JPH04260896A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
- Publication number
- JPH04260896A JPH04260896A JP2092791A JP2092791A JPH04260896A JP H04260896 A JPH04260896 A JP H04260896A JP 2092791 A JP2092791 A JP 2092791A JP 2092791 A JP2092791 A JP 2092791A JP H04260896 A JPH04260896 A JP H04260896A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon dioxide
- air
- dioxide gas
- cabin
- dioxide concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 68
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 34
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims abstract description 34
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 7
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004887 air purification Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旅客機等に適用され、
乗客の排出する炭酸ガス量に応じて換気を行なうように
した空調装置に関する。
乗客の排出する炭酸ガス量に応じて換気を行なうように
した空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の旅客機の空調装置では、図5に示
すように、客室6の前後に通した給気ダクト9を介して
複数の吹出口4から一様に空気を流入させ、排気ダクト
10を通して一様に空気を排気し、全ての座席2に均一
な換気を行なっている。なお、7は給気ダクト9に接続
された給気ファン,8は排気ダクト10に接続された排
気ファンである。
すように、客室6の前後に通した給気ダクト9を介して
複数の吹出口4から一様に空気を流入させ、排気ダクト
10を通して一様に空気を排気し、全ての座席2に均一
な換気を行なっている。なお、7は給気ダクト9に接続
された給気ファン,8は排気ダクト10に接続された排
気ファンである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の装置では
、乗客の有無又は乗客の炭酸ガス排出量の個人差等によ
って換気流量を調節していない。そのために、図5に示
すように、乗客のいない座席,子供が座っている座席,
大人が座っている座席周辺では、それぞれ炭酸ガス濃度
に格差が生じる。
、乗客の有無又は乗客の炭酸ガス排出量の個人差等によ
って換気流量を調節していない。そのために、図5に示
すように、乗客のいない座席,子供が座っている座席,
大人が座っている座席周辺では、それぞれ炭酸ガス濃度
に格差が生じる。
【0004】この格差は飛行時間が延びる毎に増大し、
換気効率上好ましくない。つまり、空気清浄度の高い空
間も低い空間も同一の空気流量で換気しているため、乗
客のいない空間は必要以上に空気清浄度が高くなるが、
大人が密集して座っている空間はそれに比較すると、か
なり空気清浄度が低くなり、空気清浄度の格差が大きい
。
換気効率上好ましくない。つまり、空気清浄度の高い空
間も低い空間も同一の空気流量で換気しているため、乗
客のいない空間は必要以上に空気清浄度が高くなるが、
大人が密集して座っている空間はそれに比較すると、か
なり空気清浄度が低くなり、空気清浄度の格差が大きい
。
【0005】また、乗客のいない空間も換気しているが
、エネルギロスとなり省エネルギ上好ましくない。
、エネルギロスとなり省エネルギ上好ましくない。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる航空機その他の空調装置を提供しようとするもの
である。
できる航空機その他の空調装置を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空調装置は、客
室内に分散して配置された複数の炭酸ガス濃度センサ、
前記各炭酸ガス濃度センサの設置された場所近傍に空気
を吹出す複数の吹出口、及び前記吹出口の各々への給気
量を制御する複数の開閉弁を設け、前記各開閉弁は対応
する炭酸ガス濃度センサによって制御されるようにした
。
室内に分散して配置された複数の炭酸ガス濃度センサ、
前記各炭酸ガス濃度センサの設置された場所近傍に空気
を吹出す複数の吹出口、及び前記吹出口の各々への給気
量を制御する複数の開閉弁を設け、前記各開閉弁は対応
する炭酸ガス濃度センサによって制御されるようにした
。
【0008】
【作用】本発明では、客席に分散されて配置された複数
の炭酸ガス濃度センサの各々によって炭酸ガス濃度を検
出し、検出された炭酸ガス濃度に基づいて各開閉弁を制
