JPH04260883A - リアスポイラ - Google Patents
リアスポイラInfo
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- JPH04260883A JPH04260883A JP2238691A JP2238691A JPH04260883A JP H04260883 A JPH04260883 A JP H04260883A JP 2238691 A JP2238691 A JP 2238691A JP 2238691 A JP2238691 A JP 2238691A JP H04260883 A JPH04260883 A JP H04260883A
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Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアスポイラに関し、
詳しくは中空状のリアスポイラの改良に関する。
詳しくは中空状のリアスポイラの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の後部には、高速走行により自動
車に発生する揚力を抑制し、自動車に押下力を与えて走
行安定性や車輪の接地摩擦の向上を図ることを目的とし
て、リアスポイラが装備されることがある。従来の一般
的なリアスポイラは、軽量化等の要請から単一の合成樹
脂で中空状に形成される場合、熱変形温度が高く、比重
が小さく、吸水による寸法変化が小さく、また耐酸・耐
アルカリ性の耐薬品性、特に耐加水分解性に優れること
等から、主として変性ポリフェニレンオキシド(変性P
PO)により形成されていた。
車に発生する揚力を抑制し、自動車に押下力を与えて走
行安定性や車輪の接地摩擦の向上を図ることを目的とし
て、リアスポイラが装備されることがある。従来の一般
的なリアスポイラは、軽量化等の要請から単一の合成樹
脂で中空状に形成される場合、熱変形温度が高く、比重
が小さく、吸水による寸法変化が小さく、また耐酸・耐
アルカリ性の耐薬品性、特に耐加水分解性に優れること
等から、主として変性ポリフェニレンオキシド(変性P
PO)により形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、変性PPOの
みにより形成された中空状のリアスポイラは、打音が高
く、自動車の高級感を損なうという欠点があった。また
、従来の一般的な自動車では、ラジオ等の電波送受信装
置と接続されるアンテナが外部に剥き出し状態で不規則
に突出しているため、自動車の外観を損ない、やはり自
動車の高級感を損なうという欠点があった。
みにより形成された中空状のリアスポイラは、打音が高
く、自動車の高級感を損なうという欠点があった。また
、従来の一般的な自動車では、ラジオ等の電波送受信装
置と接続されるアンテナが外部に剥き出し状態で不規則
に突出しているため、自動車の外観を損ない、やはり自
動車の高級感を損なうという欠点があった。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑みてなされ
たものであり、ある程度軽量でありながら、打音が低く
かつラジオ等の電波送受信装置のアンテナとして利用可
能であって、自動車の高級感を向上させることのできる
リアスポイラを提供することを目的とする。
たものであり、ある程度軽量でありながら、打音が低く
かつラジオ等の電波送受信装置のアンテナとして利用可
能であって、自動車の高級感を向上させることのできる
リアスポイラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリアスポイラは
、熱可塑性樹脂で形成された中空状のリアスポイラ本体
と、該リアスポイラ本体の表面のうち少なくとも長手方
向に形成された導電層と、該導電層と電波送受信装置と
を車体との絶縁を維持して接続するリード線と、を有し
てなることを特徴とするものである。
、熱可塑性樹脂で形成された中空状のリアスポイラ本体
と、該リアスポイラ本体の表面のうち少なくとも長手方
向に形成された導電層と、該導電層と電波送受信装置と
を車体との絶縁を維持して接続するリード線と、を有し
てなることを特徴とするものである。
【0006】リアスポイラ本体は、一般的な熱可塑性樹
脂、一般的な熱可塑性樹脂とガラス繊維(GF)等との
複合材料からなる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ア
クリルニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹
脂)、ポリカーボネート(PC)、変性PPO等を採用
することができる。リアスポイラ本体は、熱可塑性樹脂
等を用いて、射出成形、ブロー成形等により中空状に成
形される。
脂、一般的な熱可塑性樹脂とガラス繊維(GF)等との
複合材料からなる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ア
クリルニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹
脂)、ポリカーボネート(PC)、変性PPO等を採用
することができる。リアスポイラ本体は、熱可塑性樹脂
等を用いて、射出成形、ブロー成形等により中空状に成
形される。
【0007】リアスポイラ本体の表面のうち少なくとも
長手方向には導電層が形成される。この導電層は、化学
めっき、電気めっき、気相めっき、金属溶射、銀等を含
む導電性ペーストの塗布固化等により形成することがで
きる。この導電層は少なくとも20μm程度の厚さで形
成されることが望ましい。導電層と電波送受信装置との
間には、車体との絶縁を維持して接続するリード線が設
けられる。
長手方向には導電層が形成される。この導電層は、化学
めっき、電気めっき、気相めっき、金属溶射、銀等を含
む導電性ペーストの塗布固化等により形成することがで
きる。この導電層は少なくとも20μm程度の厚さで形
成されることが望ましい。導電層と電波送受信装置との
間には、車体との絶縁を維持して接続するリード線が設
けられる。
【0008】なお、電波送受信装置としては、AMラジ
オ、FMラジオ、無線装置、自動車電話等が考えられる
。
オ、FMラジオ、無線装置、自動車電話等が考えられる
。
【0009】
【作用】本発明のリアスポイラでは、軽量化の要請から
熱可塑性樹脂を主としてリアスポイラ本体が中空状に形
成されていても、リアスポイラ本体の表面のうち少なく
とも長手方向に導電層が形成されているため、衝撃によ
り外側から伝達する所定振動数の振動が導電層からリア
スポイラ本体へ吸収されつつ伝達する際に異なった振動
数の振動に変えられ、伝達前の振動と伝達後の振動とが
互いに打ち消し合うと考えられる。このため、このリア
スポイラは、従来の中空状のリアスポイラと比較して、
打音が低くなる。
熱可塑性樹脂を主としてリアスポイラ本体が中空状に形
成されていても、リアスポイラ本体の表面のうち少なく
とも長手方向に導電層が形成されているため、衝撃によ
り外側から伝達する所定振動数の振動が導電層からリア
スポイラ本体へ吸収されつつ伝達する際に異なった振動
数の振動に変えられ、伝達前の振動と伝達後の振動とが
互いに打ち消し合うと考えられる。このため、このリア
スポイラは、従来の中空状のリアスポイラと比較して、
打音が低くなる。
【0010】また、このリアスポイラでは、リアスポイ
ラ本体に形成された外部に不規則に突出しない導電層が
車体との絶縁を維持してリード線を介してラジオ等の電
波送受信装置と接続されるため、自動車の外観を損なう
ことはない。
ラ本体に形成された外部に不規則に突出しない導電層が
車体との絶縁を維持してリード線を介してラジオ等の電
波送受信装置と接続されるため、自動車の外観を損なう
ことはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照しつつ説明する。このリアスポイラは、図1、図2及
び図3に示すように、自動車Cの後部に取り付けられる
両端部1、1と、各両端部1、1を翼状に連結するウイ
ング部2とをもつ。このリアスポイラは、両端部1、1
及びウイング部2ともに、厚さ方向では、ABS樹脂に
より板厚4mmの中空状に形成されたリアスポイラ本体
3と、このリアスポイラ本体3の全表面に形成された厚
さ30μmの導電層4とをもつ。
照しつつ説明する。このリアスポイラは、図1、図2及
び図3に示すように、自動車Cの後部に取り付けられる
両端部1、1と、各両端部1、1を翼状に連結するウイ
ング部2とをもつ。このリアスポイラは、両端部1、1
及びウイング部2ともに、厚さ方向では、ABS樹脂に
より板厚4mmの中空状に形成されたリアスポイラ本体
3と、このリアスポイラ本体3の全表面に形成された厚
さ30μmの導電層4とをもつ。
【0012】このリアスポイラは、およそ次のようにし
て製造したものである。すなわち、まず、ABS樹脂を
用意し、このABS樹脂を用いて押し出し機によりパリ
ソンを製造した。樹脂温度230℃のパリソンを型温度
60〜70℃のブロー成形用ダイに装備し、両端部を挟
み込むことにより溶着し、パリソン内部にブロー空気を
吹き込むと同時にブロー成形用ダイを水冷した。このと
き、両端部1、1には、図2に示すように、車体5との
取り付け用ボルト6がインサートとして取り付けられる
。この取り付け用ボルト6は、リード線7が溶接された
取り付けナット8と組付けられる。冷却後、製品を取り
出し、開口部を閉鎖した。こうして、中空状のリアスポ
イラ本体3を得た。
て製造したものである。すなわち、まず、ABS樹脂を
用意し、このABS樹脂を用いて押し出し機によりパリ
ソンを製造した。樹脂温度230℃のパリソンを型温度
60〜70℃のブロー成形用ダイに装備し、両端部を挟
み込むことにより溶着し、パリソン内部にブロー空気を
吹き込むと同時にブロー成形用ダイを水冷した。このと
き、両端部1、1には、図2に示すように、車体5との
取り付け用ボルト6がインサートとして取り付けられる
