JPH04258278A - 食品成形用型およびその製造方法 - Google Patents

食品成形用型およびその製造方法

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JPH04258278A
JPH04258278A JP3038136A JP3813691A JPH04258278A JP H04258278 A JPH04258278 A JP H04258278A JP 3038136 A JP3038136 A JP 3038136A JP 3813691 A JP3813691 A JP 3813691A JP H04258278 A JPH04258278 A JP H04258278A
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chlorosilane
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Kazufumi Ogawa
一文 小川
Norihisa Mino
規央 美濃
Sanemori Soga
眞守 曽我
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    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites

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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品成形用型に関する
ものである。さらに詳しくは、ケーキ焼成用型、クッキ
ー焼成用型、パン焼成用型、チョコレート成形用型、ゼ
リー成形用型、アイスクリーム成形用型、オーブン皿、
製氷皿等で代表される撥水撥油防汚効果の高い高性能食
品成形用型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーキ焼成用型、クッキー焼成用型、パ
ン焼成用型、チョコレート成形用型、ゼリー成形用型、
アイスクリーム成形用型、オーブン皿、製氷皿等は、食
品類が付着したり、汚れが付着しやすいものである。そ
して、食品類や汚れが付着すると、きれいな形がとれず
、商品的価値が落ちてしまうという課題があった。
【0003】従来、食品成形用型の離型性をよくするに
は、パラフィン紙を敷いたり、油脂や食品用オイルを塗
り、表面をできるだけ滑らかにするしか方法がなかった
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パラフ
ィン紙を敷いたり、油脂や食品用オイルを塗ても離型性
はそれ程良くなるものではなく、また、パラフィン紙の
場合は高温で焦げたり、油脂や食品用オイルの場合は、
食品の表面に油が出てしまうという課題があった。
【0005】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ため、汚れが付着しないか、付着しても簡単に除去され
るような離型効果が高く、かつ耐久性に優れた高性能食
品成形用型を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明の食品成形用型は、基材表面に薄膜が形成され
た食品成形用型であって、前記薄膜はフッ素を含む化学
吸着単分子膜を少なくとも含み、かつ前記薄膜は基材と
化学結合によって形成されてなることを特徴とする。
【0007】前記構成においては、フッ素を含む化学吸
着単分子膜が、少なくともシロキサン系単分子膜を介し
て表面に形成されていることが好ましい。
【0008】また前記構成においては、食品成形用型が
、ケーキ焼成用型、クッキー焼成用型、パン焼成用型、
チョコレート成形用型、ゼリー成形用型、アイスクリー
ム成形用型、オーブン皿、製氷皿で代表されるものであ
る。
【0009】次に本発明の第1の製造方法は、食品成形
用型を洗浄した後、一端にクロルシラン基(SiCln
 X3−n 基、n=1、2、3、Xは官能基)を有し
他の一端にフッ化炭素基を有するクロロシラン系界面活
性剤を溶かした有機溶媒中に前記食品成形用型を浸漬し
、前記活性剤よりなる化学吸着単分子膜を食品成形用型
表面全体に亘り形成する工程を含むことを特徴とする。
【0010】次に本発明の第2の製造方法は、食品成形
用型を洗浄した後、クロロシリル基を複数個含む物質を
混ぜた非水系溶媒に接触させて前記食品成形用型表面の
水酸基と前記クロロシリル基を複数個含む物質のクロロ
シリル基とを反応させて前記物質を前記食品成形用型表
面に析出させる工程と、非水系有機溶媒を用い前記食品
成形用型上に残った余分なクロロシリル基を複数個含む
