JPH04260954A - アービトレーション・システム及び方法 - Google Patents

アービトレーション・システム及び方法

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JPH04260954A
JPH04260954A JP90408611A JP40861190A JPH04260954A JP H04260954 A JPH04260954 A JP H04260954A JP 90408611 A JP90408611 A JP 90408611A JP 40861190 A JP40861190 A JP 40861190A JP H04260954 A JPH04260954 A JP H04260954A
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Gerald D Boldt
ジェラルド・ドナルド・ボルド
Stephen D Hanna
スティーブン・デイル・ハンナ
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
    • G06F13/362Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
    • G06F13/364Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control using independent requests or grants, e.g. using separated request and grant lines

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システム資源へのアク
セスを要求する複数の優先権要求の間のアービトレーシ
ョン(仲裁)に関し、より詳しくは、バス・アービトレ
ーション、特にスター・バス・アービトレーションに関
するものであり、このアービトレーションとは、システ
ム資源(通常はシステム・バスである)へのアクセス要
求を互いに同時に送出した複数の要求送出元のうちの1
つへの、権利付与を決定するためのプロセスである。あ
る要求送出元(要求送出元はデバイスやプロセッサ等で
ある)へ資源の制御権が授与されたならば、その要求送
出元はタスクが完了するまで、あるいは予め定められて
いる時間の間だけ、その資源を占有することができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電子計
算機(コンピュータ)システムを有効に機能させるため
には、通常、その処理装置に、入力デバイス並びに出力
デバイスへのアクセス機能を持たせておく必要がある。 また、動作効率を高めるためには、それら入出力デバイ
スが中央処理装置からは独立して動作するようにしてお
く必要もある。初期のコンピュータ・システムでは、そ
れら入出力デバイスは中央処理装置によって制御されて
いたが、現代の設計はそのような初期のコンピュータ・
システムとは異なり、処理機能をそれらデバイスの中へ
移管しており、それによって、中央処理装置とそれらデ
バイスとが、同時にしかも独立して機能することができ
るようにしている。しかしながら、時にそれらのデバイ
スは、他のデバイスや中央処理装置との間で共用してい
る資源にアクセスしなければならないことがある。例え
ば、主メモリはしばしば、システム・バスを介してアク
セスされる共用資源とされている。この場合、中央処理
装置は、この主メモリに記憶されているデータに対して
演算を行ない、また、幾つかのデバイスが、システムの
外部からこの主メモリの中へ、処理のためのデータを記
憶させるために用いられ、一方、更に別のデバイスが、
データをシステムの外部で利用するために(例えば計算
結果や処理結果をプリントするため等に)この主メモリ
からデータを読み出すために用いられる。
【0003】中央処理装置の仕事をなるべく妨げないよ
うにするために、ダイレクト・メモリ・アクセス(DM
A)という名称で知られている技法が用いられており、
それによれば、中央処理装置が介在する必要なく、デバ
イスがメモリからの読み出しやメモリへの書き込みを行
なうことができる。この技法は、メモリ内のデータ記憶
位置のアドレスを、デバイスの中に(あるいは、デバイ
スがそれを介して動作するところのチャネルの中に)記
憶させておき、そのアドレスを利用して、中央処理装置
や他のデバイスがメモリへのアクセスを禁止されている
1回ないし複数回のサイクルの中で、そのメモリをアド
レスするというものである。このDMAプロセスは、い
わゆる割込プロシージャとして行なわれるものであり、
その理由は、このプロセスは、メモリへのアクセスを必
ずしも定期的、周期的に必要とするものではなく、むし
ろ、非同期的に中央システムに割り込むものだからであ
る。この種のプロセスはまた、サイクル・スチーリング
(cycle stealing)とも呼ばれている。
【0004】中央処理装置をも含めたあらゆる種類のデ
バイスは、互いに同時にメモリ・バスにアクセスするこ
とはできず、その理由は、もし互いに同時にアクセスし
たならば、個々の信号の識別ができないからである。従
って、複数の資源要求が送出されたならばそれらの要求
に対して、全てのデバイスの夫々の必要条件が満足され
る方法で、アービトレーションが行なわれるようにする
必要がある。即ち、デバイスのうちには、他のデバイス
より高速のデータ速度で動作するものがある。例えば、
ディスク記憶装置は、紙テープ装置よりも高速でデータ
の読み書きを行なうことができる。従って、高速のデバ
イスは、低速のデバイスよりも、より高速で、より頻繁
に、メモリへアクセスする必要がある。それゆえ、複数
