JPH04257257A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH04257257A JPH04257257A JP3018596A JP1859691A JPH04257257A JP H04257257 A JPH04257257 A JP H04257257A JP 3018596 A JP3018596 A JP 3018596A JP 1859691 A JP1859691 A JP 1859691A JP H04257257 A JPH04257257 A JP H04257257A
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- insulating film
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- impurity diffusion
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に係わり
、特にDRAMのメモリセルアレイの高密度化を図る新
規なデバイス構造に関する。
、特にDRAMのメモリセルアレイの高密度化を図る新
規なデバイス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度DRAM用メモリセルとして、1
個のトランジスタと1個の容量部からなる「1トランジ
スタ・1キャパシタ」型メモリセルは、構成要素が少な
く、セル面積の縮小化が容易であるため、広く使用され
ている。特に、素子のより一層の微細化の要求に答える
ため、キャパシタ、及びスイッチングトランジスタ構造
の3次元化が提案されている。このことを示す、従来の
半導体メモリ装置を図5に示す。(参考文献:K.Su
nouchi et al,”A surroundi
ng gate transistor cell f
or 64/256 Mbit DRAMs”IED
M Technical Digest アイ イー
テ゛ィ エム テクニカル タ゛イシ゛ェスト.19
89.pp23−26. )図5は従来のメモリセル構
造の概略的な断面構造図である。ここで101はp形の
半導体基板、102はスイッチングトランジスタのドレ
インを形成するn+形不純物拡散層、103は同じくス
イッチングトランジスタのソ−スを形成するn−形不純
物拡散層、104はゲ−ト絶縁膜、105はスイッチン
グトランジスタのゲ−ト電極(ワ−ド線)、106はビ
ット線、107はキャパシタ絶縁膜、108はセルプレ
−ト電極である。そして109は隣接するセル間のリ−
クを防ぐp−形の不純物拡散層、110、111は層間
絶縁膜である。以上述べてきたように、半導体基板に形
成された溝側面に、キャパシタ及びスイッチングトラン
ジスタを3次元的に形成している。
個のトランジスタと1個の容量部からなる「1トランジ
スタ・1キャパシタ」型メモリセルは、構成要素が少な
く、セル面積の縮小化が容易であるため、広く使用され
ている。特に、素子のより一層の微細化の要求に答える
ため、キャパシタ、及びスイッチングトランジスタ構造
の3次元化が提案されている。このことを示す、従来の
半導体メモリ装置を図5に示す。(参考文献:K.Su
nouchi et al,”A surroundi
ng gate transistor cell f
or 64/256 Mbit DRAMs”IED
M Technical Digest アイ イー
テ゛ィ エム テクニカル タ゛イシ゛ェスト.19
89.pp23−26. )図5は従来のメモリセル構
造の概略的な断面構造図である。ここで101はp形の
半導体基板、102はスイッチングトランジスタのドレ
インを形成するn+形不純物拡散層、103は同じくス
イッチングトランジスタのソ−スを形成するn−形不純
物拡散層、104はゲ−ト絶縁膜、105はスイッチン
グトランジスタのゲ−ト電極(ワ−ド線)、106はビ
ット線、107はキャパシタ絶縁膜、108はセルプレ
−ト電極である。そして109は隣接するセル間のリ−
クを防ぐp−形の不純物拡散層、110、111は層間
絶縁膜である。以上述べてきたように、半導体基板に形
成された溝側面に、キャパシタ及びスイッチングトラン
ジスタを3次元的に形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のような構成では、島領域の下部の側壁上にプレ−ト電
