JPH04259470A - 注射器及び投薬量調整装置 - Google Patents

注射器及び投薬量調整装置

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JPH04259470A
JPH04259470A JP3039590A JP3959091A JPH04259470A JP H04259470 A JPH04259470 A JP H04259470A JP 3039590 A JP3039590 A JP 3039590A JP 3959091 A JP3959091 A JP 3959091A JP H04259470 A JPH04259470 A JP H04259470A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナーから計量し
て1定量の液体を投与するのに適した装置、詳しくは、
インシュリンや成長ホルモンのような物質を種種計量し
て注射するために特に構成されている注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】糖尿病患者やその他の患者は、皮下注射
や筋肉注射に使用される液体投薬量を計算した後にこれ
らの注射を施してくれる専門家に巡り会えないことが多
い。そのような情況下、これらの人々は希望するだけの
量を正確に計量してくれる専門家を必要としない安価な
注射器を求めている。また、これらの人々は1日に1回
以上、それも1回ごとに幾らか異なった量の投薬を必要
としている場合がしばしばある。この種の注射器には、
ペン又はシャープペンシルと同様な形状を持ったものが
知られているが、何回分もの投薬量を有するために大型
にならざるを得なかった。ポケットの中などに入れて持
ち運ぶことができるほどに小型であれば、どれほど便利
であろうか。これらの装置例は、米国特許第44137
60号、第4498904号、及び第4592745号
に見出だすことができる。さらなる例は、PCT国際公
開公報第WO  87/02895号、及び第WO  
88/07874号  に記載されている。この種の装
置においては、液体を入れるコンテナーが、皮下または
筋肉注射を目的として、コンテナー内部の液体が、閉鎖
された第1末端から流出するように改良を加えた閉鎖第
1末端を有する。そのコンテナーの第2末端は、1般的
にピストンによってとじられている。液体コンテナーの
再利用を妨止するために、コンテナーの液体容積を減じ
るようピストンに押力がかかるように設計されているが
、コンテナーの液体容積を拡張するようにピストンを引
き出す特徴はなにもない。細長形状のプランジャーは、
コンテナーの第2末端を閉鎖しているピストンに力を作
用すべく、ハウジングの内側に収納されている。コンテ
ナー内の液体が流出するとコンテナー容積も減少するが
、その減少量を決定する1つの方法して、プランジャー
が移動する距離を測定することが挙げられる。注射器は
、液体コンテナーの容積を増量させないようにプランジ
ャー側におけるいかなる動作をも阻止する目的で、ピス
トンに向かう1方向にのみプランジャーが移動できるよ
うな特徴を備えているべきである、と一般的に考えられ
ている。キャツプは、一般的にコンテナーの閉鎖側に取
り付けられているニードルアセンブリーの上に被さるよ
うに取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の技術である注射
器がこれまで成功を収めてきたとはいうものの、幾つか
の欠点もある。幾つかの公知技術によるペン型注射器で
は、注入されるべき投薬量の調整が一旦なされても、正
確に小さな量に減ずることが出来ない。このことは、注
射器内部にある投薬液の消費を生じる。幾つかの公知技
術によるペン型注射器では、投薬量の表示を読むのが困
難である。公知技術によるペン型注射器では、その患者
が投薬量を知るのには2つの尺度を読まなければならず
、あるいは、そうすることで投薬量を計算し直さねばな
らなかった。更に、多くの公知技術による装置は、一般
的に、注射器内部のコンテナーを取り替えることによっ
て繰り返し使用されるものものであるが、このような注
射器の使用は、処方されていない物質と関連して、不道
徳である。
【0004】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上述の公知
技術におけるこれらの欠点を解決するために、本発明に
係る注射器は、公知技術において知られていたものと同
様の液体コンテナーを収納するためのハウジングを有す
るが、コンテナーの第2末端を閉鎖しているピストンに
