JPH04258942A - カメラのデータ写し込み装置 - Google Patents

カメラのデータ写し込み装置

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JPH04258942A
JPH04258942A JP2100291A JP2100291A JPH04258942A JP H04258942 A JPH04258942 A JP H04258942A JP 2100291 A JP2100291 A JP 2100291A JP 2100291 A JP2100291 A JP 2100291A JP H04258942 A JPH04258942 A JP H04258942A
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camera
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Koichi Matsumura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラのデータ写し込み
装置に関し、特にアパーチャとフィルム位置が異なる2
通りのカメラに対応可能なカメラのデータ写し込み装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラでは、アパーチャに対する
フィルムパトローネの収納位置が右側にある場合と左側
にある場合とがある。撮影後のフィルム1駒巻上げ動作
中にフィルムの動きを検出して写し込み用の発光素子を
点滅させて文字を写し込む方式においては、このアパー
チャに対するフィルムパトローネ位置の左右の違いによ
り文字フォントの出力順が異なってくる。
【0003】従来は、これに対応させるために2通りの
写し込み制御用ICを用意し、場合により使い分けを行
ってきたが、コストがかかるうえ、工場での組立工程に
おいてもそれらの工程を分ける必要があり、作業性を低
下させていた。
【0004】[発明の目的]本発明は、以上の事情に鑑
み為されたもので、フィルムの給送方向と垂直方向に一
列に配置された発光素子をフィルムの移動に同期させて
点滅させ写し込みを行うカメラの写し込み装置において
、フィルム裏面から見た場合に、フィルムパトローネの
収納位置がアパーチャに対して左に位置するカメラにお
いては写し込みの文字の出力を文頭かつ文字の左端のド
ットフォントデータより出力し、逆に、フィルムパトロ
ーネの収納位置がアパーチャに対して右に位置するカメ
ラにおいては写し込みの文字の出力を文末かつ文字の右
端のドットフォントデータより出力する様に、カメラの
アパーチャとパトローネ位置関係によりドットフォント
データの出力順序を切り換え可能と、従来の欠点を解決
し、低コスト化、組立て作業性の向上等が図れるカメラ
のデータ写し込み装置を提供しようとするものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基に説明する
。図1〜図13に本発明の実施例を説明する。
【0006】図1において1はシーケンスを制御するマ
イコン、2はプログラムや文字フォントパターンを記憶
しているROM、3はデータを格納しているRAM、4
はデータバス、5はアドレスバス、6は制御バスである
。7は電気系に給電を行うバッテリ、8はバッテリの電
圧を検知してバッテリ投入時や、バッテリ電圧が所定レ
ベル以下となるとリセットパルスを発生する電圧検知回
路、9はシステムの同期を取ると同時にウォッチ、カレ
ンダの基準となるパルスを生成する発振回路、10は発
振回路9の出力を分周し、1日毎のパルスを生成する分
周回路、11は日カウンタ、12は月カウンタ、13は
年カウンタでありそれぞれのキャリイン、アウトは接続
され不図示の月末修正回路と共にオートカレンダとして
機能する様に設けられている。また、それぞれの出力は
BCD×2桁のカウンタ信号としてマイコン1の各ポー
トDAYL,DAYH,MTHL,MTHH,YERL
,YERHに入力されると共にLCDドライバ14にも
入力されている。