極108に向き合ってn−形不純物拡散層で形成された
蓄積部103が存在するため、Si基板101界面の結
晶欠陥に起因するリ−クや、n−形不純物拡散層103
からの空乏層が島領域に拡がるためα粒子の入射に起因
するソフトエラ−発生などによるメモリ特性の劣化が生
じるという問題点を有していた。
のような構成では、島領域の下部の側壁上にプレ−ト電
極108に向き合ってn−形不純物拡散層で形成された
蓄積部103が存在するため、Si基板101界面の結
晶欠陥に起因するリ−クや、n−形不純物拡散層103
からの空乏層が島領域に拡がるためα粒子の入射に起因
するソフトエラ−発生などによるメモリ特性の劣化が生
じるという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、上記従来の構
成と比較してより高性能の半導体記憶装置を提供するこ
とを目的とする。
成と比較してより高性能の半導体記憶装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体記憶装置は、半導体基板上に設けた
複数の溝と、前記溝に囲まれた複数のSi基板の島領域
にメモリセルが形成され、前記島領域の側壁上にスイッ
チングトランジスタが形成され、前記島領域の上部にス
イッチングトランジスタのソ−ス部を形成し、前記ソ−
ス部の上部に蓄積電極を形成し、前記蓄積電極上にキャ
パシタ絶縁膜をはさんでプレ−ト電極を形成し、さらに
前記島領域の下部にスイッチングトランジスタのドレイ
ン部を形成し、かつ前記ドレイン部がビット線と電気的
に接続されるという構成を備えたものである。
めに本発明の半導体記憶装置は、半導体基板上に設けた
複数の溝と、前記溝に囲まれた複数のSi基板の島領域
にメモリセルが形成され、前記島領域の側壁上にスイッ
チングトランジスタが形成され、前記島領域の上部にス
イッチングトランジスタのソ−ス部を形成し、前記ソ−
ス部の上部に蓄積電極を形成し、前記蓄積電極上にキャ
パシタ絶縁膜をはさんでプレ−ト電極を形成し、さらに
前記島領域の下部にスイッチングトランジスタのドレイ
ン部を形成し、かつ前記ドレイン部がビット線と電気的
に接続されるという構成を備えたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、メモリセルの
キャパシタ部を島領域上部のスイッチングトランジスタ
のソ−ス部の上部に形成し、信号電荷の蓄積をポリSi
よりなる蓄積電極とセルプレ−ト電極間のキャパシタ絶
縁膜で行うとともに、島領域の側壁にスイッチングトラ
ンジスタを形成し、ビット線を介してメモリセルの信号
を外部に取り出している。
キャパシタ部を島領域上部のスイッチングトランジスタ
のソ−ス部の上部に形成し、信号電荷の蓄積をポリSi
よりなる蓄積電極とセルプレ−ト電極間のキャパシタ絶
縁膜で行うとともに、島領域の側壁にスイッチングトラ
ンジスタを形成し、ビット線を介してメモリセルの信号
を外部に取り出している。
【0007】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例の半
導体記憶装置について、図面を参照しながら説明する。 図1は本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の構成を
示す断面図である。図2は同実施例のメモリセルアレイ
の平面構成を概略的に示したもので、図1は図2のI−
I’線における断面図である。説明を容易にするため、
同一の構成要素は共通の番号で説明する。
導体記憶装置について、図面を参照しながら説明する。 図1は本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の構成を
示す断面図である。図2は同実施例のメモリセルアレイ
の平面構成を概略的に示したもので、図1は図2のI−
I’線における断面図である。説明を容易にするため、
同一の構成要素は共通の番号で説明する。
【0008】ここで、1はp形の半導体基板、2は基板
1に形成された溝、3は溝2によって囲まれたSiの島
領域、4は島領域3の下部に形成された基板1と反対の
導伝形を有するn+型不純物拡散層よりなるドレイン、
5は島領域3の側壁上に形成されたゲ−ト絶縁膜、6は
ゲ−ト電極でワ−ド線となる。7は島領域3の上部に形
成された基板1と反対の導伝型を有するn+型不純物拡
散層よりなるソ−スである。
