JPH04259854A - 走査型超音波顕微鏡の測定データ処理方式 - Google Patents

走査型超音波顕微鏡の測定データ処理方式

Info

Publication number
JPH04259854A
JPH04259854A JP3042923A JP4292391A JPH04259854A JP H04259854 A JPH04259854 A JP H04259854A JP 3042923 A JP3042923 A JP 3042923A JP 4292391 A JP4292391 A JP 4292391A JP H04259854 A JPH04259854 A JP H04259854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement data
measurement
data
stored
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3042923A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Nakajima
中島 雅泰
Kazuhiro Yuasa
湯浅 和博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP3042923A priority Critical patent/JPH04259854A/ja
Publication of JPH04259854A publication Critical patent/JPH04259854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、走査型超音波顕微鏡
の測定データ処理方式に関し、詳しくは、表示画像の歪
みを低減でき、測定視野をスキャナの運動範囲近くまで
拡大することができるような走査型超音波顕微鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】超音波顕微鏡の全体的な構成は、通常、
図3に示す通りである。図において、20は、超音波顕
微鏡であって、一般的にスキャン機構を有する測定機構
系(スキャナ)21と、スキャンについての駆動を制御
する駆動コントローラ22、測定機構系21のx主走査
軸(横軸)に固定された超音波センサ(圧電素子+レン
ズ)23と、このセンサを駆動し、ここからエコー受信
信号を受ける超音波測定部24、超音波測定部24から
の測定値を受けるA/D変換・インタフェース部25、
A/D変換・インタフェース部25からA/D変換され
た測定データを読込む画像処理・制御部26、そして、
画像処理・制御部26で生成されたビデオ信号を受けて
画像を表示するCRTディスプレイ(CRT)27とを
備えている。なお、A/D変換・インタフェース部25
は、超音波測定部24に画像処理・制御部26からの制
御信号を送るインタフェースにもなっている。また、通
常、A/D変換・インタフェース部25と画像処理・制
御部26とCRT27とで画像処理・制御装置が構成さ
れる。
【0003】超音波測定部24は、通常、高周波パルス
発生器を有していて、画像処理・制御部26からの駆動
パルスに応じてバースト波を発生し、超音波センサ23
を駆動する。その内部にはパルサ・レシーバと、エコー
のピーク値を検出するピークディテクタなどを備えてい
る。A/D変換・インタフェース部25は、画像処理・
制御部26からの制御パルスに応じて(後述する駆動パ
ルス3に対応して発生する)測定値をA/D変換してそ
のサンプル値を一時記憶する。コントローラ22は、画
像処理・制御部26により制御されて測定機構系(スキ
ャナ)21の試料位置決め系のXY移動機構と試料走査
制御系のxyz移動機構とを駆動制御する。これら移動
機構により決定されるXY座標系とxyz座標系のうち
のxyの座標関係とは、同一平面上にある。
【0004】測定機構系21には、超音波センサ23の
直下に試料の測定部分を位置決めするXY移動テーブル
28と、試料の測定位置の中心を超音波センサ23の直
下に位置づけかつその中心を中心としてxy走査を行う
x方向走査軸30とy方向走査テーブル29とが設けら
れている。x方向走査軸30は、超音波センサ23が固
定されていて、x軸駆動部31によりx方向に進退駆動
され、x軸駆動部31は、z方向移動軸32に取付られ
、x方向走査軸30とともにその全体が移動する。一方
、y方向走査テーブル29は、XY移動テーブル28の
Y方向移動テーブル28b上に支承され、その下側にX
Y移動テーブル28のX方向移動テーブル28aが設け
られている。なお、X方向移動テーブル28aとZ方向
移動軸32は、それぞれベース33に固定されている。 そして、コントローラ22がこれら各テーブルと移動軸
、走査軸とをそれぞれ駆動する。
【0005】画像処理・制御部26は、コントローラ2
2を介してXY移動テーブル28を制御して試料のうち
から測定したい領域を超音波センサ23の直下に位置決
めさせる。また、コントローラ22を介してxy走査を
行い、選択された測定領域に対してxy方向の水平面あ
るいはxz,yz方向の垂直面において試料を走査して
超音波センサ23,超音波測定部24を介してその測定
データを得て、これをA/D変換・インタフェース部2
5によりデジタル値に変換する。画像処理・制御部26
は、この測定データを読込み、画像メモリに転送してそ
れに基づいてビデオ信号を生成して測定画像をCRT2
7に出力し、それを表示させる。
【0006】ところで、走査型超音波顕微鏡において、
速く動作するスキャナに対してはその往復運動の走査軸
であるx軸に単振動運動が与えられる。これにより一定
の振動周波数のものでは同一の駆動力に対して振幅を大
きくでき、不要・有害な高次振動の発生を防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単振動運動を
利用してデータを採取する場合、超音波センサに対する
駆動(バースト信号の発生)を等時間間隔で行うと、単
振動運動に応じた状態で測定位置が変化する関係から測
定位置が等間隔とならず、測定画像に遅れや歪みを生じ
る。このようなことを解決する技術の1つとして超音波
センサの駆動の時間間隔を単振動運動の移動位置に合わ
せて変化させることが考えられ、この種のものとして特
開昭58−218647号を挙げることができる。
【0008】単振動運動の移動位置に応じて超音波セン
サを駆動するこの種の技術は、移動速度が遅い場合には
それなりの利点がある。しかし、移動速度が高速になる
と駆動信号の時間間隔を単振動運動に合わせて変化させ
る制御が難しくなる。そこで、移動速度が速くなった場
合には、スキャナを単振動させつつその振幅の中央部の
等速運動と見なしうる領域(疑似等速運動領域)を測定
部として選択し、その範囲において一定時間間隔で測定
を行うことになる。
【0009】このような従来技術では、単振動運動中、
実際には等速運動をする部分がないにもかかわらず、等
速運動と仮定して等時間間隔で測定されたデータを等間
隔の位置のデータとして画像表示をすることになる。し
たがって、表示画像に歪が混入する。しかも、表示画像
の歪を目視観測上許容できる程度に抑えるためにスキャ
ナの運動範囲のうちその中央部のみしか測定範囲として
設定できず、それにより視野を広げることができない問
題がある。また、この種の装置において、測定視野を広
げるためにx方向全体の振幅を大きく採ると逆に測定速
度が低下し、装置が大型化する。
【0010】近年、高精度のアクチュエータとして圧電
素子等が利用され、その応用としてこれが超音波応用計
測を精密に行う上で貴重な存在となりつつある。しかし
、残念ながらその振幅範囲は決して大きくなく、従来の
ごとく単振動でスキャンさせてその中央部を疑似等速運
動部にして一定時間間隔で測定せざるを得ないのが現実
である。
【0011】この発明は、このような従来技術の問題点
を解決するものであって、測定データを画像処理やデー
タ解析に供し得る形で記録しつつ、これによる表示画像
の歪みを低減でき、測定視野をスキャナの運動範囲近く
まで拡大することができ、高速スキャンが可能な走査型
超音波顕微鏡の測定データ処理方式を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の走査型超音波
顕微鏡の測定データ処理方式の特徴は、スキャナの疑似
等速運動領域だけでなく非等速運動領域をも含めて測定
データを一定時間間隔で採取し、測定データを画像メモ
リとは異なるメモリに順次記憶し、このメモリに記憶さ
れた測定データを読出し、そ記憶位置に応じて試料に対
する超音波センサの相対位置に対応する画像メモリ上の
表示位置を算出してそこに測定値を表示データとして記
憶するものである。
【0013】
【作用】このように、画像メモリとは別に測定データを
記憶するメモリを設けて測定データの表示位置をこの別
のメモリの記憶位置から割出し、画像メモリに表示デー
タとして展開して記憶するようにするようにしているの
で、採取した測定データは、画像メモリ上の表示データ
として歪みがないような位置に書込まれ、観測し易い映
像が得られる。しかも、多くの測定データを往復運動に
おける走査の位置に応じて一定時間間隔で高速に別のメ
モリに採取することができるので、高速処理が可能にな
る。
【0014】ところで、以上のように画像メモリの各画
素対応の記憶アドレスに順次格納するのではなく格納す
べきアドレスを計算によって求めた上で表示データを格
納すると、表示データ間に隙間が生じることが考えられ
る。これは、振幅中央部の最高速度の部分の測定データ
の密度が画素密度に合致するように、スキャナ振幅、振
動数、測定周期、表示サイズ等のマッチングをとること
によって避けることができる。しかしこのようにすると
、往復運動における走査の振幅両端部分の各測定データ
に対しては、画像メモリ上の表示アドレスが不足するこ
とになる。そこで、その部分では画像メモリ上の同一ア
ドレスに格納すべきデータについて平均化するか前また
は後のいずれかのデータを優先する処理を行い、このよ
うに表示データについてはデータ加工または廃棄を行う
が、このようにしても画像処理およびデータ解析のため
には別のメモリに全データが格納されているので差し支
えない。なお、以上とは逆に表示データの間に隙間があ
る場合には補間する処理を行ってもよい。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の走査型超音波顕微鏡の測
定データ処理方式を適用した一実施例のブロック図であ
り、図2は、その動作の説明図である。なお、第3図と
同等のものは同一の符号を付してその装置の説明を割愛
する。
【0016】図1に示すように、A/D変換・インタフ
ェース部25は、A/D変換回路25aと入出力回路2
5bとから構成されている。また、コントローラ22は
、スキャナドライバ22aとD/A変換回路22bとを
備えている。なお、1は、y方向走査テーブル29上に
載置された試料である。ここで、画像処理・制御装置2
6は、D/A変換器22bを通して画像処理・制御装置
26のリアルタイムの位置制御に基づいてスキャナドラ
イバ22aを駆動制御する。これにより測定機構系(ス
キャナ)21がその指示された位置へ移動する。
【0017】駆動制御のうちx方向の走査における移動
量と時間の関係を示すと、図2の(a)に示すようにs
in カーブ(単振動運動の波形)2となる。このsi
n カーブに応じて入出力回路25bを介して同図(b
)に示すように往復運動の帰り(超音波センサ23側か
らみれば前進状態である。なお、これは往復であっても
よい。)時点の全振幅において一定間隔(周期T,図で
は、説明上実際より拡大している。)の駆動パルス3が
超音波測定部24に送出される。超音波測定部24は、
この駆動パルス3に応じて、例えば、その立上がり及び
立下がりタイミングで高周波パルス発生器からバースト
信号発生してそれで超音波センサ23を駆動する。した
がって、駆動パルス3に応じて決定されるx方向の各測
定点は、全体にsin カーブ上のものとなり、等間隔
とならない。 その中央部は等間隔に近くなるが粗く、上下の部分は密
になる。なお、図中、W1 が全振幅の範囲であり、W
2 が疑似的に等速運動とみなせる最大の測定範囲であ
る。
【0018】さて、超音波測定部24から発せられたバ
ースト信号が超音波センサ23で超音波に変換され試料
1に照射され、その反射波は超音波センサ23にて再度
電気信号に変換され、超音波測定部24の高周波受信器
で増幅されてピーク検出回路等で検出され、A/D変換
回路25bを経てデジタルデータとして画像処理・制御
部26に取込まれる。取込まれた測定データは、画像処
理・制御部26において、マイクロプロセッサ(MPU
)26aによりメインメモリ26bに記憶される。その
後メインメモリ26bの測定データを表示データに展開
するとともに表示データ記憶位置算出プログラム26d
を起動して生成した表示データを画像メモリ26cの所
定のアドレスに記憶していく。なお、測定データは、図
2の(b)に示す駆動パルス3の周期T(その発生タイ
ミング)に応じて得られ、その各測定データごとにメイ
ンメモリ26bのアドレスが順次更新されて記憶されて
いく。
【0019】したがって、各測定データのメインメモリ
26b上の記憶アドレスは、x方向の走査測定位置を示
している。言い換えれば、測定データを記憶する記憶ア
ドレスは、同時に測定位置も表している。しかも、図2
の(b)の場合には、各測定データは、超音波センサ2
3の前進に応じてその全振幅における駆動パルス3の発
生位置に対応して得られる。その位置は等間隔にはなら
ないが、測定データはすべて記憶される。なお、ここで
、記憶アドレスとは、メインメモリ26bの物理的なア
ドレスを意味するばかりでなく、プログラムにおいて設
定される変数や配列において論理的に決定されるアドレ
スであってもよいことはもちろんである。
【0020】メインメモリ26bに記憶された測定デー
タをそのまま表示データに展開したのでは従来と同様に
表示データに歪みが生じる。そこで、画像メモリ26c
に記憶される測定データを前記メインメモリ26bに記
憶されたデータの位置を補正して表示するように表示位
置を修正する。これは、基本的には、メインメモリ26
bの各測定データの記憶アドレスが示す測定位置から表
示画素が示す測定間隔に対応した等間隔な位置の測定デ
ータを生成することで達成される。そして、それは、メ
インメモリ26bに記憶された測定データがどの表示位
置のデータであるかを逆に算出することで行うことがで
きる。この計算をするのが表示データ記憶位置算出プロ
グラム26dである。
【0021】ところで、駆動パルス3で示されるように
、一定時間間隔Tで測定するとき、スキャナの単振動運
動の周期と振幅を与えると三角関数の計算を通して各測
定点の位置を求めることができる。それはメインメモリ
26bの各測定データの記憶位置にも対応している。 各測定点の位置が求まると各測定点の画面上の表示位置
を求めることができ、それにより画像メモリ26cの表
示データアドレスが得られる。したがって、表示データ
記憶位置算出プログラム26dは、このような構造を持
つ関数である。
【0022】表示画素に対応する等間隔の測定データの
値とその位置との関係及びその算出には、種々のものが
ある。先に説明したように、メインメモリ26b上の各
測定データの位置配列はsin カーブ特性となってい
る。 そこで、測定点がsin カーブの密の部分にあるもの
を基準として測定データ全体を表示データに展開すると
、粗の部分のデータが対応できなくなり、表示データに
歪みを生じる。そこで、ここでは、先に説明したように
、測定点が粗となり、かつ、疑似的に測定点が等間隔に
なる、sin カーブのうち直線性のよい部分に着目し
てそこを単位画素が示す距離に対応させて表示データを
生成する。このようにすれば、図2の(a)のsin 
カーブの上下の測定点が密になる部分についての表示デ
ータのうち表示位置が重なるものは、画像メモリ26c
の同じアドレス位置に重ね書きして最新のデータを記憶
するだけで済む。このようなアドレスをメインメモリ2
6bの各測定データの記憶アドレスから表示データ記憶
位置算出プログラム26dにより算出して発生させて画
像メモリ26cに表示データとして記憶する。
【0023】このような表示方式において重要なことは
、表示画素の単位(それが表現する測定距離)が測定単
位のうち粗い測定距離に一致しているか、それ以上であ
ることである。このように設定すれば、密の部分の測定
データは、自動的に間引かれて、表示データの歪みを低
減でき、従来より広い視野の表示画像が得られる。具体
的には、例えば、ディスプレイ上のx方向の画素数が2
00点であるとすれば、メインメモリ26bに記憶され
る測定点の数を360点程度にして、粗い部分の測定点
についての表示数とその測定データの記憶数との関係を
1対1あるいは、1対1.5程度にする。なお、複数の
測定データが重複するような画素位置については、複数
の測定データの平均値を採って平均化してその画素位置
のデータとしてもよい。また、画素位置に適合しない記
憶位置にある測定データについては前後の測定データか
ら補間することで測定値を生成して表示データに展開す
ることができる。
【0024】また、sin カーブのうちの密の部分を
基準にして各画素を割当てた場合には、sin カーブ
の中央部の粗となる測定点と測定点との間に表示データ
が記憶される画素が1つあるいは複数存在してしまう。 このような場合は、測定点が割当てられない画素につい
ては、メインメモリ26bに記憶された前記後の測定デ
ータ値から補間処理をすることにより測定データを生成
することができる。さらにこの場合、同じ測定点のデー
タを2画素(複数画素で可)に対応させてもよい。
【0025】先の実施例では、測定データのうち表示デ
ータについては、表示データ記憶位置算出プログラム2
6dを起動して画像メモリ26cのアドレス位置(表示
画素位置)を求めて、測定データを一部は重複記憶して
画像メモリ26cに記憶し、かつ、メインメモリ26b
には、測定データそのものが順次アドレスを更新して記
憶されている。そこで、重複する表示用データについて
廃棄を行って不均一にサンプルされた測定データを歪な
く表示しても問題はない。画像処理およびデータ解析の
ためには別途メインメモリ26bに測定全データが保持
されているのでこの測定データは、表示画像とは別に画
像処理またはデータ解析処理に利用できる。
【0026】このようにすることにより、スキャナの非
等速運動にもかかわらず測定データのデータ処理によっ
て表示データについては画素に対応する等間隔の位置で
測定した場合と同等の表示データが生成でき、測定画像
はほとんど歪なく表示できる。その結果、動作範囲のほ
ぼ全域で測定を行うことができ、非等速運動に基づく、
画像の歪が排除され、かつ測定視野を拡大することがで
きる。
【0027】以上説明してきたが、実施例では、x方向
の走査を中心にしているが、y方向の走査やz方向の走
査についても同様に適用できることはもちろんである。 また、実施例の画像メモリの記憶位置については、各測
定データについて表示データを1画素対応にしているが
、1つの表示データを複数画素に対応させて拡大させる
ような処理をすることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、画像メモリとは別に測定データを記憶するメモリを
設けて測定データの表示位置をこの別のメモリの記憶位
置から割出し、画像メモリに表示データとして展開して
記憶するようにするようにしているので、採取した測定
データは、画像メモリ上の表示データとして歪みがない
ような位置に書込まれ、観測し易い映像が得られる。し
かも、多くの測定データを往復運動における走査の位置
に応じて一定時間間隔で高速に別のメモリに採取するこ
とができるので、高速処理が可能になる。また、測定デ
ータそのものを記憶する別のメモリを有しているので、
実際のデータ解析等については、この別のメモリのデー
タを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の走査型超音波顕微鏡の測定デー
タ処理方式を適用した一実施例のブロック図である。
【図2】  図2は、その動作の説明図である。
【図3】  図3は、一般的な走査型超音波顕微鏡の説
明図である。
【符号の説明】
1…試料、2…単振動運動の波形、3…駆動パルス、2
0…走査型超音波顕微鏡、21…測定機構系、22…コ
ントローラ、22a…スキャナドライバ、  23…超
音波センサ、24…超音波測定部、25…A/D変換・
インタフェース部、25a…A/D変換回路、25b…
デジタル入出力回路、26…画像処理・制御部、27…
CRTディスプレイ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の範囲でスキャナのX,Y,Z方
    向のいずれかにおいて往復運動をして試料を走査する超
    音波センサを有し、この超音波センサから得られる測定
    データをA/D変換して画像メモリの走査に対応する方
    向の表示データに展開して画像メモリのそれに対応する
    記憶位置に記憶し、測定データの表示を行う走査型超音
    波顕微鏡において、前記往復運動の走査に対応して一定
