JPH04256385A - 直線偏光ガスレーザ管 - Google Patents

直線偏光ガスレーザ管

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Publication number
JPH04256385A
JPH04256385A JP1804891A JP1804891A JPH04256385A JP H04256385 A JPH04256385 A JP H04256385A JP 1804891 A JP1804891 A JP 1804891A JP 1804891 A JP1804891 A JP 1804891A JP H04256385 A JPH04256385 A JP H04256385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face plate
glass face
protrusions
laser tube
shaped member
Prior art date
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Pending
Application number
JP1804891A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Umemoto
梅本 信一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1804891A priority Critical patent/JPH04256385A/ja
Publication of JPH04256385A publication Critical patent/JPH04256385A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直線偏光ガスレーザ管に
関する。
【0002】
【従来の技術】直線偏光ガスレーザ管は学術研究用や、
産業用の用途ばかりでなく近年、POS等の量産品の光
源として大量の需要が見込まれている。POS等の光源
として使用される直線偏光レーザ管は内部ミラー形と呼
ばれるレーザ管と共振器を構成するミラーが一体構造と
なったものが一般的に使用されている。直線偏光レーザ
管は、直線偏光を得るために、レーザ管の内部のレーザ
細管延長上にガラス面板を挿入する必要があり、特に内
部ミラー型のレーザ管ではレーザ管内部でガラス面板を
保持するため、保持方法や製造方法によって発生する歪
によりガラス面板の光学的性質に悪影響を及ぼす傾向が
あった。
【0003】ブリュースタ角を有する様に傾斜をつけて
設置された従来のガラス面板の設置構造例を図4及び図
5に示す。図4及び図5はレーザ管管端部のうちガラス
面板を有する側を示した図である。
【0004】図4の例は外囲器101の端部をブリュー
スタ角に傾斜させ、ガラス面板102を傾斜面に接着さ
せてブリュースタ窓としている。更にガラス面板102
にブリュースタ角に傾斜した端面を有する管103を接
着させる。管103の反対側にミラー104を垂直に配
設した構造となっている。
【0005】図5は金属封入皿105を有するレーザ管
の例である。ガラス面板102は金属封入皿105に内
接し、一端をブリュースタ角に傾斜させた一対の支持体
106A,106Bによって保持される。支持体106
A,106Bは封入皿105と比べ熱膨張率の低い材料
を用いており高温下で組み立てることにより、封入皿1
05と支持体106A,106Bの収縮差による熱応力
によりガラス面板102を保持する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4の例では、ガラス
面板を接着させる両端面をブリュースタ角に傾斜させる
ため、製作が困難であり、製作費用も高くなる。また接
合部の気密性を保つのが困難であり、ガラス面板に歪が
残るなど問題があった。図5の例では、支持体により押
えつけられることにより、ガラス面板に歪が発生すると
、また外部からの衝撃によりガラス面板が移動するため
レーザ出力が変動する欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は耐衝撃性や耐応
力性,経済性に優れ、光学的特性を損うことなくガラス
面板を確実に保持する構造を備えていることを特徴とす
る。すなわち、本発明の直線偏光ガスレーザ管は4ケ所
の突起を有する一対のコの字型部材と、金属板の突起を
4ケ所有する1個のコの字型部材とガラス面板を有し、
この一対のコの字型部材の間にガラス面板と金属板より
成る突起を有する別のコの字型部材を挿入することによ
り、ガラス面板の面に対して水平方向の動きを前記一対
のコの字型部材の突起で抑制し、面に対して垂直方向の
動きを金属板より成る突起を有するコの字型部材の金属
板のバネによりガラス面板を押えることにより、ガラス
面板を傾斜させて保持することを特徴としている。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照しながら説明
する。図1は本発明の一実施例を示す内部ミラー型の直
線偏光ガスレーザ管の断面図である。このガスレーザ管
は外囲器4,レーザ細管6,レーザ細管の中心軸上の両
端部に低融点ガラス3により固定・設置された一対のミ
ラー2、外囲器4の内側壁面に沿って設置された陰極5
、陽極8及びガラス面板1により構成されている。前記
陰極5と陽極8の間に直流高圧を印加することにより、
レーザ細管内に放電を起こし、レーザ媒質を励起してレ
ーザ光を発生させる。レーザ管の両端部に設置されたミ
ラー2はレーザ細管6の中心軸を通して光共振器を構成
しており、前記放電により発生したレーザ光を共振させ