力を作用させるためにハウジングの内側にプランジャー
が収納されている。そのプランジャーは、ネジ山の切ら
れた第1表面と、任意的に形成できる1続きの追い歯を
含む第2表面を有する非円筒型断面を持つ。ハウジング
の内側にある液体コンテナーを保持するために、そのコ
ンテナーの第2末端に隣接するハウジングの内部にカラ
ーが収納される。このカラーは、プランジャーの断面に
通常合致する非円筒型間げきを有する。このプランジャ
ーは、非円筒型間げきを通り抜けるが、そのカラーによ
り、ハウジングに対して回転することが妨げられる。カ
ラー側にある1手段は、プランジャーの第2表面とかみ
合い、これによって、プランジャーのコンテナーからの
移動を制限するのである。中空キャップは、液体コンテ
ナーの反対側に位置するプランジャー末端を包み込んで
いる。この中空キャップのスカートはハウジングの内側
に延在している。このキャップは、関係する目盛り調整
のためにプランジャーと移動可能にかみ合う内ネジ表面
を有する。この目盛り調整によって、ペン型注射器から
注入されるべき投薬量を増加させたり減少させたりする
ことができる。ハウジング内部にはストッパーが形成さ
れており、中空キャップには先端対面表面が形成されて
いる。これによって、中空キャップとプランジャーとは
、1つの単位として、コンテナーの方向へ直線的に移動
することが妨げられる。全体的に、この装置は高価でな
い素材から作成されるものであり、また、手軽に入手で
きる装置として低価格性を実現するために、機械生産用
に構成されている。先に説明したように、投薬量調整に
より投薬量を増減させることができるが、これによって
、投薬される液体の、無駄な消費を減じることができる
。この投薬量表示は、簡単かつ直接的に読み取ることが
できるものであり、ひいては、この装置から注入される
投薬用液体のより正確かつ効果的な使用を可能にする特
徴的なものである。
【0005】
【実施例】以下に、図1から図5(E)に示した本発明
の実施例に係る注射器について詳細に説明する。
【0006】本発明の実施例に係る注射器10が図1及
び図2に示されている。この注射器は、先端18と第1
肩部の間に位置する先端領域15の内部に、液体を収納
するための液体コンテナー14を収納できるように構成
されたハウジング12を備える。第1肩部17と基部末
端16との間にある基部領域13は、口述する調整装置
を収納できるように構成されている。基部領域13は、
目盛り機能と注射器からの正確な投薬量注入機能をなす
リブ状領域19を備えている。ハウジング12の先端1
8は、ニードルアセンブリー20を収納するように構成
されている。ニードルアセンブリー20は、両端切りニ
ードル22を有している。両端切りニードル22の先端
24は、皮下又筋肉注射ができるようなもので構成され
ている。また、ニードルアセンブリー20は、コンテン
ナー14のゴム製末端カバー26を貫通できるように構
成された基部側末端23を備えている。液体コンテナー
14はカラー28によってハウジング12の内部に固定
されているが。このカラー28はハウジング12の基部
領域13の内壁に接する外径を有している。カラー28
の全面部30は第1肩部17に隣接するコンテナー14
の基部側末端32と接触するようになっている。コンテ
ナー14は、コンテナー14の基部側末端32近くに位
置するピストン36を内包する円筒体34から形成され
ている。ピストン36はコンテナー14を収納できる容
量を決められるように円筒体34に対して移動可能であ
る。
【0007】コンテナー14がハウジング12の内側に
設置されるとともにカラー28によって所定の位置に保
持された後、ハウジング12の末端表面に形成されたネ
ジ山40とかみ合うような、ニードルアセンブリー20
の内側表面に形成されたネジ山38等の適切な固定手段
によって、ニードルアセンブリー20と先端18をつな
ぎあわせる。ニードルアセンブリー20がハウジング1
2と十分につなぎ合わされたとき、両端切りニードル2
2の基部側末端23は、液体コンテナー14の末端キャ
ップ42に存在するゴム製末端カバー26を貫通するの
で、液体コンテナー14内部に存在する液体は両端切り
ニードル22の内側を通り抜けることができる。
【0008】さや部分46と連結部分48を含む安全シ
ールド44は、ニードルアセンブリー20と接した状態
ではめこまれるが、これによって、注射針を保護するこ
とができるのである。クリップ54を有するキャップ5
2は、ハウジング12の先端部分やニードルアセンブリ
ー20や安全シールド44に被せられる。クリップ54
とハウジング12の側壁は共同して、この注射器をポケ
