JPH04259014A - 自動操向式作業車 - Google Patents

自動操向式作業車

Info

Publication number
JPH04259014A
JPH04259014A JP3020694A JP2069491A JPH04259014A JP H04259014 A JPH04259014 A JP H04259014A JP 3020694 A JP3020694 A JP 3020694A JP 2069491 A JP2069491 A JP 2069491A JP H04259014 A JPH04259014 A JP H04259014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
series data
sensor
time series
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3020694A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Tanaka
滋 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP3020694A priority Critical patent/JPH04259014A/ja
Publication of JPH04259014A publication Critical patent/JPH04259014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地磁気センサと、その
地磁気センサの時系列データに基づいて操向制御する操
向制御手段とが設けられた自動操向式作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような作業車は、基準の方位を設
定して、その時点の走行方位が基準方位と一致するよう
に自動的に操向しながら芝刈りや清掃等の作業を実行す
るものである。ところで、その時点の走行方位は地磁気
センサの時系列データに基づいて求める。従来、サンプ
ルされた所定個の地磁気センサの時系列データの平均値
をもってその時点の走行方位としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記時系列データには
、電磁誘導等によるノイズのため異常なデータが含まれ
る虞がある。上記従来技術では、上記のような異常なデ
ータもそのまま用いるため、求めた走行方位値の信頼性
が低下する虞があった。又、新たな走行方位値を求める
のに所定個のデータをサンプルする時間が必要なので制
御に遅れが生じる虞があった。本発明の目的は、上記従
来欠点を解消して信頼性が高く且つ迅速な操向制御を行
える自動操向式作業車を得る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
、本発明による自動操向式作業車の特徴構成は、前記操
向制御手段は、前記時系列データの移動平均演算によっ
て方位値を求め、且つ、その時点の前記方位値との差が
設定値以下である前記時系列データのみを用いて前記移
動平均演算を実行するように構成されていることである
【0005】
【作用】時系列データの移動平均演算によって方位値を
求めるので、一個のデータをサンプルする毎に新たな走
行方位値を求めることができる。又、その時点の前記方
位値との差が設定値以下である時系列データのみを用い
て移動平均演算を実行するので、異常なデータを排除し
て求めることができる。
【0006】
【発明の効果】異常なデータを排除して移動平均演算を
実行するので走行方位値の信頼性を高くすることができ
る。又、新たな走行方位値を求めるのに要する時間を短
縮して迅速な操向制御を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を小型の芝刈り用の作業車に適
用した場合における実施例を図面に基づいて説明する。 図5及び図6に示すように、車体Vの前部に、電動モー
タM1によって操向操作される単一の前輪1Fが取り付
けられ、車体Vの後部に、左右一対の駆動後輪1L,1
Rが取り付けられている。つまり、前記単一の前輪1F
と左右一対の駆動後輪1L,1Rとが、複数の走行装置
に対応することになる。
【0008】車体Vの略中央下部に、エンジンEによっ
て回転駆動される芝刈り用の回転刃体2が取り付けられ
ている。尚、詳述はしないが、前記エンジンEは、前記
左右一対の駆動後輪1L,1Rの駆動源としても利用さ
れることになる。又、前記左右一対の駆動後輪1L,1
Rは、差動装置を備えず左右を同時に回転駆動されるよ
うになっている。又、変速装置は備えず、前後進切り換
え及び停止のみを切り換え操作できるようになっている
。従って、車速は前記エンジンEの回転数を増減して調
節することになる。
【0009】車体Vの前部には、未刈り芝の有無を検出
する三個の倣いセンサS1,S2,S3が機体横幅方向
に並ぶ状態で取り付けられている。但し、左右両端のセ
ンサS1,S3は前輪1Fの後方側に位置し、中央のセ
ンサS2は前輪1Fよりも前方に位置するように配置さ
れている。倣いセンサS1,S2,S3について説明を
加えれば、いわゆるフォトインタラプタ式に構成されて
いるものであって、左右方向に間隔を隔てて対向配置さ
れた光源と受光器との間を透過する光が未刈り芝によっ
て遮断されるか否かに基づいて、センサが取り付けられ
た箇所が未刈り地Aであるか既刈り地Bであるかを判別
できるようにしているのである。そして、センサを車体
横幅方向に三個並べてあるのは、未刈り地Aと既刈り地
Bとの境界L(図4参照)に沿って自動走行させるため
に、前記境界に対して左右何れの方向にずれているかを
判別したり、車体Vを自動走行させる際に、作業行程の
端部に達したか否かの判別をも行えるようにするためで
ある。
【0010】又、車体Vの後部には、地磁気センサS0
が取り付けられている。図3に示すように、地磁気セン
サS0は、トロイダルコア10に巻かれた励磁巻線11
と、トロイダルコア10を外側から囲う互いに直交する
2組の検出巻線12A,12Bとを備えている。一方の
検出巻線12Aは車体横幅方向に平行に、他方の検出巻
線12Bは車体横幅方向に直角に取り付けられている。
【0011】図3及び図4に示すように、上述の芝刈り
用作業車は、周囲を既刈り地Bで囲まれた未刈り地Aを
作業範囲として、未刈り地Aと既刈り地Bとの境界Lに
沿って、作業地の一端側から他端側に向かって走行し、
端部に達するに伴って未刈り側に旋回して隣接する次の
作業行程を逆行することを繰り返して、いわゆる往復走
行を行うことにより、所定範囲の芝刈り作業を自動的に
行うように構成されている。ところで、基本的に境界L
は直線であり、その直線が地磁気の向きJとなす角度が
作業車の走行の基準方位角θsとなる(以下、角度は右
回りを正とする)。つまり、地磁気センサS0と倣いセ
ンサS1,S2,S3との検出情報に基づいて、車体V
が未刈り地Aと既刈り地Bとの境界Lに適正通りに沿っ
ている状態を維持するように自動操向するようになって
いる。又、未刈り地Aと既刈り地Bとの境界Lに沿って
作業範囲の一端側から他端側に向かって走行して作業範