のデバイスの間における、アクセスの優先順位を設定し
ておく必要がある。
【0005】1つのシステムの中の個々のデバイスへの
優先順位の割当は、単に動作速度だけを考慮して行なわ
れるのではない。次のような事態を防止することも必要
である。即ち、1個ないし数個の、優先順位がより高位
にあるデバイスによるアクセスが混み合うことによって
、優先順位がより低位にあるデバイスがはじき出されて
しまい、しかもその程度が、それら低優先順位のデバイ
スが充分なシステム資源へのアクセスが得られないため
に適切な動作ができなかったり、あるいは、しばしば充
分なアクセスが得られないためにデータが失われてしま
うという結果になったりする程になるのを、防止する必
要がある。
【0006】固定した優先順位規定をハードウェアに実
装して利用するという方法は、中央処理装置の動作を妨
げることなく、高速でアービトレーションを行なえると
いう利点を持つ。一方、中央処理装置によって制御され
る可変の優先順位規定を利用するという方法は、より柔
軟性に富んだ方法ではあるが、速度が低下し、また、中
央処理装置の介在を必要とする。
【0007】優先権の割当が固定してしまわないように
するための方法が幾つか開発されており、それらの方法
の中には、複数のデバイスの間で優先権を回り持ちさせ
るという方法や、シリアル・プロシージャまたはポーリ
ング・プロシージャを採用した方法、それにその他の複
雑な方法などもある。
【0008】米国特許第4229791号には、複数個
の互いに独立したアービトレーション回路を用いて、コ
モン・バスへのアクセスを制御するという方法が開示さ
れている。それらアービトレーション回路の各々には、
予め優先順位が割当てられているが、ただし、各アービ
トレーション回路は、他のユニットの動作に影響を及ぼ
すことなく、システムへ加え、またはシステムから抜き
取り、或いはディスエーブルすることができるものとさ
れている。
【0009】米国特許第4257095号には、システ
ム・バスの制御権を握っている優先順位がより高位にあ
るデバイスがアイドル状態にある間に、或いはそのデバ
イスがシステム・バス以外のバスにアクセスしている間
に、優先順位がより低位にあるデバイスがシステムにア
クセスし得るようにするアービトレーション回路を備え
た、共用システム・バスが開示されている。
【0010】米国特許第4499538号には、複数の
アクセス要求の間の並行的且つ非同期的なアービトレー
ションであって、固定優先順位方式とすることもでき、
周期的順次優先方式とすることもでき、また、それらの
折衷方式とすることもできるアービトレーションが開示
されている。
【0011】米国特許第4716523号には、データ
転送をDMAモードと割込駆動式モードとのいずれのモ
ードにもすることのできる、プログラム選択式としたデ
ータ転送モードが開示されている。DMA要求とキャラ
クタ割込要求との間でアービトレーションが行なわれ、
それによって、制御権がDMAコントローラか、または
キャラクタ割込コントローラかの、いずれかに渡される
ようにしている。
【0012】米国特許第4418974号には、割当て
るべき複数の優先順位値を所定の複数の記憶位置に記憶
しておくようにした優先権システムであって、それら記
憶位置を周期的にアドレスして、それら割当てるべき優
先順位値と共に記憶されている情報に基づいて優先権を
授与するというアドレス方式を備えた、優先権システム
が開示されている。
【0013】本発明は、ソフトウェアのみで構成された
システムの欠点と、ハードウェアのみで構成されたシス
テムの欠点とのいずれをも、それら両種のシステムの利
点を組み合わせることによって、除去したものである。 本発明は更に、高優先順位の要求送出元に対して授与さ
れるアクセス権の連続授与回数を制限することによって
、低速の、低優先順位の要求送出元が締め出されたまま
になってしまうという問題を解決するものである。
【0014】本発明は、複数の要求送出元に対して同一
の優先順位の割当てを行なえ、また、衝突を解消するこ
とができ、更には、要求送出元の連続したアクセスの回
数に限界を与えることができ、しかもこれら全てを1回
の要求/授与サイクルの間に行なうことのできる能力を
有するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、システ
ムが、アクセス優先順位を割当てると共に、それに対応
させたバンプ値を設定する。複数のアクセス要求を受け
取ったときには、それら複数の要求の間のアービトレー
ションを、割当てられている優先順位と、バンプ値と、
受け取ったアクセス要求とに応じて行なう。ある高優先
順位のアクセス要求に対してアクセス権を授与したなら
ば、それに続く、バンプ値によって設定された回数の連
続するアクセス権授与が行なわれている間、その要求送
出元からの要求をオフ状態に保持する。2回以上の連続
した要求/授与サイクルに亙って行なわれるアクセスが
必要とされた場合には、必要なだけの長さに亙って、優
先順位に基づいたアクセスが継続されるようにすること
もできる。
【0016】
【実施例】以下に示す定義は、好適実施例の説明をより
明瞭に且つ簡明にするために提示するものである。
【0017】バス・マスタとは、それが関係している少
なくとも1つのバスにアクセスしてそのバスを制御する
能力を備えた回路であって、しかも、システムの処理装
置が介在しなくとも、バスにアクセスして、例えばシス
テム・メモリと入出力デバイスとの間のデータ交換のた
めのダイレクト・メモリ転送(DMA)等の、適切な動
作を行なうことのできる回路のことである。
【0018】スター・アービトレーションとは、複数の
アクセス要求を並列的に受け取り、そして、互いに並列
