JPH0424432Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424432Y2 JPH0424432Y2 JP1984131096U JP13109684U JPH0424432Y2 JP H0424432 Y2 JPH0424432 Y2 JP H0424432Y2 JP 1984131096 U JP1984131096 U JP 1984131096U JP 13109684 U JP13109684 U JP 13109684U JP H0424432 Y2 JPH0424432 Y2 JP H0424432Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- horizontal
- particle size
- collection
- hoppers
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims 1
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、気体中に浮遊する粒子状物質を、
その粒径分布に応じて実時間で採取する装置に関
するものである。
その粒径分布に応じて実時間で採取する装置に関
するものである。
気体中を浮遊する粒子状物質（以下、単にエー
ロゾルと呼ぶ）の測定に用いられる装置には、静
電作用を利用したものとして、従来から静電式粒
径分布測定装置や、水晶発振式濃度測定装置が知
られている。
ロゾルと呼ぶ）の測定に用いられる装置には、静
電作用を利用したものとして、従来から静電式粒
径分布測定装置や、水晶発振式濃度測定装置が知
られている。
この場合、上記の静電式粒径分布測定装置は、
真空ポンプにより気体中のエーロゾルを吸引し、
荷電部でコロナ放電により粒子に正の電荷を与
え、それを同心円状のそれぞれの粒径に対応した
負の極性を有する電圧を印加した環状の捕集管を
通過させて電流検出用フイルターに捕集する構造
であるから特殊の捕集管を要する不利がある。ま
た水晶発振式濃度測定装置は、同じく粒子に正の
電荷を与え、これを固有共振周波数で発振してい
る水晶発振子からなるセンサーの表面に付着した
粒子の全質量に比例して減少する特性を利用した
ものであるが、この装置だけでは粒子の粒径分布
の測定はできない。
真空ポンプにより気体中のエーロゾルを吸引し、
荷電部でコロナ放電により粒子に正の電荷を与
え、それを同心円状のそれぞれの粒径に対応した
負の極性を有する電圧を印加した環状の捕集管を
通過させて電流検出用フイルターに捕集する構造
であるから特殊の捕集管を要する不利がある。ま
た水晶発振式濃度測定装置は、同じく粒子に正の
電荷を与え、これを固有共振周波数で発振してい
る水晶発振子からなるセンサーの表面に付着した
粒子の全質量に比例して減少する特性を利用した
ものであるが、この装置だけでは粒子の粒径分布
の測定はできない。
これに対し、この考案は風ひ（簸）作用を介し
て粒子を粒度別に静電付着させて採取し、その粒
径分布を電気的に測定できるようにしたものであ
つて、この考案の上記を第１図および第２図につ
いて説明すると、全体は、横筒１の前端に立筒２
を連ねた側面Ｌ状の中空箱として作られており、
立筒２部分の上単にエーロゾル導入口３、同じく
中間には前後面から立筒内中心に向い先端を相互
に近接された傾斜筒状のシースエアー吹込口４，
４、ならびに前後から傾斜板で内部を狭さくして
スリツト部分５が設けられている。また横筒１
は、下面後端に流量計を介して吸引ポンプに通ず
る吸引口６を有するとともに、この横筒１の底板
上方には横筒内を前後方向に区画して多数のホツ
パー７…が設けられており、これらホツパー７…
内には第１図には示されていないが、実際には第
２図に明らかなように放電極８が高電圧放電線９
に接続して各設けられている。さらに横筒１内に
はホツパー７…の下方に捕集電極１０ならびに、
その上方に巻取機構を介して連続的又は間欠以行
するロール状の濾紙や薄膜（フイルム）からなる
捕集材１１が各列設されている。
て粒子を粒度別に静電付着させて採取し、その粒
径分布を電気的に測定できるようにしたものであ
つて、この考案の上記を第１図および第２図につ
いて説明すると、全体は、横筒１の前端に立筒２
を連ねた側面Ｌ状の中空箱として作られており、
立筒２部分の上単にエーロゾル導入口３、同じく
中間には前後面から立筒内中心に向い先端を相互
に近接された傾斜筒状のシースエアー吹込口４，
４、ならびに前後から傾斜板で内部を狭さくして
スリツト部分５が設けられている。また横筒１
は、下面後端に流量計を介して吸引ポンプに通ず
る吸引口６を有するとともに、この横筒１の底板
上方には横筒内を前後方向に区画して多数のホツ
パー７…が設けられており、これらホツパー７…