囲の端部に達すると周囲が既刈り地Bになっていること
から、前記三個の倣いセンサS1,S2,S3の全部が
既刈り地Bを検出することになる。そこで、三個の倣い
センサS1,S2,S3の全部が既刈り地Bを検出する
と一つの作業行程の端部に達したと判別させて、次の隣
接する作業行程に移動するために未刈り地側に旋回させ
るようにしているのである。このとき、作業車の向きが
基準方位角θsとなるように作業車を旋回させる。尚、
作業行程の端部に達して次の作業行程に向かって旋回す
るときに、旋回中心側の駆動後輪を浮上させて旋回外側
の駆動後輪のみを接地させる状態で旋回させるようにし
てある。
【0012】作業車を自動操向させるための制御構成に
ついて説明すれば、図1に示すように、地磁気センサS
0と倣いセンサS1,S2,S3との検出情報に基づい
て、操向用の電動モータM1の作動を制御するマイクロ
コンピュータ利用の制御装置Hが設けられている。つま
り、制御装置Hを利用して操向制御手段100が構成さ
れている。
【0013】次に、地磁気センサS0の検出情報の処理
について説明する。図3に示すように、地磁気の向きJ
と車体Vの走行方位とのなす角度をθとすると、角度θ
は数1で求められる。
【0014】
【数1】θ=tan−1(X/Y) ここで、X,Yは、両検出巻線12A,12B夫々の誘
起電圧である。地磁気センサS0の出力角度θは、A/
D変換器13を介して時系列データθnとして制御装置
Hに入力される。尚、車体Vの残留磁気等を補正するた
め、予め測定値に対する補正値が変換テーブルに記憶さ
れている。変換テーブルの例を図7に示す。制御装置H
に入力されたデータθnは、その変換テーブルに基づい
て補正データθi(データをサンプルする毎にi=i+
1)に変換される。さらに、数2に基づいて10個の補
正データθiの移動平均を求め、この値を走行方位値U
iとする。
【0015】
【数2】 又、移動平均演算の際に前回の走行方位値Ui−1との
偏差が設定値(ここでは20度)以下のデータθiのみ
を用いるようになっている。
【0016】次に、前輪1Fのステアリング角度φを決
定する方法について説明する。倣いセンサS1,S2,
S3の検出情報に基づいて3通りの場合に分ける。先ず
、既刈り側のセンサが未刈り地Aを検出した場合は数3
、既刈り側のセンサが既刈り地Bを未刈り側のセンサが
未刈り地Aを検出した場合は数4、未刈り側のセンサが
既刈り地Bを検出した場合は数5に夫々基づいてステア
リング角度φを決定する。
【0017】
【数3】φ=k×(θsーUi)+α1
【0018】
【数4】φ=k×(θsーUi)
【0019】
【数5】φ=k×(θsーUi)−α2尚、k,α1、
α2は夫々定数であり、α1>α2である。ところで、
ステアリング角度φが正の場合は右に、負の場合は左に
操向する。
【0020】次に、図2に示すフローチャートに基づい
て、操向制御について説明する。但し、作業行程間を走
行する際に、最も未刈り側に位置する倣いセンサの情報
は用いないで中央のセンサS2と既刈り側に位置するセ
ンサとの2個のセンサの情報に基づいて境界Lに対する
ズレ方向を判別するようにしている。先ず、走行開始前
に、車体Vの方位を記憶する。この角度が基準方位角θ
sとなる。走行を開始すると、地磁気センサS0の時系
列データθnを入力し、変換テーブルに基づいて補正デ
ータθiに変換する。そして、その補正データθiと最
新の走行方位値Ui−1との偏差が設定値(ここでは2
0度)以下か否か判別する。設定値以下であれば、数2
に基づいて走行方位値Uiを求める。設定値以下でなけ
れば、再度時系列データθnを入力する。尚、時系列デ
ータθnが10個を越えるまでは走行方位値Ui−1と
の偏差の判別は行わない。走行方位値Uiを求めた後、
中央のセンサS2がON(芝有り)かOFF(芝無し)
かを判別する。OFFの場合には、既刈り側にずれてい
ると判断して数5に基づいてステアリング角度φを決定
する。ONの場合には、既刈り側に位置するセンサS1
或いはS3がON(芝有り)かOFF(芝無し)かを判
別する。OFFの場合には、未刈り側と既刈り側のいず
れにもずれていないと判断して、数4に基づいてステア
リング角度φを決定する。ONの場合には、未刈り側に
ずれていると判断して数3に基づいてステアリング角度
φを決定する。ステアリング角度φを決定した後、電動
モータM1を駆動して前輪1Fを操向する。作業行程の
端部に達すると、一亘走行を停止して車体Vを未刈り側
に180度旋回させる。以上の動作を作業終了まで繰り
返す。
【0021】〔別実施例〕上記実施例では、作業車とし
て操向用の単一の前輪1Fと二個の駆動後輪1L,1R
とを備える形態を例示したが、四輪式に構成したりクロ
ーラ式の走行装置を備えさせる等、作業車の具体構成は
各種変更できる。上記実施例では、制御装置Hに入力さ
れた時系列データθnが変換テーブルに基づいて補正デ
ータθiに変換され、その補正データθiの移動平均に
よって走行方位値Uiを求めていたが、時系列データθ
nを直接移動平均するようにしてもよい。上記実施例で
は、本発明を芝刈り機に適用した場合を示したが、清掃
車等各種の作業車に適用できる。尚、特許請求の範囲の
項に図面との対照を便利にする為に符号を記すが、該記
入により本発明は添付図面の構成に限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】地磁気センサの平面図
【図4】作業形態の説明図
【図5】車体の概略平面図
【図6】車体の概略側面図
【図7】地磁気センサのデータの補正テーブル
【符号の説明】
S0    地磁気センサ 100  操向制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地磁気センサ(S0)と、その地磁気
    センサ(S0)の時系列データに基づいて操向制御する
    操向制御手段(100)とが設けられた自動操向式作業
    車であって、前記操向制御手段(100)は、前記時系
    列データの移動平均演算によって方位値を求め、且つ、
    その時点の前記方位値との差が設定値以下である前記時
    系列データのみを用いて前記移動平均演算を実行するよ
    うに構成されている自動操向式作業車。
JP3020694A 1991-02-14 1991-02-14 自動操向式作業車 Pending JPH04259014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3020694A JPH04259014A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 自動操向式作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3020694A JPH04259014A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 自動操向式作業車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04259014A true JPH04259014A (ja) 1992-09-14