御して該炭酸ガス濃度センサ近傍への給気量が制御され
る。
の炭酸ガス濃度センサの各々によって炭酸ガス濃度を検
出し、検出された炭酸ガス濃度に基づいて各開閉弁を制
御して該炭酸ガス濃度センサ近傍への給気量が制御され
る。
【0009】これによって、炭酸ガス濃度の高い客室の
部分への給気量が増加し、逆に炭酸ガス濃度の低い客室
の部分への給気量が減少する。従って、客室内の空気の
清浄度が均一となり、また、エネルギロスも減少する。
部分への給気量が増加し、逆に炭酸ガス濃度の低い客室
の部分への給気量が減少する。従って、客室内の空気の
清浄度が均一となり、また、エネルギロスも減少する。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例を、図1ないし図3に
よって説明する。2は航空機の客室6内に配置された複
数の座席であり、客室6の上方には給気ファン7に接続
された給気ダクト9が配置され、客室6の下方には排気
ファン8に接続された排気ダクト10が配置されている
。給気ダクト9の各座席10の上方の位置には、下方へ
向って空気を吹出す複数の吹出口4が設けられ、同吹出
口4と給気ダクト9との間には開閉弁5が設けられてい
る。各座席2の上部には炭酸ガス濃度を検知してそれに
比例する電圧を出力する炭酸ガス濃度センサ3が設けら
れ、同センサ3はアンプ1に接続され、アンプ1は配線
12を介して各座席2の上方の前記各開閉弁5の駆動用
モータ11に接続されている。
よって説明する。2は航空機の客室6内に配置された複
数の座席であり、客室6の上方には給気ファン7に接続
された給気ダクト9が配置され、客室6の下方には排気
ファン8に接続された排気ダクト10が配置されている
。給気ダクト9の各座席10の上方の位置には、下方へ
向って空気を吹出す複数の吹出口4が設けられ、同吹出
口4と給気ダクト9との間には開閉弁5が設けられてい
る。各座席2の上部には炭酸ガス濃度を検知してそれに
比例する電圧を出力する炭酸ガス濃度センサ3が設けら
れ、同センサ3はアンプ1に接続され、アンプ1は配線
12を介して各座席2の上方の前記各開閉弁5の駆動用
モータ11に接続されている。
【0011】本実施例では、各座席2に設置された炭酸
ガス濃度センサ3は、その周辺の炭酸ガス濃度をモニタ
し、図3に示すように、炭酸ガス濃度に応ずる電圧出力
をアンプ1へ送り、同アンプ1はこれを増幅して開閉弁
5のモータ11を作動し、開閉弁5の開度を前記炭酸ガ
ス濃度に応じて変動する。これによって、図2に示すよ
うに、給気ダクト9から各開閉弁5を通って各吹出口4
から流出する空気量が調節される。このようにして、各
吹出口4から流出する空気量は、各吹出口4近傍の乗客
の有無及び乗客の炭酸ガス排出量等よる炭酸ガス濃度に
応じた値となり、各室6内の空気清浄度を均一にするこ
とができ、かつ無駄な空気の流出が行なわれることがな
く、エネルギロスを防止することができる。
ガス濃度センサ3は、その周辺の炭酸ガス濃度をモニタ
し、図3に示すように、炭酸ガス濃度に応ずる電圧出力
をアンプ1へ送り、同アンプ1はこれを増幅して開閉弁
5のモータ11を作動し、開閉弁5の開度を前記炭酸ガ
ス濃度に応じて変動する。これによって、図2に示すよ
うに、給気ダクト9から各開閉弁5を通って各吹出口4
から流出する空気量が調節される。このようにして、各
吹出口4から流出する空気量は、各吹出口4近傍の乗客
の有無及び乗客の炭酸ガス排出量等よる炭酸ガス濃度に
応じた値となり、各室6内の空気清浄度を均一にするこ
とができ、かつ無駄な空気の流出が行なわれることがな
く、エネルギロスを防止することができる。
【0012】本発明の第2の実施例を、図4によって説
明する。本実施例は、船舶の客室の空気調和装置に係る
。本実施例における船舶の客室は、船室A,B,Cに分
割されており、各船室の上部に開閉弁5をもつ吹出口4
が設けられており、また各船室内に開閉弁5を制御する
前記第1の実施例と同様な炭酸ガス濃度センサ(図示省
略)が設けられている。なお、その他の部分は、前記第
1の実施例と同様である。
明する。本実施例は、船舶の客室の空気調和装置に係る
。本実施例における船舶の客室は、船室A,B,Cに分
割されており、各船室の上部に開閉弁5をもつ吹出口4
が設けられており、また各船室内に開閉弁5を制御する
前記第1の実施例と同様な炭酸ガス濃度センサ(図示省
略)が設けられている。なお、その他の部分は、前記第
1の実施例と同様である。
【0013】本実施例においても、各船室内の乗客数等
によって各船室内の室内の炭酸ガス濃度は変動するが、
その濃度に応じて各船室の開閉弁5の開度が制御され、
炭酸ガス濃度に応じた量の空気が各船室に流入する。従
って、各船室の空気清浄度を平均化することができる。
によって各船室内の室内の炭酸ガス濃度は変動するが、
その濃度に応じて各船室の開閉弁5の開度が制御され、
炭酸ガス濃度に応じた量の空気が各船室に流入する。従
って、各船室の空気清浄度を平均化することができる。
【0014】前記の実施例は、航空機,船舶の空調装置
に係るが、本発明は、場所によって炭酸ガス濃度が変る
空間の空調装置として広く適用することができる。
に係るが、本発明は、場所によって炭酸ガス濃度が変る
空間の空調装置として広く適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、人員の
有無及び人員の炭酸ガス排出量等による客室内の各部分
