JPH04260982A - 直線ピクセル生成器及び直線ピクセル生成方法 - Google Patents

直線ピクセル生成器及び直線ピクセル生成方法

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JPH04260982A
JPH04260982A JP388591A JP388591A JPH04260982A JP H04260982 A JPH04260982 A JP H04260982A JP 388591 A JP388591 A JP 388591A JP 388591 A JP388591 A JP 388591A JP H04260982 A JPH04260982 A JP H04260982A
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JP388591A
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Hiroyasu Negishi
博康 根岸
Masatoshi Kameyama
正俊 亀山
Takeshi Iizuka
剛 飯塚
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直線ピクセル生成器
及び直線ピクセル生成方法に関し、たとえば、Bres
enhamのアルゴリズムを用いた直線のピクセル生成
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より直線のピクセルを画面に生成す
る方法として次のようなDDA(Digital Di
fferential  Analysis)方式があ
った。たとえば、特開昭63ー94378は、DDA方
式を実現した一例である。図9は従来のDDA方式を用
いた直線ピクセル生成器の構成を示すブロック図である
。51はX座標を増減するXカウンタ、52はY座標を
増減するYカウンタ、53は直線の傾きを保持するスロ
ープレジスタ、54はスロープレジスタのデータを累算
する加算器、55は加算器54の計算結果を保持するレ
ジスタ、56、57は加算器54からのキャリー信号と
クロック信号を選択するセレクタ、58はスロープレジ
スタ53と加算器54とレジスタ55で構成され小数の
計算を行なう小数点部演算回路である。
【0003】次に、この図を用いてDDA方式の動作を
説明する。直線ピクセル生成器の外部で、直線の始点座
標(XS,YS)と終点座標(XE,YE)より、2点
間のX座標成分の差分値Xの絶対値|X|=|XEーX
S|とY座標成分の差分値Yの絶対値|Y|=|YE−
YS|が算出される(この絶対値の大きい方の座標軸を
主軸と呼ぶ)。ここではX軸を仮に主軸とする。この2
つの絶対値の比をとることによって直線の傾きを求める
。このさい、各座標成分の絶対値の大きい方を分母にし
、各座標成分の絶対値の小さい方を分子として算出する
。分母の方が大きいため比は1以下の小数となる。この
場合、比=|Y|/|X|となる。まず、レジスタ55
をリセットした後、比はスロープレジスタ53に、始点
のX座標はXカウンタ51に、始点のY座標はYカウン
タ52にそれぞれロードされる。セレクタ56、57に
よって主軸のカウンタにはクロックが、残りの軸側のカ
ウンタには、小数点部演算回路58でクロック毎にスロ
ープレジスタ53の比を加算する際に加算器から発生す
るキャリー信号が入力される。これによって主軸側のカ
ウンタはクロック毎に動作し、残りの軸側のカウンタは
加算器54から出力されるキャリー信号で動作すること
により、Xカウンタ51とYカウンタ52は直線の始点
から終点に向かって補間座標値を計算し出力する。この
動作を繰り返すことにより、直線のピクセルが生成され
る。
【0004】このほかにも線分描画には種々の手法が用
いられてきた。この中でも特に、アルゴリズムが簡単で
ハードウエア化に適した手法は Bresenhamの
方法であり、今日非常に広く用いられている。この B
resenhamアルゴリズムを用いた線分描画処理の
ハードウエア化としては、1986年にIBM社から出
願された「グラフィック・ベクトル発生器セットアップ
装置」(特開昭62ー165280)がある。
【0005】Bresenhamのアルゴリズムについ
ては、ここでは詳述しないが、このアルゴリズムではど
ちらかの座標値を±1だけ変化するように設計されてい
る。誤差項の値に応じて、もう一方の座標は変化するこ
ともあり、変化しないこともある。誤差項とは最大変化