ットに固定する便利な手段を提供する。
【0009】この注射器は、また、液体コンテナー14
のピストン36に接する先端58を有するプランジャー
56を含む。プランジャー56は、ネジ山62を含むよ
り大きい半径寸法の第1表面60及びより小さい半径寸
法の第2表面64を持つ非円筒形断面部を有する。プラ
ンジャー56は、カラー28の開口68の内部に挿入さ
れる。カラー28の開口68とプランジャー56の非円
筒形断面部間において干渉することにより、ハウジング
12の内部でのプランジャー56の回転が防止される。
【0010】図1に示されているように、カラー28の
内面部70は突起71を有する。突起71は、プランジ
ャー56の第2表面64に食い込んで、ハウジング12
の基部末端16の方向へプランジャー56が移動するこ
とを規制する。カラー28の内面部70にある突起71
は、注射器10の先端部分方向へとプランジャー56が
移動すことを許容し、これにより、コンテナー容積が減
少する。あるいは、図2に示すように、第2表面64に
は1続きのラチェット66を有しても良い。プランジャ
ー56の後退運動を規制するために、たとえクマ手が存
在しなくても、ラチェット66はカラー28の内面部7
0と作用し合うことができる。しかしながら、追い歯の
場合、プランジャーの動きが歯間ごととなるため、どち
らかと言えばクマ手を持ったものの方が好ましい。クマ
手を持ったものの方は、動きがより歯間距離的でないた
め、より微細な投薬量調整を計ることができる。
【0011】2つの部分から成る中空キャップ72は基
部末端50を有するプランジャー56を実質的に収納す
る。キャップ72は、先端部分74及び基部側部分86
を有するが、これらのものは、構造簡略化のために別々
に生産することができる。先端部分74は、先端80側
にあるネジ山の切られた内表面78を有する円筒76か
ら構成されている。基部側部分86は、先端部分74よ
りわずかに大きい外径を持ち、先端部分74の基部末端
82は、キャップ72の基部側部分86に固定されてい
る。基部側部分86の基部末端88は、常にハウジング
12から突出しており、注射器10を使用して注射され
るべき液体量の調節を容易にするため、その表面にセレ
ーション90を形成している。キャップ72は、計量さ
れる液体量を視覚的に表示するための目盛り92を有し
、また、ハウジング12のリブ状領域19と作用し合う
径方向に突出する突起94を有する。この突起94は、
ハウジング12に対するキャップ72の回転数の度合を
聴覚的に表示するように機能する。キャップ72の基部
末端98に対して垂直な力が働くとき、突起94の働き
によって、キャップ72はハウジング12に対して直線
運動をする。
【0012】操作する場合、計量された液体を注入する
際には、まず一方の手でハウジング12を握り、次ぎに
、もう一方の手でキャップ72のセレーション90を握
る。ここで、キャップ72を反時計回りに回せば、プラ
ンジャー56のネジ山62に沿って、キャップ72のネ
ジ山の切られた内表面78が移動してゆく。この回転に
よって、プランジャー56が、ハウジング12に対して
移動しないが、基部側部分86の先端84は、ハウジン
グ12の内側にある制止肩部49から後退してゆく。 また、キャップ72の反時計回りの回転によって、ハウ
ジング12の基部末端16の上方に目盛り92が移動し
て増量を表示する。
【0013】このインシュリン注射器を使用するときは
、目盛り92は国際単位に準じて目盛るのが望ましい。 他の薬物注射に使用するときには、煩わしい投与量計算
をしなくてもすむように、それらの薬物に見合った単位
で目盛り付け作業を行うことができる。目盛92によっ
て表示される投与量尺度は、ハウジング12の基部末端
16の端で、直接読み取ることができる。その投薬量は
、ステップライン93に表示される数量と一致する。目
盛92を国際的単位または使用する薬物に見合う単位で
目盛るためには、液体コンテナー14に含まれる溶液は
、目盛り92の尺度におおじて、所望される生理的反応
を引き出すことができるように、濃縮化または希薄化す
るのが好ましい。キャップ72を過度に回転させてしま
ったときには、これを時計回りに回転させることによっ
て、ハウジング12に対するプランジャー56の位置を
変化させることなく、一回分の投薬量を減じることがで
きる。
【0014】キャップ72が目盛り92によって計量さ
れる所望の投薬量になるように位置設定された後、安全
シールド44とキャップ52を取り除けば、この注射器
を実際に使用できる。キャップ72の基部末端98に圧
力を加えると、先端84の径方向に突出した部分が制止
肩部49と接するまで、ハウジング12の先端18の方
