JPH04258764A - パップ分析方法および装置 - Google Patents

パップ分析方法および装置

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JPH04258764A
JPH04258764A JP3271789A JP27178991A JPH04258764A JP H04258764 A JPH04258764 A JP H04258764A JP 3271789 A JP3271789 A JP 3271789A JP 27178991 A JP27178991 A JP 27178991A JP H04258764 A JPH04258764 A JP H04258764A
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cells
container
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ジョン・エイ・アンドレセン
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N1/30Staining; Impregnating ; Fixation; Dehydration; Multistep processes for preparing samples of tissue, cell or nucleic acid material and the like for analysis
    • G01N1/31Apparatus therefor

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  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動パップ試験方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在行なわれている、子宮癌検査法の1
つであるパップ試験(Pap Test)は、婦人科医
が、へら(spatula) または綿棒(swab)
を使用して、子宮頚管(cervix)から粘液(sm
ear) をかき集め、この物質をスライドに擦りつけ
ることにより検体(specimen)を得る必要があ
る。スライドに固定液を噴霧して検体を保護し、次に実
験室へ運ぶ。次いで、検体を、別の多数の患者からの2
0以上の数多くの他のスライドとともにスライドホルダ
の中へ入れ、次に、手によりまたは自動浸漬機により、
それぞれ独自の容器に入れた種々のパップ試験溶液(約
18)に浸漬する。使用される容器は、小形であり、通
常はガラスであり、しかも通常は矩形の容器である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方法においては、
細胞は、各患者のスライドから落下しあるいは浮き上が
るとともに、容器の底に沈積しおよび/または別の患者
のスライドに付着するという問題がある。また、幾つか
の組のスライドを容器に浸漬すると、細胞をはじめとす
る検体物質の層が、容器の底に見受けられるようになる
。更にまた、浸漬を行なうたびに、各容器の容液は、先
行する容器から持ち込まれる溶液と、スライドから分離
した物質とにより、組成が変化を受ける。
【0004】また、この方法は、全体として時間を要す
るものとなり、しかも上記した工程により、汚れたスラ
イドに起因する出力の変動を来す数多くの誤差を生ずる
とともに、各組のスライド間でも汚れの程度が互いに相
違したものとなる。
【0005】米国再発行特許第29,061号には、例
えば、女性の場合には膣とすることができる人の膣部(
cavity)に、該膣部に存在する血液を受けて保持
することができる内部を有する装置を導入することによ
り、血液を集めて分析する方法が開示されている。例え
ば、この装置は、月経の際に血液を溜めるために女性が
膣に挿入するタンポンとすることができる。このように
して集められた血液は、分析、例えば、パップ試験分析
に供することができる。
【0006】米国再発行特許第29,061号に記載の
ような血液を集める方法および装置は、通常のパップ粘
液またはかき集め試験と比べ、分析において一層の正確
度を発揮することができる。しかしながら、米国再発行
特許第29,061号に記載の方法および装置は極めて
簡便であるため、婦人科医を必要とすることなく一層迅
速な、自動化することができる分析が必要となる、とい
った問題が生ずるとともに、実験室は、分析を必要とす
る血液収集物で一杯となるおそれがある。更にまた、分
析用に集められた血液サンプルは著しい数に昇るので、
一層正確な分析が必要となる。
【0007】従って、本発明の目的は、血液、特に、月
経の際にタンポンなどにより集められた血液を迅速かつ
正確に分析する方法を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、パップ試験の全ての