    時間間隔で前記試料を測定して得られる各測定データを
    順次前記画像メモリとは別のメモリに記憶し、この別の
    メモリから測定データをその記憶位置を更新して順次読
    出し、その読出し記憶位置に応じて前記往復運動の走査
    と前記一定時間間隔の測定との関係で得られる試料の測
    定位置に対応する前記画像メモリ上の記憶位置を算出し
    、その位置に読出した測定データについての前記表示デ
    ータを記憶することを特徴とする走査型超音波顕微鏡の
    測定データ処理方式。
  2. 【請求項2】  別のメモリの測定データの記憶数は、
    画像メモリの測定データの記憶数よりも大きいことを特
    徴とする請求項1記載の走査型超音波顕微鏡の測定デー
    タ処理方式。
JP3042923A 1991-02-15 1991-02-15 走査型超音波顕微鏡の測定データ処理方式 Pending JPH04259854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3042923A JPH04259854A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 走査型超音波顕微鏡の測定データ処理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3042923A JPH04259854A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 走査型超音波顕微鏡の測定データ処理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04259854A true JPH04259854A (ja) 1992-09-16

Family

ID=12649544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3042923A Pending JPH04259854A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 走査型超音波顕微鏡の測定データ処理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04259854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021124462A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 Ykk株式会社 Aiによる打音検査システムおよび方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021124462A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 Ykk株式会社 Aiによる打音検査システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100221388B1 (ko) 초음파 화상 처리방법 및 초음파 진단 장치
US6602196B2 (en) Ultrasonic imaging apparatus
US4520671A (en) Method and means for real time image zoom display in an ultrasonic scanning system
US6689061B2 (en) Ultrasonic imaging apparatus
JP2950632B2 (ja) 超音波診断装置
US4408228A (en) Method and means for reducing noise in television display system
JPS6236693B2 (ja)
JPH07294500A (ja) 超音波映像検査装置
JPH04259854A (ja) 走査型超音波顕微鏡の測定データ処理方式
US6315731B1 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus capable of functional addition
US4837749A (en) Ultrasonic imaging system for obtaining zoom video images of an object
JPS60168440A (ja) 超音波診断装置
JP2000005173A (ja) 超音波撮像方法および装置
JP3934541B2 (ja) 超音波診断装置
JPH07303634A (ja) 超音波診断装置
JPH0576532A (ja) 超音波診断装置
JP3524222B2 (ja) 超音波診断装置
JPH0614924A (ja) 超音波診断装置
JPS58165827A (ja) 超音波断層装置
JP4005179B2 (ja) 超音波診断装置
JPH0215453Y2 (ja)
KR0178096B1 (ko) 확장된 균일사다리방식을 이용한 초음파시스템의 디지탈스캔 방법 및 그 장치
JPS6240021B2 (ja)
JPS62217948A (ja) 超音波診断装置
JP3040051B2 (ja) 超音波映像検査装置