軸(主軸)に直交する方向に測った線上の正しい経路と
、実際に生成された点の間の距離を記録したものである
。|X|≧|Y|の例ではX軸が最大変化軸(主軸)で
あり、したがって誤差項eはY軸方向に測られている。 なお、誤差項eは、正負の判断に用いられるものなので
、整数倍して用いられることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9に示したように、
従来の直線ピクセル生成器は以上のように構成されてい
るので、直線の傾きを算出する際に除算を行なうために
パラメータ生成に時間がかかり、処理性能が低下するば
かりか計算に使用するデータが小数なのでデータ幅が広
いため、直線のピクセル生成速度が低下するという問題
点があった。
【0007】また、前掲の「グラフィック・ベクトル発
生器セットアップ装置」(特開昭62ー165280)
では、図形の対称性を考慮した装置であるため、条件に
よっては、X座標値に関するパラメータとY座標値に関
するパラメータとを交換しなければならない。このため
「スワップ回路」が必要となり、ハードウエア規模が大
きくなること、パラメータのセットアップが遅くなるこ
と等の問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、パラメータの交換等をする必要
がなく、360度の範囲内において、高速に直線ピクセ
ルを生成できる直線ピクセル生成器及び直線ピクセル生
成方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る直線ピク
セル生成器は Bresenhamのアルゴリズムを改
良したもので、X座標を保持し増減可能なXカウンタと
Y座標を保持し増減可能なYカウンタと、360度範囲
内の直線の傾きを領域コードとして保持する領域コード
レジスタと、 Bresenhamのアルゴリズムにお
けるエラー(誤差項)を保持するエラーレジスタとXカ
ウンタとYカウンタのアップ・ダウン・カウント制御を
行なうコントロールロジックと、エラーレジスタを変化
させるデータを保持するNレジスタおよびPレジスタと
、エラーレジスタの示す符号を参照することにより、N
レジスタとPレジスタのいずれかのデータを選択し、エ
ラーレジスタに加算する加算器とから成るものである。
【0010】また、この発明に係る直線ピクセル生成方
法は、以下の工程を有するものである。 (a)  直線の始点と終点のX座標値とY座標値を読
込む入力工程、(b)  始点と終点のX差分絶対値と
Y差分絶対値を計算する差分絶対値計算工程、(c)X
差分絶対値とY差分絶対値とその大小関係から360度
範囲の領域を区分する領域コードを計算する領域コード
計算工程、(d)  X差分絶対値とY差分絶対値の大
小関係に基づいて、初期の誤差項の値を計算する初期値
計算工程、(e)誤差項の値が正のとき、誤差項に加算
する正加算値を計算する正加算値計算工程、(f)  
誤差項の値が負のとき、誤差項に加算する負加算値を計
算する負加算値工程、(g)  領域コードと誤差項の
値の組合せによって定められた所定のXY座標の増減オ
ペレーションを実行するピクセル生成工程、(h)  
誤差項の値に基づいて、誤差項の値に正加算値が負加算
値のいずれかを加算する誤差項加算工程、(i)  上
記ピクセル生成工程と誤差項加算工程を繰り返す繰り返
し工程。
【0011】
【作用】この発明における直線ピクセル生成器によれば
、領域コードレジスタの領域コードとエラーレジスタの
符号(誤差項の符号)をもとに、コントロールロジック
の制御によってXカウンタとYカウンタのアップ・ダウ
ンを制御して、Xアドレス、Yアドレスを出力すること
により直線のピクセルを生成する。また同時に、エラー
レジスタのデータ(誤差項)に対してはその符号によっ
て、NレジスタとPレジスタのいずれかのデータをエラ
ーレジスタのデータ(誤差項)に加算する。これらの処
理はすべて整数の演算のみで行なわれるため高速な直線
ピクセル生成が可能となる。また、領域コードは360
度のいずれの範囲もカバーしているため、始点・終点の
交換やX座標・Y座標の交換の必要がなく直接ピクセル
が生成できる。
【0012】また、この発明における直線ピクセル生成
方法において、領域コード計算工程は、360度の範囲
をカバーしておりどのような直線の傾きに対しても8個
の領域コードの中からいずれの領域コードを計算する。 また、ピクセル生成工程は、8個の領域コードと誤差項