。この取り付け用ボルト6は、リード線7が溶接された
取り付けナット8と組付けられる。冷却後、製品を取り
出し、開口部を閉鎖した。こうして、中空状のリアスポ
イラ本体3を得た。
【0013】次いで、取り付け用ボルト6をマスキング
し、リアスポイラ本体3を水洗し、クロム酸を用いて化
学的粗化し、パラジウムスズの錯化合物に活性化溶液と
して塩化第1スズ=塩化酸溶液をもちいてパラジウムを
析出させ、化学めっきを施す。このときパラジウムは触
媒として働く。この後各々めっき液により銅めっき、ニ
ッケルめっき、クロムめっきを順次施した。そして、上
記マスキングを除去した。こうして、リアスポイラ本体
3の表面に導電層4を設けた。この後、両端部1、1の
取り付け面に取り付け用ボルト6及び導電層4を絶縁す
るシールゴム9を接着した。こうしてリアスポイラを得
た。
し、リアスポイラ本体3を水洗し、クロム酸を用いて化
学的粗化し、パラジウムスズの錯化合物に活性化溶液と
して塩化第1スズ=塩化酸溶液をもちいてパラジウムを
析出させ、化学めっきを施す。このときパラジウムは触
媒として働く。この後各々めっき液により銅めっき、ニ
ッケルめっき、クロムめっきを順次施した。そして、上
記マスキングを除去した。こうして、リアスポイラ本体
3の表面に導電層4を設けた。この後、両端部1、1の
取り付け面に取り付け用ボルト6及び導電層4を絶縁す
るシールゴム9を接着した。こうしてリアスポイラを得
た。
【0014】そして、このリアスポイラの各取り付け用
ボルト6を各シールゴム9の突出部とともに車体5の各
取り付け穴51に挿入し、各取り付け用ボルト6を各取
り付け用ナット8で締めつけ、リード線7をFMラジオ
(図示せず)に接続することにより、図3に示すように
自動車Cの後部に装備した。同一板厚の変性PPOから
なる従来のリアスポイラを用意し、このリアスポイラを
その従来のリアスポイラと比較した。発明者らが拳によ
り両者のウイング部を軽く叩いたところ、このリアスポ
イラは、従来のリアスポイラと比較して、低い打音を生
じるものであった。また、このリアスポイラでは、FM
ラジオとリード線7を介して絶縁されつつ接続される導
電層4により、FMラジオのアンテナとして利用されう
る。
ボルト6を各シールゴム9の突出部とともに車体5の各
取り付け穴51に挿入し、各取り付け用ボルト6を各取
り付け用ナット8で締めつけ、リード線7をFMラジオ
(図示せず)に接続することにより、図3に示すように
自動車Cの後部に装備した。同一板厚の変性PPOから
なる従来のリアスポイラを用意し、このリアスポイラを
その従来のリアスポイラと比較した。発明者らが拳によ
り両者のウイング部を軽く叩いたところ、このリアスポ
イラは、従来のリアスポイラと比較して、低い打音を生
じるものであった。また、このリアスポイラでは、FM
ラジオとリード線7を介して絶縁されつつ接続される導
電層4により、FMラジオのアンテナとして利用されう
る。
【0015】したがって、このリアスポイラでは、走行
安定性や車輪の接地摩擦の向上という本来の機能の他に
、自動車Cの高級感を向上させるという極めて重要な効
果を奏することがわかる。なお、上記実施例では、リー
ド線7が溶接された取り付け用ナット8を用いたが他の
手段でリード線7を導電層4に接続することも可能であ
る。例えば図4に示すように、リード線7が溶接された
ワッシャ11を用い、このワッシャ11を取り付け用ボ
ルト6に嵌め、通常の取り付け用ナット10で固定する
ようにしてもよい。また、例えば、図5に示すように、
リアスポイラ本体3に凹部31を形成するとともに、導
電層4に凹部31内で突出する凸部41を形成し、取り
付け用ボルト6及び取り付け用ナット10とは別に、リ
ード線7が溶接されたナットスプリング12を凸部41
に嵌合させるようにしてもよい。さらに、導電層4にリ
ード線7を直接溶接してもよい。
安定性や車輪の接地摩擦の向上という本来の機能の他に
、自動車Cの高級感を向上させるという極めて重要な効
果を奏することがわかる。なお、上記実施例では、リー
ド線7が溶接された取り付け用ナット8を用いたが他の
手段でリード線7を導電層4に接続することも可能であ
る。例えば図4に示すように、リード線7が溶接された
ワッシャ11を用い、このワッシャ11を取り付け用ボ
ルト6に嵌め、通常の取り付け用ナット10で固定する
ようにしてもよい。また、例えば、図5に示すように、
リアスポイラ本体3に凹部31を形成するとともに、導
電層4に凹部31内で突出する凸部41を形成し、取り
付け用ボルト6及び取り付け用ナット10とは別に、リ
ード線7が溶接されたナットスプリング12を凸部41
に嵌合させるようにしてもよい。さらに、導電層4にリ
ード線7を直接溶接してもよい。
【0016】また、上記実施例において、導電層4の表
面に透明樹脂又は不透明樹脂でオーバーコートを施して
もよいことはいうまでもない。
面に透明樹脂又は不透明樹脂でオーバーコートを施して
もよいことはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のリアスポ