ることにより、レーザ発振が得られる。直線偏光の出力
を得るためにレーザ細管6の中心軸上にガラス面板1を
挿入している。ガラス面板1はコの字型部材10,11
,12により斜めに保持されている。
【0009】図2は図1のガラス面板1の保持部分の分
解図である。ガスレーザ管の外囲器4の左端部に接合さ
れた封入皿9内面の支持体台座14にコの字型部材10
が溶接され、さらに突起18を持つコの字型部材11を
コの字型部材10内に挿入・溶接する。ガラス面板1は
コの字型部材10の突起15の間のくぼみに入るように
また、コの字型部材11の4ケ所の突起18と接する様
に挿入される。コの字型部材12は突起19とコの字型
部材10の突起15が更にガラス面板押え17とガラス
面板1が接する様に挿入される。支持体台座14及びコ
の字型部材10,11,12にはそれぞれレーザ細管6
の中心軸上にレーザ透過光13が開けてある。
【0010】図3は図1のレーザ管左端部の拡大図であ
る。コの字型部材10と12は突起15と19で直接接
している。ガラス面板1はコの字型部材10,12の突
起15及びガラス面板押え16にそれぞれ囲まれており
、ガラス面板の水平方向の動きは抑制される。更に、コ
の字型部材12のガラス面板押え17でガラス面板表面
と接している。裏面についてはコの字型部材11の突起
18と接しており、これにより面板方向と垂直方向の動
きは抑制される。
【0011】本発明によればコの字型部材11,12は
直接接しているため、外部からの応力によってガラス面
板に歪が入ることを抑制できる。またガラス面板はコの
字型部材10,12の突起15、ガラス面板押え16に
より面板表面に対し水平方向の動きは抑制されているた
め、コの字型部材11の突起18はガラス面板1をガラ
ス面板押え17に押しつけるだけの弾性力を持たせるこ
とにより、ガラス面板を押えることによるガラス面板へ
の歪の発生を最小限に抑えることが可能である。本発明
における面板保持構造についてガラス面板の支持体であ
るコの字型部材10,11,12の形状は開放面の方向
が変わっていても良い。更に面板保持方法が機能として
同じであれば支持体の形状はコの字型の板材に限らず円
柱型の部材や四角柱の部材を加工したものであっても同
様の効果が得られる。またガラス面板の形状についても
矩形に限らず円型,楕円であっても同様の効果が得られ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば一対のコの字型部材を直
接組み合せ、間にガラス面板を挿入し、金属板をつけた
部材でカラス面板を押えつけることにより、外部からの
応力によりガラス面板に歪が生じるのを防ぐと共に歪の
発生を小さくしてガラス面板を保持することができ、ガ
ラス面板の光学的特性を損うことなく保持できる効果が
ある。更にコの字型部材の突起によりガラス面板を固定
することにより、ガラス面板の耐衝撃性を光学的特性を
損うことなく得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す内部ミラー型の直線偏光
ガスレーザ管の断面図。
【図2】図1の左端にあたるガラス面板保持部の分解図
【図3】図1の左端部の部分断面図
【図4】従来例を示すレーザ管左端部の部分断面図。
【図5】従来例のガラス面板近傍の断面図。
【符号の説明】
1    ガラス面板 2    ミラー 3    低融点ガラス 4    外囲器 5    陰極 6    レーザ細管 8    陽極 9    封入皿 10    コの字型部材 11    コの字型部材 12    コの字型部材 13    通過孔 14    支持体台座 15    突起 16    ガラス面板押え 17    ガラス面板押え 19    突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  対向する一対のミラーの間に外囲器を
    備え、外囲器内に、レーザ細管と、陰極と、陽極と、支
    持体により傾斜・保持されたガラス面板とを少くとも備
    えた直線偏光ガスレーザ管において、前記支持体はレー
    ザ光を透過させる透過孔を有する3個の部材より構成さ
    れ、前記3個の部材のうち第1の部材がレーザ光を妨げ
    ず第2の部材と接触する位置に4個の突起を有し、第2
    の部材はレーザ光を妨げず第1の部材と接触する位置に
    4個の突起とガラス面板と接触する位置に2個の突起を
    有し、第3の部材はガラス面板と接触する位置に4個の
    金属板の突起を有し、かつ、第1の部材と第2の部材を
    4個の突起で接触させ、第1と第2の部材の間にはガラ
    ス面板が第2の部材の前記2個の突起と接触し、かつ、
    第3の部材を第1の部材の通過光が重なり、ガラス面板
    と前記4個の金属の突起が接触するように配置したこと
    を特徴とする直線偏光ガスレーザ管。
JP1804891A 1991-02-08 1991-02-08 直線偏光ガスレーザ管 Pending JPH04256385A (ja)

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JP1804891A JPH04256385A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 直線偏光ガスレーザ管

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JPH04256385A true JPH04256385A (ja) 1992-09-11

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