向へとキャップ72は直線的に移動する。キャップ72
が動くと、プランジャー56も同じ方向に動くため、プ
ランジャー56はカラー28内部を通過した後、液体コ
ンテナー14内部に存在するピストン36を動かして内
部の液体を押し出す。使用後、両端切りニードル22は
引き抜かれて、安全シールド44とキャップ52が元の
位置に戻される。
【0015】図3は、キャップ72の改良先端部分10
0と、改良先端部分100のネジ山の切られた外部表面
106にかみ合う付加部品104、並びに、ハウジング
12の上方部分に確保される境界リング108を示して
いる。改良先端部分100の先端110は、実質的に、
先端74と同じ直径を持っており、先端部分74のネジ
山の切られた内表面78と同様のネジ山の切られた内表
面112を有する。
【0016】図4の配置関係にあるものから組み立てる
際には、付加部品104を改良先端部分100のネジ山
の切られた外部表面106にはめ込む。境界リング10
8は改良先端部分100上を滑らせる。そして、プラン
ジャー56は、この装置が組み立てられたときにプラン
ジャー56とカラー28との間でかみ合わせが円滑に行
なわれるように、改良先端部分100の内部に十分に挿
入される。そのとき、基部側部分86の先端84は、改
良先端部分100の基部側末端114に接続される。そ
の2つの基部側部分86と改良先端部分100は、超音
波溶接や溶剤等の従来的手段によって接合することがで
きる。つぎに、境界リング108は、外見上116の位
置にくるまでその組み立て部品がハウジング12の内部
に押し込まれる。境界リング108は、再度、溶剤や超
音波溶接または従来の技術を用いて、ハウジング12に
接合される。ハウジング12は、図2に含まれていない
横穴118を有する。付加部品104を調整するには、
外部表面106とかみ合わせた状態で、横穴118に近
づけるようにすれば良い。
【0017】図3・4に示されている実施例の作用は、
図5(A)〜(E)に良く示されている。図5(A)は
、最初に組み立てられた状態における今回の実施例に対
応する注射器10を示している。ここでは、ピストン5
6の先端58が、カラー28を越えてわずかに突出して
いる様子が示されている。図2に示されているように、
先端58がピストン36の背面に位置している時には、
プランジャーの動きを明瞭に示すために、液体コンテナ
ー14とピストン36が省略されている。図5(A)に
示されているプランジャーの位置が図2に示されている
プランジャーと実際上同じ位置にあること、即ち、プラ
ンジャー56が実際上キャップ72の全長にまたがって
いることが分かる。
【0018】図5(A)と図4とを比較して分かるよう
に、付加部品104が改良先端部分100の先端110
に接するまで、ネジ山の切られた外部表面106上には
め込まれている。境界リング108は、ハウジング12
の内側に固定されているので、境界リング108の末端
120は事実上横穴118の基部末端と接している。キ
ャップ72の基部側部分86の先端84は、このストッ
パーに接している。
【0019】計量される1定量の液体を注入するために
は、キャップ72の基部末端88を握り、図5(A)に
示された位置から図5(B)に示された位置へとキャッ
プに示された方向(R)に回転させる。この回転によっ
て先端84は距離Dだけ後方に送られる。このキャップ
の回転運動によって、突起94は直線溝96の上を横切
るが、この時に、突起96は注入される特殊な薬物の単
位数量に関係付けられる回転量を聴覚的に表示する働き
を持つ。この後方運動によって、目盛り92の大部分が
露呈するが、所望の投薬量は、この目盛り92の数字に
よって示される。図1並びに図2に示される実施例につ
いては、既に述べられたように、もしもキャップ72を
過度に回転させた時には、必要とされる投薬量まで減ず
るために、逆方向にそれを回転させれば良い。図1と図
2に示される実施例に存在していない図3から図5(E
)までに示される実施例に存在する特徴は、ネジ山の切
られた外部表面106に沿ってあらゆる位置に適合する
付加部品104の存在である。この付加部品104の基
本的な機能は、投薬可能最大数量を設定することである
が、これによって、この注射器は、適正な投薬量を記憶
するのに困難を感じる人や、目盛り92の意義を十分に
理解できない身体的欠陥を持った人々によって使用され
るであろう。そのような状況にあっては、図5(B)に
示しているように、キャップ72は、最初に、所望の最
大計量値の方向へ回転させることができる。つぎに、付
加部品104を図5(B)に示す位置から図5(C)に
示す位置まで、距離がXになるように回転させる。この