工程をガラススライドに被着した細胞の分析点まで実施
することができる装置において迅速かつ正確な処置を行
なうことができるように、月経中の血液を含むタンポン
などを受ける装置を提供することにある。
【0009】本発明の更に別の目的は、細胞を迅速かつ
正確に分析するためにパップ溶液と連続して接触する装
置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的と利点は、明細書の説明
および特許請求の範囲の記載から明らかになるものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一の観点によれ
ば、パップ分析方法が提供されている。この方法は、集
められた月経血液検体(menstrual bloo
d specimen)を臨床上関心のない細胞は通る
ことができるが臨床上関心のある(clinical 
interest) 細胞が通るのを阻止するのに十分
な大きさの孔サイズ(pore size) を有する
フィルタが設けられた容器に導入する工程と、このよう
にして集められた検体をフィルタを介して洗浄して血液
、粘液および臨床上関心のない他の物質を容器から除去
するとともに、臨床上関心のある細胞をフィルタに保持
する工程と、フィルタに集められた細胞をパップ溶液で
処理するとともに、このようにパップ容液で処理された
細胞をスライド上で細胞学者によりまたはコンピュータ
分析により分析する工程とを備えることを特徴とする構
成に係る。
【0012】本発明の別の観点によれば、パップ分析装
置が提供されている。この装置は、両端部に開口が設け
られた容器と、前記容器に取着され、かつ、パップ分析
に関して臨床上関心のある細胞が通過するのは阻止する
が、臨床上関心のない細胞は通過することができるよう
に十分に小さい孔サイズを有するフィルタと、フィルタ
の孔サイズにより臨床上関心のない細胞を洗浄除去する
とともに、臨床上関心のある細胞をフィルタに保持する
ように、洗浄流体をフィルタに通す手段とを備えること
を特徴とする構成に係る。
【0013】
【作用】上記構成の本発明においては、臨床上関心のあ
る細胞を含む月経血液はタンポンなどで集められ、フィ
ルタを備えた容器に入れられる。このフィルタは、血液
検体中の臨床上関心のある細胞は全てフィルタを通過す
ることができないが、臨床上関心のない細胞、例えば、
赤血球および白血球はフィルタを通ることができるよう
な孔サイズ有している。容器内の月経血液は、例えば、
食塩水溶液または平衡塩類溶液、例えば、リンガー溶液
(Ringer’s solution) を用いて洗
浄および逆流洗浄(back washing)を行な
うとともに、懸濁細胞(suspended cell
s) を約18のパップ溶液で処理し、その後、容器内
に残っている細胞をガラススライドに載せ、細胞学者に
よる分析に供される。分析は、標準的なスライド試験に
よりまたはコンピュータを利用して行なうことができる
【0014】本発明の容器において使用されるフィルタ
は、12ミクロンの孔サイズのフィルタであるのが好ま
しい。臨床上関心のある細胞は、25ミクロンよりも実
質上大きく、このフィルタの孔を通過することができな
い。これに対して、臨床上関心のない細胞、例えば、約
7ミクロンの大きさを有する赤血球および白血球は小さ
くて十分にフィルタを通ることができ、血漿とともに検
体から除去される。これは、洗浄と逆流洗浄を繰り返す
ことにより行なうことができる。
【0015】12ミクロンの孔のフィルタが好ましいが
、5乃至12ミクロンの範囲のフィルタも使用すること
ができる。5−8ミクロンのサイズのフィルタを使用す
る場合には、7ミクロンの赤血球と12ミクロンの白血
球は、加圧によりフィルタに強制的に通すことができる
【0016】臨床上関心のある細胞だけを含むように処
理されたこの容器は、次に、容器を充填する量をもって
容器に連続して導入され、次いで除去される18のパッ
プ溶液で処理され、最終細胞をパップ工程に従って染色
剤処理する(stain) 。次に、細胞を、フィルタ
とともに、あるいはフィルタなしにガラススライドに均
質に被着する。
【0017】本発明に従って処理を行なうことにより、
検体中の臨床上関心のある細胞は、外から入ってきたり
あるいは外へ出たりすることができないので、有効に捕
捉され、かくして、臨床上関心のある細胞の損失あるい
は利得が生じることはない。他の全ての細胞と流体は洗
い出され、最後に、臨床上関心のある細胞の清澄な懸濁
体(suspension)だけが得られ、この細胞は
懸濁体においてパップ溶液を介して処理される。かくし
て、全体の時間を短縮することができるとともに、分析
の精度を高めることができ、しかも分析のばらつきをな
くすことができる。また、工程全体を通じて、労力、材
料および時間を節約することができ、従って、コストを
