JPH04260899A - 宇宙機の姿勢制御方式 - Google Patents

宇宙機の姿勢制御方式

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JPH04260899A
JPH04260899A JP3022158A JP2215891A JPH04260899A JP H04260899 A JPH04260899 A JP H04260899A JP 3022158 A JP3022158 A JP 3022158A JP 2215891 A JP2215891 A JP 2215891A JP H04260899 A JPH04260899 A JP H04260899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacecraft
angular velocity
attitude
control device
final target
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3022158A
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English (en)
Inventor
Yuji Hara
裕二 原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、宇宙機に適用される姿
勢制御方式に関する。 【0002】 【従来の技術】宇宙機の姿勢制御においては、図3(a
)(b)に示すように宇宙機1を回転軸2のまわりに角
度θだけ回転させることにより、初期状態から最終目標
状態へと姿勢を変更させていた。この時の、回転軸2ま
わりの角速度ベクトルは図4に示すようにして求めてい
た。 【0003】先ず、現時点の姿勢から最終目標姿勢への
姿勢変換の回転軸2について、その方向の単位ベクトル
eV 及び回転角θを求める。次いで、角速度ベクトル
wC を次のようにして演算する。 wC =k・θ・eV   … (1)但し、wC :
角速度ベクトル k  :ゲイン θ  :現時点の姿勢から最終目標姿勢までの回転軸2
まわりの角度差 eV :回転軸2についての単位ベクトル  尚、角速
度ベクトルwC は、姿勢制御装置(図示省略)により
発揮し得る制御力を越えることはできない。 この為、角速度ベクトルwが、姿勢変更に使用できる角
速度の最大値wmax をこえる場合(|w|>wma
x )には、つぎのように、回転角度ベクトルwを制限
する。 wC =wmax ・eV   …(2) 【0004
】このようにして求めた角速度ベクトルwC を、宇宙
機の姿勢制御装置に角速度ベクトルコマンドとして指令
し、宇宙機1を角速度ベクトルwC に応じた速度で回
転軸2を中心として回転させていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、姿勢制
御装置に指令される角速度ベクトルwC は、宇宙機1
の現時点の姿勢と最終的な目的の姿勢との角度差θに比
例するため、宇宙機1の姿勢が最終目標姿勢に近づいて
角度差θが小さくなるに従って小さくなる。この為、こ
の角速度ベクトルwC に応じて姿勢制御装置が宇宙機
1の速度を減速させる為、宇宙機の回転速度が次第に遅
くなり最終的な姿勢を確立するのに要する時間は短くな
かった。 【0006】特に初期状態が停止状態で、最終目標状態
との角度差θが僅かである場合には、起動時から制御装
置に指令される角速度ベクトルが小さい為、姿勢変更の
速度の遅さが特に顕著となり、姿勢変更の量は僅かであ
るにもかかわらず、これを完了するのに長時間を要して
いた。ここで、宇宙機1を初期状態から最終目標状態へ
と最も早く姿勢変更するには、姿勢制御装置により発揮
される最大の角速度wmax を角速度として回転させ
れば良い。 【0007】しかし、最終的な目的状態に到達した時に
角速度が零ではなければ、宇宙機は瞬時に停止すること
ができないから、その最終的な目的状態を通り過ぎてし
まうことになる。従って、最終目標状態において静止す
るため、つまり、最終目標状態において角速度ベクトル
wを零とするため、一定期間減速して停止する必要があ
るが、減速度も、姿勢制御装置の制御力に制限されるの
で、一定以上に大きくすることはできない。 【0008】本発明は、上記従来技術に鑑みて成された
ものであり、姿勢制御装置により発生しうる制御力の大
きさを応じて可能な限り迅速に姿勢変換可能な宇宙機の
姿勢制御方式を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の構成は宇宙機を或る回転軸回りに回転させること
により、初期状態から静止的な最終目標状態へと姿勢を
変更する姿勢制御方式において、初期状態から所定の回
転角度となる迄は姿勢制御装置により発揮し得る最大の
角速度で回転させ、所定の角度となった以後は、前記姿
勢制御装置により発揮し得る最大の減速度で減速して最
終目標状態で静止させることを特徴とする。 【0010】 【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図1及び図2に本発明の一実
施例を示す。本実施例では、宇宙機の姿勢制御装置から
発生される制御力により得られる代表的な角加速度αn
ominalを利用するものである。ここで、角加速度
αnominal とは、姿勢制御装置の能力を越えず
、又小さすぎない適当な値のことである。この角加速度
αnominal で角速度wから減速して停止するた
め、つまり、角加速度αnominal を減速度とし
て使用して停止するためには、次の関係式を満たす必要
がある。但し、角加速度αnominal と正の値と
する。 w−αnominal ・t=0  …(3) 但し、
tは減速を開始して、停止するまでの時間である。 【0011】また、角加速度αnominal で減速
して停止するまでの角度θとの間には、次の関係式を満
たす必要がある。 θ−(1/2)αnominal ・t2 =0  …
