JPH04259962A - オーディオデータ出力回路 - Google Patents

オーディオデータ出力回路

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JPH04259962A
JPH04259962A JP4068691A JP4068691A JPH04259962A JP H04259962 A JPH04259962 A JP H04259962A JP 4068691 A JP4068691 A JP 4068691A JP 4068691 A JP4068691 A JP 4068691A JP H04259962 A JPH04259962 A JP H04259962A
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JP
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digital audio
audio data
circuit
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JP4068691A
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Inventor
Seiichi Saito
清一 斎藤
Hiroo Okamoto
宏夫 岡本
Masahiro Ito
雅博 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルオーディオ
テープレコーダ(以下、DATという)等のディジタル
オーディオ再生装置におけるオーディオデータ出力回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DATにおいて可変速再生を行う場合、
ヘッドの軌跡は、例えば、4倍速再生の場合、図14の
様になる。図14において、1401〜1408は記録
されているAトラック1〜Bトラック4、1409Aは
Aチャンネル(以下、chという)ヘッドの走査軌跡、
1409BはBchヘッドの走査軌跡を示している。
【0003】ここで、A,Bchそれぞれのヘッドには
異なるアジマスが設けられており、AトラックはAch
ヘッド、BトラックはBchヘッドでしか再生されない
様な工夫がなされている。
【0004】従って、可変速再生時はトラックが飛び飛
びに再生される事になる。即ち、図14の場合、Ach
ヘッドでAトラック1(1401)を再生した後、Bc
hヘッドはBトラック3(1406)を再生する事にな
る。そして、その後、図に示していないがAchヘッド
はAトラック5を再生する事になる。
【0005】ここで、DATの信号処理は、A,Bch
ヘッドがそれぞれ1回ずつ走査する時間(以下、フレー
ムという)を単位として処理を行っている。この為、可
変速再生時はフレームの境界で音声が不連続となり、図
15の(d)に示すd1の様な音声波形となる。この為
、ポップノイズが発生して、不快な音が発生したり、ス
ピーカ等が壊れるという問題があった。
【0006】このポップノイズを防止する従来の技術と
して、例えば、特開昭64−49171号公報に記載の
ものがある。これを図15を用いて説明する。(a)に
示すフレーム同期信号の立下りをフレームの境界とする
と、音声波形は(d)に示すd1の様になる。そこで、
この従来技術では、このフレームの境界の前にフェード
ミュートオン期間((b)に示すフェードアウト信号が
高電位(以下、Hという)の期間)、後にフェードミュ
ートオフ期間((c)に示すフェードイン信号がHの期
間)を設け、(d)に示すd2の様に、境界の前でフェ
ードアウト、境界の後でフェードインを行うことによっ
て、ポップノイズを防止するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ミュ
ート処理を行うために、音声データの一部が失われてし
まうという問題や、フレームの境界点前後の波形によっ
ては不快音が発生するという問題があった。
【0008】さらに、図15の(e)に示すe1の様に
、フレームの境界前後でレベルの差があまりない場合で
あっても、(e)に示すe2の様に、境界の前後でフェ
ードアウト/フェードイン処理を行うため、却って、音
質を悪化させてしまうと言う問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、フレームの境界付近の音声波形がどの様な
形であっても、ポップノイズの発生を防止することがで