節約することができる。
【0018】本発明の方法に従って処理する場合の、試
験結果の精度の向上とばらつきの解消は、本発明の方法
に従って処理することにより多くの利点が得られる結果
として、達成されるものである。
【0019】かくして、本発明に従って洗浄が行なわれ
、かつ、パップ溶液が使用されても、臨床上関心のある
細胞の損失や、他の患者の細胞による容器内の細胞の汚
染が生ずることはない。従って、臨床上関心のある細胞
が外から容器内へ入り込んだり、外へ出たりすることは
なく、しかも他の細胞が容器内に入り込むことはできな
い。
【0020】本発明においては、細胞はスライド上で平
坦な形態をとっているのではなく、懸濁体の形態をとっ
ているので、種々のパップ溶液と細胞との接触に要する
時間は、通常のパップ手順に従って処理する場合に比べ
て、著しく短縮することができる。更にまた、容器を満
たすのにわずか数mlの溶液が必要となるだけであるの
で、溶液の量を有意に少なくすることできる。
【0021】本発明の方法によれば、新鮮な溶液が各回
ごとに使用され、しかもこの溶液は各使用後に排出され
るので、各検体は首尾一貫した態様で染色剤処理するこ
とができる。更にまた、パップ処理の最後に、細胞はフ
ィルタとともにあるいはフィルタなしにガラススライド
に均一に被着される。
【0022】かくして、本発明の作用を全体的に説明す
ると、次の通りである。
【0023】月経の際に使用されるタンポンを、女性か
ら取り出し、固定溶液を含むバイアル(vial)に入
れる。 バイアルをシールし、実験室に運ぶ。実験室では、バイ
アルを振とうし、倒置し、渦巻き攪拌しあるいは穏やか
に音波処理して(sonicate)、細胞をタンポン
から固定溶液に移すとともに、固定溶液中で細胞の懸濁
体を形成する。タンポンは除去して廃棄する。
【0024】細胞の懸濁体を、5−12ミクロンの孔を
有するフィルタ、好ましくは、12ミクロンの孔を有す
るフィルタを保持するフィルタホルダを備えた使い捨て
プラスチック注入器に注入する。血液および粘液(mu
cous)が除去されるまで溶液をフィルタに通すこと
により、細胞の洗浄と逆洗浄とを行なう。最後の洗浄が
終ってから、細胞を標準パップ溶液で処理し、フィルタ
上に残し、次いで、フィルタをガラススライドに留め、
細胞学者による分析に供される。
【0025】次に、大規模分析の手順を説明する。
【0026】各タンポンを、固定溶液を入れた別々のバ
イアルに挿入し、バイアルを穏やかに音波処理する機器
に入れて細胞をタンポンから固定溶液へ移すとともに、
固定溶液中に細胞懸濁体を形成する。細胞懸濁体を、機
器により、12ミクロンのフィルタを保持するフィルタ
ホルダを備えた、改良した使い捨てプラスチック注入器
に吸引する。機器によりバイアルとタンポンを除去し、
廃棄する。
【0027】機器は、血液と粘液とが除去されるまで細
胞の洗浄と逆洗浄とを行なうように、改良された使い捨
てプラスチック注入器を自動的に操作する。次に、機器
が改良された使い捨てプラスチック注入器を動かし、細
胞を標準パップ処理において使用される溶液の全てに順
次暴露される。この操作は、注入器を各溶液に順次移動
させるか、あるいは各溶液を順次注入器へ移動させるこ
とにより行なうことができる。いずれの場合にも、溶液
は1回使用され、次に排出される。
【0028】標準的なパップ法による処理が完了してか
ら、機器により、フィルタをガラススライドに載せ、あ
るいは細胞をガラススライド上へ遠心分離させる。いず
れの場合にも、細胞学者は、一度も手で触れることなく
、完全に自動的に、細胞の読み取りを容易に行なうこと
ができる。
【0029】本発明の別の実施例においては、標準パッ
プ試験の終了後に、細胞懸濁体は、細胞を読み取り、正
常ではない疑わしい細胞を分離し、細胞学者による分析
に供するために該細胞をスライドに載せるように構成さ
れた、現在商業的に入手することができる細胞カウンタ
/ソータ(counter/sorter)(レーザー
マイクロスコープ)に導入される。通常のパップ粘液試
験は懸濁液中の十分な数の細胞を得ることができないの
で、かかる操作は、通常のパップ粘液試験では行なうこ
とができない。 これは、本発明のようにして、タンポンなどを利用しか
つ上記したように処理することにより月経血液を集める
ようにして、はじめて可能となるものである。
【0030】
【実施例】図1は、処理液を同じフィルタを介して導入
しかつ排出することができるように、一端にフィルタ2
を備えたシリンダ1を示す。フィルタ2は、フィルタ保
持リング3に保持されている。シリンダ1に対する処理
液の導入と排出は、ソレノイドバルブ4による制御のも
とで圧力/真空ポンプ5により、フィルタ2を介して交
互に行なわれる。
【0031】図2の実施例においては、シリンダ1′に
は2つのフィルタ2′が配設されており、各フィルタは
、シリンダの各端部にフィルタ保持リング3′により保
持されている。ポンプ5′は、フィルタ2′を介して処