物質を洗浄除去した後水と反応させて、前記食品成形用
型上にシラノール基を複数個含む物質よりなる単分子膜
を形成する工程と、一端にクロルシラン基(SiCln
X3−n 基、n=1、2、3、Xは官能基)を有し他
の一端に直鎖状フッ化炭素基を含むクロロシラン系界面
活性剤を食品成形用型表面に化学吸着し単分子吸着膜を
累積する工程とを含むことを特徴とする。
【0011】前記第2の製造方法においては、クロロシ
リル基を複数個含む物質としてSiCl4 、またはS
iHCl3 、SiH2 Cl2 、Cl−(SiCl
2 O)n −SiCl3 (nは整数)を用いること
が好ましい。
【0012】また前記両発明方法においては、一端にク
ロルシラン基を有し他の一端に直鎖状フッ化炭素基を含
むクロロシラン系界面活性剤として、CF3−(CF2
 )n −R−SiXp Cl3−p (nは0または
整数、Rはアルキル基、エチル基、アセチル基、Si−
または酸素原子を含む置換基を表わすがなくとも良い、
XはHまたはアルキル基等の置換基、pは0または1ま
たは2)を用いることが好ましい。
【0013】
【作用】前記本発明の構成によれば、基材表面に薄膜が
形成された食品成形用型であって、前記薄膜はフッ素を
含む化学吸着単分子膜を少なくとも含み、かつ前記薄膜
は基材と化学結合によって形成されてなるので、汚れが
付着しないか、付着しても簡単に除去されるような離型
性かつ防汚効果の高い高性能食品成形用型とすることが
できる。また耐久性も高い。さらに、薄膜の最外表面に
フッ素が存在するので、基材表面の滑り性が向上し擦過
傷も付きにくくなる。
【0014】また本発明においては、きわめて薄いナノ
メータレベルの膜厚のフッ化炭素系単分子膜を食品成形
用型表面に形成するため、型本来の形状を損なうことが
ない。また、この膜はフッ化炭素系単分子膜は撥水撥油
性にも優れており、表面の防汚効果を高めることが可能
となる。従って、離型効果の高い高性能食品成形用型を
提供することができる。
【0015】さらに前記した本発明の製造方法は、本発
明の薄膜を合理的に効率よく製造することができる。
【0016】
【実施例】一般の食品成形用型は、ガラスまたは金属で
あるため表面に水酸基を含む。そこで、一端にクロルシ
ラン基(SiCln X3−n 基、n=1、2、3、
Xは官能基)を有する直鎖状炭素鎖を含む分子、例えば
フッ化炭素基及びクロロシラン基を含むクロロシラン系
界面活性剤を混ぜた非水系溶媒に接触させて前記食品成
形用型表面の水酸基と前記クロロシリル基を複数個含む
物質のクロロシリル基を反応させて前記物質よりなる単
分子膜を前記食品成形用型表面に析出させる。またはク
ロロシリル基を複数個含む物質を混ぜた非水系溶媒に接
触させて前記食品成形用型表面の水酸基と前記クロロシ
リル基を複数個含む物質のクロロシリル基を反応させて
前記物質を前記食品成形用型表面に析出させる工程と、
非水系有機溶媒を用い前記食品成形用食品成形用型表面
に残った余分なクロロシリル基を複数個含む物質を洗浄
除去し、前記食品成形用型上にクロロシリル基を複数個
含む物質よりなるシロキサン系単分子膜を形成する工程
と、一端にクロルシラン基を有する直鎖状炭素鎖を含む
シラン系界面活性剤を食品成形用型上に化学吸着し単分
子吸着膜を累積する工程とにより食品成形用型表面にフ
ッ化炭素系化学吸着単分子累積膜を形成できる。
【0017】以下に本発明に関する食品成形用型として
、ケーキ焼成用型、クッキー焼成用型、オーブン皿、製
氷皿等で代表される防汚効果の高い高性能食品成形用型
があるが、代表例としてデコレーションケーキ用スポン
ジ焼成型を取り上げ順に説明する。なお下記の実施例に
おいて単に%としているのは重量%を意味する。
【0018】実施例1 まず、加工の終了したガラス製のデコレーションケーキ
用スポンジ焼成型を用意し、有機溶媒で洗浄した後、フ
ッ化炭素基及びクロロシラン基を含む物質を混ぜた非水
系の溶媒、例えば、CF3 (CF2 )7 (CH2
 )2 SiCl3 を用い、1%程度の濃度で溶かし
た80%n−ヘキサデカン(トルエン、キシレン、ジシ
クロヘキシルでもよい)、12%四塩化炭素、8%クロ
ロホルム溶液を調整し、前記食品成形用型を2時間程度
浸漬すると、ガラス型の表面には水酸基が多数含まれて
いるので、フッ化炭素基及びクロロシラン基を含む物質
のSiCl基と前記水酸基が反応し脱塩酸反応が生じ食
品成形用型表面全面に亘り、CF3 (CF2 )7 
(CH2 )2 Si(O−)3 の結合が生成され、
フッ素を含む単分子膜2が型の表面と化学結合した状態
でおよそ15オングストロームの膜厚で形成できた(図
1)。
【0019】なお、単分子膜はきわめて強固に化学結合
しているので全く剥離することがなかった。また、型の