【0007】ここでL及びHとはそれぞれ1位桁、10
位桁を指し示すものとする。
【0008】15はカメラの上面などに配置され写し込
みカレンダ確認やメッセージの選択状態を表示するLC
D表示板であり、図3に拡大して示しているように、カ
レンダ表示部15a,15b,15c,15e及びメッ
セージ選択状態表示部15dより構成される。
【0009】次に、16はカメラ制御回路であり不図示
のシャッタレリーズスイッチの押圧操作によりAE、A
F、シャッタ、巻上げ、巻戻しなどカメラ一連のシーケ
ンスを公知の方法に従って制御する。17はカメラ制御
回路の指示により撮影動作終了後にフィルムの巻上げを
行うワインドモータ18のドライバである。
【0010】19はフィルムに写し込むメッセージの内
容を切換えるメッセージ選択スイッチ、20はメッセー
ジのモードをカウントする5進のカウンタであり、前記
メッセージ選択スイッチ19の押圧毎に、1づつカウン
ト状態を進める様構成されている。このカウント値は3
ビットのバイナリデータとしてマイコン1の入力ポート
MESに入力されるが同時にメッセージの選択状況を表
示するLCDのドライバ内にも入力される。
【0011】21はカレンダかメッセージかを切換える
写し込みモード切換えスイッチであり、その状態はマイ
コン1の入力ポートCALに、そしてLCDドライバ1
4にも入力されている。
【0012】22は写し込みクロックの入力を監視する
D−フリップフロップ、23は後述のフィルム給送パル
スを検知するフォトインタラプタであり23aはその構
成部品であるLED、又23bはフォトトランジスタで
ある。
【0013】24はLED23aのドライバ、25はフ
ィルム給送に連動し回転するパルスを発生する回転板、
26はフォトインタラプタの出力するAC信号をロジッ
ク信号に変換するフォトインタラプタパルス検出回路、
27はパルス検出回路26の立下がりパルスの入力によ
り所定時間のワンショットパルスを出力するパルス発生
回路である。この所定時間はカメラ制御回路16より入
力する例えば3ビットのフィルム感度情報により決定さ
れる。
【0014】28はインバータ、30〜38は3入力A
NDゲート、39は8チャンネルのLEDドライバ、4
0〜48は写し込みドットLED、49〜51は各スイ
ッチのプルアップ抵抗である。57〜59はカレンダ各
桁に対応した修正スイッチ、60〜62はそれらのスイ
ッチの入力により各カウンタに修正パルスを入力する修
正パルス発生回路である。63は、アパーチャに対しフ
ィルム給送方向を切換えるスイッチ、64はそのプルア
ップ抵抗である。
【0015】図2はドットスキャン写し込み方式の概略
を示す図であり、図1と同じ構成部品については同一の
番号を付けてある。
【0016】40〜48は一列に並べられたLED、5
1、53はフィルムの動きと同時に回転するローラー、
52はフィルム巻取りスプール、54はパトローネ、5
5は撮影レンズ、56はフィルムである。25はローラ
51と一体に連結されたパルス発生用回転板、23は透
過形のフォトカプラである。
【0017】図3はカメラの外表面に装置されたLCD
表示板及びスイッチを示す図で15aはカレンダの年桁
表示部、15b,15cはそれぞれカレンダの月桁及び
日桁表示部である。15d−1〜15d−5はメッセー
ジのフィルム写し込みモードの場合に、点灯するメッセ
ージ種類表示セグメントである。その右側にカメラの表
面にメッセージの内容が印刷されており、これらの1つ
を点灯指示する事により現在どのメッセージが選択され
フィルム写し込みがされるのかがユーザに確認できる構
成としている。
【0018】次にLCD表示の周囲にあるスイッチにつ
いて説明する。19は写し込みメッセージを選択するス
イッチである写し込みモード切換え(デート/メッセー
ジ切換え)スイッチ21によりメッセージモードが選択
された場合に有効となるメッセージ選択スイッチで手動
等により1回押す毎に5種類のメッセージを順に切換え
ると同時にLCD表示に対しては15d−1〜15d−
5の矢印セグメントを順に切換え点灯させて現在選択さ
れたメッセージを確認できる構成としている。本例の写
