JPH0425635Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425635Y2 JPH0425635Y2 JP1984131097U JP13109784U JPH0425635Y2 JP H0425635 Y2 JPH0425635 Y2 JP H0425635Y2 JP 1984131097 U JP1984131097 U JP 1984131097U JP 13109784 U JP13109784 U JP 13109784U JP H0425635 Y2 JPH0425635 Y2 JP H0425635Y2
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- JP
- Japan
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- particle
- collection
- cylinder chamber
- particles
- aerosol
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- Expired
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 41
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000013618 particulate matter Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000000921 elemental analysis Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- -1 that is Substances 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、気体中に浮遊する粒子状物質を、
その粒径分布に応じて実時間別に採取する装置に
関するものである。
その粒径分布に応じて実時間別に採取する装置に
関するものである。
従来用いられている粒子状物質の粒径分布測定
装置は、粒子の粒径別の散乱光を利用した光検出
方式や粒子の慣性力を利用した慣性衝突方式が一
般的であるが、前者の構造上粒子を補集材に補集
して測定するものでないから粒径別の元素分析に
供することができず、また後者は粒子を噴出口か
ら衝突阪上に吹きつけて補集するために、一度補
集された粒子が再び飛散する現象が生じて連結測
定が不可能であり、分析に必要な量の粒子試料を
得ることが困難となる不利があつた。
装置は、粒子の粒径別の散乱光を利用した光検出
方式や粒子の慣性力を利用した慣性衝突方式が一
般的であるが、前者の構造上粒子を補集材に補集
して測定するものでないから粒径別の元素分析に
供することができず、また後者は粒子を噴出口か
ら衝突阪上に吹きつけて補集するために、一度補
集された粒子が再び飛散する現象が生じて連結測
定が不可能であり、分析に必要な量の粒子試料を
得ることが困難となる不利があつた。
これに対し、この考案は、吸引されたエーロゾ
ルを上下直列に設けられ下段に行くほど小径とし
た噴出ノズルから順次噴出させるとともに、各噴
出ノズルの直下に同じく下段のものほど小径とし
た粒子採取管を設けた各別に採取し、それぞれ粒
径、流量を測定することにより従来の欠点を除去
したものである。
ルを上下直列に設けられ下段に行くほど小径とし
た噴出ノズルから順次噴出させるとともに、各噴
出ノズルの直下に同じく下段のものほど小径とし
た粒子採取管を設けた各別に採取し、それぞれ粒
径、流量を測定することにより従来の欠点を除去
したものである。
この考案の実施例を図面について説明すると、
第1図において、1は筒室であつて、数個の筒体
2……を積み重ねて形成され上端には粒子状物質
を含む気体、つまりエーロゾルを導入すべきエー
ロゾル導入口3、下端には吸引ポンプに接続して
吸引口4が内部にバツクアツプフイルター5を介
在させて設けられている。また筒体2……には中
心に噴出孔を有する漏斗状の噴出ノズル6ならび
に一端を上方に向けて上記噴出孔の下方に対向す
る粒子採取管7が各設けられ、これら噴出ノズル
6……、粒子採取管7……は下段のものほどその
口径を小さく形成されている。そして各粒子採取
管7……の他端は、筒室1の外部に引き出されて
いる。
第1図において、1は筒室であつて、数個の筒体
2……を積み重ねて形成され上端には粒子状物質
を含む気体、つまりエーロゾルを導入すべきエー
ロゾル導入口3、下端には吸引ポンプに接続して
吸引口4が内部にバツクアツプフイルター5を介
在させて設けられている。また筒体2……には中
心に噴出孔を有する漏斗状の噴出ノズル6ならび
に一端を上方に向けて上記噴出孔の下方に対向す
る粒子採取管7が各設けられ、これら噴出ノズル
6……、粒子採取管7……は下段のものほどその
口径を小さく形成されている。そして各粒子採取
管7……の他端は、筒室1の外部に引き出されて
いる。
これら粒子採取管7の他端には第2図のよう
に、これらにわたつて一連の濾紙やフイルムより
なる補集材8が接しており、巻取機構9を介して
一定時間ごとに連続的又は間欠巻取されるように
なつている。なお、10は補集材ホルダー着脱装