材質が、ステンレスやアルミニウムでも、表面は自然酸
化膜でおおわれていたので当然水酸基が含まれおり、上
記と同様の単分子膜を吸着時間を調整するのみで同様の
方法を用い形成できた。
【0020】この食品成形用型を用い実使用を試みたが
、処理しないものに比べ汚物の付着を大幅に低減できた
。また、たとえ付着した場合にもブラシでこする程度で
簡単に除去できた。また、このとき、パラフィン紙を敷
き詰め無くとも離型性が優れていたのでケーキ用スポン
ジに傷は全く付かなかった。また、型の油脂分汚れも除
去は温水洗のみで可能であった。
【0021】実施例2 親水性ではあるが水酸基を含む割合が少ないステンレス
製食品成形用型の場合、トリクロロシリル基を複数個含
む物質(例えば、SiCl4 、またはSiHCl3 
、SiH2 Cl2 、Cl−(SiCl2 O)n 
−SiCl3 (nは整数)。特に、SiCl4 を用
いれば、分子が小さく水酸基に対する活性も大きいので
、食品成形用型表面を均一に親水化する効果が大きい)
を混ぜた非水系溶媒、例えばクロロホルム溶媒に1重量
パーセント溶解した溶液に30分間程度浸漬すると、食
品成形用型表面11には親水性のOH基12が多少とも
存在するので(図2)、ので表面で脱塩酸反応が生じト
リクロロシリル基を複数個含む物質のクロロシラン単分
子膜が形成される。
【0022】例えば、トリクロロシリル基を複数個含む
物質としてSiCl4 を用いれば、食品成形用型11
表面には少量の親水性のOH基が露出されているので、
表面で脱塩酸反応が生じ下記[化1]の様に分子が−S
iO−結合を介して表面に固定される。
【0023】
【化1】   その後、非水系の溶媒例えばクロロホルムで洗浄し
て、さらに水で洗浄すると、器と反応していないSiC
l4 分子は除去され、食品成形用型表面に下記[化2
]等のシロキサン単分子膜13が得られる(図3)。
【0024】
【化2】   なお、このときできた単分子膜13は食品成形用型
とは−SiO−の化学結合を介して完全に結合されてい
るので剥がれることが全く無い。また、得られた単分子
膜は表面にSiOH結合を数多く持つ。当初の水酸基の
およそ3倍程度の数が生成される。
【0025】そこでさらに、フッ化炭素基及びクロロシ
ラン基を含む物質を混ぜた非水系の溶媒、例えば、CF
3 (CF2 )7 (CH2 )2 SiCl3 を
用い、1%程度の濃度で溶かした80%n−ヘキサデカ
ン、12%四塩化炭素、8%クロロホルム溶液を調整し
、前記表面にSiOH結合を数多く持つ単分子膜の形成
された食品成形用型を1時間程度浸漬すると、食品成形
用型表面にCF3 (CF2 )7 (CH2 )2 
Si(O−)3 の結合が生成され、フッ素を含む単分
子膜14が下層のシロキサン単分子膜と化学結合した状
態で食品成形用型表面全面に亘りおよそ15オングスト
ロームの膜厚で形成できた(図4)。なお、単分子膜は
剥離試験を行なっても全く剥離することがなかった。ま
た、この単分子膜は、耐熱性が300℃と高いため繰り
返し使用しても焼成による劣化は全く認められなかった
。さらに、製氷皿に用いた場合にも、充分な離型性が得
られた。
【0026】さらにまた、上記実施例では、フッ化炭素
系界面活性剤としてCF3 (CF2 )7 (CH2
 )2 SiCl3 を用いたが、アルキル鎖部分にエ
チレン基やアセチレン基を付加したり組み込んでおけば
、単分子膜形成後5メガラド程度の電子線照射で架橋で
きるのでさらに単分子膜の硬度を向上させることも可能
である。
【0027】なお、フッ化炭素系界面活性剤として上記
のもの以外にもCF3 CH2 O(CH2 )15S
iCl3 、CF3 (CH2 )2 Si(CH3)
2 (CH2 )15SiCl3 、F(CF2 )8
 (CH2 )2 Si(CH3 )2 (CH2 )
9 SiCl3 、CF3 COO(CH2 )15S
iCl3 、CF3 (CF2 )5 (CH2 )2
 SiCl3 等が利用できる。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、きわめて
薄いナノメータレベルの膜厚のフッ化炭素系単分子膜を
食品成形用型表面に形成するため、食品成形用型本来の
形状を損なうことがない。また、この膜はフッ化炭素系
単分子膜は撥水撥油性にも優れており、表面の防汚効果
を高めることが可能となる。とくにフッ素が薄膜の最外
層にくるので、防汚性、撥水撥油性に優れる。従って、
きわめて離型性の高い高性能食品成形用型を提供するこ
とができる。さらにこのことにより、メンテナンスを大
幅に削減できる効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスポンジ焼成型の表面を分子レベルま