し込みモード切換えスイッチ21は押す毎にその写し込
み内容をカレンダとメッセージに切換えできるようにな
っており、カレンダが選択された場合は、(図3図示の
状態)は右端の15d−1〜15d−5の矢印セグメン
トの全てが消灯され、逆にメッセージが選択された場合
は15a〜15c及び15eのカレンダ表示部がそれぞ
れ消灯される。57〜59はデート写し込みのカレンダ
を修正するスイッチであり、「年」、「月」、「日」の
各桁にそれぞれ対応しダイレクトに修正可能な構成とな
っている。
【0019】図4は写し込み時のフィルム給送パルスと
フォント出力のタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【0020】図5は写真のプリント上に“…C,B,A
”と表示させる(図5B参照)場合のフォントの出力の
順を説明する図である。
【0021】図の様に本実施例ではカメラのパトローネ
と巻取りスプール(いずれも図示せず)及びドットLE
Dの配置位置によりフォントの出力は写し込みを行おう
とする文字列の図5(B)の右端の文字「A」(DiG
iT0)の右端(図5(A)では左端)のフォントデー
タA0より順に出力する構成となっている。また左端に
は(9×7)ドットのフォントで写し込みを行う場合の
データが出力されて来るマイコンのポートを示しており
下からD0〜D3の4ビットはOPLEDLポート、D
4〜D7の4ビットはOPLEDMポート、最上位のD
0〜D3の4ビット(うちD1〜D3は不使用である)
にはOPLEDHポートがそれぞれ割り当てられている
【0022】図6ないし図7はフィルム画面サイズの変
更に伴って(9×7)ドットのフォントから(7×5)
ドットのフォントのパターンを作る場合の方法を示す図
であり、図5(A)で今縦方向を行、横方向を列とする
ならば、行方向の縮少はデータの一部(図6のLEDB
LのD2(22)及びLEDBMのD2(22)を抜き
取り残ったデータを下位の方につめる事で行う。また列
方向の縮少はフォントをポートに出力する際に所定のア
ドレス((図7)ではA1とA5)をスキップする事に
より実現している。
【0023】図8にROM内のフォントデータテーブル
に格納されているフォントデータの一部を示す。アドレ
スが12ビットで示されデータは8ビット単位で記述さ
れている黒部分に対応するビットが“1”となり他は“
0”のデータとなる。つまりH’7A0〜H’7AFは
“A”のフォントH’7B0〜H’7BFは“B”、H
’7C0〜H’7CFは“C”、H’7D0〜H’7D
Fは“D”、…、H’860〜H’86Fは“M”、H
’8B0〜H’8BFは“R”、H’8F0〜H’8F
Fは“V”のフォントのデータをそれぞれ示している。
【0024】図9〜図13はプログラムのシーケンスを
説明するフローチャート及び表である。次の第1表はマ
イコンの入力ポートとビット数及びその内容を示す表、
第2表、第3表はRAM内のデータメモリとその内容を
示す表、第4表はROM内のフォントデータのアドレス
とその中に格納されているフォントを示す表である。
【0025】記憶されているフォントは数字0〜9、英
字A〜Z、記号10種類でトータル46コである。
【0026】第5表はメッセージカウンタの数値とその
カウント値に対するメッセージの内容を示す表である。
【0027】図15と図16はアパーチャに対するパト
ローネの位置が右あるいは左の場合の写し込み順序を示
す図である。
【0028】図15がフィルム裏面から見た場合に、フ
ィルムパトローネ位置がアパーチャの右側にある場合で
図16が逆に左側にある場合の図である。
【0029】前述の構成部品と同一のものについては同
じ番号とした。65は撮影レンズである。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】さて上記構成においてカメラ電源を投入す
ると電圧検知回路8よりリセットパルスが出力する。こ
のリセットパルスがマイコン1に入力されると図9のS
TARTよりシーケンスを開始する。また、このリセッ
トパルスは同時に分周回路10、年、月、日の各カウン
タ、11〜13、メッセージカウンタ20にも入力され
るのでこれらもリセットされる。まずステップ#001
においてRAMエリア内のメモリのクリアを行いステッ
プ#002〜4においてドットLED点灯制御ポート(
OPLEDL〜H)に0を出力しステップ#005で写
し込みパルスディテクタのD−フリップフロップをリセ
ットする。
【0036】次にステップ#007においてデータ写し
込みがイネーブルにされるのを待つ状態となる。さてこ
こでカメラにフィルムが装填された状態で不図示のレリ
ーズスイッチが押され撮影が終了すると図1において、
カメラの制御回路16はフィルム巻上げのためにワイン
ドモータを駆動する信号を出力しフィルムは巻上げられ
るが、このモータ駆動信号はマイコン1内にiPDEN
ポートより入力されておりiPDEN=1となってシー
ケンスはステップ#008へ進む。ステップ#008に
おいては写し込みモードの判定が行われデートカレンダ
モードと判別(すなわちiPCAL=1)されればステ
ップ#011でカレンダのデータのみを写し込むための
フォントのアドレスをセットする。
【0037】ここでは、始めに写し込み最下位桁(Di
GiT0)のフォント指示用の中位アドレス(PDOM
)にカレンダ日桁の1位桁(DAYL)をロードし、上
位アドレスには7をロードする事によりROMフォント
テーブル(第4表)を参照すると上位アドレスが7だと
中位アドレスの値と同じフォントが格納されているので
この場合写し込み最下位桁のフォント指定はカレンダ日
桁の1位桁(DAYL)の値となる。同様にして写し込
みの次の桁は、カレンダ月桁の10位桁(DAYH)の
値となる。次に写し込み最下位桁より3つめに(DiG
iT2)指定されるフォントは中位アドレス(PD2M
)は5、上位アドレス(PD2H)は9なのでブランク
のフォントとなる(第4表参照)。以降同様にしてDi
GiT3には月桁の1位桁、DiGiT4には月桁の1
0位桁、DiGiT6には年桁の1位桁、DiGiT7
には年桁の10位桁、DiGiT8には“’”(シング
ルクォーテイション)、DiGiT5及びDiGiT9
〜DiGiT17についてはブランクのフォントのアド
レスをそれぞれロードする。
【0038】一方ステップ#008でメッセージモード
と判別(iPCAL=0)されればステップ#009な
いし#010でメッセージカウンタ20の値を判別する
事により写し込みメッセージの種類を判別しフォントを
指定するアドレスをセットする。図10に各写し込みメ
ッセージと各写し込み桁にセットするフォントアドレス
を示す。
【0039】本例ではメッセージカウンタの内容を例え
ば0とすると、以下の通りに“HAPPY  BIRT
HDAY”のメッセージごと年のデータが写し込まれる
。 つまりDiGiT0及びDiGiT1にはその時点での
年1位桁及び年10位桁の数のフォント(yL及びyH
)をセットしDiGiT2は“’”(シングルクォーテ
イション)、DiGiT3〜DiGiT17には“YA
DHTRIB∪YPPAH∪”(∪はブランクを示す)
とフォントのアドレスがロードされておりこの場合フォ
ントは前記の通り一番後の文字からセットされているの
でプリント上では「∪HAPPY∪BIRTHDAY’
88」(注:カレンダの年桁が88年の場合、yL=y
H=8)と表示がされる様にフォントの指定がなされる
。同様にしてメッセージカウンタが1なら「MERRY
∪CHRISTMAS’yH  yL」、カウンタの値
が2なら「∪∪CONGRATULATIONS!」、
カウンタの値が3なら
【0040】
【外1】 カウンタの値が4なら
【0041】
【外2】 と写し込みがなされる。ここでカウンタの値が2,3,
4の3つの場合には、日付データの年を写し込まないこ
とが図10から理解されよう。
【0042】次に以上の様にモードを判別しフォントが
指定されるとステップ#012でアパーチャに対するパ
トローネ位置により変化する写し込み順番を判別しそれ
によりDATSETサブルーチンがコールされ実際のフ
ォントの出力が行われる。
【0043】ここでスイッチ63がオフの状態ではμ−
COM1のDiR端子にHiが入力されアパーチャに対
