JPH04256856A - 自動分析装置の恒温液補充方法 - Google Patents

自動分析装置の恒温液補充方法

Info

Publication number
JPH04256856A
JPH04256856A JP3664291A JP3664291A JPH04256856A JP H04256856 A JPH04256856 A JP H04256856A JP 3664291 A JP3664291 A JP 3664291A JP 3664291 A JP3664291 A JP 3664291A JP H04256856 A JPH04256856 A JP H04256856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant temperature
sample
liquid
temperature liquid
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3664291A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimasa Kaneko
晃昌 金子
Shigeru Yoshinari
繁 吉成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3664291A priority Critical patent/JPH04256856A/ja
Publication of JPH04256856A publication Critical patent/JPH04256856A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血清等の成分分析を行
う自動分析装置におけるサンプル恒温槽内の恒温液を補
充する自動分析装置の恒温液補充方法に関する。
【0002】
【従来の技術】血清等のサンプル中の成分分析を行う場
合に自動分析装置を用いるが、これにはサンプルを希釈
し、これに試薬を供給して反応させた後、測定手段によ
り吸光度を測定して行うという方法がある。また、電解
質の場合に成分分析を行う場合は、サンプルを希釈し、
サンプル中に浸した電極を介して電位差を得ることによ
り行うという方法をとる。こうした測定方法においては
、分析精度がサンプルの温度に影響され易いため、希釈
用容器や反応用容器を一定の温度に保持する必要がある
。そこで、これらの容器は恒温槽内に位置されるように
自動分析装置のレイアウトをするのが一般的である。 またこの恒温槽内に収納する恒温用媒体には、大別して
空気と液体とがある。しかし、熱の伝達効率という点を
考慮すると、液体の方が有利であると言われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液体を恒温用
媒体として使用した場合は、液体供給用のポンプや配管
等を必要とする。さらに恒温液の減少にともなう補充の
ために、恒温液の液量をチェックするためのフロ−トス
イッチ等のセンサ−を設ける必要がある。また、恒温液
供給用のノズル、補充する恒温液の補充量を制御するポ
ンプ、電磁弁等を設けなければならない。このため、装
置が大型化してしまったり、複雑になってしまうという
不具合がある。例えば、実公昭60−20019号公報
には、タンク内の液面レベルを検出し、液面レベルに対
応する電気信号を出力する液面計が開示されているが、
これは透磁体に対して感磁性素子を配置し、フロ−トに
固着された永久磁石を透磁体に近接して設け、液面に追
従して上下動させるようにしたもので、極めて複雑な構
成となっている。
【0004】本発明は、上記不具合を解決すべく小型で
簡素な構成でありながら、恒温槽内の液量を自動的に検
知し、補充できる自動分析装置の恒温液補充方法を提供
することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために恒温槽内の恒温液中に保温可能に浸されて
いるサンプル希釈管を希釈管テ−ブルを介して移動させ
、該希釈管テ−ブルに形成された恒温液補充用孔をサン
プル希釈管が位置していたサンプル吐出用ノズルによる
吐出位置に合わせ、液面検知針が付設されるとともにサ
ンプル及びノズル洗浄液が切り換え吐出可能にされたサ
ンプル吐出用ノズルを恒温液補充用孔を介して恒温槽内
に下降させ、恒温液量を検知した後にノズル洗浄液をサ
ンプル吐出用ノズルを介して恒温槽内に吐出するように
した自動分析装置の恒温液補充方法としたものである。
【0006】
【作用】このように、サンプルカップ内のサンプル量を
検知する液面検知手段を用いて恒温槽内の恒温液量を検
知し、プロ−ブ洗浄用の液体をサンプル吐出用ノズルを
用いて補充できるようにしているので、装置の小型化、
簡素化を図れる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明していく。図1は、本発明に使用する自動分析装置
の概略図である。サンプルを吸引、吐出するプロ−ブ1
の近傍に、サンプルの液面を検知する検知針2が設けら
れている。これらプロ−ブ1、検知針2は、移動可能に
構成されたア−ム3に取りつけられており、血清等のサ
ンプルが収納されたサンプルカップ4からサンプルを微
量づつ分取し、後述する希釈管内に吐出するようになっ
ている。
【0008】プロ−ブ1は、チュ−ブ5によってシリン
ジ6、電磁弁7、ポンプ8に接続されており、さらに脱
気水9を収納する脱気水タンク10へと導かれている。 なお、脱気水9はプロ−ブ1内部を洗浄してサンプル分
注精度を向上させるとともに、プロ−ブ1先端を洗浄し
て適正なサンプル分注を行えるようにするために用いら
れる。一方、プロ−ブ1の移動方向には恒温槽11が配
設されており、内部に前記脱気水と同成分の恒温液12
が収納されている。この恒温槽11には、ヒ−タ13と
サ−ミスタ14が設けられて、一定温度に保持されるよ
うになっている。また、上部にオ−バ−フロ−孔15が
形成され水位を一定に保持するようになっている。
【0009】恒温槽11には、希釈管テ−ブル16に保
持された複数個の希釈管17が配設されており、希釈管
17の下部は恒温液12中に浸るとともに、希釈管テ−
ブル16を介して水平方向に回転移動できるように構成
されている。 希釈管17の上方には、希釈液ノズル18が配設されて
いる。プロ−ブ1がサンプルカップ4に対向している位
置から恒温槽11に移動していく途中には、プロ−ブ洗