の炭酸ガス濃度に応じた流量の空気を各吹出口より吹出
すことによって客室内の換気を自動的に行なうことがで
き、省エネルギ効果があり、かつ、座席の空気清浄度に
応じた換気流量で最適な換気を実現することができる。
有無及び人員の炭酸ガス排出量等による客室内の各部分
の炭酸ガス濃度に応じた流量の空気を各吹出口より吹出
すことによって客室内の換気を自動的に行なうことがで
き、省エネルギ効果があり、かつ、座席の空気清浄度に
応じた換気流量で最適な換気を実現することができる。
【図1】本発明の第1実施例の要部の説明図である。
【図2】同実施例の説明図である。
【図3】同実施例の作動フロー図である。
【図4】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図5】従来の航空機の空調装置の説明図である。
1 アンプ
2 座席
3 炭酸ガス濃度センサ
4 吹出口
5 開閉弁
6 客室
7 給気ファン
8 排気ファン
9 給気ダクト
10 排気ダクト
11 モータ
12 配線
A,B,C 船室
Claims (1)
- 【請求項1】 客室内に分散して配置された複数の炭
酸ガス濃度センサ、前記各炭酸ガス濃度センサの設置さ
れた場所近傍に空気を吹出す複数の吹出口、及び前記吹
出口の各々への給気量を制御する複数の開閉弁を備え、
前記各開閉弁は対応する炭酸ガス濃度センサによって制
御されることを特徴とする空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092791A JPH04260896A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092791A JPH04260896A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04260896A true JPH04260896A (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=12040852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2092791A Withdrawn JPH04260896A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04260896A (ja) |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP2092791A patent/JPH04260896A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2671801B1 (en) | Environmental control system and methods of operating same | |
EP0301606B1 (en) | Aircraft cabin ventilation system | |
KR101489986B1 (ko) | 배기 가스 팬 시스템용 제어 시스템 | |
US5765635A (en) | Air conditioner for forming an air curtain | |
US5890957A (en) | Air-conditioning system for high capacity aircraft | |
CN105292493B (zh) | 适用于民用客机座舱的具有下送上回气流通道的空调系统 | |
CN101827751A (zh) | 用于飞机的至少一个局部区域的空气调节系统和方法 | |
US5356335A (en) | Pressure gradient control system | |
JP2963633B2 (ja) | 換気方法及び駐車場換気システム | |
JPH06193958A (ja) | 空調用吹出し装置 | |
JPH06171353A (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JPH04260896A (ja) | 空調装置 | |
JP3087485B2 (ja) | アンダーフロアー空調システム | |
JP4228279B2 (ja) | 床吹出し空調システム | |
EP0916575A2 (en) | Air conditioning system for ships | |
JPH05248678A (ja) | エアシャワ装置 | |
JP2004003866A (ja) | 換気空調装置 | |
JPH07145958A (ja) | 空調用吹出し装置 | |
JPS5647314A (en) | Air conditioning system for motorcar | |
JPH08261531A (ja) | クリーンルームシステム | |
JPH04121219A (ja) | 客席用空調装置 | |
JPH06229584A (ja) | 空調装置 | |
JPH08253140A (ja) | 車両用換気装置 | |
JPH0825949A (ja) | 車両用空調装置 | |
KR200204481Y1 (ko) | 기차의 서비스룸 공기조화장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |