JPH04258851A - デジタルデータの記録再生装置 - Google Patents

デジタルデータの記録再生装置

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JPH04258851A
JPH04258851A JP2007091A JP2007091A JPH04258851A JP H04258851 A JPH04258851 A JP H04258851A JP 2007091 A JP2007091 A JP 2007091A JP 2007091 A JP2007091 A JP 2007091A JP H04258851 A JPH04258851 A JP H04258851A
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JP
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recording
data
circuit
frequency
signal
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Application number
JP2007091A
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English (en)
Inventor
Hideto Suzuki
秀人 鈴木
Takayuki Horikoshi
孝之 堀越
Shinya Morita
森田 信也
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカルスキャン方式
のデータレコーダに適用して好適なデジタルデータの記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルVTRでは、単一クロック信号
を使用しているため、変速動作の場合も、信号処理速度
そのものに変化はなかった。又、従来のデータレコーダ
には、アナログ方式のものが多いが、これはクロック信
号とは無縁である。更に、従来も、デジタル方式のデー
タレコーダはあったが、インターフェースの周波数が遅
い場合には、外部との間のクロック信号の送受は必要な
く、従って、そのようなデータレコーダでは、クロック
信号によって回路定数を切り換えることはできなかった
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
データレコーダと外部との間のインターフェースは、リ
モートコントロールの通信と、データのみであったため
、記録及び再生レートが変化しても、手動でデータレコ
ーダのモードを切り換えるか、リモートコントロールに
よって、制御するしかなかった。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、外部機器が要
求している記録及び再生レートを検出し、その検出され
た記録及び再生レートに応じたモードに、自動的に切り
換えることのできるデジタルデータの記録再生装置を提
案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルデー
タを記録媒体に記録し、又、記録媒体からデジタルデー
タを再生するようにしたデジタルデータの記録再生装置
において、外部クロック信号を所定の分周比を以て分周
する分周器34と、その分周器34から出力された分周
クロック信号を供給して、所定期間毎のクロック数を計
数するカウンタ36と、そのカウンタ36によって計数
された所定期間毎のクロック数に応じて、外部から要求
される記録及び再生レートを検出し、その検出された記
録及び再生レートに応じて、各部回路の回路定数を切り
換えるようにしたものである。
【0006】
【作用】上述せる本発明によれば、分周器34によって
、外部クロック信号を所定の分周比を以て分周し、その
分周クロック信号をカウンタ36に供給して、所定期間
毎のクロック数を計数せしめ、その計数されたにクロッ
ク数に応じて、外部から要求される記録及び再生レート
を検出し、その検出された記録及び再生レートに応じて
、各部回路の回路定数を切り換える。
【0007】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を、ヘリカ
ルスキャン方式のデータレコーダに適用した実施例を詳
細に説明する。このデータレコーダは、ANS  ID
−1フォーマット(Third Draft PROP
OSED AMERICAN NATIONAL ST
ANDARD 19mm TYPE ID−1 INS
T. RUMENTAION DIGITAL CAS
SETTE FORMAT X3B6/88−12 P
roject 592−D 1988−03−22 )
に準拠している。このデータレコーダでは、情報データ
に対して、リード・ソロモン符号を用いた積符号形式に
よる誤り訂正符号化を行って、これを磁気テープに記録
し、再生時にその再生信号の伝送誤りを検出して、これ
を訂正するようにしている。
【0008】先ず、図1について、この実施例のデータ
レコーダの全体の構成を説明する。30は、このデータ
レコーダを全体として示す。31は入力端子で、これに
デジタルインターフェース(図示せず)を介して、測定
器、コンピュータ等の外部機器(図示せず)からの外部
基準クロック信号が供給される。この外部クロック信号
の周波数は、例えば、32MHz/Nで、このNは、デ
ータレコーダに対し要求する記録及び再生レートに応じ
た整数で、1〜23のいずれかの値を採る。32は入力
端子で、これにデジタルインターフェースを介して外部
機器からの記録データ信号が供給される。その記録デー
タ信号は記録/再生回路40に供給される。33は出力
端子で、これに記録/再生回路40からの再生データ信
号が出力され、その再生データ信号がデジタルインター
フェースを介して、外部機器に供給される。
【0009】34は分周器で、入力端子31からの外部
クロック信号を分周する。この分周器34の分周比は、
通常は1/211に設定され、後述する特別な場合に1
/217に設定されるように切り換えられる。35は内
部基準クロック発振器で、その発振周波数は、例えば、
16MHzである。36はカウンタで、分周器34から
の分周クロック信号が供給される毎に、基準クロック発
振器35からの基準クロック信号の計数を開始し、次に
分周クロック信号が供給されるまで計数する。カウンタ
36の計数出力は、ラッチ回路37に供給されて、分周
器34からの分周クロック信号によってラッチされて、
CPU38に供給される。
【0010】分周器34の分周比が1/211で、N=
1のときは、分周クロック信号がカウンタ36に供給さ
れる度に、16MHzの基準クロック信号が、1024
〔=16MHz÷(32MHz÷211)〕個計数され
、これによりCPU38は、外部クロック信号の周波数
が32MHz、即ち、N=1であることを検出し、記録
及び再生レートがRbps(尚、Rは任意の値)である
と判断する。又、Nが任意の値であるときは、分周クロ
ック信号がカウンタ36に供給される度に、16MHz
の基準クロック信号が、(1024N)〔=16MHz
÷(32MHz÷N÷211)〕個計数され、これによ
りCPU38は、外部クロック信号の周波数が32MH
z/N、即ち、Nであることを検出し、記録及び再生レ
ートが(R/N)bps(尚、Rは任意の値)であると
判断する。かくすると、CPU38に、入力端子39か
ら、自動/手動選択信号の内の自動選択信号が供給され
ているときは、CPU38は記録/再生回路40及びサ
ーボ回路41の各部回路の回路定数を、その検出された
記録及び再生レートに適した値に変更する。
【0011】このカウンタ36は最高16MHzまで動
作し、16ビットまで計数できる。そして、このカウン
タ36は、実際には、N=32のとき、15ビットを使
用し、カウンタ36の計数値が8000Hに成り、この
ときの精度は0.003%である。又、逆に、N=1の
ときは、カウンタ36の計数値は10ビットを使用し、
カウンタ36の計数値が0400Hと成り、このときの
精度は0.1%と成る。外部クロック信号の周波数を測
定する精度としては、0.1%とれば十分であるため、
外部クロック信号を適当に分周して、外部クロック信号
の周波数が、32MHzから32MHz/Nまで変化し
ても、ある程度精度が得られるように、分周比を決め、
外部クロック信号の周波数を検出することができる。
【0012】又、記録及び再生レートが高いときは、一
旦上述の方法で、外部クロック信号の周波数を測定した
後、分周器43の分周比を測定したい周波数に応じて変
化させることによって、周波数検出精度を高くすること
ができる。即ち、例えば、上述の方法で、外部クロック
信号の周波数が32MHz、即ち、N=1と判断された
とき、CPU38の制御によって、分周器34の分周比
を例えば、217に変更して、再度、上述の外部クロッ
ク信号の周波数を測定する。このようにすれば、周波数
検出精度は、0.003%と高く成る。尚、このような
測定が必要であるか、ないかは、どの程度の周波数検出
精度が要求されるかによって決まる。
【0013】次に、図2〜図4を参照して、記録/再生
回路40及びサーボ回路41の各部回路の具体例を説明
する。図2Aは、記録/再生回路40に共通な、クロッ
ク信号発生回路を示す。図1の入力端子31からの周波
数が32MHz/Nの外部クロック信号を分周器43に
供給して、分周比1/Mを以て分周し、その分周出力を
位相比較回路44に供給する。位相比較回路44の位相
比較出力を増幅器45を通じて、ローパスフィルタ(ル
ープフィルタ)46に供給し、そのローパスフィルタ4
6の出力を、電圧制御形発振器47に供給してその発振
周波数を制御する。この発振器47の発振信号を、分周
器48に供給して、分周比1/Lを以て分周して、位相
比較回路44に供給し、分周器43からの分周信号と位
相比較する。そして、電圧制御形発振器47からクロッ
ク信号を得、これを後述する回転磁気ヘッド16に対す
る記録/再生回路40に供給する。
【0014】そして、外部クロック信号の周波数、即ち
、N値に基づく記録/再生レートに応じて、分周器43
の分周比M、増幅器45の増幅度、ローパスフィルタ4
6の遮断周波数及び分周器48の分周比Lをそれぞれ最
適値に設定する。
【0015】図2Bは、記録/再生回路40の回転磁気
ヘッド(1個又は複数個の回転磁気ヘッド)16付近の
回路を示す。記録データ信号を記録増幅器50、記録等
化回路51及び記録/再生切り換えスイッチ54を通じ
て、回転磁気ヘッド16に供給して、磁気テープに傾斜
トラックを形成する如く記録する。又、磁気テープの傾
斜トラックより回転磁気ヘッド16によって再生された
再生データ信号を、切り換えスイッチ54及び再生増幅
器52を通じて、再生等化回路53に供給する。尚、記
録増幅器50及び記録等化回路51は、後述する図7の
記録増幅回路14に含まれている。又、再生増幅器52
及び再生等化回路53は、後述する図12の再生増幅回
路21に含まれている。
【0016】そして、外部クロック信号の周波数、即ち
、N値に基づく記録/再生レートに応じて、増幅器50
、52の増幅率、等化回路51、53の等化特性をそれ
ぞれ最適値に設定する。
【0017】図2Cは、記録/再生回路40のCTL信
号トラック用固定磁気ヘッド57付近の回路を示す。記
録CTL信号を記録増幅器55、記録等化回路56及び
記録/再生切り換えスイッチ60を通じて、CTL信号
トラック用固定磁気ヘッド57に供給して、磁気テープ
の長手トラックに記録する。又、磁気テープの長手トラ
ックよりCTL信号トラック用固定磁気ヘッド57によ
って再生された再生キュー信号を、切り換えスイッチ6
0及び再生増幅器58を通じて、再生等化回路59に供
給する。
【0018】そして、外部クロック信号の周波数、即ち
、N値に基づく記録/再生レートに応じて、増幅器55
、58の増幅率、等化回路56、59の等化特性をそれ
ぞれ最適値に設定する。
【0019】図3Aは、記録/再生回路40の音声信号
トラック用固定磁気ヘッド65付近の回路を示す。記録
キュー信号を記録増幅器61及び記録等化回路62を通
じて混合器63に供給して、バイアス発振器64からの
交流バイアス信号と混合し、その混合信号を、記録/再
生切り換えスイッチ68を通じて、音声信号トラック用
固定磁気ヘッド65に供給して、磁気テープの長手トラ
ックに記録する。又、磁気テープの長手トラックより音
声信号トラック用固定磁気ヘッド65によって再生され
た再生キュー信号を、切り換えスイッチ68及び再生増
幅器66を通じて、再生等化回路67に供給する。
【0020】そして、外部クロック信号の周波数、即ち
、N値に基づく記録/再生レートに応じて、増幅器61
、66の増幅率、等化回路62、66の等化特性、発振
器64の発振周波数をそれぞれ最適値に設定する。
【0021】図3Bは、サーボ回路41のリールモータ
(巻き取り又は巻き戻しリールモータ)(又はキャプス
タンモータも可)75に対するサーボ回路を示す。発振
器69からの発振信号を、分周器70に供給して、分周
比1/M(このMは、図2AのMとの異同を問わない)
を以て分周し、その分周出力を位相比較回路71に供給
する。位相比較回路71の位相比較出力を増幅器72を
通じて、ローパスフィルタ(ループフィルタ)73に供
給し、そのローパスフィルタ73の出力を、周波数/電
圧変換器74に供給して電圧信号に変換し、この電圧信
号をキャプスタンモータ75に供給してその回転数を制
御する。このモータ75の回転を検出する周波数発電機
76からの周波数信号を、増幅器77を通じて位相比較
回路44に供給して、分周器70からの分周された発振
信号と位相比較する。
【0022】そして、外部クロック信号の周波数、即ち
、N値に基づく記録/再生レートに応じて、分周器70
の分周比M、増幅器72、77の増幅度、ローパスフィ
ルタ73の遮断周波数をそれぞれ最適値に設定する。
【0023】図4は、サーボ回路41のドラムモータ8
5に対するサーボ回路を示す。記録データ信号から分離
された同期信号(映像信号の垂直同期信号に対応する同
期信号)又は再生CTL信号を切り換えスイッチ79を
通じて、分周器80に供給して、分周比1/M(このM
は、図2A及び図3BのMとの異同を問わない)を以て
分周し、その分周出力を位相比較回路81に供給する。 位相比較回路81の位相比較出力を増幅器82を通じて
、ローパスフィルタ83に供給し、そのローパスフィル
タ(ループフィルタ)83の出力を、周波数/電圧変換
器84に供給して電圧信号に変換し、この電圧信号をド
ラムモータ85に供給してその回転数及び回転位相を制
御する。このモータ85の回転を検出するパルス発生器
86からの位相信号を、増幅器87を通じて位相比較回
路81に供給して、分周器80からの分周された垂直同
期信号又はCTL信号と位相比較する。
【0024】そして、外部クロック信号の周波数、即ち
、N値に基づく記録/再生レートに応じて、分周器80
の分周比M、増幅器82、87の増幅度、ローパスフィ
ルタ83の遮断周波数をそれぞれ最適値に設定する。
【0025】図5にID−1フォーマットに準拠したデ
ータレコーダによる磁気テープ上の記録パターンを示す
。ANNは注釈事項を記録するアノーテーショントラッ
クである。TR1,TR2,TR3,‥‥は情報データ
が記録されるデータトラック(傾斜トラック)であり、
1トラック当りデータの1セクタ分が記録される。 尚、各データトラックは交互にアジマス記録されている
。CTL−TRはコントロール信号が記録されるコント
ロールトラック、TC−Rはタイムコードが記録されて
いるタイムコードトラックである。
【0026】ところで、データトラックTR1,TR2
,TR3,‥‥の構成は、各トラック共通に図6のよう
に規定されている。即ち、1データトラックTRはデー
タの1セクタ分に対応しており、各セクタSECはプリ
アンブル部PR、データ記録部DT及びポストアンブル
部PSから構成されている。なお、プリアンブル部PR
は傾斜データトラックの下側先端部に対応する。
【0027】このプリアンブル部PRは、20バイト長
の立上がりシーケンスRUSと、それぞれ4バイト長の
同期コードSYNCPR及びセクタ識別データIDSE
C1と、6バイト長の補助データDTAUX とから構
成されている。又、続くデータ記録部DTは、256個
の同期ブロックBLK(BLK0 ,BLK1 ,BL
K2 ,‥‥,BLK255 )からなり、入力された
情報データはこの部分に記録されている。各同期ブロッ
クBLKは4バイト長のブロック同期コードSYNCB
LK 、1バイト長のブロック識別データIDBLK 
、153バイト長のインナーデータ(入力情報データが
内符号化されたデータ)DI及び8バイト長のリードソ
ロモン符号から成るパリティコードRIにより形成され
ている。
【0028】さらに続くポストアンブル部PSは、それ
ぞれ4バイト長の同期コードSYNCPS及びセクタ識
別データIDSEC2によって形成されている。図7に
ID−1フォーマットのデータレコーダの記録回路に示
す。この記録回路1においては、入力制御データに対し
て、積符号形式の誤り訂正符号化を施して、これを記録
している。
【0029】先ず、1バイト8ビット構成の入力情報デ
ータDTUSE は、外符号生成回路2へ入力される。 この夫々符号生成回路2は、図8に示すように、入力情
報データDTUSE の118バイトを単位とするデー
タブロックのそれぞれについて、所定の生成多項式を用
いて、リードソロモン符号の10バイトから成るパリテ
ィコードRO0 〜RO305 を外符号として生成し
、これを各データブロックの後に付加してアウターデー
タブロックDOとして出力している。アウターデータブ
ロックDOは、第1のマルチプレクサ3を介してメモリ
4に送られる。
【0030】メモリ4の構成とメモリ中のデータ配列を
図9に示す。図に示されるように、メモリ4は、行が1
54バイト、列が128バイトから成るメモリMEM1
およびMEM2で構成されており、MEM1には順次入
力される153ブロック分のアウターデータブロックD
O0 〜DO152 が、MEM2には、アウターデー
タブロックDO0 〜DO152 に続いて順次入力さ
れる153ブロック分のアウターデータO153 〜D
O305 が、それぞれ1列につきアウターデータブロ
ック分書き込まれている。1アウターデータブロックの
情報データは118バイトであり、メモリMEM1,M
EM2にはそれぞれ153ブロック分が書き込まれるの
で、メモリ4には118×153×2バイト、即ち36
108バイトの情報データが書き込まれていることにな
る。
【0031】メモリMEM1,MEM2の各列でのデー
タ書き込みの順序は図中の方向Aの順であり、メモリM
EM1,MEM2のそれぞれ下側の10バイトが外符号
に相当する。
【0032】メモリ4には、識別データ発生回路5で発
生された、メモリMEM1,MEM2の各行を識別する
ためのデータであるデータブロック識別データIDB 
も、第1のマルチプレクサ回路3を介して送られており
、データブロック識別データIDB のうちの偶数分の
データIDBEはメモリMEM1に、奇数分のデータI
DBOはメモリMEM2に、それぞれ1列づつ、方向A
の順に書き込まれている。
【0033】メモリMEM1,MEM2に書き込まれた
データは、1行分のデータを1ブロックとして、各行、
方向Bの順に読み出されている。行単位の読み出しは、
データブロック識別データIDB (00,01,02
,03,‥‥)に従った順序で、メモリMEM1,ME
M2について交互に行われる。メモリMEM1,MEM
2から読み出されたデータは内符号生成回路6へ入力さ
れる。
【0034】内符号生成回路6は、入力されるデータブ
ロックのそれぞれについて、所定の生成多項式を用いて
、リードソロモン符号の8バイトから成るパリティコー
ドRI0 〜RI255 を内符号として生成し、各デ
ータブロックの後に付加して、図10に示すようなイン
ナーデータブロックDI0 〜DI255 として第2
のマルチプレクサ回路7へ出力している。
【0035】第2のマルチプレクサ回路は、プリアンブ
ル部ポストアンブル部発生回路8で形成されるプリアン
ブルデータPR、ポストアンブルデータPS、および円
符号生成回路6の出力インナーデータブロックDI0 
〜DI255 とを順次選択して出力する。出力データ
の順は、プリアンブルデータPR、インナーデータブロ
ックDI0 〜DI255 、ポストアンブルデータP
Sである。 第2のマルチプレクサ回路7の出力は、データ分散回路
9へ入力される。
【0036】データ分散回路9は、入力されるデータの
各1バイトについて所定データとの排他的論理和をとっ
てデータの分散化(ランダマイズ)を行っている。分散
化が施されたデータは、8−9変調回路10に入力され
る。
【0037】この8−9変調回路10は、磁気テープ上
に記録される信号波形の直流成分を除去(DCフリー化
)するために、データ構成を8ビットから9ビットに変
換する。この変換の概要は次のようなものである。
【0038】256種の値を持つ1バイト8ビットの入
力データの各値につき、2種の9ビットデータがID−
1フォーマットにより予め定められている。これら2種
の9ビットデータは、そのCDS(コードワードデジタ
ルサム)が、極性は正負異るようなデータである。8−
9変調回路は、入力データに応じて出力される9ビット
データのDSV(デジタルサムバリエーション)を監視
して、この値がゼロに集束するように、CDSの値の異
る2種の9ビットデータのうちのいずれかを選ぶ。こう
して、1バイト8ビット構成の入力データはDCフリー
の9ビット構成のデータに変換される。
【0039】なお、8−9変調回路10には、NRZL
(ノンリターンツーゼロ)の入力データの形式を、NR
ZI(ノンリターンツーゼロインバース)に変換する回
路も含まれている。8−9変調回路10の出力、即ち9
ビット構成・NRZIのデータは、第3のマルチプレク
サ回路11に入力される。
【0040】このマルチプレクサ回路11は、インナー
データブロックDI0 〜DI255 の各データブロ
ックに対して同期コード発生回路12で形成される4バ
イト長の固定した同期コードSYNCB を付加し同期
ブロックBLK0 〜BLK255 を形成する。この
同期コードSYNCB のコードパターンはID−1フ
ォーマットで定められており、磁気テープ上に記録され
るパターンもこのコードパターンの形態を保たなければ
ならないことが規定される。
【0041】ここまでの処理で得られるデータをマップ
表示すると図11のようになる。第3のマルチプレクサ
回路11の出力は、このマップNAP1,MAP2を横
方向に走査して得られるデータ配列となっており、詳し
くは図6のとおりである。第3のマルチプレクサ回路1
1の出力は、パラレルシリアル変換回路13に入力され
る。
【0042】このパラレルシリアル変換回路13は、入
力されるビットパラレル構成のプリアンブル部PR,同
期ブロックBLK0 〜BLK255 ,ポストアンブ
ル部PSの各データをビットシリアル構成のデータSR
EC に変換する。このシリアルデータSREC は記
録増幅回路14で増幅された後、磁気テープ上をヘリカ
ル走査する磁気ヘッド16に記録信号として供給され、
これによって磁気テープ15上には、図5に示す記録ト
ラックTR(‥‥TR1,TR2,TR3,TR4,‥
‥)が形成される。
【0043】このようにして、データレコーダの記録回
路1は、所望の情報データDTUSE に対してリード
ソロモン積符号形式に基づいて誤り訂正符号を付加して
記録し得るようになされている。
【0044】またこのようにデータレコーダの記録回路
1によって磁気テープ15上に記録された情報データD
TUSE は、図12に示すデータレコーダの再生回路
20で再生される。
【0045】この再生回路20の信号処理は、記録回路
1と全く逆の処理が行なわれる。すなわち、このデータ
レコーダの再生回路20においては、磁気ヘッド16を
用いて磁気テープ15上の記録トラックTR(‥‥,T
R1,TR2,TR3,TR4,‥‥)が再生信号SP
Bとして読み出され、これが再生増幅回路21に入力さ
れる。
【0046】再生増幅回路21は、イコライザ及び2値
化回路等を含んで構成されており、入力された再生信号
SPBを2値化して、再生ディジタルデータDTP B
 として続くシリアルパラレル変換回路22へ出力する
。シリアルパラレル変換回路22は、シリアル形式の再
生ディジタルデータDTPBを9ビットパラレルデータ
DTPRに変換する。
【0047】同期コード検出回路23は、パラレルデー
タDIPRの流れの中から4バイト長の同期コードSY
NCB を検出し、これに基づいて同期ブロックを識別
している。また、ここには、NRZI形式のパラレルデ
ータDIPRをNRZL形式に変換する回路も含まれて
いる。
【0048】同期コード検出回路23の出力は、8−9
復調回路24に入力される。8−9復調回路24は、記
録回路1において、DCフリー化のために8ビットから
9ビットに変換されたデータを、再び8ビットに復元す
る回路である。この回路はROMで構成され、索表処理
によって9ビットから8ビットにデータを変換する。
【0049】8ビットに復元されたデータは、データ統
合回路25において、記録系で受けた処理、即ち分散化
処理とは逆の、統合化(デランダマイズ)処理を受ける
。この統合化は、分散化に用いたのと同じ所定データと
、統合回路25の入力データとの排他的論理和演算を行
うことによって達成している。
【0050】内符号エラー検出訂正回路26は、判別さ
れた同期ブロックのうち、インナーデータブロックDI
0 〜DI255 について、それぞれのブロックに付
加されている8バイト長の円符号RI0 〜RI255
 を用いてエラー検出及び訂正を行う。
【0051】円符号エラー訂正を受けたインナーデータ
ブロックDL0 〜DL255 は、識別データ検出回
路27にて検出される各ブロックに付加された1バイト
長のブロック識別データIDB に基づいて、図9に示
される記録系のメモリ4と同じ構成を持つメモリ28に
、1データブロックが1行に書き込まれる。書き込みの
順序は、記録系のメモリ4の読み出しの順序と同様であ
り、MEM1とMEM2に交互に、行単位で、ブロック
識別データに沿った順である。メモリ28の各メモリM
EM1,MEM2に書き込まれたデータは、次に列方向
に、記録系のメモリ4の書き込みの順序と同じ順序で読
み出され、この結果128バイト長のアウターデータブ
ロックDO0 〜DO306 が再び得られる。
【0052】外符号エラー検出訂正回路29は、メモリ
28から出力されるアウターデータブロックDO0 〜
DO306 について、それぞれのブロックに付加され
ている0バイト長の外符号RO0 〜RO306 を用
いてエラー検出及び訂正を行う。このようにして、磁気
テープ15上に記録された情報データDTUSE は再
生される。
【0053】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、デジタルデー
タを記録媒体に記録し、又、記録媒体からデジタルデー
タを再生するようにしたデジタルデータの記録再生装置
において、外部クロック信号を所定の分周比を以て分周
する分周器と、その分周器から出力された分周クロック
信号を供給して、所定期間毎のクロック数を計数するカ
ウンタと、カウンタによって計数された所定期間毎のク
ロック数に応じて、外部から要求される記録及び再生レ
ートを検出し、検出された記録及び再生レートに応じて
、各部回路の回路定数を切り換えるようにしたので、外
部機器が要求している記録及び再生レートを検出し、そ
の検出された記録及び再生レートに応じたモードに、自
動的に切り換えることのできるデジタルデータの記録再
生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例(データレコーダ)の全体を示
すブロック線図
【図2】各部回路(1)を示すブロック線図
【図3】各
部回路(2)を示すブロック線図
【図4】各部回路(3
)を示すブロック線図
【図5】記録パターンを示す線図
【図6】各記録トラックの内容を示す線図
【図7】記録
回路を示すブロック線図
【図8】アウターエンコーダ出力を示す線図
【図9】メ
モリの構成を示す線図
【図10】インナーエンコーダ出力を示す線図
【図11
】データマップを示す線図
【図12】再生回路を示すブロック線図
【符号の説明】
34  分周器 35  基準発振器 36  カウンタ 37  ラッチ回路 38  CPU 40  記録/再生回路 41  サーボ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  デジタルデータを記録媒体に記録し、
    又、記録媒体からデジタルデータを再生するようにした
    デジタルデータの記録再生装置において、外部クロック
    信号を所定の分周比を以て分周する分周器と、該分周器
    から出力された分周クロック信号を供給して、所定期間
    毎のクロック数を計数するカウンタと、上記カウンタに
    よって計数された所定期間毎のクロック数に応じて、外
    部から要求される記録及び再生レートを検出し、該検出
    された記録及び再生レートに応じて、各部回路の回路定
    数を切り換えるようにしたことを特徴とするデジタルデ
    ータの記録再生装置。
JP2007091A 1991-02-13 1991-02-13 デジタルデータの記録再生装置 Pending JPH04258851A (ja)

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