理液を一方の方向へ引き入れるように吸引し、バルブ4
′の開放と閉止が必要に応じて行なわれる。
【0032】図3に示すように、検体8を入れた収集容
器6を音波処理器7により音波処理し(sonicat
e)、細胞を処理液に懸濁させる。懸濁された細胞を含
む液8は、アスピレータ9とポンプ10とにより、フィ
ルタ保持リング13に保持されているフィルタ12が設
けられているシリンダ11に吸引される。このようにし
て吸引された懸濁検体は、次に、パップ溶液による処理
を受ける。
【0033】図4の実施例に示すように、パップ方法に
おいて使用される異なるパップ溶液をそれぞれ入れた溜
め14、14a、14bなどが、その中に含まれる細胞
を処理するために制御バルブ15および16によりシリ
ンダに交互に供給される。液、アルコール、染色剤(s
tain) などがそれぞれシリンダに通され、次いで
シリンダから取り出される。種々の処理液を異なる入り
口から系に導入することができるように、供給路17が
設けられている。
【0034】本発明を実施する場合には、タンポンを女
性から取り出し、固定溶液を入れたバイアルの中へ入れ
る。固定剤は、細胞の現在の形態と構造、特に、核細部
(nuclear detail)を保持するために細
胞学の分野において使用されている。固定溶液は、例え
ば、10%の緩衝ホルマリンまたは希釈したメチルもし
くはエチルアルコールとすることができ、あるいは固定
溶液は、細胞が細胞実験において処理されるまで、細胞
の表面に薄い保護被覆を形成して細胞を保護する、アル
コールとワックスの混合物とすることができる。
【0035】実験室においては、固定溶液にタンポンを
含むバイアルを振とうしかつ音波処理して、溶液中に細
胞懸濁体を形成する。タンポンを除去し、廃棄する。
【0036】細胞懸濁体を、5−12ミクロンのフィル
タ、好ましくは12ミクロンのフィルタを保持するフィ
ルタホルダを備えた使い捨てプラスチック注入器に入れ
る。血液と粘液が除去されて臨床上関心のある細胞だけ
がフィルタに残るまで、細胞の洗浄と逆流洗浄とを行な
う。次に、これらの細胞をパップ染色剤溶液(Pap 
stain solution)で処理し、細胞変化を
視認化する。染色剤は、基本的には、青の核染色剤(n
ucleus stain)と、オレンジ、赤および緑
の細胞質対比染色剤(counterstain) と
からなる。核染色剤は、正常細胞と異常細胞とに関連の
あるクロマチン(chromatin) パターンを示
し、細胞質染色剤は細胞の起源を指示する作用を行なう
。細胞は、一般に、18以上の異なる染色剤溶液に供さ
れ、その後、フィルタをガラススライドに、上にして置
くか、あるいは細胞をガラススライド上で遠心分離処理
し、その後、細胞学者がスライドを読み取ることができ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、血液、特に、月経の際にタンポンなどにより集め
られた血液を迅速かつ正確に分析することができる。例
えば、通常のパップ試験では、精度はわずか約90パー
セントに過ぎないが、上記のように構成されている本発
明によれば、100パーセントに近い精度を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バイアルまたはシリンダに1つのフィルタが設
けられている、本発明に係る装置の実施例を示す概略部
分断面図である。
【図2】バイアルまたはシリンダに2つのフィルタが設
けられている本発明の装置の別の実施例を示す概略部分
断面図である。
【図3】元の収集容器の検体を音波処理する装置を示す
概略部分断面図である。
【図4】細胞を処理するのに使用される液体をバルブに
より制御する装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1、1′  シリンダ 2、2′  フィルタ 3、3′  フィルタ保持リング 4、4′  ソレノイドバルブ 5、5′  圧力/真空ポンプ 6  収集容器 7  音波処理器 8  検体 9  アスピレータ 10  ポンプ 11  シリンダ 12  フィルタ 13  フィルタ保持リング 14、14a、14b  溜め 15、16  制御バルブ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  集められた月経血液検体を、臨床上関
    心のない細胞は通ることができるが臨床上関心のある細
    胞が通るのを阻止するのに十分な大きさの孔サイズを有
    するフィルタが設けられた容器に導入する工程と、この
    ようにして集められた検体をフィルタを介して洗浄する
    ことにより、血液、粘液および臨床上関心のない他の物
    質を容器から除去するとともに、臨床上関心のある細胞
    をフィルタに保持する工程と、フィルタに集められた細
    胞をパップ溶液で処理するとともに、このようにパップ