きるオーディオデータ出力回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、可変速再生されたディジタルオー
ディオデータのうち、フレームの境界の直前のデータの
レベルと直後のデータのレベルのレベル差を検出する比
較手段と、補正データを生成すると共に、該補正データ
のレベルが、前記比較手段により検出した前記レベル差
と等しいレベルからゼロレベルまで、前記境界の直後か
ら一定時間の間に変化するよう、前記補正データのレベ
ルを制御するレベル制御手段と、該レベル制御手段によ
り生成した前記補正データを前記ディジタルオーディオ
データに加算または減算する演算手段と、から成る継ぎ
処理回路を設けるようにした。
【0011】
【作用】前記レベル制御手段が生成する補正データは、
そのレベルが、フレームの境界の直後から一定時間の間
に、前記比較手段により検出した前記レベル差と等しい
レベルからゼロレベルまで変化するようなデータである
。従って、この様な補正データを、前記演算手段におい
て、前記ディジタルオーディオデータに加算または減算
すると、フレームの境界は連続となるため、ポップノイ
ズの発生を防止することができる。本発明では、従来の
ような、ミュート処理を行わないので、音質の劣化が少
ないという効果がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の第1の実施例を示すブロック図である。図
1において、101はデータ入力端子、102は制御信
号入力端子、103はラッチ回路、104は継ぎ処理回
路、105はデータセレクタ、106はディジタル/ア
ナログコンバータ(以下、DACという)、107は音
声出力端子を示している。
【0013】次に動作について説明する。磁気テープ(
図示せず)より再生された信号に復調,誤り訂正などの
処理を施して得られたディジタルオーディオデータが、
データ入力端子101から入力され、ラッチ回路103
,継ぎ処理回路104に入力される。一方、制御信号入
力端子102より入力される制御信号は、継ぎ処理回路
104,データセレクタ105に入力される。
【0014】継ぎ処理回路104では、制御信号に基づ
いて、ディジタルオーディオデータに対し、後述するよ
うな継ぎ処理が行われる。データセレクタ105では、
制御信号が低電位(以下、Lという)の期間、ラッチ回
路103の出力を選択し、制御信号が高電圧(以下、H
という)の期間、継ぎ処理回路104の出力を選択し、
出力する。このデータセレクタ105の出力をDAC1
06に入力し、アナログ信号に変換し、音声出力端子1
07よりアナログ音声信号として出力する。
【0015】図2は図1の要部信号波形を示す波形図で
ある。図2において、(a)はフレーム同期信号であり
、HからLへの立上り変化点がフレームの境界を示す。 (b)は制御信号であり、前述した如く、Hの期間、デ
ータセレクタ105は、継ぎ処理回路104の出力をD
AC106に入力する。
【0016】(c)はデータ入力端子101より入力さ
れたディジタルオーディオデータのアナログ波形である
。n(nは整数)フレームとn−m(mは整数)フレー
ムとの境界で大きなレベル差が生じ、ポップノイズが発
生する状態になっている。一方、nフレームとn+mフ
レームの境界では偶然レベルが一致している状態である
【0017】(d)は音声出力端子107より出力され
るアナログ音声信号である。nフレームとn−mフレー
ムの境界では、継ぎ処理回路104において継ぎ処理が
行われたことにより、少ない音質の劣化でポップノイズ
の発生が防止されている。一方、nフレームとn+mフ
レームの境界でも、継ぎ処理回路104において継ぎ処
理が行われているが、レベル差がなかったために、実質
的には継ぎ処理を行う前と変化がない。この様に、本実
施例では、フェードミュート処理に較べ、音質の劣化が
少ない。
【0018】次に、制御信号がHの期間の継ぎ処理回路
104の動作について図3を用いて説明する。図3は図
1の継ぎ処理回路104の構成を示すブロック図である
。図3において、201はデータ入力端子、202は制
御信号入力端子、203は比較回路、205はレベル制
御回路、206は演算回路、207はラッチデータ入力
端子、208は処理データ出力端子を示している。
【0019】図1のデータ入力端子101からのディジ
タルオーディオデータは、データ入力端子201より入
力され、比較回路203,演算回路206に入力される
。一方、図1のラッチ回路103によりラッチされた1
サンプル古いディジタルオーディオデータは、ラッチデ
ータ入力端子207より入力され、比較回路203に入
力される。また、図1の制御信号入力端子102からの