な幾つかの要求のうちの1つにアクセス権を授与する、
優先権要求システムであって、そのアクセス権の授与は
、最高優先順位の要求送出元に対して授与するようにし
たものもあり、或いは、その他の何らかの規定に従って
決定した要求送出元に対して授与するようにしたものも
ある。
【0019】以下に説明するスター・アービトレーショ
ン・システムは、4個のバス・マスタを備えたシステム
である。それらのバス・マスタは、バスの制御権を獲得
するために互いに競争するものであり、競争に参加する
バス・マスタの組み合わせには、あらゆる組み合わせが
あり得る。バス・マスタの個数をこのように4個に限っ
たのは、システムの説明を理解し易くするためであるが
、ただしこのシステムは、任意の個数のバス・マスタを
含むように拡張することのできるものである。以下の説
明で使用する記号による表記法は、4個以上の要求送出
元を含むように拡張したシステムについても明瞭に理解
できるようにし、そして説明自体も理解し易くする表記
法としてある。更に、以下に説明するものはバスのアク
セスのためのシステムであるが、ただしそれは、広く一
般的にシステム資源へのアクセスを要求する複数の要求
送出元を有する、その他のシステムにも応用可能なもの
である。
【0020】本発明にかかるスター・アービトレーショ
ン・システムは、それが接続された処理装置が設定する
ことのできる、複数のプログラム可能な変数(vari
ables)を有するものである。それらプログラム可
能な特徴(features)には、バス・マスタの各
々に割当てるための優先順位割当値や、バス・ロック機
能を制御する、バス・マスタの各々に対応させるバンプ
値が含まれる。このシステムは、2個以上のバス・マス
タに対して同一の優先順位を割当てていることに起因す
る衝突を解消することも、可能なものである。
【0021】バンプ値は、優先順位がより高位にあるバ
ス・マスタが、バスへのアクセスを要求している他のバ
ス・マスタに譲らねばならない要求/授与サイクルの回
数を定めた値である。
【0022】以下の説明においては、バス・マスタの個
数は4個に限定されている。また、それらの各々をA、
B、C、Dの記号で表わすと共に、それらを総括的にX
で表わしている。それらバス・マスタの各々は、個別の
要求ラインREQXと、個別の授与ラインGNTXとを
備えている。それらバス・マスタの各々には優先順位値
PX(1、0) が割当てられており、この優先順位値
は2ビットの2進数である。10進数の「0」に相当す
る「00」という値で最高の優先順位を表わすようにし
ており、また、10進数の「3」に相当する「11」と
いう値が、最低の優先順位を表わす値としてある。バス
・マスタに割当てるこれら優先順位値は、互いに同一の
値がないようにする必要はない。即ち、異なったバス・
マスタに対して同一の優先順位値を割当てても良い。
【0023】更に、バス・マスタの各々には、バンプ値
(降格値)BX(1、0) を割当ててあり、ここでは
説明を分かり易くするために、この値も2ビットの2進
数値としてある。あるバス・マスタに割当てたバンプ値
は、その他のバス・マスタからの要求が係属中である場
合に限って当該バス・マスタがその他のバス・マスタに
譲らねばならない要求/授与サイクルの回数を定めたも
のである。
【0024】それら優先順位値並びにバンプ値は、処理
装置バスを介して制御処理装置から供給される。2相ク
ロックを用いてタイミングを取るようにしており、また
、マルチ・レベルのロジック・ネットワークを用いるこ
とにより、要求に応えて授与した優先権が1回の要求/
授与サイクルの中だけで完結するように、このシステム
は構成されている。
【0025】優先順位値PXとバンプ値BXとは、2ビ
ットの値であるとして説明しているが、これらの値は任
意の個数のビットへと拡張することができる。優先権要
求に応えてXに優先権が授与されたならば、信号GPX
がセット状態にされ、そしてこの信号GPXは、バンプ
値BX(1、0) によって示されている回数の要求/
授与サイクルの間、そのままセット状態に保持される。 信号GPXがセット状態とされると、それによって、当
該信号に対応したバス・マスタXの優先順位値が順位1
つ分降格(即ちバンプ・ダウン)されたのと(例えばレ
ベル0からレベル1へ降格されたのと)同じ効果が得ら
れる。 別のバス・マスタがバスの制御権を獲得したならば、こ
のバンプ値は毎回の要求/授与サイクルごとにデクリメ
ントされてついには「0」になり、それによって、この
バンプ値が割当てられているバス・マスタは再びバスの
制御権を獲得できるようになり、また、そのときには、
アクセスを要求している他のバス・マスタも同一の優先
順位にまで降格されている。換言すれば、このバンプ値
は、個々のバス・マスタが行なう連続したアクセスの間
に、そのバス・マスタ以外のバス・マスタがバスの制御
権を獲得することができる、要求/授与サイクルの回数
を定めたものである。このBXの値は、1) 新たに別
のバス・マスタがバスの制御権を獲得したときには、デ
クリメントされ、2) いずれのバス・マスタもバスの
制御権を要求しなかったときには、「0」に設定され、
そして、3) このBXの値が割当てられているバス・
マスタがバスの制御権を獲得したときには、このBXの
初期値に設定される。
【0026】2個のバス・マスタに対して同一の優先順
位が割当てられており、そのために衝突が発生したとき
には、優先権はアルファベット順に従って授与される。 即ち、AはBに優先し、BはCに優先し、以下同様であ
る。このような決定がなされるようにするためには、夫
々の要求ラインを本ロジックに接続する際の接続位置を
適当に定めるようにすれば良い。
【0027】2種類のプログラム可能な動作モードが用
意されている。その1つはノンオーバラップ・モード(