置、11は吸引流量制御装置である。
に、これらにわたつて一連の濾紙やフイルムより
なる補集材8が接しており、巻取機構9を介して
一定時間ごとに連続的又は間欠巻取されるように
なつている。なお、10は補集材ホルダー着脱装
置、11は吸引流量制御装置である。
この考案は上記の構造により、エーロゾルを吸
引ポンプを介して吸引口4から吸引することによ
り、エーロゾル導入口3から筒室1内に入つたエ
ーロゾル流れは各別に吸引ポンプを介して吸引さ
れる粒子採取管7……に吸引され、各補集材8…
…に補集される。またこの粒子採取管7……に吸
入されなかつた大部分の流れは、外側方に拡がつ
て、下方に位置する次の噴出ノズル6に入り、こ
れを順次くり返し、バツクアツプフイルター5を
経て、最も微細な粒子がこの部分に分離補集され
る。つまり、各噴出ノズル6……から下方に向つ
て噴出すエーロゾルは、その大部分は外側方に広
がつて筒体2……内周面に向うが、慣性力の大き
い粒子すなわち大きな粒子のみは直進して直下の
粒子採取管7……に吸引されるのであり、この場
合、前記したように各噴出ノズル6……、各粒子
採取管7……は下段のものほど口径が小さく形成
されているから、各段の噴出量は下方のものほど
少いとともに、これに対応して各粒子採取管7…
…に補集される量も下方のものほど少くなるよう
に作られている。こうして、各粒子採取管7……
に補集されなかつた大部分の小さな粒子は流れに
同伴して順次下段に送られ、バツクアツプフイル
ター5に至るのである。
引ポンプを介して吸引口4から吸引することによ
り、エーロゾル導入口3から筒室1内に入つたエ
ーロゾル流れは各別に吸引ポンプを介して吸引さ
れる粒子採取管7……に吸引され、各補集材8…
…に補集される。またこの粒子採取管7……に吸
入されなかつた大部分の流れは、外側方に拡がつ
て、下方に位置する次の噴出ノズル6に入り、こ
れを順次くり返し、バツクアツプフイルター5を
経て、最も微細な粒子がこの部分に分離補集され
る。つまり、各噴出ノズル6……から下方に向つ
て噴出すエーロゾルは、その大部分は外側方に広
がつて筒体2……内周面に向うが、慣性力の大き
い粒子すなわち大きな粒子のみは直進して直下の
粒子採取管7……に吸引されるのであり、この場
合、前記したように各噴出ノズル6……、各粒子
採取管7……は下段のものほど口径が小さく形成
されているから、各段の噴出量は下方のものほど
少いとともに、これに対応して各粒子採取管7…
…に補集される量も下方のものほど少くなるよう
に作られている。こうして、各粒子採取管7……
に補集されなかつた大部分の小さな粒子は流れに
同伴して順次下段に送られ、バツクアツプフイル
ター5に至るのである。
各粒子採取管7……により筒室1外に取り出さ
れたエーロゾルは、巻取機構9を介して数段に並
列された連続又は間欠移行する補集材8……に各
補集される。
れたエーロゾルは、巻取機構9を介して数段に並
列された連続又は間欠移行する補集材8……に各
補集される。
こうして、導入されたエーロゾル流れは、各粒
子採取管7……により各別に補集され、それぞれ
粒径、および流量を測定することができる。
子採取管7……により各別に補集され、それぞれ
粒径、および流量を測定することができる。
以上のように、この考案においては前記従来の
ものに比べて、粒子の再飛散や壁面損失等の問題
がなく、より制度の高い粒径別の元素分析を行う
ことができる。
ものに比べて、粒子の再飛散や壁面損失等の問題
がなく、より制度の高い粒径別の元素分析を行う
ことができる。
次に、第3図に示す実施例においては、上記補
集材8に対する粒子の吸着を促進するため粒子採
取管7……のそれぞれ補集材8に開口する部分に
高電圧を印加する放電極12、補集材8の背面に
補集電極13を設けて周知の静電補集を行うよう
にした例を示す。
集材8に対する粒子の吸着を促進するため粒子採
取管7……のそれぞれ補集材8に開口する部分に
高電圧を印加する放電極12、補集材8の背面に
補集電極13を設けて周知の静電補集を行うよう
にした例を示す。
さらに、この考案は上記のように粒子状物質の
実時間粒径別サンプラーとして用いるほか、第4
図のように粒子採取管7……の他端に高電圧を印
加する放電極12、これと対向する補集電極とし
て水晶発振子14を設けることにより粒径解析計
として使用することができる。すなわち、水晶発
振子14……は、その電極表面に静電補集された
粒子の質量に応じて発振周波数が減少するから、
これを利用して粒子質量を測定することもでき
る。
実時間粒径別サンプラーとして用いるほか、第4
図のように粒子採取管7……の他端に高電圧を印
加する放電極12、これと対向する補集電極とし
て水晶発振子14を設けることにより粒径解析計
として使用することができる。すなわち、水晶発
振子14……は、その電極表面に静電補集された
粒子の質量に応じて発振周波数が減少するから、
これを利用して粒子質量を測定することもでき
る。
以上のように、この考案は構造簡単で効率的で
ある。
ある。
第1図は筒室の側面断面図、第2図は側面全体
図、第3図は各粒子採取管の他端に静電補集装置
を設けた要部の正面断面図、第4図は同じく水晶
発振子を設けた要部の正面断面図である。 1……筒室、2……筒体、3……エーロゾル導
入口、4……吸引口、6……噴出ノズル、7……
粒子採取管、8……補集材、9……巻取機構、1