1に形成された溝、3は溝2によって囲まれたSiの島
領域、4は島領域3の下部に形成された基板1と反対の
導伝形を有するn+型不純物拡散層よりなるドレイン、
5は島領域3の側壁上に形成されたゲ−ト絶縁膜、6は
ゲ−ト電極でワ−ド線となる。7は島領域3の上部に形
成された基板1と反対の導伝型を有するn+型不純物拡
散層よりなるソ−スである。
【0009】次に8はソ−ス7の上部に形成されたポリ
シリコン膜等よりなる第1の蓄積電極で、隣接のメモリ
セル領域に伸びている。9は第1の蓄積電極8上に形成
されたONO膜等よりなるキャパシタ絶縁膜、10はソ
−ス7と第1の蓄積電極8を接続するコンタクト窓であ
る。また、11はソ−ス7の上部および第1の蓄積電極
8の上部に形成された第2の蓄積電極で、隣接のメモリ
セル領域に伸び、第1の蓄積電極とオ−バ−ラップして
いる。12は第2の蓄積電極11上に形成されたキャパ
シタ絶縁膜、13はソ−ス7と第2の蓄積電極11を接
続するコンタクト窓、14はキャパシタ絶縁膜9、12
上に形成したポリシリコン膜等よりなるプレ−ト電極で
ある。
シリコン膜等よりなる第1の蓄積電極で、隣接のメモリ
セル領域に伸びている。9は第1の蓄積電極8上に形成
されたONO膜等よりなるキャパシタ絶縁膜、10はソ
−ス7と第1の蓄積電極8を接続するコンタクト窓であ
る。また、11はソ−ス7の上部および第1の蓄積電極
8の上部に形成された第2の蓄積電極で、隣接のメモリ
セル領域に伸び、第1の蓄積電極とオ−バ−ラップして
いる。12は第2の蓄積電極11上に形成されたキャパ
シタ絶縁膜、13はソ−ス7と第2の蓄積電極11を接
続するコンタクト窓、14はキャパシタ絶縁膜9、12
上に形成したポリシリコン膜等よりなるプレ−ト電極で
ある。
【0010】次に15は溝2の底部に形成された絶縁膜
、16は溝2の底部に形成された半導体基板1と同一導
伝型のp+型不純物拡散層、17は溝2を埋め、かつ蓄
積電極8、11の下部及び側部に形成された絶縁膜、1
8はプレ−ト電極14の上に形成された層間絶縁膜、1
9は半導体基板1と反対の導伝型のn+型不純物拡散層
で形成されるビット線で、各メモリセルのドレイン4を
電気的に接続する。
、16は溝2の底部に形成された半導体基板1と同一導
伝型のp+型不純物拡散層、17は溝2を埋め、かつ蓄
積電極8、11の下部及び側部に形成された絶縁膜、1
8はプレ−ト電極14の上に形成された層間絶縁膜、1
9は半導体基板1と反対の導伝型のn+型不純物拡散層
で形成されるビット線で、各メモリセルのドレイン4を
電気的に接続する。
【0011】このように、メモリセルのスイッチングト
ランジスタは、ドレインとなるn+型不純物拡散層4、
ゲ−ト絶縁膜5、ワ−ド線となるゲ−ト電極6、および
島領域の上部に形成したソ−スとなるn+型不純物拡散
層7により、半導体基板1に形成した溝2内、すなわち
前記島領域3の側壁上に縦型構造で形成されている。ま
た、蓄積電極8、11、キャパシタ絶縁膜9、12およ
びプレ−ト電極14からなる容量部は、半導体基板1の
一部からなる島領域3上に形成され、特にキャパシタ絶
縁膜9、12は半導体基板1から離れた位置に存在する
。
ランジスタは、ドレインとなるn+型不純物拡散層4、
ゲ−ト絶縁膜5、ワ−ド線となるゲ−ト電極6、および
島領域の上部に形成したソ−スとなるn+型不純物拡散
層7により、半導体基板1に形成した溝2内、すなわち
前記島領域3の側壁上に縦型構造で形成されている。ま
た、蓄積電極8、11、キャパシタ絶縁膜9、12およ
びプレ−ト電極14からなる容量部は、半導体基板1の
一部からなる島領域3上に形成され、特にキャパシタ絶
縁膜9、12は半導体基板1から離れた位置に存在する
。
【0012】次に、第1の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を簡単に説明する。異方性のエッチングにより半
導体基板1に溝2を形成する。この際、この溝2に囲ま
れた半導体基板1の一部は、島領域3となる。次に、C
VD法等により溝2の内部に絶縁膜(図示せず)を形成
した後、溝2の底部の絶縁膜を除去する。次に、イオン
注入またはSOG等の固相拡散等によりドレインとなる
n+型不純物拡散層4およびビット線19を形成する。 次に、一旦、島領域3の側壁部すなわち溝2の側壁部に
形成した絶縁膜を除去した後、熱酸化により溝2の側壁
部および底部にゲ−ト絶縁膜5および絶縁膜15を形成
しさらに、このゲ−ト絶縁膜5上にLP−CVD法等に
