JPH0426213Y2 - - Google Patents

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JPH0426213Y2
JPH0426213Y2 JP5088487U JP5088487U JPH0426213Y2 JP H0426213 Y2 JPH0426213 Y2 JP H0426213Y2 JP 5088487 U JP5088487 U JP 5088487U JP 5088487 U JP5088487 U JP 5088487U JP H0426213 Y2 JPH0426213 Y2 JP H0426213Y2
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polishing
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cleaning liquid
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、金属材料の表面を研削研磨するもの
であつて、複数個のロールに研磨面を外側にして
研磨ベルトを掛け渡し、かつ研磨ベルトの内面に
踏圧パツド装置を配設してなる研磨ヘツドを、送
材装置に対設した金属加工用ベルトサンダー機に
関する。
<従来技術> この種のベルトサンダー機にあつて、金属材料
の研削研磨に伴う摩擦熱により研磨ベルトに焼け
付きを生ずるのを防止し、かつ研磨面に付着した
金属塵粉を除去するために、その外周面には冷却
とベルトの砥粒面の洗浄を兼ねて洗浄液が供給さ
れる。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、その削り屑の金属塵粉は、研磨ベル
トの外周面のみならず、内周面にも飛着する。そ
して金属塵粉が内周面に付着した状態で複数個の
ロールに掛渡されて走行すると、該ロールの表面
を傷つけ、この傷により研磨ベルトの切断を招く
等の弊害を生じ、このため該ロール及び研磨ベル
トの交換頻度が増して保守管理が高価かつ面倒と
なる欠点がある。
一方、特開昭62−203760号に開示されているよ
うに、研磨ベルトの内面に洗浄液を供給する噴射
ノズルを備えたベルトサンダー機も提案されてい
る。
ところが、かかる構成にあつては、噴射ノズル
を研磨ベルトの内側の適宜位置に配設するもので
あり、このため、管路が複雑に入乱れて複雑とな
り、特に踏圧パツド装置の前後に配設した場合に
は、加工材の破片等により外的衝撃を受けて破損
し易く、保守管理上に問題があつた。
本考案は、前記従来欠点の除去を目的とするも
のである。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、パツドフレームに開口を設け、該開
口内に踏圧板を支持して、その下面を開口から露
出することにより前記踏圧パツド装置を構成し、
該パツドフレームに洗浄液の供給路を設けて、そ
の噴射口を踏圧板のベルト走行方向と逆方向の側
傍に配置し、前記供給路に洗浄液の管路を接続し
て、前記研磨ベルトの非研磨面である内周面に液
噴射口から洗浄液を供給すると共に、研磨ベルト
の外面に洗浄液を供給する噴射ノズルを備えたこ
とを特徴とするものである。
<作用> 前記研磨ベルトに供給された洗浄液により、該
研磨ベルトが冷却されるとともに、金属塵粉が除
去され、研磨ベルトを張持するロールに傷がつか
ない。
また、洗浄液の供給路をパツドフレーム内に設
けているから、該踏圧パツドの前後でまとまりが
良い。
<実施例> 添付図面に従つて本考案に係るベルトサンダー
機の一実施例を説明する。
基部フレーム1の一側部には、送材フレーム2
が乗載されており、前記送材フレーム2内には、
前後に枢支した駆動ロール3と従動ロール4とに
送材ベルト5を掛け渡して、その上面を送材通路
とする送材装置6が配設される。
また基部フレーム1の他側には縦フレーム7が
立設され、該縦フレーム7には前後二つの研磨ヘ
ツド8a,8bが取付けられる。
前記研磨ヘツド8a,8bは縦フレーム7の内
側面に形成した上下方向の昇降案内9に嵌装され
て昇降ハンドル10により昇降移動可能としてい
るものであり、昇降枠11の内部に、テンション
ロール12、駆動ロール13及び従動ロール14
を夫々前後方向に支持して、テンションロール1
2を最上位置とする三角状に配設し、各ロール1
2〜14に研磨面を外側にして研磨ベルト15を
掛け渡し、さらに研削モータ16の駆動力を駆動
ロール13に伝達することにより、研磨ベルト1
5を送材通路と交差する第1図時計方向に走行さ
せるようにしている。
前記ロール13,14間には研磨ベルト15に
内接する踏圧パツド装置17が配設されている。
この踏圧パツド装置17を、第3,4図について
詳細に説明する。
18は縦フレーム7に固定されたパツドフレー
ムであつて、その下面の円形開口19の周縁で、
パツドフレーム18内に配設した踏圧板20の係
止鍔21を支持し、その下面を円形開口19から
露出している。前記踏圧板20の下面には、その
中心を通つて、径方向に接触条板22が固着さ
れ、該下面を長尺状接触部23としている。さら
に前記係止鍔21には、第4図に示すように、等
角度間隔で位置決め溝25が複数個形成されてい
る。
前記蓋板20の中心にはバネ座26がパツドフ
レーム18内で吊持されている。前記バネ座26
には、その下部周面にコイルバネ27が外嵌し、
その下端を踏圧板20の上面に弾接して、踏圧板
20の係止鍔21を円形開口19の周縁に圧接さ
せている。
さらに、前記係止鍔21の周部位置で、パツド
フレーム18には挿通孔29が形成され、該挿通
孔29に回転止め30を挿通し、その先端を前記
位置決め溝25のいずれかに嵌入して、接触条板
22の接触部23を研磨ベルト15の走行方向に