2……放電極、13……補集電極、14……水晶
発振子。
図、第3図は各粒子採取管の他端に静電補集装置
を設けた要部の正面断面図、第4図は同じく水晶
発振子を設けた要部の正面断面図である。 1……筒室、2……筒体、3……エーロゾル導
入口、4……吸引口、6……噴出ノズル、7……
粒子採取管、8……補集材、9……巻取機構、1
2……放電極、13……補集電極、14……水晶
発振子。
Claims (1)
- 上端にエーロゾル導入口3、下端に同吸引口4
を有する筒室1内に、内部を数段に区画してそれ
ぞれ中心の噴出孔を有する漏斗状の噴出ノズル6
……ならびにその下端に位置して上端を噴出口に
近接して対向する粒子採取管7……を、それぞれ
口径を下段のものほど小さくして配設し、かつ粒
子採取管7……の他端を筒室1外の吸引ポンプに
接続し、さらにこれら流路にわたり、巻取機構9
を介して一側方に連続又は間欠移動する一連の補
集材8を介在させてなるダストサンプラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13109784U JPS6146444U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ダストサンプラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13109784U JPS6146444U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ダストサンプラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6146444U JPS6146444U (ja) | 1986-03-28 |
JPH0425635Y2 true JPH0425635Y2 (ja) | 1992-06-19 |
Family
ID=30689689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13109784U Granted JPS6146444U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ダストサンプラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146444U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040038385A1 (en) * | 2002-08-26 | 2004-02-26 | Langlois Richard G. | System for autonomous monitoring of bioagents |
JP4058624B2 (ja) * | 2002-11-28 | 2008-03-12 | 株式会社島津製作所 | 大気中の浮遊粒子状物質の捕集・測定装置 |
EP2399115B1 (en) * | 2009-02-18 | 2016-01-06 | Battelle Memorial Institute | Small area electrostatic aerosol collector |
EP3538868A4 (en) * | 2016-11-09 | 2020-09-30 | The Board of Trustees of the University of Illinois | MICRO-MANUFACTURED FRACTIONER FOR MONITORING PARTICULAR MATERIAL |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725778A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-10 | Hitachi Ltd | Driver of cathode ray tube |
JPS5898117A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Agency Of Ind Science & Technol | ミストの分級捕集装置 |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP13109784U patent/JPS6146444U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725778A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-10 | Hitachi Ltd | Driver of cathode ray tube |
JPS5898117A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Agency Of Ind Science & Technol | ミストの分級捕集装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6146444U (ja) | 1986-03-28 |
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