制御信号は、制御信号入力端子202より入力され、比
較回路203,レベル制御回路205に入力される。
【0020】図4は図3の継ぎ処理回路の動作を説明す
るための波形図であり、図2のnフレームとn−mフレ
ームの境界付近を拡大したものである。図4において、
(a)は図2の(b)と同様、制御信号であり、Lから
Hへの立上り変化点がフレームの境界を示す。(b)は
、波形b1がデータ入力端子101より入力されたディ
ジタルオーディオデータであり、波形b2がレベル制御
回路205より出力される補正データであり、波形b3
が処理データ出力端子208より出力されるディジタル
オーディオデータであり、簡単のため、折線で表したも
のである。
【0021】比較回路203には、制御信号のLからH
への立上り変化と同時に、データ入力端子101より波
形b1のnフレームの最初のデータB2が、ラッチデー
タ入力端子207より波形b1のn−mフレームの最後
のデータB1(データB2より1サンプル古いデータ)
が、それぞれ入力される。比較回路203では、データ
B1とデータB2を比較し、そのレベル差を検出し、レ
ベル制御回路205に出力する。
【0022】レベル制御回路205では、比較回路20
3より出力されたレベル差から、制御信号のHの期間、
波形b2に示すような補正データを生成し、演算回路2
06に出力する。演算回路206では、レベル制御回路
205より出力された補正データと、データ入力端子2
01より入力される波形b1のディジタルオーディオデ
ータと、を加算し、波形b3に示す如く継ぎ処理の行わ
れたディジタルオーディオデータを処理データ出力端子
208より出力する。
【0023】以上のように、本実施例によれば、フレー
ムの境界付近の音声波形がどの様な形であっても、上記
の如き、継ぎ処理を行うことにより、少ない音質の劣化
でポップノイズの発生を防止することができる。
【0024】なお、本実施例では、レベル制御回路20
5において、図4の波形b2に示す如く、レベルが制御
信号のHの期間線形に変化するような補正データを生成
したが、図5の波形b2に示す如く、レベルが制御信号
のHの期間非線形に変化するような補正データを生成す
るようにしても良い。
【0025】図5は図3の継ぎ処理回路の他の動作を説
明するための波形図である。即ち、図5の場合、生成す
る補正データのレベルを、データB1とデータB2のレ
ベル差に等しいレベルからゼロレベルまで1/(2のk
乗)〔kは整数〕の割合で変化させるだけで良いため、
レベル制御回路205の回路構成が簡単になると共に、
フレームの境界付近での音質の劣化が少ないという利点
がある。
【0026】図6は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例は、図1のオーディオデータ出力
回路に位相制御回路601を付加したものである。位相
制御回路601では、制御信号入力端子102より入力
される制御信号のLからHへの立上り変化と同時に、デ
ータ入力端子101より入力されるデータとラッチ回路
101より入力されるデータとを比較し、両者の極性が
異なる場合は、境界直後のフレーム内のすべてのディジ
タルオーディオデータの極性を反転させ、逆に、両者の
極性が同じであるか或いは両者のいずれかが0である場
合は、上記反転処理を行わない。なお、位相制御回路6
01は、再生モード入力端子602より入力される再生
モード信号によって、可変速再生を行う場合のみ動作し
、通常再生を行う場合には動作しない。
【0027】図7は図6の位相制御回路と継ぎ処理回路
の動作を説明するための波形図である。図7において、
(a)は制御信号であり、(b)は、波形b1がデータ
入力端子101より入力されたディジタルオーディオデ
ータであり、波形b2が位相制御回路601より出力さ
れるディジタルオーディオデータであり、(c)は、波
形c1が継ぎ処理回路104に入力されるディジタルオ
ーディオデータであり、波形c2が継ぎ処理回路104
で生成される補正データであり、波形c3が継ぎ処理回
路104より出力されるディジタルオーディオデータで
ある。
【0028】即ち、例えば、n−mフレームとnフレー
ムの境界では、図7(a),(b)に示すように、位相
制御回路601には、制御信号のLからHへの立上り変
化と同時に、データ入力端子101より波形b1のnフ
レームの最初のデータB2が、ラッチ回路103より波
形b1のn−mフレームの最後のデータB1(データB
2より1サンプル古いデータ)が、それぞれ入力される
。位相制御回路601では、データB1とデータB2を
比較し、両者の極性が異なる(即ち、データB1の極性