の正負の組合せにより16種類のX・Y座標を増減する
オペレーションを実行するので、どのような傾きの直線
でもパラメータの交換なしでピクセルを生成することが
できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一部実施例を示す線分描画パ
ラメータ・セットアップ回路概念図である。図において
、100は線分を構成する両端点からX座標の差分及び
その絶対値を求めるX差分絶対値回路、110は同じく
線分を構成する両端点からY座標の差分及びその絶対値
を求めるY差分絶対値回路、120は前記X差分絶対値
回路100及び前記Y差分絶対値回路110から出力さ
れる信号をもとに線分の領域コードを求める領域コード
算出回路、130はこの領域コード算出回路120から
出力される信号をもとに Bresenhamアルゴリ
ズムにおけるエラー(誤差項ともいう)の初期値を求め
る初期値算出回路、140は同じく前記領域コード算出
回路120から出力される信号をもとに Bresen
hamアルゴリズムにおける前記エラーが正の場合にエ
ラーに加算する値を求める正加算値算出回路、150は
同じく前記領域コード算出回路120から出力される信
号をもとに Bresenhamアルゴリズムにおける
前記エラーが負の場合にエラーに加算する値を求める負
加算値算出回路、160は同じく前記領域コード算出回
路120から出力される信号をもとにBresenha
mアルゴリズムにおける線分の長さを求める描画点数算
出回路である。
【0014】図2はパラメータ計算過程を図1に対応さ
せて説明するフローチャートである。図2においてST
EP1はX座標値およびY座標値を読込む入力工程、S
TEP2はX差分絶対値計算工程、STEP3はY差分
絶対値計算工程、STEP4は領域コード計算工程、S
TEP5は初期値計算工程、STEP6は正加算値計算
工程、STEP7は負加算値計算工程、STEP8は描
画点数計算工程である。
【0015】図3に基づき動作を説明する。まず最初に
、図1におけるX差分絶対値回路100の説明を行う。 210は2入力の差分を求める回路であり、線分を構成
する両端点の内、始点のX座標XS及び終点のX座標X
Eの差を求める。212は入力信号の絶対値を求める回
路であり、前記回路210の出力XE−XSが入力され
絶対値|X|=|XE−XS|が出力される。すなわち
、図2のSTEP2の計算が行われ線分を構成する両端
点のX座標の差分絶対値|X|を求めることができる。 また、前記回路210から1ビットの符号b0が出力さ
れる。この1ビット符号b0は、XE≧XSなら0、逆
にXE<XSなら1である。図1におけるY差分絶対値
回路110の動作も前記X差分絶対値回路100の動作
と同様であり、XSをYS,XEをYEと置き換えるこ
とにより図2のSTEP3の計算が行われ、線分を構成
する両端点のY座標の差分絶対値|Y|を求めることが
できる。また、Y差分絶対値回路110で出力される符
号は、b1となる。
【0016】次に、図1における領域コード算出回路1
20の動作について説明する。描画する線分のパターン
を描画の開始点を中心に分類すると、図4の様に、8つ
の領域に属する線分パターンに分類できる。また、各パ
ターンが属する領域の条件を図5に示す。図4には、各
線分パターンが属する領域に3ビットのコードを示して
あり、この3ビット・コードが前記領域コード算出回路
120の出力となる。図5からも分かる様に、この3ビ
ット・コードの内、下位2ビットは前記Y差分絶対値回
路110及びX差分絶対値回路100の出力b1とb0
である。また、残りの1ビットであるb2は、前記X差
分絶対値回路100及びY差分絶対値回路110の出力
である|X|及び|Y|を比較する事によって得られる
。|X|≧|Y|ならb2=0、逆に|X|<|Y|な
らb2=1である。このようにして、図2のSTEP4
の計算が行われ、3ビットの領域コードが領域コード算
出回路120から出力される。
【0017】次に、図1における初期値算出回路130
、正加算値算出回路140、及び負加算値算出回路15
0の説明を行なう。これら回路は、前記領域コード算出
回路120の出力であるb2に従って動作する。つまり
図4からも分かる様に、b2が0なら線分はX軸に沿っ
た描画となり Bresenhamアルゴリズムにおけ
る初期値は2|Y|ー|X|、正加算値は2|Y|ー2
|X|、負加算値は2|Y|となる。逆に、b2が1な
ら線分はY軸に沿った描画となり Bresenham
アルゴリズムの初期値は2|X|ー|Y|、正加算値は