よりポリシリコン膜を堆積することにより、ワ−ド線と
なるゲ−ト電極6を形成する。次に、イオン注入により
島領域3の表面にソ−スとなるn+型不純物拡散層7を
形成する。そして、表面に絶縁膜を堆積することにより
溝2の内部を絶縁膜17で充填した後、エッチバック法
等により表面を平坦化する。さらに、絶縁膜17上に薄
い窒化膜を敷き、その上に酸化膜を形成する(図示せず
)。
造方法を簡単に説明する。異方性のエッチングにより半
導体基板1に溝2を形成する。この際、この溝2に囲ま
れた半導体基板1の一部は、島領域3となる。次に、C
VD法等により溝2の内部に絶縁膜(図示せず)を形成
した後、溝2の底部の絶縁膜を除去する。次に、イオン
注入またはSOG等の固相拡散等によりドレインとなる
n+型不純物拡散層4およびビット線19を形成する。 次に、一旦、島領域3の側壁部すなわち溝2の側壁部に
形成した絶縁膜を除去した後、熱酸化により溝2の側壁
部および底部にゲ−ト絶縁膜5および絶縁膜15を形成
しさらに、このゲ−ト絶縁膜5上にLP−CVD法等に
よりポリシリコン膜を堆積することにより、ワ−ド線と
なるゲ−ト電極6を形成する。次に、イオン注入により
島領域3の表面にソ−スとなるn+型不純物拡散層7を
形成する。そして、表面に絶縁膜を堆積することにより
溝2の内部を絶縁膜17で充填した後、エッチバック法
等により表面を平坦化する。さらに、絶縁膜17上に薄
い窒化膜を敷き、その上に酸化膜を形成する(図示せず
)。
【0013】次に、島領域3上の絶縁膜17および酸化
膜に開口窓10を形成し、この開口窓10上にLP−C
VD法等によりポリシリコン膜を堆積し、このポリシコ
ン膜にn型の不純物を拡散する。そして、このポリシリ
コン膜をレジストパタ−ンを用いてエッチングすること
により、第1の蓄積電極8を形成する。次に、CVD法
等により第1の蓄積電極8上に酸化膜(図示せず)を堆
積する。そして、開口窓13を形成し、この開口窓13
上にLP−CVD法等によりポリシリコン膜を堆積し、
このポリシコン膜にn型の不純物を拡散するそして、こ
のポリシリコン膜をレジストパタ−ンを用いてエッチン
グすることにより、第2の蓄積電極11を形成する。こ
こで、第1の蓄積電極8と第2の蓄積電極11は隣接メ
モリセル間で互いにオ−バ−ラップし、表面積を増大し
ている。
膜に開口窓10を形成し、この開口窓10上にLP−C
VD法等によりポリシリコン膜を堆積し、このポリシコ
ン膜にn型の不純物を拡散する。そして、このポリシリ
コン膜をレジストパタ−ンを用いてエッチングすること
により、第1の蓄積電極8を形成する。次に、CVD法
等により第1の蓄積電極8上に酸化膜(図示せず)を堆
積する。そして、開口窓13を形成し、この開口窓13
上にLP−CVD法等によりポリシリコン膜を堆積し、
このポリシコン膜にn型の不純物を拡散するそして、こ
のポリシリコン膜をレジストパタ−ンを用いてエッチン
グすることにより、第2の蓄積電極11を形成する。こ
こで、第1の蓄積電極8と第2の蓄積電極11は隣接メ
モリセル間で互いにオ−バ−ラップし、表面積を増大し
ている。
【0014】次に、絶縁膜17上に敷いた窒化膜の上の
酸化膜をウエットエッチング等ですべて除去した後、第
1の蓄積電極8と第2の蓄積電極11の表面に熱酸化ま
たはCVD法等により第1のキャパシタ絶縁膜9および
第2のキャパシタ絶縁膜12を形成する。そして、これ
らのキャパシタ絶縁膜上にLP−CVD法等によりポリ
シリコン膜を堆積してプレ−ト電極14を形成し、メモ
リセルの形成プロセスを終了する。
酸化膜をウエットエッチング等ですべて除去した後、第
1の蓄積電極8と第2の蓄積電極11の表面に熱酸化ま
たはCVD法等により第1のキャパシタ絶縁膜9および
第2のキャパシタ絶縁膜12を形成する。そして、これ
らのキャパシタ絶縁膜上にLP−CVD法等によりポリ
シリコン膜を堆積してプレ−ト電極14を形成し、メモ
リセルの形成プロセスを終了する。
【0015】(実施例2)本発明の第2の実施例を図3
、図4を用いて説明する。ここで、図3は本発明の第2
の実施例の半導体記憶装置の構成を示す断面図である。 図4は同実施例のメモリセルアレイの平面構成を概略的
に示したもので、図3は図4のI−I’断面図である。 説明を容易にするため、前記第1の実施例と同一の構成
要素は共通の番号で説明するここで、22は溝2の底部
および島領域3の側壁部の下部に形成した絶縁膜、23
