図である。 1……スポイト付容器、3……口部、4……容
器本体、5……キヤツプ、7……内キヤツプ、8
……外キヤツプ、10……押圧部材、11……弾
性ゴム栓、12……パツキン、14……頂壁、1
5……円筒体、18……スポイト、19……管
体、20a,20b,20c,21a,21b,
21c……溝部、25,26……弾性壁、28,
29……係止突条、32……頂壁、37……開口
部、40……押圧部、42……係合部、45,4
6……嵌入部、48a,48b,48c,49
a,49b,49c……係止凹条、50……目
印、52……矢印。
−線に沿う要部の縦断正面図、第2図は第1図
の−線に沿う横断平面図、第3図は第2図の
−線に沿う部分断面図、第4図A〜Eは同上
の各構成部材を示す斜視図である。 1……スポイト付容器、3……口部、4……容
器本体、5……キヤツプ、7……内キヤツプ、8
……外キヤツプ、10……押圧部材、11……弾
性ゴム栓、12……パツキン、14……頂壁、1
5……円筒体、18……スポイト、19……管
体、20a,20b,20c,21a,21b,
21c……溝部、25,26……弾性壁、28,
29……係止突条、32……頂壁、37……開口
部、40……押圧部、42……係合部、45,4
6……嵌入部、48a,48b,48c,49
a,49b,49c……係止凹条、50……目
印、52……矢印。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上部に口部3を有する容器本体4と、この容器
本体の口部に嵌合されるキヤツプ5からなり、こ
のキヤツプ5が、 上下端が開口し、かつ開口部をもつた頂壁14
が軸方向中間位置に形成された円筒体15を有
し、この円筒体の開口部の口縁に上下端が開口し
たスポイトの管体19の上端を固着してスポイト
18を垂下させた内キヤツプ7と、 この内キヤツプに外嵌され、頂壁32に内キヤ
ツプの上端開口部より小径の開口部37を有する
外キヤツプ8と、 この外キヤツプの開口部37から突出する押圧
部40、及び該押圧部の下部から外向きに張り出
し、外キヤツプの開口部37の口縁に係合する係
合部42を有し、外キヤツプに対して上下に摺動
自在、かつ回動自在に配置された押圧部材10
と、 この押圧部材とスポイトの管体19の上端との
間に、下端開口部が管体の上端開口部に嵌着され
て配置され、圧縮及び弾性復元可能な弾性ゴム栓
11とを具え、 内キヤツプ7の頂壁14より上方の内面に底部
の深さが円周方向に順次階段状に異なる溝部が連
接して切欠形成され、この溝部のそれぞれに嵌入
する嵌入部が押圧部材10の係合部42の外面に
突設され、さらにこの嵌入部が押圧部材10の回
動により各溝部に嵌入したとき、内キヤツプ7に
対する押圧部材10の回動位置を位置決める係止
部が内キヤツプ7と押圧部材10の相対向する部
分に押圧部材の移動方向を向いて摺動可能に設け
られていることを特徴とするスポイト付容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985186892U JPH0426371Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985186892U JPH0426371Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6295558U JPS6295558U (ja) | 1987-06-18 |
JPH0426371Y2 true JPH0426371Y2 (ja) | 1992-06-24 |
Family
ID=31136866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985186892U Expired JPH0426371Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0426371Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0424867Y2 (ja) * | 1986-12-18 | 1992-06-12 | ||
KR102020455B1 (ko) * | 2018-02-14 | 2019-09-11 | 펌텍코리아(주) | 누름버튼의 하강 거리가 조절되는 스포이드형 화장품 용기 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58171858U (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-16 | 高圧化工株式会社 | スポイト付き液体容器 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP1985186892U patent/JPH0426371Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6295558U (ja) | 1987-06-18 |
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