JP2002026623A - 車両窓用樹脂製板材 - Google Patents

車両窓用樹脂製板材

Info

Publication number
JP2002026623A
JP2002026623A JP2000205239A JP2000205239A JP2002026623A JP 2002026623 A JP2002026623 A JP 2002026623A JP 2000205239 A JP2000205239 A JP 2000205239A JP 2000205239 A JP2000205239 A JP 2000205239A JP 2002026623 A JP2002026623 A JP 2002026623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna wire
transparent resin
antenna
film
resin plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000205239A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ishiguchi
明夫 石口
Takayuki Ito
隆之 伊藤
Nobuyuki Tamai
宣行 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2000205239A priority Critical patent/JP2002026623A/ja
Publication of JP2002026623A publication Critical patent/JP2002026623A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なアンテナ性能を保持し、外観形状に優
れた車両窓用樹脂製板材を得る。 【解決手段】 アンテナ線5を備えた透明樹脂フィルム
3が透明樹脂板4に一体化された樹脂製板材1のアンテ
ナ線5の導電性能を10-3〜10-5Ω、アンテナ線5の
膜厚t1を5〜15μm、アンテナ線5の膜幅W1を0.
4〜1.0mmとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両窓用の樹脂製
板材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の車両の窓には、ほとんどの場合ガ
ラス板が用いられてきた。また、たとえばリアウインド
ウやサイドウインドウには、ラジオ、テレビなどの電波
を受信するためのアンテナ線がガラス板の車内側面に印
刷されて設けられているものもある。
【0003】こうした車両窓用ガラス板は、曲がった形
状を呈している。しかし、複雑な曲げ形状のガラス板の
製造は困難である。このため、自由な形状が得られ、軽
量でしかも強度が高い樹脂製板材をガラス板の代替とし
て利用することが検討されている。
【0004】このような樹脂製板材では、とくに車外側
の表面硬度(耐擦傷性)を付与するために、ハードコー
トを施すことが通常必要である。図7、図8は、透明樹
脂板の射出成形時に、透明樹脂フィルムを透明樹脂板に
一体化するように成形する方法(フィルム一体積層射出
成形法)を用いて製造したハードコートを有する樹脂製
板材1の例を示している。図中、2は車外側に配置され
るシリコーン系のハードコートを施したポリカーボネー
ト樹脂フィルム(またはシート)、3は車内側に配置さ
れるアクリル系ハードコートを施したポリカーボネート
樹脂フィルム(またはシート)、4は両透明樹脂フィル
ム2、3間にポリカーボネート樹脂を射出して透明樹脂
フィルム2、3とに一体的に成形する透明樹脂板であ
る。
【0005】上記樹脂製板材1の製造は、車外側の透明
樹脂フィルム2と車内側の透明樹脂フィルム3とを図示
しない成形型のキャビティ内に間隔を隔てて配置し、そ
の間隔内に加熱溶融されたポリカーボネート樹脂材料を
射出して透明樹脂板4を形成することにより製造する。
【0006】上記した樹脂製板材1に図7のようなアン
テナ線5を備える場合、図8において、もっとも車外側
(以下一面という)に備える場合と、車外側の透明樹脂
フィルム2と透明樹脂板4との間(以下二面という)に
備える場合と、車内側の透明樹脂フィルム3と透明樹脂
板4との間(以下三面という)に備える場合と、もっと
も車内側(以下四面という)に備える場合と、の4箇所