イラは、熱可塑性樹脂を主としてリアスポイラ本体が中
空状に形成されていても、リアスポイラ本体の表面のう
ち少なくとも長手方向に導電層が形成され、この導電層
が車体との絶縁を維持してリード線によりラジオ等の電
波送受信装置と接続されているため、ある程度軽量であ
りながら、打音が低くかつ電波送受信装置のアンテナと
して利用可能である。
イラは、熱可塑性樹脂を主としてリアスポイラ本体が中
空状に形成されていても、リアスポイラ本体の表面のう
ち少なくとも長手方向に導電層が形成され、この導電層
が車体との絶縁を維持してリード線によりラジオ等の電
波送受信装置と接続されているため、ある程度軽量であ
りながら、打音が低くかつ電波送受信装置のアンテナと
して利用可能である。
【0018】したがって、このリアスポイラを採用すれ
ば、自動車の高級感を向上させることができる。
ば、自動車の高級感を向上させることができる。
【図1】実施例のリアスポイラの幅方向の断面図である
。
。
【図2】実施例のリアスポイラの長手方向の一部断面図
である。
である。
【図3】実施例のリアスポイラを自動車に装備した状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】(A)は他の実施例のリアスポイラの一部を示
す断面図、(B)は(A)に示す部品の平面図である。
す断面図、(B)は(A)に示す部品の平面図である。
【図5】(A)はまた他の実施例のリアスポイラの一部
を示す断面図、(B)は(A)に示す部品の平面図であ
る。
を示す断面図、(B)は(A)に示す部品の平面図であ
る。
1…両端部 2…ウイング部
3…リアスポイラ本体 4…導電層 5…車体
6…取り付け用ボルト 7…リード線 8、10…取り付け
用ナット9…シールゴム 11…ワッシ
ャ 12…ナットスプリング
3…リアスポイラ本体 4…導電層 5…車体
6…取り付け用ボルト 7…リード線 8、10…取り付け
用ナット9…シールゴム 11…ワッシ
ャ 12…ナットスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂で形成された中空状のリアス
ポイラ本体と、該リアスポイラ本体の表面のうち少なく
とも長手方向に形成された導電層と、該導電層と電波送
受信装置とを車体との絶縁を維持して接続するリード線
と、を有してなることを特徴とするリアスポイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238691A JPH04260883A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | リアスポイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238691A JPH04260883A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | リアスポイラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04260883A true JPH04260883A (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=12081222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2238691A Pending JPH04260883A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | リアスポイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04260883A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112010002606T5 (de) | 2009-04-15 | 2012-08-23 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | nopolantenne, Antennenaufbau und Fahrzeug |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP2238691A patent/JPH04260883A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112010002606T5 (de) | 2009-04-15 | 2012-08-23 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | nopolantenne, Antennenaufbau und Fahrzeug |
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