ACMODE=1のとき)であり、これは、処理装置が
バスをより頻繁にアクセスすることができるモードであ
る。もう1つはオーバラップ・モード(ACMODE=
0のとき)であり、これは、連続して到来する優先権要
求をより効率的に処理することのできるモードである。 モードの設定は、処理装置によるメモリへのアクセスが
多数回行なわれることになると予想されるか、或いは、
多数の優先権要求が送出されることになるか、に応じて
行なうようにすれば良く、後者のようになるのは、例え
ば、ページ・バッファのように大量のデータのロードが
行なわれる場合等である。
【0028】以下の説明において、「&」は論理積演算
(AND)を表わし、「v」は論理和演算(OR)を表
わし、「@」は排他的論理和演算(Exclusive
−OR)を表わし、また、「’」は論理否定演算(NO
T)を表わす。
【0029】本好適実施例においては、文字「X」によ
って複数の変数識別子A、B、C、及びDを表わすよう
にしている。例えばREQXは、4つの信号、REQA
、REQB、REQC、及びREQDを表わしている。 これによって、完全に一般化された、任意の個数の変数
識別子を包含する表記法を使用することが可能となって
いる。例えば、要求優先順位を8段階とする必要がある
実施例であれば、REQXによって、REQAからRE
QHまでを表わすことができる。優先順位値とバンプ値
とについても、2ビット以上(2進数)のビット数を採
用することができる。ここで用いる表記法は更に、本発
明をより容易に理解し得るようにもするものである。
【0030】2つのタイム・パルスT1とT2とが交互
に発生されるようにしてあり、これらのパルスによって
、タイミングを取るための2相クロックを構成している
【0031】図1は、アービトレーション・ネットワー
クのロジック図を示すものである。バス・ラッチ101
は複数のフリップフロップから構成されており、STA
RT信号(開始信号)を、ANDゲート103を介して
タイム・パルスT1によってゲーティングして得られる
出力信号に応答して、処理装置のバスから供給されてい
るビットがこのバス・ラッチ101に記憶されるように
しており、この記憶動作によってプロセスが開始される
。ANDゲート103から出力されるその出力信号は、
更に、制御ロジックによって、RST信号としても利用
される。
【0032】ここに説明する実施例では、8個のビット
(1個のバス・マスタにつき2ビットづつ)によって複
数のバンプ値を形成するようにしており、それらのバン
プ値はマルチプレクサ105を介してゲーティングされ
、8ビットのレジスタ109へ入力される。更に詳しく
説明すると、レジスタ101に記憶されたビットは、そ
こからマルチプレクサ105を介して、タイム・パルス
T2によってゲーティングされて、このレジスタ109
へ入力される。またこれと同時に、複数の優先順位割当
値を表わす8個のビットが、ゲーティングされてレジス
タ111へ入力される。タイム・パルスT1の発生時に
、レジスタ109の内容はゲーティングされてレジスタ
119へ入力され、また、レジスタ111の内容はゲー
ティングされてレジスタ115へ入力される。
【0033】更にそれと同じT1のタイム・パルスによ
って、4ビットのレジスタ117の中へ、活性状態にあ
る優先権要求信号、REQA、REQB、REQC、ま
たはREQDが記憶される。これらの信号は総括的にR
EQXで表わしてある。またこれらの信号の論理和(O
R)を取ることによって信号VREQXが発生され、こ
の信号VREQXは、制御ロジックによって使用される
信号である。
【0034】タイム・パルスT1の発生時刻とそれに続
くタイム・パルスT2の発生時刻との間に、レジスタ1
15、レジスタ117、及びレジスタ119からの信号
は、4つのレベルから成る組合せロジックを通過する。 この組合せロジックの第4レベル127からは、タイミ
ング信号PGNTによってゲーティングされて、新たな
優先権授与信号が送出される。組合せロジックの第4レ
ベルから出力されるこの出力信号は、タイム・パルスT
2によってゲーティングされて、フリップフロップ13
1、133、135、及び137へ入力される。
【0035】組合せロジックの第1レベル121は、バ
ンプ値のビットBX(1、0) とREQX信号のビッ
トとを結合し、それによってXREQで表わされる4つ
の出力信号を発生するものである。即ち、       XREQ = REQX & (GPX 
& LR)’ であり、              
     ( 1)ここで、GPX = BX1 v 
BX0、 且つ、                 
           ( 2)         L
R = v(REQX & GPX’) である。  
                     ( 3)
【0036】論理式の左辺が「X」を含んでいる場合に
は、その論理式の右辺を成している部分の評価をするに
際して、そのXに論理変数識別子A、B、C、及びDを
次々と代入しつつ、その評価を4回繰り返して実行する
ことを表わしている。
【0037】例えば、式(1)は4つの論理信号が発生
されることを表わしており、それら4つの信号はARE
Q、BREQ、CREQ、及びDREQである。これら
信号成分の各々は、同一の変数識別子を式(1)の右辺
に代入することによって導出される。例えば、AREQ
 = REQA & (GPA & LR)’、BRE
Q = REQB & (GPB & LR)’、以下
同様である。
【0038】LRを得るための式(3)は、その左辺に
は「X」という変数識別子は含まれていないが、その右
辺の部分に「X」が使われている。この式(3)に用い
られている表記法は、Xの値であるA、B、C、及びD