内には第１図には示されていないが、実際には第
２図に明らかなように放電極８が高電圧放電線９
に接続して各設けられている。さらに横筒１内に
はホツパー７…の下方に捕集電極１０ならびに、
その上方に巻取機構を介して連続的又は間欠以行
するロール状の濾紙や薄膜（フイルム）からなる
捕集材１１が各列設されている。
この考案は上記の構造であつて、シースエアー
吹込口４，４から清浄空気を送入するとともに吸
引口６を介してエーロゾル導入口３から所要のエ
ーロゾル流れを吸引させると、このエーロゾル流
れはシースエアー吹込口４，４により前後面から
清浄空気で挟まれた形となつて、スリツト部分５
から広幅の薄層となつて噴出し、粒子の慣性力の
作用により粗大な粒子はスリツト部分５の直下に
近いホツパー７内に、また微細な粒子は遠いホツ
パー７内に落下し風ひが行われる。そして第２図
に示すように各ホツパー７…内の放電電極８およ
び補集材１１下方の補集電極１０を介して静電捕
集が行われ、こうして捕集試料を捕集材１１上に
連続的に採取し、これを化学分析に供することに
より、粒径別の元素組成の時間別の変化を求める
ことができる。
吹込口４，４から清浄空気を送入するとともに吸
引口６を介してエーロゾル導入口３から所要のエ
ーロゾル流れを吸引させると、このエーロゾル流
れはシースエアー吹込口４，４により前後面から
清浄空気で挟まれた形となつて、スリツト部分５
から広幅の薄層となつて噴出し、粒子の慣性力の
作用により粗大な粒子はスリツト部分５の直下に
近いホツパー７内に、また微細な粒子は遠いホツ
パー７内に落下し風ひが行われる。そして第２図
に示すように各ホツパー７…内の放電電極８およ
び補集材１１下方の補集電極１０を介して静電捕
集が行われ、こうして捕集試料を捕集材１１上に
連続的に採取し、これを化学分析に供することに
より、粒径別の元素組成の時間別の変化を求める
ことができる。
なお、この考案は、第２図に示した前記捕集電
極１０を第３図のように水晶発振子１３に置き換
え、これを捕集電極として使用することにより粒
径解析計として使用することもできる。すなわ
ち、水晶発振子１３を周波数検出器に接続して設
けるとともに、吸引口６に連なる流量計１２を介
して各ホツパー７…からの吸引ガス流量を一定化
させることにより周波数変化量を知り、各粒径区
分ごとの質量濃度を求めることができる。
極１０を第３図のように水晶発振子１３に置き換
え、これを捕集電極として使用することにより粒
径解析計として使用することもできる。すなわ
ち、水晶発振子１３を周波数検出器に接続して設
けるとともに、吸引口６に連なる流量計１２を介
して各ホツパー７…からの吸引ガス流量を一定化
させることにより周波数変化量を知り、各粒径区
分ごとの質量濃度を求めることができる。
この考案は、以上のように簡単な構造すなわち
風ひ作用を介して粒子を粒度別に静電付着させて
採取し、これを通常の補集電極１０…を介してそ
れぞれ捕集材１１…上に粒径別、時間別に捕集で
きるものであり、さらに捕集電極１０を水晶発振
子１３に置き換えるだけで粒径解析計として使用
することもできる利点を有している。
風ひ作用を介して粒子を粒度別に静電付着させて
採取し、これを通常の補集電極１０…を介してそ
れぞれ捕集材１１…上に粒径別、時間別に捕集で
きるものであり、さらに捕集電極１０を水晶発振
子１３に置き換えるだけで粒径解析計として使用
することもできる利点を有している。
第１図は側面断面図、第２図は要部の正面断面
図、第３図は粒径解析計として用いた場合の要部
の正面断面図である。 １……横筒、２……立筒、３……エーロゾル導
入口、４……シースエアー吹込口、５……スリツ
ト部分、６……吸引口、７……ホツパー、８……
放電極、１０……捕集電極、１１……捕集材、１
２……流量計、１３……水晶発振子。
図、第３図は粒径解析計として用いた場合の要部
の正面断面図である。 １……横筒、２……立筒、３……エーロゾル導
入口、４……シースエアー吹込口、５……スリツ
ト部分、６……吸引口、７……ホツパー、８……
放電極、１０……捕集電極、１１……捕集材、１
２……流量計、１３……水晶発振子。
Claims (1)
- 横筒１の前端に立筒２を連ねた側面Ｌ状の中空
箱であつて、立筒２の上端にエーロゾル導入口
３、同じく中間に前後面から内部に向つて傾斜下
降する一組のシースエアー吹込口４，４、ならび
に前後内面に傾斜板を下方に向つて互いに間隔が
狭まるように垂設したスリツト部分５、また横筒
１の後端下面には吸引ポンプに通ずる吸引口６を
各設け、さらに横筒１の底板上方に横筒内を前後
方向に区画して多数のホツパー７…をそれぞれ静
電捕集装置を設けて配設するとともに、上面をこ
れらホツパー７…の下端に臨ませ巻取機構を介し
て一方に連続又は間隔移動する一連の捕集材１１