位置で、付加部品104の上端124は、境界リング1
08の末端120に接する。付加部品104とネジ山の
切られた外部表面106とのかみ合わせは、付加部品1
04を動かすのに少しの困難を伴う位に固めの方が良く
、或いは、少なくとも、付加部品104が少しの振動な
どでは移動しないようにすることが必要である。
【0020】図5(C)に示されている位置に置かれて
いる付加部品104については、キャップ72は元の位
置にねじ回すことができる。この元の位置又はゼロに対
するねじ戻し回転運動は、カラー28に対するプランジ
ャー56のいかなる運動も生じさせないので、注射器内
の液体は流出しない。更に、矢印Fによって示されてい
るように、基部末端98の方向へ力を作用させることが
できる。これによって、キャップ72とプランジャー5
6は、図5(C)に示される位置から、先端84が、再
度、境界リング108の基部末端122に接するまで移
動する距離分だけ移動する。もしも、力Fが基部末端9
8に加えられれば、キャップ72とプランジャー56は
、共に、図5(B)に示される距離Dと同じ距離Lだけ
直線的に移動することが分かる。プランジャー56の動
きは、既に説明したように、液体コンテナー14の内部
の液体を流出させるため、図2に示すように、ピストン
36の前方運動を引き起こす。
【0021】注射器10は、それが、次の機会に使用さ
れるまで、図5(D)に示す位置で保管されるかも知れ
ない。カラー28の内面部70は、単なる振動又は衝撃
によって、ハウジング12とプランジャーとの間にあら
ゆる相対的運動が生じないようにするためのものである
。 その注射器を再度使用する必要のある時は、図5(D)
に示されている位置から図5(E)に示されている位置
へと、キャップ72を矢印しRの方向へ再度回転させれ
ば良い。ハウジング12に対するキャップ72の回転運
動は、ハウジング12とプランジャー56との間でいか
なる相対運動をも引き起こさない。図5(C)から図5
(E)に示した位置に置かれている付加部品104は、
最大投薬量を限定している一方、もしも付加部品104
が境界リング108に接する位置までキャップ72を戻
さなかったならば、1回分の投薬量はより少ないものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例にかかる注射器を示す分
解斜視図である。
【図2】  図1の注射器により投薬調整ができる詳細
断面図である。
【図3】  最大投薬量を限定する特徴を有する中空キ
ャップを備えた本発明の他の実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図4】  1部だけ組み立てられた図3の実施例の断
面部である。
【図5(A)〜(E)】  図4の実施例において投薬
量を制限するための5つの異なった位置を順に示す断面
部である。
【符号の説明】
10  注射器 12  ハウジング 13  基部領域 14  液体コンテナー 15  先端領域 16  基部末端 17  第1肩部 18  先端 19  リブ状領域 20  ニードルアセンブリー 22  両端切りニードル 23  基部側末端 24  先端 26  ゴム製末端カバー 28  カラー 30  全面部 32  基部側末端 34  円筒体 36  ピストン 38  ネジ山 40  ネジ山 42  末端キャップ 44  安全シールド 46  さや部分 48  連結部分 49  制止肩部 50  基部末端 52  キャップ 54  クリツプ 56  プランジャー 58  先端 60  第1表面 62  ネジ山 64  第2表面 66  ラチェット 68  開口 70  内面部 71  突起 72  キャップ 74  先端部分 76  円筒 78  ネジ山の切られた内表面 80  先端 82  基部末端 84  先端 86  基部側部分 88  基部末端 90  セレーション 92  目盛り 93  ステップライン 94  突起 96  直線溝(基部側部分) 98  基部末端 100  改良先端部分 104  付加部品 106  ネジ山の切られた外部表面 108  境界リング 110  先端 112  ネジ山の切られた内表面 114  基部側末端 118  横穴 120  末端 122  基部末端 124  上端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  液体コンテナーを収納するハウジング
    および該ハウジング内に収納されるプランジャーを有す
    る注射器から注入されるべき液体の投薬量を調整する装
    置であって、液体コンテナーは、閉鎖された第1末端と