が正,データB2の極性が負である)ので、データB2
の属するnフレーム内のすべてのディジタルオーディオ
データの極性を反転させる。
【0029】位相制御回路601において、上記反転処
理を行うことにより、フレームの境界におけるレベル差
の最大値を1/2に縮小することができる。即ち、例え
ば、n−mフレームとnフレームの境界では、データB
1とデータB2のレベル差を、データB2がデータB3
となることで、データB1とデータB3のレベル差に縮
小することができる。
【0030】次に、この様に位相制御回路601を介し
たディジタルオーディオデータは、継ぎ処理回路104
に入力され、継ぎ処理回路104において、図4で述べ
たのと同様に、図7の(c)に示すような継ぎ処理がな
される。
【0031】従って、本実施例によれば、上記反転処理
を行うことにより、フレームの境界におけるレベル差の
最大値を1/2に縮小することができるので、継ぎ処理
を行うことによる音質の劣化を更に抑えることができる
。なお、ディジタルオーディオデータの極性を反転させ
ることによる音質の劣化はない。また、上記説明では、
継ぎ処理回路104は、図4の継ぎ処理を行うものとし
たが、図5に示した継ぎ処理を行うものとしても良い。
【0032】図8は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例は、図1のオーディオデータ出力
回路の継ぎ処理回路104に代えて、継ぎ処理回路80
1を用いると共に、ラッチ回路103を削除したもので
ある。
【0033】図1の実施例では、ラッチ回路103を設
ける必要があったため、出力されるアナログ音声信号は
1サンプル分遅れを生じていたが、本実施例では、その
様な遅れは生じない。では、図8の継ぎ処理回路801
について図9と図10を用いて説明する。
【0034】図9は図8の継ぎ処理回路801の構成を
示すブロック図である。図9において、901及び90
2はレベル制御回路、903は演算回路である。
【0035】図10は図9の継ぎ処理回路801の動作
を説明するための波形図である。図10において、(a
)は制御信号であり、(b)は、波形b1がデータ入力
端子101より入力されたディジタルオーディオデータ
であり、波形b2がレベル制御回路902より出力され
る補正データであり、(c)は、波形c1がレベル制御
回路901より出力される補正データであり、波形c2
が処理データ出力端子208より出力されるディジタル
オーディオデータである。
【0036】制御信号のLからHへの立上り変化と同時
に、レベル制御回路901は波形b1のn−mフレーム
の最後のデータB1を、レベル制御回路902は波形b
1のnフレームの最初のデータB2を、それぞれ取り込
む。そして、レベル制御回路902では、データB2の
レベルから、制御信号のHの期間、波形b2に示すよう
な補正データを生成し、演算回路903に出力する。す
なわち、レベル制御回路902は、生成する補正データ
のレベルを、データB2のレベルに等しいレベルからゼ
ロレベルまで線形に変化させている。また、レベル制御
回路901では、データB1のレベルから、制御信号の
Hの期間、波形c1に示すような補正データを生成し、
演算回路903に出力する。すなわち、レベル制御回路
901は、生成する補正データのレベルを、データB1
のレベルに等しいレベルからゼロレベルまで線形に変化
させている。
【0037】演算回路903では、レベル制御回路90
2より出力された補正データと、データ入力端子201
より入力される波形b1のディジタルオーディオデータ
と、を加算し、波形b3に示す如く継ぎ処理の行われた
ディジタルオーディオデータを得、更に、レベル制御回
路901より出力された補正データと、前記波形b3の
ディジタルオーディオデータと、を加算し、波形c2に
示す如く継ぎ処理の行われたディジタルオーディオデー
タを得、処理データ出力端子208より出力する。以上
のように、本実施例によれば、図1の実施例と同様の効
果を得ることができる。
【0038】ところで、図1の実施例,図6の実施例及
び図8の実施例においては継ぎ処理時に最大レベルをオ
ーバーする可能性があるが、可変速再生時はノーマル再
生時に較べて音量を下げる様にしている。このため、ノ
ーマル再生時に対して6dB程度レベルを下げることで
最大レベル内におさえることができる。
【0039】図11は本発明の第4の実施例を示すブロ
ック図であり、図1のオーディオデータ出力回路に、減
衰制御回路1101,減衰制御信号入力端子1102を
付加したものである。では、減衰制御回路1101につ
いて図12及び図13を用いて説明する。
【0040】図12は図11の減衰制御回路の構成を示