…を張設してなるダストサンプラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13109684U JPS6146443U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ダストサンプラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13109684U JPS6146443U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ダストサンプラ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6146443U JPS6146443U (ja) | 1986-03-28 |
| JPH0424432Y2 true JPH0424432Y2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=30689688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13109684U Granted JPS6146443U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ダストサンプラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6146443U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2504827Y2 (ja) * | 1988-11-22 | 1996-07-24 | 工業技術院長 | 分析用粒子採取装置 |
| JP2005283212A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Shimadzu Corp | 浮遊粒子状物質の捕集装置 |
| JP5095596B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2012-12-12 | 株式会社日立製作所 | 粒子状物質捕集装置及び粒子状物質測定装置 |
| JP2012518186A (ja) | 2009-02-18 | 2012-08-09 | バッテル メモリアル インスティチュート | 小領域静電エアロゾルコレクタ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS519309A (en) * | 1974-07-12 | 1976-01-26 | Hitachi Ltd | Hatsushinrejisutano daiyarutoonsoshutsukairo |
| JPS5120916A (en) * | 1974-08-14 | 1976-02-19 | Hitachi Ltd | Kan moshikuha bono seizohoho |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58178659U (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-29 | 柴田科学器械工業株式会社 | 浮遊物連続捕集・測定装置におけるろ紙の駆動装置 |
| JPS5860253U (ja) * | 1982-08-05 | 1983-04-23 | 加野 元 | 圧電結晶振動法による粉塵の空気動力学的粒径分布測定装置 |
| JPS59115338U (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-03 | 三菱重工業株式会社 | スモ−クメ−タ |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP13109684U patent/JPS6146443U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS519309A (en) * | 1974-07-12 | 1976-01-26 | Hitachi Ltd | Hatsushinrejisutano daiyarutoonsoshutsukairo |
| JPS5120916A (en) * | 1974-08-14 | 1976-02-19 | Hitachi Ltd | Kan moshikuha bono seizohoho |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6146443U (ja) | 1986-03-28 |
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