しパトローネが左に位置するカメラの場合と判断され、
つまり文字の出力を文末より出力することとなる。
【0044】文末より出力を行う場合の処理はDATS
ET−Tサブルーチンで行われる。
【0045】DATSET−Tサブルーチンは図11の
フローチャートにより説明される。まずステップ#10
0において写し込み最初の桁(プリント上では最下位桁
)DiGi0のフォント指定用アドレスの中位桁;PD
OMの内容を、ROM内のデータテーブルを参照する時
のアドレスを指定する12ビット(4ビット×3)のカ
ウンタの中位桁;DACMにロードする。
【0046】次にステップ#101では同様にしてフォ
ント指定用アドレスの上位桁;PDOHの内容をやはり
データカウンタの上位桁;DACHにロードした後、実
際にフォント出力を行うFNTOUTサブルーチンをコ
ールする。ここで仮にDiGiT0で“A”のフォント
を出力する場合はDACM、DACHにそれぞれDAC
H=7、DACM=Aとする。
【0047】次にFNTOUTサブルーチンは図12の
フローチャートにより説明される。まずステップ#20
0で写し込みの方向を判別し文末より出力される場合と
判別されればステップ#201でデータカウンタの下位
桁(DACL)を0とし、#203でフィルム画面サイ
ズを判別しフルサイズと判断(iP(FiLS)=1)
されればステップ#204において写し込みパルス検出
用のD−フリップフロップ22のリセットがOPLAR
ST=Lとする事により解除される。次にステップ#2
05でデータカウンタ;DACの指定するROMアドレ
スデータの内容である下位4ビット(DACL)をOP
LEDLポートに出力する。つまり前述のDiGiT0
で“A”を出力する場合について説明するとデータカウ
ンタ;DACの内容はH’7A0なのでそのROMアド
レスのデータの下位4ビットはB’1111となる(図
8左上端“A”のフォント図参照)。
【0048】次にステップ#206でデータカウンタの
指定するROMアドレスに格納されているデータの内容
である上位4ビット(DACH)をOPLEDHポート
に出力する(前述のフォント“A”の場合ではB’00
11となる)。更にステップ#207でデータカウンタ
の下位桁;DACLに8を加えた状態でのデータカウン
タの指定するROMアドレスの下位4ビットデータをO
PLEDHポートに出力する。“A”の場合DAC=H
’7A8となり下位4ビットデータはB’0000とな
る。実施例では頭3ビットは出力ポートに未接続である
がこうしてステップ#205、#206、#208にお
いてLED点灯コントロール出力のポート(OPLED
L〜H)にフォントのデータが出力されている状態とな
る。シーケンスはステップ#209で再びフォント出力
方向を判別し#210でDACLより7を減じステップ
#212で写し込みパルスの立上りエッジの入力をウエ
イトしている。立上りエッジがD−フリップフロップ2
2のクロックに入るとそのQ出力がH(iPEDECT
=H)となり、ステップ#213へ進みD−フリップフ
ロップをリセットする。ここで実際のLEDの点灯時間
であるが図4のタイミングチャートの通りLEDの点灯
はフォントの出力9ビット(LEDL0〜3、LEDM
0〜3、LEDH0)と写し込みパルスのインバート信
号と写し込みイネーブル信号の3つの信号の論理積とな
っているので(図1参照)LED点灯期間はフォント出
力ポートに1が出力したビツトについて、写し込みパル
スのロウレベル期間に限られる。またステップ212で
D−フリップフロップ22で写し込みパルス立上りエッ
ジを検知しているのは、フォントの1ラインのLED点
灯の終了を検知し次のフォントデータをセットするため
である。
【0049】次にステップ#214で再びフォント出力
方向を判別し#215でデータカウンタの下位桁;DA
CLが8となったかを判断し、8以下ならば再度ステッ
プ#203以降の処理を行う。つまりそれ以降はフォン
トの次のラインの出力となる様に前回のフローでデータ
カウンタの下位桁;DACMに8を加え(#207)、
7を減じて(#210)るので結果としてDACMは+
1となり、データカウンタ;DACは次の列のデータを