浄槽19が設けられている。図1は、希釈管17の一つ
に吸引ノズル20が挿入され、希釈液を吸引している状
態を示している。図2は希釈管テ−ブル16の平面図で
あり、3個の希釈管17が放射状に配設され、また後述
する恒温液補充用孔21が希釈管17の間に形成されて
いる構成を示している。
【0010】次に上記の自動分析装置によって測定を行
うための動作を説明すると、先ずサンプルカップ4内に
プロ−ブ1と検知針2をア−ム3を介して降下させ、シ
リンジ6の駆動によってサンプルを吸引する。サンプル
を吸引した後、ア−ム3を上昇させ、さらに恒温槽11
方向に水平移動させる。そして、恒温槽11内の希釈管
17位置にまでプロ−ブ1を移動させて、プロ−ブ1内
のサンプルを希釈管17内に定量吐出するのである。そ
の後、希釈管17に希釈液ノズル18を介して希釈液を
添加して、サンプルを所定の倍率に希釈する。
【0011】希釈管17の下部は恒温液12に浸った状
態であり、希釈管17は希釈管テ−ブル16の回転動に
よって図2に示すaのサンプル吐出位置からbの攪拌位
置に移動され、ここでサンプルと希釈液とが攪拌される
。攪拌後、希釈管テ−ブル16はさらに回転動され、希
釈管17は吸引位置cに移動され、ここで吸引ノズル2
0によって希釈サンプルが吸引され図示していない測定
部へ移送されるのである。
【0012】こうして、希釈サンプルが測定部で測定さ
れるまでの間、希釈管17は希釈サンプルを収納した状
態で恒温液12の中にあるので、希釈サンプルは一定の
温度を保持した状態で測定されることが可能となる。測
定のために希釈サンプルを吐出した後は、プロ−ブ1は
ア−ム3を介してプロ−ブ洗浄槽19の位置に移動され
る。ここで電磁弁7を開いてポンプ8で加圧された脱気
水を供給することによりプロ−ブ1を洗浄し、次のプロ
−ブ1使用に備える。以上の動作を繰り返すことにより
、サンプルの成分分析が行なわれるのである。
【0013】こうした成分分析を行っているうちに、恒
温槽11内の恒温液12の量が蒸発等により減少するが
、恒温液の補充動作について説明する。先ず、希釈管テ
−ブル16を回転動させ、恒温液補充用孔21をプロ−
ブ1のサンプル吐出位置aに位置させる。次に、ア−ム
3を介してプロ−ブ1と液面検知針2とを恒温槽11方
向へ移動させ、それらを恒温液補充用孔21の上に位置
させ、恒温液方向へ所定量だけ下降させる。そして、液
面検知針2が恒温液12に接触すれば、所定量有ると判
断し、接触しなければ恒温液12は蒸発等により減少し
ていると判断する。
【0014】恒温液12が減少していると判断した場合
は、電磁弁6を開きポンプ8で加圧された脱気水9をプ
ロ−ブ1を介して脱気水タンク10から恒温槽11内に
供給して補充をするのである。このようにして恒温液1
2を補充することができるので、恒温液専用の配管流路
、ポンプ、液量検知センサを設ける必要がない。したが
って、自動分析装置の小型化、簡素化を図れる。
【0015】本発明は、以上の実施例に限定されるもの
ではなく、幾多の変形、変更が可能である。例えば、上
記の実施例では希釈管テ−ブル16に恒温液補充用孔2
1を形成して、ここから恒温液12の検知手段を降下さ
せて液面の検知を行っているが、検知手段を降下させる
位置はここに限定されるものではないとともに、検知方
式も液面への接触によらない他の方式を用いてもよい。 また、恒温液12を補充した後、所定時間が経過しても
検知針が液面に接触せず恒温液12が満たされている旨
の信号が出力されない場合、恒温槽11に損傷があり漏
出している等の警報を発するようにするとともに、ヒ−
タ13の電源を切る等の加熱防止手段を設けてもよい。 このように構成することにより装置の安全性の向上を図
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によればサンプル
の液面検知のみに使用していた恒温液の液面検知手段に
より、恒温液量を検知するようにし、さらにプロ−ブの
洗浄のみに使用していた脱気水吐出機構により、恒温液
の補充を行うようにしたので、恒温液の液量検知センサ
、恒温液補充用ノズル、電磁弁等を設ける必要がなくな
り、装置の小型化、簡素化を図れることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置全体の概略図である。
【図2】希釈管を備えた希釈管テ−ブルの平面図である
【符号の説明】
1  プロ−ブ 2  検知針 3  ア−ム 4  サンプルカップ 6  シリンジ 7  電磁弁 8  ポンプ 9  脱気水 11  恒温槽 12  恒温液 16  希釈管テ−ブル 17  希釈管 21  恒温液補充用孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  恒温槽内の恒温液中に保温可能に浸さ
    れているサンプル希釈管を希釈管テ−ブルを介して移動
    させ、該希釈管テ−ブルに形成された恒温液補充用孔を
    サンプル希釈管が位置していたサンプル吐出用ノズルに
    よる吐出位置に合わせ、液面検知針が付設されるととも
    にサンプル及びノズル洗浄液が切り換え吐出可能にされ
    たサンプル吐出用ノズルを恒温液補充用孔を介して恒温
    槽内に下降させ、恒温液量を検知した後にノズル洗浄液
    をサンプル吐出用ノズルを介して恒温槽内に吐出するよ
    うにしたことを特徴とする自動分析装置の恒温液補充方
    法。
JP3664291A 1991-02-07 1991-02-07 自動分析装置の恒温液補充方法 Withdrawn JPH04256856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3664291A JPH04256856A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 自動分析装置の恒温液補充方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3664291A JPH04256856A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 自動分析装置の恒温液補充方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04256856A true JPH04256856A (ja) 1992-09-11