Family

ID=12034265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3020694A Pending JPH04259014A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 自動操向式作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04259014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254860A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Kubota Corp 作業車の画像処理装置
JP2014021837A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、および、姿勢算出方法
KR20210077376A (ko) * 2019-12-17 2021-06-25 세메스 주식회사 대상물 이송 장치의 감지 유닛 및 감지 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254860A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Kubota Corp 作業車の画像処理装置
JP2014021837A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、および、姿勢算出方法
KR20210077376A (ko) * 2019-12-17 2021-06-25 세메스 주식회사 대상물 이송 장치의 감지 유닛 및 감지 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04259014A (ja) 自動操向式作業車
JPH0241282B2 (ja)
JP2612389B2 (ja) 車体方向検出装置
JPH023B2 (ja)
JPH0365122B2 (ja)
JPH024B2 (ja)
JPH0517808B2 (ja)
JPS63240707A (ja) 自動走行作業車の走行制御装置
JPH0365921B2 (ja)
JPS61115408A (ja) 自動走行作業車のタ−ン制御装置
JPS61108302A (ja) 自動走行作業車
JPS61115404A (ja) 自動走行作業車のタ−ン制御装置
JP2667572B2 (ja) 自動走行作業車の操向制御装置
JPS60114104A (ja) 自動走行車輌
JPH0214005B2 (ja)
JPS6196907A (ja) 自動走行作業車
JPH0720405B2 (ja) 芝刈作業車用の操向制御装置
JPS61108303A (ja) 自動走行作業車
JPH0439286B2 (ja)
JPH01179602A (ja) 自動走行芝刈り作業車
JPH03250202A (ja) 自動走行作業車の操向制御装置
JPS6121008A (ja) 自動走行作業車
JPH0477906A (ja) 自動走行作業車の操向制御装置
JPH0492907A (ja) 芝刈り作業車の操向制御装置
JPH01180013A (ja) 操向制御装置付き作業車