指定する事となる。“A”の場合は(DAC)=H’7
A1となる。
【0050】ここで最後の列の出力が終了すると(“A
”の場合はH’7A7及びH’7AF)、DACLは8
となりステップ#215で分岐しサブルーチンFNTO
UTを終了しリターンする。一方ステップ#203で画
面サイズがハーフサイズと判別された場合(FiLS=
L)の処理は多少変わりステップ#211で写し込みパ
ルス検出用D−フリップフロップのリセットを解除する
までは同一であるがステップ#218でデータカウンタ
の下位桁が1か5の場合はステップ#219でDACL
を1インクリメントする事によりDACLが1か5の場
合はスキップする事になる。これにより、(9×7)の
フォントよりA1とA5との2が抜かれ、7列が5列と
なる訳である(図7(B)参照)。
【0051】その後ステップ#220、#221におい
てデータカウンタの指定するROMアドレスのデータを
直接LED点灯出力ポート(OPLEDL〜M)に出力
しないで一担、バッファRAM;LEDBL,LDBM
,LEDBH内に写し#226でデータを一部シフトす
るサブルーチンDATSHFTをコールする事となる。
【0052】このDATSHFTサブルーチンは図13
により説明される。つまり、ステップ#301でLED
BLの内容の23桁(図13では(LEDBL)3と表
示;以下同じ)を判別しその値を22桁に移す(#30
2、303)。
【0053】ステップ#304でLEDBMの20桁を
判別しその値をLEDBLの23桁に移す(#305、
306)。
【0054】ステップ#307でLEDBMの22桁を
判別しその値をLEDBMの20桁に移す(#308、
309)。
【0055】ステップ#310でLEDBMの23桁を
判別しその値をLEDBMの21桁に移す(#311、
312)。
【0056】ステップ#313でLEDBMの20桁を
判別しその値をLEDBMの22桁に移す(#314、
315)。
【0057】ステップ#316でLEDBMの23桁0
、ステップ#317でLEDBHをH’0とする事によ
り(以上図6参照)(9×7)のフォントよりD2とD
6の2行分のデータを抜いて下位桁にシフトする事によ
り行が7行となる(図7(B)参照)。
【0058】さて、このデータシフトの処理が終るとス
テップ#227〜#229においてシフトされたデータ
がLEDの点灯出力のポート(OPLEDL〜OPLE
DH)に出力される。その後の処理はフルサイズの場合
と同等である。(#212〜#216)。こうして1文
字分の写し込みフォントが出力し終るとDACL=8と
なるのでステップ#215よりFNTOUTのサブルー
チンを抜けステップ#103より次の文字(DiGiT
1)のフォントの出力となる。その後の各文字の出力は
DiGiT0の場合と同様でありDATSETサブルー
チンの中で各文字のフォントの先頭アドレスをセットし
FNTOUTサブルーチンをコールすることにより実際
にフォントをLED出力ポートに出す構成となっている
【0059】ここで各文字のフォントの最終列(A7)
には1列分のブランクパターンが入っているので(DA
CL=H’7やH’Fの場合)各写し込み文字間には1
ドットのブランクが入る事となる。
【0060】さてこうして最終文字(DiGiT17)
まで出力し終るとDATSET−Tサブルーチンよりリ
ターンし、図9の#013ワインドモータ13が止まり
写し込みがディスイネーブルとなるのをまってディスイ
ネーブルになると再度次の写し込みがなされるのをウエ
イトする状態となり(#007参照)一通りの写し込み
シーケンスを終了する。
【0061】なお(9×7)ドットのフォントから(7
×5)ドットのフォントを作るので一定のパターンによ
りデータの省略及び圧縮を行う以上、デザイン的に不都
合のない様にフォントパターンを選択する必要がある事
は言うまでもない。
【0062】また図3の実施例では写し込みモードがカ
レンダの場合は「年、月、日」の順序のみしか用意され
ていないため年桁表示部15a、月桁表示部15b、日
桁表示部15c及び年表示を示すシングルクォーテイシ
ョンマーク15e部だけであるが、この他に英文月や時