すブロック図である。図12において、1201はデー
タ入力端子、1202は1/(2のk乗)〔kは整数〕
回路、1203は演算回路、1204はデータセレクタ
、1205は演算制御回路、1206はデータ出力端子
、1207は減衰制御信号入力端子を示している。
【0041】図13は図11の減衰制御回路と継ぎ処理
回路の動作を説明するための波形図である。図13にお
いて、(a)は制御信号であり、(b)は減衰制御信号
であり、(c)は、波形c1がデータ入力端子101よ
り入力されたディジタルオーディオデータであり、波形
c2が減衰制御回路1101より出力されるディジタル
オーディオデータであり、(d)は、波形c2が継ぎ処
理回路104に入力されるディジタルオーディオデータ
であり、波形d1が継ぎ処理回路104で生成される補
正データであり、波形d2が継ぎ処理回路104より出
力されるディジタルオーディオデータである。
【0042】次に、減衰制御回路1101の動作につい
て説明する。データ入力端子1201より入力されたデ
ィジタルオーディオデータは、データセレクタ1204
,1/(2のk乗)回路1202,演算回路1203に
入力される。また、減衰制御信号入力端子1207より
入力された減衰制御信号は、データセレクタ1204,
演算制御回路1205に入力される。
【0043】データセレクタ1204は、減衰制御信号
がLの期間、データ入力端子1201からのディジタル
オーディオデータをデータ出力端子1206より出力す
る。1/(2のk乗)回路1202では、入力されたデ
ータを1/(2のk乗)にする処理を行っており、1/
(2のk乗)にされたデータを演算回路1203へ出力
している。演算回路1203では、データ入力端子12
01より入力されたデータから、1/(2のk乗)にさ
れたデータを減算するという処理を行っている。この際
、減算する回数は演算制御回路1205により制御され
る。また、減算する回数は減衰制御信号のLからHへの
立上り変化時からの時間で決定される。
【0044】例えば、n=3として、図13の(c)の
波形c1を処理すると、減衰制御信号がHになった時の
データC1はそのまま、データC2は1/8したデータ
C2を1回減算、データC3は1/8したデータC3を
2回減算としていき、データC5では1/8したデータ
C5を4回減算することにより1/2に減衰させる。
【0045】フレームが変わった最初のデータC6も同
様な処理を行い、データC7では1/8したデータC7
を3回減算、データC8では1/8したデータを2回減
算としていき、データC10ではそのままにするという
処理を行う。
【0046】以上により、データC1〜C10を、8/
8,7/8,6/8,5/8,4/8,4/8,5/8
,6/8,7/8,8/8という減衰制御を行うことが
でき、図13の(c)の波形c2を得る。
【0047】この波形c2をデータセレクタ1204を
経てデータ出力端子1206より出力し、図1の実施例
と同様な継ぎ処理を継ぎ処理回路104において行うこ
とによって、図13の(d)の波形c2を波形d2に補
正することができる。
【0048】この様に、フレームの境界で音声データの
レベルが1/2に減衰しているので、継ぎ処理回路を施
しても最大レベルを超えることがない。このため、この
本実施例においては、可変速再生時に音声出力のレベル
を落す必要がない。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、可変速再生時、フレー
ムの境界付近の音声波形がどの様な形であっても、フレ
ームの境界において、従来の如きミュート(消音)処理
を行わずに、ポップノイズの発生を防止することができ
るので、音質の劣化が少ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図である
【図2】図1の要部信号波形を示す波形図である。
【図3】図1の継ぎ処理回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3の継ぎ処理回路の動作を説明するための波
形図である。
【図5】図3の継ぎ処理回路の他の動作を説明するため
の波形図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すブロック図である
【図7】図6の位相制御回路と継ぎ処理回路の動作を説
明するための波形図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示すブロック図である
【図9】図8の継ぎ処理回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】図9の継ぎ処理回路の動作を説明するための