で拡大した断面概念図である。
【図2】本発明の食品成形用型の第2の実施例を説明す
るためにステンレス製食品成形用型の表面を分子レベル
まで拡大した処理前の断面概念図である。
【図3】本発明の食品成形用型の第2の実施例を説明す
るためにステンレス製食品成形用型の表面を分子レベル
まで拡大した処理中の断面概念図である。
【図4】本発明の食品成形用型の第2の実施例を説明す
るためにステンレス製食品成形用型の表面を分子レベル
まで拡大した処理後の断面概念図である。
【符号の説明】
1…スポンジ焼成型、  2,14…単分子膜、  1
2…水酸基、  13…シロキサン単分子膜。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材表面に薄膜が形成された食品成形用型
    であって、前記薄膜はフッ素を含む化学吸着単分子膜を
    少なくとも含み、かつ前記薄膜は基材と化学結合によっ
    て形成されてなることを特徴とする食品成形用型。
  2. 【請求項2】フッ素を含む化学吸着単分子膜が、少なく
    ともシロキサン系単分子膜を介して表面に形成されてい
    る食品成形用型。
  3. 【請求項3】食品成形用型が、ケーキ焼成用型、クッキ
    ー焼成用型、パン焼成用型、チョコレート成形用型、ゼ
    リー成形用型、アイスクリーム成形用型、オーブン皿、
    製氷皿で選ばれる請求項1または2記載の食品成形用型
  4. 【請求項4】食品成形用型を洗浄した後、一端にクロル
    シラン基(SiCln X3−n 基、n=1、2、3
    、Xは官能基)を有し他の一端にフッ化炭素基を有する
    クロロシラン系界面活性剤を溶かした有機溶媒中に前記
    食品成形用型を浸漬し、前記活性剤よりなる化学吸着単
    分子膜を食品成形用型表面全体に亘り形成する工程を含
    むことを特徴とする食品成形用型の製造方法。
  5. 【請求項5】食品成形用型を洗浄した後、クロロシリル
    基を複数個含む物質を混ぜた非水系溶媒に接触させて前
    記食品成形用型表面の水酸基と前記クロロシリル基を複
    数個含む物質のクロロシリル基とを反応させて前記物質
    を前記食品成形用型表面に析出させる工程と、非水系有
    機溶媒を用い前記食品成形用型上に残った余分なクロロ
    シリル基を複数個含む物質を洗浄除去した後水と反応さ
    せて、前記食品成形用型上にシラノール基を複数個含む
    物質よりなる単分子膜を形成する工程と、一端にクロル
    シラン基(SiCln X3−n 基、n=1、2、3
    、Xは官能基)を有し他の一端に直鎖状フッ化炭素基を
    含むクロロシラン系界面活性剤を食品成形用型表面に化
    学吸着し単分子吸着膜を累積する工程とを含むことを特
    徴とする食品成形用型の製造方法。
  6. 【請求項6】クロロシリル基を複数個含む物質としてS
    iCl4 、またはSiHCl3 、SiH2 Cl2
     、Cl−(SiCl2 O)n −SiCl3 (n
    は整数)を用いる請求項5記載の食品成形用型の製造方
    法。
  7. 【請求項7】一端にクロルシラン基を有し他の一端に直
    鎖状フッ化炭素基を含むクロロシラン系界面活性剤とし
    て、CF3 −(CF2 )n −R−SiXp Cl
    3−p (nは0または整数、Rはアルキル基、エチル
    基、アセチル基、Si−または酸素原子を含む置換基を
    表わすがなくとも良い、XはHまたはアルキル基等の置
    換基、pは0または1または2)を用いる請求項4また
    は5記載の食品成形用型の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06327971A (ja) * 1992-05-27 1994-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 化学吸着膜の製造方法
JP2008137306A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Kazufumi Ogawa 金型とその製造方法及びそれを用いて作製した成型品

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JPS648930A (en) * 1987-06-30 1989-01-12 Sumitomo Electric Industries Square bread baking mold for automatic bread maker
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