(4) 上記(3)(4)により、角度θ、速度wを求
めると、次式が導かれる。 θ=w2/(2・αnominal )   …(5)
 w=(2・θ・αnominal ) 1/2   
…(6) 【0012】従って、姿勢制御装置により発
揮し得る最大の角速度wmaxから角加速度αnomi
nal で減速して停止するまでの角度θD は、上記
(5) のwをwmax に置き換えると良い(図1参
照)。即ち、次式のようになる。 θD =wmax 2/(2・αnominal ) 
  …(7) 結局、上記式(7) に示す角度θD 
になるまでは、最大の角速度wmax で回転させ、そ
の後は、加速度αnominal で減速させれば、最
終的な目的状態へ最も早く到達して、その最終的な状態
で静止した状態とすることができるのである。 【0013】図2は、本発明の姿勢制御方法の一実施例
であり、上記式(7)に示す角度θD になるまでは、
姿勢制御装置で発揮される最大の角速度wmax で回
転させ、その角度に到達した以後は、加速度αnomi
nal で減速する場合を示すフローチャートである。 【0014】先ず、現時点の姿勢から最終目標姿勢への
姿勢変換の回転軸2について、その方向の単位ベクトル
eV 及び回転角θを求める。次いで、姿勢制御装置の
能力、配置等より発揮し得る最大の角速度wmax 及
び姿勢制御装置の能力、宇宙機の慣性データ等から代表
的な角加速度αnominal を算出する。 【0015】引き続き、現在の角度差θが、以下の不等
式を満たすかどうか判定する。 θ>wmax 2/(2・αnominal )   
…(8) この式(8) を充足する場合は減速領域で
はないので、角速度ベクトルwは最大の角速度wmax
 を用いて次のようにして算出する。 wc =wmax ・eV   … (9)この角速度
ベクトルwc は姿勢制御装置に指令され、この角速度
ベクトルwc に応じた最大の角速度wmax で宇宙
機1を回転させる。 【0016】その後、角度差θがθD と等しいか又は
小さくなり、上記式(8) を充足しない場合は、減速
領域となったことになり、加速度αnominal で
減速するため、次式で角速度ベクトルwc を算出する
。 wc =(2・θ・αnominal ) 1/2・e
V   … (10) このような式 (10) は、
姿勢制御装置の計算刻み毎に繰り返して演算され、順次
角速度を新たに演算したものを姿勢制御装置に出力する
。 【0017】このように、角速度wが次第に低くなり、
減速される為、最終的目標状態では、静止した状態とな
り、その状態が保持される。このように、本実施例では
、一定角度θD となるまでは、姿勢制御装置により発
揮し得る最大の角速度でwmax で回転させるので、
最も早く最終目標姿勢に到達することができる。また、
一定の角度θD となった後は、姿勢制御装置により発
揮できる適当な角加速度αnominal で減速する
ので、最終的目標状態において角速度が零となり、静止
状態を保持することができる。 【0018】 【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明は、初期状態の姿勢と最終的な目標状
態の姿勢との角度差に基づかず、姿勢制御装置の発揮し
得る制御力を基づいて、可能な限り大きな角速度ベクト
ルで宇宙機を回転させるので、上記角度差が小さくなっ
ても、迅速に最終目標状態に到達することができる。ま
た、最終目標状態に到達する前に、適当な源速度で減速
するので、最終目標状態で、角速度が零となり、静止し
た状態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】初期状態の姿勢から最終目標状態の姿勢に至る
までの角度差と角速度の関係を示すグラフである。
【図2】本発明の一実施例を示すフローチャートである
【図3】同図(a) は初期状態の宇宙機の説明図、同
図(b) は最終目標状態の宇宙機の説明図である。
【図4】従来の姿勢制御方法を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1  宇宙機 2  回転軸 wc 角速度ベクトル w  角速度 wmax 最大の角速度 αnominal 代表的な加速度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  宇宙機を或る回転軸回りに回転させる
    ことにより、初期状態から静止的な最終目標状態へと姿
    勢を変更する姿勢制御方式において、初期状態から所定
    の回転角度となる迄は姿勢制御装置により発揮し得る最
    大の角速度で回転させ、所定の角度となった以後は、前
    記姿勢制御装置により発揮される適当な減速度で減速し
    て最終目標状態で静止させることを特徴とする宇宙機の
    姿勢制御方式。
JP3022158A 1991-02-15 1991-02-15 宇宙機の姿勢制御方式 Withdrawn JPH04260899A (ja)

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JP3022158A JPH04260899A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 宇宙機の姿勢制御方式

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JP3022158A JPH04260899A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 宇宙機の姿勢制御方式

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JPH04260899A true JPH04260899A (ja) 1992-09-16

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