の全てについて、括弧の中の項の論理和(OR)を取る
ことを表わしている。即ち、LR = (REQA &
 GPA’) v (REQB & GPB’) v 
(REQC & GPC’) v (REQD & G
PD’)である。
【0039】組合せロジックの第1レベル121からの
、XREQで表わされるそれら複数の信号は、この組合
せロジックの続く2つのレベル123と125とへ、そ
れらの入力信号として供給される。
【0040】XREQで表わされるそれら複数の信号は
更に、それらの論理和(OR)が取られ、それによって
VXREQ信号が発生される。このVXREQ信号はコ
ントローラへ供給されて、後に詳述するようにして用い
られる。
【0041】組合せロジックの第2レベル123は、X
REQで表わされる複数の信号と、PX(1、0) で
表わされる複数の優先順位信号とを組み合わせて、4つ
の出力信号GNT(0−3) を発生させており、これ
は次のとおりである。       GNT0 = REQ0、       
                         
        ( 4)      GNT1 = 
REQ1 & REQ0’、            
                    ( 5) 
     GNT2 = REQ2 & (REQ1 
v REQ0)’、                
       ( 6)      GNT3 = R
EQ3 & (REQ2 v REQ1 v REQ0
)’、                ( 7)ここ
で、REQn = v(XREQ & PX(1、0)
=n)、n=0、1、2、3 である。     ( 
8)
【0042】  式(8)は、XREQと、復号化
することによって指定されたnの値になる優先順位ビッ
トPX(1、0) との間の、論理積(AND)である
複数の値の、論理和(OR)を取るものであると解釈で
きる。例えば、       REQ0 = v(XREQ & PX1
’ & PX0’)                
         ( 9)           =
 v(XREQ & (PX1 v PX0)’)  
                      (10
)式(10)は、ド・モルガンの公式を用いて式(9)
から導出したものである。
【0043】式(8)の別の例として、n=2とした例
を挙げると、 REQ2 = (AREQ & (PA1’ v PA
0)’) v(BREQ & (PB1’ v PB0
)’) v(CREQ & (PC1’ v PC0)
’) v(DREQ & (PD1’ v PD0)’
) となる。      (11)
【0044】式(4
)から式(7)までは、以下のように一般化することが
できる。 GNTn = REQn & v(REQi)’ ただ
し i=0、1、...、n−1 である。
【0045】組合せロジックの第3レベル125では、
XREQ、GNT(0−3) 、それにPX(0、1)
 で表わされる信号が組み合わされて、XGNTで表わ
される4つの出力信号が発生され、これは以下のように
して行なわれる。       XGNT = XREQ & v(GNT
n & PX(1、0)=n)           
         (12)
【0046】これらの、X
GNTで表わされる複数の信号が、制御信号PGNT(
この制御信号PGNTについては後に詳述する)によっ
てゲーティングされることによって、最終的な優先権授
与信号であるGNTX信号が発生され、このGNTX信
号は、タイム・パルスT2の発生時に、複数のフリップ
フロップ131、133、135、または137のうち
の該当するフリップフロップに記憶される。優先権授与
信号は以下のようにして発生される。       GNTX = PGNT & XGNT 
& (v(YGNT))’、ただし Y=A、B、..
.、X−1  (13)ここでYは、Xの代わりをする
代用変数、即ちダミー変数であり、Xの1つ手前までの
複数個の論理変数識別子の論理和(OR)を取った値を
表わすために使用している。例を挙げるならば、       GNTC = PGNT & CGNT 
& (AGNT v BGNT)’ である。    
     (14)
【0047】GNTXで表わされる
複数の信号は制御ロジックで使用され、また更に、それ
ら複数の信号の論理和(OR)が取られることによって
、コントローラで使用されるVGNTX信号が発生され
る。
【0048】マルチプレクサ105は互いに並列な8個
のマルチプレクサを表わしており、それら複数のマルチ
プレクサの各々は、信号XK0及びXK1によって制御
されるものである。更に詳しく説明すると、A、B、C
、及びDの、各チャネルごとに2ビットのバンプ値が存
在している。それら複数のマルチプレクサは、XK1及
びXK0の値が「0」であるときには、論理値「0」を
ゲーティングして送出することによって、複数のレジス
タ109をリセットすることができる。XK1及びXK
0の値が「1」であるときには、レジスタ101からの
ビットが、ゲーティングされてレジスタ109へ入力さ
れる。XK1及びXK2の値が「3」であれば以前のバ
ンプ値がレジスタ119からレジスタ109へ、リサイ
クルされる。
【0049】図3は、バンプ制御ロジックのブロック図
を示すものである。この制御ロジック301は、Xの値
(ここで説明している実施例ではXの値には4つある)
の各々に対して1つづつ設けられるものである。このロ
ジック301への諸々の入力信号のうち、信号GNTX
以外の全ての入力信号は、Xの各々の値のいずれについ
ても同じ信号となっている。状態C信号とDMAREQ
信号とは、後に詳述するようにコントローラから供給さ
れる信号である。VXREQ信号とVREQX信号とは