が考えられる。そして、樹脂製板材1にアンテナ線5を
配置するには、透明樹脂フィルム2または透明樹脂フィ
ルム3に、たとえば銀粒子を混合したカーボンペースト
よりなる導電性インクによりあらかじめアンテナ線5の
回路を印刷し、その後、加熱、乾燥などの処理を行って
固着させている。
【0007】しかし、シリコーン系ハードコートによる
硬く平滑な面であるために導電性インクによる印刷が困
難であり、さらに車外側は汚れ易く、衝突物による断線
の可能性もあるなどの問題から、もっとも車外側である
一面にアンテナ線を設けることは行なわれていない。
【0008】このために、アンテナ線は、樹脂製板材の
二面、三面、または四面に設けることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アンテナ線
は、それを設ける位置によってアンテナ性能が変化し、
また製造上の制約も変化する。このために、アンテナ線
を設ける位置に対応した条件を明らかにすることは非常
に重要である。たとえば、アンテナ性能を高めようとし
て、導電性インクの銀の割合を多くした場合には、粘性
が増加するために印刷性が悪化する問題がある。一方、
アンテナ線の断面積を変えることによりアンテナ性能を
高めようとして、たとえばアンテナ線の膜厚を大きくす
ると、射出成時に透明樹脂フィルムが歪むことによって
樹脂製板材が変形し、外観上の品質低下の問題を生じ
る。また、アンテナ線の幅を広くした場合には、アンテ
ナ線が目立って外観上の問題が生じるとともに、乗員の
視認性を阻害する問題がある。
【0010】本発明は、良好なアンテナ性能を保持し、
外観形状に優れたアンテナ線を有する車両窓用樹脂製板
材を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナ線が
固着された透明樹脂フィルムと、該透明樹脂フィルムに
一体化された透明樹脂板とを有し、該透明樹脂板の射出
成形時に前記透明樹脂フィルムが一体化されてなる車両
窓用樹脂製板材であって、アンテナ線の導電性能が10
-3〜10-5Ω、アンテナ線の膜厚が5〜15μm、アン
テナ線の膜幅が0.4〜1.0mmであることを特徴と
する車両窓用樹脂製板材を提供する。
【0012】透明樹脂フィルムが透明樹脂板の車内側に
配されて、かつ透明樹脂フィルムの車内側面にアンテナ
線が固着されている場合(四面にアンテナ線を有する場
合)、アンテナ線の導電性能が10-3〜10-4Ω、アン
テナ線の膜厚が8〜15μm、アンテナ線の膜幅が0.
5〜1.0mmであることは好ましい。
【0013】透明樹脂フィルムが透明樹脂板の車内側に
配されて、かつ透明樹脂フィルムの車外側面にアンテナ
線が固着されている場合(三面にアンテナ線を有する場
合)、アンテナ線の導電性能が10-4〜10-5Ω、アン
テナ線の膜厚が5〜10μm、アンテナ線の膜幅が0.
4〜0.7mmであることは好ましい。
【0014】透明樹脂フィルムが透明樹脂板の車外側に
配されて、かつ透明樹脂フィルムの車内側面にアンテナ
線が固着されている場合(二面にアンテナ線を有する場
合)、アンテナ線の導電性能が10-4〜10-5Ω、アン
テナ線の膜厚が5〜10μmであり、アンテナ線の膜幅
が0.4〜0.7mmであることは好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】発明者らは、アンテナ線の形成用として一
般に知られている種々の導電性インクを用いて実際に樹
脂製板材にアンテナ線を形成し、各アンテナ線のAM電
波、FM電波に対するアンテナ性能を試験した。図1は
FM感度比較グラフであり、導電性インクのうちAイン
クおよびBインクの場合と、比較例としてのCインクに
おけるそれぞれのFM感度(dB)を示した。このと
き、ガラス板自身のFM感度を0として示している。
【0017】Aインクを用いた場合の例として、四面へ
の適用例と三面への適用例を示している。Bインクを用
いた場合の例として、三面への適用例を示している。C
インクを用いた場合は、三面への適用例と四面への適用
例を示している。
【0018】このとき、Aインクにおけるアンテナ線の
導電性能は10-3〜10-4Ωであった。Bインクにおけ
るアンテナ線の導電性能はほぼ10-5Ωであった。Cイ
ンクによるアンテナ線の導電性能はほぼ10-2Ωであっ
た。また、それぞれのアンテナ線の膜厚は、5〜15μ
mの範囲内で試験を実施し、アンテナ線の膜幅は、0.