は絶縁膜22上に形成され、絶縁膜22の側壁部に設け
られた開口窓21を介してドレインとなるn+型不純物
拡散層4に電気的に接続されたビット線で、ポリシリコ
ン膜、ポリサイドおよびメタル等の導電性膜からなる。 この導電性膜からなるビット線は、不純物拡散層からな
るビット線よりも低抵抗なものとなる。また、24はビ
ット線23上に形成されてゲ−ト電極6とビット線23
とを電気的に絶縁するための絶縁膜である。
、図4を用いて説明する。ここで、図3は本発明の第2
の実施例の半導体記憶装置の構成を示す断面図である。 図4は同実施例のメモリセルアレイの平面構成を概略的
に示したもので、図3は図4のI−I’断面図である。 説明を容易にするため、前記第1の実施例と同一の構成
要素は共通の番号で説明するここで、22は溝2の底部
および島領域3の側壁部の下部に形成した絶縁膜、23
は絶縁膜22上に形成され、絶縁膜22の側壁部に設け
られた開口窓21を介してドレインとなるn+型不純物
拡散層4に電気的に接続されたビット線で、ポリシリコ
ン膜、ポリサイドおよびメタル等の導電性膜からなる。 この導電性膜からなるビット線は、不純物拡散層からな
るビット線よりも低抵抗なものとなる。また、24はビ
ット線23上に形成されてゲ−ト電極6とビット線23
とを電気的に絶縁するための絶縁膜である。
【0016】第1の実施例と同様に、ドレインとなるn
+型不純物拡散層4、ゲ−ト絶縁膜5、ワ−ド線となる
ゲ−ト電極6、および島領域の上部に形成したソ−スと
なるn+型不純物拡散層7により半導体基板1に形成し
た溝2内、すなわち前記島領域3の側壁上にメモリセル
のスイッチングトランジスタを縦型構造で形成すること
になる。また蓄積電極8、11キャパシタ絶縁膜9、1
2およびプレ−ト電極14からなる容量部は、半導体基
板1の一部からなる島領域3上に形成され、特にキャパ
シタ絶縁膜9、12は半導体基板1から離れた位置に存
在する。
+型不純物拡散層4、ゲ−ト絶縁膜5、ワ−ド線となる
ゲ−ト電極6、および島領域の上部に形成したソ−スと
なるn+型不純物拡散層7により半導体基板1に形成し
た溝2内、すなわち前記島領域3の側壁上にメモリセル
のスイッチングトランジスタを縦型構造で形成すること
になる。また蓄積電極8、11キャパシタ絶縁膜9、1
2およびプレ−ト電極14からなる容量部は、半導体基
板1の一部からなる島領域3上に形成され、特にキャパ
シタ絶縁膜9、12は半導体基板1から離れた位置に存
在する。
【0017】次に、第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を簡単に説明する。第1の実施例と同様にして、
半導体基板1に溝2および島領域3を形成し、島領域3
の側壁部にイオン注入またはSOG等の固相拡散等によ
りドレインとなるn+ 型不純物拡散層4を形成する。 そして、溝2の底部および島領域3の側壁部の下部に絶
縁膜22を形成した後、絶縁膜22の側壁部に開口窓2
1を設ける。次に、この開口窓21を介してドレインと
なるn+型不純物拡散層4に電気的に接続したビット線
23を形成する。このビット線23は不純物を拡散させ
たポリシリコン膜、ポリサイドおよびメタル等の導電性
膜からなる。次に、ビット線23上にCVD法等により
絶縁膜24を形成した後、溝2の側壁部すなわち島領域
3の側壁部に熱酸化によりゲ−ト絶縁膜5を形成する。 そして、このゲ−ト絶縁膜5上にワ−ド線となるゲ−ト
電極6を形成する。その後、第1の実施例と同様にして
、ソ−スとなるn+型不純物拡散層7、絶縁膜17、第
1の蓄積電極8、第2の蓄積電極11、第1のキャパシ
タ絶縁膜9、第2のキャパシタ絶縁膜12およびプレ−
ト電極14を形成し、メモリセルの形成プロセスを終了
する。
造方法を簡単に説明する。第1の実施例と同様にして、
半導体基板1に溝2および島領域3を形成し、島領域3
の側壁部にイオン注入またはSOG等の固相拡散等によ
りドレインとなるn+ 型不純物拡散層4を形成する。 そして、溝2の底部および島領域3の側壁部の下部に絶
縁膜22を形成した後、絶縁膜22の側壁部に開口窓2
1を設ける。次に、この開口窓21を介してドレインと
なるn+型不純物拡散層4に電気的に接続したビット線
23を形成する。このビット線23は不純物を拡散させ
たポリシリコン膜、ポリサイドおよびメタル等の導電性
膜からなる。次に、ビット線23上にCVD法等により
絶縁膜24を形成した後、溝2の側壁部すなわち島領域