、既に説明したとおりである。HOLD信号は、制御用
処理装置から供給され、図1のレジスタ101の中の処
理装置ビンからある補助ラッチの中に記憶することがで
きるようにした信号である。
【0050】このバンプ制御ロジック301から出力さ
れる出力信号XK1とXK0とが、このロジック301
に対応した、図1に示されているマルチプレクサ105
を制御するのである。
【0051】マルチプレクサ105の動作を規定する論
理式は次のとおりである。       XK=0:  v(REQX)’ v R
ST                       
         (15)      XK=1: 
 PRI & XGNT              
                      (16
)      XK=2:  PRI & XGNT’
                         
          (17)      XK=3:
  v(REQX) & RST’ & PRI’  
                       (1
8)ここで、PRI = 状態C & VXREQ &
 DMAREQ & HOLD’ である。     
(19)
【0052】式(15)〜式(18)から、以
下のようにして、個々の制御ビットの論理式が導出され
る。       XK1 = (PRI & GNTX’)
 v (v(REQX) & RST’ & PRI’
)        (20)      XK0 = 
v(REQX)’ v RST v (PRI & G
NTX)                  (21
【0053】これらの式は、バンプ制御ロジック30
1のロジック・ネットワークを完全に且つ明確に規定し
ている式である。
【0054】図1のデクリメンタ107は、バンプ値の
各組ごとに1つづつ備えられるものであり、以下の論理
式に従って動作する。       BX1* = (BX1 @ BX0)’
                         
         (22)      BX0* =
 BX0’                    
                      (23
)ここでBXn*は、タイム・パルスT1によってゲー
ティングされて、レジスタ109へ入力される、デクリ
メンタ107からの出力信号である。
【0055】式(19)の中に示されているPRI信号
を形成する成分である夫々の信号の発生源はコントロー
ラであり、そのコントローラについて以下に詳細に説明
する。
【0056】処理装置から供給される優先順位割当値P
Xとバンプ値BXとに加え、この処理装置から出力され
るその他の重要な信号に、LSP(Load/Stor
e Pending)信号があり、このLSP信号は、
その中央処理装置がバスへのアクセスを必要としている
ことを表示する信号である。このLSP信号によって、
中央処理装置がその必要とするバスへのアクセスを完了
するまで、優先権要求に対する授与信号の送出が禁止さ
れる。
【0057】あるバス・マスタが、2回以上の要求/授
与サイクルに亙るバスの制御権を必要とする場合には、
即ち、例えば数回の要求/授与サイクルに亙るDMAバ
ーストが行なわれる場合等には、そのバス・マスタはH
OLD信号を送出する。同様に、ある資源が数回の連続
した要求/授与サイクルを必要とする場合には、その資
源がHOLD信号を送出することも可能としてある。
【0058】以上のそれら信号は、図2に示す、コント
ローラである状態機械を制御するものである。このコン
トローラのロジックは、4つの状態を有する順次状態機
械として構成されている。このコントローラから出力さ
れる重要な信号に、PGNT信号とDMAREQ信号と
がある。
【0059】DMAREQ信号は、要求に対する授与が
行なわれたときに、このコントローラから送出される信
号であり、この信号によりその授与によってアクセス権
を授与されたバス・マスタがバスの制御権を実際に手に
入れるまでの間に、状態機械であるこのコントローラが
その状態を変えたり、或いは、別の要求に授与を行った
りすることがないようにする。DMAREQ信号は、バ
ス・マスタがバスの制御権を手に入れたときにリセット
される。このコントローラのロジックにおいては、制御
ロジックから出力される出力信号がフリップフロップ2
03をセット状態にし、そしてこのフリップフロップ2
03から、DMAREQ信号が供給されるようにしてい
る。このフリップフロップ203は、バス・マスタの1
つにバスの制御権が与えられた(VGNTX信号によっ
て通知される)ときに、リセットされる。
【0060】このコントローラのロジック201へ入力
される入力信号のうちには、現在の状態信号、処理装置
からの信号(HOLD、LSP、ACMODE)、それ
に図1のアービトレーション・ロジックからのVXRE
Q信号が含まれている。
【0061】このコントローラのロジック201から出
力される出力信号には、PGNT信号があり、また、D
MAREQ信号をセット状態にする信号がある。完全な
システムとするためには、その他の出力信号も必要とさ
れる可能性があるが、しかしながら、それらその他の出
力信号は、本発明を説明する上では、重要でもなく、ま
た必要でもない信号である。
【0062】このコントローラのロジックは、図4の表
によって、完全に且つ明確に示されている。図4の、上
側の9本の横列は、コントローラへの入力信号並びにコ
ントローラの状態信号を表わしている。図4の、下側の
6本の横列は、それら入力信号並びに状態信号によって
定まる出力信号を表わしている。最上部の4本の横列は
、可能な機械状態を表わしている(A、B、C、及びD
という状態を表わす記号は、バス・マスタを表わす記号
とは無関係であり、全く別のものである)。オーバラッ