4〜1.0mmの範囲内で試験を実施した。
【0019】図1に示すように、Aインクの場合とBイ
ンクの場合は、いずれも比較例のCインクの場合に比し
て高い感度を示した。このことは、Aインクの場合とB
インクの場合、ガラス板自身の感度との差が殆どないこ
とから明らかである。また、AインクとBインクのそれ
ぞれについて、二面に適用した場合のFM感度試験を実
施したが、三面の場合とほぼ同等の良好なFM感度が得
られた。
【0020】図2はFM指向性比較グラフであり、Aイ
ンクの場合に三面に適用した例と、Bインクの場合に三
面に適用した例とを示している。アンテナ線のFM指向
性はAインク、Bインクともに良好で、両者ともガラス
板自身の感度との差が殆どなかった。またAインクとB
インクのそれぞれについて、四面に適用した場合のFM
指向性試験を行ったが、四面の場合も三面の場合とほぼ
同等の良好なFM指向性が得られた。
【0021】図3はAM感度比較グラフであり、Aイン
クの場合に三面に適用した例と、Bインクの場合に三面
に適用した例とを示している。アンテナ線のAM感度は
Aインク、Bインクともに良好で、両者ともガラス板自
身の感度との差が殆ど認められなかった。またAインク
とBインクのそれぞれについて、四面に適用した場合の
AM感度試験を実施したが、三面の場合とほぼ同等の良
好なAM感度が得られた。
【0022】上記したように、アンテナ線の導電性能が
ほぼ10-3〜10-5Ωとなるように導電性インクを選定
し、かつアンテナ線の膜厚がほぼ5〜15μmの範囲に
あり、しかもアンテナ線の膜幅がほぼ0.4〜1.0m
mであるようにすると、良好なアンテナ性能を保持し、
外観形状に優れ、製造コストが低減できる樹脂製板材が
得られる。
【0023】さらに、アンテナ線を樹脂製板材の四面に
適用する場合と、三面に適用する場合と、二面に適用す
る場合について、それぞれ詳細に説明する。
【0024】図4に示すように、樹脂製板材1における
車内側の透明樹脂フィルム3の車内側(四面)にアンテ
ナ線5を備える場合には、アンテナ線5の導電性能が1
-3〜10-4Ωとなる導電性インクを用い、アンテナ線
5の膜厚t1が8〜15μm、アンテナ線5の膜幅W1
0.5〜1.0mmとなるようにする。
【0025】上記において、アンテナ線5の導電性能を
10-3〜10-4Ωとしたのは、つぎの理由による。すな
わち、アンテナ線5の導電性能を10-3Ωより低くする
(抵抗値を大きくする)と、安定したアンテナ性能が保
持できなくなり、また、アンテナ線5の導電性能を10
-4Ωより高くする(抵抗値を小さくする)と、樹脂製板
材1の射出成形時にアンテナ線の銀が成形型に付着し、
これによって四面にアンテナ線5を適用できなくなるた
めである。
【0026】上記において、アンテナ線5の膜厚t1
8〜15μmとしたのは、つぎの理由による。すなわ
ち、前記したようにアンテナ線5の導電性能を制限した
ために、膜厚t1を厚くすることによってアンテナ性能
を確保することが考えられる。しかし、膜厚t1を15
μmより大きくすると、樹脂製板材1の成形時に歪みに
よる変形を生じる。すなわち、アンテナ線5を備えた透
明樹脂フィルム3を、アンテナ線5が図示しない成形型
の内面に対向するようにキャビティ内に配置してキャビ
ティに加熱溶融したポリカーボネート樹脂を射出して成
形するとき、高い圧力が作用する。このとき、硬い成形
型によって銀を含むアンテナ線5も一部潰される。その
ため、アンテナ線5が透明樹脂フィルム3にめり込むよ
うになり、透明樹脂フィルム3が歪んで変形し、樹脂製
板材1の外観上の品質が低下する。したがって、膜厚t
1は15μm以下であることが好ましい。また、膜厚t1
を8μmより小さくすると、アンテナ線5の充分な性能
が確保できないので、膜厚t 1は8μm以上が好まし
い。
【0027】上記において、アンテナ線5の膜幅W1
0.5〜1mmとしたのは、つぎの理由による。すなわ
ち、前記したようにアンテナ線5の導電性能を制限した
ことにより、膜幅W1を大きくすることによってアンテ
ナ性能を確保することが考えられる。しかし、膜幅W1
を1mmより大きくすると、アンテナ線5が目立って視
野を損なう問題がある。このために膜幅W1は1mm以
下が好ましい。また、アンテナ線5の膜幅W1が0.5
mm以下では充分なアンテナ性能が得られないことか
ら、膜幅W1は0.5mm以上が好ましい。
【0028】上記によれば、四面へのアンテナ線5の適
用が可能となり、良好なアンテナ性能を保持でき、外観
形状に優れた樹脂製板材1が得られる。
【0029】図5に示すように、樹脂製板材1における
車内側の透明樹脂フィルム3と透明樹脂板4との間(三
面)に封入するようにアンテナ線5を備える場合は、ア
ンテナ線5の導電性能が10-4〜10-5Ωとなる導電性
インクを用い、アンテナ線5の膜厚t2が5〜10μ
m、アンテナ線5の膜幅W2が0.4〜0.7mmとな
るようにする。
【0030】上記において、アンテナ線5の導電性能を
10-4〜10-5Ωとしたのは、つぎの理由による。すな
わち、アンテナ線5を樹脂製板材1内に封入する際に
は、アンテナ線5の導電性能を高めることによりアンテ
ナ線5の膜厚t2、膜幅W2を小さくして視野を向上させ
ることが考えられる。しかし、アンテナ線5の導電性能
を10-5Ωより高くする(抵抗値を小さくする)と、銀
の使用量を増加させることから導電性インクの粘性が高
くなり、透明樹脂フィルム3への印刷性が悪化する問題
がある。また、アンテナ線5を樹脂製板材1内に封入す
ることから、アンテナ線5の導電性能を10-4Ω以下の
抵抗値にすることが好ましく、とくにほぼ10-5Ωとす
ることが好ましい。このため、アンテナ線5の印刷性が
保持できかつアンテナ性能を高く保持できる10-4〜1
-5Ωの導電性能が好ましい。
【0031】アンテナ線5の膜厚t2を5〜10μmと
したのは、前記したようにアンテナ線5の導電性能を高
めたことにより、膜厚t2はアンテナ性能が保持できる