対して所望の傾斜角度位置に固定している。
さらに前記パツドフレーム18に第5,6図に
示すように、研磨ベルト15の走行方向に対向す
る側に、洗浄液の供給路32を設けて、その液噴
射口33を、該接触部23の前側に配置してい
る。そして前記供給路32には洗浄液の管路34
が接続される。
また、前記研磨ベルト15の外周方には、第1
図に示すように噴射ノズル35が、液回収手段
(図示せず)とともに適宜位置に配設される。
前記実施例の作動について説明する。金属材w
(第2図参照)が送材装置に送られて、踏圧板2
0の下部にくると、該踏圧板20の接触部23下
面で横断方向へ走行する研磨ベルト15が圧接し
て、所定量の研削研磨加工が施される。
このとき供給された金属材wの厚が所定厚より
も大きい場合や、金属材w上面が凹凸のある不整
面であると、その研削研磨の反作用として、接触
部23下面に過剰圧を生じ、コイルバネ27の付
勢力に抗して、踏圧板20は微浮上する。このた
め、踏圧板20には無理がかからない。また回転
止め30と位置決め溝25との案内作用により、
踏圧板20の下面は平行浮上をして、接触部23
の回動等を生じず、整一な踏圧作用が維持され
る。
而て、金属材wは、研磨ヘツド8a,8bで、
踏圧パツド装置17の踏圧板20の下の研磨ベル
ト15により上面を良好に研削研磨されることと
なる。
この研磨ベルト15の走行過程において、その
内周面には液噴射口33により洗浄液が供給さ
れ、研磨ベルト15の外周面によつて削られて生
じた金属塵粉が内周面に付着しても、流し落され
る。また、このとき同時に、その冷却も施され
る。この洗浄液は、ロール12〜14の周面に傷
をつけないようにするために、金属塵粉の混入し
ていない清浄な液であることを要する。
さらに研磨ベルト15の外周面には噴射ノズル
35から洗浄液が供給され、研磨ベルト15の研
磨面が冷却され、かつ砥粒間に付着した金属塵粉
が除去される。この噴射ノズル35から供給され
る洗浄液は液噴射口33からの液に比して、金属
塵粉がいくらか混入した循環液であつてもよい。
また接触部23は、その適用する金属材wの幅
に対応するために傾斜調整させるものであるが、
その傾斜により、液噴射口33から供給される洗
浄液を側方へ案内する案内部材としての機能をも
生じる。
そして接触部23の傾斜調整を施すには、まず
回転止め30を退避してから、踏圧板20を回転
し、所定角度に対応する位置決め溝25に回転止
め30を再嵌入すればよい。
接触部23の傾動は、係止鍔21の周囲に歯車
を刻設し、モータによつて回動する歯車を噛み合
わせて、自動制御し得るようにしてもよい。
その他、前記実施例にあつて、研磨ベルト15
との接触は、接触条板22を設けることによるほ
か、踏圧板20下面に長尺状凸面を一体的に形成
したり、線状突出縁を隆起させること等によつて
も形成され得る。また、必ずしも細条に限定され
るものでもない。
送材装置6と研磨ベルト15との配置関係は、
前記実施例のように直交状のほか、送材ベルト5
の走行方向に沿つて研磨ベルト15を張設するよ
うにしてもよい。
<考案の効果> 本考案は、上述したように、研磨ベルト15の
内周面に洗浄液を供給するようにしたから、金属
材wの研削研磨加工に伴つて金属塵粉が研磨ベル
ト15の内周面に付着しても、これが除去され、
研磨ベルト15を張持するロール12〜14の表
面に傷を付けることはなく、該ロール12〜14
及び研磨ベルト15の態様寿命を永くすることが
でき、さらには洗浄液の供給路32をパツドフレ
ーム18内に設けているから、踏圧パツド装置1
7の前後でまとまりが良く、管路が複雑に入乱れ
ることもなく、保守管理が容易となる等の優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図はベ
ルトサンダー機の正面図、第2図は同側面図、第
3図は研磨ヘツド8a,8bの下部を示す要部の
縦断側面図、第4図は第3図A−A線断面図、第
5図は第4図B−B線断面図、第6図は要部の拡
大正面図である。 2……送材フレーム、6……送材装置、8a,
8b……研磨ヘツド、15……研磨ベルト、17
……踏圧パツド装置、18……パツドフレーム、
20……踏圧板、23……接触部、33……液噴
射口、35……噴射ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数個のロールに研磨面を外側にして研磨ベル
    トを掛け渡し、かつ研磨ベルトの内面に踏圧パツ
    ド装置を配設してなる研磨ヘツドを、送材装置に
    対設したベルトサンダー機において、 パツドフレームに開口を設け、該開口内に踏圧
    板を支持して、その下面を開口から露出すること
    により前記踏圧パツド装置を構成し、該パツドフ
    レームに洗浄液の供給路を設けて、その液噴射口
    を踏圧板のベルト走行方向と逆方向の側傍に配置
    し、前記供給路に洗浄液の管路を接続して、前記
    研磨ベルトの非研磨面である内周面に液噴射口か
    ら洗浄液を供給すると共に、研磨ベルトの外面に
    洗浄液を供給する噴射ノズルを備えたことを特徴
    とする金属加工用ベルトサンダー機。
JP5088487U 1987-04-02 1987-04-02 Expired JPH0426213Y2 (ja)

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JP5088487U JPH0426213Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS63176063U JPS63176063U (ja) 1988-11-15
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