刻表示などを行うためにそれ用のセグメントを増やすよ
うにしてもよい。
【0063】一方、ステップ#014でDiR入力ポー
トがLOと判別されればフォント出力は文頭より行われ
ることとなりフォント出力サブルーチンDATSET−
Hがコールされる。DATSET−Hサブルーチンにつ
いては図11にて説明される。DATSET−H処理は
文頭よりフォントを出力するのでステップ#400、4
01でPD17の桁をロードし、FNTOUTサブルー
チンをコールする。
【0064】FNTOUTサブルーチンで前述の文末よ
りフォントを出力する場合と異なるところは、#200
でDiRポートがLOを判別され#202においてDA
CLの初期値を7としている。これによりフォントの左
端(実施例ではブランク)より順に出力することとなる
【0065】また#207でDACLに8を加え、#2
11で9をマイナスしているため初期値7より1づつ減
ってゆく方向に順に出力してゆく。図15及び図16に
文頭より出力する場合と文末より出力する場合について
フィルム巻上げに伴う写し込み時の動作を示す。
【0066】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、従来
の欠点を解決し、低コスト化、組立作業性の向上等が図
れるカメラのデータ写し込み装置が提供でき、その有効
性は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の全体回路図。
【図2】ドットマトリクスによる文字やデータのフィル
ム画面への写し込み方式の概略を示す斜視図。
【図3】カメラの上面に設けられる写し込み文字やデー
タを確認するための液晶表示板15及びその周辺の詳細
図。
【図4】写し込みのタイミングチャート。
【図5】フォントの出力順を説明する図。
【図6】フォントデータをシフトする場合の説明図。
【図7】(9×7)フォントより(7×5)フォントを
作成する方法を説明する図。
【図8】ROM内のフォントデータテーブルの記述状態
を表した図。
【図9】本実施例のフローチャート。
【図10】メッセージモードとストアデータとの対応を
表わした図。
【図11】本実施例のフローチャート。
【図12】本実施例のフローチャート。
【図13】本実施例のフローチャート。
【図14】本実施例のフローチャート。
【図15】文頭より写し込みを行う場合の図。
【図16】文末より写し込みを行う場合の図。
【符号の説明】
1  マイコン 2  ROM 3  RAM 4〜6  バス 7  バッテリ 8  電圧検知回路 9  OSC 10  分周回路 11〜13  日、月、年カウンタ 14  LCDドライバ 15  LCD 16  カメラ制御回路 17  モータドライバ 18  巻上げモータ 19  メッセージ切換えSW 20  メッセージカウンタ 21  写し込みモード切換えスイッチ22  D−フ
リップフロップ 23  フォトインタラプタ 26  インタラプタ検出回路 30〜38  ANDゲート 40〜48  ドット状LED 57〜59  カレンダ修正スイッチ DCLK  写し込みパルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フィルムの給送方向と垂直方向に一列
    に配置された発光素子をフィルムの移動に同期させて点
    滅させ写し込みを行うカメラの写し込み装置において、
    フィルム裏面から見た場合に、フィルムパトローネの収
    納位置がアパーチャに対して左に位置するカメラにおい
    ては写し込みの文字の出力を文頭かつ文字の左端のドッ
    トフォントデータより出力し、逆にフィルムパトローネ
    の収納位置がアパーチャに対して右に位置するカメラに
    おいては写し込みの文字の出力を文末かつ文字の右端の
    ドットフォントデータより出力する様に、カメラのアパ
    ーチャとパトローネ位置関係によりドットフォントデー
    タの出力順序を切り換える事が可能なカメラの写し込み
    装置。
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