プ・モードでは、コントローラはこれら4つの状態の全
てを利用する。一方、ノンオーバラップ・モードにおい
ては、状態Aと状態Cとだけが利用される。
【0063】状態Aは、この機械に最初に電源が投入さ
れたときに入る状態であり、また、動作中におけるアイ
ドル状態でもある。状態Bは、待機状態即ちホールド・
オフ状態である。状態Cはゴー状態であり、この状態に
あるときにはハードウェアの動作が、主としてPGNT
信号の発生によって制御されている。状態Dはギャップ
状態であり、状態Cからの制御信号を維持して、アイド
ル状態への遷移が滑らかに行なわれるようにするもので
ある。
【0064】上側の9本の横列の中の縦列に関し、「1
」という値は、この機械の状態が、その「1」が書き込
まれている横列が表わしている状態にあること、ないし
は、その横列が表わしている論理信号が真(活性状態)
になっていることを表示するものである。「0」は、そ
れに対応する論理信号が偽(非活性状態)になっている
ことを表わす。空欄のままとしてあるのは、その論理信
号の値が必要でなく、一般に言うところの「どうでも良
い値」であることを意味している。
【0065】下側の6本の横列の中の縦列に関し、「X
」は、その「X」が書き込まれている横列に対応した信
号を発生するという動作を表示している。この動作は、
同一の縦列の中にある、上側の9本の横列の中の変数の
、論理積(AND)演算の演算結果となっている。
【0066】例えば、左端の第1番目の縦列は、このコ
ントローラである機械が状態Aにあり、LSP信号が活
性化しており、かつACMODE信号が非活性化してい
る、ということを示している。この信号の組合せによっ
て決定される動作は選択Aであり、これは即ち、次の状
態は、状態Aにするというものである。この第1番目の
縦列によって表わされている論理式は、      選
択A = 状態A & LSP & ACMODE’ 
である。             (24)
【006
7】第2番目の縦列が表わしているのは、状態Aにあり
、ACMODE信号は活性化しておらず、DMAREQ
信号とHOLD信号の両方は活性化しており、またそれ
と同時に、LSP信号は非活性化しているという場合に
、実行される動作である。この場合、次の状態として選
択されるのは状態Bである。即ち、      選択B
 = 状態A & LSP’ & ACMODE’ &
 DMAREQ & HOLD     (25)であ
る。右辺の信号が同一で、ただし状態だけは状態Bであ
るという場合にも、次の状態として状態Bが選択される
ことになる。これは即ち、コントローラは待機状態へ入
ったならば、その待機状態に留まるということである。
【0068】一方、状態Bにあるときに、LSP信号は
活性化したがACMODE信号は非活性状態のままであ
るという場合には、状態Aが選択されることになる。
【0069】図4のコントローラの状態に関する重要な
動作は、状態CにあってVXREQ信号が活性化したと
き、及び状態DにあってVXREQ信号が活性化したと
きに実行される動作である。これらの状況においては、
DMAREQ信号とPGNT信号とが発生される。これ
ら2つの信号は、そのときの状態とVXREQ信号との
2つだけに応じて発生されるものである。
【0070】最後の6本の縦列は、ACMODE信号が
活性状態にあるときの状態の遷移を表わしている。出力
信号である、DMAREQ信号とPGNT信号とが発生
されるのは、状態CにあってはVXREQ信号が活性化
したときだけであるが、しかしながら、中間状態である
状態Bと状態Dとがなかったならば、このコントローラ
である機械は、続けざまに到来する連続した複数の要求
信号に応答してしまうおそれがある。
【0071】以上に本発明をその好適実施例に基づいて
具体的に図示し説明したが、当業者には理解されるよう
に、本発明の概念並びに範囲から逸脱することなくその
形態並びに細部に関して様々な改変ないし変更を加える
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】アービトレーション・システムのロジックのブ
ロック図である。
【図2】前記アービトレーション・システムを制御する
ためのコントローラのブロック図である。
【図3】バンプ制御ロジックのブロック図である。
【図4】前記アービトレーション・システムのロジック
を制御する状態機械を規定した表である。
【符号の説明】
101  バス・ラッチ 105  マルチプレクサ 109  レジスタ 111  レジスタ 115  レジスタ 117  レジスタ 119  レジスタ 121  組合せロジックの第1レベル123  組合
せロジックの第2レベル125  組合せロジックの第
3レベル127  組合せロジックの第4レベル131
  フリップフロップ 133  フリップフロップ 135  フリップフロップ 137  フリップフロップ 201  コントローラ・ロジック 203  フリップフロップ 301  バンプ制御ロジック

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アクセス優先権アービトレーション・
    システムであって、アクセス優先順位を割当てるための
    手段と、バンプ値を設定するための手段と、複数のアク
    セス要求を受け取るための手段と、割当てられているア
    クセス優先順位と、アクセス要求と、バンプ値とに応答
    して、複数の割込要求の間のアービトレーションを行な
    うための手段と、を含んでいるアクセス優先権アービト
    レーション・システム。
  2. 【請求項2】  多数のアクセス要求が予想されるとき
    にはアービトレーションをより高速で実行し得るように