波形図である。
【図11】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】図11の減衰制御回路の構成を示すブロック
図である。
【図13】図11の減衰制御回路と継ぎ処理回路の動作
を説明するための波形図である。
【図14】DATにおける可変速再生時のヘッドの軌跡
を示す説明図である。
【図15】従来のオーディオデータ出力回路において行
われていたミュート処理を説明するための波形図である
【符号の説明】
104,801…継ぎ処理回路、203…比較回路、2
05…レベル制御回路、204…演算回路、601…位
相制御回路、1101…減衰制御回路、1401〜14
08…トラック、1409…ヘッド軌跡。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気テープに記録されたディジタルオ
    ーディオデータを可変速再生することが可能なディジタ
    ルオーディオ再生装置において、可変速再生された前記
    ディジタルオーディオデータのうち、フレームの境界の
    直前のデータのレベルと直後のデータのレベルのレベル
    差を検出する比較手段と、補正データを生成すると共に
    、該補正データのレベルが、前記比較手段により検出し
    た前記レベル差と等しいレベルからゼロレベルまで、前
    記境界の直後から一定時間の間に変化するよう、前記補
    正データのレベルを制御するレベル制御手段と、該レベ
    ル制御手段により生成した前記補正データを前記ディジ
    タルオーディオデータに加算または減算する演算手段と
    、から成る継ぎ処理回路を有することを特徴とするオー
    ディオデータ出力回路。
  2. 【請求項2】  磁気テープに記録されたディジタルオ
    ーディオデータを可変速再生することが可能なディジタ
    ルオーディオ再生装置において、可変速再生された前記
    ディジタルオーディオデータのうち、フレームの境界の
    直前のデータのレベルを検出すると共に、第1の補正デ
    ータを生成し、該第1の補正データのレベルが、検出し
    た前記直前のデータのレベルと等しいレベルからゼロレ
    ベルまで、前記境界の直後から一定時間の間に変化する
    よう、前記第1の補正データのレベルを制御する第1の
    レベル制御手段と、前記ディジタルオーディオデータの
    うち、前記境界の直後のデータのレベルを検出すると共
    に、第2の補正データを生成し、該第2の補正データの
    レベルが、検出した前記直後のデータのレベルと等しい
    レベルからゼロレベルまで、前記境界の直後から前記時
    間と同時間の間に変化するよう、前記第2の補正データ
    のレベルを制御する第2のレベル制御手段と、前記第1
    及び第2のレベル制御手段により生成した前記第1及び
    第2の補正データを前記ディジタルオーディオデータに
    加算または減算する演算手段と、から成る継ぎ処理回路
    を有することを特徴とするオーディオデータ出力回路。
  3. 【請求項3】  請求項1または2に記載のオーディオ
    データ出力回路において、可変速再生された前記ディジ
    タルオーディオデータのうち、フレームの境界の直前の
    データと直後のデータの極性が異なる場合に、該直後の
    データの属するフレーム内の、すべてのデータの極性を
    反転させる位相制御回路を、前記継ぎ処理回路の前段に
    設けたことを特徴とするオーディオデータ出力回路。
  4. 【請求項4】  請求項1,2または3に記載のオーデ
    ィオデータ出力回路において、可変速再生された前記デ
    ィジタルオーディオデータのうち、フレームの境界の直
    前部分及び直後部分の複数のデータのレベルを、それぞ
    れ、ゼロレベルとのレベル差が減衰するよう制御すると
    共に、減衰すべきデータ毎にその減衰量を変化させるこ
    とが可能な減衰制御回路を、前記継ぎ処理回路の前段に
    設けたことを特徴とするオーディオデータ出力回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008058480A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Fujitsu Ltd 信号処理方法及び装置
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