薄い膜厚とすることが求められるからである。また膜幅
2も、アンテナ性能が保持できる小さい膜幅として視
野を高めるようにしており、膜幅W2は0.4〜0.7
mmが好ましい。
【0032】上記した条件でアンテナ線5を三面に適用
した場合には、導電性インクを透明樹脂フィルム3に印
刷する印刷性が保持され、視野が向上し、経済性が図れ
る。
【0033】図6に示すように、樹脂製板材1における
車外側の透明樹脂フィルム2と透明樹脂板4との間(二
面)に封入するようにアンテナ線5を備える場合は、図
5に示した三面の場合とほぼ同様である。したがって、
導電性インクにて形成するアンテナ線5の導電性能を1
-4〜10-5Ω、とくにほぼ10-5Ω、アンテナ線5の
膜厚t2を5〜10μm、アンテナ線5の膜幅W2を0.
4〜0.7mmとすると、図5の三面の場合と同様な作
用が得られる。
【0034】
【発明の効果】樹脂製板材における車内側の透明樹脂フ
ィルムの車内側にアンテナ線を備える場合は、アンテナ
線の設置が可能であり、良好なアンテナ性能が保持で
き、外観形状の向上が図れる効果がある。
【0035】樹脂製板材における車内側の透明樹脂フィ
ルムと透明樹脂板との間、または車外側の透明樹脂フィ
ルムと透明樹脂板との間に封入するようにアンテナ線を
備える場合は、アンテナ線を形成する導電性インクの印
刷性が向上し、視野が向上し、経済性が図れる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるアンテナ線と比較例におけるア
ンテナ線とのFM感度比較グラフである。
【図2】本発明におけるアンテナ線のFM指向性比較グ
ラフである。
【図3】本発明におけるアンテナ線のAM感度比較グラ
フである。
【図4】樹脂製板材における車内側の透明樹脂フィルム
の車内側にアンテナ線を備える場合を示す断面図であ
る。
【図5】樹脂製板材における車内側の透明樹脂フィルム
と透明樹脂板との間に封入するようにアンテナ線を備え
る場合を示す断面図である。
【図6】樹脂製板材における車外側の透明樹脂フィルム
と透明樹脂板との間に封入するようにアンテナ線を備え
る場合を示す断面図である。
【図7】アンテナ線を備えた樹脂製板材の平面図であ
る。
【図8】樹脂製板材の切断側面図である。
【符号の説明】
1 樹脂製板材 2 透明樹脂フィルム(車外側) 3 透明樹脂フィルム(車内側) 4 透明樹脂板 5 アンテナ線 W1 膜幅 W2 膜幅 t1 膜厚 t2 膜厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 宣行 愛知県知多郡武豊町字旭1番地 旭硝子株 式会社内 Fターム(参考) 5J046 AA03 AA10 AB17 LA01 PA07 5J047 AA03 AA10 AB17 EC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ線が固着された透明樹脂フィル
    ムと、該透明樹脂フィルムに一体化された透明樹脂板と
    を有し、該透明樹脂板の射出成形時に前記透明樹脂フィ
    ルムが一体化されてなる車両窓用樹脂製板材であって、
    アンテナ線の導電性能が10-3〜10-5Ω、アンテナ線
    の膜厚が5〜15μm、アンテナ線の膜幅が0.4〜
    1.0mmであることを特徴とする車両窓用樹脂製板
    材。
  2. 【請求項2】 前記透明樹脂フィルムが前記透明樹脂板
    の車内側に配され、前記透明樹脂フィルムの車内側面に
    アンテナ線が固着されており、アンテナ線の導電性能が
    10-3〜10-4Ω、アンテナ線の膜厚が8〜15μm、
    アンテナ線の膜幅が0.5〜1.0mmである請求項1
    記載の車両窓用樹脂製板材。
  3. 【請求項3】 前記透明樹脂フィルムが前記透明樹脂板
    の車内側に配され、前記透明樹脂フィルムの車外側面に
    アンテナ線が固着されており、アンテナ線の導電性能が
    10-4〜10-5Ω、アンテナ線の膜厚が5〜10μm、
    アンテナ線の膜幅が0.4〜0.7mmである請求項1
    記載の車両窓用樹脂製板材。
  4. 【請求項4】 前記透明樹脂フィルムが前記透明樹脂板
    の車外側に配され、前記透明樹脂フィルムの車内側面に
    アンテナ線が固着されており、アンテナ線の導電性能が
    10-4〜10-5Ω、アンテナ線の膜厚が5〜10μm、
    アンテナ線の膜幅が0.4〜0.7mmであることを特
    徴とする請求項1記載の車両窓用樹脂製板材。
JP2000205239A 2000-07-06 2000-07-06 車両窓用樹脂製板材 Pending JP2002026623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205239A JP2002026623A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 車両窓用樹脂製板材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205239A JP2002026623A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 車両窓用樹脂製板材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002026623A true JP2002026623A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18702364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000205239A Pending JP2002026623A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 車両窓用樹脂製板材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002026623A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005916A (ja) * 2004-05-19 2006-01-05 Harada Ind Co Ltd フィルムアンテナ