Family

ID=12475503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3664291A Withdrawn JPH04256856A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 自動分析装置の恒温液補充方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04256856A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2293083B1 (en) Automatic analyzer
US4526046A (en) Method and apparatus for transferring a liquid sample
JPS62218818A (ja) 自動化学分析装置
JP2007114192A (ja) 液面検知装置
FI85190C (fi) Avkaennare foer vaetskenivaon avsedd foer anvaendning i en automatisk anordning foer framstaellning av immunologiska doseringar.
CN110869769B (zh) 试验套件、试验方法、分注装置
JPWO2017145672A1 (ja) 自動分析装置および洗浄方法
JP5583337B2 (ja) 自動分析装置及びその分注方法
JP6368536B2 (ja) 自動分析装置および分析方法
JP6126387B2 (ja) 二重管構造試料吸引ノズルを備えた電解質分析装置
JPS63109373A (ja) サンプリング方法及びその装置
JP3670503B2 (ja) 分注装置
US7439076B1 (en) Liquid dispensing method and device
JP2011106828A (ja) 分注装置、自動分析装置及び分注方法
JP3120180U (ja) 自動分析装置
JPH04256856A (ja) 自動分析装置の恒温液補充方法
JP3173919B2 (ja) 微量液体混合装置および溶液濃度分析方法並びに装置
JP6355960B2 (ja) 臨床検査装置及び容器の洗浄方法
JPH028746A (ja) 分析装置
JP4178122B2 (ja) 分注装置及びそれを備えた自動分析装置
JP5372646B2 (ja) 自動分析装置
JP7309467B2 (ja) 自動分析装置
WO2010150502A1 (ja) 自動分析装置
EP4187254A1 (en) Leakage test
JPS63195572A (ja) 分注装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514