JPH0234054Y2 - - Google Patents

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JPH0234054Y2
JPH0234054Y2 JP12027582U JP12027582U JPH0234054Y2 JP H0234054 Y2 JPH0234054 Y2 JP H0234054Y2 JP 12027582 U JP12027582 U JP 12027582U JP 12027582 U JP12027582 U JP 12027582U JP H0234054 Y2 JPH0234054 Y2 JP H0234054Y2
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JP
Japan
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stamp
upper cover
ink
short
porous
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JP12027582U
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JPS5924354U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は速乾性のスタンプインクを吸蔵させる
多孔性印材を収納した印判の改良に関するもので
ある。
スポンジゴム等の多孔性印材をもつて印字面を
形成した印判は捺印の都度印字面にスタンプイン
クを付着させることなく連続的に捺印できるため
広く普及されているが、この種印判に速乾性のス
タンプインクを使用すると、吸蔵インクが短時間
のうちに揮発して捺印できなくなるため、速乾性
のスタンプインクは使用できないものである。
本考案はこのような現状に鑑みて開発された速
乾性のスタンプインク使用の印判に関するもの
で、以下、図示の実施例について詳細に説明す
る。
1は印判主体で、該印判主体1は下端に内鍔部
2を設けたポリプロピレン樹脂等の耐溶剤性に優
れた合成樹脂材よりなる短筒体3と、該内鍔部2
に周縁を支承させた状態として収納された速乾性
インクを吸蔵させるスポンジゴム等の多孔性印材
4と、該多孔性印材4の上面に添装されるインク
吸蔵体5と、前記短筒体3に着脱自在に嵌着され
る同材よりなる上カバー6と、該上カバー6の上
面に短軸7に着脱自在に取付けられる把手8とよ
りなるものとしている。また、前記印判主体1の
上カバー6にはその中間外胴面に短鍔部9を張設
するとともに該短鍔部9の下方にゴム製のOリン
グのようなシール用リング10を該短鍔部9の下
面基部に接するように嵌装し、前記上カバー6の
下端部には底蓋11を着脱自在に螺着して該底蓋
11の上端内側に形成したテーパ付の受面11′
を前記シール用リング10に密接させている。な
お、12は上カバー6の下端部に形成した雄ねじ
部13に螺合させるために底蓋11に形成した雌
ねじ部である。また、上カバー6内には短筒体3
の上端に適当数設けられる谷状切欠14に対応す
る位置に舌片状の突起15を設けるとともに該短
筒体3の上半部の外周面に配設された係合突部1
6が係合される係合凹部17を設けており、前記
谷状欠切14に突起15を位置合せして上下方向
に押圧すれば係合突部16が係合凹部17に係合
して上カバー6と短筒体3とは一体に連結される
が、短筒体3を回動すれば、舌片状の突起15と
谷状欠切14の案内下に短筒体3が回動されて係
合突部16と係合凹部17との係合が解かれるよ
うになつており、このような係脱が容易に行える
ように係合突部16の先端面は緩やかな弧面に形
成されている。18は短筒体3の下半部の外周面
に所要間隔をおいて上下方向に設けられる滑り止
め用の隆条で、手指を汚さずに短筒体3を回動で
きるように図示の底蓋11は上げ底状とするとと
もに下端内径を短筒体3の外径よりも僅かに大き
くして、さらに、この底蓋11の下端方部内周面
に前記隆条18に係合させる隆条19を配設して
底蓋11を逆にして短筒体3に嵌合したうえ上カ
バー6側を固定して該底蓋11を回動すれば、短
筒体3が容易に回動されて上カバー6と短筒体3
との連結が解かれるようになつている。20は短
筒体3の下端方部内周面に配設される上下方向の
隆起で、該隆起20は多孔性印材4の周縁に配設
された切欠21と係合して多孔性印材4の回動を
阻止するためのものであり、22は多孔性印材4
に設けられる挿込印挿込用の長孔、23は上カバ
ー6の天板部に垂設されるインク吸蔵体押え、2
4,27は印判主体1内に形成される空洞部25
を該印判主体1と底蓋11との間に形成される空
洞部26に連通させて該空洞部25,26の内圧
差を調整できるようにするため、上カバー6と短
筒体3間およびインク吸蔵体押え23の下端に形
成する連通用細溝および連通用切欠である。
このように構成されたものは、インク吸蔵体5
に揮発性溶剤を用いた速乾性のスタンプインクを
予め吸蔵させておけば、印判主体1に収納したス
ポンジゴム等よりなる多孔性印材4の印字面には
該インク吸蔵体5より徐々にスタンプインクが浸
出して該多孔性印材4の印字面をもつて捺印でき
ることは従来の印判と同様であるが、前記印判主
体1の上カバー6の中間外胴面には短鍔部9が張
設されてその下面基部に接して嵌装したシール用
リング10には該上カバー6の下端部に着脱自在
に螺着した底蓋11の上端内側の受面11′が密
接しているため、該底蓋11を螺脱して捺印に使
用する場合以外はスタンプインクが速乾性のもの
であるにも拘らず外界と完全に遮断されて揮発す
ることなく、使用に際して底蓋11を螺脱すれ
ば、多孔性印材4の印字面は即座に捺印できる状
態となつているものである。そして、使用時以外
は前記のように外界と遮断されたことによつて多
孔性印材4に吸蔵したスタンプインクの外部漏出
のおそれは全くなく、他物に触れて汚損させるよ
うなこともないものである。また、印判主体1の
上カバー6の中間外胴面に張設した一体の短鍔部
9は補強骨となつて該上カバー6の機械的強度を
大とするため、底蓋11の螺着が強い締付力をも
つて使用の際に反復されても該上カバー6の損傷
はなく、速乾性スタンプインクの揮発の防止と相
まち、長期に亘つて常に適正に使用できるもので
ある。
従つて、本考案は速乾性のスタンプインクを吸
蔵させた多孔性印材使用の印判として実用的価値
極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は印判主体を分解して示す一部切欠斜
視図、第3図は底蓋の一部切欠斜視図である。 1……印判主体、4……速乾性のスタンプイン
クを吸蔵させる多孔性印材、6……上カバー、9
……短鍔部、10……シール用リング、11……
底蓋、11′……受面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 速乾性のスタンプインクを吸蔵させる多孔性印
    材4を収納した印判主体1の上カバー6の中間外
    胴面に短鍔部9を張設して該短鍔部9にはその下
    面基部に接するシール用リング10を嵌装し、ま
    た、前記上カバー6の下端部には底蓋11を着脱
    自在に螺着して該底蓋11の上端内側に形成した
    受面11′を前記シール用リング10に密接させ
    たことを特徴とする印判。
JP12027582U 1982-08-06 1982-08-06 印判 Granted JPS5924354U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12027582U JPS5924354U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 印判

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12027582U JPS5924354U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 印判

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Publication Number Publication Date
JPS5924354U JPS5924354U (ja) 1984-02-15
JPH0234054Y2 true JPH0234054Y2 (ja) 1990-09-12

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ID=30275719

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JP12027582U Granted JPS5924354U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 印判

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6862822B2 (ja) * 2016-12-26 2021-04-21 シヤチハタ株式会社 反転式印判

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JPS5924354U (ja) 1984-02-15

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