    、ピストンにより閉鎖されている第2末端とを有し、ハ
    ウジングは基部末端と先端を有し、その先端は、薬液が
    コンテナーの第1閉鎖端から流出できるようにするため
    の注射ニードルアセンブリーを収納するように構成され
    、プランジャーはコンテナーの第2末端を閉鎖している
    ピストンに力を作用させるように構成されている、注射
    器及び投薬量調整装置において、ハウジングに対するプ
    ランジャーの回転を阻止するためにハウジング内に設け
    られた第1手段と、ハウジングの基部末端方向へのプラ
    ンジャーの移動を限定するためにプランジャーの第1表
    面にかみ合う突起から構成される第2手段と、プランジ
    ャーとハウジングに関してハウジングの基部末端方向へ
    の目盛り移動のためにプランジャーの第2表面とかみ合
    う第3手段と、ハウジングに対する固定位置における第
    3手段がハウジングの先端方向へのいかなる移動も阻止
    されるためにハウジングに関してとり付けられた第4手
    段を備えることを特徴とする注射器及び投薬量調整装置
  2. 【請求項2】  注入されるべき液体の投薬量調整装置
    を有する注射器において、液体コンテナーを収納し、か
    つ、基部末端と、液体が該コンテナーの閉鎖された第1
    末端から流出できるようにするためにニードルアセンブ
    リーを収納するように構成されている先端を有するハウ
    ジングと、液体コンテナーの第2末端を閉鎖しているピ
    ストンに力を作用させるためにハウジング内に収納され
    ており、ネジ山を有する第1表面と、第2表面とを有す
    る非円筒形断面部を備えたプランジャーと、液体コンテ
    ナーの第2末端に隣接してハウジング内に収納されてい
    るとともに、ハウジングに対するプランジャーの回転を
    阻止するためにプランジャーの断面部に合致する非円筒
    形開口を有し、かつ、ハウジングの基部末端方向へのプ
    ランジャーの移動を制限するためのプランジャーの第2
    表面と係合する突起手段を有するカラーと、液体コンテ
    ナーの反対側にあるプランジャーの末端を内包するとと
    もに、ハウジングの基部末端から外側にむけて延在し、
    目盛り調整のためにプランジャーの第1表面部分と移動
    可能に螺合するネジ内面を有し、かつ、該キャツプとプ
    ランジャーの、ハウジングの先端方向への移動に際し、
    ハウジングに関して固定されているストッパーと接する
    先端対面表面を有する中空キャップとを備えることを特
    徴とする注射器。
  3. 【請求項3】  液体コンテナーを収納するハウジング
    を有する注射器であって、ハウジングが基部末端と、液
    体がコンテナーの閉鎖された第1末端から流出できるよ
    うにするために注射ニードルアセンブリーを収納するよ
    うに構成されている先端とを有し、かつ、注射されるべ
    き液体の投薬量調整装置とを有する注射器において、液
    体コンテナーの第2末端を閉鎖するピストンに力を作用
    させるためにハウジング内に収納されており、ネジ山を
    有する第1表面と、第2表面とを有する非円筒形断面部
    を備えたプランジャーと、液体コンテナーの第2末端に
    隣接してハウジング内に収納されており、ハウジングに
    対するプランジャーの回転を阻止するためにプランジャ
    ーの断面部に合致する非円筒形開口を有し、かつ、ハウ
    ジングの基部末端方向へプランジャーの移動を制限する
    ためのプランジャーの第2表面と係合する突起手段を有
    するカラーと、液体コンテナーの反対側にあるプランジ
    ャーの末端を内包するとともに、ハウジングの基部末端
    から外側に向けて延在し、目盛り調整のためにプランジ
    ャーの第1表面部分と移動可能に螺合するネジ内面を有
    し、かつ、該キャツプとプランジャーの、ハウジングの
    先端方向への移動に際し、ハウジングに関して固定され
    ているストッパーと接する先端対面表面とを有する中空
    キャツプと、中空キャツプの外部表面に形成されたネジ
    山部分と、プランジャーに対する該キャツプの目盛り移
    動の限界を調整できるようにするために該キャツプのネ
    ジ山の切られた外部表面部分に合致する付加部材とを備
    えることを特徴とする注射器。
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