JP2007110216A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Asahi Glass Co Ltd 車両窓用樹脂製板状体およびその製造方法
JP2008543659A (ja) * 2005-06-17 2008-12-04 エクスアテック、エル.エル.シー. ガラス表面へインキを定着させるプラスチックガラス・システム
JP2009522168A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 エクスアテック、エル.エル.シー. 窓ガラス用の印刷可能なセンサ
JP2010187257A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Fujikura Ltd アンテナ製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005916A (ja) * 2004-05-19 2006-01-05 Harada Ind Co Ltd フィルムアンテナ
JP2008543659A (ja) * 2005-06-17 2008-12-04 エクスアテック、エル.エル.シー. ガラス表面へインキを定着させるプラスチックガラス・システム
JP2007110216A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Asahi Glass Co Ltd 車両窓用樹脂製板状体およびその製造方法
JP4696827B2 (ja) * 2005-10-11 2011-06-08 旭硝子株式会社 車両窓用樹脂製板状体およびその製造方法
JP2009522168A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 エクスアテック、エル.エル.シー. 窓ガラス用の印刷可能なセンサ
JP2010187257A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Fujikura Ltd アンテナ製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4881984B2 (ja) レドームの製造方法
US8263211B2 (en) Insert molding laminate and manufacturing method thereof, and insert molding and manufacturing method thereof
US8044876B2 (en) Substrate provided with an electroconductive element having an antenna function
CN100431818C (zh) 具有芯部材料的挤压模制产品
JP4872886B2 (ja) 電波レーダ装置のビーム経路に配置される樹脂成形品
JP5061539B2 (ja) 樹脂製品及びその製造方法並びに金属皮膜の成膜方法
US8203491B2 (en) Housing, wireless communication device using the housing, and manufacturing method thereof
EP2913889B1 (en) Automotive window glass and attachment structure for same
RU2004112555A (ru) Способ производства пластикового оконного стекла с электропроводящей структурой и пластикового оконного стекла с заделанными проволоками
KR101779266B1 (ko) 동일 높이로 마운팅된 불투명 가장자리 대역을 갖는 중합체성 차량 글레이징
JP2011077888A (ja) レドームの製造方法
JP2011055460A (ja) 電子装置のハウジング及びその製造方法
JP2006287500A (ja) 電波透過性カバー部材
JP4076921B2 (ja) グランド接続構造、表示装置、およびグランド接続方法
JP2002026623A (ja) 車両窓用樹脂製板材
CN105324742A (zh) 触摸屏显示单元及其制造方法
JP4696827B2 (ja) 車両窓用樹脂製板状体およびその製造方法
KR102429024B1 (ko) 자동차용 기호 버튼 및 이의 제조 방법
US20100039745A1 (en) Method of antistatic deposition on components of mobile phone
JP2022539505A (ja) 車両用アンテナガラス
EP1508938A1 (en) Billboard
WO2021241089A1 (ja) 車両用ガーニッシュ
US6747602B2 (en) Glass antenna for an automobile
US10568165B2 (en) Method for manufacturing plastic window
JP2001206056A (ja) 車両用窓ガラス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080924