2|X|ー2|Y|、負加算値は2|X|となる。図3
において214及び215は符号反転器であり、入力さ
れた値の逆数を求める。216〜219はシフターであ
り、入力された値を2倍にする。220〜223は加算
器であり、2入力の和を求める。また、224〜226
はセレクタであり、b2が1なら上段を、逆にb2が0
なら下段を選択する様になっている。前記X差分絶対値
回路100の出力|X|は符号反転器214を通過する
事によりー|X|となり、また、一方シフター216を
通過する事により2|X|となる。また、符号反転器2
14の出力ー|X|はシフター218を通過する事によ
りー2|X|となる。同様にして、Y差分絶対値回路1
10の出力|Y|から、2|Y|、ー|Y|、及びー2
|Y|が得られる。これらの値が加算器220〜223
を通過する事により、2|X|ー|Y|、2|X|ー2
|Y|、2|Y|ー|X|及び2|Y|ー2|X|が得
られる。また、シフター216及び217の出力として
、2|X|及び2|Y|がある。これらの値をセレクタ
224〜226が選択する事により図2のSTEP5〜
STEP7の計算が行われ、 Bresenhamアル
ゴリズムにおける初期値、正加算値及び負加算値が得ら
れる。
【0018】次に、図1における描画点数算出回路16
0の動作について説明する。この回路も前記初期値算出
回路130、正加算値算出回路140、及び負加算値算
出回路150と同様、前記領域コード算出回路120か
らの出力であるb2に従って動作する。つまり、前述し
た様にb2が0の場合には、線分はX軸に沿った描画と
なるため描画する点の数は|X|+1となる。逆に、b
2が1の場合には、線分Y軸に沿った描画となるため描
画する点の数は|Y|+1となる。図3において227
はセレクタであり、228は加算器である。セレクタ2
27はb2が0の場合には|X|を、b2が1の場合に
は|Y|を選択し、このセレクタ227の出力に対して
加算器228で1が加えられる事により図2のSTEP
8の計算が行なわれ、描画点数を算出できる。
【0019】以上の様にして、領域コードに対応して 
Bresenhamアルゴリズムにおける初期値、正加
算値、負加算値、及び描画点数が求められたことになる
【0020】次に、図6はこの発明の一実施例に係わる
直線ピクセル生成器の構成を示すブロック図である。1
1はX座標を保持し増減可能なXカウンタ、12はY座
標を保持し増減可能なYカウンタ、13は直線の傾きを
領域コードとして保持する領域コードレジスタ、14は
 Bresenhamのアルゴリズムにおけるエラーを
保持するエラーレジスタ、15は領域コードレジスタ1
3とエラーレジスタ14のデータを参照してXカウンタ
11とYカウンタ12のアップダウン制御をするコント
ロールロジック、16はエラーレジスタ14のデータが
負のときに加算されるパラメータ(負加算値)を保持す
るNレジスタ、17はエラーレジスタ14のデータが正
のときに加算されるパラメータ(正加算値)を保持する
Pレジスタ、18はエラーレジスタ14に保持されるデ
ータの符号によってNレジスタ16およびPレジスタ1
7の各データからいずれかを選択し、選択されたデータ
とエラーレジスタ14のデータを加算する加算器である
。図7は図6に示される一実施例における直線の傾きと
Xレジスタ11のX座標とYレジスタ12のY座標と領
域コードレジスタ13とエラーレジスタ14とPレジス
タ17とNレジスタ16の関係を示す図である。Aは領
域コードレジスタ値で45゜単位に区分された領域に対
応する。 PはPレジスタ値、NはNレジスタ値、Sはエラーレジ
スタ値、XはXカウンタ値、YはYカウンタ値を示して
いる。次に、図中の|X|および|Y|について説明す
る。直線の始点座標を(XY,YS)、終点座標を(X
E,YE)とすると、|X|は始点および終点のX座標
の差分の絶対値|XS−XE|、|Y|は始点および終
点のY座標の差分の絶対値|YSーYE|を示している
【0021】図8はピクセルの生成例を示す図であり、
図4、図7、図8を用いて、図6の構成に基づく本実施
例の動作について説明する。まず、ピクセル生成器の前
処理について説明する。4図のように始点を(1、6)
、終点を(4、1)とする直線を考えると、図4より領
域コードは前述したロジックから110であることがわ
かる。始点のX座標と終点のX座標の差分の絶対値|X
|は3、始点のY座標と終点のY座標の差分の絶対値|
Y|は5である。図4の領域コードが110である欄の