    溶液で処理された細胞をスライド上で細胞学者によりま
    たはコンピュータ分析により分析する工程とを備えるこ
    とを特徴とするパップ分析方法。
  2. 【請求項2】  前記フィルタは約5−12ミクロンの
    孔サイズを有することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】  前記フィルタは約12ミクロンの孔サ
    イズを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】  集められた月経血液を固定溶液と接触
    させ、固定溶液と月経血液とを振とうしまたは音波処理
    することにより血液検体からの細胞を固定溶液に懸濁さ
    せ、このようにして得られた懸濁細胞を含む固定溶液を
    フィルタが配設された容器に導入し、その後洗浄とパッ
    プ溶液処理とを行なうことを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】  月経血液をタンポンを用いて集めると
    ともに該タンポンを固定溶液に導入し、更に振とうまた
    は音波処理により細胞を固定溶液に懸濁させてからタン
    ポンを除去して廃棄することを特徴とする請求項4に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】  前記フィルタは約5−12ミクロンの
    孔サイズを有することを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】  フィルタは約12ミクロンの孔サイズ
    を有することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】  フィルタは約5−12ミクロンの孔サ
    イズを有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】  フィルタは約12ミクロンの孔サイズ
    を有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  10. 【請求項10】  容器には1つのフィルタが配設され
    、検体は同じフィルタを介して洗浄および逆流洗浄され
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】  容器には各端部にフィルタが配設さ
    れ、洗浄はフィルタを介して一方通行により行なわれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】  臨床上関心のある細胞を担持するフ
    ィルタを備える容器を、細胞学的検査を行なうことがで
    きるように細胞を染色剤処理する各パップ溶液で連続し
    て充填しかつ空にすることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】  月経血液をタンポンを用いて集める
    とともに該タンポンを固定液を入れた容器に導入し、容
    器を振とうまたは音波処理して、月経血液からの細胞を
    固定溶液に懸濁させ、更にかくして得られた細胞懸濁体
    と固定溶液をフィルタを設けた容器に吸引することを特
    徴とする請求項4に記載の方法。
  14. 【請求項14】  両端部に開口が設けられた容器と、
    前記容器に取着され、かつ、パップ分析に関して臨床上
    関心のある細胞が通過するのは阻止するが、臨床上関心
    のない細胞は通過することができるように十分に小さい
    孔サイズを有するフィルタと、フィルタの孔サイズによ
    り臨床上関心のない細胞を洗浄除去するとともに、臨床
    上関心のある細胞をフィルタに保持するように、洗浄流
    体をフィルタに通す手段とを備えることを特徴とするパ
    ップ分析装置。
  15. 【請求項15】  前記容器には両端部にフィルタが配
    設されていることを特徴とする請求項14に記載の装置
  16. 【請求項16】  フィルタを通る流体流を制御する手
    段と、容器に含まれる検体を洗浄しかつ流体および臨床
    上関心のない細胞をフィルタに通して除去するように容
    器の端部の開口を開閉する手段とを備えることを特徴と
    する請求項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】  フィルタを通る流体流を制御する手
    段と、容器に含まれる検体を洗浄しかつ流体および臨床
    上関心のない細胞をフィルタに通して除去するように容
    器の端部の開口を開閉する手段とを備えることを特徴と
    する請求項15に記載の装置。
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