3の側壁部に熱酸化によりゲ−ト絶縁膜5を形成する。 そして、このゲ−ト絶縁膜5上にワ−ド線となるゲ−ト
電極6を形成する。その後、第1の実施例と同様にして
、ソ−スとなるn+型不純物拡散層7、絶縁膜17、第
1の蓄積電極8、第2の蓄積電極11、第1のキャパシ
タ絶縁膜9、第2のキャパシタ絶縁膜12およびプレ−
ト電極14を形成し、メモリセルの形成プロセスを終了
する。
【0018】以上のように第1および第2の実施例によ
れば、ドレインとなるn+型不純物拡散層4、ゲ−ト絶
縁膜5およびワ−ド線となるゲ−ト電極6、それに島領
域の上部に形成したソ−スとなるn+型不純物拡散層7
からなるスイッチングトランジスタは、半導体基板1に
形成した溝2内、すなわち、島領域3の側壁上に存在し
、また第1の蓄積電極8、第2の蓄積電極11、第1の
キャパシタ絶縁膜9、第2のキャパシタ絶縁膜12およ
びプレ−ト電極14からなる容量部は、半導体基板1の
一部からなる島領域3上に存在する。したがって、容量
部を構成する第1のキャパシタ絶縁膜9、第2のキャパ
シタ絶縁膜12は半導体基板1から離れた位置に存在す
る。これにより、半導体基板1中に発生したリ−ク電流
の影響を受けにくく、ソフトエラ−耐性の高い容量部を
有する半導体記憶装置を得ることができる。
れば、ドレインとなるn+型不純物拡散層4、ゲ−ト絶
縁膜5およびワ−ド線となるゲ−ト電極6、それに島領
域の上部に形成したソ−スとなるn+型不純物拡散層7
からなるスイッチングトランジスタは、半導体基板1に
形成した溝2内、すなわち、島領域3の側壁上に存在し
、また第1の蓄積電極8、第2の蓄積電極11、第1の
キャパシタ絶縁膜9、第2のキャパシタ絶縁膜12およ
びプレ−ト電極14からなる容量部は、半導体基板1の
一部からなる島領域3上に存在する。したがって、容量
部を構成する第1のキャパシタ絶縁膜9、第2のキャパ
シタ絶縁膜12は半導体基板1から離れた位置に存在す
る。これにより、半導体基板1中に発生したリ−ク電流
の影響を受けにくく、ソフトエラ−耐性の高い容量部を
有する半導体記憶装置を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明において
は、(1)1つの島領域に縦型のスイッチングトランジ
スタとポリシリコン間にはさまれた容量部よりなる1ト
タンジスタ1キャパシタ型DRAMの全ての構成要素を
形成し、2次元平面的に見て大幅なメモリセルの高密度
化を実現するとともに、(2)信号電荷の蓄積を半導体
基板上から離れたポリシリコンの蓄積電極とプレ−ト電
極にはさまれたキャパシタ絶縁膜で行うことにより、基
板に入射したα線によって誘起されるソフトエラ−に非
常に強いということや、半導体基板上の結晶欠陥に起因
するリ−クが従来に比べて少ないなどの効果を得ること
ができる。
は、(1)1つの島領域に縦型のスイッチングトランジ
スタとポリシリコン間にはさまれた容量部よりなる1ト
タンジスタ1キャパシタ型DRAMの全ての構成要素を
形成し、2次元平面的に見て大幅なメモリセルの高密度
化を実現するとともに、(2)信号電荷の蓄積を半導体
基板上から離れたポリシリコンの蓄積電極とプレ−ト電
極にはさまれたキャパシタ絶縁膜で行うことにより、基
板に入射したα線によって誘起されるソフトエラ−に非
常に強いということや、半導体基板上の結晶欠陥に起因
するリ−クが従来に比べて少ないなどの効果を得ること
ができる。
【0020】また、特に本発明の第2の実施例において
は、ビット線の材料にポリシリコン、ポリサイドおよび
メタル等の導電性膜を用いることにより、従来の不純物
拡散層のみのビット線に比べ大幅なビット線の配線抵抗
の低減を図ることができる。
は、ビット線の材料にポリシリコン、ポリサイドおよび
メタル等の導電性膜を用いることにより、従来の不純物
拡散層のみのビット線に比べ大幅なビット線の配線抵抗
の低減を図ることができる。
【図1】図1はこの発明の第1の実施例の半導体記憶装
置の構成を示す断面図である。
置の構成を示す断面図である。
【図2】図2は同実施例の半導体記憶装置の構成を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】図3はこの発明の第2の実施例の半導体記憶装
置の構成を示す断面図である。
置の構成を示す断面図である。
【図4】図4は同実施例の半導体記憶装置の構成を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】図5は従来の半導体記憶装置の構成を示す断面