    、動作モードを制御するための手段を含んでいる請求項
    1のシステム。
  3. 【請求項3】  前記バンプ値をデクリメントするため
    の手段を含んでいる請求項1のシステム。
  4. 【請求項4】  前記バンプ値を「0」に設定するため
    の手段を含んでいる請求項3のシステム。
  5. 【請求項5】  前記バンプ値を初期値に設定するため
    の手段を含んでいる請求項4のシステム。
  6. 【請求項6】  資源へのアクセス要求を表わす要求信
    号を供給するための複数本の要求ラインと、前記複数本
    の要求ラインの各々に優先順位を割当てるための第1手
    段と、前記複数本の要求ラインの各々にバンプ値を割当
    てるための第2手段と、前記第1手段と、前記第2手段
    と、前記要求信号とに応答して、前記複数本の要求ライ
    ンのうちの1本へアクセス授与信号を送出するための出
    力手段と、を含んでいるシステム。
  7. 【請求項7】  動作モードを設定するためのモード設
    定手段と、前記モード設定手段に応答して、前記出力手
    段にアクセス授与信号を異なった速度で送出させるため
    の手段と、を含んでいる請求項6のシステム。
  8. 【請求項8】  前記アクセス授与信号と前記バンプ値
    とに応答して、先行するアクセス授与信号の送出を受け
    た要求ラインに付随するバンプ値が「0」より大きい場
    合に、当該要求ラインへのアクセス授与信号の送出を禁
    止するためのロックアウト手段を含んでいる請求項6の
    システム。
  9. 【請求項9】  前記ロックアウト手段と前記アクセス
    授与信号とに応答して、ある要求ラインに付随する「0
    」以外のバンプ値を、それとは別の要求ラインにアクセ
    ス授与信号が授与されたときにデクリメントするための
    デクリメント手段を含んでいる請求項8のシステム。
  10. 【請求項10】  前記要求信号の非存在状態に応答し
    て、全てのバンプ値を前記第2手段によって設定された
    値に設定する初期化手段を含んでいる請求項9のシステ
    ム。
  11. 【請求項11】  前記要求信号に応答して、ある要求
    ラインが要求信号を送出しており且つその要求信号の他
    には要求信号が存在していない場合に、その要求信号を
    送出している当該要求ラインのバンプ値を「0」に設定
    するための「0」設定手段を含んでいる請求項10のシ
    ステム。
  12. 【請求項12】  複数の要求手段を有し、それら要求
    手段の各々がアクセス要求信号を送出し且つアクセス授
    与信号を受け取るための手段であり、更に、それら要求
    手段の各々に優先順位値が割当てられている、優先権要
    求アービトレーション・システムであって、前記複数の
    要求手段の各々にバンプ値を割当てるための手段と、前
    記アクセス要求信号と、前記優先順位値と、前記バンプ
    値とに応答して、要求信号が活性化している要求ライン
    のうちで、優先順位値が最も高位のものであり且つバン
    プ値が「0」である要求ラインへアクセス授与信号を送
    出するための手段と、を含んでいる優先権要求アービト
    レーション・システム。
  13. 【請求項13】  前記アクセス授与信号に応答して、
    アクセス授与信号の送出を受けていない要求ラインに付
    与されているバンプ値をデクリメントするための手段を
    含んでいる請求項12のシステム。
  14. 【請求項14】  前記要求信号に応答して、ある要求
    ラインが要求信号を送出しており且つその要求ライン以
    外の要求ラインは要求信号を送出していない場合に、そ
    の要求信号を送出している当該要求ラインのバンプ値を
    「0」に設定するための手段を含んでいる請求項13の
    システム。
  15. 【請求項15】  前記要求信号に応答して前記バンプ
    値を設定するための手段を含んでいる請求項14のシス
    テム。
  16. 【請求項16】  資源へアクセスする要求を表わす要
    求信号を複数本の要求ラインから供給するステップと、
    前記複数本の要求ラインの各々に優先順位を割当てるス
    テップと、前記複数本の要求ラインの各々にバンプ値を
    設定するステップと、前記優先順位と、前記バンプ値と
    、前記要求信号とに応答して、前記複数本の要求ライン
    のうちの1本へアクセス授与信号を送出するステップと
    、を含んでいる方法。
  17. 【請求項17】  先行するアクセス授与信号の送出を
    受けた要求ラインに付随するバンプ値が「0」より大き
    い場合に、当該要求ラインへのアクセス授与信号の送出
    を禁止するステップを含んでいる請求項16の方法。
  18. 【請求項18】  ある要求ラインに付随する「0」以
    外のバンプ値を、それとは別の要求ラインにアクセス授
    与信号が与えられたときにデクリメントするステップを
    含んでいる請求項17の方法。
  19. 【請求項19】  前記要求信号の非存在状態に応答し
    て、全てのバンプ値を初期値に設定するステップを含ん
    でいる請求項17の方法。
  20. 【請求項20】  ある要求ラインが要求信号を送出し
    ており且つその要求信号の他には要求信号が存在してい
    ない場合に、その要求信号を送出している当該要求ライ
    ンのバンプ値を「0」に設定するステップを含んでいる
    請求項19の方法。
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