 Bresenhamのアルゴリズムによる計算式より
Pはー4、Nは6、Sの初期値は1と求まる。これらの
パラメータ生成は直線ピクセル生成器の前処理として行
なわれ、PはPレジスタ17に、NはNレジスタ16に
、Sはエラーレジスタ14に、Aは領域コードレジスタ
13にロードされる。
【0022】まず、一般的な図6における動作を説明す
る。エラーレジスタ14からコントロールロジック15
に符号を示す信号が送られ、コントロールロジック15
は領域コードレジスタのデータを参照し、Xカウンタ1
1とYカウンタ12の動作の指示を送る。加算器18は
エラーレジスタ14のデータを参照してエラーレジスタ
14に加算するレジスタを選択し加算する。
【0023】次に、前記の具体的な直線描画を例に図7
を基に説明する。いま直線の始点においてSの値は1で
あるから符号は正であり、直線ピクセル生成器は図7に
示されるようにX座標値Xは1増加、Y座標値Yは1減
少、Sは増分Pを加える動作をする。次に、この場合を
図6を用いて説明する。エラーレジスタ14から符号が
正であるという信号がコントロールロジック15に送ら
れ、コントロールロジック15は領域コードレジスタ1
3のデータを参照して領域コードが110であることを
知り、図7で示されるようにXカウンタ11は1増加、
Yカウンタ12は1減少するように指示する。加算器1
8はエラーレジスタ14のデータの符号を参照してエラ
ーレジスタ14に加算するレジスタをPレジスタ17に
選択し、エラーレジスタ14のデータ1とPレジスタ1
7のデーター4を加算しエラーレジスタ14にー3をセ
ットする。Xカウンタ11は1増加してそのX座標値2
を出力し、Yカウンタ12は1減少してそのY座標値5
を出力する。このような動作で始点の次のピクセル41
の座標(2、5)が生成される。
【0024】2点目のピクセル生成の動作を図7を用い
て説明する。2点目のピクセル42の座標(2、5)に
おいてSはー3であるから符号は負であり、直線ピクセ
ル生成器は図7に示されるようにX座標値Xは変化なく
、Y座標値Yは1減少、Sは増分Pを加える動作をする
【0025】次に、この場合を図6を用いて説明する。 エラーレジスタ14から符号が負であるという信号がコ
ントロールロジック15に送られ、コントロールロジッ
ク15は領域コードレジスタのデータを参照し領域コー
ドが110であることにより、Xカウンタ11は変化な
く、Yカウンタ12は1減少するように指示をする。加
算器18はエラーレジスタ14のデーター3の符号を参
照してエラーレジスタ14に加算するデータをNレジス
タ16のデータ6とし、加算し結果3をエラーレジスタ
14にセットする。Xカウンタ11は前と同じ値2を出
力し、Yカウンタ12はY座標を1減少させ4を出力す
る。これにより、ピクセル43の座標(2、4)が生成
される。
【0026】始点座標から終点座標まで上記のような動
作を繰り返して、始点と終点を補間するピクセル座標が
生成される。この繰り返す回数は、コントロールロジッ
ク15に入力される描画点数(T)の値によって定まる
ものである。この例ではT=|Y|+1=6なので、6
回繰り返される。図8は上記の動作を繰り返して生成し
たピクセルである。
【0027】次に、この発明の特徴である領域コード(
b2b1b0)についてあらためて説明する。図4に示
すように領域コードのb0は領域を左右に2分割する。 また、領域コードのb1は領域を上下に2分割する。し
たがって、このb1b0が組み合わさると上下左右の4
個の領域を示すことができる。また、領域コードのb3
は傾き45゜と135゜を境にしてX軸側を主軸にする
かY軸側を主軸にするかの2分割を行なう。したがって
、b2b1b0により、全傾き(360度)がこの8個
の領域コードでカバーされることになる訳である。この
ように全領域をカバーした領域コードに対して、コント
ロールロジック15は8個の各領域コードそれぞれ用の
XカウンタとYカウンタの動作を記憶しておきピクセル
を発生する。このような、領域コードを採用することに
より、始点と終点の入れかえや、X座標とY座標の入れ
かえを全く不要にできるのである。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、 Br
esenhamのアルゴリズムを用いてピクセルを発生
させるため、除算回路が不要になり、演算はすべて整数
のみで行うことができるので、高速な描画が可能となる
。また360度をカバーする領域コードとエラーレジス
タ14の符号よりXレジスタ11、Yレジスタ12、エ