図である。
図である。
1 半導体基板
2 溝
3 島領域
4 n+型の不純物拡散層(ドレイン)5 ゲ−ト
絶縁膜 6 ゲ−ト電極(ワ−ド線) 7 n+型の不純物拡散層(ソ−ス)8 第1の蓄
積電極 9 第1のキャパシタ絶縁膜 11 第2の蓄積電極 12 第2のキャパシタ絶縁膜 14 プレ−ト電極 19、23 ビット線
絶縁膜 6 ゲ−ト電極(ワ−ド線) 7 n+型の不純物拡散層(ソ−ス)8 第1の蓄
積電極 9 第1のキャパシタ絶縁膜 11 第2の蓄積電極 12 第2のキャパシタ絶縁膜 14 プレ−ト電極 19、23 ビット線
Claims (3)
- 【請求項1】 第1導伝型の半導体基板に形成した溝
と、前記溝に囲まれた前記半導体基板の一部からなる島
領域と、前記島領域の上部に形成したメモリセルのスイ
ッチングトランジスタのソ−ス部となる第2導伝型の第
1の半導体層と、前記第1の半導体層上に形成した蓄積
電極と、前記蓄積電極の表面に形成したキャパシタ絶縁
膜と、前記キャパシタ絶縁膜上に形成したプレ−ト電極
と、前記島領域の側壁部の下部に形成したメモリセルの
スイッチングトランジスタのドレイン部となる第2導電
型の第2の半導体層と、前記島領域の側壁部上に形成し
たゲ−ト絶縁膜と、前記ゲ−ト絶縁膜上に形成したワ−
ド線となるゲ−ト電極と、前記第2の半導体層に電気的
に接続したビット線とを備えた半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記ビット線が前記溝底部に形成され
た導電体膜からなることを特徴とする請求項1記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記蓄積電極が複数の蓄積電極で構成
されてなり、かつ隣接のメモリセル間でオ−バ−ラップ
することを特徴とする請求項1または2記載の半導体記
憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018596A JPH04257257A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018596A JPH04257257A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04257257A true JPH04257257A (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=11976025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3018596A Pending JPH04257257A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04257257A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100258371B1 (ko) * | 1993-12-08 | 2000-06-01 | 사와무라 시코 | 반도체 기억장치 및 그 제조방법 |
US6521937B1 (en) | 1999-09-02 | 2003-02-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Memory cell device including overlapping capacitors |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3018596A patent/JPH04257257A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100258371B1 (ko) * | 1993-12-08 | 2000-06-01 | 사와무라 시코 | 반도체 기억장치 및 그 제조방법 |
US6521937B1 (en) | 1999-09-02 | 2003-02-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Memory cell device including overlapping capacitors |
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