ラーレジスタ14の動作を自動的に指示することにより
、任意の方向に直線ピクセルを生成することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一部実施例を示す線分描画パラメー
タ・セットアップ回路概念図。
【図2】パラメータ計算工程を示すフローチャート図。
【図3】図1を詳細に表わしたパラメータ・セットアッ
プ回路詳細図。
【図4】線分の傾きとその領域コードの関係を示す図。
【図5】領域コードの条件を示す図。
【図6】この発明の一実施例に係わる直線ピクセル生成
器の構成を示すブロック図。
【図7】実施例の直線の傾きとX座標とY座標と領域コ
ードとエラーデータとPレジスタ値とNレジスタ値の関
係を示す図。
【図8】実施例で描いた直線ピクセルの図。
【図9】従来の直線のピクセル生成器の構成を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
11  Xカウンタ 12  Yカウンタ 13  領域コードレジスタ 14  エラーレジスタ 15  コントロールロジック 16  Nレジスタ 17  Pレジスタ 18  加算器 100  X差分絶対値回路 110  Y差分絶対値回路 120  領域コード算出回路 130  初期値算出回路 140  正加算値算出回路 150  負加算値算出回路 160  描画点数算出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】   Bresanhamアルゴリズムを
    用いた直線描画処理を行なう直線ピクセル生成器におい
    て、X座標を保持し増減可能なXカウンタと、Y座標を
    保持し増減可能なYカウンタと、360度範囲内の直線
    の傾きを領域コードとして保持する領域コードレジスタ
    と、 Bresenhamのアルゴリズムにおける誤差
    項を保持するエラーレジスタと、前記領域コードレジス
    タと前記エラーレジスタより前記Xカウンタと前記Yカ
    ウンタのカウント制御を行なうコントロールロジックと
    、前記エラーレジスタを変化させるパラメータを保持す
    るNレジスタおよびPレジスタと、前記エラーレジスタ
    に保持されるデータの符号によって前記Nレジスタと前
    記Pレジスタの各データからいずれかを選択し、選択さ
    れたデータと前記エラーレジスタのデータを加算する加
    算器を備えたことを特徴とする直線ピクセル生成器。
  2. 【請求項2】  以下の工程を有する直線ピクセル生成
    方法 (a)  直線の始点と終点のX座標値とY座標値と読
    込む入力工程、(b)  始点と終点のX差分絶対値と
    Y差分絶対値を計算する差分絶対値計算工程、(c)X
    差分絶対値とY差分絶対値とその大小関係から360度
    範囲の領域を区分する領域コードを計算する領域コード
    計算工程、(d)  X差分絶対値とY差分絶対値の大
    小関係に基づいて、初期の誤差項の値を計算する初期値
    計算工程、(e)誤差項の値が正のとき、誤差項に加算
    する正加算値を計算する正加算値計算工程、(f)  
    誤差項の値が負のとき、誤差項に加算する負加算値を計
    算する負加算値工程、(g)  領域コードと誤差項の
    値の組合わせによって定められた所定のX・Y座標の増
    減オペレーションを実行するピクセル生成工程、(h)
      誤差項の値に基づいて、誤差項の値に正加算値か負
    加算値のいずれかを加算する誤差項加算工程、(i) 
     上記ピクセル生成工程と誤差項加算工程を繰り返す繰
    り返し工程。
JP388591A 1990-06-15 1991-01-17 直線ピクセル生成器及び直線ピクセル生成方法 Pending JPH04260982A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5625769A (en) * 1993-06-24 1997-04-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for and method of generating a straight line and selecting lattice points for display

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